JP6865648B2 - 制御装置、制御方法、プログラム及び異常検知システム - Google Patents

制御装置、制御方法、プログラム及び異常検知システム Download PDF

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Description

本発明は、ポンプ始動時にポンプケーシング内部が水で満たされていることをより確実に検知するための制御装置、制御方法、プログラム及び異常検知システムに関する。
従来、ポンプインペラ(羽根車)が吸込水位より上方に位置し、ポンプ運転時に吸い上げ運転となるポンプ設備では、真空ポンプによりポンプケーシング内部を吸気し満水させることが行われている。その際、ポンプ上部にある満水検知器により満水を検知する。ここで、満水検知器は、真空ポンプでポンプ内を満水させる際に、ポンプ内において水位が上昇して満水になった事を検知する。満水になるとポンプが始動出来るため、満水検知器で満水が検知されると、真空ポンプを停止しポンプを始動する。
特開2016−17841号公報
しかしながら、現行の満水検知器では以下のような二つの問題がある。一つの問題は、満水でないのに満水になったと誤認してしまう疑似満水である。例えば、電極棒式満水検知器は上昇してきた水位を電極により満水を検知するものであるが、この電極棒式満水検知器の電極棒にゴミ等が絡むことにより、電極が導通してしまい満水でないのに満水に
なったと誤認してしまう場合がある。また例えば、フロート式満水検知器は水位が上昇するとフロートが上昇してフロートの上部にあるスイッチが入り満水を検知するが、ポンプケーシングから吸気している段階で空気とともに水を吸引することがあり、吸引した水によってフロートが持ち上げられ、満水状態になったと誤検知することがある。この場合、実際はケーシング上部に空気が残留し、ポンプが始動すると落水してしまう。
もう一つの問題は、満水が検知できないという満水検知不能である。フロート式満水検知器で、汚水等によりフロートが固着してしまった場合、いつまでも満水を検知しないおそれがある。
このように満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)が起こってしまうことがあるが、満水の検知ミスを把握することができないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、満水の検知ミスを把握することを可能とする制御装置、制御方法、プログラム及び異常検知システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る制御装置は、水位計によって測定された水位と満水検知器が満水と判別する満水水位との差を用いて、満水時に想定される真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧または満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定する決定部と、圧力計によって測定された前記真空ポンプの吸入圧である測定圧力と前記設定吸入圧を比較するか、または電流計によって測定された前記真空ポンプの駆動電流値である測定電流値と前記設定電流値を比較する比較部と、比較結果と満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御部と、を備える。
この構成によれば、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
本発明の第2の態様に係る制御装置は、第1の態様に係る制御装置であって、前記制御部は、前記測定圧力が前記設定吸入圧を下回るかもしくは等しく、且つ前記満水検知器が満水を検知しなかった場合、前記満水検知器による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する。
この構成によれば、満水検知不能の可能性があることが報知されるので、報知を受けた管理者は満水検知器に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器を修理または交換することにより、満水検知不能な状態を早期に解消することができる。
本発明の第3の態様に係る制御装置は、第1または2の態様に係る制御装置であって、前記制御部は、前記測定圧力が前記設定吸入圧を上回り、且つ前記満水検知器が満水を検知した場合、疑似満水の可能性があることを報知するよう制御する。
この構成によれば、疑似満水の可能性があることが報知されるので、報知を受けた管理者は満水検知器に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器の異常を解消することにより、疑似満水の状態を早期に解消することができる。
本発明の第4の態様に係る制御装置は、第1の態様に係る制御装置であって、前記制御部は、前記真空ポンプの電流値が前記設定電流値を上回るかもしくは等しく、且つ前記満水検知器が満水を検知しなかった場合、前記満水検知器による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する。
