JP6861404B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、加熱室内の食品を加熱する加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器の加熱室内において発生する蒸気により、加熱室壁面に水滴が発生する場合がある。加熱室内の蒸気は、加熱室内に入れられた食品から発生する。また、蒸気発生器を備える加熱調理器の場合、蒸気発生器から加熱室内に蒸気が供給される。蒸気発生器を備える加熱調理器が、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1には、加熱室と、循環ファンおよび熱源を収容する熱源室と、を仕切る仕切り板の直下に受水部材を設けている。仕切り板の裏面に結露した結露水は、落下して受水部材に受けとめられる。受水部材によって受けられた結露水は、縦樋部材および横樋部材に導かれて貯溜部材に貯溜される。
特開2008−14618号公報
加熱室内の蒸気量を多くすると、縦樋部材から落下した水を受け取る横樋部材で水が溜まりやすく、横樋部材から水が溢れてしまう現象が新たに発生した。
したがって、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、加熱室後壁を伝って流れ落ちる水を受け止めた水受け部から流れる水を適切に案内する加熱調理器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本開示の一態様に係る加熱調理器は、
加熱室を備える加熱調理器であって、
前記加熱室の後部に配置された加熱室後壁と、
前記加熱室後壁を伝って下方へ落ちる水を受ける、長手方向に延びた水受け部と、
前記水受け部の一方側の端部の下方に配置された横樋部と、
を備え、
前記水受け部は、前記水を前記一方側の端部へ案内する溝を有し、
前記横樋部は、前方に向けて下向きの傾斜角度を有し、
前記横樋部は、前記水受け部の一方側の端部の下方に配置された第1横樋部と、前記第1横樋部の前端から前方へ延びる第2横樋部とを有し、
前記第1横樋部の傾斜角度は前記第2横樋部の傾斜角度よりも大きい。
加熱室後壁を伝って流れ落ちる水を受け止めた水受け部から流れる水を適切に案内する加熱調理器を提供することができる。
実施の形態に係る加熱調理器の前方斜視図 扉を開いた状態における加熱調理器の正面図 扉を開いた状態における加熱調理器の側面図 加熱室周辺の前方斜視図 ファンケースが取り付けられた、加熱室の後壁の正面図 ファンケースの前方斜視図 ファンケースの下部の前方部分斜視図 水受け部の結合部周辺の部分縦断面図 ファンケース下部の正面図 水受け部の上面図 水受け部の他方側の端部の拡大上面図 水受け部の一方側の端部周辺の前方斜視図 底板の上面図 横樋部周辺の上面図 図14の底板を外した状態における横樋部周辺の上面図 図14のXVI−XVI線における横樋部の断面から内方を見た図 横樋部先端周辺の前方斜視図 水受け部の切り欠き周辺の前方斜視図 水受け部の切り欠きから第2トレイ収容部までの水の流路を示す前方斜視図 水受け部の切り欠きから落下する水を受け取る案内部を示す前方斜視図 第2トレイ周辺の前方斜視図
本開示の一態様によれば、加熱室を備える加熱調理器であって、前記加熱室の後部に配置された加熱室後壁と、前記加熱室後壁を伝って下方へ落ちる水を受ける、長手方向に延びた水受け部と、前記水受け部の一方側の端部の下方に配置された横樋部と、を備え、前記水受け部は、前記水を前記一方側の端部へ案内する溝を有し、前記横樋部は、前方に向けて下向きの傾斜角度を有し、前記横樋部は、前記水受け部の一方側の端部の下方に配置された第1横樋部と、前記第1横樋部の前端から前方へ延びる第2横樋部とを有し、前記第1横樋部の傾斜角度は前記第2横樋部の傾斜角度よりも大きい、加熱調理器である。
また、前記第1横樋部は、下向きの傾斜角度を有する底壁と、前記底壁の両側端から上方へ延出する側壁とを有し、前記第1横樋部の前記側壁の上端よりも、前記水受け部の前記一方側の端部の方が低くてもよい。
