JP6859046B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を利用した画像形成装置に関する。
従来から、複写機やレーザービームプリンタなどの画像形成装置において、中間転写体として無端状のベルトを用いた構成の画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、1次転写工程として、像担持体としての感光ドラム表面に形成されたトナー像を、感光ドラム対向部に配置された1次転写部材に電圧電源より電圧を印加することで、ベルト上に転写する。その後、この1次転写工程を、複数色のトナー像に関して繰り返し実行することにより、ベルト表面に複数色のトナー像を形成する。続けて、2次転写工程として、ベルト表面に形成された複数色のトナー像を、2次転写部材へ電圧を印加することで、紙などの記録材表面に一括して転写する。一括転写されたトナー像は、その後、定着手段により、記録材に永久定着されることにより、カラー画像が形成される。
特許文献1には、画像形成装置の小型化、低コスト化を可能とした、ベルト表面の電位を変更できる構成が開示されている。本構成によると、ベルトとアースの間に、設定電圧の異なる複数のツェナーダイオードを備える回路で構成され、使用環境に応じて切り替えることによりベルト表面の電位を変更し1次転写効率を安定化している。
特開2013−213990号公報
一般的に1次転写部の構成は、感光ドラム、中間転写体、1次転写部材と複数の部材が介在し、周囲の環境、また、画像形成装置本体の使用状況によって1次転写部の抵抗が変化する場合や、最適な1次転写電流が変化する場合がある。特許文献1の構成では、周囲の環境を検知し、電圧維持手段を切り替えるとともに感光ドラムの表面電位を微調整して最適な転写性を確保している。しかしながら、感光ドラムの表面電位の微調整においては、現像電位、1次転写電位の相互関係において、適正にトナーを移動させるための必要な電位差がそれぞれにおいて存在する。そのため、感光ドラムの表面電位を大きく変化させて調整することは、画像品質の低下を招く。即ち、周囲の環境やその他画像形成装置本体の使用状況によって引き起こされる様々な変動を微調整するには、更に電圧維持手段としてのツェナーダイオードを増やす必要があり、装置の小型化を維持することが困難になる。
本発明の目的は、小型化を維持しつつ、中間転写体の表面を1次転写に最適な電位とすることが可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
現像剤像を担持する像担持体と、
前記像担持体と接触しつつ回転する無端状のベルトと、
前記ベルトの回転方向において前記像担持体とは異なる位置で前記ベルトに接触し、前記ベルトに電流を供給し、前記ベルトに担持されたトナーを帯電するための帯電部材と、
大きさが可変の制御信号を出力する制御部と、
前記ベルトに接触する接触部材と、
前記接触部材に接続される電圧調整部材を備える電圧調整部であって、前記制御部から入力される前記制御信号の大きさに応じて、前記帯電部材から前記ベルトを介して前記電圧調整部材に流れる電流の大きさを変化させることで、前記像担持体が担持する現像剤像を前記ベルトへ転写させるための前記ベルトの前記像担持体との接触部における表面電位である転写電位の大きさを変化させることが可能な電圧調整部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、小型化を維持しつつ、中間転写体の表面を1次転写に最適な電位とすることができる。
実施例1の画像形成装置の説明図 実施例1の画像形成に係わるコントローラを説明するブロック図 実施例1における1次転写部の回路の説明図 実施例1における中間転写ベルト電位と転写効率の関係を表す図 実施例1における転写効率の変動を表す図 実施例1における制御を説明するフロー図 実施例1における制御を説明するフロー図 実施例1における他の構成例の説明図 実施例2の画像形成装置の説明図 実施例2における1次転写部の回路の説明図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略図であり、図1を用いての本実施例の画像形成装置の構成及び動作を説明する。本発明が適用可能な画像形成装置としては、電子写真方式を利用した複写機、プリンタなどが挙げられ、ここではカラーレーザプリンタに適用した場合について説明する。尚、本実施例の画像形成装置は、a〜dの複数の画像形成ステーションを有するいわゆるタンデムタイプのプリンタである。第1の画像形成ステーションaはイエロー(Y)、第2の画像形成ステーションbはマゼンタ(M)、第3の画像形成ステーションcはシアン(C)、第4の画像形成ステーションdはブラック(Bk)の各色の画像を形成する。各画像形成ステーションの構成は、収容するトナーの色以外では同じであり、以下、第1の画像形成ステーションaを用いて説明する。