この構成によれば、報知を受けた管理者は満水検知器に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器を修理または交換することにより、満水検知不能な状態を早期になくすことができる。
本発明の第5の態様に係る制御装置は、第1または4の態様に係る制御装置であって、前記制御部は、前記真空ポンプの電流値が前記設定電流値を下回り、且つ前記満水検知器が満水を検知した場合、疑似満水の可能性あることを報知するよう制御する。
この構成によれば、疑似満水の可能性があることが報知されるので、報知を受けた管理者は満水検知器に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器の異常を解消することにより、疑似満水の状態を早期に解消することができる。
本発明の第6の態様に係る制御方法は、水位計によって測定された水位と満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧または満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定する工程と、圧力計によって測定された前記真空ポンプの吸入圧である測定圧力と前記設定吸入圧を比較するか、または電流計によって測定された前記真空ポンプの駆動電流値である測定電流値と前記設定電流値を比較する工程と、比較結果と満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する工程と、を有する。
この構成によれば、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
本発明の第7の態様に係るプログラムは、コンピュータを、水位計によって測定された水位と満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧または満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定する決定部と、圧力計によって測定された前記真空ポンプの吸入圧である測定圧力と前記設定吸入圧を比較するか、または電流計によって測定された前記真空ポンプの駆動電流値である測定電流値と前記設定電流値を比較する比較部と、比較結果と満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御部と、として機能させるためのプログラムである。
この構成によれば、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
本発明の第8の態様に係る異常検知システムは、ポンプが満水か否かを検知する満水検知器と、前記ポンプの吸込水槽の水位を測定する水位計と、前記ポンプに接続された真空ポンプの吸入圧を測定する圧力計と、前記水位計によって測定された水位と前記満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される前記真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧を決定し、前記圧力計によって測定された測定圧力と前記設定吸入圧を比較し、比較結果と前記満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御装置と、を備える。
この構成によれば、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
本発明の第9の態様に係る制御装置は、第1から8のいずれかの態様に係る制御装置であって、ポンプが満水か否かを検知する満水検知器と、前記ポンプの吸込水槽の水位を測定する水位計と、前記ポンプに接続された真空ポンプの電流値を測定する電流計と、前記水位計によって測定された水位と前記満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定し、前記電流計によって測定された測定電流値と前記設定電流値を比較し、比較結果と前記満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御装置と、を備える。
この構成によれば、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
本発明の一態様によれば、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
第1の実施形態に係る異常検知システムの概略構成を示す図である。 制御盤1の概略構成を示すブロック図である。 制御装置10の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る制御装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る制御部153における処置を示す図である。 排気速度/出力と吸入圧との関係の一例を示すグラフである。 第2の実施形態に係る制御装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る制御部153における処置を示す図である。