また、前記加熱室の下方に配置された底板を備え、前記第1横樋部の前記底壁の少なくとも一部が、前記底板に開けられた孔を通じて下方から上方へ突出してもよい。
また、前記水受け部は前記加熱室後壁と結合され、前記水受け部の前記一方側の端部と、前記第1横樋部とは非接触でそれぞれ配置されていてもよい。
(実施の形態)
以下に、本開示の実施の形態に係る加熱調理器について、図1から図4を参照して説明する。図1は、実施の形態に係る加熱調理器1の前方斜視図である。図2は、扉7を開いた状態における加熱調理器1の正面図である。図3は、扉7を開いた状態における加熱調理器1の側面図である。図4は、加熱室5周辺の前方斜視図である。なお、以下の説明において、X方向を加熱調理器1の長手方向(左右方向)とし、Y方向を前後方向とし、Z方向を高さ方向とする。また、以下の説明において、高さとは加熱調理器1の接地面からの距離をいう。
図1から図4に示すように、本開示の形態に係る加熱調理器1は、筐体3と、筐体3内に配置された加熱室5と、筐体3の前面となる前枠3aに開けられた開口3bを開閉可能に覆う扉7とを備える。加熱室5は、上部に配置された上壁5aと、両側部に配置された側壁5b、5cと、後部に配置された後壁5dと、下部に配置された底壁5eに囲まれて形成される空間である。加熱室5には、マイクロ波を放射するためのマイクロ波放射口が備えられている。マイクロ波放射口から放射されたマイクロ波により加熱室5内に載置された被加熱物を誘電加熱するように構成されている。また、加熱室5の上部には蒸気吹き出し口が設けられ、加熱室5内に蒸気を供給することができる。
扉7は、開口3bの下方において、水平方向の回転中心で、筐体3に開閉可能に取り付けられている。扉7の上部に取り付けられたハンドル7aをユーザが引くことにより、扉7が水平状態となるように回転操作されて開放される。また、扉7が垂直状態となるように回転操作されることで、加熱室5が閉鎖される。
扉7は、正面視で一側方に表示部9と操作部11とが配置されている。表示部9は、例えば、液晶画面であり、メニュー画面などが表示される。操作部11は、例えば、押しボタンやダイヤルである。ユーザは操作部11を用いて加熱調理器1に種々の調理指示を出す。
筐体3の下方には、筐体3の下端と結合される下枠49に前後方向に着脱可能な第1トレイ13と第2トレイ15とが配置されている。第1トレイ13と第2トレイ15とは、長手方向に並んで配置されている。例えば、第1トレイ13は長手方向の一方側(左側)に、第2トレイ15は長手方向の他方側(右側)に配置されている。第1トレイ13は、例えば、加熱調理器1内に結露した水滴を溜めるためのトレイである。第2トレイ15は、蒸気発生器16へ給水する給水タンク14を収容する(図21参照)。また、第2トレイ15は、筐体3で結露した水滴を溜める貯水部15aを有する。
次に、図5および図6を参照する。図5は、ファンケース21が取り付けられた、加熱室5の後壁5dの正面図である。図6は、ファンケース21の前方斜視図である。後壁5dの後方にはファン17が配置されている。また、後壁5dは、ファン17により加熱室5内の空気を循環させるために開けられた複数の吸気孔19および排気孔20を有する。
ファンケース21は、ファン17を回転可能に支持する凹部21aと、凹部21aから立ち上がって、ファンケース21の下部に形成された平坦な下壁部21bとを有する。ファンケース21は循環用のファン17の後方を覆う。ファンケース21は後壁5dに取り付けられている。
ファン17の回転方向に沿って、シーズヒータ23が配置されている。ファン17が回転駆動されることで、加熱室5の空気は吸気孔19から吸引される。吸引された空気は、シーズヒータ23により加熱されて、排気孔20を通って加熱室5へ戻る。ファン17とシーズヒータ23とでコンベクションヒータを構成している。
脚部24がファンケース21の両側部の下端部に取り付けられている。それぞれの脚部24の下端部の高さは、前枠3aの下端部の高さと同じである(図4参照)。
