JP6866120B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、再帰反射部材を備えた画像表示装置に関する。
専用眼鏡を用いることなく3次元画像を視認できる画像表示装置として、再帰反射部材と画像出力装置とハーフミラーとを備えた画像表示装置は広く知られている。
例えば下記特許文献1には、ハーフミラーと再帰反射素子とが具備され、被投影物の実鏡映像を結像する結像光学系が開示されている。この結像光学系では、被投影物から発せられる光の一部がハーフミラーで反射され、その反射された光の少なくとも一部が再帰反射素子にてハーフミラー側に再帰反射される。このようにしてハーフミラーに到達する光の少なくとも一部はハーフミラーを透過し、当該ハーフミラーに対して面対象の位置に被投影物の実鏡映像が結像される。
特開2009−25776号公報
上記特許文献1に開示されている結像光学系のような従来の画像表示装置では、被投影物、再帰反射部材及びハーフミラーはそれぞれの相対的位置が固定されている。したがって、被投影物の画像が結像される位置を適宜変更することは難しい。
そこで、本発明は、画像が結像される位置を調整し易い画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像表示装置は、ハーフミラーと、前記ハーフミラーの一面に向けて光を出力する画像出力装置と、前記画像出力装置と前記ハーフミラーとの間に配置され、前記画像出力装置から出力される前記光の少なくとも一部が通る複数の開口を有すると共に前記ハーフミラーの前記一面で鏡面反射された前記光の少なくとも一部を前記ハーフミラー側に再帰反射する再帰反射部材と、を備えることを特徴とする。
上記表示装置では、画像出力装置から出力される光の少なくとも一部が再帰反射部材に設けられる複数の開口を通ってハーフミラーに達する。ハーフミラーに達した光のうち少なくとも一部は、ハーフミラーによって鏡面反射される。ハーフミラーで鏡面反射された光の少なくとも一部は、再帰反射部材に達して再帰反射され、再びハーフミラーに達する。このようにしてハーフミラーに達した光の少なくとも一部はハーフミラーを透過し、空中の所定の位置に画像が結像される。なお、本発明において「画像」は静止画及び動画を含む。上記のように画像が結像される位置のハーフミラーからの距離は、画像出力装置からハーフミラーまでの距離とほぼ同じになる。したがって、上記画像表示装置では、ハーフミラーの位置または画像出力装置の位置を変更するだけで、画像が結像される位置を調整することができる。このように、上記画像表示装置では、画像が結像される位置を調整することが容易である。
上記画像表示装置において、前記光が出力される前記画像出力装置の発光面と、前記ハーフミラーの前記一面と、前記ハーフミラーの前記一面で鏡面反射された前記光を再帰反射する再帰反射部材の仮想再帰反射面と、が互いに平行であることが好ましい。
後に詳述するように、再帰反射部材による再帰反射は複数の再帰反射素子によって行われる。本発明の説明において「仮想再帰反射面」とは、ハーフミラーで鏡面反射された光の再帰反射に寄与する複数の再帰反射素子のそれぞれの一部を含む平面を意味する。上記のように画像出力装置の発光面と再帰反射部材の仮想再帰反射面とハーフミラーの一面である光反射面とが互いに平行であることによって、発光面から出力されて仮想再帰反射面に至るまでに光が経る距離は、発光面のいずれの位置から出力される光についてもほぼ同じとなる。したがって、発光面から出力される光の光路差によって結像される画像の輝度や解像度にばらつきが生じることを抑制することがでる。
また、前記再帰反射部材が厚さ方向に直交する方向の成分を有する方向に移動可能であることが好ましい。
画像出力装置から出力される光の一部は、再帰反射部材のうち開口が形成されていない部位によって遮られる場合がある。ここで、上記のように再帰反射部材が移動することによって、画像出力装置の発光面に対する再帰反射部材の開口の位置を継時的に変化させることができる。したがって、時間積分した場合には、画像出力装置の発光面のうちより多くの部位から出力される光を、ハーフミラーを通して上記のように空中に結像させることができる。すなわち、再帰反射部材の開口が形成されていない部位によって結像される画像に影が生じることを抑制することができる。
また、前記再帰反射部材の前記複数の開口がスリット状であり、前記再帰反射部材の移動可能な方向が、平面視において前記開口の長手方向に直交する方向の成分を有することが好ましい。