第1の画像形成ステーションaは、像担持体としてドラム状の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)1aと、帯電部材である帯電ローラ2aと、現像器4aと、クリーニング装置5aと、を備える。感光ドラム1aは、矢印の方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動しトナー像(現像剤像)を担持する像担持体である。さらに、現像器4aは、現像剤としてイエローのトナーを収容し感光ドラム1aに形成された静電潜像をイエロートナーを用いて現像するための装置である。クリーニング装置5aは、感光ドラム1aに付着したトナーを回収するための部材である。クリーニング装置5aは、本実施例では、感光ドラム1aに当接するクリーニング部材であるクリーニングブレードと、ク
リーニングブレードが回収したトナーを収容する廃トナーボックスをクリーニング装置5aは備える。
画像信号によって、画像形成動作を開始すると感光ドラム1aは回転駆動される。感光ドラム1aは回転過程で、帯電ローラ2aにより所定の極性(本実施例では負極性)で所定の電位に一様に帯電処理され、露光手段3aにより画像信号に応じた露光を受ける。これにより、目的のカラー画像のイエロー色成分像に対応した静電潜像が形成される。次いで、その静電潜像は現像位置において現像器(イエロー現像器)4aにより現像され、イエロートナー像として可視化される。ここで、現像器に収容されたトナーの正規の帯電極性は、負極性である。
中間転写ベルト10は、無端状のベルト体であり、支持部材としての張架部材11、12、13で張架され、感光ドラム1aと当接した対向部において感光ドラム1aと同方向に移動する向きに、感光ドラム1aと接触しつつ略同一の周速度で回転駆動される。感光ドラム1a上に形成されたイエロートナー像は、感光ドラム1aと中間転写ベルト10との接触部(以下、1次転写ニップと称す)を通過する過程で、中間転写ベルト10の上に転写される(1次転写)。本実施例の特徴である1次転写の方法については後述する。感光ドラム1a表面に残留した1次転写残トナーは、クリーニング装置5aにより清掃、除去された後、帯電以下の画像形成プロセスに供せられる。以下、同様にして、第2、3、4の画像形成ステーションb、c、dによって第2色のマゼンタトナー像、第3色のシアントナー像、第4色のブラックトナー像が形成され、中間転写ベルト10上に順次重ねて転写される。これにより、目的のカラー画像に対応した合成カラー画像が得られる。
中間転写ベルト10上の4色のトナー像は、中間転写ベルト10と2次転写ローラ20が形成する2次転写ニップを通過する過程で、給紙手段50により給紙された記録材Pの表面に一括転写される(2次転写)。2次転写部材としての2次転写ローラ20は外径8mmのニッケルメッキ鋼棒に、体積抵抗10Ω・cm、厚み5mmに調整したNBRとエピクロルヒドリンゴムを主成分とする発泡スポンジ体で覆った外径18mmのものを用いている。また、2次転写ローラ20は、中間転写ベルト10に対して、50Nの加圧力で当接し、2次転写部(以下、2次転写ニップ)を形成している。2次転写ローラ20は中間転写ベルト10に対して従動回転し、また、中間転写ベルト10上のトナーを紙等の記録材Pに2次転写しているときには1800〜2300Vの電圧が印加されている。その後、4色のトナー像を担持した記録材Pは定着器30に導入され、そこで加熱および加圧されることにより4色のトナーが溶融混色して記録材Pに固定される。2次転写後に中間転写ベルト10上に残ったトナーは、クリーニング装置16により清掃、除去される。以上の動作により、フルカラーのプリント画像が形成される。
図2を参照して、本実施例の画像形成装置本体の制御を行うコントローラ100の構成について説明する。コントローラ100は、図2に示すように、制御部としてのCPU回路部150を有する。CPU回路部150は、ROM151、およびRAM152を内蔵する。CPU回路部150は、ROM151に格納されている制御プログラムに応じて、露光制御部101、帯電制御部102、現像制御部103、1次転写制御部104、2次転写制御部105を統括的に制御する。また、環境テーブルや転写制御の各種テーブルは、ROM151に格納されており、装置設置環境における温度及び湿度を検知する検知手段としての環境センサ106の情報を元に、CPUが呼び出して反映される。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また、制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。2次転写制御部105は、2次転写電源21を制御し、不図示の電流検出回路が検出する電流値に基づいて転写電源21から出力する電圧を制御している。また、1次転写制御部は、電圧調整回路15へ信号を送ることにより、1次転写部の電位を一定に制御している。これらコントローラ100と2次転写電源21、電圧調整回路15、環境センサ
