JP6853649B2 - 加温装置及び輸液システム - Google Patents
加温装置及び輸液システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6853649B2 JP6853649B2 JP2016206892A JP2016206892A JP6853649B2 JP 6853649 B2 JP6853649 B2 JP 6853649B2 JP 2016206892 A JP2016206892 A JP 2016206892A JP 2016206892 A JP2016206892 A JP 2016206892A JP 6853649 B2 JP6853649 B2 JP 6853649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- heating
- heating flow
- heater
- upstream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
(1)輸液用の液体を加温する加温装置であって、前記液体が流れる加温流路と、前記加温流路に接し、前記加温流路に熱を供給する熱板と、を有し、前記熱板には、前記加温流路に対応する所定パターンのヒータが配置され、前記ヒータは、前記加温流路に対する発熱量が、前記加温流路の上流側から下流側に向かって段階的に減少し、その各段階における発熱量の減少割合が上流側から下流側に向かって小さくなるように配置されている、加温装置。
(2)輸液用の液体を加温する加温装置であって、前記液体が流れる加温流路と、前記加温流路に接し、前記加温流路に熱を供給する熱板と、を有し、前記熱板には、前記加温流路に対応する所定パターンのヒータが配置され、前記ヒータは、前記加温流路に対する発熱量が、前記加温流路の上流側から下流側に向かって減少し、なおかつ前記加温流路をその流路に沿って3つ以上の領域に均等配分したときに上流側の領域から下流側の領域に向かって前記発熱量の減少割合が小さくなるように配置されている、加温装置。
(3)前記ヒータは、前記発熱量が前記加温流路に沿って上流側から下流側に向けて指数関数的に減少するように配置されている、(2)に記載の加温装置。
(4)前記ヒータは、電熱線である、(1)〜(3)のいずれかに記載の加温装置。
(5)前記ヒータの発熱量は、前記電熱線の密度を変えることによって前記加温流路の上流側から下流側に向かって減少している、(4)に記載の加温装置。
(6)前記ヒータの発熱量は、前記電熱線の抵抗を変えることによって前記加温流路の上流側から下流側に向かって減少している、(4)又は(5)に記載の加温装置。
(7)前記加温流路の少なくとも入口側の上流部では、前記ヒータが前記加温流路に沿って配置されている、(1)〜(6)のいずれかに記載の加温装置。
(8)前記加温流路は、往路と復路を有する往復路を複数横に並べて繋げた構造を有し、前記加温流路の少なくとも最上流の往復路は、前記加温流路に沿った複数の領域を有し、前記ヒータは、前記最上流の往復路の複数の領域に対し前記発熱量が上流側の領域から下流側の領域に向けて減少するように配置されている、(1)〜(7)のいずれかに記載の加温装置。
(9)輸液用の液体を加温する加温装置であって、前記液体が流れる加温流路と、
前記加温流路に接し、前記加温流路に熱を供給する熱板と、を有し、前記熱板には、前記加温流路に対応する所定パターンのヒータが配置され、前記加温流路は、往路と復路を有する往復路を複数横に並べて繋げた構造を有し、前記ヒータの少なくとも一部は、前記加温流路の往復路に沿って配置されている、加温装置。
(10)前記ヒータは、少なくとも前記加温流路の最上流の往復路に沿って配置されている、(9)に記載の加温装置。
(11)前記加温流路の少なくとも最上流の往復路は、前記加温流路に沿った複数の領域を有し、前記ヒータは、前記最上流の往復路の複数の領域に対し発熱量が上流側の領域から下流側の領域に向けて減少するように配置されている、(9)又は(10)に記載の加温装置。
(12)前記熱板には、前記加温流路における互いに隣接する流路の各々が配置される領域同士の間で熱が伝達することを抑制するスリットが設けられている、(1)〜(11)のいずれかに記載の加温装置。
(13)前記熱板には、前記ヒータが配置される領域とその他の領域との間で熱が伝達することを抑制するスリットが設けられている、(12)に記載の加温装置。
(14)(1)〜(13)のいずれかに記載の加温装置を備えた、輸液システム。
図1は、輸液システム1の構成の一例を示す。図1に示すように輸液システム1は、輸液用の液体としての血液製剤を収容する液体容器10と、血液製剤を加温する加温装置11と、血液製剤中の気泡を除去する気泡除去チャンバ12と、液体容器10と加温装置11を接続する第1の流路13と、加温装置11と気泡除去チャンバ12を接続する第2の流路14と、気泡除去チャンバ12と患者に輸液を行う輸液部15を接続する第3の流路16と、気泡除去チャンバ12と液体容器10を接続する第4の流路17と、第1の流路13に設けられた第1のポンプ18と、第3の流路16に設けられた第2のポンプ19と、制御装置20等を備えている。