再帰反射部材の複数の開口がスリット状であることによって、当該スリット状の開口の長手方向と平行に、再帰反射部材の開口が形成されていない部位が形成される。ここで、上記のように再帰反射部材が開口の長手方向に直交する方向に移動することによって、画像出力装置の発光面から出力される光が再帰反射部材の開口が形成されてない部位によって遮られることをより抑制することができる。したがって、再帰反射部材の開口が形成されていない部位によって結像される画像に影が生じることをより抑制することができる。
また、前記画像出力装置と前記再帰反射部材との間に第1の偏光板が備えられ、前記ハーフミラーの前面側に、前記第1の偏光板を透過する偏光と直交する方向の偏光を透過する第2の偏光板が備えられ、前記再帰反射部材と前記ハーフミラーとの間に、前記再帰反射部材の複数の開口と重なる複数の開口を有する1/4波長板が備えられることが好ましい。
上記のように第1の偏光板、第2の偏光板、及び1/4波長板が備えられることによって、画像出力装置から出力される光は以下のように光路を経る。まず、画像出力装置から出力された光は第1の偏光板を通ることによって所定の方向の偏光とされる。その後、当該偏光のうち再帰反射部材の開口を通る光の少なくとも一部は1/4波長板の開口を通る。その後、当該偏光の一部はハーフミラーによって鏡面反射され、他の一部はハーフミラーを透過する。第2の偏光板は第1の偏光板を透過する偏光と直交する方向の偏光を透過するため、ここでハーフミラーを透過する偏光は第2の偏光板を透過することが抑制される。一方、ハーフミラーで鏡面反射された偏光の少なくとも一部は1/4波長板を透過して円偏光とされ、再帰反射部材で再帰反射される。このように再帰反射された円偏光は反対方向の円偏光とされて1/4波長板を再度透過し、直線偏光とされる。この直線偏光は、第1の偏光板を透過した偏光と直交する方向の偏光とされる。したがって、当該偏光のうちハーフミラーを透過する光の少なくとも一部は、第2の偏光板を透過する。このように上記構成の画像表示装置では、再帰反射部材に達せずにハーフミラーを透過する光は第2の偏光板を透過することが抑制され、再帰反射部材で再帰反射された後にハーフミラーを透過する光の少なくとも一部は第2の偏光板を透過する。したがって、空中での画像の結像に寄与する光の他の光に対する相対的強度を高め易くなり、空中で結像する画像を鮮明にすることが容易になる。
また、前記再帰反射部材及び前記1/4波長板が厚さ方向に直交する方向の成分を有する方向に移動可能であることが好ましい。
画像出力装置から出力される光の一部は、再帰反射部材のうち開口が形成されていない部位によって遮られたり、1/4波長板のうち開口が形成されていない部位を通ることによって意図しない偏光とされたりする場合がある。ここで、上記のように再帰反射部材及び1/4波長板が移動することによって、画像出力装置の発光面に対する再帰反射部材及び1/4波長板の開口の位置を継時的に変化させることができる。したがって、時間積分した場合には、画像出力装置の発光面のうちより多くの部位から出力される光を、ハーフミラーを通して上記のように空中に結像させることができる。すなわち、再帰反射部材の開口が形成されていない部位や1/4波長板の開口が形成されていない部位によって結像される画像に影が生じることを抑制することができる。
また、前記再帰反射部材及び前記1/4波長板の前記複数の開口がスリット状であり、前記再帰反射部材及び前記1/4波長板の移動可能な方向が、平面視において前記開口の長手方向に直交する方向の成分を有することが好ましい。
再帰反射部材及び1/4波長板の複数の開口がスリット状であることによって、当該スリット状の開口の長手方向と平行に、再帰反射部材及び1/4波長板の開口が形成されていない部位が形成される。ここで、上記のように再帰反射部材及び1/4波長板が開口の長手方向に直交する方向に移動することによって、画像出力装置の発光面から出力される光が再帰反射部材及び1/4波長板の開口が形成されてない部位によって遮られることをより抑制することができる。したがって、再帰反射部材の開口が形成されていない部位や1/4波長板の開口が形成されていない部位によって結像される画像に影が生じることをより抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、画像が結像される位置を調整し易い画像表示装置が提供される。
