JP6857279B1 - 薄型基板内蔵ハードディスクドライブ及び薄型基板内蔵ハードディスクドライブ用ベースプレート部材 - Google Patents
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Abstract
Description
アルミニウム合金製のベースプレート(ベースプレート部材)が有する金属組織について説明する。尚、以下の説明において、ベースプレートの構成、特性等はベースプレート部材にも同様に適用されるものとする。
アルミニウム合金製のベースプレートの金属組織中には、第2相粒子として、金属間化合物や粒子等が存在する。具体的には、ベースプレートは、最長径10μm以上の第2相粒子の周囲長が3mm/mm2以上である金属組織を有する。ベースプレートの金属組織において、存在する最長径10μm以上の第2相粒子の周囲長が3mm/mm2以上であることにより、ベースプレートの耐衝撃性が向上する。これは、第2相粒子とアルミニウム合金マトリックスの界面で衝撃時の振動エネルギー等が吸収されること等が考えられる。これにより、HDD落下時等のHDDに衝撃が加わったときに、ベースプレートの耐衝撃性が高いため、ベースプレートで衝撃が緩和され、磁気ディスクに伝わる衝撃が小さくなる。その結果、磁気ディスクの耐衝撃性が向上し、磁気ディスクの変形を抑制できる。
ベースプレートは、最長径500μm以上の第2相粒子が0個/mm2である金属組織を有する。上述の通り、HDDの大容量化のため、磁気ディスクの厚さを薄くし、ディスクの搭載枚数を増加させていることが検討されているが、磁気ディスクの搭載枚数を増加させるため、ベースプレートの厚さも薄くなる傾向にある。ベースプレートの厚さが薄い場合、ベースプレートの金属組織中に粗大な第2相粒子(500μm以上)が存在すると、そこを起点に亀裂や穴が発生する恐れがある。その場合、ベースプレートの耐衝撃性が低下し、その結果、磁気ディスクの耐衝撃性の低下にも繋がると考えられる。また、ベースプレートに亀裂や穴が発生した場合、HDDの中に封入されるヘリウム等が外に漏れだす可能性もある。そのため、金属組織中に最長径500μm以上の粗大な第2相粒子が1個/mm2以上存在するベースプレートは、HDDに適用するベースプレートとしては不適格である。このような観点から、ベースプレートの金属組織において、最長径500μm以上の第2相粒子が0個/mm2であることで、磁気ディスクの耐衝撃性が向上すると考えられる。尚、500μm以上の最長径の上限は特に限定されるものではないが、合金成分等により自ずと決まり、3000μm程度である。尚、最長径500μm以上の第2相粒子の単位個/mm2は、1mm2に存在する最長径500μm以上の第2相粒子の個数を意味する。
Feは、主として第2相粒子(Al−Fe系金属間化合物等)として存在すると共に、一部はマトリックスに固溶して存在する。第2相粒子の生成とマトリックスへの固溶により、Feはベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果を発揮する。Mn及びNiも、主として第2相粒子(Al−Mn系金属間化合物、Al−Ni系金属間化合物等)として存在すると共に、一部はマトリックスに固溶して存在する。第2相粒子の生成とマトリックスへの固溶により、Mn及びNiもベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果を発揮する。しかしながら、FeとMnとNiの含有量の合計が0.05質量%未満である場合、第2相粒子の形成が不十分であり、耐衝撃性が低下してしまうおそれがある。一方、FeとMnとNiの含有量の合計が7.0質量%を超えると、粗大な第2相粒子が生成して、耐衝撃性が低下するおそれがある。従って、FeとMnとNiの含有量の合計は0.05質量%以上7.0質量%以下であることが好ましい。
アルミニウム合金がSiを含む場合、Siは、主として第2相粒子(Si粒子等)として存在し、ベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、24.0質量%以下のSiが任意に添加されてもよい。アルミニウム合金中のSiの含有量が24.0質量%以下であることによって、粗大なSi粒子が生成することを抑制する。これにより、ベースプレートの耐衝撃性を一層向上させる効果を得ることができる。アルミニウム合金中がSiを含む場合、第2相粒子の形成を促進させ、耐衝撃性の向上作用を十分に発揮させるため、Siの含有量は5.0質量%以上であることが好ましい。
アルミニウム合金がZnを含む場合、Znは、他の添加元素と第2相粒子を形成し、ベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、7.0質量%以下のZnが任意に添加されてもよい。アルミニウム合金中のZnの含有量が7.0質量%以下であることによって、粗大な第2相粒子が生成することを抑制する。これにより、ベースプレートの耐衝撃性を一層向上させる効果を得ることができる。