106により、本実施例に係る画像形成装置のプリンタエンジン99が構成される。コントローラ100は、ホストコンピュータ97から画像情報と印字命令を送信すると、ビデオコントローラ98が変換した各画像信号を受信する。その後、コントローラ100は、各制御部(露光制御部101、帯電制御部102、現像制御部103)を制御して印字動作に必要な画像形成動作を実行する。
以下、本実施例の特徴である1次転写部の構成について説明する。本実施例は、中間転写ベルト10の周方向に電流を流すことで1次転写する構成、すなわち、中間転写ベルト10の周方向(回転方向)において感光ドラム1a、1b、1c、1dとの一次転写ニップとは異なる位置で1次転写電流が流される構成である。中間転写ベルト10と感光ドラム1a〜1dは、張架ローラ11、13による中間転写ベルト10の張架によって接触部(一次転写ニップ)を形成し、張架ローラ13に接続された電圧調整部材としてのトランジスタを含む電圧調整回路15に接続されている。各画像形成ステーションa〜dと対向する位置には、中間転写体として中間転写ベルト10が配置されている。中間転写ベルト10は、樹脂材料に導電剤を添加して導電性を付与した無端状ベルトであり、駆動ローラ11、テンションローラ12、2次転写対向ローラ13の3軸で張架され、テンションローラ12により総圧60Nの張力で張架されている。中間転写ベルト10は、感光ドラム1a〜1dと当接した対向部で同方向に移動する向きに、感光ドラム1a〜1dと略同一の周速度で回転駆動される。
また、接触部材としての2次転写対向ローラ13は、電圧調整手段(電圧調整部)として、トランジスタを含む電圧調整回路15と接続されている。本実施例で使用した中間転写ベルト10は、周長700mm、厚さ90μmで、導電剤としてイオン系の導電剤を混合して成型された無端状のポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂を用いている。電気的特性としては、イオン導電性の特性を示し、高分子鎖間をイオンが伝播することによって電気伝導性が得られるため、雰囲気中の温湿度に対して抵抗値変動はするものの、抵抗値の周方向のムラ等が良いのが特徴である。本実施例では、中間転写ベルトの移動方向に電流を流し転写するため、中間転写ベルト10の抵抗が高いと電圧降下が大きくなる。その結果、1次転写性が損なわれる恐れがあるため、低抵抗層を持つのが望ましい。本実施例では、中間転写ベルト10における電圧降下を抑制するために、基層の抵抗としては、体積抵抗率で1×10Ω・cm以下のものを使用した。体積抵抗率の測定は、三菱化学株式会社のHiresta−UP(MCP−HT450)にリングプローブのタイプUR(型式MCP−HTP12)を使用して測定する。測定時の室内温度は23℃、室内湿度は50%に設定し、印加電圧100V、測定時間10secの条件で行った。また、本実施例では中間転写ベルト10は、2層構成であり、表面に高抵抗層を配置することで、非画像部への電流を抑制して転写性を更に高めている。但し、この構成に限定されるものではなく、単層構成にすることも可能で、更には3層以上の構成でも可能である。
また、本実施例では、中間転写ベルト10の材料としてポリエチレンテレフタレート樹脂を使用したが、これに限定されるものではない。他の材料としては、例えば、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアリレート、アクリロ二トリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等が挙げられる。さらに他には、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等も挙げられる。これらの材料及びこれらの混合樹脂をベルト10の材料として使用しても良い。
本実施例では、2次転写対向ローラ13とアース間に、電圧調整部として、トランジスタを有する電圧調整回路15が接続されている。電圧調整回路15は、2次転写電源21から2次転写ローラ20を介して中間転写ベルト10に印加される電圧を調整して、各感光ドラム1a〜1d上のトナーを中間転写ベルト10上へ移動させる一次転写を行うための1次転写電圧を生成する。電圧調整回路15によって所望の大きさに調整された1次転