本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の断面を概略的に示す図である。 図1に示す画像表示装置を正面から見た平面図を概略的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の他の部位の断面を概略的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像表示装置を図2と同様にして示す図である。 変形例に係る画像表示装置を図2と同様にして示す図である。 他の変形例に係る画像表示装置を図2と同様にして示す図である。
以下、本発明に係る表示装置の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の断面を概略的に示す図である。図2は、図1に示す画像表示装置を正面から見た平面図を概略的に示す図である。なお、図2では、理解を容易にするため、図1に示すハーフミラー及び第2の偏光板を省略している。
図1及び図2に示すように、画像表示装置1は、画像出力装置10、第1の偏光板12、再帰反射部材14、1/4波長板16、ハーフミラー18、及び第2の偏光板20を主な構成要素として備える。
画像出力装置10は、画像を構成する光を出力する発光面10fを有する。当該光は、ハーフミラー18の一面に向けて出力される。画像出力装置10としては、例えば、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、レーザーディスプレイ、CRT、液晶プロジェクター等を用いることができる。画像出力装置10が備える光源としては、例えば、白熱電球、蛍光灯、高輝度放電ランプ(HID)、LED、EL、各種レーザー等を挙げることができる。なお、画像出力装置10の数は特に限定されず、複数備えられても良い。
ハーフミラー18は、入射する光の一部を鏡面反射し、且つ、他の一部を透過する板状部材である。ハーフミラー18の一面は上記のように光を鏡面反射する光反射面18rとされる。
このようなハーフミラー18としては、例えば、金属層を薄膜で蒸着したガラス板またはフィルム、ワイヤグリッド偏光板等が挙げられる。当該金属層を構成する金属としては、例えば、アルミニウム、銀、クロム、チタン、錫、ニッケル、亜鉛、インヂウム、ジルコニウム、ステンレス等が挙げられる。また、当該金属層を構成する金属は、合金でもよく、酸化物でもよい。例えば、厚さが50nm〜80nm程度のアルミニウムからなる金属層が表面に蒸着されたガラス板をハーフミラー18とする場合、ハーフミラー18の金属層が形成された側の面である光反射面18rにおける鏡面反射率及びハーフミラー18の光透過率を共に約50%とすることができる。また、ハーフミラー18として用いることができる市販のワイヤグリッド偏光板としては、旭化成イーマテリアルズ社製のWGF#8408(商品名)等を挙げることができる。
再帰反射部材14は、画像出力装置10とハーフミラー18との間に配置され、厚さ方向に貫通した複数の開口14hを有する板状の部材である。本実施形態の再帰反射部材14は、平面視において格子状となるように形成されることによって、複数の開口14hが形成されている。また、本実施形態の再帰反射部材14は、シート状の基材層14aと、当該基材層14aの画像出力装置10側とされる面に形成される複数の再帰反射素子14bとを有する。
複数の再帰反射素子14bは、例えば、三角錐型再帰反射素子、フルキューブコーナー型再帰反射素子などのプリズム型再帰反射素子やビーズ型再帰反射素子によって構成される。また、本実施形態の再帰反射部材14において、複数の再帰反射素子14bは基材層14a上に隙間なく形成されることが好ましい。
上記三角錐型再帰反射素子は互いに概ね垂直の関係にある3つの三角形の反射面を有し、これらの反射面は、一つの頂点を共有し、互いに隣り合う反射面同士で一つの辺を共有している。また、上記フルキューブコーナー型再帰反射素子は、互いに概ね垂直の関係にある3つの四角形の反射面を有し、これらの反射面は、一つの頂点を共有し、互いに隣り合う反射面同士で一つの辺を共有している。これらのような3つの反射面を有するプリズム型再帰反射素子に入射した光は、当該3つの反射面において順に反射されることによって、光源方向へと再帰反射する。また、ビーズ型再帰反射素子の場合、入射した光は、1回反射されることによって光源方向へと再帰反射する。
複数の再帰反射素子14bが三角錐型再帰反射素子またはフルキューブコーナー型再帰反射素子である場合、再帰反射部材14の製造時に用いる金型を精度よく製造し易い。また、フルキューブコーナー型再帰反射素子は、一般に特定の入射角度を超えない範囲で三角錐型再帰反射素子よりも高い再帰反射性を示す。
