JP6865150B2 - 単方向回転ベアリング - Google Patents

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Description

本発明は、回転ベアリングに係り、特に、回転制動時の摩擦抵抗力を減少させて動力機械に単方向伝達トルクの供給に応用できる、単方向回転ベアリングに関するものである。
現在、単方向回転制動では、ラチェット式60、弾性摩擦式70や磁着摩擦式80の3種に分類される。
図1に示すように、ラチェット式60は、芯軸61上に設けられた複数のばね62を利用して、それらの常態で同じ個数の複数のラチェット歯63をラチェット64に向けて押して、芯軸61を一方向回動させる場合、ラチェット歯63によってラチェット64の連動が係止規制される一方、他方向回動させる場合、ラチェット歯63でばね62を圧縮して各ラチェット64間に飛び跳ねて空転に至る。なお、上記のラチェット式60では、空転時、各ラチェット歯63を各ばね62によってラチェット64に向けて押すので、たくさんの跳ね動く抵抗力が生じる。
図2に示すように、その弾性摩擦式70は、軸受環71上に設置された複数のばね72の常態を利用して、同じ個数の複数の摩擦具73を芯軸74に向けて押して、一方向回動させる場合、摩擦具73が変位してばね72を圧縮すると共に、芯軸74の回動に合わせて空転に至る一方、他方向回動させる場合、摩擦具73を逆転に合わせてばね72で押し出させ、次いで摩擦具73を介して軸受環71と芯軸74とを同時に係着して連動が生じる。なお、上記の弾性摩擦式70では、空転時、摩擦具73と芯軸74との間に、前記各摩擦具73は各ばね72の押動を受けて、芯軸74と軸受環71との間に対してたくさんの弾性抵抗力が生じる。
上記の各ばね62,72の跳ね動く抵抗力と転動抵抗力の設計によれば、単方向回転制動機の空転による抵抗力を増加させることになり、例えば、自転車に装着される場合、前記空転による抵抗力によって、自転車のペダルを踏み漕がない時の滑走可能距離を大幅に減少させる弊害が生じるため、それらの跳ね動く抵抗力や転動抵抗力を減少させることができれば、自転車に乗車している際に同一の走行距離で比較すると、より省力化が図れるはずである。
また、図3〜図5に示すように、その磁着摩擦式80は、軸受環81の上に設置された複数のラッチ溝82を利用して、前記各ラッチ溝82の底部ごとに磁石83を設置し、前記各ラッチ溝82内ごとに前記磁石83の磁着位置決めのための摩擦具84を設置し、上記のように設置された複数の磁石83の常態で各摩擦具84によって芯軸85を吸引し得るように構成される。軸受環81を一方向回動させる場合、摩擦具84が磁石83上に滑り移動されると共に、芯軸85の回動に合わせて空転に至る一方、軸受環81を他方向回動させる場合、摩擦具84も前記磁石83の磁着によって同じ方向に回動され、次いで摩擦具84を介して軸受環81と芯軸85とを同時に係着して連動が生じる。空転時、上記の摩擦具84は、芯軸85に対して抵抗力が生じ、前記抵抗力は、各磁石83によって各摩擦具84を吸引する磁着抵抗力である。
以上に述べた各従来例から分かるように、ラチェット式60の芯軸61でラチェット64の各ラチェット歯63を連動するためには、いずれも同じ個数のばね62を必要とする。弾性摩擦式70の芯軸74で軸受環71の各摩擦具73を連動するためには、いずれも同じ個数のばね72を必要とする。磁着摩擦式80の芯軸85で軸受環81の各摩擦具84を連動するためには、いずれも同じ個数の磁石83を必要とする。前記各ばね62,72及び各磁石83は、空転状態になるたびに芯軸61,74,85に対して抵抗力が生じ、前記抵抗力によって、自転車のペダルを踏み漕がない時の滑走可能距離を減少させる弊害が生じるため、前記ばね62,72または磁石83の設置個数を少なくすれば、抵抗力が小さくなることが分かり、またばね62,72または磁石83は、同じ個数のチェット歯63または摩擦具73,84に対応して、チェット歯63または摩擦具73,84の個数がさらにトルク力に関連するので、個数が多ければ多いほど、生じるトルク力が強くなり、空転の摩擦抵抗力を減少させるために、一部のトルク力を犠牲しなければならない。
