JP6856428B2 - 滴下装置 - Google Patents

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Description

本発明は、充填システムにおいて製品液の充填後の容器のヘッドスペースに液体窒素を滴下するのに好適な滴下装置に関する。
飲料等の製品液を容器に充填した製品を製造する際に、製造液の種類によっては、搬送経路上で充填機により容器に製品液を充填した後に、容器内に液体窒素を滴下することにより容器内部のヘッドスペースを窒素に置換することがある。液体窒素を滴下するには、製品液が充填された容器の開口が滴下位置を通過する時にのみ、液体窒素を滴下するノズルを開けばよい。
この滴下方法において、特許文献1は、滴下量を連続的かつ高精度に調整可能な液体滴下装置を提案する。
特開2011−111161号公報
飲料を製造する場合には、複数の容器を搬送経路に沿って搬送しながら製品液を充填し、その後に液体窒素を滴下する。しかし、本発明者らの検討によると、例えば特許文献1にしたがって滴下する量を高精度に調整したとしても、それぞれの容器のヘッドスペースに実際に滴下された液体窒素の量にはばらつきがあった。つまり、それぞれの容器に対してノズルから吐出される液体窒素の量を等しくしても、容器のヘッドスペースを置換する液体窒素の量がばらつくことがある。
以上より、本発明は、それぞれの容器のヘッドスペースに実際に滴下された量を等しくできる滴下装置を提供することを目的とする。
本発明の滴下装置は、上流側から下流側に向けた搬送経路に沿って、製品液が充填された複数の容器を搬送する搬送部と、搬送経路上の滴下位置を順番に通過する容器のヘッドスペースに向けて置換流体を滴下する滴下部と、を備える。
本発明は、搬送部において、上流側から滴下位置に達するまでの容器の搬送速度をV1、滴下位置を容器が通過する間の容器の搬送速度をV2、滴下位置を通過してから下流側に向けた容器の搬送速度をV3とすると、それぞれの容器が滴下位置を通過する搬送速度V2が等しく、かつ、搬送速度V1及び搬送速度V3が搬送速度V2よりも速い、ことを特徴とする。
本発明の搬送部は、複数の容器のそれぞれの搬送速度を制御することができる。
本発明の滴下部は、容器が滴下位置を通過する間に置換流体を滴下することができる。
本発明は、搬送部が、滴下位置より上流側に設けられる、容器の搬送が停止される第一停止位置まで、所定数のグループの単位で複数の容器を搬送し、次いで、第一停止位置から滴下位置に向けて、搬送が停止されていたグループに属する容器を1つずつ順番に搬送速度V1で搬送し、滴下部が、1つずつ順番に搬送される容器が滴下位置を通過するたびに、置換流体を滴下することができる。
さらに本発明の搬送部は、滴下位置よりも下流側に設けられる、容器の搬送が停止される第二停止位置まで、滴下位置を通過した容器を順番に搬送速度V3で搬送することができる。
また本発明は、第一停止位置において、製品液を充填する充填部と、第二停止位置において、置換流体が滴下された容器の開口を閉じる打栓部と、を備えることができる。
本発明は、上流側から滴下位置に達するまで、複数の容器を一定の搬送速度V1で連続的に搬送し、滴下位置を容器が通過する間を搬送速度V2で搬送し、滴下位置を通過してから下流側に向けて、複数の容器を一定の搬送速度V3で連続的に搬送することができる。
さらに本発明は、一定の搬送速度V1で連続的に搬送される複数の容器に製品液を充填する充填部と、一定の搬送速度V3で連続的に搬送される複数の容器の開口を閉じる打栓部と、を備えることができる。
本発明によれば、搬送される複数の容器の搬送速度や位置を個別に調整することができるので、個々の容器のヘッドスペースに実際に滴下された量を等しくすることができる。
第1実施形態の充填システムの特徴部分を簡略化して示すものである。 第1実施形態の充填システムの動作を示す側面図であり、(a)〜(g)は、経過時間に従っている。 第1実施形態の類似例の充填システムの動作を示す側面図であり、(a)〜(e)は、経過時間に従っている。 工程ごとの搬送体の速度を示すグラフである。 複数の搬送体の速度を示すグラフである。 他の実施形態を示す平面図である。 さらに他の実施形態を示す平面図である。
