JP6865710B2 - ガスメータ - Google Patents

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Description

この発明は、ガスの流量を計測するガスメータに関する。
ガスメータは、供給されたガスをメータ本体内の密閉空間に流入させることにより、その流量を計測可能としている。そこで、ガスの流量計測が行われる密閉空間は、複数の部材を組み合わせることによって形成されているため、各部材間の組み付け精度は、計測精度に影響を与えることになる。このため、ガスメータにおいては、密閉空間を形成する部材間にシール部材を設けることにより、その気密性の向上を図る工夫が施されている。
そして、このような、従来のガスメータとしては、例えば、特許文献1に開示されている。
特許第6022203号公報
しかしながら、上記従来のガスメータにおいては、シール部材を多用しているため、組み立て工数及び製造コストが増大するおそれがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、組み立て工数及び製造コストを低減することができるガスメータを提供することを目的とする。
この発明に係るガスメータは、供給されたガスが内部に流入するケース本体と、ケース本体との間において、ガスの流量を計測するためのガス室を形成する蓋部材と、蓋部材との間において、計測されたガスの流量を表示する基板を収納するための大気室を形成する外装部材と、ケース本体と蓋部材との間、及び、蓋部材と外装部材との間を密閉するパッキンとを備え、パッキンは、ケース本体と蓋部材との間を密閉する第1シール部と、蓋部材と外装部材との間を密閉する第2シール部とを、一体成形したものであって、第2シール部は、ケース本体と蓋部材との間に挟まれた第1シール部からはみ出すように形成され、蓋部材と外装部材との間を繋ぐものである。
この発明によれば、組み立て工数及び製造コストを低減することができる。
この発明の実施の形態1に係るガスメータの外観斜視図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図2の要部拡大図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るガスメータの外観斜視図である。図2は、図1のII−II矢視断面図である。図3は、図2の要部拡大図である。なお、図1及び図2に記載した矢印は、ガスの流れ方向を示している。
図1及び図2に示すように、ガスメータ1は、ケース本体11、蓋部材12、フロントケース13、及び、パッキン14を備えている。ケース本体11、蓋部材12、及び、フロントケース13は、ガスメータ1の後方側から前方側に向けて順に配置されている。
ケース本体11は、供給されたガスが内部に流入するものであって、前面が開口する箱型をなしている。蓋部材12は、前面が開口する箱型をなすものの、その深さは、ケース本体11の深さよりも浅くなっている。また、蓋部材12は、ケース本体11内に嵌め込まれている。
フロントケース13は、ケース本体11及び蓋部材12を前方側から覆い、それらを保護する外装部材である。また、フロントケース13は、ケース本体11及び蓋部材12の開口端部に取り付けられている。そして、パッキン14は、環状をなしており、ケース本体11と蓋部材12との間の隙間、及び、蓋部材12とフロントケース13との間の隙間を密閉するものである。
このように、ガスメータ1は、ケース本体11、蓋部材12、及び、フロントケース13を嵌め合わせた中空構造となっている。このとき、ケース本体11の内面と蓋部材12の外面とによって区画形成された密閉空間は、ガス室15となっている。このガス室15には、被計測流体となるガスが充満しており、そのガスの流量を計測するための空間となっている。また、蓋部材12の内面とフロントケース13の裏面とによって区画形成された密閉空間は、大気室16となっている。この大気室16には、大気が充満しており、基板31を収納するための空間となっている。
図1及び図2に示すように、ケース本体11は、ガス流入管21、ガス流出管22、遮断弁駆動装置23、及び、ガス導出孔24を備えている。
ガス流入管21及びガス流出管22は、ケース本体11の上部を貫通して、ガス室15内と連通している。ガス流入管21は、ガス供給源から供給されたガスを、遮断弁駆動装置23及びガス導出孔24を介して、ガス室15内に向けて流入させるものである。ガス流出管22は、ガス室15内において流量が計測されたガスを、燃焼器等のガス装置に向けて流出させるものである。
遮断弁駆動装置23は、ガス流入管21の流路出口と連通しており、ガス室15内に配置されている。この遮断弁駆動装置23は、ガス流入管21からガス室15内に流入するガスの流れを遮断するものであって、例えば、流路、遮断弁、及び、モータ等から構成されている。流路は、ガス流入管21の流路出口とガス室15内とを繋ぐものである。遮断弁は、流路を開閉可能に支持されており、当該流路内を流れるガスの流れを遮断可能となっている。モータは、その駆動によって遮断弁を開閉動作させるものである。
ガス導出孔24は、遮断弁駆動装置23の流路下流部に形成されており、ガス室15内に向けて開口している。これにより、ガス導出孔24は、遮断弁駆動装置23の流路から流れてきたガスを、ガス室15内に向けて導出する。
ここで、ガスメータ1は、ガス室15内に流量計測手段を備えている。この流量計測手段は、供給されたガスが、ガス流入管21、ガス室15、及び、ガス流出管22を順に通過する過程において、その流量を計測する。
従って、遮断弁は、ガスの異常使用時及び地震発生時等の緊急時において、モータの駆動によって、開状態から閉状態に移行して、流路を閉鎖する。これにより、ガス流入管21からガス室15内へのガスの流入は、遮断される。また、遮断弁は、流量計測手段による流量計測時において、モータの駆動によって、閉状態から開状態に移行して、流路を開放する。これにより、ガス流入管21からガス室15内へのガスの流入は、開放される。
