JP6860288B2 - 注射針の分離構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ペン型注射器に例示される注射器のシリンジと注射針を分離させるのに用いられる注射針の分離構造に関する。
薬液の注射又は採血等に用いられる注射器は、注射針が鋭利物であること、及び使用後の注射針が注射の対象となる患者等の使用者の体液、血液等により汚染されていること、等の理由から、衛生上慎重な扱いが求められ、医療用廃棄物として一回きりの使用後は廃棄されるものとして扱われている。
また、注射器は、ペン型注射器に代表されるように、薬液等が封入されるシリンジとシリンジの先端に結合する注射針が設けられた注射針部とから構成されることから、廃棄物の扱いをより安全に行う、あるいは廃棄物の容量の増大を抑制する等の理由から、廃棄時においてシリンジと注射針とを分離して廃棄容器に収容させることが行われている。とりわけ糖尿病患者においてはインスリンを自己注射又は家族の介護により注射することがあり、使用後のペン型注射器において注射針を安全且つ容易にシリンジから分離して廃棄する技術が求められている。
そのような技術の一例として、特許文献1においては、開口に挿入されたペン型注射器の注射針を少なくとも1つの歯により拘束することにより回転を規制して、注射針とペン型注射器とのねじ係合を解くようにしたペン型注射針用の開口が開示されている。かかる特許文献1の技術によれば、歯の拘束により注射針が固定された状態で注射器を回転させることにより注射針のねじ係合が解除され、開口と連通した容器内部に注射針を廃棄することできる、とされている。
更に、特許文献2においては、シリンジに螺合した注射針部を安全に当該シリンジから分離し、直ちに収納することを目的として、挿入孔の周囲に注射針部の回転を規制する回転規制部と及び閉止時に挿入孔の直上に位置する押し込み部を有する閉止部材とを備えた注射針用廃棄箱が開示されている。かかる特許文献2の技術によれば、挿入孔に挿入された注射針部を、回転規制部により回転が規制された状態にてシリンジを回転させることにより当該シリンジとの螺合を解除する。
更に、螺合解除後挿入孔に挿入されたまま残存する注射針部を、閉止部材の閉止に連動した押し込み部が、挿入孔と連通した容器内部に押し込む動作を行うことにより、注射針部を安全に容器内に収容することができる、とされている。
特許第4764594号公報 特許第5394520号公報
しかしながら、上記各特許文献に記載の従来技術にはおいては、以下のような課題があった。すなわち、特許文献1においては、注射針部と歯との係合を担保するため、注射器の挿入方向が重力ベクトルに対して傾いた構成となっているとともに、挿入孔に挿入した注射器を、挿入方向から更に交差する向きに変化させる操作を使用者に強いることとなっている。これは実質的に注射器の操作を複雑化するものとなっていた。
また、特許文献2においては、注射針部を容器内に収納するためには、蓋部に備えられた閉止部材を閉止する操作が必要となり、廃棄時の操作を煩わしいものとしていた。
このように、従来技術においては、シリンジから注射針を分離させる操作や分離後の注射針を廃棄するための操作が複雑化しているという課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、注射器の廃棄に際し、単純な構成且つ簡易な操作により注射針をシリンジから確実に分離させて廃棄容器内に収容させることが可能な注射針の分離構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、シリンジ及び、注射針が突設される端面が形成されるとともに前記シリンジの先端に螺合する注射針部を有し、前記注射針部の側面に形成された溝の側端が前記端面に露出している注射器の、前記シリンジから前記注射針部を分離させる注射針の分離構造であって、平面視において、前記注射針部が挿入される位置を中心とした円周上から前記中心に向かって延出する当接部であって、前記注射針部が挿入される位置にて前記シリンジの前記先端の周縁に当接する当接部と、平面視において、前記注射針部が挿入される位置を中心とした円周の半周上であって前記当接部と重ならない位置から前記注射針部が挿入される位置の中心に向かって延出する平板状の本体部、及び前記平板状の本体部の縁端に設けられ、前記注射針部の前記シリンジの前記先端の周縁が前記当接部に当接した状態にて前記注射針部の前記溝に嵌まりこむ係止部を有する規制部とを備え、前記当接部は前記規制部に対し、前記注射針部の挿入方向に沿って手前側に位置しており、前記当接部の端面は前記注射針部が挿入される位置が含まれる挿入孔の輪郭を形成しており、前記挿入孔の内径は、前記規制部の前記平板状の本体部の根元である前記半周の径より小さい、注射針の分離構造である。
