JP6857702B2 - レンズ駆動装置、カメラ装置及び電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ駆動装置、カメラ装置及び電子機器に関する。
携帯電話やタブレットなどの電子機器にはマイクロカメラが配置されている。このようなマイクロカメラには、オートフォーカスが可能なものもある。オートフォーカス型のマイクロカメラの内部には、レンズを駆動するためのレンズ駆動装置が設置されている。
特許文献1には、コ字状円筒状のヨークと、ヨークを取り付けたベースと、ヨーク内に設けられた磁石及びコイルと、ヨーク内に位置し且つ外周にコイルを固定したレンズホルダーと、レンズホルダーの前後に設けられた前側弾性部材及び後側弾性部材とを備えたレンズ駆動装置が開示されている。前記前側弾性部材と前記後側弾性部材は、環状の板ばねであり、前側弾性部材と後部弾性部材の内周側端部と外周側端部の間には複数の腕部が設けられている。各前記腕部と腕部との間にはそれぞれ挿入スペースが設けられ、当該挿入スペースを介して前記レンズホルダーの突起部がベースと当接している。前記コイルに通電しない状態、前側弾性部材と後側弾性部材は、レンズホルダーにベースへ向かう予圧を与えて、レンズホルダーがベースを押圧するようにする。前記コイルに通電して電磁力が発生すると、前記レンズホルダーは駆動されて光軸方向に移動する。
中国特許番号CN100362385C
しかし、上記のようなレンズ駆動装置をカメラ装置に装着した場合、光軸精度の向上にまだ改善の余地があることが分かった。
そこで、本発明の目的は、レンズの光軸精度を向上することができるレンズ駆動装置を提供することである。
本発明によるレンズ駆動装置は、レンズ支持用のレンズホルダーを含む可動部と、固定部と、前記固定部又は前記可動部の一方に設けられる磁石と、前記固定部又は前記可動部の他の一方に設けられるコイルと、前記可動部を前記固定部に対して移動可能に支持する弾性部材と、を備えるレンズ駆動装置であって、前記弾性部材は、外側部、内側部及び前記外側部と前記内側部を連結する腕部を備え、且つ、前記外側部を介して前記固定部と接続し、前記内側部を介して前記可動部と接続し、前記外側部は、複数のリベット接合部及び複数の接着接合部が間隔を開けて設けられ、且つ、前記リベット接合部を介して前記固定部とリベット接合し、前記接着接合部を介して前記固定部と接着接合する。
本発明によるレンズ駆動装置の一つの実施形態として、前記固定部は、フレームを備え、前記フレームは、前記レンズの光軸方向に沿った前記可動部の前側に配置され、前記弾性部材は前側弾性部材を有し、前記前側弾性部材は、前記リベット接合部を介して前記フレームとリベット接合し、前記接着接合部を介して前記フレームと接着接合する。
本発明によるレンズ駆動装置の一つの実施形態として、前記固定部は、ベースを備え、前記ベースは、前記レンズの光軸方向に沿った前記可動部の後側に配置され、前記弾性部材は、後側弾性部材を有し、前記後側弾性部材は、前記リベット接合部を介して前記ベースとリベット接合し、且つ前記接着接合部を介して前記ベースと接着接合する。
本発明によるレンズ駆動装置の一つの実施形態として、前記弾性部材は、全体として四角形の形を呈し、その外側部の4つの隅角部にそれぞれリベット接合部が設けられ、4つの辺の中央部にはそれぞれ接着接合部が設けられる。
本発明によるレンズ駆動装置の一つの実施形態として、前記弾性部材は、複数の前記外側部を有し、各々の前記外側部に前記リベット接合部及び前記接着接合部が設けられる。
本発明によるレンズ駆動装置の一つの実施形態として、前記外側部は、一つの接着接合部、及び当該接着接合部の両側に配置されるリベット接合部を含む。
本発明によるレンズ駆動装置の一つの実施形態として、前記リベット接合部は、リベット孔及び当該リベット孔の周囲の少なくとも一部を囲むように形成される周辺孔を含む。
本発明によるレンズ駆動装置の一つの実施形態として、前記接着接合部は、格子状構造を有する。
また、本発明によるカメラ装置は、上述したいずれかのレンズ駆動装置を備える。
また、本発明による電子装置は、上述したカメラ装置を搭載する。
本発明によれば、弾性部材と固定部との接合方式として、接着接合だけでなくリベット接合によっても行うため、高温高湿の環境においても前側弾性部材を固定部に強固に固定できる。これにより、弾性部材の位置安定性を増強することができる。そして、弾性部材の位置安定性が確保されれば、レンズの光軸精度も上げることができる。
以下、本発明の上記した特徴、性質及び効果を、以下の図面及び実施形態に基づいてより詳しく説明する。
