JP6859701B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
CMOSリニアイメージセンサなどの撮像装置は所定の期間毎に画像データの読み出しを行う。例えば、各画素のフォトダイオードに光電変換により電荷を蓄積し、その蓄積した電荷を所定のタイミングでフローティングディフュージョンに転送し、フローティングディフュージョンが保持する電荷を画像データとして読み取る。撮像装置における画素データの読み出し技術として例えば次のようなものが開示されている。
例えば特許文献1には、固体撮像素子の各画素の検出信号を全行同時にリセットしてから露光を開始し、露光時間の経過後にメカニカルシャッタを閉じ、その状態において固体撮像素子の各画素の検出信号を行毎に順次読み出す技術が開示されている。
また、特許文献2には、フローティングディフュージョンのリセットレベルを読み出す動作を行い、更に、フローティングディフュージョンに転送された電荷を信号レベルとして読み出す動作を行い、信号レベルとリセットレベルとの差分をとる技術が開示されている。
また、特許文献3には、フォトセンサーから電荷を転送する前にそれぞれの蓄積ノードがリセットされるように、複数の蓄積ノードのローリングシャッターリセットを実行する技術が開示されている。
また、特許文献4には、製品出荷前における電子シャッタのリニアリティ評価のための技術が開示されている。この技術では、行の整列順に、各行から整列順に露光時間を徐々に延ばした画素データを出力し、画素データの露光時間と画素データの出力レベルとの関係を示す特性からリニアリティ評価を実施する。
しかしながら、従来の技術では、画素群毎に個別に蓄積期間を設定し、その上で電荷の転送開始時点のフローティングディフュージョンの状態を一定に保つなどの対策はなされていなかった。フローティングディフュージョンの電荷がリセットされた状態ではない状態で電荷の転送を行うと、フローティングディフュージョンにおいて保持することができる総電荷量を上回り、フォトダイオードで発生した電荷を全転送することができない場合がある。この場合、フォトダイオードに電荷が残留し、その電荷が次の蓄積期間に得られた電荷量に加算されることになり、実際の被写体と撮像した画像データとにずれが生じるという問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画素群毎に感度差を補正することができ、更に撮像を行わない期間に発生する電荷の影響を低減させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の撮像素子が配列された撮像装置であって、前記撮像素子は、光電変換により受光した光から電荷を生成する受光素子と、前記受光素子が生成した前記電荷を電圧に変換するフローティングディフュージョンと、前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへ前記電荷を転送させる電荷転送スイッチと、前記フローティングディフュージョンの前記電圧をリセットするリセットスイッチと、前記フローティングディフュージョンの前記電圧を増幅するソースフォロワと、前記リセットスイッチが前記フローティングディフュージョンの前記電圧をリセットするタイミングと前記電荷転送スイッチが前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへ前記電荷を転送させるタイミングとを制御する制御部とを有し、前記リセットスイッチは、一画像データ取得期間中に前記フローティングディフュージョンの前記電圧のリセットを所定の画素群毎に複数回行い、前記電荷転送スイッチは、前記一画像データ取得期間中に前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへの前記電荷の転送を所定の画素群毎に複数回行い、前記制御部は、前記リセットスイッチが前記フローティングディフュージョンの前記電圧をリセットした後、所定のタイミングで前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへ前記電荷を転送させるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、画素群毎に感度差を補正することができ、更に、撮像を行わない期間に発生する電荷の影響を低減させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる撮像装置の構成例を示す図である。 図2は、撮像素子の構成例を示す図である。 図3は、撮像装置の第1動作例を示すタイミングチャートである。 図4は、撮像装置の第2動作例を示すタイミングチャートである。 図5は、撮像装置の第3動作例を示すタイミングチャートである。 図6は、撮像装置の第4動作例を示すタイミングチャートである。