本発明の第2の側面は、前記規制部の前記平板状の本体部が配置される前記円周の径は前記シリンジの外径よりも大きい、本発明の第1の側面の注射針の分離構造である。
本発明の第3の側面は、前記当接部は複数個であって、複数個の前記当接部及び前記規制部は、前記挿入孔の周囲に交互に配置されている、本発明の第1又は第2の側面の注射
針の分離構造である。
本発明の第4の側面は、前記当接部は、前記注射針部の前記側面にも当接している、本発明の第1から第3のいずれかの側面の注射器の分離構造である。
本発明の第5の側面は、シリンジ及び、一端に注射針が突設され他端にて前記シリンジの先端に螺合する注射針部を有する注射器の、前記シリンジから前記注射針部を分離させる注射針の分離構造であって、前記注射器の前記注射針部が挿入される挿入孔を有する本体部と、前記挿入孔に前記シリンジに螺合された注射針部が挿入された状態における前記注射器の前記シリンジの、挿入方向に沿った動きを規制する第1の規制部と、前記第1の規制部にて前記注射器の挿入方向に沿った動きが規制された状態における前記注射針部の、前記シリンジの前記挿入方向を軸とする回転を規制する第2の規制部とを備え、前記第1の規制部及び前記第2の規制部は、前記第1の規制部にて前記注射器の挿入方向に沿った動きが規制された状態における前記シリンジの、前記挿入方向に交差する向きの姿勢変化を協働して規制し、前記シリンジ、前記第1の規制部にて前記挿入方向に沿った動きが規制された状態で前記挿入方向を軸とする回転がなされることにより、前記第2の規制部により回転が規制された前記注射針部と相対的に回転して、前記注射針部との螺合が解除された際に、前記第1の規制部による前記シリンジの前記挿入方向に沿った動きが規制された状態を保ったままで前記第1の規制部及び前記第2の規制部による前記注射針部に対する姿勢変化の規制解除させ、前記注射針部を前記シリンジから分離させる、注射針の分離構造である。
本発明の第6の側面は、開口を有する容器本体と、前記開口を閉塞する蓋部とを備えた廃棄物容器であって、前記蓋部は前記本体部として本発明の第1から第5のいずれかの側面の注射針の分離構造を有し、前記注射針の分離構造の前記挿入孔は、前記蓋部と前記容器本体の内部とを連通させている、廃棄物容器である。
以上のような本発明は、注射器の廃棄に際し、簡易な操作により注射針をシリンジから確実に分離させて廃棄容器内に収容させることが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造を有する廃棄物容器の構成を示す分解斜視図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造を有する廃棄物容器の主蓋部の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造に対応する注射器の構成を示す分解斜視図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造の構成を示す平面図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造の構成を示す斜視図 図4のA−A断面図 図4のB−B断面図 図4のC−C断面図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造の動作を説明するための平面図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造の動作を説明するための断面図 本発明の実施の形態に係る注射針の分離構造の動作を説明するための断面図 本発明の他の実施の形態に係る注射針の分離構造の構成を示す平面図 図13のA−A断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る、注射針の分離構造を有する廃棄物容器の構成を示す分解斜視図である。図1に示すように、廃棄物容器100は、合成樹脂製の容器本体110及び、容器本体110と同一又は同種材料より形成される主蓋部120を主要な構成として備える。
