JP6862111B2 - 大麦の葉部の食用加工物及び大麦の葉部の水耕栽培方法 - Google Patents

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本発明は、大麦の葉部の食用加工物及び大麦の葉部の水耕栽培方法に関する。
近年、青汁が健康食品として広く知られるようになっている。青汁用の飲料用組成物の主な原料の一つに大麦若葉があるが、大麦は、露地栽培により国内又は海外の生産地で栽培され、かかる大麦の葉と茎の部分を収穫し、殺菌、乾燥、及び粉砕処理することにより、青汁用の飲料用組成物の成分として使用される加工品を得ている(例えば特許文献1参照)。
特開2015-109822
ところで、露地栽培の場合は、栽培された土壌や天候により収穫後の大麦若葉の品質にばらつきがあり、また収穫時の異物混入等のおそれが大きいため、水耕栽培による大麦の栽培方法に対する要求があった。水耕栽培による特定の環境制御下で大麦の葉部を栽培できれば、効率的に栽培でき有利である。
本発明の目的は、大麦の葉部の水耕栽培方法及び水耕栽培で生育された大麦の葉部の食用加工物を提供することにある。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく、大麦の苗を特定の環境制御下で栽培すると、大麦の葉部が効率的に得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の一態様によれば、耐水性容器に収容された大麦の苗の上方から水又は培養液を潅水し、大麦の葉部の水耕栽培方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、水耕栽培で生育された大麦の葉部の食用加工物が提供される。
本発明によれば、水耕栽培でも、大麦の葉部を効率的に栽培し、収穫することができる。また、水耕栽培により生育された大麦の葉部は、青汁等の食品の原料として利用することができる。
本発明の水耕栽培方法に使用される水耕栽培装置の例の略図。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、大麦の葉部の水耕栽培方法を提供する。大麦は、二条大麦であってもよいし、六条大麦であってもよい。なお、葉部とは、大麦の葉と茎を合わせた部分を指す。大麦の葉部の食用加工物において、葉と茎を用いる場合は葉と茎を指し、葉のみを用いる場合は葉を指す。
まず、大麦の種子を洗浄し、水又は水溶液に一定期間(例えば1回30分〜1日)、一定回数(例えば1〜5回)浸漬する。また、任意選択で、種子を公知の殺菌方法で殺菌処理してもよい。殺菌処理は浸漬と浸漬の間に行うことが好ましい。そのような殺菌方法としては、温水への浸漬、次亜塩素酸ナトリウム水溶液による処理、オゾン処理等が挙げられる。温水への浸漬の際の水温は、大麦の生育を妨げないよう、40℃以上60℃以下とし、浸漬時間は10秒〜15時間とすることが好ましい。次亜塩素酸ナトリウム水溶液による処理は、次亜塩素酸ナトリウム濃度50〜1000ppmで処理時間を30分〜6時間とすることが好ましい。また、任意選択で、殺菌処理の前又は後に、種子に公知の発芽処理を施したりしてもよい。そのような発芽処理として、濃硫酸等による化学処理又は機械的な種皮の除去等による物理処理等が挙げられる。
次に、種子を発芽させる。発芽は通常5℃以上40℃以下、好ましくは20℃〜30℃の温度で行う。種子は、育苗トレイ等の容器に入れるか、又は育苗マットに播種することが好ましい。育苗トレイや育苗マットは公知のものを使用することができる。育苗トレイの底面には水抜き用の孔が開いていることが好ましい。播種した種子に水又は培養液を与え、発芽させる。種子は播種後2日〜10日程度で発芽する。
次に、発芽した後の大麦の苗を生育させる。水耕栽培による生育は、露地栽培と比較して生育体全体を取り扱い易く、栽培条件を制御できるため有利である。水耕栽培は屋内外のいずれで実施してもよいが、栽培条件の制御の容易さのため、屋内で実施することが好ましい。屋内で水耕栽培を実施する施設は特に限定されず、いわゆる植物工場の施設である水耕栽培用の機器又はハウスが例示される。施設は、室内温度制御手段、光照射量制御手段、水又は培養液の水温制御手段等の水耕栽培の条件を制御する手段を備えていてもよい。