以下に添付図面を参照して、撮像装置の実施形態を詳細に説明する。図1は、実施形態にかかる撮像装置1の構成例を示す図である。撮像装置1は、例えばCMOS(Complementary MOS)カラーリニアセンサであり、撮像素子ブロック10、AD(Analog to Digital)変換回路12、水平読み出し回路14、画像データ処理回路16、及び制御回路18を有する。なお、以下において、「撮像素子」は撮像装置1に構成されている単位画素の任意の一つを指すものとする。また、複数の撮像素子の集まり、つまり複数の単位画素の集まりを「画素群」と呼ぶこととする。
撮像素子ブロック10は、複数の撮像素子20が配置されているエリアである。図1には、撮像素子20が3行に並べて配置されているものを一例として示している。撮像素子ブロック10の1行目、2行目、3行目には、この順に、カラーフィルタ2r,2g,2bが各撮像素子20の上方(図1の紙面手前側)に配置されている。つまり、撮像素子ブロック10は、カラーフィルタ2rが配置された1行目の画素群と、カラーフィルタ2gが配置された2行目の画素群と、カラーフィルタ2bが配置された3行目の画素群とを有する。
各画素群は、それぞれの上方に対応付けて配置されているカラーフィルタ(カラーフィルタ2r,2g,2bの何れか)を介して光(それぞれ、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の光)を受光し、光電変換により発生した電荷を蓄積する。そして、各画素群は、それぞれの、蓄積期間内に発生した電荷に基づき、各撮像素子20から画像データの各画素を構成する画素信号を出力する。なお、「蓄積期間」とは、後においても説明するが、画像データの各画素に対応する各撮像素子20の、受光素子における電荷の蓄積期間のことを指す。
AD変換回路12は、各撮像素子20がそれぞれ出力する電圧(画素信号)を列単位でAD変換するカラム構成となっており、変換したRGB各色のデジタル画素信号を水平読み出し回路14に対して出力する。水平読み出し回路14は、AD変換回路12から入力されるRGB各色のデジタル画素信号をパラレルシリアル変換し、画像データ処理回路16に対して出力する。画像データ処理回路16は、水平読み出し回路14から入力されるRGB各色のデジタル信号(つまり画像データ)に対して補正等を行い、外部に対して出力する。
制御回路(制御部の一例)18は、撮像装置1を構成する各部を制御する。例えば、制御回路18は、各撮像素子20の各種スイッチSEL,TX,RT(図2参照)に制御信号Sを出力し、スイッチオンとスイッチオフとの切り替えを制御する。制御信号Sには、RT206を制御するSRT31,33,35(図3参照)や、TX202を制御するSTX32,34,36(図3参照)や、SEL210を制御するSSEL30(図3参照)などの信号が含まれる。これら各スイッチや制御については後述する。
この他、制御回路18は、AD変換回路12、水平読み出し回路14、画像データ処理回路16などを制御する。なお、制御回路18による制御対象は適宜決めても良い。
図2は、撮像素子20の構成例を示す図である。撮像素子20の一例として、フォトダイオード(PD)200と、電荷転送スイッチ(TX)202と、フローティングディフュージョン(FD)204と、リセットスイッチ(RT)206と、ソースフォロワ回路(SF)208と、選択制御スイッチ(SEL)210とを含む4トランジスタ構成のものを示している。PD200は、「受光素子」の一例であり、入射した光を光電変換して電荷を生成し、光量に応じた電荷を蓄積する。例えば埋め込み型のフォトダイオードである。TX202と、RT206と、SF208と、SEL210とが4つのトランジスタ(一例としてMOSFET(MOS Field Effect Transistor))の構成をとる。撮像素子20内の接続関係を次に示す。
PD200は、アノードが接地され、カソードがTX202のドレインに接続される。TX202は、ドレインがPD200のカソードに接続され、ソースがFD204に接続される。RT206は、ドレインが電圧VDDに接続され、ソースがFD204に接続される。SF208は、ゲートがFD204に接続され、ドレインが電圧VDDに接続され、ソースがSEL210のドレインに接続される。SEL210は、ドレインがSF208のソースに接続され、ソースから画素信号(電圧)をAD変換回路12(図1参照)側に出力する。
