JP6857969B2 - 釣り用上着のポケット構造 - Google Patents

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本発明は、例えばルアーフィッシング、磯釣り、波止釣り、船釣りなどで着用する釣り用上着のポケット構造に関する。
かかる釣り用上着の前身頃の左右の下側部分の外面のそれぞれには、前身頃から外側に張り出すマチ部とマチ部の前側に配置される前側部とを有するポケットを備えている。前記ポケットの開口には、開口を閉じる開閉自在なスライドファスナーを備えている。左右のポケットのうちの一方のポケットには、ハリス、針収納ケース、オモリ、ウキ等の釣具を混在することなく、分けて収納することができるように、ポケットの内部に3つの区画に仕切る複数(2つ)の仕切部を設けたものが既に提案されている。各仕切部は、マチ方向の一端部が前側部の内面に縫着され、他端部が前身頃の外面に雄雌の面ファスナーにより着脱自在に取り付けられるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−265749号公報
上記仕切部を取り付けた状態では、前側部の内面と前身頃の外面とを仕切部で連結した状態になっているため、スライドファスナーを開いて前側部を掴んで外側へ移動させてポケットの開口を大きく開くことができない。このため、特に、ポケットの底部に収納されている小さな釣具(例えばオモリやウキなど)を取り出し難いという不都合があり、改善の余地があった。因みに、仕切り部のマチ方向の幅(前身頃の外面から前側部の内面に亘る寸法)をマチ部の幅よりも大きくすることが考えられるが、スライドファスナーを閉じた状態において、仕切り部が突っ張りとなってポケットが外側に突出した状態になり、実際には実施し難いものであった。
そこで、本発明は、ポケット開放時には、ポケットの開口を大きく開けることができ、ポケット閉塞時には、ポケットが外側に突出することがない釣り用上着のポケット構造を提供することにある。
本発明の釣り用上着のポケット構造は、前身頃から外側に張り出すマチ部と該マチ部の前側に配置される前側部とを有するポケットを備え、該ポケットの開口は、前記前身頃の面方向に沿った第1方向に沿って延びる第1開口部と、前記前身頃の面方向に沿い、かつ、前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記第1開口部の端部に連続する第2開口部とを備え、前記第1開口部及び第2開口部に開閉自在な開閉手段を備え、前記ポケットの内部を複数の区画に仕切る仕切部材を、前記前身頃の外面と前記前側部の内面とに亘る状態で備え、前記仕切部材は、前記前身頃と前記前側部とが対向するマチ方向に沿い、かつ、前記第1開口部側に配置される第1マチ端部と、前記マチ方向と前記第1方向とに直交するポケット深さ方向において前記第1マチ端部と対向する第2マチ端部とを備え、少なくとも前記第1マチ端部のマチ方向の寸法は、前記マチ部のマチ寸法より大きく構成され、少なくとも前記第1マチ端部側が、前記マチ方向の途中で折り曲げ可能となるように前記第1マチ端部から前記ポケット深さ方向に延びる折れ線部を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、開閉手段を閉じた状態では、仕切部材は、折れ線部で折り曲げられる。また、開閉手段が開いた状態では、仕切部材が折れ曲がることなく展開するので、第1開口部及び第2開口部をマチ部のマチ寸法よりも大きく開放することができる。
また、本発明の釣り用上着のポケット構造は、前記仕切部材が、前記第1マチ端部から前記第2マチ端部にかけて前記マチ方向の寸法が小さくなる略逆台形状に構成されていてもよい。
上記のように、仕切部材を、第1マチ端部から第2マチ端部にかけてマチ方向の寸法が小さくなる略逆台形状に構成することによって、第1マチ部が配置される第1開口部側は大きく開けることができながらも、第2マチ部が配置される第1開口部に対してポケットの深さ方向で対向する側は狭くなっているので、ポケットの底部に収納される釣具が不測に移動して散らばることがなく、釣具をより一層取り出し易い。
また、本発明の釣り用上着のポケット構造は、前記第1マチ端部が、前記第1開口部よりも前記ポケット深さ方向に離間していてもよい。
