JP6863232B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP6863232B2
JP6863232B2 JP2017209788A JP2017209788A JP6863232B2 JP 6863232 B2 JP6863232 B2 JP 6863232B2 JP 2017209788 A JP2017209788 A JP 2017209788A JP 2017209788 A JP2017209788 A JP 2017209788A JP 6863232 B2 JP6863232 B2 JP 6863232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
groove
lug groove
shoulder
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017209788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019081449A (ja
Inventor
武士 金子
武士 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2017209788A priority Critical patent/JP6863232B2/ja
Publication of JP2019081449A publication Critical patent/JP2019081449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6863232B2 publication Critical patent/JP6863232B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

この発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、タイヤのトラクション性能と耐久性能とを両立できる空気入りタイヤに関する。
砂地や岩場などの走行に使用されるオフロード用タイヤでは、タイヤのトラクション性を高めるために、傾斜ラグ溝およびブロック列を主体としたトレッドパターンが採用されている。かかる構成を採用する従来の空気入りタイヤとして、特許文献1に記載される技術が知られている。
特開2015−223884号公報
一方で、上記したオフロード用タイヤでは、走行時におけるラグ溝の溝底の損傷を抑制すべき課題がある。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイヤのトラクション性能と耐久性能とを両立できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる空気入りタイヤは、タイヤ接地端に開口する複数のショルダーラグ溝と、タイヤ赤道面に交差すると共にタイヤ周方向に対して傾斜しつつ延在して前記ショルダーラグ溝に連通するセンターラグ溝と、前記ショルダーラグ溝および前記センターラグ溝に区画された複数のショルダーブロックおよび複数のセンターブロックとを備える空気入りタイヤであって、前記ショルダーラグ溝が、前記ショルダーラグ溝の溝底に形成されると共に前記ショルダーラグ溝の溝長さ方向に延在するリブ状の凸部を備え、且つ、前記凸部が、前記ショルダーラグ溝と前記センターラグ溝との接続点に拡幅部を有することを特徴とする。
この発明にかかる空気入りタイヤでは、凸部がショルダーラグ溝とセンターラグ溝との接続点に拡幅部を有するので、ラグ溝の溝底が凸部の拡幅部により効果的に保護される。これにより、路石によるラグ溝の溝底の損傷が抑制される利点がある。また、凸部が、大きな溝容積を持つラグ溝の接続点に形成されるので、凸部の配置に起因するトラクション性の低下が抑制される利点がある。
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。 図2は、図1に記載した空気入りタイヤのトレッド面を示す平面図である。 図3は、図2に記載したトレッドパターンの要部を示す拡大図である。 図4は、図3に記載した凸部を示す説明図である。 図5は、図3に記載した凸部を示すA視断面図である。 図6は、図3に記載したショルダーラグ溝を示すB視断面図である。 図7は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[空気入りタイヤ]
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。同図は、タイヤ径方向の片側領域の断面図を示している。また、同図は、空気入りタイヤの一例として、乗用車用ラジアルタイヤを示している。
同図において、タイヤ子午線方向の断面とは、タイヤ回転軸(図示省略)を含む平面でタイヤを切断したときの断面をいう。また、符号CLは、タイヤ赤道面であり、タイヤ回転軸方向にかかるタイヤの中心点を通りタイヤ回転軸に垂直な平面をいう。また、タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸に平行な方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸に垂直な方向をいう。