容器本体110は開口110xを有する開口箱状の部材であって、主蓋部120により開口110xが閉塞されることにより生ずる内部空間111に、後述する注射器を廃棄物として収容する。
主蓋部120は容器本体110の開口110xの外形に対応した平面形状を有する部材であって、図1及び、図2の斜視図に示すように、表面121a上に本実施の形態の注射針の分離構造1及び後述する注射器のシリンジを投入するための投入口122xが形成されている。注射器の分離構造1は、表面121aから裏面121bまで貫通する開口1xの周囲に形成され、開口1xは主蓋部120が容器本体110に装着された状態にあって、内部空間111と外部とを連通させる。
なお、投入口122xは表面121a側に設けられた内蓋部122によって通常は閉塞されており、シリンジの投入時のみ開放される。ただし、内蓋部122を開閉させる機構の構成は周知慣用の技術的手段を用いることができ、詳細は省略する。
更に、主蓋部120の側縁には表面121a全体を覆う外蓋部123が設けられており、外蓋部123は開口1x及び内蓋部122を覆った状態で、容器本体110を閉塞する。
次に、図3に、本実施の形態の注射針の分離構造1に対応した注射器200の構成を示す。図3に示すように、注射器200は、薬液又は薬液が封入されたカートリッジを格納するシリンジ210と、シリンジ210に脱着自在に結合する注射針部220とを主要な構成として備える。
シリンジ210は合成樹脂製の円筒形の部材であって、一方の端部の端面211から中間部213を介して注射針部220と螺合するための雄ねじ212が突設している。雄ねじ212の端面中央にはシリンジ210側から薬液を吐出させるための開口210xが形成されている。
注射針部220は、シリンジ210と螺合するキャップ部221を備える。キャップ部221はシリンジ210よりも小さな直径を有する合成樹脂製の円筒形の部材であって、円筒の側面に相当する側面221xの全周に渡って複数の溝221yが等間隔で形成される。溝221yの一端は、円筒の一方の底面に相当する端面222にまで達して、端面222上に断面を露出させている。また、溝221yの他端は側面221xと面一をなす環状の端側面221zにまで達している。
更に、端面222上には、注射針本体224を装着するための装着筒223が突設されており、装着筒223及び端面222内にはシリンジ210の開口210xと連通する開口が設けられている。また、図中死角となるキャップ部221の内壁には、シリンジ210の雄ねじ212に対応した形状の雌ねじが形成されており、注射針部220はシリンジ210に対して正回転に螺合することにより結合して、注射器200として完成する。このとき注射針部220の周囲にはシリンジ210の端面211が露出している。
なお、シリンジ210、注射針部220のキャップ部221、装着筒223及び注射針本体224は同軸に形成されて、互いに平行に延伸する。また、キャップ部221の溝221yはシリンジ210の延伸方向に平行に形成されている。
更に、シリンジ210において注射針部220へ薬液を送出するための機構は、周知慣用のピストンその他の技術的手段を用いることができ、詳細は省略する。
次に、図4〜図9を参照して、本実施の形態の注射針の分離構造1の構成を説明する。ただし、図4は注射針の分離構造1の平面図、図5は図1の廃棄物容器100の内蓋部122側から見た斜視図、図6は図5の視点を90°回転させた視点による斜視図、図7〜図9はそれぞれ図4のA−A断面図、B−B断面図及びC−C断面図である。
図4〜6に示すように、注射針の分離構造1は、廃棄物容器100の主蓋部120の表面121a上に形成された平面形状円形の凹部120x内に設けられ、底面124上の開口1xの周囲に位置する3個の当接部10及び2個の規制部20を備える。
当接部10は、凹部120xの底面124を、その中心Oから略六等分してなる領域の1つおきに位置するよう形成された、中心Oに向かって全幅を狭めながら延出する逆扇状の外形を有する部位である。
当接部10は、底面124と同一面上に形成された平板状の基台部11と、基台部11から屈曲して形成され、凹部120xの上方、すなわち外蓋部123寄りに位置する、基台部11と段差を有する平板状の当接本体部12とを備える。複数の当接本体部12の端面13は、底面124の中心Oを囲んで同心円を形成するようにレイアウトされる。