上記のように、第1マチ端部が、第1開口部よりもポケット深さ方向に離間することによって、ポケットの深さ方向でのポケット内部の見通しを良くすることができ、収納された釣具をより一層取り出し易い。
本発明のように、ポケット閉塞時には、折れ線部で折り曲げられるように構成され、かつ、ポケットの開放時には、折れ曲がることなく展開するように構成された仕切部材をポケット内に備えることによって、ポケット開放時には、ポケットの開口を大きく開けることができ、ポケット閉塞時には、ポケットが外側に突出することがない釣り用上着のポケット構造を提供することができる。
本発明の釣り用上着の正面図である。 同釣り用上着の背面図である。 同釣り用上着を展開した図である。 ポケットの内部を示す概略斜視図である。 (a)はポケットを少し開いた斜視図、(b)はポケットを大きく開いた斜視図である。 ポケット内部に設ける仕切部材を1枚増やした他の実施形態を示すポケットの斜視図である。
図1〜図3に、浮力材付きの釣り用上着の一例である袖なしの上着であるベストを示しているが、袖のある上着であってもよい。このベストは、例えば磯釣りの際に着用するフローティングベストとして使用しているが、その他の釣り(波止釣りや船釣りやルアーフィッシング等)で使用してもよい。
ベストは、前身頃1と、この前身頃1の左右両端に連結される後身頃2とを有する上着本体を備えている。前身頃1は、左前身頃3と右前身頃4とを備えている。左前身頃3の内部に、4つの浮力材5,6,7,8(図3参照)を備えている。また、右前身頃4の内部に、左前身頃3と同じ4つの浮力材5,6,7,8(図3参照)を備えている。これら左前身頃3及び右前身頃4の左右方向中心部側端に備えさせたベスト着脱用スライドファスナーFを開閉操作することで身体にベストを着脱することができるようになっている。ここでは、4つの浮力材としているが、浮力材の個数は、4つに限定されない。尚、ベストを着用した着用者から見て左側を左側とし、右側を右側とする。また、図1に示すように、着用者から見て左右を身幅方向とし、身幅方向の中央を中央部とし、身幅方向両端部の一方を左外側部とし、かつ、他方を右外側部とする。また、上下方向を身丈方向とする。
図1に示すように、一方の左前身頃3の上側に第1ポケット9を備え、下側に第1ポケット9よりも大きく、該左前身頃3から外側に張り出すマチ部10Aとマチ部10Aの前側に配置される前側部10Tとを有する第2ポケット10を備えている。第2ポケット10の開口10Kは、前身頃1の面方向に沿った第1方向(身幅方向、図では左右方向)に沿って延びるとともに上端に位置する横向きの第1開口部101と、前身頃1の面方向に沿い、かつ、第1方向に交差する第2方向(身丈方向、図では上下方向)に沿って第1開口部101に連続する縦向きの左右一対の第2開口部102,103とを備えている。マチ部10Aには、第2ポケット10の開口10Kを開閉する開閉手段を構成するスライドファスナー10Bを備えている。また、第1ポケット9の開口を開閉する開閉手段を構成するスライドファスナー9Bを備えている。
他方の右前身頃4の上側に第3ポケット11を備え、下側に第3ポケット11よりも大きく、該右前身頃4から外側に張り出すマチ部12Aとマチ部12Aの前側に配置される前側部12Tとを有する第4ポケット12を備えている。第4ポケット12の開口12Kは、第2ポケット10と同様に、前身頃1の面方向に沿った第1方向(身幅方向、図では左右方向)に沿って延びるとともに上端に位置する横向きの第1開口部121と、第1開口部121の面方向に沿い、かつ、第1方向に交差する第2方向(身丈方向)に沿って第1開口部121に連続する縦向きの左右一対の第2開口部122,123とを備えている。図1に示すように、マチ部12Aには、第4ポケット12の開口12Kを開閉する開閉手段を構成するスライドファスナー12Bを備えている。また、第3ポケット11の開口を開閉する開閉手段を構成するスライドファスナー11Bを備えている。
また、左前身頃3の第1ポケット9と第2ポケット10との間に第5ポケット13を備え、第5ポケット13の開口を開閉するためのスライドファスナー13Bを備えている。また、右前身頃4の第3ポケット11と第4ポケット12との間に第6ポケット14を備え、第6ポケット14の開口を開閉するためのスライドファスナー14Bを備えている。