次に、図7を参照する。図7は、ファンケース21の下部の前方部分斜視図である。ファンケース21の下部には、結露して落下する水を案内する水受け部27が取り付けられている。水受け部27は、金属製であり、ファンケース21と別体の部材である。水受け部27は、ファンケース21の長手方向に延び、ファンケース21の下壁部21bと平行な平坦部27aと、平坦部27aから下方へ延在し、前方に曲げられた溝27bと、を有する。
次に、図8を参照する。図8は、水受け部27の結合部29周辺の部分縦断面図である。水受け部27の溝27bは、断面がV字形状または凹部形状を有する。特に、溝27bがV字形状を有する場合、溝27bの底に水滴が集まるので、溝27bにおける水の流れが向上し、溝27bから水が溢れるのを防止することができる。水受け部27の溝27bは、平坦部27aよりも前方に位置する。したがって、落下した水は、ファンケース21の前方で長手方向に案内される。
加熱室5の底壁5eは、底壁5eの後縁部から下方へ折り曲げられて延在するフランジ部25を有する。フランジ部25は、後壁5dの下端部に当接される。水受け部27の平坦部27aは、加熱室5の底壁5eのフランジ部25とも平行である。
加熱調理器1は、フランジ部25と、後壁5dの下端部と、ファンケース21の下壁部21bと、水受け部27の平坦部27aとを、結合する結合部29を備える(図7参照)。結合部29は、例えば、かしめにより結合されているが、その他にもボルトとナットにより結合されてもよい。なお、図8においては、断面形状を理解しやすくするためにかしめを省略して示している。このように、水受け部27は、ファンケース21と別部材であるものの、ファンケース21と一体的に結合されるので、加熱調理器1の組み立てが簡易になる。なお、水受け部27は、ファンケース21と一体に成形することにより、さらに組み立てを簡易にできる。
水受け部27の平坦部27aは、フランジ部25、後壁5dの下端部、および、ファンケース21の下壁部21bの後方に配置されて、これらと結合される。また、脚部24は、フランジ部25、後壁5dの下端部、ファンケース21の下壁部21b、および平坦部27aの最後方に配置されてこれらと結合される。
次に、図9を参照する。図9は、ファンケース21の下壁部21bの正面図である。溝27bは、長手方向において一方(左方)および他方(右方)に向けてそれぞれ下方に傾斜する起点となる分岐点27cを有する。したがって、溝27bにおいて、分岐点27cの高さHaが最も高い。
分岐点27cは、長手方向において溝27bの中心よりも他方側に位置している。分岐点27cの位置を他方側に位置することで、一方側へ案内する水の量を多くすることができる。一方側に案内された水は、最終的に第1トレイ13へ案内されるので、他方側の第2トレイ15の排水用の貯水部15aの容量を減らすことができる。また、第1トレイの容量に余裕がない場合は、第2トレイ15の貯水部15aの容量を確保することで、第1トレイを小型化することもできる。
溝27bの一方側の端部27dの高さHbは、溝27bの他方側の端部27eの高さHcよりも低い。流路が長い一方側の端部27dの高さが低いので、溝27bに流れる水量が多くても水を溢れさせることなく流すことができる。
図10を参照する。図10は、水受け部27の上面図である。溝27bは、一方側の端部27dが分岐点27cよりも前方に位置するように湾曲している。
ファンケース21で結露した水滴は、自重によりファンケース21を伝って落下し、ファンケース21と加熱室5の後壁5dと間の隙間を通って、水受け部27の溝27bまで落下する。また、加熱室5の後壁5dおよび底壁5eのフランジ部25で結露した水滴も、後壁5dとフランジ部25の間の隙間を伝って水受け部27の溝27bまで落下する。
水滴の落下箇所が、水受け部27の分岐点よりも一方側であれば、溝27bの一方側の端部27dの方へ案内されながら、溝27bの湾曲に沿って前方にも案内される。前方にも案内されるので、溝27bの一方側の端部27dから落下する水には、長手方向の速度成分だけでなく、前方向の速度成分を有する。これにより、端部27dから落下する水が長手方向に飛び散るのを低減することができる。