次に、規制部20は、隣接する当接部10の間に位置するように設けられ、当接部10同様、中心Oに向かって全幅を狭めながら延出する逆扇状の外形を有する部位である。
規制部20は、底面124と同一面上に形成された平板状の本体部21と、本体部21の縁端である当接面22上に形成された、外形円柱状の係止部23とを備える。
係止部23は、図4〜6に示すように、底面124上においては当接面22の弧の中央から当接部10に向かってシフトした位置に形成される。更に、係止部23は、図6〜9に示すように、本体部21の厚みよりも大きな全高を有し、本体部21と同一の表面から下方、すなわち廃棄物容器100の容器本体110側に向かって延出している。
更に、当接部10及び基台部11は、底面124の中心Oの周囲に交互に配置される一方で、基台部11の個数は当接部10より1つ少ないことにより、注射針の分離構造1においては、一対の隣接する当接部10の間には開口1xと連通する空隙30xが形成される。
なお、上記の構成において、廃棄物容器100の主蓋部120及び外蓋部123並びに注射針の分離構造1の各部はインジェクション成形等の周知慣用の技術を用いて一体成形品として作成されるが、各部は別部材としてそれぞれ作成し、組立てる構成としてもよい。また、容器本体110も同様に一体成形により作成される。
以上の構成において、注射針の分離構造1は本発明の注射針の分離構造に相当し、主蓋部120の凹部120xは、本発明の本体部に相当し、開口1xは本発明の挿入孔に相当する。また、当接部10の当接本体部12は本発明の当接部に相当し、規制部20の係止部23は本発明の係止部に相当する。
このような構成を有する本実施の形態の注射針の分離構造1は、当接部10及び規制部20を備えたことにより、注射器200のシリンジ210から注射針部220を簡易な操作により確実に分離させ、容器本体110内に廃棄させることを特徴とする。
以下、図10〜図12を更に参照して、更に説明を行う。ただし、図10は、図4に対応して注射器200が挿入された状態を示す平面図であり、図11及び図12はそれぞれ図10のC−C断面図及びA−A断面図に対応した図である。
はじめに、使用者は廃棄物容器100の外蓋部123を開放した状態で、凹部120x内の開口1xに注射針本体224を挿入する向きにて、注射器200を注射器の分離構造1に装着させる。このとき、注射器200全体の向きは凹部120xの底面124に直交する。したがってシリンジ210及び注射針部220の中心軸は当接部10の当接本体部12及び規制部20の本体部21に直交した状態に置かれる。
この向きを保ったまま、注射器200を押圧すると、図10に示すように、シリンジ210の端面211が当接部10の当接本体部12に面接触するとともに、注射針部220は、開口1xの、当接本体部12の端面13及び規制部20の当接面22により囲まれた空間内に配置される。
更に、注射針部220は、キャップ部221の側面221xが、当該側面221xと同軸である開口1xの周囲に等間隔に配置された当接部10の、当接本体部12の端面13にそれぞれ当接するとともに、図11に示すように、キャップ部221の溝221yに規制部20の係止部23が嵌まり込んだ状態におかれる。
以上のように配置された注射器200は、シリンジ210の端面211が当接部10の当接本体部12に面接触することにより、注射針本体224の挿入方向、すなわち注射針本体224が容器本体110の内部空間111に向かう方向の動きが規制される。
更に、注射針部220においてキャップ部221の側面221xが当接本体部12の端面13に当接するとともに、キャップ部221の溝221yに規制部20の係止部23が嵌まり込んだことにより、注射針本体24の挿入方向から交差する向きの姿勢変化が規制される。
すなわち、注射器200は、注射器の分離構造1に装着された状態においては、図10及び図11に示すように、注射針部220のキャップ部221が凹部120xの開口1xに嵌まり込むとともに底面124に直交した状態で位置決めされることとなる。
この状態において、使用者は、注射器200のシリンジ210を把持して軸(図10の中心Oを通過する直線)周りに回転させると、注射針部220は、キャップ部221の溝221yに係止部23が嵌まり込んでいることにより軸周りシリンジ210の回転への従動が妨げられ、シリンジ210と相対的に回転する。