図3に示すように、後身頃2の内部には、5つの浮力材15,16,17,18,19を備えている。左右中央に位置する浮力材17が、他の浮力材に比べて左右幅が最も広く、かつ、上下寸法が最も長い大きな浮力材に構成されている。その浮力材17の上端位置を後身頃2の上端よりも少し低い位置にあり、首を動かし易くなっている。尚、浮力材の個数は、図に示す5つに限定されるものではない。
図2及び図3に示すように、後身頃2を構成する生地の大部分が、通気性を有するメッシュ状生地20から構成されている。このメッシュ状生地20を表面(外面)側から覆う外皮部材21を備えている。この外皮部材21の上端部及び左右両端部に、複数の雄型(又は雌型)の係止部材(ドット釦)22を備えさせ、係止部材22に係止及び係止解除自在な雌型(又は雄型)の被係止部材(ドット釦)23を、後身頃2の上部側に備えた帯状の生地24の内面及び後身頃2の左右両端部分25,26の内面にそれぞれ備えさせて、両者を係止及び係止解除することにより、外皮部材21を後身頃2に着脱自在に取り付けることができるようになっている。
図4及び図5(a),(b)に示すように、前身頃1の左右の下側部分の外面の左側に位置する第2ポケット10に、第2ポケット10の開放時において第2ポケット10の開口から外部へ釣具がこぼれ落ちることを防止するこぼれ落ち防止部材27と、第2ポケット10の内部を複数(ここでは3つ)の区画に仕切る2枚の仕切部材28,29と、を備えている。
こぼれ落ち防止部材27を設けている理由について説明する。第2ポケット10の右側の第2開口部102が、第1開口部101の身幅中央部側端部(右端部)から身丈方向下方に延びているので、第2ポケット10を開放した時に、第2開口部102が開いて内部を見易くなる一方、第2開口部102から釣具がポケット外へ落ちてしまう。この開放機能を損ねないようにしながら、釣具の落下防止を行うためにこぼれ落ち防止部材27を設けている。
こぼれ落ち防止部材27は、タフタと呼ばれる緻密な絹の平織物から構成されているが、可撓性を有するものであれば、どのような材料から構成されていてもよい。また、こぼれ落ち防止部材27は、図5(a),(b)に示すように、第2ポケット10内の身幅中央端部(図では右端部)に配置され、前身頃1の外面1Aと前側部10Tの内面10aとに亘る状態で備えている。具体的には、こぼれ落ち防止部材27は、前身頃1と前側部10Tとが対向するマチ方向一端部が前身頃1の外面1Aに縫着され、マチ方向他端部が前側部10Tの内面10aに縫着され、下端部がマチ部10Aの底部10hに縫着されている。また、こぼれ落ち防止部材27は、ポケット深さ方向上端側ほど幅が広くなる略逆台形状に構成され、マチ方向の途中(ここでは中央部であるが、前身頃1寄り又は前側部10T寄りでもよい)で折り曲げ可能となるようにポケット深さ方向(上下方向)に延びる折れ線部27Aを備えている。この折れ線部27Aは、こぼれ落ち防止部材27のマチ方向の途中で山折りにし、山折りした先端部を重ね合わせた状態で縫い付けることによって、構成されている。このこぼれ落ち防止部材27は、後述の仕切部材28,29と形状及び大きさ並びに材質が同一のものからなっている。従って、後述の仕切部材28,29と同様に、スライドファスナー10Bを閉じた状態では、こぼれ落ち防止部材27は、折れ線部27Aで折り曲げられる。また、スライドファスナー10Bが開いた状態では、こぼれ落ち防止部材27が折れ曲がることなく展開するので、第1開口部101及び第2開口部102,103をマチ部10Aのマチ寸法よりも大きく開放することができる。
2枚の仕切部材28,29は、こぼれ落ち防止部材27と同様に、タフタと呼ばれる平織物から構成されているが、可撓性を有するものであれば、どのような材料から構成されていてもよい。図4及び図5(a),(b)に示すように、各仕切部材28又は29は、前身頃1の外面1Aと前側部10Tの内面10aとに亘る状態で備えている。具体的には、各仕切部材28又は29は、前身頃1と前側部10Tとが対向するマチ方向に沿い、かつ、第1開口部101側に配置される第1マチ端部281又は291と、マチ方向と第1方向(図1参照)とに直交するポケット深さ方向(身丈方向又は上下方向)において第1マチ端部281又は291と対向する第2マチ端部282又は292とを備え、第1マチ端部281又は291のマチ方向の寸法は、マチ部10Aのマチ寸法より大きく構成されている。