空気入りタイヤ1は、タイヤ回転軸を中心とする環状構造を有し、一対のビードコア11、11と、一対のビードフィラー12、12と、カーカス層13と、ベルト層14と、トレッドゴム15と、一対のサイドウォールゴム16、16と、一対のリムクッションゴム17、17とを備える(図1参照)。
一対のビードコア11、11は、スチールから成る1本あるいは複数本のビードワイヤを環状かつ多重に巻き廻して成り、ビード部に埋設されて左右のビード部のコアを構成する。一対のビードフィラー12、12は、一対のビードコア11、11のタイヤ径方向外周にそれぞれ配置されてビード部を補強する。
カーカス層13は、1枚のカーカスプライから成る単層構造あるいは複数枚のカーカスプライを積層して成る多層構造を有し、左右のビードコア11、11間にトロイダル状に架け渡されてタイヤの骨格を構成する。また、カーカス層13の両端部は、ビードコア11およびビードフィラー12を包み込むようにタイヤ幅方向外側に巻き返されて係止される。また、カーカス層13のカーカスプライは、スチールあるいは有機繊維材(例えば、アラミド、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなど)から成る複数のカーカスコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成され、絶対値で80[deg]以上95[deg]以下のカーカス角度(タイヤ周方向に対するカーカスコードの長手方向の傾斜角として定義される)を有する。なお、図1の構成では、カーカス層13が単一のカーカスプライから成る単層構造を有するが、これに限らず、カーカス層13が複数のカーカスプライを積層して成る多層構造を有しても良い(図示省略)。
ベルト層14は、一対の交差ベルト141、142と、ベルトカバー143および一対のベルトエッジカバー144とを積層して成り、カーカス層13の外周に掛け廻されて配置される。一対の交差ベルト141、142は、スチールあるいは有機繊維材から成る複数のベルトコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成され、絶対値で20[deg]以上55[deg]以下のベルト角度を有する。また、一対の交差ベルト141、142は、相互に異符号のベルト角度(タイヤ周方向に対するベルトコードの長手方向の傾斜角として定義される)を有し、ベルトコードの長手方向を相互に交差させて積層される(いわゆるクロスプライ構造)。ベルトカバー143および一対のベルトエッジカバー144は、スチールあるいは有機繊維材から成るベルトコードをコートゴムで被覆して構成され、絶対値で0[deg]以上10[deg]以下のベルト角度を有する。また、ベルトカバー143および一対のベルトエッジカバー144は、例えば、1本あるいは複数本のベルトコードをコートゴムで被覆して成るストリップ材であり、このストリップ材を交差ベルト141、142の外周面に対してタイヤ周方向に複数回かつ螺旋状に巻き付けて構成される。
トレッドゴム15は、カーカス層13およびベルト層14のタイヤ径方向外周に配置されてタイヤのトレッド部を構成する。一対のサイドウォールゴム16、16は、カーカス層13のタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置されて左右のサイドウォール部を構成する。一対のリムクッションゴム17、17は、左右のビードコア11、11およびカーカス層13の巻き返し部のタイヤ径方向内側にそれぞれ配置されて、ビード部のリム嵌合面を構成する。
[トレッドパターン]
図2は、図1に記載した空気入りタイヤのトレッド面を示す平面図である。同図は、オフロード用タイヤのトレッドパターンを示している。同図において、タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸周りの方向をいう。また、符号Tは、タイヤ接地端であり、寸法記号TWは、タイヤ接地幅である。また、同図では、後述するショルダーラグ溝21およびセンターラグ溝22の溝中心線が仮想線により示されている。
図2に示すように、空気入りタイヤ1は、ショルダーラグ溝21、センターラグ溝22および連通溝23と、これらのラグ溝21〜23に区画されて成る複数のショルダーブロック31および複数のセンターブロック32とを備える。
ショルダーラグ溝21は、タイヤ接地端Tに開口するラグ溝であり、特にオフロード用タイヤにおいて、20[mm]以上の溝幅および10[mm]以上の溝深さを有する。また、複数のショルダーラグ溝21が、タイヤ周方向に所定ピッチで配列される。
センターラグ溝22は、タイヤ赤道面CLに交差すると共にタイヤ周方向に対して傾斜しつつ延在してショルダーラグ溝21に連通するラグ溝であり、特にオフロード用タイヤにおいて、8[mm]以上の溝幅および10[mm]以上の溝深さを有する。また、複数のセンターラグ溝22が、タイヤ周方向に所定ピッチで配列される。
連通溝23は、タイヤ周方向に隣り合う一対のセンターラグ溝22を接続する溝であり、8[mm]以上の溝幅および10[mm]以上の溝深さを有する。
タイヤ接地端Tは、タイヤを規定リムに装着して規定内圧を付与すると共に静止状態にて平板に対して垂直に置いて規定荷重に対応する負荷を加えたときのタイヤと平板との接触面におけるタイヤ軸方向の最大幅位置として定義される。