このとき、シリンジ210の回転方向を上述した結合の正回転とは逆回転とすることにより、図11に示すように、注射針部220は内壁の雌ねじ221aがシリンジ210の雄ねじ212との螺合を解除する一方で、シリンジ210の端面211が当接部10の当接本体部12への面接触により干渉することで、注射針本体24の挿入方向への移動が妨げられる。
したがって、螺合の解除に伴い注射針部220は容器本体110側へ移動する。この際、キャップ部221の溝221yは規制部20の係止部23の移動方向に沿って延伸しているため、係止部23による干渉を受けることなく、キャップ部221は係止部23に対して摺動しつつ移動することとなる。
最後に、キャップ部221の雌ねじ221aとシリンジ210の雄ねじ212との螺合が解除されると、図12に示すように、注射針部220は自重によりシリンジ210から脱落して、容器本体110の内部空間111に落下する。
このように、本実施の形態の注射針の分離構造1によれば、開口1xの周囲に設けられた当接部10及び規制部20を備えたことにより、注射器200を開口1xに挿入したままの姿勢を保持しつつ回転させるという簡易な操作を行うことで、シリンジ210から注射針部220を確実に分離させ、廃棄物容器100の内部に廃棄することが可能となっている。
特に、本実施の形態においては、注射針部220のキャップ部221の溝221yに嵌まり込む係止部23が、図4及び図10に示すように、開口1xの中心であり、注射針本体24の位置と一致する中心Oを中心とする半円側にのみ分布して配置された構成を備える。
これにより、キャップ部221の雌ねじ221aとシリンジ210の雄ねじ212との螺合が解除された状態において、注射針部220は中心Oから偏心した2箇所の係止部23に係止されることとなり、その結果、図12中の矢印Sに示すように、空隙30xに向かって脱落し易くなっている。したがって、シリンジ210との螺合が解除された注射針部220を、別部材の操作等に起因する外力を作用させることなく容易に容器本体110へ落下させることが可能となっている。
同様に、本実施の形態においては、図4及び図10に示すように、開口1xの周囲に等間隔に配置された当接本体部12の端面13が、注射針部220の端側面221zの周囲に当接する構成を備える。
これにより、複数の当接本体部12の間に嵌入されたキャップ部221は、端側面221zの周囲から支えられることにより注射器200の挿入方向に位置決めされ、当該挿入方向に交差する向きの姿勢変化が規制される。したがって、使用者は注射針部220が挿入方向に沿った姿勢を保ったままシリンジ210を操作させることができ、簡易な操作によって注射針部220と係止部23との係合を担保して、安定的にシリンジ210から注射針部220の螺合を解除させることが可能となる。
同様に、本実施の形態においては、図4及び図10に示すように、規制部20が当接部10の間に配置されることにより、係止部23が隣接する当接本体部12の端面13の間に配置された構成を備える。
これにより、キャップ部221は複数の当接本体部12が端側面221zに当接することに加えて、更に規制部20が当接面22にてキャップ部221の側面221xに当接するとともに係止部23が溝221yに嵌まりこむことにより軸周りの周囲から支えられる。したがって、注射器200の挿入方向に更に強固に位置決めされ、当該挿入方向に交差する向きの姿勢変化が規制される。その結果、使用者は注射針部220が挿入方向に沿った姿勢を保ったままシリンジ210を操作させることができ、簡易な操作によって注射針部220と係止部23との係合を担保して、安定的にシリンジ210から注射針部220の螺合を解除させることが可能となる。
同様に、本実施の形態においては、図7〜9及び図11に示すように、当接部10の当接本体部12と、規制部20の当接面22及び係止部23とは、注射器200の挿入方向に対して互いに離隔する向きにシフトして配置された構成を備える。
これにより、キャップ部221を含めた注射針部220は、円筒形状の高さ方向に沿った異なる複数箇所で支えられることとなり、注射器200の、その挿入方向に交差する向きの姿勢変化が規制される。その結果、使用者は注射針部220が挿入方向に沿った姿勢を保ったままシリンジ210を操作させることができ、簡易な操作によって注射針部220と係止部23との係合を担保して、安定的にシリンジ210から注射針部220の螺合を解除させることが可能となる。
