JP6858953B2 - 農作業機用散布量調整システム - Google Patents

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Description

本発明は、農作業機用散布量調整システムに関し、特に、トラクタに装着する農作業機における散布物の散布量を調整する農作業機用散布量調整システムに関する。
トラクタに装着する農作業機には、肥料等の散布物を散布するものがある。この場合、散布量を正確に調整できることは、農作業の観点から望ましい。そして、散布量の調整は、例えば、散布物の種類、目標の散布量、作業する車速、調量結果等に基づき、開度計算式を用いてシャッターの開度等を決定して調整していた。
図10は、従来の農作業機において肥料の散布におけるシャッターの開度計算式を決定するフローチャートの一例である。制御がスタートすると(S501)、作業者は、肥料の種類を設定入力部から入力する(S502)。次に、作業者は、実際の調量結果に基づく肥料の流動値を入力する(S503)。ここで、S502で入力した肥料の種類に基づき、計算式を選択する(S504)。入力した肥料の種類が「粒」であれば、粒の計算式を選択して(S505)、S503で入力した流動値に基づきこの計算式の補正を行う(S506)。入力した肥料の種類が「砂」であれば、砂の計算式を選択して(S507)、S503で入力した流動値に基づきこの計算式の補正を行う(S508)。入力した肥料の種類が「粉」であれば、粉の計算式を選択して(S509)、S503で入力した流動値に基づきこの計算式の補正を行う(S510)。こうして、開度計算式が決定されフローが終了する(S511)。この開度計算式を用いて散布量に基づく開度が決定される。
また、特許文献1には、散布する肥料が粒状肥料か砂状肥料か粉状肥料かを選択し、散布する肥料を所要面積当り何kg散布するかを設定し、散布作業速度を何km/hで行うかを設定する等して、シャッター開閉量の設定を行う構成が記載されている。
特開2004−321163号公報
しかし、従来は、上述したようにシャッターの開度を決めるためには散布物の種類を選択する必要があり、この手間がかかった。さらに、散布物の種類の判断は、種類毎の粒径の範囲の目安はあったが、作業者の目視により確認することが多いため、判断を間違える場合がある。ここで判断を間違えた場合は、実際の開度の計算は、異なる式が適用されるので散布精度が低くなる。さらに、流動値による計算式の補正も、散布物の種類の判断が違う場合は、異なる式への補正になるので正確な補正にはならない。また、予め定めた散布物の種類に該当しない場合は、計算式が存在しないことになる。
特許文献1に記載の肥料散布機でも、肥料の種類を入力する必要がある。また、ここでは実際の調量結果を反映していないため、機械ごとのばらつきにより、正確な散布にはならない可能性も高い。
本発明は、上記課題に鑑みて、より安定した正確な散布精度で散布量を調整することができる農作業機用散布量調整システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、代表的な本発明の農作業機用散布量調整システムの一つは、トラクタに装着して農作業を行う農作業機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する農作業機用散布量調整システムにおいて、散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータと連動して前記ホッパーから散布物を排出するための開度を調整するシャッターと、設定入力部と、演算部とを有し、前記演算部は、前記設定入力部から入力された調量値に応じて前記シャッターの開度を算出する式を決定して、散布物の種類の情報を入力せずに設定された単位面積当たりの散布量となるように前記シャッターの開度を算出し、前記調量値は、前記シャッターの開度を一定にした時の一定時間当たりに排出された散布物の質量を測定した値であることを特徴とする。
さらに、本発明の農作業機用散布量調整システムの一つは、前記シャッターの開度を算出する式は、前記調量値により決定される1個以上の係数を用いることを特徴とする。
また、本発明の農作業機用散布量調整システムの一つは、トラクタに装着して農作業を行う農作業機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する農作業機用散布量調整システムにおいて、散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータであるモータと連動して前記ホッパーから散布物を回転により排出する繰り出しローラと、設定入力部と、演算部とを有し、前記演算部では、前記設定入力部から入力された調量値に応じて前記モータの回転数を算出する式を決定して、散布物の種類の情報を入力せずに設定された単位面積当たりの散布量となるように前記モータの回転数を算出し、前記調量値は、前記モータの回転数を一定にした時の一定時間当たりに排出された散布物の質量を測定した値であることを特徴とする。