図11を参照する。図11は、水受け部の他方側の端部の拡大上面図である。溝27bは、分岐点27cと他方側の端部27eとの間に、切り欠き30を有し、溝27bは、分岐点27cから切り欠き30まで、および、他方側の端部27eから切り欠き30まで前方に湾曲する。
水滴の落下箇所が、水受け部27の分岐点27cよりも他方側であれば、溝27bの切り欠き30へ案内されながら、溝27bの湾曲に沿って前方にも案内される。切り欠き30は、溝27bの折り曲げ部分の長手方向内側に位置する内側切片30aと、外側に位置する外側切片30bとを有する。内側切片30aと外側切片30bとはそれぞれの後端で交わる。
水が長手方向外方へ向けて流れる場合であって、切り欠き30へ案内された水の量が多い場合、内側切片30aから水が落下する際に、一部の水は外側切片30bに衝突する。これにより、水の落下時に長手方向外側への水の飛散を防止することができ、落下する水は下方へ案内される。
また、溝27bの他方側の水の排出口である切り欠き30が湾曲により分岐点27cよりも前方に位置していることで、切り欠き30から排出された水を受ける横樋部51を切り欠き30の後方にまで回り込んで配置することができる(図20参照)。これにより、切り欠き30から落下した水が跳ね返りにより後方に飛散するのを防止することができる。また、切り欠き30が他方側の端部27eよりも内方に配置されているので、長手方向について加熱調理器1の小型化を実現することができる。
次に、図12を参照して、水受け部27の一方側の端部27dから、別の水受け部を介して第1トレイ13へ水を流す流路について説明する。図12は、水受け部27の一方側の端部27d周辺の前方斜視図である。
溝27bの一方側の端部27dの下方に、別の水受け部である横樋部31が配置されている。溝27bの端部27dと、横樋部31とは非接触でそれぞれ配置されている。これにより、端部27dと横樋部31とが非接触であるので、水受け部27が支持されるファンケース21と加熱室5との着脱が簡易になる。また、加熱室5を取り外す際にも、水受け部27と横樋部31とが非接触なので、簡易に取り外すことができる。
次に、図13を参照する。図13は、底板37の上面図である。加熱室5の下方には底板37が配置されている。底板37は、前枠3aおよびファンケース21の下端部と接続されている。加熱室5の底壁5eと底板37との間の空間は機械室として利用されている。この機械室には、加熱調理器1の各機能を駆動する駆動機構と、マイクロ波を発生させるマグネトロン(図示省略)と、このマグネトロンに電力を供給するマグネトロン駆動電源(図示省略)と、マイクロ波発生動作の制御などを行う制御部等(図示省略)が配置されている。なお、図13において、第1トレイ13が装着されて、冷却用ファン39のカバーが取り外されている。
底板37は、中央部に、冷却用ファン39やマグネトロン等が配置される凹部41を有する。凹部41は、プレス加工により成形される。底板37は、外周沿いに凹部41から立ち上がった底板平坦部43を有する。底板平坦部43の長手方向の一方側には、前後方向に延びた長孔45を有する。長孔45の下方から横樋部31の一部が上方に突出している。
また、底板37は、長孔45の前方に配置され、横断面がアーチ形状である樋カバー部47を有する。樋カバー部47は、底板平坦部43から後方に向けて徐々に上方に盛り上がっている。樋カバー部47は、底板37の上方から下方へ傾斜する横樋部31の傾斜部分の一部を覆っている。
次に、図14から図16を参照する。図14は、横樋部31周辺の上面図である。図15は、図14の底板37を外した状態における横樋部31周辺の上面図である。図16は、図14のXVI−XVI線における横樋部31の断面から内方を見た図である。
