JP6859217B2 - ガスセンサ - Google Patents

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本発明は、被検出ガス中に晒され、この中の特定ガス成分を検出するセンサ素子を備えるガスセンサに関する。
自動車エンジン等の内燃機関の燃費向上や燃焼制御を行うガスセンサとして、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサや空燃比センサが知られている。
このようなガスセンサとして、特定ガスの濃度検出を行うセンサ素子を主体金具に保持すると共に、センサ素子の後端側を金属製の外筒の内部に収容した構造が一般的に用いられている。又、センサ素子の検出信号を外部に取り出したり、センサ素子を加熱するヒータの電力を供給するため、センサ素子の後端側に端子金具が電気的に接続され、この端子金具は筒状のセラミック製セパレータの内部に保持されている。
さらに、センサ素子の検出セルは、酸素濃度の基準となる外気に晒される基準電極と、被検出ガス中に晒される検知電極とを有しており、外筒の内部に収容されたセンサ素子に外気を導入する必要がある。このため、外筒のうちセパレータに対向する側面に通気孔を設け、この通気孔に撥水性の通気フィルタを配置するガスセンサが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このガスセンサでは、通気孔から通気フィルタを介して外筒の内部に導入された外気は、外筒とセパレータとの隙間を経由してセンサ素子に導入される。
特開2016−211981号公報(図1)
しかしながら、外筒とセパレータとの隙間は狭いため、通気孔から外筒の内部に外気が導入され難く、センサ素子の検出出力が変動したり異常値を示すという問題がある。又、外筒とセパレータを組み付ける際に径方向の位置ズレがあると、セパレータが外筒に密着して通気孔を閉塞するおそれがある。さらに、ガスセンサの周囲温度が低下して外筒の内部が結露した場合、外気が導入され難いと結露水が隣接する端子金具間を短絡して絶縁性が低下するおそれがある。
一方、外筒のうち、セパレータ等の内部部品が存在しない部位に通気孔を設けようとすると、ガスセンサの軸線方向の長さが長くなって大型化したり、通気孔からセンサ素子に至る外筒の内部容積が増え過ぎて外筒内部の換気が進みにくくなるという不具合がある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、ガスセンサへの外気の流通を促進させてセンサ素子の検出出力を安定化させると共に、ガスセンサ内部の結露を速やかに解消することができるガスセンサを提供することを目的とする。
本発明のガスセンサは、軸線方向に延び、先端側に検出部を有するセンサ素子と、前記センサ素子の周囲を取り囲み、前記センサ素子の後端側を突出させつつ該センサ素子を保持する主体金具と、側面通気孔を有して前記主体金具の後端側に固定される外筒と、前記外筒の後端側に収容される弾性のシール部材と、前記軸線方向に前記シール部材と前記センサ素子との間で前記外筒の内面に配置される筒状部材と、前記軸線方向に前記筒状部材と前記センサ素子との間で前記外筒の内面に配置されるセパレータと、を備えるガスセンサであって、前記筒状部材は、先端側に設けられる小径部と、後端側に設けられて前記軸線方向に前記小径部と繋がり、前記小径部よりも径大となる最大外径をなす大径部と、を有し、前記大径部と前記小径部は、別部材を介さずに前記外筒に直接対向して配置されると共に、前記小径部の周囲には環状の内部空間が形成され、前記大径部と前記外筒との最大間隔は、前記小径部と前記外筒との最大間隔よりも小さく、前記側面通気孔は前記小径部に対向して配置され、前記軸線方向に、前記筒状部材は前記セパレータと前記シール部材とに接して挟まれるようにして保持されていることを特徴とする。


このガスセンサによれば、側面通気孔が小径部に対向して配置されると共に、小径部の後端側には小径部よりも径大な大径部が配置されている。これにより、側面通気孔からガスセンサの内部に導入された外気は、ガスセンサの内部の先端側のセンサ素子の方へ流れ易くなり、センサ素子への外気の流通を促進させることができる。又、外気が外筒内で後端側へ流れても、小径部よりも径大な大径部によって跳ね返されて先端側へ向かうので、ガスがセンサ素子の方へさらに流れ易くなる。