さらに、本発明の農作業機用散布量調整システムの一つは、前記モータの回転数を算出する式は、前記調量値により決定される1個以上の係数を用いることを特徴とする。
さらに、本発明の農作業機用散布量調整システムの一つは、前記係数は、前記調量値の範囲毎に値が設定してあることを特徴とする。
さらに、本発明の農作業機用散布量調整システムの一つは、前記調量値の範囲の数は、3以上であることを特徴とする
本発明によれば、農作業機用散布量調整システムにおいて、より安定した正確な散布精度で散布量を調整することができる。
本発明の農作業機用散布量調整システムの一実施形態を示すブロック図である。 実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機の一例を示す側面図である。 実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機におけるシャッター機構の動きの一例を示す平面図であり、(a)はシャッターが開いた状態を示し、(b)はシャッターが半開きの状態を示し、(c)はシャッターが閉じた状態を示す。 実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用される操作ボックスの一例である。 実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式を選択するフローチャートの一例である。 実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式の決定のフローチャートの一例である。 実施例2の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機の一例を示す側面図である。 実施例2の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機の一例を示す背面図である。 図7、8における農作業機の繰り出しローラ部分の側面図である。 従来の農作業機において肥料の散布におけるシャッターの開度計算式を決定するフローチャートの一例である。
本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の農作業機用散布量調整システムの一実施形態を示すブロック図である。本発明の農作業機用散布量調整システムは、演算部22、制御部23、設定入力部24を有している。さらに、出力部26を有しておりアクチュエータ30を制御する。また、必要に応じて表示部25、状態検知部27が設けられる。これらの配置場所は、後述するようにその目的に応じてふさわしい場所に設置される。なお、演算部22と制御部23は、制御システム部21として構成することもできる。
演算部22では、設定入力部24で入力された情報と、必要に応じてトラクタ1からの情報に基づき、アクチュエータ30の制御に必要なための演算を行う。この演算により、本発明の農作業機における散布量を調整することができる。トラクタ1からの情報としては、トラクタ1の車速やPTO(Power take−off)回転数の情報等である。さらに、演算部22は、必要に応じて状態検知部27からの情報を加味してアクチュエータ30の制御のための演算を行う。また、必要に応じて必要なデータを記憶しておく記憶部を有している。演算部22での具体的な演算内容は後述する。
制御部23は、演算部22での演算結果に基づきアクチュエータ30へ動作指令をだす。
出力部26は、制御部23からの動作指令に基づきアクチュエータ30を作動させる。
アクチュエータ30は、トラクタに装着する農作業機側に設置されるアクチュエータである。例えば、油圧シリンダ、電動油圧シリンダ、モータ等により農作業機側の一部分を動かすために用いられる。特に、散布に関わる部材を作動させるアクチュエータである。
設定入力部24は、作業者が必要に応じて制御に必要な値(例えば設定値等)を入力するための手段である。例えば、押しボタンスイッチやトグルスイッチ等のスイッチ類やタッチパネルを適用できる。設定入力部24は、作業者が操作し易いように、トラクタの運転席近傍に配置出来るようにするとよい。また、演算部22とは有線による送受信のシステムであってもよく、無線による送受信のシステムでもよい。