写電圧の印加により、中間転写ベルト10の表面電位は所望の1次転写電位となり、各感光ドラム1a〜1dの表面電位との電位差(転写コントラスト)によって、1次転写が行われる。電圧調整回路15による電圧調整の詳細について図3を参照して説明する。
図3は、本発明の実施例1における1次転写部の回路構成を説明する図である。2次転写電源21により2次転写電圧Vt2(ここでは、2100V)が出力されることにより、2次転写電源21から2次転写ローラ20、中間転写ベルト10、2次転写対向ローラ13を介して電圧調整回路15へ電流が流れる。電圧調整回路15は、2次転写対向ローラ13を介して中間転写ベルト10に電気的に接続されるとともに、制御部としてのコントローラ100から制御信号としてPWM信号が入力される。電圧調整回路15は、コントローラ100から入力されるPWM信号の大きさ、すなわち、オンデューティ比の大きさに応じて、電流供給部材としての2次転写ローラ20から中間転写ベルト10へ流れる電流の大きさを変化させることが可能に構成されている。つまり、コントローラ100がPWM信号のオンデューティ比を制御することで、2次転写ローラ20から中間転写ベルト10へ流れる電流の大きさが制御され、その電流によって形成される1次転写電圧Vt1(図3のA点とアースの間の電位差)が制御される。
図3におけるA点とアースとの間の電位差である1次転写電圧Vt1は、電圧調整回路15が接続された2次転写対向ローラ13(の表面)とアースとの間の電位差であり、電圧調整回路15におけるトランジスタQ1のコレクタエミッタ間電圧に相当する。そして、2次転写対向ローラ13の表面に巻き付けられた中間転写ベルト10の表面電位は、2次転写対向ローラ13の表面電位と略同電位となる。トランジスタQ1のコレクタエミッタ間電圧は、トランジスタQ1のコレクタ電流が制御されることで制御される。つまり、コレクタ電流の制御によって、1次転写電圧Vt1、すなわち、中間転写ベルト10の表面電位が制御されることになる。2次転写電圧Vt2の印加によって生成される電流は、トランジスタQ1のベース端子に電圧が印加されることで、コレクタ電流としてトランジスタQ1内を流れる。
コレクタ電流を制御すべくトランジスタQ1のベース端子に入力される電圧は、オペアンプIC1の出力電圧である。コントローラ100から出力されたPWM信号は、抵抗R7、コンデンサC1により平滑化される。この平滑化されたコントロール電圧V−は、オペアンプIC1の反転入力端子(−端子)に入力される。オペアンプIC1の出力電圧は、抵抗R9、R10により分圧されトランジスタQ1のベース端子に入力される。上述したように、トランジスタQ1のベース端子に電圧がかかることで2次転写電圧Vt2による電流がコレクタ電流としてトランジスタQ1を流れ、コレクタエミッタ間で電圧が生成され、1次転写電圧Vt1となる。ここで生成された1次転写電圧Vt1は抵抗R5、R6で分圧され、その結果得られる電圧が、モニター電圧V+として、オペアンプIC1の入力端(+端子)に入力される。したがって、1次転写電圧Vt1の大きさは、オペアンプIC1のバーチャルショート(V+=V−)により、コントロール電圧V−の大きさに応じて決定されることになる。コントロール電圧V−は、PWM信号のオンデューティにより制御される。すなわち、PWM信号のオンデューティを上げると、コントロール電圧V−は大きくなり、1次転写電圧Vt1も大きくなる。逆に、PWM信号のオンデューティを下げると、コントロール電圧V−は小さくなり、1次転写電圧Vt1も小さくなる。
以上のように、本実施例では、コントローラからのPWM信号によってトランジスタQ1の電圧を制御して1次転写電圧が決定される構成を採用している。尚、図3中の抵抗R8、コンデンサC2は、トランジスタQ1の応答性を決定する素子として設けられている。本実施例では、コントロール電圧V−を制御するために、コントローラからのPWM信号を用いたが、電圧調整部の構成としてはこれに限られるものではなく、例えばコントローラのD/Aポートを用いた構成としても、同様の効果が得られる。
図4は、本実施例の構成による1次転写部における転写効率の測定結果を示している。縦軸の転写効率の値は、1次転写残濃度をマクベス濃度計(メーカー:グレタグマクベス社)で測定した結果を示しており、値が大きいほど1次転写残濃度が高くなるため、転写効率が悪化することとなる。図4で測定した条件は、感光ドラム1、中間転写ベルト10は新品状態で、環境は23℃、50%RHの所謂N/N環境(常温常湿環境)での結果である。上述の条件下では、1次転写性としては、1次転写電位が250Vの場合に最適であった。
