JP6862725B2 - 希土類磁石粉末、希土類ボンド磁石、電動機要素及び電動機 - Google Patents
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Description
う技術的課題をも認識されている。このため、優れた成形性、及び耐熱性を有する希土類ボンド磁石の磁気特性向上に対して、技術的な限界点が意識されつつある状況であった。
成分にカチオン性ポリマー及び長鎖脂肪酸を含む希土類磁石粉末において、前記長鎖脂肪酸にはオレイン酸を含む希土類磁石粉末。
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンスト
ルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む。
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む。
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む。
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む。
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンスト
ルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む。
本発明において用いられる希土類磁石粉体は、特に限定しない。例えば、Nd−Fe−B磁石粉体、Sm−Co磁石粉体、Sm−Fe−N磁石粉体又はこれらの磁石粉体の混合物を採用しても良い。
本発明において採用するカチオン性ポリマーは、特に限定しない。例えば、ポリエチレンイミン、ポリアリルアミン、これらの物質の変性物又はカチオン基を付与した変性ポリマー等が挙げられる。これらの物質の混合物を用いてもよい。
本発明において採用する長鎖脂肪酸は、特に限定しない。例えば、ラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リレノン酸等を採用可能である。また、長鎖脂肪酸エステル、長鎖脂肪酸金属塩又は長鎖脂肪酸アミドを含むこれらの変性物等を採用可能である。さらには、前述の物質群のうちからの数種類を選択して、これらの混合物を用いてもよい。長鎖脂肪酸はポリアミド系樹脂のワックスとして一般的に利用されており、希土類磁石粉末表面の被覆に用いることで、ポリアミド系樹脂への分散性に優れる希土類磁石粉末を得ることが可能である。
本発明において用いられるカルボキシル基を有する滑材は、特に限定しない。例えば、ラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リレノン酸等の長鎖脂肪酸、カルボキシル基を有する低分子量ポリオレフィンワックス、ポリエチレンワックス、モンタンワックス、パラフィンワックス等が採用可能である。また、上記の各物質のうち、数種の物質からなる混合物を用いてもよい。上記例示の物質のうち、カルボキシル基を有する滑材はポリアミド系樹脂との相溶性に優れており、希土類磁石粉末表面の被覆に用いることで、ポリアミド系樹脂への分散性に優れる希土類磁石粉末を得ることが可能である。
本発明の希土類ボンド磁石において採用するポリアミド系樹脂は、特に限定しない。例えば、ポリアミド6樹脂、ポリアミド11樹脂、ポリアミド12樹脂、ポリアミド4・6樹脂、ポリアミド6・6樹脂、ポリアミド6・10樹脂、ポリアミド6・12樹脂、ポリアミド10・10樹脂、ポリアミド10・12樹脂、ポリアミド6T樹脂、ポリアミド9T樹脂、ポリアミド10T樹脂又はこれら各物質のうち数種からなる混合物が採用可能である。
本発明の希土類ボンド磁石には、その製造工程等の不具合解消を図ることを意図して、適宜に滑剤、酸化防止剤、重金属不活性化剤、可塑剤、変性剤、シラン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤等の添加剤を加えることも可能である。
法の説明)
トルエン等の有機溶媒、希土類磁石粉体をビーカー等に入れ攪拌する。そこに予め有機溶媒中でカチオン性ポリマー、長鎖脂肪酸、またはカルボキシル基を有する滑剤を混合、溶解した溶液を添加し、さらに攪拌する。上述の様に、希土類磁石粉体の表面のヒドロキシ基と、長鎖脂肪酸、カルボキシル基を有する滑剤のアニオン基がカチオン性ポリマーのカチオン基を介して結合することで、希土類磁石粉体の表面が被覆される。
表面がカチオン性ポリマー及び長鎖脂肪酸で被覆された希土類磁石粉末、または表面がカチオン性ポリマー及びカルボキシル基を有する滑剤で被覆された希土類磁石粉末とポリアミド系樹脂とその他添加剤の混合物を、高温に加熱した混練押出機、ニーダー等に投入し、混練する。混練物をペレタイザ等で加工することで、ボンド磁石用コンパウンドを作製する。上述のボンド磁石用コンパウンドを、射出成形機、トランスファー成形機等を用いて所定の形状に加工し、希土類ボンド磁石を作製する。