制御回路18(図1参照)は、TX202のゲートや、RT206のゲートや、SEL210のゲートに制御信号S(図1参照)としてパルス電圧を印加することにより撮像素子20を動作させる。
撮像素子20の基本的な動作を次に示す。先ず、PD200が光電変換を行うことにより、入射される光の量に応じた電荷を生成して蓄積する。PD200に蓄積された電荷は、TX202のスイッチオンにより、PD200からFD204へと転送される。FD204は、PD200が生成した電荷を電圧に変換する。具体的に、FD204は、PD200からTX202を介して転送されてきた信号電荷を保持する。更に、FD204は、保持した信号電荷を電圧の信号レベルへ変換して出力し、その信号レベルをSF208に印加する。
SF208は、SEL210のスイッチオンにより、次のように動作する。SF208は、FD204の信号レベルの電圧を増幅し、画素信号(電圧)SFOとして出力する。FD204の信号レベルをSFOへ出力した後に、FD204の信号レベルは、RT206のスイッチオンによりリセットされ、所定のレベルに初期化される。画素信号SFOは、AD変換回路12や水平読み出し回路14などを経て画像データとなる。
(第1動作例)
次に、撮像装置1の動作について詳述する。図3は、撮像装置1の第1動作例を示すタイミングチャートである。図3のSSEL30には、行1と行2と行3とを含む全ての行に共通の、SEL210におけるスイッチオンとスイッチオフとのタイミングを示している。SRT31、33、35には、それぞれ、行1、行2、行3のRT206におけるスイッチオンとスイッチオフとのタイミングを示している。STX32、34、36には、それぞれ、行1、行2、行3のTX202におけるスイッチオンとスイッチオフとのタイミングを示している。各タイミングは、ハイレベルがスイッチオン(以下、オンとも言う)を示し、ローレベルがスイッチオフ(以下、オフとも言う)を示す。
行1、行2、行3には、それぞれ、1つ前の画像データ取得期間(第n−1回目の画像データ取得期間)の終わりから、続く第n回目の画像データ取得期間までのものを示している。ここで、nは2以上の整数とする。
例えば行1において、SRT31の1つ目のパルスP11は第n−1回目の画像データ取得期間のRT206のオンを示し、STX32の1つ目のパルスP101は同じ第n−1回目の画像データ取得期間のTX202のオンを示す。SRT31の2つ目のパルスP12は、第n回目の画像データ取得期間のRT206のオンを示し、STX32の2つ目のパルスP102は同じn回目の画像データ取得期間のTX202のオンを示す。このように、第1動作例では「一画像データ取得期間」にRT206とTX202とがそれぞれ1回だけオンになる。
撮像素子20からの画素信号の読み出しの直後から同じ撮像素子20からの次の画素信号の読み出しの直後までの間隔が「画像データ取得間隔」に当たり、本明細書において、この期間を「一画像データ取得期間」と呼ぶ。図3において、STX32に示す1つ目のパルスP101の立下りと2つ目のパルスP102の立下りまでの期間が「一画像データ取得期間」の長さに相当する。
(蓄積期間)
ここで、蓄積期間について説明する。SRT31の1つ目のパルスP11ではFD204の信号レベルがリセットされる。続くSTX32の1つ目のパルスP101ではPD200に蓄積されている電荷が全てFD204に転送される。そして、SSEL30の1つ目のパルスP1001により、FD204に転送された電荷に基づく信号レベルがSF208で増幅されて第n−1回目の画素信号として出力される。図3において「画像データ」に示す第n−1回目の画像データG(n−1)は、第n−1回目の各画素信号に基づいて構成された画像データの出力タイミングを示したものである。因みに、第n回目の画像データG(n)は、第n回目の各画素信号に基づいて構成された画像データの出力タイミングを示している。
以上により、第n回目の画像データ取得期間において、PD200による電荷の蓄積期間は、STX32の1つ目のパルスP101の立下りから開始され、2つ目のパルスP102の立下りで、1つ目のパルスP101の立下りから2つ目のパルスP102の立下りまでにPD200において蓄積された電荷がFD204に全て転送されることをもって、終了する。つまり、1つ目のパルスP101の立下りから2つ目のパルスP102の立下りまでが第n回目の画像データ取得期間におけるPD200での蓄積期間T1(第n回目の蓄積期間)になる。なお、蓄積期間T1は、各画像データ取得期間において同じものとする。第1の動作例では蓄積期間T1を「一画像データ取得期間」全体に当てたものになっている。