図5(a)、図5(b)に示すように、本実施例の構成では、中間転写ベルト10の抵抗値の環境変動や耐久変動によって転写効率が変化する。
図5(a)は、中間転写ベルト10の抵抗値の環境変動の影響による転写効率を示した図である。高温高湿環境(H/H:30℃、80%RH)で低く、低温低湿環境(L/L:15℃、10%RH)では高い電圧で最適な転写効率が得られる。
図5(b)は、中間転写ベルト10の抵抗値の耐久変動の影響による転写効率を示した図である。プリント枚数進むにつれ、すなわち、画像形成を行った回数が増えるにつれ、本実施例の中間転写ベルト10では、抵抗が上昇し最適な転写効率を得る電圧が大きくなることが分かる。
以上の状況を鑑み、本発明者等は、以下の方法で1次転写に最適な電圧を決定している。まず、上述の転写効率の変動を鑑み、電圧調整部材としてのトランジスタQ1は、0〜600Vの範囲で可変可能なものを用いた。周囲の環境による中間転写ベルト10の抵抗値変動を予測し、予め、環境センサ106の出力値に応じたバイアス設定テーブルを作成することで、最適な1次転写電圧を決定する。本発明の構成においては、以下の表1のバイアス設定テーブルを参照して1次転写電圧を決定する。
[表1 絶対水分量と1次転写電圧(バイアス設定テーブル)]
Figure 0006859046
図6を参照して、本実施例における制御フローを説明する。まず、画像形成命令を受けたあと、コントローラ100は、環境センサ106の情報を収集し、絶対水分量(X)を算出する(S1)。その後、バイアス設定テーブル(表1)から、絶対水分量(X)の値に応じた1次転写電圧を選択する(S2〜S12)。ここで得られた値となるよう、1次転写制御部104は、電圧調整回路15を制御し1次転写電圧として設定する。例えば、23℃/50%RHの所謂N/N環境において、絶対水分量は、10.64g/mの場合、1次転写電圧としては、210Vを設定されることとなり、図4のグラフから、1次転写性としては、最適な電圧が設定されており、良好な画像が得られる。
以上説明した通り、本実施例によると、1次転写の電圧調整手段として、トランジスタQ1を用いることで、周囲環境による中間転写ベルト10の抵抗変動を予測し、適正な1次転写電圧を決定することができ、良好な1次転写性を確保することができる。
本実施例では、周囲環境による中間転写ベルトの抵抗変動を予測して、1次転写電圧を決定した。しかしながら、先述した図5(b)通り、中間転写ベルトの抵抗値は、画像形成が重なるにつれ変動するのが分かっている。このため、表2に示される、中間転写ベルト10の使用状況に応じた補正を行うことで、更に安定した1次転写性を可能となる。
[表2 中間転写ベルト使用状況における1次転写補正電圧補正値(補正テーブル)]
Figure 0006859046
図7に、ベルトの寿命情報を用いた制御フローを示す。即ち、図6の制御フローで設定された1次転写電圧に対し、図7の制御フローの通り、まず、中間転写ベルト寿命(Y)の情報を取得する(S1)。そして、取得した情報を元に、補正テーブル(表2)から、中間転写ベルト寿命(Y)に応じた1次転写補正電圧を決定する(S2〜S10)。ここで、決定された1次転写補正電圧を先述の1次転写電圧に加算することで、最終的な1次転写電位が決定される。具体的には、バイアス設定テーブルから得られた1次転写電圧をVt0、補正テーブルから得られた補正電圧をVtbとすると、最終的決定される1次転写電圧Vt1は、以下で表わされる。
Vt1=Vt0+Vtb
すなわち、ベルト残寿命が少なくなるほど1次転写電位の大きさが大きくなるように、中間転写ベルト10に供給される電流の大きさを変化せしめるべく、コントローラ100は、電圧調整回路15に出力する制御信号の大きさを変化させる。尚、上述の中間転写ベルト10の使用状況は、本実施例においては、制御部かつ取得手段としてのCPU150が、画像形成装置内のRAM152に積算されているプリント枚数情報を収集し決定する。しかしながら、寿命情報として取得する情報の種類はこれに限られるものではない。例えば、画像形成を行った画像の積算ピクセル数等の画像情報や、中間転写ベルトの回転時間、回転回数を用いても同様の効果が得られる。
以上説明した通り、本実施例によれば、2次転写電源から2次転写に必要な電流を確保した上で、2次転写電圧から1次転写電圧を生成しているにも関わらず、1次転写の電圧調整手段としてトランジスタを用いることで、1次転写電圧が独立に設定可能である。そして、周囲環境、中間転写ベルトの使用状況によらず、適正な1次転写電圧を決定することができ、良好な1次転写性を確保することができるとともに、2次転写電圧設定においても最適な設定を選ぶことが可能である。