レンズ駆動装置の分解図である。 レンズ駆動装置の断面図である。 ハウジングを図示していないレンズ駆動装置の斜視図である。 ハウジングの斜視図である。 フレームの斜視図である。 ベースの斜視図である。 後側弾性部材の平面図である。 前側弾性部材の平面図である。
以下、本発明の実施形態について詳しく説明する。
以下では、各構成部品及びその配置の具体的な実施形態を説明する。もちろん、本明細書における実施形態は本発明の保護範囲を限定するものではない。例えば、以下の本明細書の説明のように、第一の特徴が第二の特徴の上方又は上面に形成されるということは、第一の特徴と第二の特徴が直接連結する実施形態も含み、一方、第一の特徴と第二の特徴との間に形成される付加的特徴による実施形態も含むため、第一の特徴と第二の特徴が直接連結しなくてもよい。なお、本明細書では、異なる実施形態を同じ符号や記号を重複して使って説明するが、これは説明を簡潔かつ明確にするためであり、各実施形態及び/又は構成の間の関係を表すためではない。さらに、第一の構成部品は第二の構成部品に接続又は結合されるという説明は、第一の構成部品と第二の構成部品が直接連結する場合、又は、互いに結合する場合を含み、一つ又は複数の他の部品を利用して第一の構成部品と第二の構成部品を間接的に連結又は結合する場合も含む。
レンズ駆動装置1は、固定部2及び可動部3を備え、可動部3は、固定部2に対して自由に移動できるように支持されている。
図1と図2に示すように、可動部3は、レンズホルダー61と、このレンズホルダー61を囲んで設けられたコイル62を含んでいる。レンズ(図示せず)の光軸方向の前側から見ると、レンズホルダー61及びコイル62は、四角形に近い外形を有している。固定部2は、ベース21、フレーム23、及びハウジング22を含んでいる。
本明細書において、説明を分かりやすくするために、レンズの光軸方向をZ方向と称し、光軸方向と直交する方向をX方向と称し、Z方向及びX方向と直交する方向をY方向と称する。また、光軸方向の被写体側を前側とし、その反対側或いは不図示の画像センサが配置される側を後側とする。
図1に示すように、フレーム23は、可動部3の前側に配置される。図5に示すように、フレーム23は、光軸方向からみるとほぼ四角形になっており、フレーム基板230を備えている。フレーム基板230は、中心にレンズ移動のための貫通孔238が形成され、各隅角部は、組合せ構造部を有する。この組合せ構造部において、フレーム23は、フレーム凸部として、第一フレーム凸部231、第二フレーム凸部233、及び第三フレーム凸部235を有し、フレーム凹部として、第一フレーム凹部232、及び第二フレーム凹部237を有する。第一フレーム凹部232は、第一フレーム凸部231の外周側において凹んで形成されて、第一フレーム凸部231の側面でもある側面2320及び底面2321を有する。また、第一フレーム凸部231は頂面2310を有する。図5に示すフレーム23は、組合せ構造部において、図6に示すベース21が有する組合せ構造部と組み合わされる。
図1に示すように、ベース21は、可動部3の後側に配置される。図6に示すように、ベース21は、光軸方向からみるとほぼ四角形になっており、ベース基板210を備えている。ベース基板210は中心にレンズ移動のための貫通孔218が形成され、各隅角部は、フレーム23と組み合わされる組合せ構造部を有している。この組合せ構造部において、ベース21は、ベース凸部219として、第一ベース凸部212及び第二ベース凸部213を有し、ベース凹部として第一ベース凹部211、第二ベース凹部215、及び第三ベース凹部216を有する。第一ベース凹部211は、第一ベース凸部212の側面を側面とし、すなわち、第一ベース凸部212のベース21の内側に向かっている側面2121を側面とし、底面2190を底面とする。また、第一ベース凸部212は頂面2120を有する。
フレーム23とベース21の構成材料は、例えば、液晶ポリマー(LCP)、ポリアセタール樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、変性ポリフェニルエーテル、ポリブチレンテレフタレートなどの工業用樹脂から選ばれるが、これらに限定されない。
図1と図3,図5,図6を共に参照すると、ベース21の側面2121(ベースの内部に向かう側面)、頂面2120、及び底面2190は、フレーム23の側面2320、底面2321、及び頂面2310にそれぞれ接着接合する。したがって、フレーム23の組合せ構造部及びベース21の組合せ構造部は、それぞれ接着接合箇所でもある。