表示部25は、設定入力部24で設定した値、演算部22による演算結果、制御部23による制御の情報、状態検知部27によるアクチュエータ30や農作業機の状況等、必要に応じて情報を表示させる手段である。表示部25はLEDランプ、7セグ(7セグメント)、液晶、タッチパネル表示等の各種の表示手段を採用できる。また、音又は音声による手段を含んでいてもよい。作業者が確認し易いように、トラクタの運転席近傍に配置出来るようにするとよい。また、設定入力部24と一体に形成することもできる。
状態検知部27は、アクチュエータ30又はアクチュエータ30により作動する農作業機の一部分の現在の状態を検知する手段である。例えば、回転センサ、ストロークセンサ等、各種センサを用いて状態を検知してもよい。また、アクチュエータ30の電流又は電圧値から現在の状態を検知してもよい。
ここで、演算部22及び制御部23(制御システム部21)は、トラクタに装着する農作業機側に設置してもよいし、設定入力部24が有線接続の場合は、設定入力部24と一体又は設定入力部24の近傍に設置してもよい。
図2は、実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機の一例を示す側面図である。
ここでの農作業機は、トラクタ1に装着される散布機100である。散布機100は、装着部であるマスト102とロワーアーム103を、トラクタ1側のトップリンク3とロワーリンク4に取り付けしてトラクタ1の後部に装着されている。また、入力軸101は、図示しないジョイントを介してトラクタ1からのPTO動力を入力できる。
そして、散布機100は、容器であるホッパー110を有し、その下部の本体部115に散布筒120が備えられている。散布筒120の後部先端120a側は本体部115から突出しており、散布筒120は入力軸101から入力された動力をもとに、本体部115内を中心として後部先端120a側が(進行方向を前とした場合の)左右に一定角度内で揺動(往復運動)するように構成されている。これらにより、ホッパー110内の内容物(散布物)が散布筒120内に落下して、散布筒120を伝って、後部先端120a側から排出される。このとき、散布筒120が揺動しているため、その遠心力により、左右一定の幅で圃場面190に散布物を散布することが可能である。ホッパー110に入れる内容物としては肥料などが挙げられる。
ここで、トラクタ1のPTO回転が速い程、それと連動している散布筒120の揺動は速くなる。散布筒120の揺動は速くなると、遠心力が強くなり、その分だけ散布物を遠くに飛ばせることになり、散布幅を広くできる。すなわち、トラクタ1のPTO回転を調整することで散布幅を決めることができる。
また、ホッパー110と散布筒120の間には、図3で説明するシャッター機構を有しており、これは、本体部115に設けられたアクチュエータ130により作動するものである。
図3は、実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機におけるシャッター機構の動きの一例を示す平面図であり、(a)はシャッターが開いた状態を示し、(b)はシャッターが半開きの状態を示し、(c)はシャッターが閉じた状態を示す。
プレート140は、ホッパー110の底部にホッパー110の底部を塞ぐように取り付けられる円板上の部材であり、扇形の孔141を等角度間隔で3つ有している。
シャッター部材150は、プレート140の下側に設けられる板状部材であり、中心部153と接続され等角度間隔で形成された3つのシャッター152を有している。シャッター152は孔141を塞ぐ大きさとなっており、孔141の形状に合わせた扇形でもよい。また、隣り合うシャッター152の間は、孔141よりも広い間隔で形成されている。そして、シャッター部材150の中心部153はプレート140の中心142に対して回動可能に取り付けられている。また、シャッター152の1つには、外側に向けて形成されたレバー151を有している。
アクチュエータ130はシリンダであり、シリンダ本体部131から内部でピストンと接続されるロッド部132が突出して伸縮するものである。ロッド部132の先端には取付部133を備え、レバー151の外側端部が取り付けられており、ロッド部132の伸縮に合わせて、シャッター部材150が中心部153を中心に回動する。アクチュエータ130は、電気により作動する電動シリンダを採用できる。ここでのアクチュエータ130は、図1のアクチュエータ30に相当する。
図3(a)の状態では、アクチュエータ130のロッド部132は伸びた状態であり、シャッター部材150における各シャッター152はプレート140の下部に隠れており、孔141は全開となる。これにより、ホッパー110の内容物は、孔141を最大量で通過して、散布筒120へ送られるため散布量は最大となる。