大麦の苗を、葉部を有する状態の大麦であって、好ましくは穂を付ける前まで生育させる。より好ましくは、大麦の苗を、穂を付ける前であって、かつ葉部の全長が10〜50cmとなるまで生育させる。さらに好ましくは、大麦の苗を、穂を付ける前であって、かつ葉部の全長が30〜50cmとなるまで生育させる。葉部の全長とは、草丈とも言い、葉部の先端から根或いは種子から葉部が立ち上がる部分(以下、「葉部立上り部」という)までの長さを指す。
大麦の生育温度は特に限定されないが、通常は5℃以上40℃以下、好ましくは15℃〜30℃の栽培温度で行う。これにより大麦の生育を促進することができる。水耕液の温度は好ましくは15℃〜30℃の範囲となるよう調整される。
大麦の生育時の光量は特に限定されないが、1μmol/m2s〜3,000μmol/m2sであることが好ましい。光源は太陽光などの自然光でもよいし、白熱灯、蛍光灯、LED等の人工光でもよい。
発芽後の大麦の生育中、大麦には天然光を照射し続けてもよいが、発芽後2〜10日間遮光し、遮光後の残りの期間(例えば3〜10日)は大麦を光に暴露してもよい。発芽後2〜10日間遮光することで、生育の初期に茎が長く伸び、短い生育期間で背丈の高い大麦を得ることができる。
水又は培養液の潅水方式は特に限定されないが、例えば上記の育苗トレイ又は育苗マットを有底の耐水性容器の中に配置し、耐水性容器に収容された大麦の苗の上方から水又は培養液を頭上潅水するか、又は耐水性容器内に直接底面潅水することで、行うことができる。本願発明者らは意外にも、大麦の苗の生育中に、底面潅水のみを行うと、水又は培養液の排水が不良となり、苗がしおれてしまい、うまく生育しないことを見出した。よって、本願発明によれば、耐水性容器に収容された大麦の苗に、少なくとも一定期間、頭上潅水で水又は培養液を供給する必要がある。
一実施形態では、大麦の苗を耐水性容器に収容してから収穫までの生育期間中、耐水性容器に収容された大麦の苗の上方から水又は培養液を供給する。潅水量は200〜2500mL/日程度とし、1日1回〜数回行う。別の実施形態では、第1の期間の間、大麦の苗の上方から水又は培養液を潅水し、第1の期間の後の第2の期間の間、大麦の苗の下部の耐水性容器に水又は培養液を底面潅水する。底面潅水における潅水量、潅水時間、及び潅水回数は当業者には適宜設定でき、必要に応じて、育苗トレイ又は育苗マットの保水状態を見ながら調整する。このように栽培することで、大麦は収穫まで良好に生育することができる。第1の期間は、例えば1日以上、好ましくは5日以上である。第2の期間は、例えば0日以上7日以下、好ましくは0日以上3日以下であり、例えば1日以上3日以下である。一実施形態において、第1の期間は5日以上であり、第2の期間は1日以上3日以下である。別の実施形態において、第1の期間は5日以上であり、第2の期間は0日である。
好ましくは、大麦の苗の生育中に苗を殺菌処理する。殺菌は、公知の殺菌水に大麦又はその一部を一定期間(例えば1回1分〜1日、栽培期間のうち5日間〜期間中ずっと)、一定頻度(例えば1日1〜5回)で暴露することにより行なうことができる。殺菌は、例えば水、農薬を含む水溶液、殺菌水等を、シャワー、ミスト、スプレーの形式で大麦全体に施与することにより行うことができる。
次に、大麦の苗を生育させた後、当該生育物を収穫する。収穫時は、例えば生育物を作業者が手で又はカッター等の切断装置を用いて、育苗トレイ又は育苗マットから取り外す。
図1は、本発明の水耕栽培方法に使用される水耕栽培装置の例を示す。水耕栽培装置1は、大麦の苗2を植える育苗トレイ3及び/又は育苗マット4と、育苗トレイ3及び/又は育苗マット4を収容する耐水性容器5と、大麦の苗2への潅水用の水又は培養液を収容するためのタンク6と、タンク6に接続され、長手方向に沿って潅水用の複数の孔を有する配管7と、殺菌水を収容するためのタンク8と、タンク8に接続され、長手方向に沿って殺菌水の散布用の複数の孔を有する配管9と、耐水性容器5の底面と接続し、耐水性容器5の底面に設けられた孔から耐水性容器5内の水又は培養液を排出する排出管10とを備えている。配管7は、大麦の苗2の上方から水又は培養液を供給するために、大麦の苗2の上方に設けられているが、タンク6には大麦の苗2の下部の耐水性容器5へ直接水又は培養液を供給するための配管11が配管7とは別に、又は配管7に追加して接続されてもよい。タンク6からの配管7及び配管11を介した水又は培養液の供給は図示しない弁の開閉操作により選択的に行うことができる。配管9も、大麦の苗2の上方から殺菌水を供給するために、大麦の苗2の上方に設けられているが、タンク8には大麦の苗2の下部の耐水性容器5へ直接水又は培養液を供給するための配管12が配管9とは別に、又は配管9に追加して接続されてもよい。タンク8からの配管9及び配管12を介した水又は培養液の供給は図示しない弁の開閉操作により選択的に行うことができる。代わりに、大麦の苗2の下部の耐水性容器5へ水又は培養液を供給するためのタンクを、タンク6とは別に設けてもよく、大麦の苗2の下部の耐水性容器5へ殺菌水を供給するためのタンクを、タンク8とは別に設けてもよい。