更に、第1の動作例では、図3に示すように各行のスイッチオンとスイッチオフのタイミングを揃えている。このため、各行(従って全撮像素子20)共に、同一の期間に電荷の蓄積が行われる。従って、全撮像素子20において同一タイミングで受光された光の電荷が画素信号として出力され、それらの画像データの読み出しが可能になる。
(制御回路の動作)
図3に示す第1動作例において制御回路18は次のように動作する。一例として行1の第n−1回目の動作について説明する。制御回路18は、第n−1回目の画像データ取得期間においてRT206に1パルス(SRT31の1つ目のパルスP11に相当)を出力してRT206をオンにすることにより、FD204を初期化させる。続いて、制御回路18は、TX202に1パルス(STX32の1つ目のパルスP101に相当)を出力してTX202をオンにすることにより、第n−1回目の蓄積期間(蓄積期間T1に相当)においてPD200に発生した電荷をFD204へ転送させる。そして、制御回路18は、SEL210に図3に示すように予め1パルス(SSEL30の1つ目のパルスP1001に相当)を出力してSEL210をオンにしておく。
これにより、制御回路18は、SEL210がオンになっている期間にFD204の信号レベルを増幅した画素信号を出力させ、各画素信号の画像データを出力させる。なお、制御回路18は、SEL210へのパルスP1001の出力を第n回目の蓄積期間T1中(ただし、パルスP12の出力前とする)に行っても良い。
以上のように、第1動作例では、一画像データ取得期間の全体に渡ってPD200で光を順次電荷に変換し、その蓄積された電荷を1回のTX202のオンにより、PD200からFD204へ転送する。
ところで、光電変換によりPD200で発生する電荷量には飽和レベルがある。よって、光を受けている期間にPD200で発生する電荷量を飽和レベル以下に抑えるために、最も感度が高くなる色(この例ではR色)を受光するPD200が飽和レベルに達しないように蓄積期間T1を設定することが望ましい。
(第2動作例)
第1の動作例において、光を受けている期間にPD200で発生する電荷量を飽和レベル以下に抑えることが必要であることについて述べた。それ以外にも、FD204には、保持することができる総電荷量がある。その総電荷量を超える電荷をPD200からFD204に転送する場合、その分の電荷がPD200に残留することになる。よって、FD204が総電荷量に達する前にFD204の信号レベルをリセットすることも必要になる。
図4は、撮像装置1の第2動作例を示すタイミングチャートである。第2動作例では、一画像データ取得期間においてリセットと転送の数を共に1回から複数回に増やした場合の例を示す。ここでは、一例として2回に増やした場合の例を示すが、リセットと転送の回数を2回に限らず3回や4回などと増やしても良い。
図4において、「一画像データ取得期間」の長さは、比較を容易にするため第1動作例と同様とする。従って、図4において、SSEL40をSSEL30(図3参照)と同じにしてある。この例の場合、「一画像データ取得期間」の長さは、STX42に示す1つ目のパルスP101の立下りと3つ目のパルスP103の立下りまでの期間となる。なお、後述する他の動作例においても「一画像データ取得期間」の長さは同じ長さとする。
第2動作例では、「一画像データ取得期間」においてRT206とTX202のそれぞれが2回オンになる。RT206とTX202の1回目のオンと、2回目のオンは、何れも、FD204の信号レベルがリセットされてPD200からFD204へ電荷が転送される動作になる。この内、1回目のオンは、FD204に転送された電荷は捨てられ、2回目のオンは、FD204に転送された電荷は捨てられることなく画素信号として出力される。つまり、一画像データ取得期間は、電荷を捨てる前半の第1期間と電荷を画素信号として出力する後半の第2の期間とにより構成されることになる。
具体的に、行1を例に説明する。SRT41とSTX42の1つ目のパルスP11とパルスP101は、それぞれ、第n−1回目の画像データ取得期間における、RT206とTX202の2回目のオンを表す。つまり、FD204のリセット後にFD204に転送された電荷が画素信号として出力される。
SRT41とSTX42の2つ目のパルスP12とパルスP102は、それぞれ、第n回目の画像データ取得期間における、RT206とTX202の1回目のオンを表す。STX42の1つ目のパルスP101の立下りから2つ目のパルスP102の立下りまでが第1の期間に相当する。この第1の期間にはPD200で受光される光が順次電荷に変換され、その蓄積された電荷の全てが、RT206とTX202の2つ目のパルスP12とパルスP102とによりPD200からFD204へと転送される。
