JP6856428B2 - 滴下装置 - Google Patents
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Description
本発明は、搬送部において、上流側から滴下位置に達するまでの容器の搬送速度をV1、滴下位置を容器が通過する間の容器の搬送速度をV2、滴下位置を通過してから下流側に向けた容器の搬送速度をV3とすると、それぞれの容器が滴下位置を通過する搬送速度V2が等しく、かつ、搬送速度V1及び搬送速度V3が搬送速度V2よりも速い、ことを特徴とする。
さらに本発明は、一定の搬送速度V1で連続的に搬送される複数の容器に製品液を充填する充填部と、一定の搬送速度V3で連続的に搬送される複数の容器の開口を閉じる打栓部と、を備えることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態は、本発明の滴下装置を充填システム1に適用したものである。
リニア搬送機10は、容器60を、上流側αから下流側βに向けて搬送する。
充填部20は、リニア搬送機10により搬送されてきた容器60に、後述する充填ノズル21から製品液の充填を行なう。
滴下部30は、製品液が充填された容器60のヘッドスペースに、液体窒素Nを滴下して、ヘッドスペース内の空気を窒素に置換する。
打栓部40は、滴下部30により液体窒素Nが滴下された容器60に蓋61をして密閉する。
次に、充填システム1の動作について、図2〜図5を参照して説明する。
充填工程において、3つの容器60A,60B,60Cに同時に製品液Lが充填される。
充填工程においては、容器60A,60B,60Cは、充填位置16A,16B,16Cに停止する(図2(a)、図5(a))。制御部50はノズル21A,21B,21Cが開くように指示する。充填部20のノズル21A,21B,21Cから所定時間だけ製品液Lが吐出され、容器60A,60B,60Cの中に製品液Lが充填される。
第一搬送工程において、製品液Lが充填された容器60は、充填位置16から滴下位置17まで搬送速度V1で搬送される。
滴下工程において、滴下位置17に到達した容器60に液体窒素Nが滴下される。
第二搬送工程において、液体窒素Nが滴下された容器60(60A)が滴下位置17から密閉位置18まで搬送速度V3で搬送される。
密閉工程において、容器60A,60B,60Cのそれぞれの開口部62に蓋61を取り付けて密閉する。
密閉工程が密閉位置18に停止した容器60から順次行われることにより、容器60A,60B,60Cで液体窒素Nが滴下されてから蓋61が取り付けられるまでの時間を略均等にすることができる。これにより、容器60のヘッドスペースの内部で気化した液体窒素Nが開口部62から漏れる量を略均等にすることができる。
以下、充填システム1が奏する効果について説明する。
次に、第1実施形態の変形例について、図3を参照して説明する。図3において、第1実施形態と同様の構成要素には、第1実施形態と同じ符号を付し、説明を省略する。
第一待機位置15の数は、図3(b)に示すように、グループの一番下流側の容器60が滴下位置17に到達したときに、残りの容器60が待機できる数だけ設けられる。つまり、容器60A〜60Cを1つのグループとして充填工程を行っている場合は、2つの第一待機位置15A,15Bが設けられる。
これにより、図3(a)に示す充填工程で、図2(b)〜(d)に示すように、充填工程を終えた容器60B,60Cが充填位置16に停止している時間を後続のグループの充填工程に用いることができる。つまり、第1実施形態と同じ生産時間で充填工程の時間を長く確保することができる。このため、製品液Lが炭酸飲料水の場合のように、充填を、時間をかけて穏やかに行いたい場合に、生産時間が長くなるのを防止できる。
第二待機位置19には、図3(c)に示すように、滴下工程を経た容器60が、順次搬送される。第二待機位置19の数は、図3(d)に示すように、グループの一番下流側βの容器60が滴下位置17に到達したときに、残りの容器60が待機できる数だけ設けられる。つまり、容器60A〜60Cを1つのグループとして充填工程を行っている場合は、2つの待機位置19A,19Bが設けられる。
これにより、図3(e)に示す密閉工程で、図2(e)及び(f)に示すように、滴下工程を終えた容器60A,60Bが密閉位置18に停止している時間を、先行のグループの密閉工程に用いることができる。つまり、第1実施形態と同じ生産時間で密閉工程の時間を長く確保することができる。このため、密閉工程に比較的時間を要する場合に、生産時間が長くなるのを防止できる。
次に、第2実施形態について、図6を参照して説明する。
第2実施形態は、第1実施形態が容器60を直線状の搬送経路をグループの単位で搬送するのとは異なり、容器60を円弧状の搬送経路で連続的に搬送する。
次に、充填システム2の動作について説明する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
充填工程により、第1実施形態と同様に、充填位置16で容器60に製品液Lが充填される。しかし、第1実施形態で容器60が停止して充填工程が行われるのと異なり、容器60が移動しながら充填工程が行われる。密閉工程も同様である。充填位置16と密閉位置18での容器60の搬送速度は等しい。
充填システム2は、以下の効果を奏する。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。