溝幅は、タイヤを規定リムに装着して規定内圧を充填した無負荷状態にて、溝開口部における左右の溝壁の距離の最大値として測定される。陸部が切欠部や面取部をエッジ部に有する構成では、溝長さ方向を法線方向とする断面視にて、トレッド踏面と溝壁の延長線との交点を測定点として、溝幅が測定される。また、溝がタイヤ周方向にジグザグ状あるいは波状に延在する構成では、溝壁の振幅の中心線を測定点として、溝幅が測定される。
溝深さは、タイヤを規定リムに装着して規定内圧を充填した無負荷状態にて、トレッド踏面から溝底までの距離の最大値として測定される。また、溝が部分的な凹凸部やサイプを溝底に有する構成では、これらを除外して溝深さが測定される。
規定リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、あるいはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。また、規定内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。また、規定荷重とは、JATMAに規定される「最大負荷能力」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「LOAD CAPACITY」をいう。ただし、JATMAにおいて、乗用車用タイヤの場合には、規定内圧が空気圧180[kPa]であり、規定荷重が最大負荷能力の88[%]である。
ショルダーブロック31は、タイヤ幅方向の最も外側にあるブロック列を構成するブロックとして定義される。センターブロック32は、ショルダーブロック31のブロック列よりもタイヤ幅方向内側にあるブロック列を構成するブロックとして定義される。
例えば、図2の構成では、タイヤ赤道面CLを境界とする一方の領域にて、ショルダーラグ溝21が、一方の端部にてタイヤ接地端Tに開口し、タイヤ周方向に湾曲しつつタイヤ幅方向に延在して、他方の端部にてタイヤ赤道面CLを越えることなく終端している。また、複数のショルダーラグ溝21が、所定ピッチで配列されている。また、センターラグ溝22が、傾斜主溝であり、JATMAに規定されるウェアインジケータ(図示省略)を有している。また、センターラグ溝22が、緩やかなS字状の湾曲形状を有し、ショルダーラグ溝21に対してタイヤ周方向の逆方向に傾斜しつつトレッド部センター領域を横断して、ショルダーラグ溝21に接続している。また、センターラグ溝22のタイヤ周方向に対する傾斜角が、30[deg]以上60[deg]以下の範囲内にある。また、複数のセンターラグ溝22が、ショルダーラグ溝21のピッチと同一のピッチで配列されている。また、連通溝23が、タイヤ赤道面CLに交差して配置され、タイヤ幅方向に略平行に延在している。また、連通溝23が、タイヤ周方向に隣り合う一対のセンターラグ溝22、22に接続して、これらのセンターラグ溝22、22を連通させている。また、単一の連通溝23が、隣り合うセンターラグ溝22、22にそれぞれ配置されている。
より具体的には、図2の右側領域にて、第一のセンターラグ溝22(22A)が第一のショルダーラグ溝21(21A)の側方から第一のショルダーラグ溝21(21A)にT字状に接続して終端し、第二のショルダーラグ溝21(21B)が第一のセンターラグ溝22(22A)の側方から第一のセンターラグ溝22(22A)にT字状に接続して終端し、第二のセンターラグ溝22(22B)が第二のショルダーラグ溝21(21B)の側方から第二のショルダーラグ溝21(21B)にT字状に接続して終端する。そして、複数組のショルダーラグ溝21およびセンターラグ溝22が、タイヤ周方向に繰り返し配列される。このため、1つのショルダーラグ溝21が2つのセンターラグ溝22に接続し、また、1つのセンターラグ溝22が2つのショルダーラグ溝21に接続する。また、連通溝23が、タイヤ赤道面CL上に配置されて、隣り合うセンターラグ溝22、22に接続している。また、空気入りタイヤ1が、タイヤ赤道面CL上の点を中心とする略点対称なトレッドパターンを有している。これにより、トレッド全体として、網目状の溝パターンが形成されている。
また、ブロック列に着目すると、ショルダーブロック31およびセンターブロック32から成る4つのブロック列が形成されている。また、左右のショルダーブロック31の列が、タイヤ接地端T上にあり、また、2つのセンターブロック列が、トレッドセンター領域に配置されている。また、ショルダーブロック31およびセンターブロック32がタイヤ周方向に千鳥状に配列され、センターブロック32が2列かつ並列に配列されている。また、各センターブロック32が、タイヤ赤道面CLに交差して配置されている。
また、図2の構成では、上記のように複数組のショルダーラグ溝21およびセンターラグ溝22がT字状かつタイヤ周方向に交互に接続することにより、ショルダーラグ溝21およびセンターラグ溝22から成るジグザグ状の周方向溝(図中の符号省略)が形成されている。ここでは、ショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点、すなわち上記ジグザグ状の周方向溝の屈曲点を、点P1、P2として定義する。
接続点P1、P2は、ショルダーラグ溝21およびセンターラグ溝22の溝中心線の交点として定義される。