〔第1実施形態〕
以下、添付図面を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態は、本発明の滴下装置を充填システム1に適用したものである。
第1実施形態に係る充填システム1は、図1に示すように、容器60を搬送する搬送部としてリニア搬送機10と、搬送される容器60に飲料等の製品液Lを充填する充填部20と、製品液Lを充填した容器60に気化してヘッドスペース内の空気を追い出す置換流体である液体窒素Nを滴下する滴下部30と、液体窒素Nを滴下した容器60に蓋をする打栓部40と、を備える。充填システム1は、リニア搬送機10、充填部20、滴下部30及び打栓部40の動作を制御する制御部50を備える。
充填システム1は、所定数のグループの単位で搬送される複数の容器60のそれぞれに、滴下部30から滴下される液体窒素Nの量を等しくできる。ここでいう滴下される量とは、容器60に向けて充填ノズル21から吐出された量ではなく、容器60のヘッドスペースに実際に滴下された量をいう。
充填システム1は、製品液Lを充填するときと容器60密閉するときには、容器60を停止するが、液体窒素Nを滴下するときは、容器60を搬送しながら行う。充填システム1は、滴下部30から液体窒素Nが滴下される過程において、それぞれの容器60の搬送速度を等しくする。
以下、充填システム1の各要素について説明した後に、容器60のヘッドスペースに液体窒素Nを滴下する手順について説明する。
なお、本実施形態において、図1に示すように、容器60が搬送される方向を基準にして上流側α、下流側βが定義されるものとする。
また、本実施形態について、グループとして3つの容器60A,60B,60Cの単位で搬送される例を説明するが、本発明はこれに限定されず、グループを構成する容器60の数は任意に設定できる。
[リニア搬送機10]
リニア搬送機10は、容器60を、上流側αから下流側βに向けて搬送する。
リニア搬送機10は、図1に示すように、1つの容器60をそれぞれが載せる複数の搬送体11と、これらの搬送体11が所定の経路で走行するようガイドするガイドレール13と、を備えている。搬送体11には永久磁石12が設けられるとともに、ガイドレール13に沿って電磁コイル14が設けられることにより、リニア搬送機10はリニアモータを備える。
リニア搬送機10は、制御部50の指示により、それぞれの搬送体11の位置と搬送速度が独立して制御される。したがって、リニア搬送機10は、それぞれの搬送体11に載せられた容器60の位置と搬送速度を任意に変えることができる。
リニア搬送機10は、上流側αから順に、搬送経路上に充填位置16、滴下位置17及び密閉位置18を備える。
充填位置16は、容器60に飲料等の製品液Lを充填する際に、容器60が停止する第一停止位置である。
本実施形態では、図2(a)に示すように、3つの容器60A,60B,60Cに製品液Lを充填する工程を同時に行うため、下流側から順に3つの充填位置16A,16B,16Cが隣接して設けられている。これらの充填位置16に停止する容器60A,60B,60Cは、互いに均等な間隔が維持される。
充填位置16より上流側αにおいて、容器60を載せた複数の搬送体11は、均等な間隔を保ちつつ移動及び停止を繰り返す。ただし、製品液Lを充填する容器60を載せる搬送体11は、充填位置16に達すると停止する。
なお、容器60A,60B,60Cを区別する必要がない場合は、容器60と表現することがある。充填位置16、密閉位置18においても同様である。
滴下位置17は、容器60に液体窒素Nが滴下される第二停止位置である。
液体窒素Nは、容器60がこの滴下位置17を通過する過程で滴下される。滴下位置17は、図1に示すように、搬送されてきた容器60が滴下を開始する滴下開始位置Sから滴下が終了する滴下終了位置Eを含んでいる。滴下開始位置Sと滴下終了位置Eは、容器60のヘッドスペースに滴下される量、容器60の搬送速度などに応じて任意に設定することができる。
充填位置16A〜16Cで停止している容器60A,60B,60Cは、下流側から順に、1つずつ滴下位置17まで搬送される。例えば、先行する容器60Aが、滴下位置17において液体窒素Nの滴下が終了して滴下位置17から下流側βの密閉位置18に向けて移動すると、後続の容器60Bが滴下位置17まで搬送される。