また、第1マチ端部側が、マチ方向の途中で折り曲げ可能となるように第1マチ端部281又は291からポケット深さ方向に延びる折れ線部28A又は29Aを備えている。また、各仕切部材28又は29は、マチ方向一端部が前身頃1の外面1Aに縫着され、かつ、マチ方向他端部が前側部10Tの内面10aに縫着され、下端部となる第2マチ端部282又は292がマチ部10Aの底部10hに縫着されている。この折れ線部28A又は29Aは、各仕切部材28又は29のマチ方向の途中で山折りにし、山折りした先端部を重ね合わせた状態で縫い付けることによって、構成されている。こぼれ落ち防止部材27と第1仕切部材28との間隔が最も長くなるように、かつ、第1仕切部材28と第2仕切部材29との間隔と第2仕切部材29からポケット10の左端までの間隔とが略同一になるように、2枚の仕切部材28,29を配置しているが、これに限ったものではない。
上記のように仕切部材28,29を(仕切部材と同一構成のこぼれ防止部材27も同様に)備えているので、スライドファスナー10Bの閉じ状態において前身頃1の外面1Aと前側部10Tの内面10aとに亘る方向であるマチ方向の途中の折れ線部27A,28A,29Aで折れるように構成され、かつ、スライドファスナー10Bを開放した状態で前側部10Tを掴んでマチ部10Aから離間した最大開放位置(図5(b)参照)に移動させるにつれて広がるように構成されている。スライドファスナー10Bを閉じた状態では、仕切部材28,29は、折れ線部28A,29Aで折り曲げられる。また、スライドファスナー10Bが開いた状態では、仕切部材28,29が折れ曲がることなく展開するので、第1開口部101及び第2開口部102,103をマチ部のマチ寸法よりも大きく開放することができる。尚、図5(b)は、前側部10Tを最大開放位置にした状態を示し、図5(a)は、前側部10Tを最大開放位置よりも手前の位置を示している。これによって、第2ポケット10の開口10Kを大きく開けることができるので、第2ポケット10に収納されている釣具を容易に取り出すことができる。また、釣具を取り出した後に前側部10Tから手を離すことによって、広がっている仕切部材28,29が折れ線部27A,28A,29Aで折れることで(図4参照)、第2ポケット10の前側部10Tがマチ部10Aから外側に突出することがない。
また、仕切部材28,29の上端部である第1マチ端部281又は291が、図5(a),(b)に示すように、第1開口部101(マチ部10Aの上端)よりもポケット深さ方向に離間しており、ポケットの深さ方向でのポケット10内部の見通しを良くすることができ、収納された釣具をより一層取り出し易い。仕切部材28,29と同一構成のこぼれ防止部材27も同様の構成である。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、仕切部材28,29を、上端側ほど幅が広くなる略逆台形状に構成したが、上下方向同一幅に構成して実施してもよい。
また、前記実施形態では、前身頃を左右の前身頃から構成したが、頭から被って着るような1つの前身頃からなるベストであってもよい。
また、前記実施形態では、ポケット10の開口10Kを閉じる開閉自在な開閉手段としてスライドファスナー10Bを用いたが、雄雌の面ファスナーやホックであってもよい。
また、前記実施形態では、2枚の仕切部材28,29を示したが、1枚又は3枚以上の仕切部材を設けてもよい。また、図6に示すようにポケット10の左端部にもこぼれ防止部材30を設けて実施してもよい。図6のこぼれ防止部材27及び仕切部材28,29は、図5(a)と同様であるため、説明を省略する。これら4枚の部材27,28,29,30には、図5(a)に示した折れ線部27A,28A,29A,30Aを備えている。
また、前記実施形態では、仕切部材28,29の上端が、第1開口部121よりも下方に位置している場合を示したが、仕切部材27,28,29の上端が、第1開口部121と同等の位置になるように仕切部材27,28,29を構成してもよい。
