JP6854417B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本開示は、照明装置に関する。
特許文献1には、装置本体の内部に固定され、発光モジュールを保持するホルダと、当該ホルダに係合して、発光モジュールおよびホルダを覆う透光性のカバーと、当該カバーに装着されたパッキンとを備える天井埋め込み型の照明装置が開示されている。特許文献1には、装置本体の内面とカバーとの隙間をパッキンで塞ぐことにより、カバー内に水分や異物が侵入することを防止できる、と記載されている。
特許第6059023号公報
ところで、天井埋め込み型の照明装置には、装置本体の内部に設けられる発光モジュールに電力を供給するためのリード線を通す挿通孔が装置本体に形成されている。リード線の挿通孔は、閉鎖的な天井裏空間に開口する小さな孔であるが、虫、埃、水分、腐食性のガス等はかかる挿通孔からもカバー内に侵入し得る。これらがカバー内に侵入して発光モジュールに作用すると、発光モジュールの劣化の促進、またトラッキングによる不点などが発生する可能性がある。
本開示の一態様である照明装置は、軸方向一端が開口し、軸方向他端に天板部が形成された有天筒状の装置本体と、前記装置本体の内部に設けられる発光モジュールと、前記装置本体の内部に固定され、前記発光モジュールを保持するホルダと、前記ホルダに係合して前記発光モジュールおよび前記ホルダを覆う透光性のカバーと、前記発光モジュールに接続されるリード線とを備え、前記装置本体は、前記リード線を通すための挿通孔を有し、前記装置本体の内部および外部の少なくとも一方に設けられ、前記装置本体の内面と前記カバーとで囲まれた前記発光モジュールの収容空間に前記挿通孔を介して外気が流入しないように前記挿通孔をシールするシール材をさらに備えることを特徴とする。
本開示の一態様である照明装置によれば、虫、埃、水分、腐食性のガス等がリード線の挿通孔からカバー内に侵入することを防止できる。このため、本開示の一態様である照明装置によれば、発光モジュールの劣化、トラッキングによる不点などの不具合の発生をより確実に抑制できる。
実施形態の一例である照明装置を上方から見た斜視図である。 実施形態の一例である照明装置を上方から見た分解斜視図である。 実施形態の一例である照明装置を下方から見た分解斜視図である。 図1中のAA線断面図である。 実施形態の一例である照明装置を上方から見た斜視図であって、取り付け金具およびリード線シール部を取り外した状態を示す。 実施形態の一例である外側パッキンを下方から見た斜視図である。 実施形態の一例であるホルダ、透光性のカバー、および内側パッキンを示す斜視図である。 実施形態の他の一例であるシール材を示す図である。 実施形態の他の一例である照明装置の分解斜視図である。 実施形態の他の一例である照明装置を上方から見た斜視図であって、天板を取り外した状態を示す。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る照明装置の実施形態の一例について詳細に説明する。実施形態の説明で参照する図面は模式的に記載されたものであるから、各構成要素の寸法比率などは以下の説明を参酌して判断されるべきである。なお、以下で説明する複数の実施形態の各構成要素を選択的に組み合わせることは当初から想定されている。
図1は、実施形態の一例である照明装置10を上方から見た斜視図である。図2は照明装置10を上方から見た分解斜視図、図3は照明装置10を下方から見た分解斜視図である。図1〜図3に例示するように、照明装置10は、軸方向一端が開口し、軸方向他端に天板部14が形成された有天筒状の装置本体11と、装置本体11の内部に設けられる発光モジュール20とを備える。照明装置10は、装置本体11の開口を鉛直下方に向けた状態で天井の埋め込み孔に挿入される天井埋め込み型の照明装置であって、一般的にダウンライトと呼ばれる。本明細書では、説明の便宜上、照明装置10を天井に取り付けた状態で、照明装置10の鉛直上方側「上」、鉛直下方側を「下」とする。
照明装置10は、例えば住居の室内において水平な天井に取り付けられるが、水平方向および鉛直方向に対して傾斜した天井に取り付けることも可能である。また、照明装置10は住居の廊下、玄関などの天井、或いは図書館等の公共施設、デパート等の商業施設、オフィス、店舗、工場などの天井に取り付けることもできる。照明装置10が取り付けられる天井は、建築空間の上方を区画する部位であればよく、例えば玄関ポーチ、テラスなどの天井であってもよい。照明装置10は、硫化水素(H2S)等の腐食性のガスを含む雰囲気下に設置されてもよい。
照明装置10は、装置本体11の内部に固定され、発光モジュール20を保持するホルダ30と、ホルダ30に係合して発光モジュール20およびホルダ30を覆う透光性のカバー40とを備える。また、照明装置10は発光モジュール20に接続されるリード線24と、リード線24を介して発光モジュール20に電力を供給する点灯装置(図示せず)とを備える。リード線24は、装置本体11の外部に設けられる点灯装置と、装置本体11の内部に設けられる発光モジュール20とを接続する配線である。装置本体11は、リード線24を通すための挿通孔15を有する。