希土類磁石粉末とポリアミド樹脂とカルボキシル基を有する合成ワックスの混合物を、高温に加熱した混練押出機、ニーダー等に投入し、混練する。混練物をペレタイザ等でペレット状に加工することで、ボンド磁石用コンパウンドを製造する。
希土類磁石粉体1(等方性Nd−Fe−B系磁石粉体)としては、「モリコープ・マグネクエンチ社製:商品名 MQP−14−12」を用いる。平均粒径は、90μmである。この磁石粉体には、予め燐酸塩被膜を施して用いる。
希土類磁石粉体2(等方性Nd−Fe−B系磁石粉体)としては、「モリコープ・マグネクエンチ社製:商品名 MQFP―14−12」を用いる。平均粒径は、5μmである。この磁石粉体には、予め燐酸塩被膜を施して用いる。
カチオン性ポリマー1としては、「和光純薬工業株式会社製、ポリエチレンイミン(平均分子量:約1800)」を用いる。
カチオン性ポリマー2としては、「和光純薬工業株式会社製、ポリエチレンイミン(平均分子量:約10000)」を用いる。
長鎖脂肪酸としてカルボキシル基を有する滑剤1は、「和光純薬工業株式会社製、オレイン酸」を用いる。
長鎖脂肪酸としてカルボキシル基を有する滑剤2は、「東京化成工業株式会社製、ステアリン酸」を用いる。
ポリアミド系樹脂には、「ユニチカ株式会社製:商品名 ユニチカナイロン6 グレードA1012」を用いる。なお、この樹脂の一般的な呼称名は、ポリアミド6樹脂である。
添加剤のエチレンジアミン・ステアリン酸・セバシン酸重縮合物には、「共栄社化学株式会社製:商品名 ライトアマイド・WH−215」を用いる。
材料の混合物を、二軸混練押出機を用いて、表2に示した温度で混練し、押出した混練物をペレタイザでペレット状に加工することで、ボンド磁石用コンパウンドを得る。
上述の製造工程を経て得られたコンパウンドは、キャピラリレオメーターを用いて、流動性の指標である粘度を評価する。測定結果を表3に示す。また、直径5mm、高さ5mmの円柱状磁石を、射出成形機を用いて、表2に示した射出温度、及び金型温度で成形する。作製した円柱状磁石は、アルキメデス法を用いて、密度を評価する。また、VSM(振動試料型磁力計)を用いて、磁気特性を評価する。これらの測定結果を表3に示す。
以下では、実施例1から実施例5、比較例1から比較例5についての結果と評価を記す。
2 回転子
3 シャフト孔
4 ヨーク部
5 ティース部
6 巻装体
7 固定子の磁心
8 インシュレータ
9 回転子コア
10 ボンド磁石部
11 空孔
12 矢印
13 矢印
14 電動機要素
Claims (17)
- 希土類磁石粉体の表面に被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマー及び長鎖脂肪酸を含む希土類磁石粉末、
希土類磁石粉体の表面に滑剤を含む被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマーを含み、更に前記滑剤にはカルボキシル基を有する物質を含む希土類磁石粉末、
希土類磁石粉体の表面に被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマー及び長鎖脂肪酸を含む希土類磁石粉末において、前記カチオン性ポリマーにはポリエチレンイミンを含む希土類磁石粉末、
希土類磁石粉体の表面に滑剤を含む被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマーを含み、更に前記滑剤にはカルボキシル基を有する物質を含む希土類磁石粉末において、前記カチオン性ポリマーにはポリエチレンイミンを含む希土類磁石粉末、
希土類磁石粉体の表面に被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマー及び長鎖脂肪酸を含む希土類磁石粉末において、前記長鎖脂肪酸にはオレイン酸を含む希土類磁石粉末、
希土類磁石粉体の表面に滑剤を含む被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマーを含み、更に前記滑剤にはカルボキシル基を有する物質を含む希土類磁石粉末において、前記滑剤にはカルボキシル基を有する物質とオレイン酸とを含む希土類磁石粉末、
希土類磁石粉体の表面に被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマー及び長鎖脂肪酸を含む希土類磁石粉末において、前記長鎖脂肪酸にはステアリン酸を含む希土類磁石粉末、
希土類磁石粉体の表面に滑剤を含む被覆層を有し、前記被覆層の成分にカチオン性ポリマーを含み、更に前記滑剤にはカルボキシル基を有する物質を含む希土類磁石粉末において、前記滑剤にはカルボキシル基を有する物質とステアリン酸とを含む希土類磁石粉末、
のうちいずれかの希土類磁石粉末(以下、希土類磁石粉末(1)とする。)であって、