更に、本実施の形態においては、注射器200のシリンジ210の挿入方向の動きを規制する規制部20は、図4及び図10等に示すように、中心Oに向かって全幅を狭めながら延出する逆扇状の外形を有する構成を備える。
これにより、使用者の操作によりシリンジ210の端面211に面接触するとともに端面13により注射針部220の端側面221zに当接する当接本体部12は、注射器200の挿入方向に直交する向きの剛性が、挿入方向に沿った向きの剛性よりも大きくなっている。したがって、使用者による注射器200の挿入操作の向きが底面124から交差する場合であっても、規制部20を変形させることなく、注射器200の姿勢は矯正され、注射器200を開口1xに正しく装着することが可能となる。その結果、簡易な操作によって注射針部220と係止部23との係合が担保され、安定的にシリンジ210から注射針部220の螺合を解除させることが可能となる。
更に、規制部20は挿入方向に沿った方向において相対的に可撓性が大きい構成となっていることにより、当接本体部12がシリンジ210の押圧に応じて容器本体110側へ沈降するように変形して、注射針部220のシリンジ210からの分離をより良好に行わせるとともに、シリンジ210との螺合が解除された注射針部220を、別部材の操作等に起因する外力を作用させることなく容器本体110内に廃棄させる効果を奏する。
更に、本実施の形態においては、規制部20において、平板状の本体部21の縁端である当接面22上に形成された外形円柱状の係止部23が、本体部21の厚みよりも大きな全高を有し、本体部21と同一の表面から下方、すなわち廃棄物容器100の容器本体110側に向かって延出した構成を備える。
これにより、キャップ部221の溝221yとの接触面積を大きくとるとともに剛性を高めて、注射器200の回転に対する抗力を確保するようにしている。その結果、注射針部220と係止部23との係合が担保され、使用者がシリンジ210を回転操作させた際に、確実に注射針部220の回転を規制させて、螺合を解除させることが可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態による注射針の分離構造1によれば、開口1xの周囲に設けられた当接部10及び規制部20を備えたことにより、使用者は注射器200を開口1xに装着させた所期の状態から挿入方向に保ちつつ所定方向に回転させる、という簡易な動作によって注射針部220をシリンジ210から分離させることができる。
当該動作の間、注射器200は姿勢を変更させる必要がなく、更に、シリンジ210から螺合が解除された後の注射針部220を容器本体110内に導入させるための付加的な動作、構成を必要としない。したがって、簡易な操作により注射針を確実にシリンジから分離させるとともに容器本体110内に収容させることが可能となる。
しかしながら、本発明は上記の実施の形態により限定されるものではない。
上記の説明においては、注射針の分離構造1は、凹部120xの底面124を、その中心Oから略六等分してなる領域の1つおきに位置した3個の当接部10と、隣接する当接部10の間に配置された2個の規制部20とを備えたものとしたが、図13に示す注射針の分離構造2のように、凹部120xの底面124を、その中心Oから略四等分してなる領域の1つおきに位置した個の当接部40と、隣接する当接部10の間に配置された2個の規制部50とを備えるものとしてもよい。
かかる注射針の分離構造3においては、正対して配置された一対の当接部40の当接本体部42に注射器200のシリンジ210の端面211が当接するとともに端面13に注射針部220の端側面221zが当接することにより、注射器200の挿入方向に沿った動きが規制されるとともに、挿入方向に交差する向きの姿勢変化が規制される。
更に、一対の当接部40の間に位置し、且つ正対して配置された一対の規制部50の当接面52に、注射針部220の側面221xが当接するとともに、当接面52上に設けられた係止部53が溝221yに嵌まり込むことにより、注射器200の、挿入方向に交差する姿勢変化が規制されるとともに、注射針部220の回転が規制される。
これらの構成を備えたことにより、注射針の分離構造1と同様、注射器200を開口1xに挿入、装着させるとともに、挿入時の姿勢を保ったままシリンジ210を回転させることにより、注射針部220を確実に分離して容器本体110内に収容させることが可能となる。なお、当接部40及び規制部50の個数は、同数であっても異なっていてもよく、更にそれぞれの個数は3つ以上の任意の個数であるとしてもよい。