詳しくは後述するが、照明装置10は、装置本体11の内部および外部の少なくとも一方に設けられ、挿通孔15をシールするシール材を備える。シール材は、装置本体11の内面とカバー40とで囲まれた発光モジュール20の収容空間S(図4参照)に、挿通孔15を介して外気が流入しないように挿通孔15をシールする。シール材は、装置本体11の内側から、または外側から、或いは内外の両側から挿通孔15を封止する。また、照明装置10は、環状部61、第1シール部62、および第2シール部63を含む内側パッキン60(第1〜第3の内側パッキン)を備えることが好ましい。
装置本体11は、軸方向一端(以下、「下端」という場合がある)が開口した筒状体であって、筒壁部13と、軸方向他端(以下、「上端」という場合がある)に形成された天板部14とを有する。装置本体11は、軸方向に垂直な断面が略真円形状の円筒状部材であって、下端の開口に近づくほど拡径した末広がりの形状を有する。また、装置本体11の開口の周縁には円環状のフランジ部12が形成されている。
装置本体11は、例えばアルミニウム、鉄等を主成分とする金属材料を、プレス加工、ヘラ絞り加工、またはダイカスト成形して製造される。ただし、装置本体11は樹脂材料で構成されてもよい。装置本体11の外側には、複数の放熱フィンが設けられていてもよい。なお、装置本体11は、円筒形状に限定されず、軸方向に垂直な断面が矩形状を呈する有天筒状の部材であってもよい。
フランジ部12は、装置本体11の開口の周縁で径方向外側に張り出して形成され、装置本体11の上部が埋め込み孔から天井裏空間に挿入された状態で天井面に沿って配置される。フランジ部12の上面側には、一般的に円環状のプレート75が取り付けられる。フランジ部12は、プレート75を介して埋め込み孔の周縁に取り付けられる。
筒壁部13は、装置本体11の上部では軸方向に沿って形成され、上下方向中央部から下端に向かって次第に径方向外側に広がるように傾斜した形状を有する。筒壁部13は湾曲していてもよい。装置本体11の内側に向いた筒壁部13の内面は、発光モジュール20から出射される光の反射面となる。筒壁部13の内面には、光の反射率を高めるために、蒸着、メッキ、スパッタリング等により金属層が形成されていてもよく、研磨等により鏡面仕上げされていてもよい。また、筒壁部13の内面には白色顔料を含有する白色の塗膜が形成されていてもよい。
天板部14は、上述の通り装置本体11の上端に形成され、装置本体11の上端を塞いでいる。天板部14は、例えば略円板形状を有し、装置本体11の径方向に沿って略平坦に形成されている。筒壁部13と天板部14との境界部に形成される装置本体11の角部は、丸みを帯びており外側に向かって湾曲している。リード線24の挿通孔15は、筒壁部13に形成されてもよいが、好ましくは天板部14に形成される。図2に示す例では、天板部14の端部に長方形状の挿通孔15が1つ形成されている。
本実施形態では、ホルダ30が天板部14にネジ止めされている。ホルダ30は、天板部14の外側からネジ38(ホルダ固定用ネジ)を用いて固定される。このため、天板部14にはネジ38を通すための貫通孔16が形成されている。また、後述する取り付け金具70のアングル72がネジ77(アングル固定用ネジ)を用いて天板部14に固定されるため、天板部14にはネジ77が螺合されるネジ孔17が形成されている。さらに、天板部14には、ホルダ30の後述する位置決めピン37が挿入されるピン孔18が形成されている。
照明装置10は、装置本体11に固定される取り付け金具70を備える。取り付け金具70は、取り付けバネ71と、取り付けバネ71を支持するアングル72とで構成されている。アングル72は、上述の通り、ネジ77を用いて天板部14に固定される。アングル72は、略円板形状を呈するベース部73と、ベース部73の径方向両側から下方に延びる2つのアーム部74とを有する。なお、アングル72は、例えばリード線24を結束して張力止めするための結束バンド(図示せず)が取り付けられる結束バンド固定部78を有していてもよい。
取り付け金具70は、2つの取り付けバネ71を有し、各取り付けバネ71は各アーム部74にそれぞれ固定されている。2つの取り付けバネ71は、板バネ構造を有し、水平方向に延びている。照明装置10は、取り付けバネ71が天井裏空間において天井の埋め込み孔の周囲に当接することで天井に固定される。なお、取り付け金具70の構造は特に限定されない。例えば、取り付けバネ71は3つ設けられていてもよい。
アングル72のベース部73は、各アーム部74の付け根の近傍の2箇所でネジ止めされている。ネジ77が取り付けられる部分であるネジ固定部76は、天板部14側に突出して天板部14の外面14aに当接している。本実施形態では、挿通孔15をシールするシール材として天板部14を外側から覆う外側パッキン50が設けられる。天板部14とアングル72との間には外側パッキン50が介在しているが、ネジ固定部76は天板部14と直接接していることが好ましい。この場合、天板部14に対してアングル72をしっかりネジ止めできる。