前記希土類磁石粉末(1)は、電動機要素及び電動機の回転子に搭載する希土類ボンド磁石に用いられ、
前記希土類磁石粉末(1)がNd−Fe−B磁石粉体である希土類磁石粉末。 - 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にNd−Fe−B磁石粉体を含む希土類ボンド磁石。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にSm−Fe−N磁石粉体を含む希土類ボンド磁石。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にNd−Fe−B磁石粉体と、前記ポリアミド系樹脂にポリアミド6樹脂とを含む希土類ボンド磁石。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にSm−Fe−N磁石粉体と、前記ポリアミド系樹脂にポリアミド6樹脂とを含む希土類ボンド磁石。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素において、
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む電動機要素。 - 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にNd−Fe−B磁石粉体を含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素において、
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む電動機要素。 - 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にSm−Fe−N磁石粉体を含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素において、
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分と
が互いに密接する密接箇所を含む電動機要素。 - 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にNd−Fe−B磁石粉体と、前記ポリアミド系樹脂にポリアミド6樹脂とを含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素において、
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む電動機要素。 - 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にSm−Fe−N磁石粉体と、前記ポリアミド系樹脂にポリアミド6樹脂とを含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素において、
前記回転子は磁気的突極性を有する構成を含み、その磁気的突極性を有する構成には、前記固定子からの回転磁界によって発生する回転トルクの成分のうちのマグネットトルクを発生させるための複数のd軸磁束通路と、前記回転トルクの成分のうちのリラクタンストルクを発生させるための複数のq軸磁束通路とを含み、前記d軸磁束通路各々の少なくとも一部分にボンド磁石部を含み且つ前記q軸磁束通路各々の少なくとも一部分に前記ボンド磁石部と接する隣接部を含み、更に前記ボンド磁石部とこのボンド磁石部の周囲部分とが互いに密接する密接箇所を含む電動機要素。 - 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にNd−Fe−B磁石粉体を含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にSm−Fe−N磁石粉体を含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にNd−Fe−B磁石粉体と、前記ポリアミド系樹脂にポリアミド6樹脂とを含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素。
- 請求項1に記載の希土類磁石粉末(1)と、前記希土類磁石粉末(1)の被覆層の成分と、ポリアミド系樹脂とを含む希土類ボンド磁石であり、更に希土類磁石粉体にSm−Fe−N磁石粉体と、前記ポリアミド系樹脂にポリアミド6樹脂とを含む希土類ボンド磁石を含む回転子と、前記回転子と固定子とを含む電動機要素。
- 請求項7から請求項16のいずれかに記載の電動機要素と、当該電動機要素の回転トルクの運動を出力する出力軸と、前記出力軸を回転自在に支承する軸受とを、少なくとも含む電動機。
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