図3(b)の状態では、アクチュエータ130のロッド部132は中間位置の状態であり、シャッター部材150における各シャッター152はプレート140の孔141を半分以上塞いでいる。これにより、ホッパー110の内容物は孔141を通過する量が減るため散布量は減少する。
図3(c)の状態では、アクチュエータ130のロッド部132は縮んだ状態であり、シャッター部材150における各シャッター152はプレート140の孔141をすべて塞いでいる。これにより、ホッパー110の内容物は孔141を通過することができないため散布されない。
このように、アクチュエータ130を作動させることで、シャッター152による孔141の開度を調節することができ、散布筒120からの散布量を調節することができる。
図4は、実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用される操作ボックスの一例である。ここでの操作ボックス50は、図1で示した設定入力部24と表示部25を一体に構成したものである。
操作ボックス50は、トラクタ1の運転席近傍に配置可能であり、遠隔で操作や入力が可能な操作・表示部である。ここでは無線による例を示しており、散布機100の本体側に設置された演算部22や制御部23(制御システム部21)と無線により情報の送受信が可能となっている。
操作ボックス50は、電源スイッチ51a、設定スイッチ51b、開閉スイッチ51c、調節スイッチ(増)51d、調節スイッチ(減)51eのスイッチを備えており、これらは設定入力部24となり得る。さらに、操作ボックス50は、シャッター開度表示52a、散布量表示52bを備えておりこれらは、表示部25となり得る。
電源スイッチ51aは、操作ボックス50の電源をON(入)、OFF(切)するためのスイッチである。
設定スイッチ51bは、散布量の設定、調量値の入力、車速の入力、散布幅の入力、補正値の入力、調量モード等の各項目のメニューを起動し設定するモードに変換するスイッチであり、さらに入力又は選択した値を決定するためのスイッチである。
開閉スイッチ51cは、作業を開始するときにアクチュエータ130を制御してシャッター152を所定の開度まで開くためのスイッチである。また、もう一度押すとシャッター152を閉じるようにすることができる。さらに、開閉スイッチ51cは、調量モードを起動してスタートするスイッチにもなることができる。
調節スイッチ(増)51d及び調節スイッチ(減)51eは、散布量、調量値、車速、散布幅、補正値等の値を入力するためのスイッチである。例えば、調節スイッチ(増)51dを押すと値が増え、調節スイッチ(減)51eを押すと値が減る等である。
シャッター開度表示52aは、7セグ等によりシャッター開度を数字で表示するものである。設定時はシャッター開度の設定値を表示し、作業時は状態検知部27を有する場合は状態検知部27からの情報又は制御部23における制御値の情報をもとに現在のシャッター開度の値を表示することができる。
散布量表示52bは、7セグ等により散布量を数字で表示するものである。設定時は散布量、調量値、車速、散布幅、補正値等の値を表示することができる。また、作業時は、設定された散布量を表示させてもよい。また、トラクタ1からの情報が得られる場合は、車速信号等の情報を取得し、車速、散布幅、演算されたシャッター開度の情報をもとに現在の散布量を表示することもできる。このとき、散布量表示52bの表示が、何の表示内容を示すかが分かるようにするため、シャッター開度表示52aに「1」、「2」、「3」…のように表示することができる。これは、散布量表示52bの各表示内容に対応する番号を決めておき、その番号がシャッター開度表示52aに表示されることによって、散布量表示52bでどの値が表示されているのか分かるようにするものである。例えば、車速なら「1」、散布幅なら「2」等である。
次に、設定された散布量に基づくシャッター152の開度の決定について説明する。ここでの開度の演算は演算部22で行われる。
毎分当たりの散布量xは以下の式で決定される。
x=(A×B×C)/60 (式1)
ここで、Aは散布幅(m)であり、Bは車速(km/h)であり、Cは10aあたりの散布量である。すなわち、散布幅と車速と単位面積当たりの散布量が分かれば、単位時間当たりの散布量xが求められる。
Aの散布幅は、操作ボックス50の設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により作業者が入力して決定することができる。この場合、作業者は入力された散布幅に対応するPTO回転数となるようにトラクタ1を操作する。また、PTO回転数を入力することで、それに対応する散布幅Aを演算部22で演算するようにしてもよい。