複数の再帰反射素子14bは、内部全反射型再帰反射素子であっても良く、鏡面反射型再帰反射素子であっても良い。内部全反射型再帰反射素子は、透明材料で構成され、内部全反射型再帰反射素子の反射面に接する空気等と当該透明材料との屈折率差を利用して光を内部全反射させる。すなわち、臨界角を超えた角度で再帰反射素子14bを構成する反射面に入射した光は、合計3回の内部全反射により、再帰反射する。また、鏡面反射型再帰反射素子は、アルミニウム、銀等の金属による鏡面反射層を有する。このような鏡面反射層は、プリズム型再帰反射素子の表面に金属を蒸着して設けられる。鏡面反射層の厚みは、十分に光を反射できるのであれば特に制限はないが、例えば80nm〜200nmである。鏡面反射型再帰反射素子に入射した光は、3つの上記鏡面反射層において合計3回の鏡面反射により、再帰反射する。なお、内部全反射型再帰反射素子には、鏡面反射型再帰反射素子よりも高い再帰反射性を備えさせることが容易である。
複数の再帰反射素子14bを構成する上記透明材料は、全光線透過率が30%以上の材料であることが好ましい。全光線透過率は、JIS K7105に基づき、A光源を用いて測定される。当該透明材料として好適なものとしては、例えば、ガラス等の無機材料と、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の有機材料とが挙げられる。
複数の再帰反射素子14bが内部全反射型再帰反射素子とされる場合、上記透明材料の屈折率は、1.3以上3.0以下であることが好ましい。より好ましくは、1.45以上1.7以下である。屈折率が1.3以上であれば、内部全反射条件に適し、再帰反射部材14の再帰反射性能が優れる。好適な透明材料は、フッ素樹脂(屈折率 1.34〜1.42)、アクリル系樹脂(屈折率 1.49〜1.50)、ポリカーボネート(屈折率 1.59)、ポリ塩化ビニル(屈折率 1.54)、ポリスチレン(屈折率 1.59〜1.60)、ポリエステル(屈折率 1.60)、ポリウレタン(屈折率 1.49)、ポリプロピレン(屈折率 1.48)、シクロオレフィン樹脂(屈折率 1.50〜1.54)、各種無機ガラス(屈折率 1.43〜2.14)などが挙げられる。内部全反射型再帰反射素子を構成する透明材料は、屈折率が高いほど入射角特性が優れる。屈折率が1.59と高くかつ全光線透過率が90%以上と高いため、ポリカーボネートは、プリズム型再帰反射素子に好適な透明材料の一つである。なお、屈折率は、JIS K7105に基づいて測定できる。本明細書において、屈折率は波長589nmにおける値である。
また、上記透明材料には、各種添加剤が添加されても良い。複数の再帰反射素子14bを構成する透明材料として、例えば、熱安定剤や屈折率調整剤を含むポリカーボネートを用いることができる。
再帰反射部材14は、例えば、再帰反射素子14bの形状に応じて切削加工された金型上に上記透明材料を流入させ、当該透明材料を溶融させた後に固化させて得られる。
基材層14a及び複数の再帰反射素子14bは一種類の材料によって成形されても良く、複数種類の材料によって形成されても良い。例えば、基材層14aと複数の再帰反射素子14bとを別々の部材によって成形した後に結合されても良い。ただし、再帰反射部材14を構成する複数の層の間での意図しない光の反射や、再帰反射部材14を構成する複数の層の間での分離等を抑制する観点からは、再帰反射部材14は同一の組成から構成される単層であることが好ましい。
1/4波長板16は、再帰反射部材14とハーフミラー18との間に配置され、厚さ方向に貫通した複数の開口16hを有する板状の部材である。正面視において、複数の開口16hは、再帰反射部材14に形成された複数の開口14hと重なる。1/4波長板16と再帰反射部材14とは平面視において重なるため、図2には、1/4波長板16が表れ、再帰反射部材14が表れていない。本実施形態の1/4波長板16は、再帰反射部材14の表面に固定されて一体化されている。
第1の偏光板12は、画像出力装置10と再帰反射部材14との間に設けられ、画像出力装置10から出力される光のうち所定の方向の偏光を透過する。本実施形態の第1の偏光板12は、画像出力装置10の発光面10fに固定されて画像出力装置10と一体化されている。
第2の偏光板20は、ハーフミラー18の前面側に設けられ、第1の偏光板12を透過する偏光と直交する方向の偏光を透過する。本実施形態の第2の偏光板20は、ハーフミラー18の前面に固定されてハーフミラー18と一体化されている。