各側面2121、2320は光軸方向に平行な嵌合面であって、各頂面2120,2310又は底面2321,2190は光軸方向に垂直な嵌合面である。ここで、平行あるいは垂直とは、ほぼ平行あるいはほぼ垂直な形態も含む。このように、光軸方向に垂直な嵌合面で接着接合するだけではなく、光軸方向に平行な嵌合面も接着接合するため、接着面積もその分増加し、結合の強度が増強されて、高温や高湿による接着不良の現象を有効に抑制することができ、焦点ズレ現象を回避することができる。
続いて図5を参照すると、組合せ構造部において、フレーム23は第二フレーム凸部233、第三フレーム凸部235をさらに備えており、第一フレーム凸部231と第三フレーム凸部235の間に第二フレーム凸部233を内側から囲むように第二フレーム凹部237が形成されている。また、第二フレーム凹部237が内側から囲むように第二フレーム凸部233が設けられ、また、第二フレーム凹部237には第二フレーム凸部233と第一フレーム凸部231、第三フレーム凸部235との間にそれぞれ隙間234、236が形成されている。
続いて図6を参照すると、ベース21は第二ベース凸部213をさらに備え、第一ベース凸部211と第二ベース凸部213の間が第一ベース凹部212となっている。すなわち、第一ベース凹部212の一つの側面が、第二ベース凸部213の第一ベース凸部211に向き合う側面でもある。第二ベース凸部213の外周側は、外周側と前側に開いた陥没状を呈して第二ベース凹部215を形成している。また、第二ベース凸部213の第一ベース凸部211に向き合う側とは反対側の側壁には、切欠状の第三ベース凹部216が形成されている。
図1と図3,図5,図6を共に参照すると、第二フレーム凸部233は第二ベース凹部215に嵌入され、第三フレーム凸部235は第三ベース凹部216に嵌入される。第二ベース凸部213は第二フレーム凹部237に嵌入される。第二ベース凸部213において、第二ベース凹部215の両側には溝壁体2151が形成されており、溝壁体2151は、隙間234、236にそれぞれ嵌入する。各凹部215、216、237とその中に嵌入する凸部233、235、213とが嵌合する際の側面、頂面及び底面はそれぞれ接着接合する。また、溝壁体2151とそれが嵌入する隙間234、236における側面、頂面及び底面もそれぞれ接着接合する。
各凹部215、216、237とその中に嵌入する凸部233、235、213との嵌合、及び溝壁体2151とそれが嵌入する隙間234、236との嵌合により、各嵌合箇所では光軸方向に平行な嵌合面(すなわち、対応する側面)及び光軸方向に垂直な嵌合面(頂面、底面)を有する。このため、互いに嵌合する凹凸構造により接着接合面積がさらに増加する。これにより、接合の強度が増強されて、高温や高湿による接着不良の現象を有効に抑制することができ、焦点ズレ現象を回避することができる。
このように、相互嵌合する凹凸構造は、接着により光軸方向の接合強度を増強するだけではなく、垂直方向でのベースとフレームとの間の接合の堅さも増加することができる。さらに、凹凸構造は、組立の際のガイド及び位置決め構成としても使われるため、組立作業の迅速化効果が得られる。
図4に示すように、ハウジング22は光軸方向からみると四角形となっており、囲繞側壁221及びレンズの光軸方向の前側に前端壁220を有している。ハウジング22の材料として金属材料を使うことができる。
図5に示すように、フレーム23のフレーム基板230は、レンズの光軸方向の前側においてフレーム前端面2301、フレーム後端面2302及びフレーム外周側面2303を有している。
図2、図4に示すように、フレーム前端面2301は、ハウジング22の前端壁220の内壁面又は前端壁220の後端面と嵌合し、囲繞側壁221の内壁面は、フレーム外周側面2303、各フレーム凸部231、233、235の外周面とそれぞれ嵌合し、嵌合箇所で接着接合する。1つの実施形態において、図5に示すフレーム23の全外周面に嵌合面を連続的に形成して、ハウジング22の囲繞側壁221に接着接合する。
同じく、図2及び図6に示すように、ハウジング22の囲繞側壁221は、ベース21の全外周面に連続的に形成される嵌合面と接着接合する。
図1及び図2に示すように、コイル62は、レンズホルダー61の外周側に巻回される。4つの磁石24はそれぞれ、ハウジング22の囲繞側壁221の内側面に、コイル62の周囲に対向し且つ互いに間隔を開けて設けられる。
前側弾性部材4は外周側でフレーム23に固定され、後側弾性部材5は外周側でベース21に固定される。前側弾性部材4は内周側でレンズホルダー61を支持し、後側弾性部材5も内周側でレンズホルダー61を支持する。コイル62に電流を流すと、電流は磁石24の磁場によりコイル62にアンペール力を形成し、その力は、コイル62において可動部3をアンペール力の方向に作動させるように使われる。このため、レンズホルダー61を設定した方式通りに駆動して移動させることができる。