本発明の栽培方法により生産された大麦は、食用加工物にするためにさらに加工することができる。
まず、収穫物をブランチング又はマイクロ波処理する。これらの処理は、葉部の緑色を鮮やかに保つための周知技術であり、殺菌の役割も兼ねている。ブランチングの際に葉部をマイクロ波で処理してもよい。ブランチングとしては、熱水処理又は蒸煮処理等が挙げられる。
葉部の緑色を鮮やかに保つためには、ブランチングの時間は短い方が好ましい。葉部のブランチング処理は、80〜100℃の熱水又は水蒸気中で、10〜180秒間処理することが好ましい。葉部の蒸煮処理としては、常圧又は加圧下において、葉部を水蒸気により蒸煮する処理と冷却する処理とを繰り返す間歇的蒸煮処理が好ましい。間歇的蒸煮処理において、水蒸気により蒸煮する処理は、好ましくは20〜40秒間である。冷却処理は、葉部の品温が、好ましくは60℃以下、より好ましくは50℃以下、最も好ましくは40℃以下となるように行われる。また、ビタミン、ミネラル、葉緑素などの栄養成分に富んだ葉部の粉末を製造するためには、間歇的蒸煮処理を2〜5回繰り返すことが好ましい。
次に、ブランチング後、葉部を乾燥させる。収穫した大麦の葉部の水分を自然乾燥又は人工乾燥により除去することにより、食用加工物としての大麦の葉部の乾燥物が得られる。人工乾燥には公知の乾燥方法を使用することができ、例えば凍結乾燥、乾燥機による乾燥等が挙げられる。
好ましくは、食用加工物、特には大麦の葉部の乾燥物における生菌数は3.0×103個/g未満である。この値は公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が健康食品である大麦若葉に関して定めた規格基準である一般細菌数5.0×104個/g以下を下回る値であり、消費者の食用に十分に適した値である。生菌数を3.0×103個/g未満にするためには、大麦の葉部の食用加工物の製造方法において、1)大麦の種子の殺菌、2)水耕栽培中の大麦の葉部の殺菌、及び3)収穫後のブランチングのうちの少なくともいずれか一つの工程を行う必要がある。
本発明は、水耕栽培で生育された大麦の葉部の食用加工物を提供する。
大麦の水耕栽培の方法は、上記に説明した通りである。また、食用加工物としては、収穫した大麦の葉部の乾燥物、及びそれを破砕した乾燥粉末が挙げられる。
大麦の葉部の食用加工物は、大麦の葉部の乾燥物のみから構成されていてもよいし、大麦の葉部の乾燥物以外の物をさらに含んでいてもよい。食用加工物中の大麦の葉部の乾燥物の割合は特に限定されないが、例えば30重量%以上、好ましくは50重量%、より好ましくは80重量%以上、さらに好ましくは90重量%以上、特には95重量%以上である。
大麦の葉部の乾燥物は、収穫した大麦の葉部の水分を自然乾燥又は人工乾燥することにより除去することにより得られる。人工乾燥には公知の乾燥方法を使用することができ、例えば凍結乾燥、乾燥機による乾燥等が挙げられる。
本発明は、大麦の葉部の乾燥物をさらに細かく破砕した乾燥粉末も提供する。大麦の葉部の乾燥物の破砕には、乾燥物をミル、クラッシャー、グラインダー、ミキサー等の破砕機又は粉砕機で破砕又は粉砕する方法が挙げられる。破砕の程度は、破砕前の乾燥物が収穫時よりも小さいサイズに破砕されていれば特に限定されないが、例えば粉末状に破砕される。粉末状であると、穀物粉に混ぜたり、青汁等の飲料用組成物に添加したりできる点で有利である。
本発明の大麦の葉部の食用加工物は、クッキー、ビスケット、せんべい等の穀物粉を使用した菓子;パン;サプリメント;例えば青汁等の飲料用組成物:等の固形又は液体の各種食品に使用することができる。
このように、本発明の大麦の葉部の食用加工物は、水耕栽培で生育された大麦の葉部を利用したものであるため、大麦の葉部を特定の環境制御下で効率的に栽培でき、有利である。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