なお、画像表示装置1を構成する上記各構成要素は、不図示の台や筐体等に固定されることによって、位置が固定される。ただし、画像出力装置10及びハーフミラー18は、互いの相対的位置を適宜変更可能なように固定されることが好ましい。
次に、画像出力装置10からの光の出力について説明する。
画像出力装置10から出力される光の少なくとも一部は、再帰反射部材14に設けられる複数の開口14hを通ってハーフミラー18に達する。ハーフミラー18に達した光のうち少なくとも一部は、ハーフミラー18の光反射面18rにおいて鏡面反射される。ハーフミラー18で鏡面反射された光の少なくとも一部は、再帰反射部材14に達して複数の再帰反射素子14bによって再帰反射され、再びハーフミラー18に達する。このようにしてハーフミラー18に達した光の少なくとも一部はハーフミラー18を透過し、空中の所定の位置に画像Fが結像される。
上記のように画像Fが結像される位置のハーフミラー18からの距離D1は、画像出力装置10からハーフミラー18までの距離D2とほぼ同じになる。したがって、画像表示装置1では、ハーフミラー18の位置または画像出力装置10の位置を変更するだけで、画像Fが結像される位置を調整することができる。このように、画像表示装置1では、画像Fが結像される位置を調整することが容易である。したがって、例えば、画像出力装置10をハーフミラー18から遠ざける方向に動かすと、画像Fが観察者17に近づく方向に動く。画像Fが表示されている間に上記のようにハーフミラー18と画像出力装置10との距離を変更することによって、画像Fに躍動感を与えることができる。なお、画像出力装置10は観察者17から見て第2の偏光板20及びハーフミラー18の背面側に配置されるため、上記のように画像出力装置10が動かされたとしても、観察者17にその動きが目立つことを抑制することができる。
また、本実施形態の画像表示装置1では、光が出力される画像出力装置10の発光面10fと、ハーフミラー18の光反射面18rと、ハーフミラー18の光反射面18rで鏡面反射された光を再帰反射する再帰反射部材14の仮想再帰反射面14rと、が互いに平行である。このように画像出力装置10の発光面10fと再帰反射部材14の仮想再帰反射面14rとハーフミラー18の光反射面18rとが互いに平行であることによって、発光面10fから出力されて仮想再帰反射面14rに至るまでに光が経る距離は、発光面10fのいずれの位置から出力される光についてもほぼ同じとなる。したがって、発光面10fから出力される光の光路差によって結像される画像Fの輝度や解像度にばらつきが生じることを抑制することがでる。なお、本実施形態の画像表示装置1では、仮想再帰反射面14rはハーフミラー18の光反射面18rで鏡面反射された光の再帰反射に寄与する全ての再帰反射素子14bのそれぞれの一部を含む平面である。また、本実施形態の画像表示装置1では、再帰反射部材14のうちハーフミラー18側の面である入射面14iも、画像出力装置10の発光面10f及びハーフミラー18の光反射面18rと平行である。
また、本実施形態の画像表示装置1では、上記のように第1の偏光板12、第2の偏光板20、及び1/4波長板16が備えられることによって、画像出力装置10から出力される光は以下のように光路を経る。図1には、破線で光路例を示し、合わせて偏光方向を示している。
画像出力装置10から出力された光は、まず第1の偏光板12を通ることによって所定の方向の偏光とされる。第1の偏光板12を透過する光は、例えば、横偏光とされる。その後、当該偏光のうち再帰反射部材14の開口14hを通る光の少なくとも一部は1/4波長板16の開口16hを通る。その後、当該偏光の一部はハーフミラー18の光反射面18rによって鏡面反射され、他の一部はハーフミラー18を透過する。第2の偏光板20は第1の偏光板12を透過する偏光と直交する方向の偏光を透過するため、ここでハーフミラー18を透過する偏光は第2の偏光板20を透過することが抑制される。一方、ハーフミラー18で鏡面反射された偏光の少なくとも一部は1/4波長板16を透過して円偏光とされる。このように1/4波長板16を透過する光は、例えば、右旋偏光とされる。1/4波長板16を透過した光は、再帰反射素子14bを構成する平面によって上記のように奇数回反射されて再帰反射されることにより、再帰反射素子14bに入射する円偏光とは回転方向が逆の円偏光とされる。したがって、再帰反射素子14bに入射する光が右旋偏光である場合、再帰反射素子14bで再帰反射された光は左旋偏光とされる。このように再帰反射された円偏光は1/4波長板16を再度透過し、直線偏光とされる。この直線偏光は、第1の偏光板12を透過した偏光と直交する方向の偏光とされる。