本実施例では、1次転写部の電圧を調整するため、電圧調整部材としてトランジスタを用いたものの、同様の効果を得られる素子であれば、これに限らず、デジタルボリューム(デジタル式の可変抵抗)等を用いても良い。すなわち、PWM信号のように大きさが可変の制御信号の大きさに応じて、2次転写ローラ20から中間転写ベルト10に供給される電流の大きさを変化させることを可能な素子であればよい。
図8は、本実施例の変形例に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。本実施例では、電流供給部材として、2次転写ローラ20に印加された電圧によるものを利用したが、この構成に限られるものではない。図8に示した変形例のように、中間転写ベルト上のトナーを帯電する、クリーニングローラ17への電圧印加による電流を利用したものでも良い。また、第1の電流供給部材としての上述の2次転写ローラ20と、第2の電流供給部材としてのクリーニングローラ17の双方から得られる電流を重畳して利用しても、同等の効果が得られる。
[実施例2]
図9、図10を参照して、本発明の実施例2に係る画像形成装置について説明する。実施例2に係る画像形成装置の構成において、前述の実施例1と同様のものには、同一符号を付し、説明を省略する。図9は、本発明の実施例2に係る画像形成装置の概略図であり、図10は、本発明の実施例2における1次転写部の回路構成を説明する図である。
図9に示すように、本実施例の構成では、感光ドラム1a、1b、1c、1dの対向位置に、中間転写ベルト10を介して1次転写部材であり接触部材としての転写ローラ14a、14b、14c、14dが配置されている。そして、中間転写ベルト10を張架する2次転写対向ローラ13と、転写ローラ14a〜14dは、電圧調整部材としてのトランジスタと直列に接続された、電圧安定化素子(電圧維持素子)としてのツェナーダイオードを介して接地されている。
1次転写ローラ14a〜14dは、中間転写ベルト10を挟持する形で、それぞれの感光ドラム1a〜1dに対し所定の押圧力で当接し、また、中間転写ベルト10に従動回転している。本実施例は、1次転写ローラを配置することで、構成部品が多くなるものの、中間転写ベルト選択する際の自由度を上げることができる。
感光ドラム1a上に形成されたイエロートナー像は、感光ドラム1aと中間転写ベルト10との、1次転写ニップを通過する過程で、中間転写ベルト10の上に転写される(1次転写)。1次転写部材としての1次転写ローラは、外形6mmのニッケルメッキ鋼棒に、体積抵抗10Ω・cm、厚み3mmに調整したNBRとエピクロルヒドリンゴムを主成分とする発砲スポンジ体で覆った外径12mmのものを用いている。また、1次転写ローラ14aは、感光ドラム1aに対して10Nの加圧力で当接し、1次転写ニップを形成している。
図10を参照して、本実施例における電圧調整手段を説明する。本実施例では、1次転写部材として1次転写ローラ14を配置しており、実施例1に比べ1次転写に必要な電圧が、1次転写部材の抵抗分高くなる。このため、図10に示す通り、電圧調整部材としてのトランジスタと直列に電圧維持手段としてのツェナーダイオードZD1を接続する。ツェナーダイオードZD1には、2次転写電源21により2次転写電圧Vt2(ここでは、2100V)が出力されることにより、2次転写ローラ20、中間転写ベルト10、2次転写対向ローラ13を介して電流が流れる。このときツェナーダイオードZD1の降伏電圧となる十分な電流が流れ、降伏状態が維持され、ツェナーダイオードZD1は、所定の電位として降伏電圧を維持する。最終的な1次転写電圧は、トランジスタQ1から出力される可変に調整される電圧と、ツェナーダイードZD1によって所定の大きさに維持される降伏電圧とを合算した値となる。これにより、更に高い1次転写電圧が選択できることになる。回路の具体的な動作は、実施例1と同様である。
本実施例においては、電圧維持手段としてのツェナーダイオードZD1は、500Vの電位を維持するものを用い、電圧調整手段としてのトランジスタQ1は実施例1と同様で0〜600Vのものを用いた。このため、本実施例の構成において、1次転写部の電位としては500〜1100Vの範囲で制御可能となる。本実施例の構成においては、以下の表3で示される基準電圧を用いて最適な1次転写性を確保できる。
[表3 絶対水分量と1次転写電圧(基準テーブル)]
Figure 0006859046
本実施例における制御フローは、実施例1と同様である。
以上説明した通り、本実施例では、1次転写の電圧調整手段として、トランジスタを用い、更には、電圧維持手段として、ツェナーダイオードを用いて、其々直列に接続した構成とした。これにより、抵抗の高い1次転写部材を用いた際にも、適正な1次転写電圧を決定することができ、良好な1次転写性を確保することができる。