Bの車速は、操作ボックス50の設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により作業者が入力して決定することができる。この場合、作業者は入力された車速になるようにトラクタ1を操作する。一方で、トラクタ1から車速の情報が入力可能な場合は、入力された実際の車速をBの車速とすることができる。
Cの単位面積当たりの散布量は、操作ボックス50の設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により所望の値を作業者が入力することができる。
ここで、調量値Dごとに、散布量xからシャッター152の開度yを決定する式を用意して、その式を選択することができれば、正確な開度yを求めることができる。ここで、選択された開度計算式は、上述した散布量xが決まれば、開度が決定される式となっている。
図5は、実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式を選択するフローチャートの一例である。制御がスタートすると(S101)、作業者は操作ボックス50を用いて調量値Dを入力する(S102)。次にその調量値Dの値を判別し(S103)、その調量値に対する開度yの計算式を選択していく。例えば、入力された調量値が1であれば、調量値1に対応する計算式を選択する(S104)。また、入力された調量値が2であれば、調量値2に対応する計算式を選択する(S105)。さらに、入力された調量値がn(任意の値)であれば、調量値nに対応する計算式を選択する(S106)。このようにして開度計算式が選択され、この制御が終了する(S107)。
調量値Dは、実際の調量により求められる。調量値の測定は例えば、操作ボックス50の設定スイッチ51bから調量モードを選び、開閉スイッチ51cを押すことで開始される。そして、開閉スイッチ51cを押すとシャッター152が一定の開度で開き、一定時間(例えば60秒)経過後に自動でシャッターが閉じる。このとき、ホッパー110内に入れた肥料(内容物)がどれだけ排出されたかを測定し、その排出された質量(kg)を測定して調量値とする。そして、この調量値を操作ボックス50の設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により、作業者が入力して決定することができる。ここで、入力される調量値の値は1kg刻みとして、入力しやすいようにしてもよい。調量値Dの測定を、時間当たりの排出量により行うことで正確な調量とすることができる。
さらに、開度yを求める式の具体例について述べる。開度yを求める式は、係数t〜tを用いて範囲ごとに異なる値を用いることで、決定することができる。このとき、シャッター152の開度yを求める式は、散布量x、実際の調量値D、係数t〜tによる関数で表すことができる。そして、これらの値が決まれば、開度yを求めることができる。なお、単位時間当たりの散布量xは上述した式1から求められる。
係数t〜tは、開度yを求める式に適用されるn個(1個以上)の係数である。ここで、係数t〜tは、予め調量値Dの範囲ごとに決めておく。例えば、範囲を決める値aとbが、a<bである場合、調量値がa以下の範囲では、第1の一覧表から係数t〜tを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。次に、調量値Dが、aより大きくb以下の場合は、第2の一覧表から係数t〜tを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。調量値Dが、bより大きい場合は、第3の一覧表から係数t〜tを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。
開度yを求める式は、2次以上の関数、3次以上の関数、4次以上の関数、5次以上の関数等と、実際に近い関数を定義していくことで、より正確な開度yを求める式とすることができる。また、係数t〜tは、複数の係数、5以上の係数、10以上の係数などより多数の係数を用いて、より正確な開度を求める式とすることができる。また、係数t〜tの値を変える調量値Dによる範囲数も複数以上で適用でき、3以上、4以上、5以上と範囲を細かく分けて、必要に応じた範囲数で適用していくことが可能である。実施例1では範囲数は3の例を示している。
このように、調量値Dの値により複数の範囲に分けて、その範囲ごとで係数を決定することで、従来、選択が必要であった、散布物の種類、例えば「粒」「砂」「粉」などを選択しなくても、精度のよい開度が決定できることを発見して本発明で採用している。