天板部14に取り付けられる外側パッキン50は、ネジ固定部76が挿入される開口部58を有し、アングル72によって天板部14の外面14aに押圧される。また、外側パッキン50は、リード線24を通すための挿通路53と、挿通路53から引き出されたリード線24に密接するリード線シール部54とを有する。外側パッキン50の構成については、さらに後述する。
発光モジュール20は、ホルダ30によって保持され、装置本体11の内部に設けられる。発光モジュール20は、例えば長方形状の基板22に実装されたCOB(Chip on Board)タイプの光源部21を有する。光源部21を構成する発光素子は、例えば半導体発光素子であって、中でもLED(Light Emitting Diode)が好ましい。発光素子は、例えば蛍光体を含む封止層で封止される。光源部21は、蛍光体によって発光素子の青色光の一部をより長波長の光に変換し、青色光の残りの一部と混色することで白色光を出射する。
発光モジュール20には、光源部21に電力を供給するためのリード線24が接続されている。リード線24は、例えば発光モジュール20に複数接続される。そして、複数のリード線24は1つの挿通孔15から装置本体11の外部に引き出される。発光モジュール20には、光源部21の熱を拡散させる放熱板23が取り付けられていてもよい。放熱板23は、基板22の上面に配置され、基板22と天板部14の内面14bとの間に介在している。
発光モジュール20には、反射部、接点部等を構成する金属として銀または銀合金が使用される場合がある。銀は、硫化水素の作用により酸化して黒色の酸化銀を生成し易いため、照明装置10を硫化水素が存在する雰囲気下で使用すると、例えば反射部が黒化して光束が減退し、製品寿命が短くなることが想定される。照明装置10は、外側パッキン50を備え、発光モジュール20の収容空間Sの密閉性に優れるため、かかる腐食性ガスによる発光モジュール20の劣化を抑制することができる。
ホルダ30は、装置本体11の内部において天板部14に固定され、発光モジュール20を保持する。ホルダ30は、一般的に樹脂材料で構成される。ホルダ30は、直径が略一定の装置本体11の上部に挿入され、天板部14の外側から貫通孔16に挿通されるネジ38を用いて天板部14の内面14bに固定される。ホルダ30の外径は、装置本体11の上部の内径よりも小さく、ホルダ30と装置本体11の内面との間にはカバー40を挿入可能な隙間が存在する。
ホルダ30は、中央に窓孔34が形成された略円環形状の底板31と、底板31の外周部に立設して円筒状に形成された周壁32とを有する。発光モジュール20は、底板31の窓孔34を通して光が出射されるように、光源部21が実装された基板22の面を下に向けてホルダ30内に配置される。底板31は、外周部から窓孔34の周縁に向かって次第に天板部14側に近づくように傾斜している。周壁32の外面には、カバー40との係合部として機能する突起45が形成されている。
カバー40は、例えば光拡散用のフィラーまたはボイドを含有する乳白色の樹脂製透光部材である。或いは、カバー40は透明な部材であって、入射面と出射面とで光を成形するレンズ機能を有していてもよい。カバー40は、ホルダ30に保持された発光モジュール20を覆って保護すると共に、発光モジュール20から出射される光を透過または拡散透過させる機能を有する。
カバー40は、略円板形状の底板41と、底板41の外周部に立設した周壁42とを有し、ホルダ30を収容可能な有底円筒形状を有する。周壁42の内面には、ホルダ30との係合部として機能する凹部46が形成されており、凹部46とホルダ30の突起45とが嵌合することでカバー40がホルダ30に固定される。カバー40の内径はホルダ30の外径よりも大きく、発光モジュール20を保持するホルダ30の全体を内部に収容する。他方、カバー40の外径は装置本体11の上部の内径よりも小さく、カバー40は装置本体11とホルダ30との間に挿入される。
本実施形態では、ホルダ30の上端までカバー40で覆われ、ホルダ30がすっぽりとカバー40内に収容されるように、装置本体11の内部にカバー40が取り付けられる。そして、照明装置10には、天板部14の内面14bとカバー40とで囲まれた発光モジュール20の収容空間S(図4参照)が形成される。収容空間Sには、発光モジュール20およびホルダ30が配置され、天板部14の挿通孔15を介してリード線24が引き込まれている。
以下、図4〜図7を参照しながら、照明装置10の収容空間Sを密閉する外側パッキン50および内側パッキン60について詳説する。図4は、図1中のAA線断面図である。図5は照明装置10を上方から見た斜視図であって、取り付け金具70およびリード線シール部54を取り外した状態を示す図、図6は外側パッキン50を下方から見た斜視図である。図7は、ホルダ30、透光性のカバー40、および内側パッキン60を示す斜視図である。
図4〜図6に例示するように、照明装置10は、装置本体11の天板部14に形成されたリード線24の挿通孔15をシールするシール材として、装置本体11の外部に設けられる外側パッキン50を備える。外側パッキン50は、天板部14を外側から覆って挿通孔15をシールする。外側パッキン50を設けることで、挿通孔15が封止され、天板部14の内面14bとカバー40とで囲まれた発光モジュール20の収容空間Sに挿通孔15を介して外気が流入することを十分に抑制できる。このため、照明装置10によれば、虫、埃、水分、腐食性のガス等が挿通孔15からカバー40(収容空間S)内に侵入することを防止できる。