要するに、本発明の注射針の分離構造は、当接部及び係止部を有し、当接部が注射器の挿入方向に沿って規制部より手前側に位置した構成であればよく、当接部及び係止部の個数や配置の具体的な態様によって限定されるものではない。
更に、本発明の注射針の分離構造は、それぞれ複数の当接部及び係止部を有し、これらが注射器の挿入方向に垂直な平面上に形成された挿入孔から見て交互に配置されていればよく、その他の具体的な態様によって限定されるものではない。
また、注射針の分離構造2においては、図13のA−A断面図である図14に示すように、一対の規制部50の係止部53は、係止部53a及び53bとして例示するように、それぞれが注射器200の挿入方向に対して互いに離隔する向きにシフトして配置された構成を備えるようにしてもよい。
これにより、キャップ部221の雌ねじ221aとシリンジ210の雄ねじ212との螺合が解除された状態において、注射針部220は注射針部220は、シリンジ210の円筒形状の高さ方向に沿って互いに異なる複数箇所に位置する係止部53a及び53bに係止されることとなり、その結果、図13中のA−A直線上に沿って傾斜する向きに脱落し易くなっている。
したがって、注射針部220を別部材の操作等に起因する外力を作用させることなく容易に容器本体110へ落下させることが可能となる。なお、係止部53a及び53bの注射器200の挿入方向に対して互いに離隔する向きにシフトして配置された構成は、図4等に示す注射器の分離構造1に対して適用するようにしてもよく、同様の効果を奏する。
更に、上記の説明においては、規制部20は、凹部120xの底面124と同一面上に形成された平板状の本体部21の縁端である当接面22上に形成された、外形円柱状の係止部23を備えるものとしたが、本発明の係止部は、当接面22を省略した形状として、本体部21の突端として形成されるものとしてもよい。
更に、上記の説明においては、当接部10の当接本体部12は端面13により注射針部220のキャップ部221の側面221xに当接するものとしたが、本発明の当接部は、挿入孔に注射針部が挿入された状態にてシリンジの先端の周縁に当接するものであればよく、したがって当接本体部12は側面221xから離隔して位置する構成としてもよい。
また、上記の説明においては、本発明は、注射器の分離構造1を一実施の形態として、挿入孔に注射針部が挿入された状態にてシリンジの先端の周縁に当接する当接部と、挿入孔に注射針部が挿入された状態にて注射針部の溝に嵌まりこむ係止部とを備え、当接部は係止部に対し、注射針部の挿入方向に沿って手前側に位置している構成を有するものとして説明を行った。
しかしながら、本発明は、シリンジ及び、一端に注射針が突設され他端にて前記シリンジの先端に螺合する注射針部を有する注射器の、前記シリンジから前記注射針部を分離させる注射針の分離構造であって、前記注射器の前記注射針部が挿入される挿入孔を有する本体部と、前記挿入孔に前記シリンジに螺合された注射針部が挿入された状態における前記注射器の前記シリンジの、挿入方向に沿った動きを規制する第1の規制部と、前記第1の規制部にて前記注射器の挿入方向に沿った動きが規制された状態における前記注射針部の、前記シリンジの前記挿入方向を軸とする回転を規制する第2の規制部とを備え、前記第1の規制部及び前記第2の規制部は、前記第1の規制部にて前記注射器の挿入方向に沿った動きが規制された状態における前記シリンジの、前記挿入方向に交差する向きの姿勢変化を協働して規制し、前記シリンジ、前記第1の規制部にて前記挿入方向に沿った動きが規制された状態で前記挿入方向を軸とする回転がなされることにより、前記第2の規制部により回転が規制された前記注射針部と相対的に回転して、前記注射針部との螺合が解除された際に、前記第1の規制部による前記シリンジの前記挿入方向に沿った動きが規制された状態を保ったままで前記第1の規制部及び前記第2の規制部による前記注射針部に対する姿勢変化の規制解除させ、前記注射針部を前記シリンジから分離させるものとしてもよい。