ラグ溝の溝中心線は、トレッド平面視にて、溝幅の測定点の中点を結ぶ曲線を滑らかな円弧あるいは直線で近似した線として定義される。このため、図2のように、ブロックが屈曲形状のエッジ部を有する場合であっても、溝中心線が滑らかな円弧あるいは直線として近似される。
また、タイヤ接地端Tから接続点P1、P2までの距離Dp1、Dp2が、タイヤ接地幅TWに対して、0.10≦Dp1/TW、Dp2/TW≦0.40および0.10≦Dp2−Dp1≦0.30の条件を満たすことが好ましい。これにより、ラグ溝パターンが適正化されて、オフロード走行時のタイヤのトラクション性が向上する。
タイヤ接地幅TWは、タイヤを規定リムに装着して規定内圧を付与すると共に静止状態にて平板に対して垂直に置いて規定荷重に対応する負荷を付与したときのタイヤと平板との接触面におけるタイヤ軸方向の最大直線距離として測定される。
距離Dp1、Dp2は、タイヤを規定リムに装着して規定内圧を付与すると共に無負荷状態として測定される。
なお、図2の構成では、上記のように、空気入りタイヤ1が、タイヤ赤道面CL上の点を中心とする略点対称なトレッドパターンを有している。しかし、これに限らず、空気入りタイヤ1が、例えば、タイヤ赤道面CLを中心とする左右線対称なトレッドパターンあるいは左右非対称なトレッドパターンを有しても良いし、タイヤ回転方向に方向性を有するトレッドパターンを有しても良い(図示省略)。
また、図2の構成では、上記のように、空気入りタイヤ1が2列のセンターブロック列を備えている。しかし、これに限らず、空気入りタイヤ1が、3列以上のセンターブロック列を備えても良い(図示省略)。
[ショルダーラグ溝の凸部]
図3は、図2に記載したトレッドパターンの要部を示す拡大図である。図4は、図3に記載した凸部を示す説明図である。同図は、一対のショルダーブロック31、31とショルダーラグ溝21の凸部6とを抽出して示している。図5は、図3に記載した凸部を示すA視断面図である。図6は、図3に記載したショルダーラグ溝を示すB視断面図である。
図3に示すように、ショルダーラグ溝21は、ショルダーラグ溝の溝底に形成されたリブ状の凸部6を備える。この凸部6は、ショルダーラグ溝21の溝底から突出して、ショルダーラグ溝21の溝長さ方向に延在する。また、凸部6が、ショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1に拡幅部62を有する。かかる構成では、凸部6がショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1に拡幅部62を有するので、ラグ溝21、22の溝底が凸部6の拡幅部62により効果的に保護される。これにより、路石によるラグ溝21、22(特にショルダーラグ溝21)の溝底の損傷が抑制される。
例えば、図4の構成では、凸部6が、本体部61と拡幅部62とから構成される。また、本体部61が略一定(変動率10[%]未満)の周方向幅Wp1(図4参照)および高さHp(図5参照)を有するリブ状の突起であり、タイヤ接地端Tを通ってショルダーラグ溝21の溝長さ方向に延在している。また、本体部61のタイヤ幅方向内側の端部がショルダーラグ溝21の溝幅方向に拡幅されて、拡幅部62が形成されている。また、拡幅部62が、上記したショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1に形成される。具体的には、上記のようにセンターラグ溝22がショルダーラグ溝21の側方からT字状に接続し、凸部6の拡幅部62が、このショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1を含んで配置されている。これにより、路石による損傷を受け易い溝底領域が、凸部6の拡幅部62により効果的に保護される。
また、図3の構成では、ショルダーブロック31の周方向幅Wb1が、タイヤ接地端Tからタイヤ幅方向内側に向かってステップ状あるいはテーパ状に単調減少している。これにより、ショルダーブロック31のトラクション性が高められている。同時に、ショルダーラグ溝21の溝幅Wg1(図示省略)が、タイヤ接地端Tからタイヤ幅方向内側に向かってステップ状あるいはテーパ状に拡幅されている。これにより、ショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1の溝容積が増加して、タイヤのトラクション性が向上する。また、本体部61がタイヤ接地端T側からタイヤ幅方向内側に向かって延在し、その途中からステップ状あるいはテーパ状に拡幅されて、拡幅部62が形成されている。また、凸部6が、全体としてショルダーラグ溝21の溝中心線の湾曲に沿って、緩やかに湾曲している。また、凸部6のエッジ部がショルダーラグ溝21の一方の溝壁に対して平行となるように、凸部6の本体部61および拡幅部62のエッジ部が形成されている。また、凸部6が、タイヤ接地領域内で一定の高さを有している。また、拡幅部62が、トレッド踏面に平行な頂部を有している。
また、図3において、タイヤ接地端Tから凸部6のタイヤ幅方向内側の端部までの距離Dp1と、ショルダーブロック31の接地幅Wbcとが、0.65≦Dp1/Wbc≦0.95の関係を有することが好ましく、0.70≦Dp1/Wbc≦0.90の関係を有することがより好ましい。これにより、凸部6の延在範囲が適正化される。