実施例1 大麦若葉の栽培
市販の二条大麦の種子を水洗いし、水に浸漬させ、100ppmの次亜塩素酸水に2時間浸漬させて殺菌した。このように処理した種子を育苗トレイに播種して28℃で発芽させた。次に、大麦を水耕栽培で生育させた。栽培温度は20〜30℃、太陽光の下、市販の培養液(OATハウス肥料1号及び2号、OATアグリオ株式会社)を使用し、毎日潅水し、育苗トレイを入れた耐水性容器にたまった培養液を直ちに排水した。このように、大麦を、穂を付ける前であって、かつ葉部の全長が約30cmになるまで生育させた。
大麦の苗の各サンプルの栽培方法と、栽培結果は以下に示す通りであった。
Figure 0006862111
次に、生育した大麦を葉部を20秒熱湯でブランチングし、葉部をさらに乾燥させた結果、生菌数が4.0×102個/g未満の葉部の乾燥物が得られた。
以上、本発明の実施形態及び実施例について具体的に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態及び実施例において挙げた構成、方法、工程、形状、材料及び数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料及び数値などを用いてもよい。
また、上述の実施形態の構成、方法、工程、形状、材料及び数値などは、本発明の主旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。
また、本発明は以下の構成を採用することもできる。
[1]耐水性容器に収容された大麦の苗の上方から水又は培養液を潅水する、大麦の葉部の水耕栽培方法。
[2]第1の期間の間、大麦の苗の上方から水又は培養液を潅水し、第1の期間の後の第2の期間の間、大麦の苗の下部の前記耐水性容器に水又は培養液を底面潅水する、[1]に記載の方法。
[3]第1の期間は5日以上である[2]に記載の方法。
[4]第2の期間は1日以上7日以下である[2]に記載の方法。
[5]第1の期間は5日以上であり、第2の期間は1日以上3日以下である[2]に記載の方法。
[6]第1の期間は5日以上であり、第2の期間は0日である[2]に記載の方法。
[7]収穫までの生育期間中、大麦の苗の上方から水又は培養液を潅水する、[1]〜[6]のいずれかに記載の方法。
[8]大麦の発芽後の一定期間遮光し、遮光後の残りの期間は大麦を光に暴露する請求項[1]〜[7]のいずれかに記載の方法。
[9]前記一定期間は2〜10日間である[8]に記載の方法。
[10]水耕栽培で生育された大麦の葉部の食用加工物。
[11]乾燥粉末である[10]に記載の食用加工物。
[12][10]又は[11]に記載の食用加工物を含有する食品。
本発明の大麦の葉部の水耕栽培方法は、大麦若葉の生産に広く使用することができる。また、得られた大麦の葉部は乾燥粉末に加工して、クッキー、ビスケット、せんべい等の穀物粉を使用した菓子;パン;サプリメント;例えば青汁等の飲料用組成物;等の固形又は液体の各種食品に使用することができる。

Claims (6)

  1. 耐水性容器に収容された大麦の苗の上方から水又は培養液を潅水する、大麦の葉部の水耕栽培方法であって、
    第1の期間の間、大麦の苗の上方から水又は培養液を潅水し、第1の期間の後の第2の期間の間、大麦の苗の下部の耐水性容器に水又は培養液を底面潅水し、
    大麦の発芽後、2〜10日間遮光し、遮光後の残りの期間は大麦を光に暴露する、方法
  2. 第1の期間は5日以上である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の期間と同じ期間遮光する請求項1又は2に記載の方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の方法により大麦の葉部を栽培すること、及び
    前記栽培された大麦の葉部を乾燥させること
    を含む大麦の葉部の食用加工物の製造方法。
  5. 前記大麦の葉部を破砕して乾燥粉末にすることをさらに含む請求項に記載の方法
  6. 請求項4又は5に記載の方法により食用加工物の製造すること、及び
    得られた食用加工物を用いて食品を製造すること
    を含む食品の製造方法
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