本発明に係る単方向回転ベアリングは、回転制動機本体と、複数本のローラー棒と、2枚の連動環状片と、少なくとも1つの位置戻り手段とを備えることで、回転制動機本体に対して貫通配置された芯軸が正回転する場合には回転制動機本体が連動回転し、芯軸が逆回転する場合には空転する。
前記回転制動機本体は、内環面と、両側面とを有し、前記内環面には、前記各ローラー棒に対応する複数の収容溝が所定間隔おきに環状に配列され、かつ前記各収容溝は、係止規制端と、離脱端とを含み、当該係止規制端の係止規制深度が当該離脱端の離脱深度よりも小さく、また前記回転制動機本体の両側面には、それぞれ環状溝が設けられる。前記複数のローラー棒が前記回転制動機本体の各収容溝内に置かれ、当該係止規制端と当該離脱端との間に変位可能に配置され、当該ローラー棒がある直径を持つ棒状をなし、前記直径が前記回転制動機本体の各収容溝の係止規制端の係止規制深度よりも大きくて、前記回転制動機本体の各収容溝の離脱端の離脱深度よりも小さく、かつ当該ローラー棒の対向両端に各々位置制限凸柱が設けられる。前記2枚の連動環状片がそれぞれ前記回転制動機本体の両側面の環状溝箇所に設けられると共に、前記2枚の連動環状片が所定角度の回動を生じさせることができ、当該連動環状片上に複数の連動孔が設けられ、前記連動孔が前記位置制限凸柱よりも大きく、かつ前記ローラー棒の直径よりも小さく形成することで前記ローラー棒を前記回転制動機本体の直径方向で変位可能に構成し、前記位置制限凸柱が前記連動孔を貫通して、当該連動環状片が所定角度の回動を生じさせる場合に、前記すべてのローラー棒が同期連動される。
前記少なくとも1つの位置戻り手段の個数が前記複数本のローラー棒の本数よりも少なくして、前記2枚の連動環状片を常態において当該離脱端から当該係止規制端へ押し付けるようにすることで、少数の当該位置戻り手段によって多数の当該ローラー棒を同期制御することができる。
本発明の目的は、ある位置戻り手段を用いて2枚の連動環状片を連動してから、2枚の連動環状片によって複数のローラー棒を連動して同期動作を達成することで、前記ローラー棒の個数を増加しても他の同等個数のばねや磁石を使用する必要がなく、空転の摩擦抵抗力を大幅に減少させることができる一方、ローラー棒の個数を増加する設置によってトルク力を増加することもできることである。
従来のラチェット式構造を示す図である。 従来の弾性摩擦式構造を示す図である。 従来の磁着摩擦式構造を示す図である。 従来の磁着摩擦式連動を示す図である。 従来の磁着摩擦式空転を示す図である。 本発明の立体組合せ図である。 本発明の立体分解図である。 本発明の半立体組合せ図である。 本発明の正面組合せ断面図である。 本発明の正面組合せの一部断面拡大図である。 本発明の側面組合せ断面図である。 本発明の連動作動図である。 本発明の空転作動図である。 本発明の別の実施例の連動作動図である。 本発明の別の実施例の空転作動図である。 本発明のさらに別の実施例の平面構造図である。
図6〜図11に示すように、本発明は、回転制動機本体10と、複数本のローラー棒20(本実施例では、ローラー棒20を14本使用)と、2枚の連動環状片30と、少なくとも1つの位置戻り手段40と、2つの外蓋50とを備える。
前記回転制動機本体10は、少なくとも1つの環形体10Aから構成され、本実施例において、前記回転制動機本体10は、2つのシート状の環形体10Aを積重結合してなるものであり、前記回転制動機本体10は、内環面11と、両側面12,13とを有し、前記内環面11には、前記各ローラー棒20に対応する複数の収容溝111(本実施例では、収容溝111を14使用)が所定間隔おきに環状に配列され、それらの収容溝111が前記回転制動機本体10の両側面12,13を穿設して形成され、かつ前記各収容溝111は、係止規制端1111と、離脱端1112とを含み、当該係止規制端1111の係止規制深度h1が当該離脱端1112の離脱深度h2よりも小さく、また前記回転制動機本体10の両側面12,13には、それぞれ環状溝14が設けられ、当該環状溝14に合わせて少なくとも1つの位置戻り溝15(本実施例では、位置戻り溝15を4つ使用)が設けられ、当該位置戻り溝15の個数が前記複数本のローラー棒20の本数よりも少ない。