図8に示すように、前側弾性部材4は光軸方向からみると四角形となっており、外側部41、内側部42、外側部41と内側部42とを連結する腕部43を備えており、外側部41を介して固定部2と連結し、すなわちフレーム23と連結し、内側部42を介してレンズホルダー61と連結する。外側部41は環状をなしており、その外形形状は、四角形の角部がフレーム23の組合せ構造部を避けるように抉られている。外側部41は、その外周側に間隔をあけて設けられた複数のリベット接合部45及び複数の接着接合部44を有しており、リベット接合部45を介して固定部2とリベット接合し、接着接合部44を介して固定部2と接着接合する。リベット接合部45は、外側部41の4つの隅角部に設けられ、接着接合部44は、4つの辺の中央部に設けられている。1つの実施形態として、リベット接合部45は、リベット孔451及びリベット孔451の両側に位置する弧形溝452を含んでいる。弧形溝452はリベット孔451の周囲の少なくとも一部を囲む周辺孔として形成される。弧形溝452から接着剤を塗布して追加固定して、リベット接合部45の付近の固定力を増加することができる。なお、他の実施形態として、リベット接合部45でホットリベット接合を行う場合、弧形溝452はホットリベット材があふれるときに役に立つこともでき、つまり、ホットリベット接合の際に余分な材料が弧形溝452に流れ込むことができて、二次固定効果がある。接着接合部44は、一枚の平らなシート上に複数の貫通した長い溝を隊列形成して、格子状構造を形成する。
図5に示すように、リベット接合部45に対応してフレーム23は、フレーム基板230の四隅にそれぞれリベット柱2304を有し、接着接合部44に対応して、フレーム基板230の四辺の中央部では、フレーム後端面2302にそれぞれ接着接合面2305が形成されている。
組立の際、前側弾性部材4の各リベット接合部45におけるリベット孔451をフレーム23の各リベット柱2304に位置合わせさせることで、前側弾性部材4を正確な組立位置に配置させる。組立後、接着接合部44と対応する接着接合面2305は、貼り合わされた状態となる。
前側弾性部材4とフレーム23の接合方式として、接着接合だけでなくリベット接合によっても行うため、このような接合構造によれば、高温高湿の環境においても前側弾性部材をフレーム23に強固に固定できる。これにより、前側弾性部材4の位置安定性を高めることができる。そして、前側弾性部材4の位置安定性が確保されれば、レンズの光軸精度も上げることができる。
図1及び図7に示すように、後側弾性部材5は、内側部50及び内側部50から腕部51で連結した複数の外側部53を備え、後側弾性部材5は、2つの半分部52,52に分かれている。後側弾性部材5は、複数の外側部53を介してベース21と連結し、内側部50を介してレンズホルダー61と連結している。各外側部53には接着接合部54とリベット接合部55が設けられており、それぞれ一つの接着接合部54、及び当該接着接合部54の両側に配置されるリベット接合部55で構成されている。後側弾性部材5は、リベット接合部55を介してベース21とリベット接合し、接着接合部54を介してベース21と接着接合する。リベット接合部55は、リベット孔550とリベット孔550の両側に位置する弧形溝551を含んでいる。弧形溝551はリベット孔550の周囲の少なくとも一部を囲む周辺孔として形成される。また、弧形溝551から接着剤を塗布して追加固定して、リベット接合部45の付近の固定力を増加することができる。なお、リベット接合部55でホットリベット接合を行う場合、弧形溝551はホットリベット材があふれるときに役に立つこともでき、例えば、ホットリベット接合の際に余分な材料が弧形溝452に流れ込むことができて、二次固定効果を得る。
図6に示すように、ベース21のベース基板210の四隅には、2つのリベット柱2104と2つのリベット柱2104の間に位置する接着接合面2105が設置されている。
組立の際、後側弾性部材5の2つの半分部52,52におけるリベット孔550を、ベース21の四隅におけるリベット柱2104の位置に合わせ、リベット柱2104をガイド及び位置決めとする。リベット柱2104とリベット孔550の対応の位置が決められ、接着接合部54と対応する接着接合面2105は貼り合わされた状態となる。
後側弾性部材5とベース21の接合方式として、接着接合だけでなくリベット接合によっても行うため、このような接合構造によれば、高温高湿の環境においても後側弾性部材5をベース21に強固に固定できる。これにより、後側弾性部材5の位置安定性を高めることができる。そして、後側弾性部材5の位置安定性が確保されれば、レンズの光軸精度も上げることができる。