また、図3に示すように、凸部6のタイヤ幅方向内側の端部が、センターブロック32のタイヤ幅方向外側の端部よりもタイヤ幅方向外側にあることが好ましい。
また、図4において、拡幅部62の最大周方向幅Wp2と、タイヤ接地端Tにおける凸部6の周方向幅Wp1とが、1.5≦Wp2/Wp1の関係を有することが好ましく、2.0≦Wp2/Wp1の関係を有することがより好ましい。これにより、拡幅部62の拡幅量が適正に確保される。比Wp2/Wp1の上限は、特に限定がないが、ショルダーラグ溝21の溝幅Wg1との関係で制約を受ける。
また、拡幅部62が、タイヤ接地端Tからショルダーブロック31の接地幅Wbcの50[%]の位置よりもタイヤ幅方向内側の領域(図中の符号省略)のうち、少なくともショルダーブロック31の接地幅Wbcの10[%]の領域、好ましくは15[%]以上の領域で、上記の比Wp2/Wp1の条件を満たすことが好ましい。これにより、拡幅部62のタイヤ幅方向の延在範囲が適正に確保される。
周方向幅Wp1、Wp2は、トレッド平面視におけるタイヤ周方向の幅として測定される。
また、図4において、拡幅部62の最大周方向幅Wp2と、最大周方向幅Wp2の測定点におけるショルダーラグ溝21の周方向幅Wg1’とが、0.20≦Wp2/Wg1’≦0.60の関係を有することが好ましく、0.30≦Wp2/Wg1’≦0.50の関係を有することがより好ましい。これにより、拡幅部62の最大周方向幅Wp2が適正化される。
ショルダーラグ溝の周方向幅Wg1’は、タイヤを規定リムに装着して規定内圧を付与すると共に無負荷状態としたときの、タイヤ周方向のラグ溝の開口幅として測定される。
また、図4に示すように、凸部6が、ショルダーラグ溝21の溝壁から離間して形成される。具体的には、凸部6の頂面のエッジ部とショルダーラグ溝21の溝壁とが相互に離間することを要する。また、凸部6とショルダーラグ溝21の左右の溝壁との距離は、特に限定がないが、ショルダーラグ溝21の周方向幅Wg1’の10[%]以上であることが好ましい。
また、図5において、凸部6の高さHpと、ショルダーラグ溝21の最大溝深さHg1とが、0.15≦Hp/Hg1≦0.45の関係を有することが好ましく、0.20≦Hp/Hg1≦0.40の関係を有することがより好ましい。これにより、凸部6の高さHpが適正化される。
また、凸部6の高さHpが、タイヤ接地面内にて均一であることが好ましい。具体的には、タイヤ接地面内における凸部6(本体部61および拡幅部62を含む。)の高さHpの最大値と最小値との比が10[%]以下であることが好ましい。
凸部の高さHpは、ショルダーラグ溝の最大溝深さ位置から凸部の頂面までの最大距離として測定される。
また、図6において、ショルダーラグ溝21の溝壁角度φg1とセンターラグ溝22の溝壁角度φg2とが、φg2<φg1の関係を有する。具体的には、溝壁角度φg1、φg2が、3[deg]≦φg1−φg2≦10[deg]の範囲にあることが好ましい。また、センターラグ溝22の、特にセンターブロック32側の溝壁角度φg2が、2[deg]≦φg2≦10[deg]の範囲にあることが好ましい。これにより、センターブロック32の剛性を確保しつつブロック31、32のもげを抑制できる。
溝壁角度φg1、φg2は、タイヤを規定リムに装着して規定内圧を充填した無負荷状態におけるタイヤ子午線方向の断面視にて、陸部のエッジ部を通り陸部の踏面に垂直な直線と、溝壁面とのなす角として測定される。
[効果]
また、この空気入りタイヤ1では、タイヤ接地端Tに開口する複数のショルダーラグ溝21と、タイヤ赤道面CLに交差すると共にタイヤ周方向に対して傾斜しつつ延在してショルダーラグ溝21に連通するセンターラグ溝22と、ショルダーラグ溝21およびセンターラグ溝22に区画された複数のショルダーブロック31および複数のセンターブロック32とを備える(図2参照)。また、ショルダーラグ溝21が、ショルダーラグ溝21の溝底に形成されると共にショルダーラグ溝21の溝長さ方向に延在するリブ状の凸部6を備える(図3参照)。また、凸部6が、ショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1に拡幅部62を有する。
かかる構成では、(1)凸部6がショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1に拡幅部62を有するので、ラグ溝21、22の溝底が凸部6の拡幅部62により効果的に保護される。これにより、路石によるラグ溝21、22(特にショルダーラグ溝21)の溝底の損傷が抑制される利点がある。また、(2)凸部6が、大きな溝容積を持つラグ溝の接続点P1に形成されるので、凸部6の配置に起因するトラクション性の低下が抑制される利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤ1では、センターラグ溝22がショルダーラグ溝21の側方からT字状に接続し、且つ、凸部6の拡幅部62(図4参照)が、センターラグ溝22とショルダーラグ溝21との接続点P1を含んで配置される(図3参照)。これにより、路石による損傷を受け易い溝底領域が、凸部6の拡幅部62により効果的に保護される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、凸部6が、タイヤ接地端T側からタイヤ幅方向内側に向かってステップ状あるいはテーパ状に拡幅されて、拡幅部62が形成される。