以下、各実施形態について、図面を参照しながら説明する。各実施形態では、満水検知器の構造は現行のままで真空ポンプの特性を利用したシステムにより満水検知ミスを把握する。これにより、満水検知器の構造は現行のままで、更に新たな機器、計器は追加せず現行の施設、システムを活用することで最小限の導入費用でポンプ設備の信頼性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、水位計によって測定された水位と満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧を決定し、圧力計によって測定された真空ポンプの吸入圧である測定圧力と設定吸入圧を比較する。この比較結果と満水検知器の検知結果との間に整合性がない場合、満水検知器による満水検知ミスが起こっていることを把握することができる。
図1は、第1の実施形態に係る異常検知システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、異常検知システムSは、制御盤1と、真空ポンプ2と、電流計3と、原動機4と、原動機4に接続された減速機5と、減速機に接続されたポンプ6と、水位計7と、ポンプ6の上部に設けられ且つ真空ポンプ2に配管PPを介して接続された満水検知器8と、連成計9とを備える。
真空ポンプ2は、配管PPを介してポンプ6内を負圧にすることによって、吸込水槽VTから水を吸い上げる。
電流計3は、真空ポンプ2の電流を測定する。
水位計7は、ポンプ6の吸込水槽VTの水位(以下、吸込水位という)を測定する。
満水検知器8は、ポンプが満水か否かを検知する。満水検知器8は、電極棒式満水検知器であってもよいし、フロート式満水検知器であってもよい。
連成計9は、圧力計の一例であり、ポンプの吸入圧を測定する。ここではその一例として連成計9は、配管PPに設けられており、配管PP内の圧力を測定する。なお、吸入圧の測定は、連成計だけに限らず、真空計などの他の圧力計を用いて測定してもよい。
制御盤1は、真空ポンプ2、水位計7、満水検知器8及び連成計9と配線を介して接続されている。図2は、制御盤1の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御装置10と、表示灯20とを備える。
制御装置10には、真空ポンプの電流値、吸込水位、満水検知器8の検知結果、吸入圧を示す信号が入力される。
表示灯20は、満水検知不能の場合または疑似満水の恐れがある場合に点灯する。
図3は、制御装置10の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御装置10は、記憶部11、RAM(Random Access Memory)12、入力部13、出力部14、及びCPU(Central Processing Unit)15を備える。
記憶部11は、CPU15が実行するためのプログラムが記憶されている。
RAM12は、データを一時的に格納する。
入力部13は、真空ポンプ2、水位計7、満水検知器8及び連成計9と配線を介して接続されており、真空ポンプ2の電流値、吸込水位、満水検知器8の検知結果、吸入圧を示す信号が入力される。
出力部14は、表示灯20に接続されており、CPU15の指令に従って信号を表示灯20に出力する。
CPU15は、記憶部11からプログラムを読み出して実行することにより、決定部151、比較部152、制御部153として機能する。
図4及び図5を用いて、第1の実施形態に係る制御装置10の処理について説明する。図4は、第1の実施形態に係る制御装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)まず、制御装置10のCPU15は、水位計7によって測定された吸込水位を水位計7から取得する。
(ステップS102)次に、CPU15は、図1の満水水位と吸込水位の差を計算する。ここで満水水位は、満水検知器8が満水と判別する満水水位である。
(ステップS103)次に、決定部151は、水位計7によって測定された吸込水位と満水検知器8が満水と判別する満水水位との差を用いて、満水時に想定される真空ポンプ2の吸入圧である設定吸入圧を決定する。ここで設定吸入圧は、満水水位から吸込水位を引いた値(設定吸入圧=満水水位−吸込水位)である。図1の場合、吸込水槽VTの水位は高水位から低水位間で変化するので設定吸入圧に違いが出る。
(ステップS104)次に、比較部152は、連成計9によって測定された吸入圧(以下、測定圧力ともいう)を連成計9から取得する。
(ステップS105)次に、比較部152は、連成計9によって測定された測定圧力とステップS103で決定された設定吸入圧を比較する。
(ステップS106)そして比較部152は、測定圧力が設定吸入圧以下であるか判定する。
(ステップS107)ステップS106で測定圧力が設定吸入圧以下の場合、制御部153は、満水検知器8が満水を検知した(満水検知ON)か否か判定する。