又、側面通気孔は、大径部より径小の小径部に対向しているので、外筒と筒状部材を組み付ける際に径方向に位置ズレしても、小径部と側面通気孔との隙間を確保することができ、側面通気孔に小径部が密着して側面通気孔を閉塞することを抑制できる。
以上により、ガスセンサへの外気の流通を促進させてセンサ素子の検出出力を安定化させると共に、ガスセンサ内部の結露を速やかに解消することができる。
本発明のガスセンサにおいて、前記小径部の前記側面通気孔に対向する部位に、先端に向かって先細るテーパ部が形成されていてもよい。
このガスセンサによれば、側面通気孔からガスセンサの内部に導入された外気がテーパ部に案内されて先端側へ向かってスムーズに流れ易くなるので、センサ素子への外気の流通をより促進させることができる。
本発明のガスセンサにおいて、前記筒状部材がセラミックからなっていてもよい。
このガスセンサによれば、筒状部材を弾性部材から形成した場合に比べ、形状保持性に優れ、外筒と筒状部材を組み付ける際に径方向に位置ズレしても、小径部と側面通気孔との隙間を安定して確保できる。
本発明のガスセンサにおいて、前記テーパ部の軸線方向の長さは、前記側面通気孔の軸線方向の長さよりも短くてもよい。
このガスセンサによれば、テーパ部付近の内部空間を狭くし、外気の換気性が向上する。
本発明のガスセンサにおいて、前記大径部の少なくとも一部は、前記外筒の内面と当接していてもよい。
このガスセンサによれば、外筒と筒状部材を組み付ける際、径方向に筒状部材を位置決めして径方向の位置ズレを抑制できる。
本発明のガスセンサは前記センサ素子と電気的に接続する端子金具をさらに備え、前記筒状部材は、自身の内部に前記端子金具を保持するセパレータであってもよい。
このガスセンサによれば、セパレータが筒状部材を兼用するので、部品点数が低減すると共に、ガスセンサを小型にすることができる。
この発明によれば、ガスセンサへの外気の流通を促進させてセンサ素子の検出出力を安定化させると共に、ガスセンサ内部の結露を速やかに解消することができる。
本発明の実施形態に係るガスセンサの長手方向に沿う断面図である。 筒状部材の周囲における図1の部分拡大図である。 筒状部材の変形例を示す断面図である。 筒状部材の別の変形例を示す断面図である。 筒状部材のさらに別の変形例を示す断面図である。 筒状部材の他の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るガスセンサ(酸素センサ)200の長手方向に沿う全体断面図、図2は図1の部分拡大図である。
このガスセンサ200は、自動車や各種内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサである。
図1において、ガスセンサ200は、排気管に固定されるためのねじ部139が外表面に形成された筒状の主体金具138と、軸線O方向(ガスセンサ200の長手方向:図中上下方向)に延びる板状形状をなすセンサ素子10と、主体金具138の後端側に固定される金属製の外筒144と、外筒144の後端側144eに収容される弾性ゴム製のグロメット(シール部材)170と、グロメット170の先端側に配置される筒状部材30と、筒状部材30の先端側に配置されてセンサ素子10の後端部の周囲を取り囲むセラミック製のセパレータ40と、セパレータ40の挿通孔40hに保持される4個の端子金具20と、を備えている。
又、センサ素子10の先端側の検出部は、アルミナ等の多孔質保護層14で覆われている。
主体金具138は、ステンレスから構成され、軸線方向に貫通する貫通孔134を有し、貫通孔134の径方向内側に突出する棚部132を有する略筒状形状に構成されている。この貫通孔134には、センサ素子10の先端部を自身の先端よりも突出させるように当該センサ素子10が配置されている。さらに、棚部132は、軸線方向に垂直な平面に対して傾きを有する内向きのテーパ面として形成されている。
なお、主体金具138の貫通孔134の内部には、センサ素子10の径方向周囲を取り囲む状態で環状形状のアルミナ製のセラミックホルダ151、粉末充填層(滑石リング)153、およびセラミックスリーブ106がこの順に先端側から後端側にかけて積層されている。
また、セラミックスリーブ106と主体金具138の加締め部137との間には、加締めパッキン157が配置されており、加締め部137は、加締めパッキン157を介してセラミックスリーブ106を先端側に押し付けるように、加締められている。