また、前記実施形態では、第1開口部101に連続する縦向きの左右一対の第2開口部102,103を備えた場合を示したが、第1開口部101の一方にのみ第2開口部を備えたものでもよい。また、仕切部材を下側で左側の第2ポケット10に設けたが、下側で右側の第4ポケット12に設けてもよいし、第2ポケット10と第4ポケット12の両方に仕切部材を設けて実施することもできる。また、上側の第1ポケット9及び第3ポケット11のいずれか一方又は両方に仕切部材を設けて実施してもよい。
また、前記実施形態では、第1マチ端部側が、マチ方向の途中で折り曲げ可能となるように第1マチ端部からポケット深さ方向に延びる折れ線部28A,29Aを備えていたが、これに加えて、第2マチ端部側が、マチ方向の途中で折り曲げ可能となるように第2マチ端部からポケット深さ方向に延びる折れ線部を備えていてもよい。
1…前身頃、1A…外面、2…後身頃、3…左前身頃、4…右前身頃、5,6,7,8…浮力材、9…第1ポケット、9B,11B…スライドファスナー、10…第2ポケット、10A…マチ部、10B…スライドファスナー(開閉手段)、10K…開口、10T…前側部、10a…内面、10h…底部、11…第3ポケット、12…第4ポケット、12A…マチ部、12B…スライドファスナー、12K…開口、12T…前側部、13…第5ポケット、13B…スライドファスナー、14…第6ポケット、14B…スライドファスナー、15,16,17,18,19…浮力材、20…メッシュ状生地、21…外皮部材、22…係止部材、23…被係止部材、24…生地、25,26…左右両端部分、27…こぼれ落ち防止部材、28,29,30…仕切部材、27A,28A,29A,30A…折れ線部、101…第1開口部、102,103…第2開口部、121…第1開口部、122,123…第2開口部、281,291…第1マチ端部、282,292…第2マチ端部、F…ベスト着脱用スライドファスナー

Claims (3)

  1. 前身頃から外側に張り出すマチ部と該マチ部の前側に配置される前側部とを有するポケットを備え、該ポケットの開口は、前記前身頃の面方向に沿った第1方向に沿って延びる第1開口部と、前記前身頃の面方向に沿い、かつ、前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記第1開口部の端部に連続する第2開口部とを備え、前記第1開口部及び第2開口部に開閉自在な開閉手段を備え、
    前記ポケットの内部を複数の区画に仕切る仕切部材を、前記前身頃の外面と前記前側部の内面とに亘る状態で備え、
    前記仕切部材は、可撓性を有し、
    前記前身頃と前記前側部とが対向するマチ方向に沿い、かつ、前記第1開口部側に配置される第1マチ端部と、
    前記マチ方向と前記第1方向とに直交するポケット深さ方向において前記第1マチ端部と対向する第2マチ端部とを備え、
    少なくとも前記第1マチ端部のマチ方向の寸法は、前記マチ部のマチ寸法より大きく構成され、
    前記第1マチ端部側を、前記マチ方向の途中で山折りにし、山折りした先端部を重ね合わせた状態で縫い付けることで折り曲げ可能となるように前記第1マチ端部から前記ポケット深さ方向に延びる折れ線部を備え、
    前記仕切部材は、前記第1マチ端部から前記第2マチ端部にかけて前記マチ方向の寸法が小さくなる略逆台形状に構成され、
    前記仕切部材の前記マチ方向の一端部が、前記前身頃の外面に縫着され、かつ、該仕切部材の前記マチ方向の他端部が前側部の内面に縫着され、下端部となる前記第2マチ端部が前記マチ部の底部に縫着されていることを特徴とする釣り用上着のポケット構造。
  2. 前記前身頃の左右の下側のそれぞれに、前記ポケットを備え、少なくとも一方の該ポケットにおける前記前身頃の面方向中央部側端部に前記2開口部から該ポケット内の釣具がこぼれ落ちることを防止するためのこぼれ落ち防止部材を備え、該こぼれ落ち防止部材は、可撓性を有していることを特徴とする請求項1に記載の釣り用上着のポケット構造。
  3. 前記第1マチ端部が、前記第1開口部よりも前記ポケット深さ方向に離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣り用上着のポケット構造。
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