(ステップS108)ステップS107で満水検知器8が満水を検知した場合(満水検知ONの場合)、制御部153は、真空ポンプ2を停止するよう制御する。このように制御するのは、測定圧力が設定吸入圧以下であるので満水に到達しており、満水検知器8が満水を検知しているので、満水検知器8が正常に動作していると見なせるからである。
(ステップS109)ステップS107で満水検知器8が満水を検知しなかった場合(満水検知OFFの場合)、制御部153は、満水検知器8による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する。このように制御するのは、測定圧力が設定吸入圧以下であるので満水に到達したにも関わらず、満水検知器8が満水を検知しなかったので、満水検知器8による満水検知不能の可能性があるからである。
このように、制御部153は、測定圧力が設定吸入圧を下回るかもしくは等しく、且つ満水検知器8が満水を検知しなかった場合、満水検知器8による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する。その際例えば、制御部153は、表示灯20に満水検知不能を示すランプが点灯させる。この構成により、満水検知不能があることが報知されるので、報知を受けた管理者は満水検知器8に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器8を修理または交換することにより、満水検知不能な状態を早期になくすことができる。
(ステップS110)ステップS106で測定圧力が設定吸入圧を超える場合、制御部153は、満水検知器8が満水を検知していない(満水検知OFF)か否か判定する。満水検知器8が満水を検知していない場合、真空ポンプ2の運転が継続し、処理がステップS104に戻る。このようにするのは、測定圧力が設定吸入圧を超えるので満水には到達していない状況にある中で、満水検知器8が満水を検知していないので、満水検知器8が正常に動作していると見なせるからである。
(ステップS111)ステップS110で、満水検知器が満水を検知した(満水検知ON)場合、制御部153は、疑似満水の恐れがあることを報知するよう制御する。このように制御するのは、測定圧力が設定吸入圧を超えるので満水には到達していない状況にある中で、満水検知器8が満水を検知しているので、疑似満水の可能性があるからである。
このように、制御部153は、測定圧力が設定吸入圧を上回り、且つ満水検知器8が満水を検知した場合、疑似満水の可能性があることを報知するよう制御する。その際例えば、制御部153は、表示灯20に疑似満水を示すランプを点灯させる。この構成により、疑似満水の可能性があることが報知されるので、報知を受けた管理者は満水検知器8に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器8の異常を解消することにより、疑似満水の状態を早期に解消することができる。
図5は、第1の実施形態に係る制御部153における処置を示す図である。表T1は正常な場合の処置である。表T1に示すように、測定圧力と設定吸入圧の比較結果として測定圧力が設定吸入圧を超えており且つ満水検知器8がオフの場合、満水でない状況下で満水検知器8が満水を検知しておらず、満水検知器8が正常に機能しているので、真空ポンプ2の運転が継続される。
また、表T1に示すように、測定圧力と設定吸入圧の比較結果として測定圧力が設定吸入圧以下で且つ満水検知器8がオンの場合、満水の状況下で満水検知器8が満水を検知しており、満水検知器8が正常に機能しているので、制御部153により真空ポンプ2の運転が停止される。
表T2は疑似満水の場合の処置である。表T2に示すように、測定圧力と設定吸入圧の比較結果として測定圧力が設定吸入圧を超えており且つ満水検知器8がオンの場合、満水でない状況下で満水検知器8が満水を検知しているので、制御部153により疑似満水の疑いがある旨が警報される。この際には、満水検知器8に異常があるので一度ポンプ6の起動を諦めて、制御部153により真空ポンプ2の運転を停止させる。
表T3は満水検知不能の場合の処置である。表T2に示すように、測定圧力と設定吸入圧の比較結果として測定圧力が設定吸入圧以下であり且つ満水検知器8がオフの場合、満水である状況下で満水検知器8が満水を検知していないので、制御部153により満水検知不能の疑いがある旨が警報される。また、満水の状況にあるので、制御部153により真空ポンプ2の運転が停止される。
このように、制御部153は、測定圧力と設定吸入圧の比較結果と満水検知器8の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合(すなわち2の測定圧力>設定吸入圧且つ満水検知器8がオンの場合または表の測定圧力≦設定吸入圧且つ満水検知器8がオフの場合)、報知するよう制御する。この構成により、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
以上、第1の実施形態に係る異常検知システムSは、ポンプ6が満水か否かを検知する満水検知器8と、ポンプ6の吸込水槽VTの水位を測定する水位計7と、真空ポンプ2の吸入圧を測定する圧力計の一例である連成計9と、を備える。更に異常検知システムSは、水位計7によって測定された水位と満水検知器8が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される吸入圧である設定吸入圧を決定し、連成計9によって測定された測定圧力と設定吸入圧を比較し、比較結果と満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御装置10を備える。
この構成により、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、吸入圧を用いたのに対し、第2の実施形態では、吸入圧の代わりに、真空ポンプの電流値を用いて、満水の検知ミスを検知する。ここで真空ポンプの電流値は、真空ポンプを駆動する電流の値である。第2の実施形態に係る異常検知システムSの設備及び制御装置10のハードウェア構成は、第1の実施形態に係る異常検知システムSの設備及び制御装置10のハードウェア構成と同じであるので、その説明を省略する。
図6は、排気速度/出力と吸入圧との関係の一例を示すグラフである。図6において、真空ポンプ2の性能曲線が示されている。横軸の吸入圧は上段に絶対圧力が記載され、下段に大気圧を基準とする相対圧力が記載されている。以下では一例として、吸入圧は相対圧力であるものとして説明する。
横軸の吸入圧は、満水水位(満水検知器の満水検知水位)と、水位計により測定された吸込水位との差によって決定される。この真空ポンプ2の性能曲線を利用して、決定部151は、満水時に想定される真空ポンプ2の駆動電流値である設定電流値を計算で決定する。
例えば、満水水位と吸込水位との差に対応する圧力である設定吸入圧−60kPaとすると出力は2.8kWであり、設定電流値Iは下記式(1)に従って、決定部151によって計算される。
I(A)=出力(W)/(√3×電圧(V)×電動機効率×電動機力率)…(1)
ここで電圧は、真空ポンプ2にかかる端子電圧であり、電動機効率は、真空ポンプ2内部の電送機の効率であり、電動機力率は、真空ポンプ2内部の電動機の力率である。図1の場合、吸込水槽VTの水位が高水位から低水位間で変化するので設定電流値に違いが出る。
図7及び図8を用いて、第2の実施形態に係る制御装置10の処理について説明する。図7は、第2の実施形態に係る制御装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(ステップS201)まず、制御装置10のCPU15は、水位計7によって測定された吸込水位を水位計7から取得する。
(ステップS202)次に、決定部151は、図1の満水水位と吸込水位の差を用いて、設定吸入圧を決定する。ここで満水水位は、満水検知器8が満水と判別する満水水位である。
(ステップS203)次に決定部151は例えば、設定吸入圧を用いて真空ポンプ2の性能曲線を用いて出力を求め、求めた出力を用いて式(1)に従って設定電流値を決定する。このように、決定部151は水位計7によって測定された水位と満水検知器8が満水と判別する満水水位との差を用いて、満水時に想定される真空ポンプ2の駆動電流値である設定電流値を決定する。
(ステップS204)次に、比較部152は、電流計3により測定された真空ポンプ2の駆動電流値(以下、測定電流値ともいう)を取得する。
(ステップS205)次に、比較部152は、電流計3により測定された測定電流値とステップS203で決定された設定電流値を比較する。
(ステップS206)そして比較部152は、測定電流値が設定電流値以下であるか判定する。
(ステップS207)ステップS206で測定電流値が設定電流値以上の場合、制御部153は、満水検知器が満水を検知した(満水検知ON)か否か判定する。
(ステップS208)ステップS207で満水検知器が満水を検知した場合(満水検知ONの場合)、制御部153は、真空ポンプ2を停止するよう制御する。このように制御するのは、測定電流値が設定電流値以上である場合には満水に到達しており、満水検知器が満水を検知しているので、満水検知器8が正常に動作していると見なせるからである。
(ステップS209)ステップS207で満水検知器が満水を検知しなかった場合(満水検知OFFの場合)、制御部153は、満水検知器8による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する。このように制御するのは、測定電流値が設定電流値以上であるので満水に到達したにも関わらず、満水検知器が満水を検知しなかったので、満水検知器8による満水検知不能の可能性があるからである。
このように、制御部153は、真空ポンプ2の電流値が設定電流値を上回るかもしくは等しく、且つ満水検知器8が満水を検知しなかった場合、満水検知器8による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する。その際例えば、制御部153は、表示灯20に満水検知不能を示すランプが点灯させる。この構成により、満水検知不能があることが報知されるので、報知を受けた管理者は満水検知器に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器を修理または交換することにより、満水検知不能な状態を早期になくすことができる。
(ステップS210)ステップS206で測定電流値が設定電流値を下回る場合、制御部153は、満水検知器が満水を検知していない(満水検知OFF)か否か判定する。満水検知器が満水を検知していない場合、真空ポンプ2の運転が継続し、処理がステップS104に戻る。このようにするのは、測定電流値が設定電流値を下回るので満水には到達していない状況にある中で、満水検知器8が満水を検知していないので、満水検知器8が正常に動作していると見なせるからである。
(ステップS211)ステップS210で、満水検知器が満水を検知した(満水検知ON)場合、制御部153は、疑似満水の恐れがあることを報知するよう制御する。このように制御するのは、測定電流値が設定電流値を下回るので満水には到達していない状況にある中で、満水検知器8が満水を検知しているので、疑似満水の可能性があるからである。
このように、制御部153は、真空ポンプ2の電流値が設定電流値を下回り、且つ満水検知器8が満水を検知した場合、疑似満水の可能性があることを報知するよう制御する。その際例えば、制御部153は、表示灯20に疑似満水を示すランプを点灯させる。この構成により、疑似満水の可能性があることが報知されるので、報知を受けた管理者は満水検知器に異常があるかどうか調査して、異常がある場合には満水検知器の異常を解消することにより、疑似満水の状態を早期に解消することができる。
図8は、第2実施形態に係る制御部153における処置を示す図である。表T4は正常な場合の処置である。表T4に示すように、測定電流値と設定電流値の比較結果として測定電流値が設定電流値を下回り且つ満水検知器8がオフの場合、満水でない状況下で満水検知器8が満水を検知しておらず、満水検知器8が正常に機能しているので、真空ポンプ2の運転が継続される。
また、表T4に示すように、測定電流値と設定電流値の比較結果として測定電流値が設定電流値以上で且つ満水検知器8がオンの場合、満水の状況下で満水検知器8が満水を検知しており、満水検知器8が正常に機能しているので、制御部153により真空ポンプ2の運転が停止される。
表T5は疑似満水の場合の処置である。表T5に示すように、測定電流値と設定電流値の比較結果として測定電流値が設定電流値を下回り且つ満水検知器8がオンの場合、満水でない状況下で満水検知器8が満水を検知しているので、制御部153により疑似満水の疑いがある旨が警報される。この際には、満水検知器8に異常があるので一度ポンプ6の起動を諦めて、制御部153により真空ポンプ2の運転を停止させる。
表T6は満水検知不能の場合の処置である。表T6に示すように、測定電流値と設定吸込電流値の比較結果として測定電流値が設定電流値以上であり且つ満水検知器8がオフの場合、満水である状況下で満水検知器8が満水を検知していないので、制御部153により満水検知不能の疑いがある旨が警報される。また、満水の状況にあるので、制御部153により真空ポンプ2の運転が停止される。
このように、制御部153は、測定電流値と設定電流値の比較結果と満水検知器8の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合(すなわち表5及び表6の場合)、報知するよう制御する。この構成により、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
以上、第2の実施形態に係る異常検知システムSは、ポンプが満水か否かを検知する満水検知器8と、ポンプ6の吸込水槽VTの水位を測定する水位計7と、真空ポンプ2の駆動電流を測定する電流計3と、を備える。更に異常検知システムSは、水位計7によって測定された水位と満水検知器8が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される真空ポンプ2の電流値である設定電流値を決定し、電流計3によって測定された測定電流値と設定電流値を比較し、比較結果と満水検知器8の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御装置10を備える。
この構成により、満水の検知ミス(例えば、満水検知不能、疑似満水)があることが報知されるので、ポンプの管理者は満水の検知ミスを把握することができる。
なお、各実施形態において、警報の一例として表示灯20を点灯させたが、これに代えてあるいはこれに加えて、音声で警報してもよいし、メールで通知してもよいし、コンピュータまたは端末装置に通知してもよいし、警報の態様は問わない。
なお、複数の装置を備えるシステムが、各実施形態の制御装置の各処理を、それらの複数の装置で分散して処理してもよい。また、各実施形態の制御装置の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、プロセッサが実行することにより、各実施形態の制御装置に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
以上、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 制御盤
10 制御装置
11 記憶部
12 RAM
13 入力部