図6は、実施例1の農作業機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式の決定のフローチャートの一例である。これらの処理は演算部22により行われる。
制御がスタートすると(S201)、作業者は操作ボックス50を用いて調量値Dを入力する(S202)。次にその調量値Dの値を判別し(S203)、D≦aの場合は、この範囲で適用される係数t〜tの値を選択する(S204)。また、a<D≦bの場合は、この範囲で適用される係数t〜tの値を選択する(S205)。また、b<Dの場合は、この範囲で適用される係数t〜tの値を選択する(S206)。そして、選択した係数を開度計算式に適用することで(S207)、開度計算式が決定され、この制御が終了する(S208)。
この場合、係数t〜tが決まると同時に、調量値Dも入力されているため、開度yは、単位時間当たりの散布量xにより決定される式で表すことができる。ここで上述したようにxは式1で決定される。このようにして、調量値Dごとの開度yの計算式を用意しておくことが可能となる。
開度yが決まると、制御部23を介してアクチュエータ130を作動させ、シャッター152により目標の開度とするように制御される。これにより、入力された単位面積当たりの散布量Cとなるように制御することができる。また、状態検知部27を有する場合は、この情報を用いてシャッター152による、より正確な開度となるように制御される。
また、トラクタ1から得られる車速やPTO回転数を利用している場合は、上記の単位時間当たりの散布量xは式1により変化する。この場合、この変化したxの値に応じて開度yの異なる値が演算部22で再計算される。そして、その開度yに基づき、制御部23を介してアクチュエータ130を作動してシャッター152による開度が調整される。
このように、散布物の種類を作業者が判断して入力せずに開度が決定されるため、より安定した正確な散布量になるように制御される。
図7は、実施例2の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機の一例を示す側面図である。図8は、実施例2の農作業機用散布量調整システムで適用される農作業機の一例を示す背面図である。図9は、図7、8における農作業機の繰り出しローラ部分の側面図である。
実施例2では、実施例1で説明した散布機100を施肥機200に変えた場合の例を示す。ここでは、図1のアクチュエータ30に相当していたアクチュエータ130は、モータ210となる。
施肥機200は、ホッパー201内にある肥料を、ホッパー201の下部に設けられた繰り出しローラ211が回転することにより、ホース203から落として施肥を行うものである。モータ210からの動力は、回転軸212等を介し、繰り出しローラ211に伝わり、繰り出しローラ211が回転する機構である。図8に示される施肥機200では、ホッパー201を横方向に4つ有し、これらにそれぞれ、繰り出しローラ211が設置されている。一方、モータ210は左右2つあり、それぞれのモータ210が2つの繰り出しローラ211へ動力を伝えるようになっている。これは、左右の片側のみ施肥を行いたいときのために対応するためである。施肥機200は、ロータリー220の上部に支柱202等を介して設置されている。
ロータリー220は、装着部222側がトラクタ1の後部に装着される。そして、トラクタのPTOから出力された動力は、入力軸221から入力され、ロータリー220内部に設けられたギアやチェーン、軸等を介して、耕耘部223に伝えられ、耕耘部223が回転することにより耕耘作業を行うものである。
繰り出しローラ211には、落とし口213(図9参照)が設けられており、ここに、肥料が上から入る。落とし口213の大きさは決まっているため、ここに入る肥料の量は一定量となる。そして、繰り出しローラ211が回転すると、落とし口213も回転し、落とし口213が下側になると、肥料はホース203から落下し排出する。
このため、モータ210と連動する繰り出しローラ211の回転数が速ければ、排出する肥料の量が増え、モータ210と連動する繰り出しローラ211の回転数が遅ければ排出する肥料の量が減ることになる。すなわち、モータ210の回転数に応じて排出量(散布量)が変わる。
次に、図4で説明した、操作ボックス50における、実施例2の適用について実施例1と異なる点について説明する。
開閉スイッチ51cは、モータ210の開始・停止スイッチに変更でき、作業を開始するときにモータ210の回転を始めるスイッチとなる。また、もう一度押すとモータ210の回転を止めるようにすることができる。さらに調量モードを起動してスタートするスイッチにもなることができる。