密閉位置18は、容器60に蓋をして密閉する際に、容器60が停止される位置である。滴下を終えて滴下位置17から搬送される容器60A,60B,60Cは密閉位置18において停止され、密閉される。容器60A,60B,60Cは、滴下位置17で滴下を終えるとそれぞれが順番に密閉位置18A,18B,18Cまで搬送される。充填位置16と同様に、下流側から順に3つの密閉位置18A,18B,18Cが隣接しており、図2(g)に示すように、密閉位置18A,18B,18Cにおいて、容器60A,60B,60Cは均等な間隔で停止される。
[充填部20]
充填部20は、リニア搬送機10により搬送されてきた容器60に、後述する充填ノズル21から製品液の充填を行なう。
充填部20は、図1に示すように、容器60の開口部62に向けて製品液Lを吐出する充填ノズル21と、充填ノズル21に供給する製品液を蓄える供給タンク22と、供給タンク22からそれぞれの充填ノズル21に製品液を供給する供給管23と、を備えている。
充填ノズル21は、充填位置16A,16B,16Cに対応して3つの充填ノズル21A,21B,21Cが設けられている。この充填ノズル21A,21B,21Cは、グループで搬送される容器60A,60B,60Cの前後の間隔と同じ間隔で配列され、かつ、容器60の搬送経路の上方に配置されている。後述する蓋チャック41も同様である。
充填ノズル21は、容器60A,60B,60Cが充填位置16A,16B,16Cに達する前には、制御部50からの指示により閉が選択され、製品液Lの吐出を停止している。容器60が充填位置16に達すると、制御部50からの指示により開が選択され、充填ノズル21から製品液Lの吐出が行われる。
それぞれの充填ノズル21又は供給管23には図示を省略する開閉弁が設けられている。開閉弁は制御部50からの指示により開又は閉が選択され、開のときにそれぞれの充填ノズル21から製品液が吐出される。
[滴下部30]
滴下部30は、製品液が充填された容器60のヘッドスペースに、液体窒素Nを滴下して、ヘッドスペース内の空気を窒素に置換する。
滴下部30は、図1に示すように、1つの供給ノズル31と、供給ノズル31に供給する液体窒素Nを蓄える供給源32と、供給源32から供給ノズル31に液体窒素Nを供給する供給管33と、を備えている。
供給ノズル31又は供給管33には図示を省略する開閉弁が設けられている。開閉弁は制御部50からの指示により開又は閉が選択され、開のときに供給ノズル31から液体窒素Nが滴下される。
滴下部30は、容器60が滴下位置17の滴下開始位置Sに達すると、制御部50からの指示により、それまで閉じていたのを開いて供給ノズル31から液体窒素Nの滴下を開始する。そして、滴下部30は、容器60が滴下終了位置Eを通過すると、制御部50からの指示により、それまで開いていた開閉弁を閉じて、供給ノズル31から液体窒素Nの滴下を終了する。つまり、滴下部30は、容器60が滴下開始位置Sに達してから滴下終了位置Eを通過するまでの間に、搬送される容器60への液体窒素Nの滴下を継続する。
[打栓部40]
打栓部40は、滴下部30により液体窒素Nが滴下された容器60に蓋61をして密閉する。
打栓部40は、図1に示すように、容器60の開口部62に取り付ける蓋61を把持する3つの蓋チャック41と、蓋チャック41を昇降可能に支持する支持シャフト42と、蓋チャック41を昇降させる駆動源43と、を備える。
打栓部40は、容器60A,60B,60Cが密閉位置18A,18B,18Cに達すると、上方に配置されている蓋チャック41を容器60の開口部62まで下降させて、開口部62に蓋61を取り付ける。
[充填システム1の動作]
次に、充填システム1の動作について、図2〜図5を参照して説明する。
この動作は、容器60に製品液Lを充填する充填工程と、容器60を充填位置16から滴下位置17に移動させる第一搬送工程と、液体窒素Nを容器60のヘッドスペースに滴下する滴下工程と、容器60を滴下位置17から密閉位置18に移動させる第二搬送工程と、容器60に蓋61を取り付けて密閉する密閉工程と、を有する。