外側パッキン50は、上述の通り、天板部14にネジ止めされる取り付け金具70のアングル72によって天板部14の外面14aに押し付けられている。このため、外側パッキン50自体はネジ等を用いることなく天板部14に固定できる。また、外側パッキン50がアングル72によって押圧されることで、外側パッキン50の装置本体11側に向いた内面が天板部14の外面14aに密接し、ひいては収容空間Sの密閉性が向上する。
外側パッキン50は、例えば樹脂材料で構成される。外側パッキン50は、硬質の樹脂で構成されてもよく、弾性を有するゴム、エラストマ―等で構成されてもよい。外側パッキン50は、挿通孔15が形成された天板部14を覆うベース部51と、ベース部51の外周部に立設して円筒状に形成された側壁部52とを有する。ベース部51は、略円板形状を呈し、天板部14と略同じ直径を有する。ベース部51の天板部14側を向いた内面51bは、一部を除いて略平坦であり、挿通孔15の周囲を含む天板部14の外面14aの広範囲に密接している。
外側パッキン50は、側壁部52が装置本体11の角部に引っ掛かって、装置本体11の上端部に嵌め付けられる。側壁部52は、ベース部51から下方に延出し、外側パッキン50の全周にわたって形成されている。外側パッキン50の内面は装置本体11の角部に沿って密着するように、ベース部51と側壁部52との境界部で外側に向かって湾曲している。この場合、装置本体11に対して外側パッキン50が安定に固定される。
外側パッキン50は、リード線24を通すための挿通路53を有する。挿通路53は、ベース部51を厚み方向に貫通する貫通孔53aと、貫通孔53aの周縁から天板部14側に延出して筒状に形成された周壁53bとで構成される。図4に示す例では、挿通孔15と上下方向に重なる位置に挿通路53が配置され、挿通路53の周壁53bが挿通孔15に挿入されている。リード線24は、天板部14の挿通孔15および外側パッキン50の挿通路53を通って収容空間Sから装置本体11の外部に引き出されている。
外側パッキン50は、挿通路53の貫通孔53aから引き出されたリード線24に密接するリード線シール部54を有する。リード線シール部54は、例えば弾性を有するゴム、エラストマ―等で構成される。リード線シール部54は、ベース部51と一体成形されてもよいが、組み付け性等を考慮すると、ベース部51から分離可能な別部材として構成されることが好ましい。リード線シール部54は、第1ガイド部55と、第2ガイド部56とを有するゴム製部材で構成されてもよい。
外側パッキン50は、貫通孔53aの縁部から径方向外側に向かって形成された凹部53cを有する。リード線シール部54は、この凹部53cに取り付けることができる。第1ガイド部55および第2ガイド部56のそれぞれは、リード線24の本数と同数の溝を有し、リード線24に密着する。リード線シール部54は、例えば各ガイド部がヒンジ部54aで連結された一体成形品であって、開閉可能に構成されている。この場合、リード線24を第1ガイド部55の溝に挿入した後、第2ガイド部56を閉じることでリード線24を挟持し、リード線24をシールすることができる。
本実施形態では、リード線シール部54の第2ガイド部56が、第1ガイド部55よりも長く形成され、貫通孔53aの上方を覆って貫通孔53aを塞いでいる。また、リード線シール部54は凹部53cに密接している。このため、挿通路53のシール性を十分に確保しながら、リード線24を装置本体11の径方向に引き出すことができる。なお、リード線シール部54は、リード線24を通す孔が形成された非開閉型のゴム製部材で構成されてもよい。
外側パッキン50のベース部51は、天板部14側に向いた内面51bにネジ38の頭部との干渉を避けるための凹部57を有し、ネジ38の頭部を囲むように天板部14の外面14aに密接している。ホルダ30は天板部14の外側からネジ38を用いて装置本体11の内部に固定されるため、ネジ38の頭部は天板部14の外面14a上に固定されるが、凹部57を設けることで、外側パッキン50とネジ38の頭部との干渉を防止できる。凹部57はネジ38の取り付け位置に対応して形成され、本実施形態では内面51bの2箇所に形成される。
外側パッキン50は、ネジ38が挿通される貫通孔16の周囲で天板部14の外面14aに密接しているため、貫通孔16を封止することができる。また、ベース部51の内面51bには、天板部14のピン孔18から突出するホルダ30の位置決めピン37との干渉を避けるための凹部59が形成されていてもよい。この場合も、外側パッキン50がピン孔18の周囲で天板部14の外面14aに密接し、ピン孔18を封止する。本実施形態では、内側パッキン60の第2シール部63により、装置本体11の内部からもピン孔18がシールされる。
外側パッキン50は、天板部14のネジ孔17を露出させる開口部58を有する。上述の通り、ネジ孔17には取り付け金具70のアングル72を固定するネジ77が螺合される。図1等に示すように、アングル72のベース部73には、天板部14側に突出して天板部14の外面14aに当接するネジ固定部76が形成されているため、開口部58はこのネジ固定部76を挿入可能な大きさで形成される。