シャッター開度表示52aは、モータ210又は繰り出しローラ211の回転数の表示に変更できる。設定時はモータ210又は繰り出しローラ211の回転数の設定値を表示し、作業時は状態検知部27を有する場合は状態検知部27からの情報又は制御部23における制御値の情報をもとに現在のモータ210又は繰り出しローラ211の回転の値を表示することができる。
散布量表示52bは、設定時は散布量、調量値、車速、散布幅、補正値等の値を表示することができる。また、作業時は、設定された散布量を表示させてもよい。また、トラクタ1からの情報が得られる場合は、車速信号から車速の情報と、演算されたモータ210又は繰り出しローラ211の回転数の情報をもとに現在の散布量を算出して表示することもできる。
次に、設定された散布量に基づくモータ210の回転数の決定について説明する。ここでのモータ210の回転数の演算は演算部22で行われる。
ここで、実際の調量値D’ごとに、散布量xからモータ210の回転数を決定する式を用意して、その式を選択することができれば、正確なモータ210の回転数を求めることができる。ここで、選択されたモータ210の回転数の計算式は、上述した散布量xが決まれば、モータ210の回転数が決定される式となっている。
実施例1で説明した図5の例は、モータ210の回転数を決定する式を選択するフローチャートとして置き換えることができる。この場合入力された調量値D’に応じて、モータ210の回転数を決定する計算式が選択される。
調量値D’は、実際の調量により求められる。調量値の測定は例えば、操作ボックス50の設定スイッチ51bから調量モードを選び、開閉スイッチ51c(開始・停止スイッチ)を押すことで開始される。そして、開閉スイッチ51c(開始・停止スイッチ)を押すとモータ210が一定の回転数で回転し、一定時間経過後に自動で回転が止まる。このとき、ホッパー201内に入れた肥料(内容物)がどれだけ排出されたかを測定し、その排出された質量(kg)を測定して調量値とする。そして、この調量値を操作ボックス50の設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により、作業者が入力して決定することができる。ここで、入力される調量値の値は1kg刻みとして、入力しやすいようにしてもよい。
毎分当たりの散布量xは実施例1で説明した式1で決定される。このとき、Aの散布幅は、操作ボックス50の設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により作業者が入力して決定することができる。実施例2の施肥機200の場合は、PTO回転数によらずに散布幅は一定であるので、予め演算部22の記憶部に記憶させておいてもよい。Bの車速及びCの単位面積当たりの散布量は、実施例1と同様に決定される。
次に、モータ210の回転数zを求める式は、散布量x、実際の調量値D’、係数u〜uによる関数で表すことができる。そして、これらの値が決まれば、モータ210の回転数zを求めることができる。
係数u〜uはモータ210の回転数zを求める式に適用されるm個(1個以上)の係数である。ここで、係数u〜uは、予め調量値D’の範囲ごとに決めておく。例えば、範囲を決める値a’とb’が、a’<b’である場合、調量値がa’以下の範囲では、第1の一覧表から係数u〜uを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。次に、調量値D’が、a’より大きくb’以下の場合は、第2の一覧表から各係数u〜uを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。調量値D’が、b’より大きい場合は、第3の一覧表から係数u〜uを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。
回転数zを求める式は、2次以上の関数、3次以上の関数、4次以上の関数、5次以上の関数等と、実際に近い関数を定義していくことで、より正確な回転数zを求める式とすることができる。また、係数u〜uは、複数の係数、5以上の係数、10以上の係数などより多数の係数を用いて、より正確な回転数zを求める式とすることができる。また、係数u〜uの値を変える調量値D’による範囲数も複数以上で適用でき、3以上、4以上、5以上と範囲を細かく分けて、必要に応じた範囲数で適用していくことが可能である。実施例2では範囲数は3の例を示している。
図6のフローチャートは、調量値Dを調量値D’に置き換えて、係数t〜tを係数u〜uに置き換えて、値a,bを値a’,b’に置き換えて、開度計算式をモータの回転数を求める計算式に置き換えて、実施例1と同様に適用することができる。