水受け部27の一方側の端部27dの下方に、横樋部31が配置されている。横樋部31は、加熱調理器1の一方側の側部に沿って後方から前方へ延びる。横樋部31は、前方に向けて下向きの傾斜角度を有する。横樋部31は、水受け部27の一方側の端部27dの下方に配置された第1横樋部33と、第1横樋部33の前端から前方へ延びる第2横樋部35とを有する。第1横樋部33および第2横樋部35は、略直線状の流路を有している。第1横樋部33と第2横樋部35の傾斜角度はそれぞれ異なり、第1横樋部33の傾斜角度θ1は第2横樋部35の傾斜角度θ2よりも大きい。
横樋部31は、水が流れる底壁31aと、底壁31aの側縁部から上方へ延出する側壁31bとを有する。底壁31aは、第1横樋部33の底壁31aaと第2横樋部35の底壁31abとを有する。側壁31bは、第1横樋部33の側壁31baと第2横樋部35の側壁31bbとを有する。第1横樋部33の側壁31baの後部は、底板37に開けられた長孔45を通じて下方から上方へ突出している。また、第1横樋部33の側壁31baの上端の高さHdよりも、水受け部27の一方側の端部27dの高さHbの方が低い。
第1横樋部33の側壁31baの上端よりも、水受け部27の一方の端部27dの方が低いので、水受け部27から第1横樋部33に水が落下した際の跳ね返りが、第1横樋部33から飛び出るのを防止することができる。また、第1横樋部33の側壁31baが水受け部27の端部27dの後方に回り込んで配置されていることにより、跳ね返りによる後方への水の漏洩を防止することができる。また、第1横樋部33の側壁31baの少なくとも一部が、底板37に開けられた長孔45を通じて下方から上方へ突出しているので、第1横樋部33の傾斜角度を大きくすることができ、筐体3の高さを低くしても、前方へスムーズに排水することができる。
底板37の下方には、底板37、第1トレイ13および第2トレイ15を支持する下枠49が配置されている。下枠49は、横樋部31を支持する。また、下枠49の前部には、第1トレイ13を収容する第1トレイ収容部49aと第2トレイを収容する第2トレイ収容部49b(図19参照)を有する。
次に、図17を参照する。図17は、横樋部先端周辺の前方斜視図である。第2横樋部35の前端35aは、第1トレイ収容部49a内にまで延在している。これにより、第1トレイ13が第1トレイ収容部49aに装着されている場合、第1トレイ13の後部上方に第2横樋部35の前端35aが位置している。したがって、第2横樋部35の前端35aから落下する水は、第1トレイ13に収容される。
このように、水受け部27から第1横樋部33に落下した水は、傾斜角度が大きい第1横樋部33により、前方に加速しながら移動する。傾斜角度が緩い第2横樋部35に水が入っても充分に加速されているので、滞留することなく前方に移動し、第2横樋部35の前端35aから第1トレイ13内に落下する。
次に、図18および図19を参照して、水受け部27の他方側の切り欠き30から、別の水受け部を介して第2トレイ15へ水を流す流路について説明する。図18は、水受け部の切り欠き周辺の前方斜視図である。図19は、水受け部の切り欠きから第2トレイ収容部までの水の流路を示す前方斜視図である。
加熱調理器1は、他方側の外側方に水受け部27の切り欠き30から落下した水を第2トレイ15まで案内する横樋部51を備える。横樋部51は、加熱調理器1の一方側の側部に沿って後方から前方へ延びる。横樋部51は、前方に向けて下向きの傾斜角度を有する。横樋部51は、水受け部27の切り欠き30から落下した水を受ける第3横樋部53と、第3横樋部53の前部から落下する水を受ける第4横樋部55とを備える。
次に、図20を参照する。図20は、水受け部27の切り欠き30から落下する水を受け取る案内部53aを示す前方斜視図である。第3横樋部53は、直線状に前後方向に延在する案内部53aと、上下方向に延びる縦樋部53bと、を有する。案内部53aの後端は水受け部27の切り欠き30よりも後方に位置している。案内部53aは、横断面が凹状の形状を有しているが、V字形状を有してもよい。案内部53aは、前方に向けて下方への傾斜を有している。
案内部53aの前部において流路は外側方へ折れ曲がって縦樋部53bに接続されている。縦樋部53bは、底板37の長手方向他方側の平坦部27aに開けられた孔57を通って下方に延在する。縦樋部53bの下方には、第4横樋部55が配置されている。