充填工程が、容器60A,60B,60Cを1つのグループとして同時に行われるのに対して、滴下工程は容器60A,60B,60Cのそれぞれに行われる。本実施形態における特徴的な動作、つまり容器60A,60B,60Cを同じ搬送速度で滴下位置17を通過させる動作は、第一搬送工程、滴下工程及び第二搬送工程を通じて行われる。
[充填工程]
充填工程において、3つの容器60A,60B,60Cに同時に製品液Lが充填される。
充填工程においては、容器60A,60B,60Cは、充填位置16A,16B,16Cに停止する(図2(a)、図5(a))。制御部50はノズル21A,21B,21Cが開くように指示する。充填部20のノズル21A,21B,21Cから所定時間だけ製品液Lが吐出され、容器60A,60B,60Cの中に製品液Lが充填される。
容器60A,60B,60Cに製品液Lが充填されると、容器60A,60B,60C内の製品液Lよりも上方にヘッドスペースが存在する。
[第一搬送工程]
第一搬送工程において、製品液Lが充填された容器60は、充填位置16から滴下位置17まで搬送速度V1で搬送される。
図2(b)に示すように、充填位置16Aに停止していた容器60Aが、滴下位置17まで搬送される。一方、容器60B,60Cについては、未だ充填位置16B,16Cに留まっている(図2(b)、図5(b))。
[滴下工程]
滴下工程において、滴下位置17に到達した容器60に液体窒素Nが滴下される。
図2(c)に示すように、容器60Aが滴下位置17に達すると、制御部50が供給ノズル31を開くように指示をする。滴下部30の供給ノズル31から吐出される液体窒素Nが所定時間だけ容器60Aの中に滴下される。
滴下された液体窒素Nは、気化してヘッドスペース内の空気を追い出す。これにより、製品液Lに空気中の酸素が取り込まれて製品液Lの品質が低下するのを回避できる。
一方、容器60Bは、容器60Aに液体窒素Nが滴下されるのに伴って、容器60Aと同様に、滴下位置17に搬送されるが、容器60Cは、未だ充填位置16Cに留まっている(図2(c)、図5(c))。
滴下工程において、容器60A,60B,60Cのそれぞれは、滴下位置17を通過する搬送速度V2が等しい。これは、容器60A,60B,60Cのそれぞれを載せて搬送する搬送体11が、搬送速度や位置を個別に調整できるリニア搬送機10を用いているためである。
[第二搬送工程]
第二搬送工程において、液体窒素Nが滴下された容器60(60A)が滴下位置17から密閉位置18まで搬送速度V3で搬送される。
一方、容器60Bには、滴下位置17において容器60Aと同様に液体窒素Nが滴下され、これに伴って容器60Cは、容器60Aと同様に滴下位置17まで搬送される(図2(d) 図5(d))。
先行する全ての容器60A,60B,60Cが離れた充填位置16には、後続の3つの新たな容器60が搬送される(図2(e))。
[密閉工程]
密閉工程において、容器60A,60B,60Cのそれぞれの開口部62に蓋61を取り付けて密閉する。
密閉工程は、3つの全ての容器60A,60B,60Cを密閉位置18までそれぞれ搬送し、密閉位置18に停止した容器60から順次行われる。つまり、密閉位置18Aに先に到着した先頭の容器60Aは、容器60Bが密閉位置18Bに到着するのを待つことなく、開口部62に、蓋61が取り付けられる(図2(e)、図5(e))。
容器60Bも、容器60Aに続いて密閉位置18Bに移動し(図2(e)、図5(e))、容器60Cが密閉位置18Cに到着するのを待つことなく、開口部62に、蓋61が取り付けられる(図2(f)、図5(f))。
そして、容器60Cも、液体窒素Nの滴下を終えてから(図2(e)、図5(e))、密閉位置18Cに搬送される(図2(f)、図5(f))と、容器60A,60Bと同様に、開口部62に、蓋61が取り付けられる(図2(g)、図5(g))。
密閉工程が密閉位置18に停止した容器60から順次行われることにより、容器60A,60B,60Cで液体窒素Nが滴下されてから蓋61が取り付けられるまでの時間を略均等にすることができる。これにより、容器60のヘッドスペースの内部で気化した液体窒素Nが開口部62から漏れる量を略均等にすることができる。