250mL/min以上、さらに好ましくは500mL/min以上の送液能力を有する。第1のポンプ18及び第2のポンプ19の動作は、制御装置20により制御される。
上記第1の実施の形態において、ヒータ61は、加温流路40に対する発熱量Qが加温流路40の上流側から下流側に向かって段階的に減少するように配置されていていたが、加温流路40に対する発熱量Qが、加温流路の上流側から下流側に向かって減少し、なおかつ加温流路40をその流路に沿って3つ以上の領域に均等配分したときに上流側の領域から下流側の領域に向かって発熱量Qの減少割合が小さくなるように配置されていてもよい。
11 加温装置
40 加温流路
41 加温部
42 給熱部
50〜55 往復路
60 熱板
61 ヒータ
R1〜R7 領域
Claims (13)
- 輸液用の液体を加温する加温装置であって、
前記液体が流れる加温流路と、
前記加温流路に接し、前記加温流路に熱を供給する熱板と、を有し、
前記熱板には、前記加温流路に対応する所定パターンのヒータが配置され、
前記ヒータは、前記加温流路に対する発熱量が、前記加温流路の上流側から下流側に向かって段階的に減少し、その各段階における発熱量の減少割合が上流側から下流側に向かって小さくなるように配置されている、加温装置。 - 輸液用の液体を加温する加温装置であって、
前記液体が流れる加温流路と、
前記加温流路に接し、前記加温流路に熱を供給する熱板と、を有し、
前記熱板には、前記加温流路に対応する所定パターンのヒータが配置され、
前記ヒータは、前記加温流路に対する発熱量が、前記加温流路の上流側から下流側に向かって減少し、なおかつ前記加温流路をその流路に沿って3つ以上の領域に均等配分したときに上流側の領域から下流側の領域に向かって前記発熱量の減少割合が小さくなるように配置されている、加温装置。 - 前記ヒータは、前記発熱量が前記加温流路に沿って上流側から下流側に向けて指数関数的に減少するように配置されている、請求項1又は2に記載の加温装置。
- 前記ヒータは、電熱線である、請求項1〜3のいずれかに記載の加温装置。
- 前記ヒータの発熱量は、前記電熱線の密度を変えることによって前記加温流路の上流側から下流側に向かって減少している、請求項4に記載の加温装置。
- 前記ヒータの発熱量は、前記電熱線の抵抗を変えることによって前記加温流路の上流側から下流側に向かって減少している、請求項4又は5に記載の加温装置。
- 前記加温流路の少なくとも入口側の上流部では、前記ヒータが前記加温流路に沿って配置されている、請求項1〜6のいずれかに記載の加温装置。
- 前記加温流路は、往路と復路を有する往復路を複数横に並べて繋げた構造を有し、
前記加温流路の少なくとも最上流の往復路は、前記加温流路に沿った複数の領域を有し、
前記ヒータは、前記最上流の往復路の複数の領域に対し前記発熱量が上流側の領域から下流側の領域に向けて減少するように配置されている、請求項1〜7のいずれかに記載の加温装置。 - 輸液用の液体を加温する加温装置であって、
前記液体が流れる加温流路と、
前記加温流路に接し、前記加温流路に熱を供給する熱板と、を有し、
前記熱板には、前記加温流路に対応する所定パターンのヒータが配置され、
前記加温流路は、往路と復路を有する往復路を複数横に並べて繋げた構造を有し、
前記ヒータの少なくとも一部は、前記加温流路の最上流の往復路に沿って加温流路上からその幅方向の外側にはみ出ないように配置されている、加温装置。 - 前記加温流路の少なくとも最上流の往復路は、前記加温流路に沿った複数の領域を有し、
前記ヒータは、前記最上流の往復路の複数の領域に対し発熱量が上流側の領域から下流側の領域に向けて減少するように配置されている、請求項9に記載の加温装置。 - 前記熱板には、前記加温流路における互いに隣接する流路の各々が配置される領域同士の間で熱が伝達することを抑制するスリットが設けられている、請求項1〜10のいずれかに記載の加温装置。
- 前記熱板には、前記ヒータが配置される領域とその他の領域との間で熱が伝達することを抑制するスリットが設けられている、請求項11に記載の加温装置。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の加温装置を備えた、輸液システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016206892A JP6853649B2 (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 加温装置及び輸液システム |
PCT/JP2017/034982 WO2018074165A1 (ja) | 2016-10-21 | 2017-09-27 | 加温装置及び輸液システム |
DE112017005328.5T DE112017005328T5 (de) | 2016-10-21 | 2017-09-27 | Erwärmungsvorrichtung und Infusionssystem |
CN201780045088.0A CN109475704B (zh) | 2016-10-21 | 2017-09-27 | 加热装置和输液系统 |