14 出力部
15 CPU
151 決定部
152 比較部
153 制御部
2 真空ポンプ
20 表示灯
3 電流計
4 原動機
5 減速機
6 ポンプ
7 水位計
8 満水検知器
9 連成計
PP 配管
S 異常検知システム
VT 吸込水槽

Claims (9)

  1. 水位計によって測定された水位と満水検知器が満水と判別する満水水位との差を用いて、満水時に想定される真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧または満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定する決定部と、
    圧力計によって測定された前記真空ポンプの吸入圧である測定圧力と前記設定吸入圧を比較するか、または電流計によって測定された前記真空ポンプの駆動電流値である測定電流値と前記設定電流値を比較する比較部と、
    比較結果と満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記制御部は、前記測定圧力が前記設定吸入圧を下回るかもしくは等しく、且つ前記満水検知器が満水を検知しなかった場合、前記満水検知器による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記測定圧力が前記設定吸入圧を上回り、且つ前記満水検知器が満水を検知した場合、疑似満水の可能性があることを報知するよう制御する
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記真空ポンプの電流値が前記設定電流値を上回るかもしくは等しく、且つ前記満水検知器が満水を検知しなかった場合、前記満水検知器による満水検知不能の可能性があることを報知するよう制御する
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記真空ポンプの電流値が前記設定電流値を下回り、且つ前記満水検知器が満水を検知した場合、疑似満水の可能性あることを報知するよう制御する
    請求項1または4に記載の制御装置。
  6. 水位計によって測定された水位と満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧または満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定する工程と、
    圧力計によって測定された前記真空ポンプの吸入圧である測定圧力と前記設定吸入圧を比較するか、または電流計によって測定された前記真空ポンプの駆動電流値である測定電流値と前記設定電流値を比較する工程と、
    比較結果と満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する工程と、
    を有する制御方法。
  7. コンピュータを、
    水位計によって測定された水位と満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧または満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定する決定部と、
    圧力計によって測定された前記真空ポンプの吸入圧である測定圧力と前記設定吸入圧を比較するか、または電流計によって測定された前記真空ポンプの駆動電流値である測定電流値と前記設定電流値を比較する比較部と、
    比較結果と満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御部と、
    として機能させるためのプログラム。
  8. ポンプが満水か否かを検知する満水検知器と、
    前記ポンプの吸込水槽の水位を測定する水位計と、
    前記ポンプに接続された真空ポンプの吸入圧を測定する圧力計と、
    前記水位計によって測定された水位と前記満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される前記真空ポンプの吸入圧である設定吸入圧を決定し、
    前記圧力計によって測定された測定圧力と前記設定吸入圧を比較し、
    比較結果と前記満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御装置と、
    を備える異常検知システム。
  9. ポンプが満水か否かを検知する満水検知器と、
    前記ポンプの吸込水槽の水位を測定する水位計と、
    前記ポンプに接続された真空ポンプの駆動電流を測定する電流計と、
    前記水位計によって測定された水位と前記満水検知器が満水と判別する満水水位との差に基づいて、満水時に想定される前記真空ポンプの駆動電流値である設定電流値を決定し、
    前記電流計によって測定された測定電流値と前記設定電流値を比較し、
    比較結果と前記満水検知器の検知結果の組が予め設定された組み合わせの場合、報知するよう制御する制御装置と、
    を備える異常検知システム。
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