SRT41とSTX42の3つ目のパルスP13とパルスP103は、それぞれ、第n回目の画像データ取得期間における、RT206とTX202の2回目のオンを表す。STX42の2つ目のパルスP102の立下りから3つ目のパルスP103の立下りまでが第2の期間に相当する。続く第2の期間にはPD200で受光される光が、第1の期間と同様に順次電荷に変換され蓄積される。その後、パルスP13により、FD204に保持されている第1の期間の電荷が全て捨てられ、続くパルスP103により、第2の期間において蓄積された全ての電荷がPD200からFD204へと転送される。この電荷は、SSEL40のパルスP1002により画素信号として出力される。
また、ここでは行1を例に説明したが、行2と行3についても同様とする。後述する各動作例においても、行毎に説明する必要が無い限り、行1を例に説明する。
(蓄積期間)
第2動作例における蓄積期間T2は、STX42の2つ目のパルスP102の立下りから3つ目のパルスP103の立下りまでの第2の期間である。つまり、「一画像データ取得期間」の一部が蓄積期間T2として利用される。第1の期間ではFD204の電荷が画像データに反映されないため「撮像を行わない期間」に相当する。
なお、蓄積期間T2は、STX42の2つ目のパルスP102のタイミングをSTX42の1つ目のパルスP101と3つ目のパルスP103の範囲で移動させることにより適宜変更しても良い。
また、第1の期間においてリセットと転送を複数回行う場合は、第1の期間における最後のSRT41のリセット後のSTX42のパルスの立下りから、蓄積期間T2が開始となる。
また、第2の動作例では、第1の動作例と同様に、各行の蓄積期間T2のタイミングを揃えているため、全撮像素子20において同一タイミングで受光された光の画像データの読み出しが可能になる。
(保持期間)
パルスP13により、FD204に保持されている第1の期間の電荷が全て捨てられ、続くパルスP103により、第2の期間において蓄積された全ての電荷がPD200からFD204へと転送される。この転送(一画像データ取得期間中の複数回目の転送)後から、次のリセットパルスの立ち上がりまでの期間が「保持期間」に当たる。
本例では、SSEL40のパルスP1002のタイミングをSTX42のパルスP103のタイミングに重ならせている。このため、次のリセットパルスの立ち上がり前、つまり保持期間内に、FD204に保持されている電荷を全て画素信号として出力することが可能になる。SSEL40のパルスP1002のタイミングは、次のリセットパルスの立ち上がりの直前まで遅らせることが可能である。
(制御回路の動作)
制御回路18は、一画像データ取得期間におけるリセットと転送の回数をこの期間内の出力パルスの追加により増加させることができる。
以上より、制御回路18は、第2の動作例に示すように、一画像データ取得期間において転送を行わせるパルスを複数回出力することにより、PD200で発生する電荷量を飽和レベル以下に抑えることが可能になる。また、制御回路18は、第2の動作例に示すように、一画像データ取得期間においてリセットを行わせるパルスを複数回出力することにより、FD204が保持する電荷量が総電荷量に到達する前にFD204の信号レベルをリセットすることも可能になる。
(第3動作例)
一般に、RGB3色の光をPD200で検出する場合、R,G,Bの順で感度が下がる。このため、RGB3色の光に対して光電変換を同一期間実施した場合、R,G,Bの順でPD200により発生する電荷量が少なくなる。
R色の光を受光するPD200を飽和させないようにと蓄積期間を短く設定した場合、最も感度の低いB色の光を受光するPD200において発生する電荷は、飽和レベルよりもずっと少なくなる。R色の光を受光するPD200はダイナミックレンジをフルに活用できても、B色の光を受光するPD200は不十分になることがある。この点について改善した動作例を次に示す。
図5は、撮像装置1の第3動作例を示すタイミングチャートである。第3動作例では、カラーフィルタの色により分けた画素群(本例では行1の画素群、行2の画素群、行3の画素群)を単位にそれぞれの蓄積期間を異ならせた場合について示している。