US16/343,585 US11559636B2 (en) | 2016-10-21 | 2017-09-27 | Warming device and infusion system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016206892A JP6853649B2 (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 加温装置及び輸液システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018067503A JP2018067503A (ja) | 2018-04-26 |
JP6853649B2 true JP6853649B2 (ja) | 2021-03-31 |
Family
ID=62087249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016206892A Active JP6853649B2 (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 加温装置及び輸液システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6853649B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015157041A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 株式会社メテク | 輸液加温装置 |
-
2016
- 2016-10-21 JP JP2016206892A patent/JP6853649B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018067503A (ja) | 2018-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6802034B2 (ja) | 輸液システム | |
JP7012072B2 (ja) | 加熱要素を備える酸素付加装置 | |
US7657163B2 (en) | Fluid warming system and technique for using the same | |
JP2022037217A (ja) | 患者熱交換システム用の高分子膜および統合された入口および出口管を有する流体カセット | |
JP2019103825A (ja) | 複数の熱交換様式用の複数の冷却剤室を有する患者体温制御用の熱交換システム | |
JP2017000730A (ja) | バイパス付き溶液回路装置、及び溶液回路装置を備える血液浄化システム | |
JP6085594B2 (ja) | 医用流体を加温する装置 | |
US9285137B2 (en) | Arrangement for heating a medical fluid, medical functional device, medical treatment apparatus and method | |
JP6944242B2 (ja) | 加温装置及び輸液システム | |
JP6853649B2 (ja) | 加温装置及び輸液システム | |
WO2015074999A1 (en) | A warming arrangement and a method for warming | |
CN109475704B (zh) | 加热装置和输液系统 | |
JP2015157041A5 (ja) | ||
JP2019072422A (ja) | 輸液装置 | |
US20220233347A1 (en) | Transparent Pad | |
TWI542370B (zh) | Blood purification device | |
KR20200009031A (ko) | 유체를 위한 컨테이너 및 의료용 유체의 온도 제어를, 예를 들어 가온을 위한 장치 | |
TWI542369B (zh) | Blood purification device | |
JP2022133041A (ja) | 医療用液体加温装置 | |
JP7102203B2 (ja) | 輸液回路 | |
JP7507779B2 (ja) | 医療用輸液装置 | |
KR102399190B1 (ko) | 온열 매트 저온 화상 방지 장치 및 방법 | |
JP2016159120A (ja) | 体温調節用パッドおよび体温調節装置 | |
CN113226396A (zh) | 血液净化装置 | |
KR102393863B1 (ko) | 순간가열장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201013 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6853649 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |