JP6865505B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6865505B2
JP6865505B2 JP2019561404A JP2019561404A JP6865505B2 JP 6865505 B2 JP6865505 B2 JP 6865505B2 JP 2019561404 A JP2019561404 A JP 2019561404A JP 2019561404 A JP2019561404 A JP 2019561404A JP 6865505 B2 JP6865505 B2 JP 6865505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stand
display device
hole
protrusion
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019561404A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019130392A1 (ja
Inventor
拓実 海谷
拓実 海谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Publication of JPWO2019130392A1 publication Critical patent/JPWO2019130392A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6865505B2 publication Critical patent/JP6865505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/64Constructional details of receivers, e.g. cabinets or dust covers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、スタンドにより表示面の傾斜角度を調節する表示装置に関する。
従来からスタンドを用いて表示面の傾斜角度を調節する表示装置がある(下記の特許文献1を参照)。このような表示装置は背面にスタンドを取り付け、スタンドを回転させることによって角度調節するようになっている。一方で、表示装置の小型化が進み、基板などの部品を搭載できる内部スペースは限られているため、表示装置の背面カバーに密着して基板などが配置されている。
特開2000−105538号公報
しかし、従来の表示装置のスタンドは、背面カバーの広い範囲において穴を開けてネジなどで取り付けられるため、背面カバーに密着して基板などが配置される表示装置では角度調節可能なスタンドを設けることが困難であった。また、複数のスタンドによって複数の角度を調節する表示装置では角度ごとに部品が増えるため、スタンドを設けることが一層困難であり、コスト高の要因にもなった。
本発明は、上記課題に鑑み、限られたスペースで表示面の傾斜角度の調節を行うことができる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、表示画面の角度をスタンドにより調節する表示装置であって、前記表示装置に取り付けるための突起部を有する前記スタンドと、前記スタンドを収納する収納部と、前記収納部に設けられ、前記突起部を嵌合させて前記スタンドを回動可能にする複数の穴部と、を備え、前記穴部に前記突起部を嵌合させて前記スタンドを回動させ、前記収納部の壁面への前記スタンドの押し当てを前記穴部ごとに行うことによって前記角度を調節することを特徴とする。
また、本発明の表示装置において、前記穴部の間に設けられ、前記突起部が嵌合された前記スタンドを他の穴部へ移動させる通路であるスリットを更に備え、前記突起部が前記スリット幅に応じて加工されたことは好ましい態様である。
また、本発明の表示装置において、前記角度がそれぞれの穴部と前記壁面との距離によって決定されることは好ましい態様である。
また、本発明の表示装置において、前記角度が前記スタンドの脚の長さを調節することによって決定されることは好ましい態様である。
また、本発明の表示装置において、前記角度が前記穴部の間の距離によって決定されることは好ましい態様である。
また、本発明の表示装置において、前記突起部が前記スタンドの長手方向に対して左右対称に形成され、それぞれの前記突起部を前記収納部内で対向する穴部にそれぞれ嵌合させることは好ましい態様である。
本発明によれば、限られたスペースで表示面の傾斜角度の調節を行うことができる。