ここで、図5に示すように、第一搬送工程における搬送速度V1、滴下工程における搬送速度V2及び第二搬送工程における搬送速度V3は、搬送速度V1及び搬送速度V3が搬送速度V2よりも速い。また、滴下工程において、それぞれの容器60A,60B,60Cが滴下位置17を通過する搬送速度V2が一定でかつ等しい。
[充填システム1の効果]
以下、充填システム1が奏する効果について説明する。
充填システム1は、グループを構成する複数、ここでは3つの容器60A,60B,60Cを、搬送速度や位置を個別に調整できるリニア搬送機10の搬送体11で搬送する。しかも、容器60A,60B,60Cは、それぞれが等しい搬送速度V2で滴下開始位置Sから滴下終了位置Eまでを通過する。したがって充填システム1によれば、容器60A,60B,60Cのそれぞれのヘッドスペースに実際に滴下された液体窒素Nの量を等しくできる。
以上に対し、図5に示すように、容器60A,60B,60Cを充填工程の後、密閉工程までコンベアで搬送すれば、容器60A,60B,60Cが滴下位置17を通過する際の搬送速度が、それぞれ異なる。つまり、移動が先行する容器60Aは、密閉位置18に移動を開始して速度が上昇中に滴下位置17を通過する。次の容器60Bは、充填位置16と密閉位置18の間の最高搬送速度で滴下位置17を通過する。最後尾の容器60Cは減速中に滴下位置17を通過する。このように滴下位置17を通過するときのそれぞれの速度が異なるために、同じ量の液体窒素Nが滴下されても、容器60A,60B,60Cのそれぞれのヘッドスペースに実際に滴下される液体窒素Nの量にばらつきが生じる。
また、充填システム1は、滴下工程に達するまでの第一移動行程及び滴下工程を終えた後の第二移動行程おける搬送体11の搬送速度V1,V3を、滴下工程における搬送速度V2よりも速くするので、生産時間の短縮に寄与する。
〔第1実施形態の変形例〕
次に、第1実施形態の変形例について、図3を参照して説明する。図3において、第1実施形態と同様の構成要素には、第1実施形態と同じ符号を付し、説明を省略する。
第1実施形態は、第一搬送工程において、容器60が充填位置16から滴下位置17に直接移動され、第二搬送工程において、容器60が滴下位置17から密閉位置18に直接移動されていたが、本発明はこれに限定されない。
つまり、図3(a)に示すように、本発明は、リニア搬送機10が、充填工程を行った容器60を充填位置16から移動させて滴下工程まで待機させる第一待機位置15と、滴下工程を行った容器60を滴下位置17から移動させて密閉工程まで待機させる第二待機位置19と、を備えることができる。
第一待機位置15は、充填位置16と滴下位置17の間に、備えられている。
第一待機位置15の数は、図3(b)に示すように、グループの一番下流側の容器60が滴下位置17に到達したときに、残りの容器60が待機できる数だけ設けられる。つまり、容器60A〜60Cを1つのグループとして充填工程を行っている場合は、2つの第一待機位置15A,15Bが設けられる。
リニア搬送機10が第一待機位置15を備えることにより、先行するグループについて充填工程を終えた後に、すぐに後続のグループを充填位置16に搬送することができる。
これにより、図3(a)に示す充填工程で、図2(b)〜(d)に示すように、充填工程を終えた容器60B,60Cが充填位置16に停止している時間を後続のグループの充填工程に用いることができる。つまり、第1実施形態と同じ生産時間で充填工程の時間を長く確保することができる。このため、製品液Lが炭酸飲料水の場合のように、充填を、時間をかけて穏やかに行いたい場合に、生産時間が長くなるのを防止できる。
第二待機位置19は、滴下位置17と密閉位置18の間に、備えられている。
第二待機位置19には、図3(c)に示すように、滴下工程を経た容器60が、順次搬送される。第二待機位置19の数は、図3(d)に示すように、グループの一番下流側βの容器60が滴下位置17に到達したときに、残りの容器60が待機できる数だけ設けられる。つまり、容器60A〜60Cを1つのグループとして充填工程を行っている場合は、2つの待機位置19A,19Bが設けられる。
リニア搬送機10が第二待機位置19を備えることにより、充填工程を終えた容器60を、密閉位置18に到達させずに待機させることができる。