前記複数のローラー棒20が前記回転制動機本体10の各収容溝111内に置かれ、当該係止規制端1111と当該離脱端1112との間に変位可能に配置され、当該ローラー棒20が棒状をなして直径d1を持ち、前記直径d1が前記回転制動機本体10の収容溝111の係止規制端1111の係止規制深度h1よりも大きくて、前記回転制動機本体10の収容溝111の離脱端1112の離脱深度h2よりも小さく、かつ当該ローラー棒20の対向両端に各々位置制限凸柱21が設けられる。
前記2枚の連動環状片30がそれぞれ前記回転制動機本体10的両側面12,13の環状溝14箇所に設けられると共に、前記2枚の連動環状片30が所定角度の回動を生じさせることができ、前記位置戻り溝15に対応して少なくとも1枚の位置戻り当接片31が設けられると共に、当該連動環状片30上に複数の連動孔32(本実施例では、連動孔32を14使用)が設けられ、前記連動孔32が前記位置制限凸柱21よりも大きく、かつ前記ローラー棒20の直径d1よりも小さく、なお位置制限凸柱21が前記連動孔32を貫通して、当該連動環状片30が所定角度の回動を生じさせる場合に、前記すべてのローラー棒20が同期連動される。
前記少なくとも1つの位置戻り手段40の個数が前記複数本のローラー棒20の本数よりも少なく、その位置戻り手段40が弾性を持つばねであっても良く、磁着によって位置戻りを達成できる磁性を持つ磁石であってもよい。本実施例において、その位置戻り手段40がばねであり、ばねである前記位置戻り手段40が前記少なくとも1つの位置戻り溝15に設けられて前記回転制動機本体10と前記少なくとも1枚の位置戻り当接片31に弾性抵抗を付与して、前記2枚の連動環状片30を常態において当該離脱端1112から当該係止規制端1111へ押し付けるようにすることで、少数のその位置戻り手段40によって多数の当該ローラー棒20を当該係止規制端1111と当該離脱端1112との間に変位可能に同期制御することができる。
2つの外蓋50が前記回転制動機本体10の両側面12,13に固定されて、前記2枚の連動環状片30を制限するようにすることで、前記2枚の連動環状片30が所定角度の回動を生じさせるが、抜脱不能に配置されている
図12に示すように、使用状態が連動使用である場合、芯軸100が前記回転制動機本体10の中心を貫通して前記各ローラー棒20に接触し、前記芯軸100を正転させると、前記2枚の連動環状片30もそれらの1つの位置戻り手段40の押動を受けて正転することになり、前記各ローラー棒20がその位置戻り手段40によって同時に同期して押動されることで、前記各ローラー棒20を当該離脱端1112から当該係止規制端1111まで移動させ、前記各ローラー棒20を前記芯軸100と前記回転制動機本体10とに係着することにより、連動を達成することができる。
図13に示すように、使用状態が空転使用である場合、芯軸100が前記回転制動機本体10の中心を貫通して前記各ローラー棒20に接触し、前記芯軸100で前記各ローラー棒20を逆転押動させると、前記各ローラー棒20の逆転押動によって前記2枚の連動環状片30を逆転することになり、前記各ローラー棒20を当該係止規制端1111から当該離脱端1112まで移動させると共に、当該離脱端1112が空転する際に前記回転制動機本体10を連動させないようにすることにより、空転を達成することができる。
この際、連動孔32が位置制限凸柱21よりも大きく形成されることで、ローラー棒20が回転制動機本体10の直径方向で変位可能となり(図12及び図13参照)、図13の空転時においてローラー棒20と芯軸100との間に隙間を設けた空転が行なわれる。
図14と図15に示すように、別の実施例において、その位置戻り手段40が磁石40Aと被磁着具40Bとからなり、前記磁石40Aが当該連動環状片30上に設けられ、前記被磁着具40Bが前記磁石40Aに対応して前記回転制動機本体10に設けられ、前記磁石40Aを前記被磁着具40Bに磁着することにより、その位置戻り手段40が達成できる。