一方、図1に示すように、主体金具138の先端側(図1における下方)外周には、センサ素子10の突出部分を覆うと共に、複数の孔部を有する金属製(例えば、ステンレスなど)二重のプロテクタである、外部プロテクタ142および内部プロテクタ143が溶接等によって取り付けられている。
そして、主体金具138の後端側外周には、外筒144が固定されている。また、外筒144の後端側には、外筒144の後端開口を閉塞するように上述のグロメット170が配置されている。グロメット170には、4本のリード線146(図1では2本のみを表示)が挿通されるリード線挿通孔170hが形成されている。
また、主体金具138の加締め部137より突出されたセンサ素子10の後端側(図1における上方)には、主体金具138と離間してセパレータ40が配置される。なお、このセパレータ40は、センサ素子10の後端側の主面に形成される合計4個の電極パッド(図示せず)の周囲に配置される。このセパレータ40は、軸線方向に貫通する挿通孔40hを有する筒状形状に形成されると共に、外表面から径方向外側に突出する鍔部40aが備えられている。セパレータ40は、鍔部40aを外筒144の段部に当接させると共に、保持部材169を介して外筒144を加締めることで、外筒144の内部に保持される。
そして、軸線O方向にセパレータ40とグロメット170とで挟まれるようにして、外筒144の内部にセラミック製の筒状部材30が配置されている。筒状部材30は、グロメット170の弾性力によって先端側に押圧され、セパレータ40の後端向き面側に係止されている。
又、セパレータ40とセンサ素子10の後端側との間の外筒144の内部が素子空間Vを形成している。
センサ素子10自身は公知の構成であり、図示はしないが酸素イオン透過性の固体電解質体と1対の電極とを有するガス検出部と、ガス検出部を加熱して一定温度に保持するヒータ部とを備えている。又、ガス検出部の1対の電極は、酸素濃度の基準となる外気に晒される基準電極と、被検出ガス中に晒される検知電極とからなる。
そして、外筒144の内部に収容されたセンサ素子10に外気を導入するため、外筒144には側面通気孔144sが周方向に等間隔で複数個設けられている。又、側面通気孔144sの外側には撥水性の通気フィルタ145が配置され、通気フィルタ145の外側に金属製の保護外筒147がはめられており、保護外筒147の外側から加締められることにより、外筒144、通気フィルタ145及び保護外筒147が一体に固定されている。
なお、保護外筒147にも側面通気孔144sと重なるように側面通気孔147sが設けられ、各側面通気孔144s、147s及び通気フィルタ145を介してガスセンサ200の内部に外気を導入及び排出可能になっている。
通気フィルタ145は、通気は可能であるが水分の浸入を防止できるものである。
一方、センサ素子10の後端側に配置された上述の電極パッドには、端子金具20がそれぞれ電気的に接続され、センサ出力信号が端子金具20からリード線146を介して外部に取り出されると共に、端子金具20を介してヒータ部に電力を供給するようになっている。
なお、端子金具20の後端側にリード線146が圧着されており、端子金具20がセパレータ40の挿通孔40hに保持されると共に、リード線146は筒状部材30の挿通孔(図示せず)及びグロメット170のリード線挿通孔170hを通して外部に引き出されている。
なお、筒状部材30がセパレータ40を兼ねるのが部品点数削減の点からは好ましいが、図1の例では、筒状部材30とセパレータ40とを別体としている。これは、セパレータ40に挿入された端子金具20に対し、セパレータ40の後端側から筒状部材30の先端を当接させることで、端子金具20の軸線O方向の位置決め精度を向上させることができるためである。このように、部品点数削減の効果と、別の効果(端子金具20の位置決め等)とを比較して筒状部材30の構成を選択すればよい。
次に、図2を参照して筒状部材30の作用について説明する。
図2に示すように、筒状部材30は、先端側に設けられる小径部31と、後端側に設けられる大径部33と、を有する。大径部33は、より詳しくは一定径の筒状をなして筒状部材30の最大外径をなすと共に、軸線O方向に小径部31と繋がっている。つまり、小径部31と大径部33との間に別の部材は介在しない。