これにより、図3(e)に示す密閉工程で、図2(e)及び(f)に示すように、滴下工程を終えた容器60A,60Bが密閉位置18に停止している時間を、先行のグループの密閉工程に用いることができる。つまり、第1実施形態と同じ生産時間で密閉工程の時間を長く確保することができる。このため、密閉工程に比較的時間を要する場合に、生産時間が長くなるのを防止できる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について、図6を参照して説明する。
第2実施形態は、第1実施形態が容器60を直線状の搬送経路をグループの単位で搬送するのとは異なり、容器60を円弧状の搬送経路で連続的に搬送する。
第2実施形態の充填システム2は、図6に示すように、容器60の搬送経路の上流側αで、上流側スターホイール91から連続的に容器60を受け取り、搬送経路の下流側βで、下流側スターホイール92に容器60を受け渡す。
充填システム2は、リニア搬送機70が円形をなすガイドレール13を備えており、容器60の搬送経路が円弧状になっている。
[充填システム2の動作]
次に、充填システム2の動作について説明する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上流側スターホイール91から連続的に容器60が搬送される。
充填工程により、第1実施形態と同様に、充填位置16で容器60に製品液Lが充填される。しかし、第1実施形態で容器60が停止して充填工程が行われるのと異なり、容器60が移動しながら充填工程が行われる。密閉工程も同様である。充填位置16と密閉位置18での容器60の搬送速度は等しい。
第一移行工程により、第1実施形態と同様に、製品液Lが充填された容器60を滴下位置17まで搬送する。容器60は、充填位置16から加速して、充填位置16よりも速い搬送速度V1で滴下位置17に向かって搬送される。その後、容器60は充填位置16よりも遅い搬送速度V2にまで減速して滴下位置17に達する。搬送速度V2は、第1実施形態と異なり、後続の容器60が充填位置16での搬送速度で移動しているので、この後続の容器60と当たらないように調整される。
滴下工程により、滴下位置17に到達した容器60は、滴下開始位置Sから滴下終了位置Eまで円弧状に搬送される間に、供給ノズル31を介して液体窒素Nの滴下が行われる。
第二移行工程により、第1実施形態と同様に液体窒素Nが滴下された容器60を滴下位置17から密閉位置18に搬送する。第二移行工程も第一移行工程と同様に、滴下位置17から密閉位置18への搬送速度V3は、密閉位置18内での容器60の搬送速度V2よりも速くなっている。
[充填システム2の効果]
充填システム2は、以下の効果を奏する。
充填工程、密閉工程において、容器60が搬送される場合においても、これらの搬送速度よりも第一移行工程、第二移行工程における搬送速度V1,V3を速くすることで、滴下工程を行う時間を確保できる。
また、搬送経路が円弧状でも、滴下位置17を通過する搬送体11の位置と搬送速度を調整することで、各容器60に滴下した量がばらつくのを防止できる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。
第3実施形態の充填システム3は、第1実施形態がリニア搬送機10により容器60を搬送するのに対し、コンベア93を用いて容器60を搬送するものである。さらに、充填システム3は、容器60を連続的に搬送するものである。
充填システム3は、上流側αから下流側βに複数の容器60を連続的に搬送するコンベア93と、コンベア93で搬送される容器60の搬送速度を調整するリニア調整機94を有する。コンベア93は、充填位置16及び密閉位置18での容器60の搬送を、第2実施形態よりも高速の搬送速度V4で行う。
リニア調整機94は、リニア搬送機10と同様に、搬送体11がリニアモータにより独立して移動と停止が行われる。ただし、リニア搬送機10と異なり、搬送体11は、容器60を保持する保持器95を有している。
保持器95は、ガイドレール13の外側を向くように、搬送体11に固定されている。保持器95は、容器60を内側に保持するようU字型の形状をなしている。