したがって、第1の偏光板12を透過する偏光が横偏光である場合、当該直線偏光は縦偏光とされる。第2の偏光板20は第1の偏光板12を透過する偏光と直交する方向の偏光を透過するため、上記のように再帰反射素子14bで再帰反射されて再びハーフミラー18に到達してハーフミラー18を透過する光の少なくとも一部は、第2の偏光板20を透過する。このように画像表示装置1では、再帰反射部材14に達せずにハーフミラー18を透過する光は第2の偏光板20を透過することが抑制され、再帰反射部材14で再帰反射された後にハーフミラー18を透過する光の少なくとも一部は第2の偏光板20を透過する。したがって、空中での画像Fの結像に寄与する光の他の光に対する相対的強度を高め易くなり、空中で結像する画像Fを鮮明にすることが容易になる。
上記のように、結像する画像Fを構成する光は、再帰反射部材14の複数の開口14h及び1/4波長板16の複数の開口16hを通る。一方、画像出力装置10から出力される光の一部は、再帰反射部材14のうち開口14hが形成されていない部位によって遮られたり、1/4波長板16のうち開口16hが形成されていない部位を通ることによって意図しない偏光とされたりする場合がある。したがって、再帰反射部材14及び1/4波長板16が厚さ方向に直交する方向の成分を有する方向に移動可能であることが好ましく、再帰反射部材14及び1/4波長板16が発光面10fに平行な方向に移動可能であることがより好ましい。このように再帰反射部材14及び1/4波長板16が移動することによって、画像出力装置10の発光面10fに対する再帰反射部材14及び1/4波長板16の開口の位置を継時的に変化させることができる。したがって、時間積分した場合には、画像出力装置10の発光面10fのうちより多くの部位から出力される光を、ハーフミラー18を通して上記のように空中に結像させることができる。すなわち、再帰反射部材14の開口14hが形成されていない部位や1/4波長板16の開口16hが形成されていない部位によって画像Fに影が生じることを抑制することができる。
例えば、画像表示装置1を図3に示すような形態とすることによって、上記のように再帰反射部材14及び1/4波長板16を移動させることができる。図3は、本実施形態の画像表示装置1の他の部位の断面を概略的に示す図である。図3に示すように、再帰反射部材14及び1/4波長板16は、帯状に形成され、画像出力装置10を挟むように配置された2本のロール30の間を渡すようにして配置される。これにより、再帰反射部材14及び1/4波長板16が一体となった帯は、画像出力装置10を囲うように環状に配置される。なお、ハーフミラー18及び第2の偏光板20は、1/4波長板16から所定の距離離れた位置で支持体32に固定されている。各部材がこのように配置された状態でロール30が矢印Aで示した方向に回転することによって、再帰反射部材14及び1/4波長板16は画像出力装置10に対して相対的に矢印Bの方向に移動する。すなわち、再帰反射部材14及び1/4波長板16は、少なくとも平面視で画像出力装置10の発光面10fと重なる範囲において、再帰反射部材14及び1/4波長板16の厚さ方向に直交する方向に移動する。このような再帰反射部材14及び1/4波長板16の移動の速度及び方向は、ロール30の回転速度及び回転方向を調整することによって調整される。
このような画像表示装置1は、いわゆる3次元画像表示装置として用いられる。例えば、各種看板、情報表示装置、情報入力装置、アミューズメント機器の用途に好適である。
また、画像表示装置1に備えられる再帰反射部材14は薄く形成され得るため、再帰反射部材14を曲げて用いることもできる。すなわち、再帰反射部材14は、画像出力装置10の発光面10fが曲面や球面の場合にも適用可能である。再帰反射部材14の厚さは、例えば150μm程度にされ得る。
また、本実施形態の画像表示装置1では、仮想再帰反射面14rに入射する光の入射角をゼロに近づけることができるため、再帰反射部材14による再帰反射性を高めやすい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る画像表示装置を図2と同様にして示す図である。
本実施形態の画像表示装置2は、再帰反射部材14の複数の開口14h及び1/4波長板16の複数の開口16hの形状がスリット状である以外は、第1実施形態に係る画像表示装置1と同様である。