一方、小径部31は、先端側の一定径の筒状部31aと、筒状部31aの後端側に一体に繋がり、先端に向かって窄まるテーパ部31bとを有し、テーパ部31bの先端が大径部33に繋がっている。
筒状部材30(小径部31及び大径部33)は、別部材を介さずに外筒144に直接対向して配置されると共に、小径部31の周囲には環状の内部空間Tが形成されている。一方、本実施形態では、大径部33は外筒144の内面と接している。
又、大径部33と外筒144との径方向の最大間隔D1(本例ではD1=0)は、小径部31(筒状部31a)と外筒144との径方向の最大間隔D2よりも小さくなっている。
そして、側面通気孔144sが小径部31に対向して配置されている。
このように、側面通気孔144sが小径部31に対向して配置されると共に、小径部31の後端側には小径部31よりも径大な大径部33が配置されている。これにより、側面通気孔144sからガスセンサ200の内部に導入された外気Gは、内部空間Tから先端側の素子空間V(図1参照)へ流れ易くなり、センサ素子10への外気の流通を促進させることができる。又、、外気Gが外筒144内で後端側へ流れても、小径部31から拡径するテーパ部31bや、小径部31よりも径大な大径部33によって跳ね返されて先端側へ向かうので、ガスGが素子空間Vへさらに流れ易くなる。
又、側面通気孔144sは、大径部33より径小の小径部31に対向しているので、外筒144と筒状部材30を組み付ける際に径方向に位置ズレしても、小径部31と側面通気孔144sとの隙間を確保することができ、側面通気孔144sに小径部31が密着して側面通気孔144sを閉塞することを抑制できる。
以上により、ガスセンサ200への外気の流通を促進させてセンサ素子10の検出出力を安定化させると共に、ガスセンサ200内部の結露を速やかに解消することができる。
又、上述のように、小径部31の側面通気孔144sに対向する部位に、先端に向かって先細るテーパ部31bを設けると、側面通気孔144sからガスセンサ200の内部に導入された外気Gがテーパ部31bに案内されて先端側へ向かってスムーズに流れ易くなるので、センサ素子10への外気の流通をより促進させることができる。
又、上述のように、筒状部材30がセラミック等の硬質な部材からなると、筒状部材30をグロメット170で兼用したり、グロメット170のような弾性部材から形成した場合に比べ、形状保持性に優れ、外筒144と筒状部材30を組み付ける際に径方向に位置ズレしても、小径部31と側面通気孔144sとの隙間を安定して確保できる。
又、図2に示すように、本実施形態では、テーパ部31bの軸線方向の長さL1は、側面通気孔144sの軸線方向の長さL2よりも短い。これにより、テーパ部31b付近の内部空間を狭くし、外気の換気性が向上する。
又、本実施形態では、大径部33は、外筒144の内面と当接している。これにより、外筒144と筒状部材30を組み付ける際、径方向に筒状部材30を位置決めして径方向の位置ズレを抑制できる。
図3〜図6は、筒状部材の変形例を示す。
図3に示す筒状部材130は、先端側に設けられる一定径の筒状の小径部131と、後端側に設けられる一定径の筒状の大径部133と、を有する。従って、大径部133と小径部131とは、軸線O方向に段状に繋がっている。筒状部材130においても、側面通気孔144sが小径部131に対向して配置され、側面通気孔144sからガスセンサ200の内部に導入された外気が先端側に流れ易くなる。
図4に示す筒状部材230は、後端から先端に向かって窄まるテーパ状に形成され、最後端が最大外径をなす大径部233を構成し、それ以外の部位がテーパ状の小径部231を構成する。筒状部材230においても、側面通気孔144sが小径部231に対向して配置され、側面通気孔144sからガスセンサ200の内部に導入された外気が先端側に流れ易くなる。
図5に示す筒状部材330は、最後端から先端に向かって後端側の所定位置までテーパ状に拡径して最大外径をなす大径部333と、大径部333よりも先端側の小径部331とを有している。小径部331は、先端側の一定径の筒状部331aと、筒状部331aの後端側に一体に繋がり、先端に向かって窄まるテーパ部331bとを有し、テーパ部331bの後端が大径部333に繋がっている。
筒状部材330においても、側面通気孔144sが小径部331のテーパ部331bに対向して配置され、側面通気孔144sからガスセンサ200の内部に導入された外気が先端側に流れ易くなる。