実施形態における表示装置の底面部の一例を示す斜視図である。 実施形態におけるスタンドの斜視図である。 実施形態におけるスタンドを固定するための穴部と移動を可能にするスリットを示す図である。 実施形態におけるスタンドの収納時の底面からの斜視図である。 実施形態におけるスタンドの展開時の底面からの斜視図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が0度の状態の側面図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が0度の状態の背面の一部を拡大した拡大図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が0度の状態のスタンドの断面図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が5度の状態の側面図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が5度の状態の背面の一部を拡大した拡大図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が5度の状態のスタンドの断面図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が10度の状態の側面図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が10度の状態の背面の一部を拡大した拡大図である。 実施形態における表示装置の傾斜角度が10度の状態のスタンドの断面図である。 実施形態におけるスタンドのスリット移動時の表示装置の背面図である。 実施形態におけるスリット移動時のスタンドの拡大図である。 実施形態におけるスリット移動時のスタンドの斜視図である。 実施形態におけるスタンドの4段階のうち0度の次に傾斜角度が小さい場合の表示装置の背面図である。 実施形態におけるスタンドの4段階のうち0度の次に傾斜角度が小さい場合のスタンドの拡大図である。 実施形態におけるスタンドの4段階のうち0度の次に傾斜角度が小さい場合のスタンドの断面図である。 実施形態におけるスタンドの4段階のうち0度の次に傾斜角度が小さい場合の表示装置の底面側からの斜視図である。 実施形態における傾斜角度が15度の場合の表示装置の背面図である。 実施形態における傾斜角度が15度の場合のスタンドの拡大図である。 実施形態における傾斜角度が15度の場合のスタンドの断面図である。 実施形態における傾斜角度が15度の場合の表示装置の底面側からの斜視図である。 実施形態における穴部間の距離を離した場合の表示装置の背面図である。 実施形態における穴部間の距離を離した場合の穴部の拡大図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。図1は実施形態における表示装置の底面部の一例を示す斜視図である。表示装置1は情報を表示するモニタであって、例えば手のひら静脈認証装置における液晶ディスプレイなどであるが、液晶ディスプレイに限定されるものではない。表示装置1はディスプレイ(表示画面)の視認性やディスプレイへ手をかざす際の操作性をよくするために角度(傾斜)をつけられる、すなわち角度調節できるようになっている。
例えば、店舗などに表示装置1が設置され、店舗内の照明や外光などの影響により視認性が悪い場合には、角度を調節してディスプレイの視認性を向上させることが可能である。また、表示装置1が手のひら静脈認証装置のように手のひらをディスプレイにかざすものの場合、手をかざすユーザによって身長が異なるため、身長に応じて角度を調節して操作性を向上させることが可能である。
角度調節は、後述するスタンド11、スタンド収納部(以下、単に収納部と言う)12、穴部13、スリット14を用いて行うことができ、これらは表示装置1の底面部10に設けられている(図1を参照)。底面部10は表示装置1の底面に取り外し可能な構造、例えば表示装置1の本体側に設けられた凸部と底面部10側に設けられた凹部を嵌合させる構造により表示装置1の本体に結合される。結合のための構造はこれに限定されるものではなく、他の構造によって結合されるものであってもよい。なお、表示装置1は、図1に示すように表示装置1へ電源を供給したり、情報を伝達したりするための配線群16を接続することが可能となっている。
図1から図5に示すように、底面部10にはスタンド11(11a、11b)、スタンド11を収納する収納部12(12a、12b)、スタンド11を嵌合させるための穴部13(13a、13b、13c、13d)、複数の穴部13を結ぶスリット14(14a、14b、14c、14d)が設けられている。
穴部13それぞれには収納部12内において対向するペアとなる穴部が設けられ、後述するスタンド11の突起部20がペアとなる穴部13それぞれに嵌合される。また、スリット14も同様に収納部12内において対向するペアとなるスリットが設けられ、後述するように穴部13間をスタンド11が移動する際の通路として用いられる。