したがって、上記の説明においては、本発明は、第1の規制部として当接部10の当接本体部12及び端面13を備えるとともに、第2の規制部としての規制部20の係止部23を備えたものとしたが、本発明の第1の規制部は、挿入孔に注射針部が挿入された状態における前記注射器のシリンジの、挿入方向に沿った動きを規制することができればよい。加えて、第2の規制部は、前記第1の規制部にて前記注射器の挿入方向に沿った動きが規制された状態における前記注射針部の、前記シリンジの前記挿入方向を軸とする回転を規制し、第1の規制部及び第2の規制部は、前記第1の規制部にて前記注射器の挿入方向に沿った動きが規制された状態における前記シリンジの、前記挿入方向に交差する向きの姿勢変化を協働して規制することができればよい。すなわち、第1の規制部及び第2の規制部は、それらの個数、形状、挿入方向における配置順のその他の具体的な構成によって限定されるものではない。
更に、上記の説明においては、注射針の分離構造1は、廃棄物容器100の主蓋部120上に一体成形されたものとして説明を行ったが、本発明は、特定の廃棄物容器とは独立した構成であるとしてもよく、既成の廃棄箱や開口箱を閉塞する蓋部材上に形成された構成であるとしてもよいし、医療機器の表面上に作り込まれた構成であるとしてもよい。
要するに、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内であれば、以上説明したものを含め、上記実施の形態に種々の変更を加えたものとして実施してもよい。
以上のような本発明は、注射器の廃棄に際し、簡易な操作により注射針をシリンジから確実に分離させて廃棄容器内に収容させることが可能になるというという効果を奏し、例えば注射器の廃棄容器等への適用において有用である。
1、2、3 注射針の分離構造
1x、110x、210x 開口
10、40 当接部
11 基台部
12、42 当接本体部
13、211、222 端面
20、50 規制部
21 本体部
22、52 当接面
23、53、53a、53b 係止部
24、224 注射針本体
30x 空隙
100 廃棄物容器
110 容器本体
111 内部空間
120 主蓋部
120x 凹部
121a 表面
121b 裏面
122 内蓋部
122x 投入口
123 外蓋部
124 底面
200 注射器
210 シリンジ
212 雄ねじ
213 中間部
220 注射針部
221 キャップ部
221a 雌ねじ
221x 側面
221y 溝
221z 端側面
223 装着筒

Claims (5)

  1. シリンジ及び、注射針が突設される端面が形成されるとともに前記シリンジの先端に螺合する注射針部を有し、前記注射針部の側面に形成された溝の側端が前記端面に露出している注射器の、前記シリンジから前記注射針部を分離させる注射針の分離構造であって、
    平面視において、前記注射針部が挿入される位置を中心とした円周上から前記中心に向かって延出する当接部であって、前記注射針部が挿入される位置にて前記シリンジの前記先端の周縁に当接する当接部と、
    平面視において、前記注射針部が挿入される位置を中心とした円周の半周上であって前記当接部と重ならない位置から前記注射針部が挿入される位置の中心に向かって延出する平板状の本体部、及び前記平板状の本体部の縁端に設けられ、前記注射針部の前記シリンジの前記先端の周縁が前記当接部に当接した状態にて前記注射針部の前記溝に嵌まりこむ係止部を有する規制部とを備え、
    前記当接部は前記規制部に対し、前記注射針部の挿入方向に沿って手前側に位置しており、
    前記当接部の端面は前記注射針部が挿入される位置が含まれる挿入孔の輪郭を形成しており、
    前記挿入孔の内径は、前記規制部の前記平板状の本体部の根元である前記半周の径より小さい、
    注射針の分離構造。
  2. 前記規制部の前記平板状の本体部が配置される前記円周の径は前記シリンジの外径よりも大きい、
    請求項1に記載の注射針の分離構造。
  3. 前記当接部は複数個であって、複数個の前記当接部及び前記規制部は、前記挿入孔の周囲に交互に配置されている、
    請求項1又は2に記載の注射針の分離構造。
  4. 前記当接部は、前記注射針部の前記側面にも当接している、
    請求項1から3のいずれかに記載の注射針の分離構造。
  5. 開口を有する容器本体と、
    前記開口を閉塞する蓋部とを備えた廃棄物容器であって、
    前記蓋部は前記本体部として請求項1からのいずれかに記載の注射針の分離構造を有し、
    前記注射針の分離構造の前記挿入孔は、前記蓋部と前記容器本体の内部とを連通させている、
    廃棄物容器。
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