図16に示すように、さらに別の実施例において、その位置戻り手段40が第1磁石40Cと第2磁石40Dとからなり、前記第1磁石40Cが当該連動環状片30上に設けられ、前記第2磁石40Dが前記第1磁石40Cに対応して前記回転制動機本体10に設けられ、かつ同極同士を対面させるようにし、同極反発力を利用してその位置戻り手段40が達成できる。
上記の具体的な実施例の構造によれば、下記の効益が得られる。
1.本発明は、1つの位置戻り手段40を利用して2枚の連動環状片30を連動してから、2枚の連動環状片30によって複数のローラー棒20を連動して同期動作を達成することで、前記ローラー棒20の個数を増加しても他の同等個数のばねや磁石を使用する必要がなく、空転の摩擦抵抗力を大幅に減少させることができる一方、ローラー棒20の個数を増加する設置によってトルク力を増加することもできる。従来、14本のローラー棒を使用する場合では、14のばねや14の磁石を使用する必要があるため、必ず同一の14筋の抵抗力を生じることに対し、本発明では、4つのばねを利用して2枚の連動環状片30を制御すれば、14本のローラー棒20を同期連動させることができ、ローラー棒20の本数よりも少ない個数のばねで、空転の摩擦抵抗力を減少させることができる一方、連動のトルク力を増加することもできる。
2.本発明は、その連動環状片30によって前記各ローラー棒20を前記回転制動機本体10の収容溝111内に制限する効果を同時に兼ね備えており、前記芯軸100の未配置による抜脱を回避することができる。
10:回転制動機本体
10A:環形体
11:内環面
111:収容溝
1111:係止規制端
1112:離脱端
12,13:側面
14:環状溝
15:位置戻り溝
20:ローラー棒
21:位置制限凸柱
30:連動環状片
31:位置戻り当接片
32:連動孔
40:位置戻り手段
50:外蓋
40A:磁石
40B:被磁着具
40C:第1磁石
40D:第2磁石
100:芯軸
h1:係止規制深度
h2:離脱深度
d1:直径

Claims (9)

  1. 回転制動機本体と、複数本のローラー棒と、2枚の連動環状片と、少なくとも1つの位置戻り手段とを備え前記回転制動機本体を回転可能とする単方向回転ベアリングであって、
    前記回転制動機本体は、内環面と、両側面とを有し、前記内環面には、前記各ローラー棒に対応する複数の収容溝が所定間隔おきに環状に配列され、かつ前記各収容溝は、係止規制端と、離脱端とを含み、当該係止規制端の係止規制深度が当該離脱端の離脱深度よりも小さく、また前記回転制動機本体の前記両側面には、それぞれ環状溝が設けられ、
    前記複数のローラー棒が前記回転制動機本体の前記各収容溝内に置かれ、当該係止規制端と当該離脱端との間に変位可能に配置され、当該ローラー棒がある直径を持つ棒状をなし、前記直径が前記回転制動機本体の前記各収容溝の当該係止規制端の係止規制深度よりも大きくて、前記回転制動機本体の前記各収容溝の当該離脱端の離脱深度よりも小さく、かつ当該ローラー棒の対向両端に各々位置制限凸柱が設けられ、
    前記2枚の連動環状片がそれぞれ前記回転制動機本体の前記両側面の当該環状溝箇所に設けられると共に、所定角度の回動を生じさせ、当該連動環状片上に複数の連動孔が設けられ、前記連動孔が前記位置制限凸柱よりも大きく、かつ前記ローラー棒の直径よりも小さく形成することで前記ローラー棒を前記回転制動機本体の直径方向で変位可能に構成し、前記位置制限凸柱が前記連動孔を貫通して、当該連動環状片が所定角度の回動を生じさせる場合に、前記すべてのローラー棒が同期連動され、
    前記少なくとも1つの位置戻り手段は、前記連動環状片の外周位置に対応する前記両側面に形成され、前記位置戻り手段の個数が前記複数本のローラー棒の本数よりも少なくして、前記2枚の連動環状片を常態において当該離脱端から当該係止規制端へ押し付けるようにすることを特徴とする、単方向回転ベアリング