アルミニウム合金がCuを含む場合、Cuは、主として第2相粒子(Al−Cu系金属間化合物等)として存在し、ベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、5.0質量%以下のCuが任意に添加されてもよい。アルミニウム合金中のCuの含有量が5.0質量%以下であることによって、粗大な第2相粒子が生成することを抑制する。これにより、ベースプレートの耐衝撃性を一層向上させる効果を得ることができる。
アルミニウム合金がMgを含む場合、Mgは、他の添加元素と第2相粒子を形成し、ベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、3.5質量%以下のMgが任意に添加されてもよい。アルミニウム合金中のMgの含有量が3.5質量%以下であることによって、粗大な第2相粒子が生成することを抑制する。これにより、ベースプレートの耐衝撃性を一層向上させる効果を得ることができる。
アルミニウム合金がBeを含む場合、Beは、溶湯時において優先的に酸化するため、他の添加元素の酸化を抑制することが可能、即ち、他の添加元素が第2相粒子を形成しやすくなるため、ベースプレートの耐衝撃性を一層向上させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、0.0015質量%以下のBeが任意に添加されてもよい。但し、Beが0.0015質量%を超過して含まれていてもその効果は飽和し、それ以上の顕著な改善効果が得られない。
アルミニウム合金がCrを含む場合、Crは、主として第2相粒子(Al−Cr系金属間化合物等)として存在し、ベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、0.30質量%以下のCrが任意に添加されてもよい。アルミニウム合金中のCrの含有量が0.30質量%以下であることによって、粗大な第2相粒子が生成することを抑制する。これにより、ベースプレートの耐衝撃性を一層向上させる効果を得ることができる。
アルミニウム合金がZrを含む場合、Zrは、主として第2相粒子(Al−Zr系金属間化合物等)として存在し、ベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、0.15質量%以下のZrが任意に添加されてもよい。アルミニウム合金中のZrの含有量が0.15質量%以下であることによって、粗大な第2相粒子が生成することを抑制する。これにより、ベースプレートの耐衝撃性を一層向上させる効果を得ることができる。
アルミニウム合金がNa、Sr及びPの少なくとも一種を含む場合、Na、Sr及びPは、ベースプレート中の第2相粒子(主にSi粒子)のサイズの不均一性を小さくし、ベースプレートの耐衝撃性のバラつきを低減させる効果がある。そのため、アルミニウム合金中に、0.1質量%以下のNa、0.1質量%以下のSr、及び0.1質量%以下のPからなる群から選択された1又は2以上の元素が任意に添加されてもよい。但し、Na、Sr及びPのそれぞれが0.1質量%を超過して含まれていてもその効果は飽和し、それ以上の顕著な改善効果が得られない。
アルミニウム合金がTi、B及びVの少なくとも一種を含む場合、Ti、B及びVは、ベースプレート中の第2相粒子のサイズの不均一性を小さくし、ベースプレートの耐衝撃性のバラつきを低減させる効果がある。そのため、Ti、B及びVの少なくとも一種を添加する場合、Ti、B及びVの含有量の合計は、0.500質量%以下の範囲が好ましい。但し、Ti、B及びVの含有量の合計が、0.500質量%を超過して含まれていてもその効果は飽和し、それ以上の顕著な改善効果が得られない。
アルミニウム合金製のベースプレートは、前述した成分以外の不可避的不純物となる元素が含まれていてもよい。これらの元素としては、Ga、Ca等が挙げられ、その含有量は、各元素について0.10質量%以下、合計で0.30質量%以下であれば本発明の作用効果を損なわない。
ベースプレートの厚さは0.5mm以上2.0mm以下であることが好ましい。ベースプレートの厚さが0.5mm未満であると、HDDの取り付け時などに落下させた際にベースプレートが変形するおそれがある。また、ベースプレートの厚さが2.0mmより大きいとHDD内に搭載できる磁気ディスク枚数が減ってしまうため好適ではない。そのため、ベースプレートの厚さは好ましくは0.5mm以上2.0mm以下であり、より好ましくは、0.5mm以上1.5mm以下である。
ベースプレートは、一般的にダイキャストや鋳造等の一般的な方法により製造することができる。ベースプレートを作製する際、原料となるアルミニウム合金基材を溶解し、溶湯を作製してから溶湯をダイキャストや鋳造によってベースプレートの形状とする。溶湯を作製・鋳造する工程において、溶湯を保持・鋳造する際に溶湯温度が550〜700℃の範囲にある時間が0.1〜1時間であることが好ましい。550〜700℃の範囲にある時間が0.1〜1時間であることで、粗大な第2相粒子の生成を抑制し、微細な第2相粒子が多数生成する。そのため、第2相粒子の周囲長が長くなり、ベースプレートの耐衝撃性を向上させる効果がある。