コンベア93は、上流側αから順に、充填位置16、滴下位置17、密閉位置18を備える。充填位置16と滴下位置17の間に、容器60を保持する保持位置H1を備える。そして、滴下位置17と密閉位置18の間に、容器60の保持を解除する解除位置H2を備える。
容器60は、滴下位置17まで搬送されるまでの間に、保持位置H1で保持器95に保持されて、個々の容器60の搬送速度及び位置が調整される。そして、容器60は、滴下位置17から密閉位置18まで搬送されるまでの間に、解除位置H2で保持器95による保持が解除される。
[充填システム3の動作]
次に、充填システム3の動作について説明する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
複数の容器60が、コンベア93の上を上流側αから下流側βに連続的に搬送される。
コンベア93の上流側αに設けられた充填位置16で、第1実施形態と同様に、容器60に製品液Lが充填される。しかし、第1実施形態で容器60が停止して製品液Lが充填されるのと異なり、第3実施形態は、容器60を搬送しながら製品液Lが充填される。密閉工程も同様である。充填位置16と密閉位置18での容器60の搬送速度は等しい。
製品液Lの充填を終えると、第1実施形態と同様に、容器60は滴下位置17まで搬送される。充填位置16から滴下位置17まで搬送される容器60の搬送速度や位置は、保持位置H1で容器60が保持器95に保持されるまでの間には、調整することができない。つまり、容器60が保持器95に保持されるまで、充填位置16における容器60の搬送速度V4と、搬送速度V1が同じになる。ところが、容器60が保持器95に保持されると、それぞれの容器60の搬送速度V1や位置を調整できる。
そして、滴下開始位置Sに達する際に、容器60の搬送速度V1を遅くする。
滴下位置17に到達した容器60は、滴下開始位置Sから滴下終了位置Eまで搬送される間に、供給ノズル31から液体窒素Nが滴下される。液体窒素Nが滴下されるときの容器60の搬送速度V2は、充填位置における搬送速度よりも遅い。搬送速度V2は、後続の容器60が充填位置16での搬送速度と等しい搬送速度V4(V1)で移動しているので、後続の容器60と当たらないように調整される。
液体窒素Nの滴下を終えると、容器60は滴下位置17から密閉位置18まで搬送される。滴下位置17から密閉位置18への容器60の搬送速度V3は、容器60の保持器95による保持が解除されるまで、密閉位置18での容器60の搬送速度V2よりも速く、搬送速度V4よりも速い。これにより、容器60は、密閉位置18に到達するまでに前後の間隔が均等になる。
[充填システム3の効果]
充填システム3は、以下の効果を奏する。
充填システム3は、搬送速度や位置を個別に調整される保持器95に容器60を保持させることにより、容器60が高速の搬送速度V4で連続搬送される場合においても、搬送速度V4よりも搬送速度V2を遅くして、滴下工程のための時間を確保できる。そのため、それぞれの容器のヘッドスペースに滴下された量を容易に等しくできる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることができる。
例えば、第1実施形態では、図4(a)に示すように、滴下位置17において、容器60を一定の搬送速度で搬送する例を示したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、図4(b)に示すように、滴下位置17において、容器60が滴下開始位置Sに達してから滴下終了位置Eを通過するまでの搬送速度V2を変えてもよい。
また、図4(c)に示すように、本発明は、滴下位置17で容器60を停止させてもよい。
さらに、本発明は、滴下部30の供給ノズル31を搬送経路に沿って往復移動可能にしてもよい。例えば、供給ノズル31を容器60の搬送速度と同じ速度で同期して移動させることで、容器60と供給ノズル31の相対速度を0にすることができる。これによっても、それぞれの容器60のヘッドスペースに等しい量の液体窒素Nを滴下できる。