本実施形態では、天板部14に2つのネジ孔17が形成されているため、外側パッキン50にはネジ孔17のそれぞれを囲むように2つの開口部58が形成されている。開口部58は、長方形状に形成されているが、その形状は特に限定されない。外側パッキン50は、アングル72に押圧されると共に、開口部58にネジ固定部76が挿入されることで、天板部14上に安定に取り付けられる。
外側パッキン50は、開口部58の周囲において天板部14の外面14aに密接していることが好ましい。また、天板部14の外面14aにおいて開口部58から露出する領域には、ネジ孔17以外の貫通孔が存在しないことが好ましい。この場合、収容空間S内の密閉性を確保し易くなる。なお、ネジ孔17は外側パッキン50によってシールされないが、ネジ孔17にはネジ38が螺合されるため、ネジ孔17とネジ38との間に大きな隙間は形成されない。詳しくは後述するが、ネジ孔17は第1シール部62によってもシールされるため、収容空間Sの密閉性は十分に確保される。
図4および図7に例示するように、照明装置10は、装置本体11の内部に設けられる内側パッキン60を備えることが好ましい。内側パッキン60は、例えば弾性を有するゴム、エラストマ―等で構成される。一般的に、天板部14の内面14bとカバー40の上端との間には小さな隙間が存在するため、内面14bとカバー40の上端との間に内側パッキン60を介在させることで、かかる隙間を塞いで収容空間Sの密閉性を高めることができる。
内側パッキン60は、ホルダ30の周壁32の上端およびカバー40の周壁42の上端に沿って配置されるリング状の部材である。内側パッキン60は、各周壁上の上端に沿って配置される環状部61(第3の内側パッキン)と、環状部61からそれぞれ径方向内側に張り出した第1シール部62(第1の内側パッキン)および第2シール部63(第2の内側パッキン)とを有する。第1シール部62はアングル72固定用のネジ77が挿通されるネジ孔17(図5参照)をシールし、第2シール部63は位置決めピン37が挿入されるピン孔18(図2参照)をシールする。すなわち、内側パッキン60は、装置本体11の内側からネジ孔17およびピン孔18を封止する。装置本体11の内面とカバー40との隙間は、環状部61によってシールされる。
ここで、ホルダ30の構成について説明する。ホルダ30は、上述の通り、底板31の窓孔34を通して発光モジュール20の光が出射されるように、光源部21が実装された基板22の面を下に向けた状態で発光モジュール20を保持する。ホルダ30は、底板31の中央部に形成された保持部33を有する。保持部33は、窓孔34を囲むように形成され、基板22の下面を支持し、基板22の四隅等を保持する。
ホルダ30は、ネジ38が螺合されるボス部35を有する。ボス部35は、底板31において保持部33よりも径方向外側に設けられる。本実施形態では、径方向中央にネジ孔が形成された略円柱状のボス部35が底板31上に2つ立設している。ホルダ30は、ボス部35にネジ38を螺合することで引き上げられて天板部14に固定される。
ホルダ30は、アングル72を天板部14に固定するためのネジ77の軸部が挿入される収容部36を有する。また、ホルダ30は、天板部14に形成されたピン孔18に挿入される位置決めピン37を有する。位置決めピン37がピン孔18に挿入されることで、天板部14とホルダ30との位置決めがなされる。
収容部36および位置決めピン37は、ボス部35よりも底板31の径方向外側において、底板31の周方向に並んで2つずつ形成されている。収容部36は、ネジ77の軸部が挿入可能な略円筒形状を有し、周壁32の近傍に立設している。位置決めピン37は、底板31上に立設した略円柱形状の台座部39上に形成されている。位置決めピン37および台座部39はいずれも略円柱形状を有するが、位置決めピン37の直径は台座部39の直径よりも小さい。
照明装置10では、内側パッキン60の第1シール部62が天板部14の内面14bと収容部36の上端との間に介在している。第1シール部62は、収容部36の上端に沿ってネジ77の軸部を囲むように配置されている。すなわち、第1シール部62は、天板部14の内面14bにおいてネジ孔17の周囲に当接し、収容部36の上端との間でネジ孔17をシールしている。同様に、内側パッキン60の第2シール部63は、天板部14の内面14bと台座部39の上端との間に介在して、内面14bのピン孔18の周囲に当接し、台座部39の上端との間でピン孔18をシールしている。
なお、内側パッキン60は、環状部61、第1シール部62、および第2シール部63が一体化された構造を有するが、これらは別体であってもよい。例えば、装置本体11の内部においてネジ77をシールする第1の内側パッキンと、装置本体11の内部においてピン孔18をシールする第2の内側パッキンとが別々に設けられていてもよい。或いは、装置本体11の内面とカバー40との隙間をシールする第3の内側パッキンと、第1の内側パッキンとが一体化された内側パッキンを用いてもよい。また、第3の内側パッキンは、カバー40の周壁42に装着され、装置本体11の内面と周壁42の外面との隙間をシールしてもよい。
以上のように、上記構成を備えた照明装置10によれば、リード線24の挿通孔15をシールする外側パッキン50を設けることにより、虫、埃、水分、腐食性のガス等が挿通孔15から発光モジュール20の収容空間S内に侵入することを防止できる。また、環状部61、第1シール部62、および第2シール部63が一体化された内側パッキン60を設けることで、収容空間Sの密閉性をさらに向上させることができる。したがって、照明装置10によれば、発光モジュール20の劣化、トラッキングによる不点などの不具合の発生をより確実に抑制できる。
図8〜図10は、実施形態の他の一例を示す図である。図8に例示するように、天板部14に形成された挿通孔15は、リード線24との隙間にシール材80を充填することでシールされてもよい。シール材80は、挿通孔15とリード線24との隙間を塞ぎ、挿通孔15を封止する。シール材80には、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の封止性が良好な樹脂が使用される。また、ネジ38と天板部14に形成される貫通孔16との隙間、および位置決めピン37と天板部14に形成されるピン孔18との隙間にも、シール材80を充填してもよい。さらに、ネジ孔17とネジ77との隙間にシール材80を充填することも可能である。
図9および図10は、実施形態の他の一例である照明装置100を示す図である。図9および図10に例示するように、照明装置100は、有天筒状の装置本体101と、発光モジュール20と、ホルダ30と、カバー40と、発光モジュール20に接続されるリード線24とを備える点で、照明装置10と共通する。ただし、装置本体101の形状は、装置本体11の形状と異なっている。発光モジュール20、ホルダ30、カバー40等については、照明装置10の場合と同様のものを適用できる。照明装置100は、装置本体101の外側に形成された支持部141に固定される取り付けバネ140を備える。
照明装置100は、天板部102の外側に向いた外面102a上において、挿通孔103を囲むように環状に設けられたシール材110と、装置本体101の天板部102と共にシール材110を挟持する天板120とを備える点で、照明装置10と異なる。照明装置100では、天板120がシール材110を押圧した状態で装置本体101に固定され、これにより、装置本体101の天板部102と、環状のシール材110と、天板120とに囲まれた天板部102の上方に位置する空間Pが密閉される。したがって、虫、埃、水分、腐食性のガス等が、挿通孔103からカバー40内(収容空間内)に侵入することを防止できる。
装置本体101は、天板部102の外面102a上において、挿通孔103を囲むように形成された環状溝104を有する。シール材110は、例えば環状溝104に嵌め込まれるリング状のパッキンである。リング状のパッキンは、内側パッキン60と同様に、弾性を有するゴム、エラストマ―等で構成されることが好ましい。
天板部14には、挿通孔15以外の収容空間Sに連通する貫通孔として、ネジ38が挿通される貫通孔16と、位置決めピン37が挿入されるピン孔18とが形成される。このため、環状溝50は、挿通孔15、貫通孔16、およびピン孔18を囲むように形成されることが好ましい。すなわち、挿通孔15、貫通孔16、およびピン孔18は、天板部14において環状溝104に囲まれた範囲に形成されることが好ましい。環状溝104の内側はシール材110および天板120によって密閉されるので、環状溝104の内側に各貫通孔を位置させることで各貫通孔をシールすることができる。
環状溝104は、天板部102の周縁部に沿って外面102a上に立設した2つの周壁105の間に形成される。各周壁105は、装置本体101の径方向に間隔をあけて略同じ高さで形成される。例えば、各周壁105の高さを変更することで、外面102aと天板120との間隔、すなわち空間Pの高さ(上下方向長さ)を調整できる。空間Pの高さは、空間P内に存在するネジ38の頭部および位置決めピン37が天板120と干渉しない高さに設定される。
シール材110は、環状溝104を形成する周壁105の上端から一部が突出した状態で環状溝104内に設けられる。換言すると、周壁105の高さはシール材110の厚みよりもやや低く形成される。このようにシール材110を設けることで、天板120によってシール材110が押し潰され、空間Pの良好な密閉性が確保される。
装置本体101は、天板部102の周縁の一部に形成された凹部106を有することが好ましい。凹部106は、天板部102の外面102aと、天板120との間にリード線24を挿通可能な開口部を形成する。凹部106は、例えば周壁105の一部を無くし、外面105aの一部を窪ませて形成される。シール材110は、凹部106とリード線24との隙間を塞ぐリード線シール部111を有する。リード線シール部111は、リード線24および凹部106に密接して空間Pの密閉性を確保する。