スタンド11は、底面部10に取り付け、収納部12から露出させることで表示装置1のディスプレイ面に角度をつけるものである。角度のつけ方としては、スタンド11を穴部13に嵌合後に回動させ、図1に示す収納部12の壁面15(15a、15b)にスタンド11を押し当てて(当接させて)机などに表示装置1を置くことでスタンド11を固定して角度をつける。ここでの壁面15は収納部12の壁面のうちスタンド11を回動させた際に当接する壁面である。
また、スタンド11は、図2に示すようにスタンド11の長手方向に対して左右対称に突起部20(20a、20b)が形成されている。突起部20を穴部13に嵌合させることによりスタンド11を取り付ける。すなわち、突起部20はスタンド11の長手方向に対して左右対称に形成され、それぞれの突起部20を収納部12内で対向する穴部13にそれぞれ嵌合させる。例えば、突起部20aを穴部13aに嵌合させ、穴部20bを穴部13aに対向するペアの穴部13bに嵌合させてスタンド11を収納部12内に取り付ける。
なお、ここではスタンド11を取り付ける際、2つの突起部20(例えば、20aと20b)と2つの穴部13(例えば、13aと13b)を用いているが、1つの突起部20と対応する1つの穴部13のみを用いて取り付けるようにしてもよい。
また、スタンド11は、穴部13へ嵌合する際、嵌合しやすいようにスタンド11の一部に切り込み部21(21a、21b)が設けられていてもよい。これにより、スタンド11の横手方向において伸縮する。そのため、嵌合時には一方の突起部20(例えば20a)を穴部13(例えば、13a)に嵌め込み、その状態でスタンド11の横手方向に力を加えて伸縮させ、もう一方の突起部20(例えば、20b)を穴部13aのペアとなる穴部13(例えば、13b)に押し込む。これにより、容易にスタンド11を穴部13に嵌合させることができる。この場合のスタンド11は伸縮可能な素材、例えばプラスチックなどの素材が好ましいが、これに限定されるものではない。
また、スタンド11の突起部20には図2に示すように切り欠き部22(22a、22b)が施されている。切り欠き部22は突起部20の円柱部分の一部を平らに加工したものである。すなわち、突起部20はスリット14の幅31に応じて加工されている。ここでは、図3に示すようにスリット14(14a)の幅31を穴部13(13a)の円の直径の長さ30より狭くするよう構成されている。
このような構成とする理由がある。図5に示すようにスタンド11(11a、11b)が収納部12(12a、12b)から展開され(露出し)、スタンド11が後述する収納部12の壁面15に押し当てられた状態で机などに表示装置1が置かれることによりディスプレイ面に角度がつけられる。この状態(展開された状態)で表示装置1の上部から力が加えられることがあるが、力を加えられても突起部20がスリット14を介して他の穴部13へ移動しないように、スリット14の幅31を穴部13の円の直径の長さ30より狭くしている。これにより、力が加わっても突起部20が他の穴部13へ移動しにくく、運用時に設定した角度を維持することができる。
一方で、後述するように、角度を調節する際にはスタンド11の突起部20を他の穴部13へ嵌合させるため、穴部13の間を容易に移動できるようにする必要がある。そのため、突起部20の一部に切り欠き部22を設け、切り欠いた突起部20がスリット14に引っかかることなく通過できるようにしている。スムーズにスリット14を通過できるようにするため、切り欠いた平らな面の端から対向する円形端までの長さ23がスリット14の幅31と同等か短くなるように切り欠く(図2を参照)。ここでは切り欠いた平らな面は1つのみであるが、上記平らな面に対向する側にも平らな面を設け、平らな面を2つ設けるなどしてもよい。
収納部12は、図1に示すようにスタンド11を収納する空間であって、底面部10の一部をくり抜いたものであり、収納部12の空間は4つの壁面で覆われている。この例では、収納部12は直方体(又は立方体)の形状の空間となっているがこれに限定されるものではなく、円柱形など他の形状の空間であってもよい。
収納部12には穴部13及びスリット14が設けられており、例えば収納部12aには穴部13a、13b及びスリット14a、14bが設けられている。穴部13aと穴部13b及びスリット14aとスリット14bは、それぞれ収納部12内において対向しており、それぞれがペアとなっている。
収納部12にスタンド11(11a、11b)が収納されている場合には図4に示すような状態となり、収納部12からスタンド11(11a、11b)が展開している(露出している)場合には図5に示すような状態となる。