  2. 前記回転制動機本体は、少なくとも1つの環形体から構成されることを特徴とする、請求項1に記載の単方向回転ベアリング
  3. 前記回転制動機本体の前記両側面には、当該環状溝に合わせて少なくとも1つの位置戻り溝が設けられ、前記少なくとも1つの位置戻り溝の個数が前記複数本のローラー棒の本数よりも少なく、前記2枚の連動環状片が前記位置戻り溝に対応して少なくとも1枚の位置戻り当接片が設けられ、前記少なくとも1つの位置戻り溝に設けられて前記少なくとも1枚の位置戻り当接片に弾性抵抗を付与する前記少なくとも1つの位置戻り手段が弾性を持つばねであることを特徴とする、請求項1に記載の単方向回転ベアリング
  4. 前記少なくとも1つの位置戻り手段が磁石と被磁着具とからなり、前記磁石が当該連動環状片上に設けられ、前記被磁着具が前記磁石に対応して前記回転制動機本体に設けられ、前記磁石を前記被磁着具に磁着することにより、前記少なくとも1つの位置戻り手段が達成できることを特徴とする、請求項1に記載の単方向回転ベアリング
  5. 前記少なくとも1つの位置戻り手段が第1磁石と第2磁石とからなり、前記第1磁石が当該連動環状片上に設けられ、前記第2磁石が同極同士を対面させるように前記第1磁石に対応して前記回転制動機本体に設けられ、同極反発力を利用して前記少なくとも1つの位置戻り手段が達成できることを特徴とする、請求項1に記載の単方向回転ベアリング
  6. 2つの外蓋をさらに備え、前記2つの外蓋が前記回転制動機本体の前記両側面に固定されて、前記2枚の連動環状片を制限するようにすることで、前記2枚の連動環状片が所定角度の回動を生じさせるが、抜脱不能に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の単方向回転ベアリング
  7. 回転制動機本体と、複数本のローラー棒と、2枚の連動環状片と、少なくとも1つの位置戻り手段とを備え前記回転制動機本体を回転可能とする単方向回転ベアリングであって、
    前記回転制動機本体は、内環面と、両側面とを有し、前記内環面には、前記各ローラー棒に対応する複数の収容溝が所定間隔おきに環状に配列され、かつ前記各収容溝は、係止規制端と、離脱端とを含み、当該係止規制端の係止規制深度が当該離脱端の離脱深度よりも小さく、
    前記複数のローラー棒が前記回転制動機本体の前記各収容溝内に置かれ、当該ローラー棒がある直径を持つ棒状をなし、前記直径が前記回転制動機本体の前記各収容溝の当該係止規制端の係止規制深度よりも大きくて、前記回転制動機本体の前記各収容溝の当該離脱端の離脱深度よりも小さく、かつ当該ローラー棒の対向両端に各々位置制限凸柱が設けられ、
    前記2枚の連動環状片がそれぞれ前記回転制動機本体前記両側面に設けられると共に、所定角度の回動を生じさせ、当該連動環状片上に複数の連動孔が設けられ、前記連動孔が前記位置制限凸柱よりも大きく、かつ前記ローラー棒の直径よりも小さく形成することで前記ローラー棒を前記回転制動機本体の直径方向で変位可能に構成し、前記位置制限凸柱が前記連動孔を貫通して、当該連動環状片が所定角度の回動を生じさせる場合に、前記すべてのローラー棒が同期連動されて当該係止規制端と当該離脱端との間に変位可能に配置され、
    前記少なくとも1つの位置戻り手段は、前記連動環状片の外周位置に対応する前記両側面に形成され、前記位置戻り手段の個数が前記複数本のローラー棒の本数よりも少なくして、前記2枚の連動環状片を常態において当該離脱端から当該係止規制端へ押し付けるようにすることを特徴とする、単方向回転ベアリング
  8. 前記回転制動機本体の前記両側面には、それぞれ環状溝が設けられ、当該連動環状片が前記回転制動機本体の前記両側面の当該環状溝箇所に設けられることを特徴とする、請求項7に記載の単方向回転ベアリング
  9. 前記連動孔が前記位置制限凸柱よりも大きく、かつ前記ローラー棒の直径よりも小さいことを特徴とする、請求項7に記載の単方向回転ベアリング
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