シール材110は、例えば環状部分の一部が太く形成され、その太くなった部分にリード線24を通す貫通孔が形成されたリード線シール部111付きのパッキンであってもよい。リード線シール部111の貫通孔はリード線24の本数と同数形成され、各貫通孔にリード線24が1本ずつ通される。また、リード線シール部111は、図5に例示するリード線シール部54のように、ヒンジ部で連結された一対のシール部材で構成されてもよい。なお、環状溝104および凹部106に、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の封止性の高い樹脂を充填してシール材110としてもよい。
装置本体101は、環状溝104に囲まれた範囲外に、天板120がネジ止めされる固定部107を有する。固定部107は、ネジ孔が形成された支柱であって、天板部102を囲むように装置本体101の外側に立設している。天板120は、固定部107上に配置され、ネジ121を用いて固定部107上に固定される。この場合、ネジ121を通す貫通孔が環状溝104(シール材110)の内側に形成されないため、当該貫通孔をシールする必要がなく、空間Pの密閉性を確保し易い。
天板120は、天板部102の上方において環状溝104に囲まれる範囲の全体を覆うように天板部102の外面102aと対向配置される。天板120は、略平坦に形成されたベース部122と、ベース部122の端から下方に突出した爪部123とを有する。ベース部122は、天板部102の外面102aとの間に空間Pをあけて天板部102の上方に配置され、一部が天板部102上から張り出して固定部107にネジ止めされる。爪部123は、装置本体101の上端部に引っ掛かり、ネジ止めの際に天板120の位置を安定させる。
照明装置100は、照明装置10と同様に、内側パッキン130を備えることが好ましい。一方、照明装置100では、上述の通り、天板120の固定部107がシール材110に囲まれる範囲の外側に設けられ、また貫通孔16およびピン孔18は空間P内に形成される。このため、内側パッキン130には、装置本体101の内面とカバー40との隙間をシールする一般的な環状のパッキンを用いればよい。
10,100 照明装置、11,101 装置本体、12 フランジ部、13 筒壁部、14,102 天板部、14a,102a 外面、14b 内面、15,103 挿通孔、16 貫通孔、17 ネジ孔、18 ピン孔、20 発光モジュール、21 光源部、22 基板、23 放熱板、24 リード線、30 ホルダ、31 底板、32 周壁、33 保持部、34 窓孔、35 ボス部、36 収容部、37 位置決めピン、38 ネジ(ホルダ固定用ネジ)、39 台座部、40 カバー、41 底板、42 周壁、45 突起、46 凹部、50 外側パッキン、51 ベース部、51b 内面、52 側壁部、53 挿通路、53a 貫通孔、53b 周壁、53c 凹部、54,111 リード線シール部、54a ヒンジ部、55 第1ガイド部、56 第2ガイド部、57,59 凹部、58 開口部、60,130 内側パッキン、61 環状部、62 第1シール部、63 第2シール部、70 取り付け金具、71,140 取り付けバネ、72 アングル、73 ベース部、74 アーム部、75 プレート、76 ネジ固定部、77 ネジ(アングル固定用ネジ)、78 結束バンド固定部、80,110 シール材、104 環状溝、105 周壁、120 天板、121 ネジ、141 支持部、S 収容空間、P 空間

Claims (8)

  1. 軸方向一端が開口し、軸方向他端に天板部が形成された有天筒状の装置本体と、
    前記装置本体の内部に設けられる発光モジュールと、
    前記装置本体の内部に固定され、前記発光モジュールを保持するホルダと、
    前記ホルダに係合して前記発光モジュールおよび前記ホルダを覆う透光性のカバーと、
    前記発光モジュールに接続されるリード線と、
    を備え、
    前記装置本体は、前記リード線を通すための挿通孔を有し、
    前記装置本体の内部および外部の少なくとも一方に設けられ、前記装置本体の内面と前記カバーとで囲まれた前記発光モジュールの収容空間に前記挿通孔を介して外気が流入しないように前記挿通孔をシールするシール材をさらに備え
    前記挿通孔は、前記装置本体の前記天板部に形成され、
    前記シール材は、前記装置本体の外部に設けられ、前記天板部を外側から覆って前記挿通孔をシールする外側パッキンであり、
    前記外側パッキンは、前記リード線を通すための挿通路と、前記挿通路から引き出された前記リード線に密接するリード線シール部とを有し、
    前記外側パッキンが、前記挿通路の貫通孔の縁部から前記装置本体の径方向の外側に向かって形成された凹部を有して、前記リード線シール部が、その凹部に取り付けられる、照明装置。
  2. 軸方向一端が開口し、軸方向他端に天板部が形成された有天筒状の装置本体と、
    前記装置本体の内部に設けられる発光モジュールと、
    前記装置本体の内部に固定され、前記発光モジュールを保持するホルダと、
    前記ホルダに係合して前記発光モジュールおよび前記ホルダを覆う透光性のカバーと、
    前記発光モジュールに接続されるリード線と、
    を備え、
    前記装置本体は、前記リード線を通すための挿通孔を有し、