スタンド11が収納部12に収納されている場合にはディスプレイ面に角度がつかず、表示装置1が置かれる机面に対してディスプレイ面はフラットな状態となる。一方、スタンド11が収納部12から展開され、収納部12の壁面15(15a、15b)にスタンド11が押し当てられた状態で表示装置1が机に置かれるとディスプレイ面に角度がついた状態となる(図5を参照)。
穴部13は、スタンド11の突起部20を嵌合させてスタンド11を底面部10に取り付けるためのものであり、スタンド11を回動可能にするものである。穴部13は、収納部12においてそれぞれペアとなる対向する穴部を有している。例えば、図1では穴部13aと穴部13b、穴部13cと穴部13dがそれぞれペアの穴部である。
なお、穴部13の数はこれに限定されるものではなく、さらに多くの穴部があってもよい。穴部13が横方向の一直線上に並んでいるため、穴部13が収納部12の所定の壁面15から遠ざかるにつれてスタンド11の回動範囲が大きくなり、スタンド11によって形成される角度が小さくなる。よって、穴部13が壁面15から遠ざかるにつれて表示装置1のディスプレイ面の傾斜が緩やかになる。すなわち、角度はそれぞれの穴部と収納部12の壁面15との距離によって決定、調節される。
スリット14は、それぞれの穴部13の間に設けられ、スタンド11を他の穴部13へ移動させる通路となるものである。スリット14は穴部13と同様に、収納部12においてそれぞれペアとなる対向するスリットを有している。例えば、図1ではスリット14aとスリット14b、スリット14cとスリット14dがペアのスリットである。スリット14は、穴部13間を結ぶ通路であるため、穴部13が増えればスリット14の数も増える。
スリット14の幅31は、穴部13の円の直径の長さ30よりも狭くなっている。これはスタンド11を穴部13に嵌合させ、角度をつけた状態で机などに表示装置1が置かれ、表示装置1の上部から力が加わった際にスタンド11の突起部20が他の穴部13へ移動しないようにするためである。スリット14の幅31が穴部13の円の直径の長さ30より狭くなっていても、角度調節をするためにスタンド11を他の穴部13へ移動させる際に容易に行えるように、突起部20に切り欠き部22が設けられている。これにより、スタンド11の固定時には突起部20は他の穴部13へ移動せず、角度調節時には容易に突起部20を他の穴部13へ移動させることが可能となる。
次に、実施形態における表示装置の角度調節構造の具体例について説明する。まず、表示装置1の傾斜角度が0度の状態について図6Aから図6Cを用いて説明する。図6Aは表示装置1の傾斜角度が0度の状態の表示装置1の側面図である。図6Aに示すように、表示装置1の傾斜角度が0度のため、表示装置1は机の設置面60に対して水平に置かれた状態となっている。このときの背面(配線群16が接続される面)の一部であるスタンド11が嵌合された穴部13を含む領域を拡大したものを図6Bに示す。
表示装置1の傾斜角度が0度の場合、スタンド11は穴部13に嵌合した状態で収納部12に収納されている。すなわち、スタンド11は露出していない。このとき、スタンド11の突起部20の切り欠き部22の平らな面はスリット14における移動方向61に対して平行でない。これにより、スリット14を介してスタンド11の突起部20が他の穴部13へ移動しにくくしている。
このときの収納部11に収納されたスタンド11の断面図を図6Cに示す。図6Cに示すように、スタンド11は露出しない形で収納部12に収納されている。
次に、表示装置1の傾斜角度が5度の状態について図7Aから図7Cを用いて説明する。図7Aは表示装置1の傾斜角度が5度の状態の表示装置1の側面図である。図7Aに示すように、表示装置1の傾斜角度が5度のため、表示装置1は机の設置面60に対して5度傾いた状態となっている。このときの背面の一部であるスタンド11が嵌合された穴部13を含む領域を拡大したものを図7Bに示す。
表示装置1の傾斜角度が5度の場合、傾斜角度が0度の場合にスタンド11の突起部20が嵌合していた穴部13とは異なる穴部13に突起部20が嵌合されている。これは収納されているスタンド11を回動させ、収納部12から展開し、突起部20の切り欠き部22の平らな面をスリット14における移動方向61に対して平行にしてスリット14を介して突起部20を他の穴部13へ移動させ、嵌合させた状態である。
このとき、スタンド11の突起部20の切り欠き部22の平らな面はスリット14における移動方向61に対して平行でない。これにより、表示装置1の上部などから力が加わってもスリット14を介してスタンド11の突起部20が他の穴部13へ移動しにくくなる。
このときのスタンド11の断面図を図7Cに示す。図7Cに示すように、スタンド11は収納部12の壁面15に押し当てられる(当接する)ことによって机の設置面60に置かれた際に固定され、表示装置1に傾斜角度(5度)がつけられる。