尚、本実施例でも同様に、実施例1で説明した中間転写ベルト10の使用状況(ベルト残寿命)に応じた補正を行うことで、更に1次転写性を向上できるのは言うまでもない。また、本実施例では、電圧維持手段としてツェナーダイオードを用いたが、それと同等の効果の得られるものであれば、これに限るものではなく、バリスタ等の素子を用いても良い。また、本実施例では、1次転写部材としてローラ部材を用いたが、それに限らず、例えば、導電性のブラシや、導電性のシート部材でも同様の効果が得られる。
1…感光ドラム、10…中間転写ベルト、13…2次転写対向ローラ、14…転写ローラ、15…回路、20…2次転写ローラ、21…2次転写電源、100…コントローラ
Q1…トランジスタ、IC1…オペアンプ、ZD1…ツェナーダイオード

Claims (10)

  1. 現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体と接触しつつ回転する無端状のベルトと、
    前記ベルトの回転方向において前記像担持体とは異なる位置で前記ベルトに接触し、前記ベルトに電流を供給し、前記ベルトに担持されたトナーを帯電するための帯電部材と、
    大きさが可変の制御信号を出力する制御部と、
    前記ベルトに接触する接触部材と、
    前記接触部材に接続される電圧調整部材を備える電圧調整部であって、前記制御部から入力される前記制御信号の大きさに応じて、前記帯電部材から前記ベルトを介して前記電圧調整部材に流れる電流の大きさを変化させることで、前記像担持体が担持する現像剤像を前記ベルトへ転写させるための前記ベルトの前記像担持体との接触部における表面電位である転写電位の大きさを変化させることが可能な電圧調整部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御信号は、PWM信号であり、
    前記電圧調整部は、前記制御部から入力される前記PWM信号のデューティ比の大きさに応じて、前記帯電部材から前記ベルトに供給される電流の大きさを変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電圧調整部は、前記電圧調整部材としてのトランジスタを有する調整回路であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 温度及び湿度を検知する検知手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記検知手段が検知した温度及び湿度から取得される絶対水分量が大きくなるほど、前記転写電位の大きさが小さくなるように、前記帯電部材から前記ベルトに供給される電流の大きさを変化せしめるべく、前記制御信号の大きさを変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ベルトの寿命情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記取得手段が取得した前記ベルトの残り寿命が少なくなるほど、前記
    転写電位の大きさが大きくなるように、前記帯電部材から前記ベルトに供給される電流の大きさを変化せしめるべく、前記制御信号の大きさを変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記寿命情報は、画像形成を行った回数、画像形成を行った画像の積算ピクセル数、前記ベルトの回転時間の少なくともいずれかに基づいて取得されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記電圧調整部は、前記接触部材としての前記ベルトを支持する支持部材を介して前記ベルトに接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記支持部材と前記電圧調整部との間に接続される電圧維持素子をさらに備え、
    前記像担持体が担持する現像剤像を前記ベルトへ転写させる転写電位の大きさは、前記電圧維持素子によって維持される所定の電位と、前記電圧調整部によって可変に調整される電位と、を重畳した大きさとなることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記電圧維持素子は、ツェナーダイオードであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記ベルトは、イオン系の導電剤を混合して成型された無端状のベルト体であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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