JP6860341B2 - カートン - Google Patents
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Description
特許文献1、2に記載のカートンは、食品容器を取り出す取出口と、食品容器を保持する保持開口とを別々に形成し、取出口から取り出した食品容器を保持開口に保持できるようになっている。
なお、以下の記載において方向を表す場合、カートン1を図1に示すように起立させた状態を基準とする。
図1は、本実施形態に係るカートン1を示す斜視図である。図2は、カートン1の展開図(カートン形成用パネル(カートンブランクとも称する)10の平面図)である。
図1において、カートン1は、チーズ等の食品が収容された食品容器7を収容可能な箱体であり、図2に示すように、板紙素材で形成されたカートン形成用パネル10から組み立てられる。なお、食品容器7は、図1に示すように、開口71A(図5)の上端縁から外部に向けて延出した鍔部71Bを有する容器本体71と、鍔部71Bに貼付されて開口を塞ぐシート蓋72とを備えている。
第1妻板21は、上部横折線41を介して天面部4に連なっている。第1妻板21は、各内側妻板23、24側の端部に設けられた一対のフラップ21A、21Bと、把持部21Eとを備えている。フラップ21A、21Bは、上部横折線41の両端からその直交方向にのびる縦折線21C、21Dを介して第1妻板21に連なっている。フラップ21Aの下端側は、フラップ21Bの下端側よりも大きく切り欠かれ、縦折線21Cに沿った方向の高さ寸法がフラップ21Bの高さ寸法よりも小さくなっている。
第2妻板22は、第1妻板21の反対側で下部横折線31を介して底面部3に連なるとともに、上部横折線42を介して天面部4に連なっている。第2妻板22は、各内側妻板23、24側の端部に縦折線22C、22Dを介して連なる一対のフラップ22A、22Bを備えている。
第1内側妻板23は、下部横折線32を介して底面部3に連なっている。第1内側妻板23の外面には、第1外側妻板25が接着する接着部23Aが設けられている。接着部23Aは、下部横折線32と平行に延設されるが、後述する差込部25Aに対応する位置で不連続になっている。
第2内側妻板24は、第1内側妻板23の反対側で下部横折線33を介して底面部3に連なっている。第2内側妻板24の外面には、第2外側妻板26が接着する接着部24Aが設けられている。接着部24Aは、下部横折線33と平行に延設されている。
第2外側妻板26は、上部横折線44を介して天面部4に連なるとともに、第2内側妻板24に外側から重なって接着される。
取出口形成線6は、胴部2に設けられた側面開口形成線62と、天面部4に設けられた天面開口形成線63とを備えている。
第1直線部62Aおよび第2直線部62Bは、第1妻板21の下端縁から天面部4の面方向に直交する方向に延設されている。第1直線部62Aと第2直線部62Bとの間は、把持部21Eとされている。
第1拡開部62Cは、第1直線部62Aの上部横折線41側の端部から交点C1に向かって傾斜し、交点C1で天面開口形成線63と接続する。
第2拡開部62Dは、第2直線部62Bの上部横折線41側の端部から第1拡開部62Cの反対側に傾斜し、上部横折線41上の交点C2で天面開口形成線63と接続する。第2拡開部62Dを形成する切込61のうち、上部横折線41に交わる切込61Dは、図3にも示すように、直線部61Aと、直線部61Aの一端に設けられた屈曲部61Bと、直線部61Aの他端に設けられた屈曲部61Cとを備えている。
境界線部63Aは、上部横折線43上の交点C3で円弧部63Bにその接線方向で接続する。
円弧部63Bは、食品容器7の鍔部71Bの直径よりも小さな直径を有するとともに、180度以上270度以下の中心角を有する円弧状とされ、上部横折線43から上部横折線41にかけて形成されている。円弧部63Bを形成する切込61のうち、側面開口形成線62に接続する切込61Eは、図3にも示すように、その屈曲部61Bおよび屈曲部61Cの各々の端部を通る直線L1と上部横折線41とが成す角度θ1が、90度より大きくなるように設けられている。また、当該切込61Eは、その直線部61Aの延長線L2と上部横折線41とが成す角度θ2が、角度θ1よりも大きくなるように設けられている。
カートン1を開封する際は、把持部21Eを把持し、当該把持部21Eを上部横折線41で折り返すように引き上げる。これにより、第1妻板21は、各直線部62A、62Bおよび各拡開部62C、62Dに沿って上部横折線41の位置まで切断され、側面開口52が形成される。次いで、天面開口51を形成するために、把持部21Eを上部横折線41で天面部4側に折り返し、図4に示すように、当該把持部21Eを上部横折線41に直交する第1開封方向D1に引っ張る。
カートン1から食品容器7を取り出す際は、取出口5における食品容器7の露出部分を把持し、当該食品容器7を天面開口51と側面開口52との連続部側に斜め上方に引き上げる。すると、図5に矢印および二点鎖線で示すように、第1妻板21、第1内側妻板23、および第1外側妻板25が食品容器7によって外側に押され、取出口5が角部20で拡開するため、取出口5から食品容器7を取り出すことができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、胴部2は、取出口形成線6が接続される角部20で不連続であればよく、その他の角部20が不連続でなくてもよい。
各妻板21、22は、各フラップ21A、21B、22A、22Bを備えていなくてもよい。
差込部25Aは、第1外側妻板25に代えて第2外側妻板26に設けてもよいし、第1外側妻板25および第2外側妻板26にそれぞれ設けてもよい。第2外側妻板26に差込部を設ける場合、当該差込部にフラップ21Bを差し込むようにすればよい。
取出口形成線6は、切込61で構成される場合に限定されず、例えば、カートン1を部分的に変質させた変質部で構成してもよいし、カートン1を部分的に薄肉にした薄肉部で構成してもよい。この場合、変質部や薄肉部は、切込61のように断続的に連なって並ぶように設けられてもよいし、連続する1本の線状に設けられてもよい。
Claims (3)
- 食品容器を収容可能なカートンであって、
筒状の胴部と、
前記胴部の下端側を塞ぐ底面部と、
前記胴部の上端側を塞ぐ天面部と、
前記天面部に前記食品容器を取り出す取出口を当該食品容器を保持可能に形成する取出口形成線とを備え、
前記胴部は、周方向に連続しない不連続部が設けられた分割構造を有し、
前記取出口形成線は、前記不連続部に接続されていることを特徴とするカートン。 - 請求項1に記載のカートンにおいて、
前記胴部は、
第1側板部と、
前記不連続部を挟んで前記周方向に前記第1側板部と隣り合う第2側板部と、
前記第1側板部および前記第2側板部の一方に設けられたフラップとを備え、
前記第1側板部および前記第2側板部の他方は、前記フラップが差し込まれる差込部を備えていることを特徴とするカートン。 - 請求項1または請求項2に記載のカートンにおいて、
前記取出口形成線は、前記不連続部との交点から前記天面部と前記胴部との境界線上に延設された境界線部を備えていることを特徴とするカートン。
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2016
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