次に、表示装置1の傾斜角度が10度の状態について図8Aから図8Cを用いて説明する。図8Aは表示装置1の傾斜角度が10度の状態の表示装置1の側面図である。図8Aに示すように、表示装置1の傾斜角度が10度のため、表示装置1は机の設置面60に対して10度傾いた状態となっている。このときの背面の一部であるスタンド11が嵌合された穴部13を含む領域を拡大したものを図8Bに示す。
表示装置1の傾斜角度が10度の場合、傾斜角度が5度の場合にスタンド11の突起部20が嵌合していた穴部13とは異なる穴部13に突起部20が嵌合されている。傾斜角度5度から10度に変更する場合には、スタンド11を回動させ、突起部20の切り欠き部22の平らな面をスリット14における移動方向61に対して平行にしてスリット14を介して突起部20を他の穴部13へ移動させ、嵌合させる。嵌合された穴部13は傾斜角度0度の際に突起部20が嵌合されていた穴部13と同じである。ただし、突起部20の切り欠き部22の平らな面の向きはそれぞれの傾斜角度の際に穴部13に嵌合された状態の向きとは異なる。角度をつけるためにスタンド11が回動しているためである。
このとき、スタンド11の突起部20の切り欠き部22の平らな面はスリット14における移動方向61に対して平行でない。これにより、表示装置1の上部などから力が加わってもスリット14を介してスタンド11の突起部20が他の穴部13へ移動しにくくなる。
このときのスタンド11の断面図を図8Cに示す。図8Cに示すように、スタンド11は収納部12の壁面15に押し当てられる(当接する)ことによって机の設置面60に置かれた際に固定され、表示装置1に傾斜角度(10度)がつけられる。
次に、スタンド11の突起部20のスリット14の移動の詳細について説明する。図9Aはスタンド11の突起部20のスリット移動時の表示装置1の背面を示す図である。突起部20のスリット移動時には表示装置1を持ち上げ、スタンド11を回動させ、突起部20の切り欠き部22の平らな面をスリット14における移動方向61に対して平行にする。スリット移動時のスタンド11の拡大図を図9B、斜視図を図9Cに示す。
図9B及び図9Cに示すように、切り欠き部22の平らな面がスリット14における移動方向61に対して平行になるようにスタンド11を回動させた状態が示されている。これにより、突起部20がスリット14に引っ掛からずにスリット移動が容易にでき、さらにスタンド11の展開時(固定時)には強固な構造になる。
次に、傾斜角度を4段階とした場合の表示装置1について説明する。図10Aは4段階のうち0度の次に傾斜角度が小さい場合の表示装置1の背面を示す図である。傾斜角度が4段階とは、例えば0度、3度、5度、10度などの角度の段階であり、これら4段階の傾斜角度をつけるために3つの穴部13とそれぞれの穴部13をつなぐ2つのスリット14が必要となる。このときのスタンド11(11a)の拡大図を図10B、断面図を図10Cに示す。
図10Bに示すように、スタンド11aの突起部20の嵌合可能な穴部13は3つあり、穴部13iに突起部20が嵌合され、図10Cに示すようにスタンド11aが収納部12の壁面15に押し当てられることによって4段階のうち0度の次に小さい傾斜角度(例えば、3度)が形成される。さらに傾斜角度(例えば、5度)をつける場合には突起部20をスリット14上で移動させて中央の穴部13kに嵌合させ、さらに傾斜角度(例えば、10度)をつける場合には突起部20をスリット14上で移動させて右端の穴部13mに嵌合させる。
スタンド11(11a、11b)の4段階のうち0度の次に傾斜角度が小さい場合の表示装置1の底面側からの斜視図を図10Dに示す。この状態で机などに置かれると表示装置1に最小の傾斜角度をつけることができる。このように、穴部13の数を増やすことで多段階的に傾斜角度をつけることができる。
次に、スタンド11の脚の長さや穴部13間の距離を調節することで傾斜角度を調節することについて説明する。
まず、スタンド11の脚の長さを調節して傾斜角度を調節することについて説明する。図11Aは傾斜角度15度の場合における表示装置1の背面図である。ここでのスタンド11(11a、11b)は上述したスタンド11(11a、11b)の脚よりも長いものである。なお、ここでは穴部13が2つのみであるが、上述したように穴部13の数とスリット14の数を増やすことでさらに角度調節を細かく行うことが可能となる。
図11Bは傾斜角度が15度の場合のスタンド11aの拡大図を示し、図11Cはそのスタンド11aの断面図を示している。スタンド11(11a)の脚の長さを長くすることによって、同じ穴部13に突起部20を嵌合させ、収納部12の壁面15に押し当てた脚の短いスタンドよりも傾斜角度をつけることが可能となる。この場合の表示装置1の底面側からの斜視図を図11Dに示す。この状態で机などに置かれると表示装置1に15度の傾斜角度をつけることができる。なお、スタンド11の脚は伸縮可能にすることも可能である。これにより、より細かな傾斜角度の調節が可能になる。