第3の動作例では、「一画像データ取得期間」においてRT206とTX202の1回目のオンのタイミングを行(画素群)に応じて異ならせる。具体的に、行1ではR色の光を受光するため、図5に示すようにSRT51とSTX52のそれぞれの2つ目のパルスP12とパルスP102を後方に移動する。これにより、蓄積期間T31が3つの行の中で最も短くなる。行2ではG色の光を受光するため、SRT53とSTX54のそれぞれの2つ目のパルスP22とパルスP202をやや後方に移動する。これにより、蓄積期間T32が3つの行の中で2番目に短くなる。行3ではB色の光を受光するため、SRT55とSTX56のそれぞれの2つ目のパルスP32とパルスP302をそのままの位置とする。これにより、蓄積期間T33が3つの行の中で最も長くなる。
第1と第2の動作例と同様にSEL210がオンにされている期間にTX202がオンにされるタイミングは全行で同一であるので、蓄積期間は異なっても画像データの読み出しは同一のタイミングとなる。
(蓄積期間)
第3動作例においても、第2動作例と同様に、行1においてはSTX52の2つ目のパルスP102の立下りから、STX52の3つ目のパルスP103の立下りまでが蓄積期間(蓄積期間T31)になる。行2においてはSTX54の2つ目のパルスP202の立下りから、STX54の3つ目のパルスP203の立下りまでが蓄積期間(蓄積期間T32)になる。行3においてはSTX56の2つ目のパルスP302の立下りから、STX56の3つ目のパルスP303の立下りまでが蓄積期間(蓄積期間T33)になる。
因みに、例えば行1において、SRT51の2つ目のパルスP12と3つ目のパルスP13の間と、STX52の2つ目のパルスP102と3つ目のパルスP103の間に、共に同じ数のパルスを追加する場合には、SEL210がオフにされている期間(SSEL50の1つ目のパルスP1001の立下りから2つ目のパルスP1002の立ち上がりまでの期間)におけるSTX52の最後のパルスの立下りから、SEL210がオンにされている期間(SSEL50の2つ目のパルスP1002の期間)のSTX52の3つ目のパルスの立下りまでが蓄積期間となる。
(制御回路の動作)
第3動作例では、制御回路18は一画像データ取得期間においてRT206とTX202とをこの順にセットで2回オンにする。制御回路18は、TX202をオンにする1回目のタイミング(2つ目のパルスP102、P202、P303のタイミング)を行毎にずらすことにより、色毎(画素群毎)に蓄積期間を変える。つまり、撮像装置1は、制御回路18による制御信号により蓄積期間を色毎に設定することが可能になる。
以上により、同一の撮像素子20であっても、PD200で受光する色に合わせて制御回路18で蓄積期間を設定することにより、受光する色に依存することなく各撮像素子20で高いダイナミックレンジを確保することが可能になる。
ここでは、制御回路18で感度の高いR色を処理する撮像素子20に短い蓄積期間T31を設定し、感度の低いB色を処理する撮像素子20に長い蓄積期間T33を設定した。これにより、感度の低いB色は、蓄積時間を長く設定したことにより、より多くの電荷に変換され、高いダイナミックレンジを確保することが可能になっている。また、感度の高いR色は、蓄積時間を短く設定したことにより飽和量未満に電荷の変換を抑え、高いダイナミックレンジを確保することが可能になっている。従って、撮像素子20がそれぞれ異なる色を扱うことによって生じる感度差が均一になるように補正することが可能になる。
(第4動作例)
第4動作例では、扱う色に応じて蓄積期間を変更し、更に各色の蓄積期間の中点を揃える場合について説明する。
図6は、撮像装置1の第4動作例を示すタイミングチャートである。ここでは、行1、行2、行3の蓄積期間をそれぞれ、蓄積期間T41、蓄積期間T42、蓄積期間T43とし、それぞれの蓄積期間の中点(T41/2、T42/2、T43/2)のタイミングを破線で示す垂線上に一致させた場合のものについて示している。
また、第3動作例と比較すると、各行のSEL210のオンのタイミングも、行毎に異なるタイミングに調節している。例えば、行1についてはSSEL60のパルスP1002の立下りのタイミングをSTX62の3つ目のパルスP103の立下りのタイミングに合わせている。行2についてはSSEL63のパルスP1002の立下りのタイミングをSTX65の3つ目のパルスP203の立下りのタイミングに合わせている。行3についてはSSEL66のパルスP1002の立下りのタイミングをSTX68の2つ目のパルスP302の立下りのタイミングに合わせている。従って、SEL210のタイミングは、行毎に異なっている。
各行のSEL210のタイミングの関係から、この例の場合には、画素信号は行1、行2、行3の順に出力される。このため、画像データG(n−1)、画像データG(n)は行3の出力後に出力されている。
(制御回路の動作)