本実施形態の画像表示装置2では、平面視において、再帰反射部材14及び1/4波長板16の移動可能な方向が再帰反射部材14の複数の開口14h及び1/4波長板16の複数の開口16hの長手方向に直交する方向の成分を有することが好ましい。また、再帰反射部材14及び1/4波長板16の移動可能な方向は、再帰反射部材14の複数の開口14h及び1/4波長板16の複数の開口16hの長手方向に直交する方向であることがより好ましい。すなわち、再帰反射部材14及び1/4波長板16の移動可能な方向は、図4に示す矢印Cの方向またはその反対方向であることがより好ましい。再帰反射部材14及び1/4波長板16の複数の開口14h,16hがスリット状であることによって、当該スリット状の開口14h,16hの長手方向と平行に、再帰反射部材14及び1/4波長板16の開口が形成されていない部位が形成される。ここで、上記のように再帰反射部材14及び1/4波長板16が移動することによって、画像出力装置10の発光面10fから出力される光が再帰反射部材14及び1/4波長板16の開口14h,16hが形成されてない部位によって遮られることを抑制することができる。したがって、再帰反射部材14の開口14hが形成されていない部位や1/4波長板16の開口16hが形成されていない部位によって結像される画像に影が生じることを抑制することができる。
上記のように再帰反射部材14及び1/4波長板16が移動する本実施形態の画像表示装置2は、スリットアニメーションに好適である。画像表示装置2がスリットアニメーションに適用される場合、コマ数に応じて開口14h,16hの幅と互いに隣り合う開口14h,16hの間隔との比率を適宜調整することが好ましい。
以上、本発明について、第1、第2実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、上記実施形態の説明では、画像出力装置10の発光面10fとハーフミラー18の光反射面18rと再帰反射部材14の仮想再帰反射面14rとが互いに平行である例を挙げて説明したが、これらの面は互いに非平行であっても良い。また、第1の偏光板12、第2の偏光板20、及び1/4波長板16は必須の構成要素ではない。第1の偏光板12、第2の偏光板20、及び1/4波長板16が備えられない場合、再帰反射素子14bにおける反射回数は特に限定されない。また、再帰反射部材14及び1/4波長板16を移動させる方向は特に限定されず、例えば、再帰反射部材14及び1/4波長板16が一定範囲におけて振動するように動いても良く、再帰反射部材14及び1/4波長板16が厚さ方向に垂直な軸周りに回転しても良い。また、再帰反射部材14及び1/4波長板16を移動させる機構は必須の構成要素ではない。
また、再帰反射部材14及び1/4波長板16に形成される開口の形状は特に限定されない。図5及び図6に変形例を示す。図5は、変形例に係る画像表示装置を図2と同様にして示す図である。図6は、他の変形例に係る画像表示装置を図2と同様にして示す図である。図5に示す画像表示装置1aでは、再帰反射部材14及び1/4波長板16に形成される開口14h,16hの形状が三角形である。なお、図2と同様に、図5には1/4波長板16の開口16hが表れて再帰反射部材14の開口14hは表れていないが、開口14hの形状は開口16hと同様に三角形である。上記三角錐型再帰反射素子は、平面視において外形が三角形となる。したがって、再帰反射素子14bが三角錐型再帰反射素子とされる場合において、上記のように再帰反射部材14の開口14hの形状が三角形とされることによって、再帰反射素子14bの形状に沿って開口14hを設けることができる。このため、再帰反射素子14bを傷つけることを抑制しつつ開口14hを形成することができる。よって、特に開口14hの周辺に存在する再帰反射素子14bの再帰反射性が低下することを抑制できる。同様の観点から、再帰反射部材14の開口14hの形状は菱形等であっても良い。また、図6に示す画像表示装置1bでは、再帰反射部材14及び1/4波長板16に形成される開口14h,16hの形状が六角形である。なお、図2と同様に、図6には1/4波長板16の開口16hが表れて再帰反射部材14の開口14hは表れていないが、開口14hの形状は開口16hと同様に六角形である。上記フルキューブコーナー型再帰反射素子は、平面視において外形が六角形となる。したがって、再帰反射素子14bがフルキューブコーナー型再帰反射素子とされる場合において、上記のように再帰反射部材14の開口14hの形状が六角形とされることによって、再帰反射素子14bの形状に沿って開口14hを設けることができる。このため、再帰反射素子14bを傷つけることを抑制しつつ開口14hを形成することができる。よって、特に開口14hの周辺に存在する再帰反射素子14bの再帰反射性が低下することを抑制できる。