    前記装置本体の内部および外部の少なくとも一方に設けられ、前記装置本体の内面と前記カバーとで囲まれた前記発光モジュールの収容空間に前記挿通孔を介して外気が流入しないように前記挿通孔をシールするシール材をさらに備え、
    前記挿通孔は、前記装置本体の前記天板部に形成され、
    前記シール材は、前記装置本体の外部に設けられ、前記天板部を外側から覆って前記挿通孔をシールする外側パッキンであり、
    取り付けバネと、前記天板部に固定されて前記取り付けバネを支持するアングルとをさらに備え、
    前記外側パッキンは、前記アングルによって前記天板部に押圧されている、照明装置。
  3. 前記外側パッキンは、前記リード線を通すための挿通路と、前記挿通路から引き出された前記リード線に密接するリード線シール部とを有する、請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記アングルは、アングル固定用ネジを用いて前記天板部に固定され、
    前記天板部は、前記アングル固定用ネジが螺合されるネジ孔を有し、
    前記装置本体の内部に設けられ、前記ネジ孔をシールする第1の内側パッキンをさらに備える、請求項2又は3に記載の照明装置。
  5. 軸方向一端が開口し、軸方向他端に天板部が形成された有天筒状の装置本体と、
    前記装置本体の内部に設けられる発光モジュールと、
    前記装置本体の内部に固定され、前記発光モジュールを保持するホルダと、
    前記ホルダに係合して前記発光モジュールおよび前記ホルダを覆う透光性のカバーと、
    前記発光モジュールに接続されるリード線と、
    を備え、
    前記装置本体は、前記リード線を通すための挿通孔を有し、
    前記装置本体の内部および外部の少なくとも一方に設けられ、前記装置本体の内面と前記カバーとで囲まれた前記発光モジュールの収容空間に前記挿通孔を介して外気が流入しないように前記挿通孔をシールするシール材をさらに備え、
    前記挿通孔は、前記装置本体の前記天板部に形成され、
    前記シール材は、前記装置本体の外部に設けられ、前記天板部を外側から覆って前記挿通孔をシールする外側パッキンであり、
    前記ホルダは、ホルダ固定用ネジを用いて前記天板部に固定され、
    前記外側パッキンは、前記天板部側に向いた面に前記ホルダ固定用ネジの頭部との干渉を避けるための凹部を有し、当該ネジの頭部を囲むように前記天板部に密接している、照明装置。
  6. 軸方向一端が開口し、軸方向他端に天板部が形成された有天筒状の装置本体と、
    前記装置本体の内部に設けられる発光モジュールと、
    前記装置本体の内部に固定され、前記発光モジュールを保持するホルダと、
    前記ホルダに係合して前記発光モジュールおよび前記ホルダを覆う透光性のカバーと、
    前記発光モジュールに接続されるリード線と、
    を備え、
    前記装置本体は、前記リード線を通すための挿通孔を有し、
    前記装置本体の内部および外部の少なくとも一方に設けられ、前記装置本体の内面と前記カバーとで囲まれた前記発光モジュールの収容空間に前記挿通孔を介して外気が流入しないように前記挿通孔をシールするシール材をさらに備え、
    前記ホルダは、位置決めピンを有し、
    前記装置本体は、前記位置決めピンが挿入されるピン孔を有し、
    前記装置本体の内部に設けられ、前記ピン孔をシールする第2の内側パッキンをさらに備える、照明装置。
  7. 軸方向一端が開口し、軸方向他端に天板部が形成された有天筒状の装置本体と、
    前記装置本体の内部に設けられる発光モジュールと、
    前記装置本体の内部に固定され、前記発光モジュールを保持するホルダと、
    前記ホルダに係合して前記発光モジュールおよび前記ホルダを覆う透光性のカバーと、
    前記発光モジュールに接続されるリード線と、
    を備え、
    前記装置本体は、前記リード線を通すための挿通孔を有し、
    前記装置本体の内部および外部の少なくとも一方に設けられ、前記装置本体の内面と前記カバーとで囲まれた前記発光モジュールの収容空間に前記挿通孔を介して外気が流入しないように前記挿通孔をシールするシール材をさらに備え、
    前記挿通孔は、前記装置本体の前記天板部に形成され、
    前記シール材は、前記天板部の外側に向いた面上において、前記挿通孔を囲むように環状に設けられ、
    前記天板部と共に前記シール材を挟持する天板をさらに備え
    前記装置本体が、前記天板部の周縁の一部に形成された凹部を有して、その凹部によって、前記天板部の外面と前記天板との間に、前記リード線を挿通可能な開口部が形成され、
    前記シール材が、その凹部と前記リード線との隙間を塞ぐリード線シール部を有す、照明装置。
  8. 前記装置本体の内面と前記カバーとの隙間をシールする第3の内側パッキンをさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
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