JP6859548B2 - 天井ボード切削機 - Google Patents
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Description
天井ボードは主に石膏ボードからなり、天井下地材(野縁)に釘やビス、接着剤等によって固定されているため、天井ボードは解体しやすい大きさに予め切断し、それから作業員がバールや手作業によって天井下地材から天井ボードを剥がすのが好ましい。
また、天井に点検口を設ける場合や空調機器等を増設する際にも、天井ボードの切断が必要となる。
従来、天井ボードの切断には例えば特許文献1の天井ボード切断工具が行われている。
(1)工具本体にモーターや充電池を取り付けるため、工具の重量が大きくなり、特に長時間作業時の作業員の負担が大きい。
(2)刃物を上下方向に往復動させながら天井ボードを切断するため、切断時の騒音が大きい。
(3)天井ボード切断時に発生する切り屑は、集塵カバー内に自然落下させて回収するが、切断時に回収できなかった切り屑が室内に落下してしまう恐れがある。
本願の第2発明は、第1発明の天井ボード切削機において、前記切削刃の近傍に一方の端部を設ける集塵ホースと、前記集塵ホースの他方の端部に接続するクリーナーと、を有する天井ボード切削機を提供する。
本願の第3発明は、第2発明の天井ボード切削機において、前記把持部に前記クリーナーを起動および停止するためのスイッチを設けることを特徴とする、天井ボード切削機を提供する。
本願の第4発明は、第2又は第3発明の天井ボード切削機において、前記ハーネスに、前記クリーナーを取り付けることを特徴とする、天井ボード切削機を提供する。
(1)作業員が手に持つ把持部と、モーターを備えた駆動部とが分かれているため、把持部の重量が小さくなり、長時間の作業でも作業員の負担が小さくなる。
(2)切削刃をエンドミル状とすることにより、天井ボード切削時の騒音が小さくなる。
(3)天井ボード切削時に発生する切り屑はクリーナーにより吸引して回収するため、切り屑が室内に落下することがない。
本発明の天井ボード切削機1は、天井ボードBを切断する際に使用するものである(図1)。
天井ボード切削機1は、切削刃23を取り付けた把持部2と、切削刃23を駆動するモーターを備えた駆動部3と、切削刃23と駆動部3を連結するフレキシブルシャフト4と、切断時の切り屑等を回収する集塵ホース5およびクリーナー6と、クリーナー6を把持部2の電源スイッチ24によって操作するための電源ケーブル7と、を有する。
このうち、駆動部3とクリーナー6は、作業員が装着するハーネス8に取り付ける。
把持部2は、本体21と、本体21の上部に固定するベース22と、本体21から突設する切削刃23と、からなる(図2)。
本体21は、作業員が片手で持つための持ち手211を有する。
切削刃23はベース22に形成した刃孔221を通じて突出している。
作業員は切削刃23を駆動させた状態で把持部2の持ち手211を持ち、ベース22の上面を天井ボードBの下面に当接しながら把持部2を切断したい方向に動かすことで、突出した切削刃23により天井ボードBを切断する。
また切削刃23のベース22からの突出長を、先端が天井ボードBをわずかに貫通しない位置になるように予め設定することで、作業員は切削刃23によって形成された溝に沿って容易に天井ボードBを切断することができる。切削刃23が天井ボードBを貫通しないため、天井ボードB上のケーブル等を傷つけるおそれがない。
把持部2と、切削刃23を駆動するためのモーターを備えた駆動部3が分かれているため、把持部2の重量が小さく、長時間の作業でも作業員の負担が小さい。
切削刃23は上下動によって切断する鋸状ではなく、回転によって切断するエンドミル状とする。エンドミル状とすることにより、天井ボードB切削時の騒音を小さくすることができる。
また、上下動する鋸状では天井ボードB上のケーブル等を傷つけるおそれがあるが、エンドミル状であれば上下動しないためケーブル等を傷つけるおそれがない。
駆動部3は切削刃23を駆動するためのモーターを内蔵しており、モーターを駆動するスイッチ31、モーターの回転速度を調整するスライダー32を有する。
駆動部3のモーターは同じく駆動部3に内蔵する充電池によって駆動することにより、配線が不要となる。モーターは別途配線して外部電源により駆動してもよい。
駆動部3はモーターおよび充電池を内蔵するため、把持部2に比べて重量があるが、ハーネス8に取り付けることにより作業員の負担が軽減される。
駆動部3のスイッチ31やスライダー32は別途の配線を行い、把持部2に設けてもよい。作業員が手元で駆動部3を操作することにより、必要時以外に駆動部3を運転することがなく、運転音の発生を抑制することができる。
フレキシブルシャフト4は、駆動部3のモーターの回転力を把持部2の切削刃23に伝達する。
フレキシブルシャフト4は屈曲自在なため、把持部2は取り回しが容易である。
把持部2には、ハーネス8の背部に取り付けたクリーナー6に接続した集塵ホース5を取り付ける。クリーナー6はハーネス8に取り付けることにより作業者の負担が軽減される。
集塵ホース5の吸い込み側の端部は、切削刃23の近傍に設ける。そして、天井ボードB切削時に発生する切り屑を、集塵ホース5を通じてクリーナー6により吸引して回収する。クリーナー6により吸引して回収するため、切り屑が室内に落下することがない。
クリーナー6は外部電源により駆動してもよいが、充電式にすると配線が不要となる。
クリーナー6はハーネス8の背部に取り付けるため、作業員がクリーナー6本体の電源スイッチを操作することは困難である。このため、クリーナー6の電源スイッチ24を把持部2に設けて、電源ケーブル7を配線することにより、作業員が手元でクリーナー6を入/切操作することができる。また、把持部2に電源スイッチ24を設けることで、必要時以外にクリーナー6を運転することがなく、運転音の発生を抑制することができる。
集塵ホース6および電源ケーブル7は屈曲自在なため、把持部2は取り回しが容易である。
2 把持部
3 駆動部
4 フレキシブルシャフト
5 集塵ホース
6 クリーナー
7 電源ケーブル
8 ハーネス
Claims (4)
- 持ち手を形成した本体と、前記本体の上部に固定して天井ボードの下面に当接するベースと、前記本体から前記ベースに形成した刃孔を通じて突設する切削刃と、からなる把持部と、
前記切削刃を駆動するためのモーターを備えた駆動部と、
前記把持部の切削刃と、前記駆動部とを連結し、前記モーターの回転力を前記切削刃に伝達するフレキシブルシャフトと、からなり、
前記切削刃はエンドミル状であり、
作業員が装着できるハーネスに、前記駆動部を取り付け、
前記把持部に前記駆動部の前記モーターを起動および停止するためのスイッチを設け、
前記切削刃の前記ベースからの突出長は、天井ボードの厚さよりも短いことを特徴とする、天井ボード切削機。 - 請求項1に記載の天井ボード切削機において、
前記切削刃の近傍に一方の端部を設ける集塵ホースと、
前記集塵ホースの他方の端部に接続するクリーナーと、を有する天井ボード切削機。 - 請求項2に記載の天井ボード切削機において、
前記把持部に前記クリーナーを起動および停止するためのスイッチを設けることを特徴とする、天井ボード切削機。 - 請求項2又は3に記載の天井ボード切削機において、
前記ハーネスに、前記クリーナーを取り付けることを特徴とする、天井ボード切削機。
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