制御回路18は、PD200の各色の蓄積期間の中点が揃うように、例えば図6に一例を示すように、SEL210、RT206、及びTX202のスイッチオンの動作タイミングを制御する。
なお、SSEL60、SSEL63、SSEL66のタイミングは一例であり、このタイミングに限定するものではない。
以上により、各行(つまり各色)の画素の蓄積期間の中点を揃えることにより、画像データの各画素に、同じタイミングで受光した光のデータをより多く含ませることが可能になる。
この場合、例えば、連続して撮像したRGB各色の画像をつなぎ合わせて元の画像を再現する場合に、RGB各色の画像データの相対的な位置関係を一致させることができ、再現時の画像処理負荷を軽減できる。
なお、以上に示す第1〜第4の各動作は、一例であり、本実施の形態の適用が及ぶ範囲内において適宜変形しても良い。次に示すものは、その変形の一例である。
FD204の信号レベルのリセットは、PD200から電荷を転送する直前に行い、PD200からの電荷の転送は、FD204の信号レベルのリセットが完了した後に行う。例えば、図4に示す行1を一例に挙げると、SRT41の各パルスP11、P12、P13をSTX42の各パルスP102、P102、P103の直前に配置するようにする。こうすることにより、制御回路18は、RT206によるFD204の初期化をTX202による電荷転送直前に常時実施するため、PD200からの電荷転送直前に必ずFD204の信号レベルがリセット状態になる。リセット状態のFD204であれば、PD200の電荷を全て転送可能であるため、PD200での残留電荷をなくすことができる。
また、第2の期間の開始時にPD200に第1の期間の電荷が残る場合には、第2の期間の開始前にリセットと転送を複数回行うようにしても良い。つまり、第1の期間内に、PD200の蓄積電荷をFD204に転送し、リセットによりその電荷を捨てる動作を複数回繰り返す。図4に示す行1を一例に挙げると、SRT41のパルスP12とSTX42のパルスP102との間に複数組のリセットパルスと転送パルスを追加する。また、第1の期間を短縮できる場合は、SRT41のパルスP12とパルスP13の間に複数のリセットパルスを追加し、STX42のパルスP102とパルスP103の間に、SRT41に追加したリセットパルスに対応する転送パルスを追加する。この場合、追加された転送パルスの内のパルスP103の直前の転送パルスの立下りが蓄積期間の開始になる。
また、SRT及びSTXに対するSSELのパルスの位置関係は一例であるため、適宜変形しても良い。図4に示す行1を例に挙げると、SSEL40の1つ目のパルスP1001は、STX42の1つ目のパルスP101の立下りのタイミングからSRT41の2つ目のパルスP12の立ち上がりの前までの間に配置されていれば良い。
また、蓄積期間外に常時TX202をオンしておいてもよい。TX202がオンにされたままであれば、PD200で発生した電荷を常にFD204へと転送できる。ただし、FD204に転送できる総電荷量を超える電荷がPD200で発生する可能性がある場合は、FD204へ転送できなかった電荷がPD200に残る可能性がある。従って、その場合は、FD204に総電荷量を超える電荷が転送される前にRT206によるFD204の初期化を実施することによりFD204に保持した電荷を捨てる。
また、制御回路18は、例えば画像データ取得間隔を長く設定し、蓄積期間を短く設定して、蓄積期間外のPD200に蓄積された電荷を複数回に分けてFD204へ転送させてもよい。
また、SF208は、多段に構成しても良い。また、SEL210は「制御スイッチ」の一例として示したものである。この他、定電流回路であれば、その他の構成のものに変更しても良い。
また、撮像装置は、画素単位で蓄積期間を設定できるものでも、所定の画素群毎に蓄積期間を設定できるものであっても良い。一例として行(画素群)毎に蓄積期間を設定する構成のものを示したが、画素毎に蓄積期間を設定するものであっても良い。また、リニアセンサのRGBの行を画素群の一例として示したが、画素群をこれに限定するものではない。例えばベイヤー配列の各画素を色別に分類したものを画素群にしても良い。
また、画素を色別に分類した場合の画素群の構成を示したが、色別に限らず、各画素のPD200の光電変換特性により画素群を分類しても良い。例えば、光電変換特性が所定の基準よりも良いもの第1の画素群とし、所定の基準よりも悪いものを第2の画素群として分類する。
また、撮像素子に異なるカラーフィルタを配置することにより、R色の光を入射させる画素群と、G色の光を入射させる画素群と、B色の光を入射させる画素群とに分類したが、各撮像素子に、白色光から分離したRGB色の何れかの光を直接入射させるようにしても良い。