次に、穴部13間の距離を調節することで傾斜角度を調節することについて説明する。図12Aは穴部13間の距離を離した場合における表示装置1の背面図である。ここでの穴部13間(穴部13aと穴部13eの間)の距離は上述した図3などの穴部13間(穴部13aと穴部13eの間)よりも長い。穴部13の間の距離を長くすることによってスタンド11が収納部12の壁面15に押し当てられるまでの回動域が大きくなるため、傾斜角度をより小さく調節することができる。すなわち、角度は穴部13の間の距離によって決定される。
例えば、図12Bに示すように、スタンド11の突起部22が穴部13gに嵌合され、スタンド11が収納部12に収納されている状態を考える。この状態から、スタンド11を回動させ、収納部12から展開し、突起部20の切り欠き部22の平らな面をスリット14における移動方向61に対して平行にしてスリット14cを介して突起部20を他の穴部13cへ移動させる。
移動後、スタンド11をさらに回動させ、収納部12の壁面15に押し当てる際、移動後の穴部13cが穴部13gと距離が離れている、すなわち壁面15と離れているため、スタンド11はより大きく回動し、表示装置1の底面と机の設置面60との間の角度が小さくなる。このように、穴部13間の距離を調節することで傾斜角度を調節することができる。
上述したような表示装置によれば、限られたスペースで表示面の傾斜角度の調節を行うことができる。また、角度をつけるための部品点数を削減することができ、コストを削減することができる。また、スタンドの切り欠き部により、スリット移動が容易にでき、設置時(固定時)には突起部が他の穴部へ移動しにくい構造にすることができる。
また、上述した実施の形態は、上述したものに限定されるものではなく、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
1 表示装置
10 底面部
11 スタンド
12 スタンド収納部
13 穴部
14 スリット
15 壁面
16 配線群
20 突起部
21 切り込み部
22 切り欠き部
31 幅
60 机の設置面
61 スリットにおける移動方向

Claims (5)

  1. 表示画面の角度をスタンドにより調節する表示装置であって、
    前記表示装置に取り付けるための突起部を有する前記スタンドと、
    前記スタンドを収納する収納部と、
    前記収納部に設けられ、前記突起部を嵌合させて前記スタンドを回動可能にする複数の穴部と、
    前記穴部の間に設けられ、前記突起部が嵌合された前記スタンドを他の穴部へ移動させる通路であるスリットと、を備え、
    前記突起部には、円柱部分の一部を平らに加工した切り欠き部が施され、
    前記スリットの幅は、前記穴部の円の直径より狭く、
    前記穴部に前記突起部を嵌合させて前記スタンドを回動させ、前記収納部の壁面への前記スタンドの押し当てを前記穴部ごとに行うことによって前記角度を調節することを特徴とする表示装置。
  2. 前記角度はそれぞれの穴部と前記壁面との距離によって決定されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記角度は前記スタンドの脚の長さを調節することによって決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記角度は前記穴部の間の距離によって決定されることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 前記突起部は前記スタンドの長手方向に対して左右対称に形成され、それぞれの前記突起部を前記収納部内で対向する穴部にそれぞれ嵌合させることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の表示装置。
JP2019561404A 2017-12-25 2017-12-25 表示装置 Active JP6865505B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/046433 WO2019130392A1 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019130392A1 JPWO2019130392A1 (ja) 2020-04-09
JP6865505B2 true JP6865505B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=67063334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019561404A Active JP6865505B2 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 表示装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6865505B2 (ja)