容器60は、滴下位置17まで搬送されるまでの間に、保持位置H1で保持器95に保持されて、個々の容器60の搬送速度及び位置が調整される。そして、容器60は、滴下位置17から密閉位置18まで搬送されるまでの間に、解除位置H2で保持器95による保持が解除される。
次に、充填システム3の動作について説明する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
コンベア93の上流側αに設けられた充填位置16で、第1実施形態と同様に、容器60に製品液Lが充填される。しかし、第1実施形態で容器60が停止して製品液Lが充填されるのと異なり、第3実施形態は、容器60を搬送しながら製品液Lが充填される。密閉工程も同様である。充填位置16と密閉位置18での容器60の搬送速度は等しい。
そして、滴下開始位置Sに達する際に、容器60の搬送速度V1を遅くする。
充填システム3は、以下の効果を奏する。
充填システム3は、搬送速度や位置を個別に調整される保持器95に容器60を保持させることにより、容器60が高速の搬送速度V4で連続搬送される場合においても、搬送速度V4よりも搬送速度V2を遅くして、滴下工程のための時間を確保できる。そのため、それぞれの容器のヘッドスペースに滴下された量を容易に等しくできる。
また、図4(c)に示すように、本発明は、滴下位置17で容器60を停止させてもよい。
10 リニア搬送機
11 搬送体
12 永久磁石
13 ガイドレール
14 電磁コイル
15 第一待機位置
16 充填位置
17 滴下位置
18 密閉位置
19 第二待機位置
20 充填部
21 充填ノズル
22 供給タンク
23 供給管
30 滴下部
31 供給ノズル
32 供給源
33 供給管
40 打栓部
41 蓋チャック
42 支持シャフト
43 駆動源
50 制御部
60 容器
61 蓋
62 開口部
70 リニア搬送機
91 上流側スターホイール
92 下流側スターホイール
93 コンベア
94 リニア調整機
95 保持器
L 製品液
N 液体窒素
α 上流側
β 下流側
S 滴下開始位置
E 滴下終了位置
H1 把持位置
H2 解除位置
Claims (8)
- 上流側から下流側に向けた搬送経路に沿って、製品液が充填された複数の容器を搬送する搬送部と、
前記搬送経路上の滴下位置を順番に通過する前記容器のヘッドスペースに向けて置換流体を滴下する滴下部と、を備え、
前記搬送部において、
上流側から前記滴下位置に達するまでの前記容器の搬送速度をV1、
前記滴下位置を前記容器が通過する間の前記容器の搬送速度をV2、
前記滴下位置を通過してから下流側に向けた前記容器の搬送速度をV3とすると、
それぞれの前記容器が前記滴下位置を通過する搬送速度V2が等しく、かつ、
前記搬送速度V1及び前記搬送速度V3が前記搬送速度V2よりも速い、
ことを特徴とする滴下装置。 - 前記搬送部は、
複数の前記容器のそれぞれの前記搬送速度を制御する、
請求項1に記載の滴下装置。 - 前記滴下部は、
前記容器が前記滴下位置を通過する間に前記置換流体を滴下する、
請求項1又は請求項2に記載の滴下装置。 - 前記搬送部は、
前記滴下位置より上流側に設けられる、前記容器の搬送が停止される第一停止位置まで、所定数のグループの単位で複数の前記容器を搬送し、次いで、
前記第一停止位置から前記滴下位置に向けて、搬送が停止されていた前記グループに属する前記容器を1つずつ順番に前記搬送速度V1で搬送し、
前記滴下部は、
1つずつ順番に搬送される前記容器が前記滴下位置を通過するたびに、前記置換流体を滴下する、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の滴下装置。 - 前記搬送部は、
前記滴下位置よりも下流側に設けられる、前記容器の搬送が停止される第二停止位置まで、前記滴下位置を通過した前記容器を順番に前記搬送速度V3で搬送する、
請求項4に記載の滴下装置。 - 前記第一停止位置において、前記製品液を充填する充填部と、
前記第二停止位置において、前記置換流体が滴下された前記容器の開口を閉じる打栓部と、を備える、請求項5に記載の滴下装置。 - 上流側から前記滴下位置に達するまで、複数の前記容器を一定の前記搬送速度V1で連続的に搬送し、
前記滴下位置を前記容器が通過する間を前記搬送速度V2で搬送し、
前記滴下位置を通過してから下流側に向けて、複数の前記容器を一定の前記搬送速度V3で連続的に搬送する、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の滴下装置。 - 一定の前記搬送速度V1で連続的に搬送される複数の前記容器に前記製品液を充填する充填部と、
一定の前記搬送速度V3で連続的に搬送される複数の前記容器の開口を閉じる打栓部と、
を備える請求項7に記載の滴下装置。
Priority Applications (1)
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JP2017067944A JP6856428B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 滴下装置 |
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JP2017067944A Active JP6856428B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 滴下装置 |
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2017
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