更に、ガスメータ1は、基板31を大気室16内に備えている。この基板31は、流量計測手段によって計測されたガスの流量を、ガスメータ1の検針値として、液晶画面に表示する。また、基板31は、遮断弁駆動装置23を駆動制御する。即ち、基板31は、ガスの流量計測時において、モータを駆動制御して、遮断弁を開ける一方、ガスの異常使用及び地震発生が検出されると、モータを駆動制御して、遮断弁を閉じる。
図1及び図2に示すように、フロントケース13は、窓41、収納部42、及び、カバー43を備えている。
窓41は、基板31の液晶画面に表示された検針値を、ガスメータ1の前方側から確認させることができる。収納部42は、遮断弁駆動装置23の電源電池等を収納するための収納空間となっており、フロントケース13の前面から後方側に向けて凹んでいる。カバー43は、収納部42の開口部を覆い隠すように、フロントケース13の前面に取り付けられている。
図2及び図3に示すように、パッキン14は、第1シール部14a及び第2シール部14bを有している。第1シール部14aと第2シール部14bとは、一体成形されている。
第1シール部14aは、ケース本体11の内面と蓋部材12の外面との間に挟まれており、それらの間の隙間を密閉している。これにより、第1シール部14aは、ガス室15からのガスの漏れ、及び、ガス室15内への気体の侵入を、防止することができる。即ち、第1シール部14aは、ガス室15の気密性を保持し、計測精度の低下を防止するものである。
第2シール部14bは、ケース本体11の内面と蓋部材12の外面との間に挟まれた第1シール部14aからはみ出すように形成された部位である。そして、第2シール部14bは、蓋部材12の内面とフロントケース13の裏面との間を繋いでおり、それらの間の隙間を密閉している。これにより、第2シール部14bは、大気室16への雨水、塵、埃等の異物の侵入を防止することができる。即ち、第2シール部14bは、大気室16への異物の侵入を防止して、基板31を保護するものである。
従って、ガスメータ1を用いてガス流量を計測する場合には、先ず、ガス供給源から供給されたガスは、ガス流入管21から遮断弁駆動装置23及びガス導出孔24を通過してガス室15内に流入する。次いで、ガス室15内に流入したガスは、流量計測手段によって、その流量が計測された後、ガス流出管22からガス装置に向けて流出する。
そして、流量計測手段によって計測されたガス流量は、検針値として、基板31の液晶画面に表示されることになり、フロントケース13の窓41を通して確認される。このとき、ガスメータ1は、パッキン14によって、ガス室15の気密性を保持すると共に、大気室16への異物の侵入を防止しているため、計測精度の低下を防止している。
以上より、実施の形態1に係るガスメータ1は、供給されたガスが内部に流入するケース本体11と、ケース本体11との間において、ガスの流量を計測するためのガス室15を形成する蓋部材12と、蓋部材12との間において、計測されたガスの流量を表示する基板31を収納するための大気室16を形成するフロントケース13と、ケース本体11と蓋部材12との間、及び、蓋部材12とフロントケース13との間を密閉するパッキン14とを備えている。
これにより、ガスメータ1は、ケース本体11と蓋部材12との間のシール位置と、蓋部材12とフロントケース13との間のシール位置との2つのシール位置を、1つのパッキン14によって密閉して、パッキン14の共用化を図ることができる。従って、ガスメータ1は、パッキン14の使用個数を削減することができるので、組み立て工数及び製造コストを低減することができる。
また、ガスメータ1は、パッキン14を第1シール部14a及び第2シール部14bから構成し、第2シール部14bを、ケース本体11と蓋部材12との間に挟まれた第1シール部14aからはみ出すように形成して、蓋部材12とフロントケース13との間で繋げている。
これにより、ガスメータ1は、基板31の保守点検または基板31の交換を行うために、フロントケース13を取り外す場合であっても、当該フロントケース13の取り外しに伴って、第2シール部14bのみが弾性変形するだけであって、第1シール部14aは、そのシール位置からずれることはない。従って、ガスメータ1は、パッキン14を用いることにより、フロントケース13を取り外しても、ガス室15の気密性を保持することができる。
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは、実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 ガスメータ
11 ケース本体
12 蓋部材
13 フロントケース
14 パッキン
14a 第1シール部
14b 第2シール部
15 ガス室
16 大気室
21 ガス流入管
22 ガス流出管
23 遮断弁駆動装置
24 ガス導出孔
31 基板
41 窓
42 収納部
43 カバー

Claims (1)

  1. 供給されたガスが内部に流入するケース本体と、
    前記ケース本体との間において、ガスの流量を計測するためのガス室を形成する蓋部材と、
    前記蓋部材との間において、計測されたガスの流量を表示する基板を収納するための大気室を形成する外装部材と、
    前記ケース本体と前記蓋部材との間、及び、前記蓋部材と前記外装部材との間を密閉するパッキンとを備え
    前記パッキンは、
    前記ケース本体と前記蓋部材との間を密閉する第1シール部と、前記蓋部材と前記外装部材との間を密閉する第2シール部とを、一体成形したものであって、
    前記第2シール部は、
    前記ケース本体と前記蓋部材との間に挟まれた前記第1シール部からはみ出すように形成され、前記蓋部材と前記外装部材との間を繋ぐ
    ことを特徴とするガスメータ。
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