図6に示す筒状部材430は、最後端から先端に向かって後端側の所定位置まで拡径して最大外径をなす大径部433と、大径部433よりも先端側の小径部431とを有している。小径部431は、先端側の一定径の筒状部431aと、筒状部431aの後端側に一体に繋がり、後端に向かって拡径する拡径部431bとを有し、拡径部431bの後端が大径部433に繋がっている。
筒状部材430においても、側面通気孔144sが小径部431の筒状部431aに対向して配置され、側面通気孔144sからガスセンサ200の内部に導入された外気が先端側に流れ易くなる。
なお、筒状部材430の最後端から大径部433まではテーパ状でなく断面が半円形の曲面にて拡径しており、拡径部431bも断面が半円形の曲面にて後端側へ拡径している。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
センサ素子は、上述の板状素子に限らず、筒状でもよい。又、センサ素子に端子金具を接続する態様は、上述の電極パッドの他、筒状素子にあっては筒状の端子金具を素子に内嵌又は外嵌する態様でもよい。
筒状部材の形状も上記に限定されない。
又、ガスセンサとしては、酸素センサ、全領域ガスセンサの他、NOxセンサが挙げられる。
又、筒状部材が、自身の内部に端子金具を保持するセパレータを兼用すると、部品点数が低減すると共に、ガスセンサを小型にすることができる。ここで、セパレータが軸線方向の先後に分離する2つのセパレータからなる場合、両セパレータにそれぞれ端子金具の一部が収容されていれば、外筒144の側面通気孔144sに対向する方のセパレータが「筒状部材」に相当する。
10 センサ素子
20 端子金具
30、130、230、330、430 筒状部材
31、131、231、331、431 小径部
33、133、233、333、433 大径部
31b,331b テーパ部
138 主体金具
144 外筒
144s 側面通気孔
170 シール部材(グロメット)
200 ガスセンサ
O 軸線
T 内部空間
D1 大径部と外筒との最大間隔
D2 小径部と外筒との最大間隔
L1 テーパ部の軸線方向の長さ
L2 側面通気孔の軸線方向の長さ

Claims (6)

  1. 軸線方向に延び、先端側に検出部を有するセンサ素子と、
    前記センサ素子の周囲を取り囲み、前記センサ素子の後端側を突出させつつ該センサ素子を保持する主体金具と、
    側面通気孔を有して前記主体金具の後端側に固定される外筒と、
    前記外筒の後端側に収容される弾性のシール部材と、
    前記軸線方向に前記シール部材と前記センサ素子との間で前記外筒の内面に配置される筒状部材と、
    前記軸線方向に前記筒状部材と前記センサ素子との間で前記外筒の内面に配置されるセパレータと、
    を備えるガスセンサであって、
    前記筒状部材は、先端側に設けられる小径部と、後端側に設けられて前記軸線方向に前記小径部と繋がり、前記小径部よりも径大となる最大外径をなす大径部と、を有し、
    前記大径部と前記小径部は、別部材を介さずに前記外筒に直接対向して配置されると共に、前記小径部の周囲には環状の内部空間が形成され、
    前記大径部と前記外筒との最大間隔は、前記小径部と前記外筒との最大間隔よりも小さく、
    前記側面通気孔は前記小径部に対向して配置され
    前記軸線方向に、前記筒状部材は前記セパレータと前記シール部材とに接して挟まれるようにして保持されていることを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記小径部の前記側面通気孔に対向する部位に、先端に向かって先細るテーパ部が形成されている請求項1に記載のガスセンサ。
  3. 前記筒状部材がセラミックからなる請求項1又は2に記載のガスセンサ。
  4. 前記テーパ部の軸線方向の長さは、前記側面通気孔の軸線方向の長さよりも短い請求項2又は3に記載のガスセンサ。
  5. 前記大径部の少なくとも一部は、前記外筒の内面と当接している請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  6. 前記センサ素子と電気的に接続する端子金具をさらに備え、
    前記筒状部材は、自身の内部に前記端子金具を保持するセパレータである請求項1〜5のいずれか一項に記載のガスセンサ。
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