これにより、路石による溝底の損傷が凸部6により効果的に抑制される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、ショルダーラグ溝21の溝幅(図示省略)が、タイヤ接地端Tからタイヤ赤道面CL側に向かってステップ状あるいはテーパ状に拡大する(図3参照)。これにより、ショルダーラグ溝21とセンターラグ溝22との接続点P1の溝容積が増加して、タイヤのトラクション性が向上する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、タイヤ接地端Tから凸部6のタイヤ幅方向内側の端部までの距離Dp1と、ショルダーブロック31の接地幅Wbcとが、0.65≦Dp1/Wbc≦0.95の関係を有する(図3参照)。これにより、凸部6の延在範囲が適正化される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、拡幅部62の最大周方向幅Wp2と、タイヤ接地端Tにおける凸部6の周方向幅Wp1とが、1.5≦Wp2/Wp1の関係を有する(図4参照)。これにより、拡幅部62の拡幅量が適正に確保される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、拡幅部62の最大周方向幅Wp2と、最大周方向幅Wp2の測定点におけるショルダーラグ溝21の周方向幅Wg1’とが、0.20≦Wp2/Wg1’≦0.60の関係を有する(図4参照)。これにより、拡幅部62の最大周方向幅Wp2が適正化される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、凸部6が、ショルダーラグ溝21の溝壁から離間して形成される(図4参照)。これにより、ブロックのトラクション性が確保される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、凸部6の高さHpと、ショルダーラグ溝21の最大溝深さHg1とが、0.15≦Hp/Hg1≦0.45の関係を有する(図5参照)。これにより、凸部6の高さHpが適正化される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、ショルダーブロック31から成る一対のショルダーブロック列と、センターブロック32から成る2列以上のセンターブロック列とを備える(図2参照)。隣り合うショルダーブロック列のショルダーブロック31とセンターブロック列のセンターブロック32とが、タイヤ周方向に千鳥状に配列される。また、隣り合うセンターブロック列のセンターブロック32が、タイヤ周方向に並列に配置される。かかるブロックパターンにより、タイヤのトラクション性が効果的に確保される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、ショルダーラグ溝21の溝壁角度φg1とセンターラグ溝22の溝壁角度φg2とが、φg2<φg1の関係を有する(図6参照)。これにより、ラグ溝21、22の容積を確保しつつブロック31、32のもげを抑制できる利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、ショルダーブロック31が、サイプで分断されていない連続した踏面を有する(図4参照)。これにより、ショルダーブロック31の剛性が確保されて、ブロックのもげが抑制される利点がある。
図7は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
この性能試験では、複数種類の試験タイヤについて、(1)トラクション性能および(2)耐久性能に関する評価が行われた。また、タイヤサイズ39X13.50R17 X1265の試験タイヤがJATMAの規定リムに組み付けられ、この試験タイヤに280[kPa]の内圧およびJATMAの規定荷重が付与される。また、試験タイヤが、車両重量2580[kg]、875[HP]のオフロード用試験車両の総輪に装着される。
(1)トラクション性能に関する評価では、試験車両が1周40[mile]の評価コースを4周して、そのラップタイムが測定される。そして、測定結果に基づいて従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほどラップタイムが早く、好ましい。また、数値が98以上であれば、トラクション性能が適正に維持されているといえる。
(2)耐久性能に関する評価では、試験車両が所定の評価コースを走行し、その後に試験タイヤのブロックに発生した溝底クラックの発生数が測定される。この評価では、ブロックのもげの発生数が少ないほど、好ましい。
実施例1〜10の試験タイヤは、図1および図2の構成を備え、ショルダーラグ溝21が、拡幅部62をもつ凸部6を備える。また、ショルダーブロック31の接地幅WbcがWbc=80[mm]であり、タイヤ接地端Tにおける凸部6の周方向幅Wp1がWp1=6.5[mm]である。また、ショルダーラグ溝21の最大溝深さHg1が、Hg1=13.4[mm]である。
従来例の試験タイヤは、実施例1の試験タイヤにおいて、凸部6の拡幅部62を備えていない。
試験結果が示すように、実施例1〜10の試験タイヤでは、タイヤのトラクション性能を維持しつつブロック耐久性を向上できることが分かる。