WO (1) WO2019130392A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW478700U (en) * 2000-09-20 2002-03-01 Benq Corp Wall-hanging type stand for plasma TV
JP4035774B2 (ja) * 2003-06-06 2008-01-23 船井電機株式会社 液晶テレビ用スタンドおよび液晶表示装置用スタンド
JP4823859B2 (ja) * 2006-11-02 2011-11-24 株式会社日立製作所 電子機器のチルト装置
JP5014245B2 (ja) * 2008-05-08 2012-08-29 沖電気工業株式会社 チルト機構付支持装置
JP4548621B2 (ja) * 2008-05-15 2010-09-22 岩崎通信機株式会社 スタンド付き電子機器
JP5364328B2 (ja) * 2008-09-29 2013-12-11 Necパーソナルコンピュータ株式会社 スタンド付き表示装置
JP2013110543A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Hitachi Ltd 角度調整機構
CN104100811A (zh) * 2013-04-12 2014-10-15 纬创资通股份有限公司 可插拔以改变支撑角度的脚架机构

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2019130392A1 (ja) 2020-04-09
WO2019130392A1 (ja) 2019-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9022341B2 (en) Apparatus to support portable electronic devices and other devices or objects
US8936229B2 (en) Housing assembly and electronic device using the same
US9804402B2 (en) Portable folding virtual reality device
KR102233119B1 (ko) 표시장치
US7780126B2 (en) Modified tripod and “multi-pod” for cameras and other equipment
US20120044620A1 (en) Mobile device
EP4167214A1 (en) Foldable display device
US10114410B2 (en) Cover
CN110908223B (zh) 云台拍摄器
TWI434643B (zh) 具支撐腳架之電子裝置
US10435933B2 (en) Pivoting mechanism and electronic device
KR20150096946A (ko) 힌지유닛 및 이를 구비하는 접을 수 있는 디스플레이장치
JP2020523528A (ja) 雲台撮影器
CN111415507A (zh) 遥控装置及应用所述遥控装置的遥控系统
JP2021523645A (ja) 回動軸体及び電子機器
KR102200430B1 (ko) 폴더블 디스플레이용 힌지장치
JP6865505B2 (ja) 表示装置
KR20230098099A (ko) 플렉서블디스플레이 휴대용기기의 힌지구조시스템
US20070138369A1 (en) Support apparatus
KR101909340B1 (ko) 거치대겸 셀카용 스마트폰 케이스
KR200486430Y1 (ko) 이동통신 단말기용 거치대
JPWO2009128153A1 (ja) 脚装置
US20210088176A1 (en) Ptz assembly and a clamping mechanism thereof
JP7250461B2 (ja) タブレット支持装置及びタブレットスタンド
JP6124941B2 (ja) 携帯式電子機器のスタンド構造、携帯式電子機器および保持方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6865505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250