図19を参照する。第4横樋部55は、下枠49の他方側の側部に沿って配置されている。第4横樋部55の後端部55aは、縦樋部53bの下方に位置している。第4横樋部55は、前方に向けて下方への傾斜を有している。第4横樋部55の前端55bは、第2トレイ収容部49b内まで延在している。これにより、第2トレイ15が第2トレイ収容部49bに装着されている場合、第2トレイ15の後部上方に第4横樋部55の前端55bが位置している。第2トレイ15の前外側部には、横樋部51から流れ落ちる水を収容する貯水部15aが設けられており(図21参照)、第4横樋部55の前端55bから落下する水は、第2トレイ15に収容される。
水受け部27の切り欠き30から落下した水は、案内部53aを傾斜に沿って前方に下って縦樋部53bへ流れる。縦樋部53bに流れた水は、下方に案内され、底板37の下方に配置された第4横樋部55に落下する。第4横樋部55に落下した水は、第4横樋部55を傾斜に沿って前方に下って第2トレイ15に案内される。
加熱室5を備える加熱調理器1は、加熱室5の後部に配置された後壁5dと、後壁5dを伝って下方へ落ちる水を受ける、長手方向に延びた水受け部27と、水受け部27の一方側の端部27dの下方に配置された横樋部31と、を備える。水受け部27は、水を一方側の端部27dへ案内する溝27bを有する。横樋部31は、前方に向けて下向きの傾斜角度を有する。横樋部31は、水受け部27の一方側の端部27dの下方に配置された第1横樋部33と、第1横樋部33の前端から前方へ延びる第2横樋部35とを有する。第1横樋部33の傾斜角度θ1は第2横樋部35の傾斜角度θ2よりも大きい。これだけの構成から、以下の効果を得ることができる。
横樋部31の第1横樋部33の傾斜角度θ1が大きいので、水受け部27の溝27bから落下した水の運動エネルギが小さくても、傾斜方向に加速することができる。また、傾斜角度が緩い第2横樋部35に水が入っても充分に加速されているので、滞留することなく前方に移動することができる。このように、水を前方に適切に案内することができ、横樋部31に水が滞留するのを防止することができる。また、傾斜角度の大きい第1横樋部33の上方に水受け部27の一方側の端部27dが位置するので、第1横樋部33を水受け部27の端部27dに近づけることができ、第1横樋部33に落下した水の跳ね返りを小さくすることができる。
また、水受け部27がファンケース21と別体部材なので水受け部27の形状の自由度を上げることができる。これにより、溝27bを前方へ湾曲するような加工を容易にすることができる。湾曲成形された水受け部27はファンケース21と結合されているので、組み立て時の前後方向の位置合わせが容易になる。また、結合部29が、例えば、かしめ結合など、隙間のあるような結合であっても、隙間を通じて水滴を水受け部27へ流すことができ、ファンケース21内および加熱室5内に滞留するのを低減することができる。また、溝27bが前方に湾曲することで、一方側の端部27dから落下する水は前方向の速度成分を有するので、長手方向への水の飛散を低減することができる。また、溝27bが前方に湾曲することで、溝27bの後方にも張り出した別の水受けを配置することができ、後方への水の飛散を低減することができる。これにより、長手方向外側に飛散防止の構造を別に設ける必要が低減されるので、加熱調理器1の長手方向の小型化を実現することができる。
また、水受け部27の分岐点27cは、長手方向において溝27bの中心よりも他方側に位置している。これにより、一方側の溝27bに流れる水の量を他方側よりも多くすることができる。この結果、他方側に配置された第2トレイの貯水部15aの容量を第1トレイ13の容量よりも小さくすることができる。
また、一方側の溝27bの端部27dは、他方側の溝27bの端部27eよりも低いので、流路が長い側の溝27bの端部27dの高さが低い。これにより、流路が長い側の溝27bの端部27dを次の水受け部に近づけることができるので、溝27bに流れる水量が多くても、次の水受け部へ円滑に水を流すことができる。