磁気ディスクの基材は、特に限定されるものではないが、例えば、アルミニウム合金製又はガラス製の基材であることが好ましい。また、磁気ディスクの厚さは0.20mm以上0.58mm以下であることが好ましく、0.48mm以下であることがより好ましい。磁気ディスクの厚さが0.20mm未満であると、HDDの取り付け時に磁気ディスクを落下させた場合、磁気ディスクが変形又は割れが生じるおそれがある。一方、磁気ディスクの厚さが0.58mmより大きいと耐衝撃性は改善するものの、HDD内に搭載できる磁気ディスク枚数が減ってしまうため、磁気ディスクの薄肉化を推進する上で好適ではない。尚、磁気ディスクは、アルミニウム合金基板、ガラス基板等の磁気ディスク用基板を用いて作製することができる。
磁気ディスク用アルミニウム合金基板に用いるアルミニウム合金は、従来から使用されているMg、Cu、Zn、Cr等の元素を含有することが好ましい。また、剛性を向上させることができるFe、Mn、Ni等の元素を含有することもできる。
以下に、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造工程の各工程及びプロセス条件の一例を説明する。
磁気ディスク用基板は、例えば、ガラス材料で構成されたガラス基板を用いることもできる。以下、磁気ディスク用ガラス基板について、適用されるガラス材料とガラス基板の製造方法について、それぞれの詳細に説明する。
磁気ディスク用基板に用いられるガラスは、主成分として55質量%以上75質量%以下のSiO2を含み、更に、Al2O3:0.7質量%以上25質量%以下、Li2O:0.01質量%以上6質量%以下、Na2O:0.7質量%以上12質量%以下、K2O:0質量%以上8質量%以下、MgO:0質量%以上7質量%以下、CaO:0質量%以上10質量%以下、ZrO2:0質量%以上10質量%以下、TiO2:0質量%以上1質量%以下を含むガラスが知られている。このようなガラスには、粘性を下げ、溶解性と清澄性を高めるB2O3(アルミノボロシリケートガラス、ボロシリケートガラスに必須成分として含有される)、高温粘性を低下させ、溶解性及び清澄性、成形性を向上すると共に、ヤング率の向上効果を示すSrO、BaO、イオン交換性能を向上させると共に低温粘性を低下させずに高温粘性を低下させるZnO、清澄性とイオン交換性能を向上させるSnO2、着色剤であるFe2O3等の他、清澄剤としてAs2O3、Sb2O3が更に含まれていてもよい。また、微量元素として、La、P、Ce、Sb、Hf、Rb、Y等の酸化物を含んでいてもよい。
次に、磁気ディスク用ガラス基板の製造方法の一例について説明する。
磁気ディスクは、磁気ディスク用アルミニウム合金基板又は磁気ディスク用ガラス基板の他に、これらの基板上に積層された磁性体層を更に有していてもよい。更に、ダイヤモンドライクカーボン等の炭素系材料からなり、磁性体層上に積層された保護層と、潤滑油からなり、保護層上に塗布された潤滑層等を有していてもよい。
以下の方法により、実施例及び比較例における評価に使用するアルミニウム合金製のベースプレート部材を作製した。
ベースプレート部材の表面を研磨したのち、光学顕微鏡により偏光フィルターを用いず、400倍で0.07mm2以上の視野で観察し、粒子解析ソフトA像くん(商品名、旭化成エンジニアリング社製)を用いて第2相粒子の周囲長(mm/mm2)及び最長径を測定した。第2相粒子とマトリックスの区別は、光学顕微鏡で撮影した画像におけるコントラストの濃淡により行い、マトリックスよりもコントラストが濃い又は淡いものを第2相粒子とした。尚、ベースプレートを用い測定を行う場合、図4に示されるディスクの中心Cから半径r25mm〜半径r30mmで囲まれる領域のうち、ディスクの片面側の領域、すなわち、塗りつぶしで示される領域において、任意の箇所にて表面を研磨し、測定を行った。
10 ベースプレート
20 スピンドルモータ
30 磁気ディスク
40 アクチュエータ
50 磁気ヘッド
60 カバープレート
70 スイングアーム
Claims (4)
- 中央部に貫通孔を有する円盤形状の磁気ディスクと、前記磁気ディスクの貫通孔に挿入され、前記磁気ディスクを共回転可能に支持するスピンドルモータと、当該スピンドルモータを支持するアルミニウム合金製のベースプレートと、を備え、前記ベースプレートが、最長径10μm以上の第2相粒子の周囲長が3mm/mm2以上であり、かつ最長径500μm以上の第2相粒子が0個/mm2である金属組織を有することを特徴とする薄型基板内蔵ハードディスクドライブ。
- 前記ベースプレートの厚さが0.5mm以上2.0mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の薄型基板内蔵ハードディスクドライブ。
- 最長径10μm以上の第2相粒子の周囲長が3mm/mm2以上であり、かつ最長径500μm以上の第2相粒子が0個/mm2である金属組織を有することを特徴とするアルミニウム合金製の薄型基板内蔵ハードディスクドライブ用ベースプレート部材。
- 厚さが0.5mm以上2.0mm以下である請求項3に記載のベースプレート部材。
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