以上、第1動作例〜第4動作例に示した動作、また、この技術思想に含まれる全ての変形動作、その変形動作を含む構成では、画素群毎に感度差を補正することができ、更に撮像を行わない期間に発生する電荷の影響を低減させることができるという効果を奏する。
1 撮像装置
10 撮像素子ブロック
18 制御回路(制御部)
20 撮像素子
200 フォトダイオード(PD:受光素子)
202 電荷転送スイッチ(TX)
204 フローティングディフュージョン(FD)
206 リセットスイッチ(RT)
208 ソースフォロワ回路(SF)
210 選択制御スイッチ(SEL)
特開2006−191236号公報 特開2013−106231号公報 国際公開第2007/111854号 特開2011−66852号公報

Claims (7)

  1. 複数の撮像素子が配列された撮像装置であって、
    前記撮像素子は、
    光電変換により受光した光から電荷を生成する受光素子と、
    前記受光素子が生成した前記電荷を電圧に変換するフローティングディフュージョンと、
    前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへ前記電荷を転送させる電荷転送スイッチと、
    前記フローティングディフュージョンの前記電圧をリセットするリセットスイッチと、
    前記フローティングディフュージョンの前記電圧を増幅するソースフォロワと、
    前記リセットスイッチが前記フローティングディフュージョンの前記電圧をリセットするタイミングと前記電荷転送スイッチが前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへ前記電荷を転送させるタイミングとを制御する制御部と
    を有し、
    前記リセットスイッチは、
    一画像データ取得期間中に前記フローティングディフュージョンの前記電圧のリセットを所定の画素群毎に複数回行い、
    前記電荷転送スイッチは、
    前記一画像データ取得期間中に前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへの前記電荷の転送を所定の画素群毎に複数回行い、
    前記制御部は、
    前記リセットスイッチが前記フローティングディフュージョンの前記電圧をリセットした後、所定のタイミングで前記受光素子から前記フローティングディフュージョンへ前記電荷を転送させるように制御する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の撮像素子は、
    それぞれ前記受光素子に対して赤、青、緑のいずれかの色の光を受光するようにフィルタが設けられ、受光する前記光の色毎に前記画素群を構成していること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ソースフォロワによる前記フローティングディフュージョンの前記電圧を増幅して出力する動作をオンにする制御スイッチを有し、
    前記制御スイッチは、前記一画像データ取得期間中の、前記複数回の転送の内の一部の転送により転送された前記電荷が前記フローティングディフュージョンに保持されている保持期間の終了までに前記動作をオンにすること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、更に、
    前記制御スイッチの前記動作をオンにするタイミングを制御すること
    を特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記保持期間は、複数回目の前記転送後に開始される蓄積期間に前記受光素子において蓄積される電荷の、前記フローティングディフュージョンへの転送後から次にリセットされるまでの期間であること
    を特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  6. 前記蓄積期間は、画素群毎に異なること
    を特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御部は、
    前記受光素子それぞれが電荷を蓄積する期間の中点が揃うように、前記リセットスイッチ及び前記電荷転送スイッチの動作タイミングを制御すること
    を特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の撮像装置。
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