なお、本実施形態では、磁石24が固定部2に取り付けられ、コイル62が可動部3に取り付けられたが、磁石24が可動部3に取り付けられ、コイル62が固定部2に取り付けられてもよい。また、弧形溝452、551は弧形の細溝としたが、例えば、直線状の溝としてもよいし、複数の点状の孔として形成してもよい。
上記のように、好ましい実施形態で本発明を詳しく説明したが、これらは本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱しない限り、その趣旨に基づいて変更、同等代替または改善することができる。したがって、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱しない限り、その趣旨に基づいて変更、同等代替または改善することができ、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。

Claims (8)

  1. レンズ支持用のレンズホルダーを含む可動部と、
    固定部と、
    前記固定部又は前記可動部の一方に設けられる磁石と、
    前記固定部又は前記可動部の他方に設けられるコイルと、
    前記可動部を前記固定部に対して移動可能に支持する弾性部材と、を備えるレンズ駆動装置であって、
    前記弾性部材は、外側部、内側部及び前記外側部と前記内側部を連結する腕部を備え、且つ、前記外側部を介して前記固定部と接続し、前記内側部を介して前記可動部と接続し、
    前記外側部は、複数のリベット接合部及び複数の接着接合部が間隔を開けて設けられており、且つ、前記リベット接合部を介して前記固定部とリベット接合し、前記接着接合部を介して前記固定部と接着接合し、
    前記弾性部材は、全体として四角形の形を呈し、その外側部の4つの隅角部にそれぞれリベット接合部が設けられ、4つの辺の中央部にはそれぞれ接着接合部が設けられる
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. レンズ支持用のレンズホルダーを含む可動部と、
    固定部と、
    前記固定部又は前記可動部の一方に設けられる磁石と、
    前記固定部又は前記可動部の他方に設けられるコイルと、
    前記可動部を前記固定部に対して移動可能に支持する弾性部材と、を備えるレンズ駆動装置であって、
    前記弾性部材は、外側部、内側部及び前記外側部と前記内側部を連結する腕部を備え、且つ、前記外側部を介して前記固定部と接続し、前記内側部を介して前記可動部と接続し、
    前記外側部は、複数のリベット接合部及び複数の接着接合部が間隔を開けて設けられており、且つ、前記リベット接合部を介して前記固定部とリベット接合し、前記接着接合部を介して前記固定部と接着接合し、
    前記弾性部材は、複数の前記外側部を有し、各々の前記外側部に前記リベット接合部及び前記接着接合部が設けられ、
    前記外側部は、一つの接着接合部、及び当該接着接合部の両側に配置されるリベット接合部を含む
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  3. 前記固定部は、フレームを備え、
    前記フレームは、前記レンズホルダーに支持されるレンズの光軸方向に沿った前記可動部の前側に配置され、
    前記弾性部材は前側弾性部材を有し、前記前側弾性部材は、前記リベット接合部を介して前記フレームとリベット接合し、前記接着接合部を介して前記フレームと接着接合する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記固定部は、ベースを備え、
    前記ベースは、前記レンズホルダーに支持されるレンズの光軸方向に沿った前記可動部の後側に配置され、
    前記弾性部材は後側弾性部材を有し、前記後側弾性部材は、前記リベット接合部を介して前記ベースとリベット接合し、且つ前記接着接合部を介して前記ベースと接着接合する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記リベット接合部は、リベット孔及び当該リベット孔の周囲の少なくとも一部を囲むように形成される周辺孔を含む
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記接着接合部は、格子状構造を有する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置を備えたカメラ装置。
  8. 請求項に記載のカメラ装置を搭載した電子装置。
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