以上のように、本発明の画像表示装置は、画像が結像される位置を調整し易い。本発明の画像表示装置は、例えば、各種看板、情報表示装置、情報入力装置、アミューズメント機器に好適に用いられる。
1,1a,1b,2・・・画像表示装置
10・・・画像出力装置
12・・・第1の偏光板
14・・・再帰反射部材
14h・・・開口
16・・・1/4波長板
16h・・・開口
18・・・ハーフミラー
20・・・第2の偏光板

Claims (8)

  1. ハーフミラーと、
    前記ハーフミラーの一面に向けて光を出力する画像出力装置と、
    前記画像出力装置と前記ハーフミラーとの間に配置され、前記画像出力装置から出力される前記光の少なくとも一部が通る複数の開口を有すると共に前記ハーフミラーの前記一面で鏡面反射された前記光の少なくとも一部を前記ハーフミラー側に再帰反射する再帰反射部材と、
    を備え
    前記光が出力される前記画像出力装置の発光面と、前記ハーフミラーの前記一面と、前記ハーフミラーの前記一面で鏡面反射された前記光を再帰反射する再帰反射部材の仮想再帰反射面と、が互いに平行である
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記再帰反射部材が厚さ方向に直交する方向の成分を有する方向に移動可能である
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  3. 前記再帰反射部材の前記複数の開口がスリット状であり、
    前記再帰反射部材の移動可能な方向が、平面視において前記開口の長手方向に直交する方向の成分を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  4. 前記画像出力装置と前記再帰反射部材との間に第1の偏光板が備えられ、
    前記ハーフミラーの前記一面を基準とした前記画像出力装置側と反対側に、前記第1の偏光板を透過する偏光と直交する方向の偏光を透過する第2の偏光板が備えられ、
    前記再帰反射部材と前記ハーフミラーとの間に、前記再帰反射部材の複数の開口と重なる複数の開口を有する1/4波長板が備えられる
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  5. 前記再帰反射部材及び前記1/4波長板が厚さ方向に直交する方向の成分を有する方向に移動可能である
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  6. 前記再帰反射部材及び前記1/4波長板の前記複数の開口がスリット状であり、
    前記再帰反射部材及び前記1/4波長板の移動可能な方向が、平面視において前記開口の長手方向に直交する方向の成分を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  7. ハーフミラーと、
    前記ハーフミラーの一面に向けて光を出力する画像出力装置と、
    前記画像出力装置と前記ハーフミラーとの間に配置され、前記画像出力装置から出力される前記光の少なくとも一部が通る複数の開口を有すると共に前記ハーフミラーの前記一面で鏡面反射された前記光の少なくとも一部を前記ハーフミラー側に再帰反射する再帰反射部材と、
    を備え
    前記再帰反射部材が厚さ方向に直交する方向の成分を有する方向に移動可能である
    ことを特徴とする画像表示装置。
  8. ハーフミラーと、
    前記ハーフミラーの一面に向けて光を出力する画像出力装置と、
    前記画像出力装置と前記ハーフミラーとの間に配置され、前記画像出力装置から出力される前記光の少なくとも一部が通る複数の開口を有すると共に前記ハーフミラーの前記一面で鏡面反射された前記光の少なくとも一部を前記ハーフミラー側に再帰反射する再帰反射部材と、
    を備え
    前記画像出力装置と前記再帰反射部材との間に第1の偏光板が備えられ、
    前記ハーフミラーの前記一面を基準とした前記画像出力装置側と反対側に、前記第1の偏光板を透過する偏光と直交する方向の偏光を透過する第2の偏光板が備えられ、
    前記再帰反射部材と前記ハーフミラーとの間に、前記再帰反射部材の複数の開口と重なる複数の開口を有する1/4波長板が備えられる
    ことを特徴とする画像表示装置。
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