また、第1実施形態では、図2(b)〜(d)に示すように、充填工程を終えた容器60A,60B,60Cは、容器60Aから順次、充填位置16から滴下位置17に向けて移動しているが、容器60A,60B,60Cが同時に充填位置16から滴下位置17に向けて移動してもよい。この場合は、先行する容器60Aが搬送速度V1から搬送速度V2にまで減速したときに、後続の容器60B,60Cも搬送速度V1から搬送速度V2にまで減速するように調整される。これにより、先行して液体窒素Nの滴下が行われている容器60に、後続の容器60が衝突するのを防ぐことができる。
1 充填システム
10 リニア搬送機
11 搬送体
12 永久磁石
13 ガイドレール
14 電磁コイル
15 第一待機位置
16 充填位置
17 滴下位置
18 密閉位置
19 第二待機位置
20 充填部
21 充填ノズル
22 供給タンク
23 供給管
30 滴下部
31 供給ノズル
32 供給源
33 供給管
40 打栓部
41 蓋チャック
42 支持シャフト
43 駆動源
50 制御部
60 容器
61 蓋
62 開口部
70 リニア搬送機
91 上流側スターホイール
92 下流側スターホイール
93 コンベア
94 リニア調整機
95 保持器
L 製品液
N 液体窒素
α 上流側
β 下流側
S 滴下開始位置
E 滴下終了位置
H1 把持位置
H2 解除位置

Claims (8)

  1. 上流側から下流側に向けた搬送経路に沿って、製品液が充填された複数の容器を搬送する搬送部と、
    前記搬送経路上の滴下位置を順番に通過する前記容器のヘッドスペースに向けて置換流体を滴下する滴下部と、を備え、
    前記搬送部において、
    上流側から前記滴下位置に達するまでの前記容器の搬送速度をV1、
    前記滴下位置を前記容器が通過する間の前記容器の搬送速度をV2、
    前記滴下位置を通過してから下流側に向けた前記容器の搬送速度をV3とすると、
    それぞれの前記容器が前記滴下位置を通過する搬送速度V2が等しく、かつ、
    前記搬送速度V1及び前記搬送速度V3が前記搬送速度V2よりも速い、
    ことを特徴とする滴下装置。
  2. 前記搬送部は、
    複数の前記容器のそれぞれの前記搬送速度を制御する、
    請求項1に記載の滴下装置。
  3. 前記滴下部は、
    前記容器が前記滴下位置を通過する間に前記置換流体を滴下する、
    請求項1又は請求項2に記載の滴下装置。
  4. 前記搬送部は、
    前記滴下位置より上流側に設けられる、前記容器の搬送が停止される第一停止位置まで、所定数のグループの単位で複数の前記容器を搬送し、次いで、
    前記第一停止位置から前記滴下位置に向けて、搬送が停止されていた前記グループに属する前記容器を1つずつ順番に前記搬送速度V1で搬送し、
    前記滴下部は、
    1つずつ順番に搬送される前記容器が前記滴下位置を通過するたびに、前記置換流体を滴下する、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の滴下装置。
  5. 前記搬送部は、
    前記滴下位置よりも下流側に設けられる、前記容器の搬送が停止される第二停止位置まで、前記滴下位置を通過した前記容器を順番に前記搬送速度V3で搬送する、
    請求項4に記載の滴下装置。
  6. 前記第一停止位置において、前記製品液を充填する充填部と、
    前記第二停止位置において、前記置換流体が滴下された前記容器の開口を閉じる打栓部と、を備える、請求項5に記載の滴下装置。
  7. 上流側から前記滴下位置に達するまで、複数の前記容器を一定の前記搬送速度V1で連続的に搬送し、
    前記滴下位置を前記容器が通過する間を前記搬送速度V2で搬送し、
    前記滴下位置を通過してから下流側に向けて、複数の前記容器を一定の前記搬送速度V3で連続的に搬送する、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の滴下装置。
  8. 一定の前記搬送速度V1で連続的に搬送される複数の前記容器に前記製品液を充填する充填部と、
    一定の前記搬送速度V3で連続的に搬送される複数の前記容器の開口を閉じる打栓部と、
    を備える請求項7に記載の滴下装置。
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