そして、調量値D’と同時に係数u〜uが決まるため、モータの回転数zは、単位時間当たりの散布量xにより決定される。ここで上述したようにxは式1で決定される。このようにして、調量値D’ごとのモータの回転数zの計算式を用意しておくことが可能となる。
モータの回転数zが決まると、制御部23を介してモータ210を、計算された回転数になるように作動させる。これにより、入力された単位面積当たりの散布量Cとなるように制御することができる。また、状態検知部27を有する場合は、この情報を用いてモータ210による、より正確な回転となるように制御される。
また、トラクタ1から得られる車速を利用している場合は、上記の単位時間当たりの散布量xは式1により変化する。この場合、この変化したxの値に応じて回転数zの異なる値が演算部22で再計算される。そして、その回転数zに基づき、制御部23を介してモータ210の回転数が調整される。
このように、肥料(散布物)の種類を作業者が判断して入力せずにモータの回転数が決定されるため、より安定した正確な散布量になるように制御される。
以上の様に、本発明の実施形態について実施例1、2を示しながら説明してきたが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例に設けられた全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を削除したり、他の実施例の構成に置き換えたり、あるいはまた、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
21 制御システム部
22 演算部
23 制御部
24 設定入力部
25 表示部
26 出力部
27 状態検知部
30、130 アクチュエータ
50 操作ボックス
100 散布機
152 シャッター
200 施肥機
210 モータ
211 繰り出しローラ

Claims (6)

  1. トラクタに装着して農作業を行う農作業機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する農作業機用散布量調整システムにおいて、
    散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータと連動して前記ホッパーから散布物を排出するための開度を調整するシャッターと、設定入力部と、演算部とを有し、
    前記演算部は、前記設定入力部から入力された調量値に応じて前記シャッターの開度を算出する式を決定して、散布物の種類の情報を入力せずに設定された単位面積当たりの散布量となるように前記シャッターの開度を算出し、
    前記調量値は、前記シャッターの開度を一定にした時の一定時間当たりに排出された散布物の質量を測定した値であることを特徴とする農作業機用散布量調整システム。
  2. 請求項1に記載の農作業機用散布量調整システムにおいて、
    前記シャッターの開度を算出する式は、前記調量値により決定される1個以上の係数を用いることを特徴とする農作業機用散布量調整システム。
  3. トラクタに装着して農作業を行う農作業機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する農作業機用散布量調整システムにおいて、
    散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータであるモータと連動して前記ホッパーから散布物を回転により排出する繰り出しローラと、設定入力部と、演算部とを有し、
    前記演算部では、前記設定入力部から入力された調量値に応じて前記モータの回転数を算出する式を決定して、散布物の種類の情報を入力せずに設定された単位面積当たりの散布量となるように前記モータの回転数を算出し、
    前記調量値は、前記モータの回転数を一定にした時の一定時間当たりに排出された散布物の質量を測定した値であることを特徴とする農作業機用散布量調整システム。
  4. 請求項3に記載の農作業機用散布量調整システムにおいて、
    前記モータの回転数を算出する式は、前記調量値により決定される1個以上の係数を用いることを特徴とする農作業機用散布量調整システム。
  5. 請求項2又は請求項4に記載の農作業機用散布量調整システムにおいて、
    前記係数は、前記調量値の範囲毎に値が設定してあることを特徴とする農作業機用散布量調整システム。
  6. 請求項5に記載の農作業機用散布量調整システムにおいて、
    前記調量値の範囲の数は、3以上であることを特徴とする農作業機用散布量調整システム。
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