1:空気入りタイヤ、11:ビードコア、12:ビードフィラー、13:カーカス層、14:ベルト層、141、142:交差ベルト、143:ベルトカバー、144:ベルトエッジカバー、15:トレッドゴム、16:サイドウォールゴム、17:リムクッションゴム、21:ショルダーラグ溝、22:センターラグ溝、23:連通溝、31:ショルダーブロック、32:センターブロック、6:凸部、61:本体部、62:拡幅部

Claims (12)

  1. タイヤ接地端に開口する複数のショルダーラグ溝と、タイヤ赤道面に交差すると共にタイヤ周方向に対して傾斜しつつ延在して前記ショルダーラグ溝に連通するセンターラグ溝と、前記ショルダーラグ溝および前記センターラグ溝に区画された複数のショルダーブロックおよび複数のセンターブロックとを備える空気入りタイヤであって、
    前記ショルダーラグ溝が、前記ショルダーラグ溝の溝底に形成されると共に前記ショルダーラグ溝の溝長さ方向に延在するリブ状の凸部を備え、且つ、
    前記凸部が、前記ショルダーラグ溝と前記センターラグ溝との接続点に拡幅部を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記センターラグ溝が前記ショルダーラグ溝の側方からT字状に接続し、且つ、
    前記凸部の前記拡幅部が、前記センターラグ溝と前記ショルダーラグ溝との接続点を含んで配置される請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記凸部が、タイヤ接地端側からタイヤ幅方向内側に向かってステップ状あるいはテーパ状に拡幅されて、前記拡幅部が形成される請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ショルダーラグ溝の溝幅が、タイヤ接地端からタイヤ赤道面側に向かってステップ状あるいはテーパ状に拡大する請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  5. タイヤ接地端から前記凸部のタイヤ幅方向内側の端部までの距離Dp1と、前記ショルダーブロックの接地幅Wbcとが、0.65≦Dp1/Wbc≦0.95の関係を有する請求項1〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記拡幅部の最大周方向幅Wp2と、タイヤ接地端における前記凸部の周方向幅Wp1とが、1.5≦Wp2/Wp1の関係を有する請求項1〜5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記拡幅部の最大周方向幅Wp2と、最大周方向幅Wp2の測定点における前記ショルダーラグ溝の周方向幅Wg1’とが、0.20≦Wp2/Wg1’≦0.60の関係を有する請求項1〜6のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記凸部が、前記ショルダーラグ溝の溝壁から離間して形成される請求項1〜7のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記凸部の高さHpと、前記ショルダーラグ溝の最大溝深さHg1とが、0.15≦Hp/Hg1≦0.45の関係を有する請求項1〜8のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記ショルダーブロックから成る一対のショルダーブロック列と、前記センターブロックから成る2列以上のセンターブロック列とを備え、隣り合う前記ショルダーブロック列の前記ショルダーブロックと前記センターブロック列の前記センターブロックとが、タイヤ周方向に千鳥状に配列され、且つ、隣り合う前記センターブロック列の前記センターブロックが、タイヤ周方向に並列に配置される請求項1〜9のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記ショルダーラグ溝の溝壁角度φg1と前記センターラグ溝の溝壁角度φg2とが、φg2<φg1の関係を有する請求項1〜10のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  12. 前記ショルダーブロックが、サイプで分断されていない連続した踏面を有する請求項1〜11のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
JP2017209788A 2017-10-30 2017-10-30 空気入りタイヤ Active JP6863232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017209788A JP6863232B2 (ja) 2017-10-30 2017-10-30 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017209788A JP6863232B2 (ja) 2017-10-30 2017-10-30 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019081449A JP2019081449A (ja) 2019-05-30
JP6863232B2 true JP6863232B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=66670032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017209788A Active JP6863232B2 (ja) 2017-10-30 2017-10-30 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6863232B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7048022B2 (en) * 2003-11-14 2006-05-23 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire tread with anti-puncture pads
JP4654301B2 (ja) * 2009-02-06 2011-03-16 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
EP2519414B1 (en) * 2009-12-28 2016-11-30 Pirelli Tyre S.p.A. Pneumatic tire for on road and off road use
JP2014121916A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2017165134A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019081449A (ja) 2019-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6304261B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5920532B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6330568B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5920533B2 (ja) 空気入りタイヤ
US11548321B2 (en) Pneumatic tire
JP6414245B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5835399B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6107843B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6032240B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2016117695A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP2016074256A (ja) 空気入りタイヤ
JP6631003B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2017065625A (ja) 空気入りタイヤ
JP6414244B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6805535B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6724317B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP7159968B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6780687B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6874642B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6919501B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6863232B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2020217964A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP6521115B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP7059782B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP7283331B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201022

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210210

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6863232

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250