また、加熱調理器1は、蒸気発生器16へ給水する給水タンク14を備え、給水タンク14は、加熱調理器1の他方側に配置されている。これにより、溝27bの分岐点27cの前方には、給水タンク14が配置されている。給水タンク14が配置されている側に分岐点27cが配置されているので、給水タンク14を収納する第2トレイ15に案内する水の量を減らすことができる。これにより、第2トレイ15の貯水部15aの容量を小さくすることができるので、給水タンク14の容量を確保することができる。
本開示は、上記実施の形態のものに限らず、次のように変形実施することができる。上記実施の形態において、長手方向の一方側と他方側とで異なる流路が構成されていたが、それぞれの構成を一方側と他方側とで入れ替えてもよい。
なお、上記様々な実施の形態および変形例のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本開示にかかる加熱調理器は、例えば、高周波加熱調理器や、蒸気発生器付き高周波加熱調理器や、ヒータ付き加熱調理器として有用である。
1 加熱調理器
3 筐体
3a 前枠
3b 開口
5 加熱室
5a 上壁
5b、5c 側壁
5d 後壁
5e 底壁
7 扉
7a ハンドル
9 表示部
11 操作部
13 第1トレイ
14 給水タンク
15 第2トレイ
15a 貯水部
16 蒸気発生器
17 ファン
19 吸気孔
20 排気孔
21 ファンケース
21a 凹部
21b 下壁部
23 シーズヒータ
24 脚部
25 フランジ部
27 水受け部
27a 平坦部
27b 溝
27c 分岐点
27d 一方側の端部
27e 他方側の端部
29 結合部
30 切り欠き
30a 内側切片
30b 外側切片
31 横樋部
31a 底壁
31aa 底壁
31ab 底壁
31b 側壁
31ba 側壁
31bb 側壁
33 第1横樋部
35 第2横樋部
35a 前端
37 底板
39 冷却用ファン
41 凹部
43 底板平坦部
45 長孔
47 樋カバー部
49 下枠
49a 第1トレイ収容部
49b 第2トレイ収容部
51 横樋部
53 第3横樋部
53a 案内部
53b 縦樋部
55 第4横樋部
55a 後端部
55b 前端
57 孔

Claims (4)

  1. 加熱室を備える加熱調理器であって、
    前記加熱室の後部に配置された加熱室後壁と、
    前記加熱室後壁を伝って下方へ落ちる水を受ける、長手方向に延びた水受け部と、
    前記水受け部の一方側の端部の下方に配置された横樋部と、
    を備え、
    前記水受け部は、前記水を前記一方側の端部へ案内する溝を有し、
    前記横樋部は、前方に向けて下向きの傾斜角度を有し、
    前記横樋部は、前記水受け部の一方側の端部の下方に配置された第1横樋部と、前記第1横樋部の前端から前方へ延びる第2横樋部とを有し、
    前記第1横樋部の傾斜角度は前記第2横樋部の傾斜角度よりも大きい、
    加熱調理器。
  2. 前記第1横樋部は、下向きの傾斜角度を有する底壁と、前記底壁の両側端から上方へ延出する側壁とを有し、
    前記第1横樋部の前記側壁の上端よりも、前記水受け部の前記一方側の端部の方が低い、
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記加熱室の下方に配置された底板を備え、
    前記第1横樋部の前記底壁の少なくとも一部が、前記底板に開けられた孔を通じて下方から上方へ突出する、
    請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記水受け部は前記加熱室後壁と結合され、
    前記水受け部の前記一方側の端部と、前記第1横樋部とは非接触でそれぞれ配置されている、
    請求項1から3のいずれか1つに記載の加熱調理器。
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