JP6853613B1 - プレス機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜3に示すように、本実施形態のプレス機1は、点線で示される第1の部品26に第2の部品27(ワークピース)を圧入するためのプレス機1である。本実施形態において、このプレス機1はサーボプレスであるが、油圧プレスなど他のプレス機であってもよい。
<第1工程>
図4の(a)に示すように、まず「原位置」にセットされる。この「原位置」は、スライド部3が上方にあり、第1のアーム部7の上端部9および第2のアーム部8の上端部10が第1の当止部4および第2の当止部5に当接しておらず、第1のアーム部7の下端部11および第2のアーム部8の下端部12がハンマー部14の一対の凹部15に係合する状態の位置である。スライド部3は、ハンマー部14の上面に当接している。弾性体13は、第1のアーム部7と第2のアーム部8とを引っ張り合うように機能している。ここで、点線で示される第1の部品26および第2の部品27(ワークピース)がプレス機台座17上にセットされる。
次に、図4の(b)に示すように、スライド部3を下方に移動させ、ハンマー部14を押し下げる。これにより、ハンマー部14の下面が第2の部品27を押圧し、第1の部品26に第2の部品27が圧入される。
次に、図4の(c)に示すように、「中間位置」までスライド部3を上方に移動させ、第1のアーム部7および第2のアーム部8がハンマー部14を持ち上げる。この「中間位置」は、第1のアーム部7の上端部9および第2のアーム部8の上端部10が第1の当止部4および第2の当止部5に当接しているが、第1のアーム部7および第2のアーム部8の下端部同士の間隔は広がっておらずハンマー部14の一対の凹部15に係合している状態の位置である。第2の部品27への圧力は解放されている。
次に、図4の(d)に示すように、「中間位置」から更に上方にスライド部3を移動させると、第1のアーム部7の上端部9および第2のアーム部の上端部10が第1の当止部4および第2の当止部5に当接する当接状態にあるため、第1のアーム部7の上端部9および第2のアーム部8の上端部10が支持ピン6を軸として下方側に回動し、これにより第1のアーム部7の下端部11および第2のアーム部8の下端部12が上方側に回動することにより下端部同士の間隔が広がり、ハンマー部14の一対の凹部15への係合を脱する。
次に、図4の(e)に示すように、スライド部3を更に上方に移動させると、第1のアーム部7および第2のアーム部8がハンマー部14を放し、ハンマー部14が下方へ落ちる。ハンマー部14の自重に加え、ハンマー部14の延設部16を下方に付勢する一対のバネ部材21の付勢力によってハンマー部14が下方に一気に落下し、第2の部品27に衝突することで第2の部品27を叩き衝撃を与える。これにより、第2の部品27を所定の厚みにすることができる。ここでのハンマー部14の落下速度は、上記第2工程でのスライド部3の押下によるハンマー部14の下降速度よりも速い。
次に、図4の(f)に示すように、スライド部3を下方に移動させ、これにより第1のアーム部7の上端部9および第2のアーム部8の上端部10が第1の当止部4および第2の当止部5への当止を脱する。これにより、第1のアーム部7および第2のアーム部8の自重および弾性体13の付勢によって第1のアーム部7の下端部11および第2のアーム部8の下端部12が支持ピン6を軸として下方側に回動することが可能となり、下端部同士の間隔が狭まって下端部がハンマー部14の一対の凹部15へ係合する。
次に、図4の(g)示すように、スライド部3を上方へ上げ、第1のアーム部7および第2のアーム部8がハンマー部14を持ち上げる。そして「原位置」に戻し、第1の部品26および第2の部品27をプレス機台座17上から取り出す。
本実施形態のプレス機によれば、第2の部品27(ワークピース)がプレス機に配置された状態でスライド部3の上下方向の移動により、第2の部品27(ワークピース)を押圧した後に機械的な衝撃を与えて第2の部品27(ワークピース)が所定の厚みになるようにできる。そのため、従来のように、プレス機でワークピースを押圧した後、プレス機からワークピースを取り外して人力で叩くという作業を省くことができ、作業時間も大幅に減らすことができる。
本発明は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
Claims (3)
- プレス機であって、
プレス機上部と、
プレス機上部に設けられ、上下方向に移動可能なスライド部と、
前記プレス機上部に設けられた第1の当止部および第2の当止部と、
前記スライド部に支持ピンを介して取り付けられた第1のアーム部および第2のアーム部であって、前記支持ピンを軸として回動可能であり、それぞれ上端部および下端部を備える第1のアーム部および第2のアーム部と、
前記第1のアーム部の下端部と前記第2のアーム部の下端部を近づける方向に付勢するように前記第1のアーム部と前記第2のアーム部との間に懸架された弾性体と、
前記スライド部と当接可能なハンマー部であって、前記第1のアーム部の下端部および第2のアーム部の下端部と係合することができるように側部に一対の凹部を有し、かつ前記ハンマー部の下部から水平方向に延設した延設部を有するハンマー部と、
前記プレス機上部から下方に離間したプレス機台座と、
前記プレス機台座に設けられ、前記ハンマー部の前記延設部を上下方向に摺動可能に貫通する第1の柱および第2の柱と、
前記第1の柱および前記第2の柱において前記ハンマー部の前記延設部から上方に突出した部分の外周に装着された一対のバネ部材であって、前記バネ部材の上端部が対応する前記第1の柱または前記第2の柱に固定され、前記バネ部材の下端部が前記ハンマー部の前記延設部に固定された一対のバネ部材と、を備え、
前記スライド部が前記ハンマー部に当接し、前記第1のアーム部の下端部および前記第2のアーム部の下端部が前記ハンマー部の前記一対の凹部に係合して前記ハンマー部を把持した係合状態から前記スライド部を下方に移動させることにより、前記ハンマー部が押し下げられて前記プレス機台座に配置されたワークピースを押圧するように構成され、
かつ、前記係合状態から前記スライド部を上方に移動させることにより、前記第1のアーム部の上端部および前記第2のアーム部の上端部が前記第1の当止部および前記第2当止部に当接して下方側に回動すると共に、前記第1のアーム部の下端部および前記第2のアーム部の下端部が上方側に回動して前記ハンマー部の前記一対の凹部への係合を脱し、前記ハンマー部が自重および前記延設部に対する前記一対のバネ部材の下方への付勢力によって前記ワークピースに衝突するように構成されている、プレス機。 - 前記第1のアーム部および前記第2のアーム部の少なくとも一方が、前記上端部および前記下端部の少なくとも一方にローラーを備える、請求項1に記載のプレス機。
- 前記弾性体がバネにより構成されている、請求項1又は2に記載のプレス機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021029314A JP6853613B1 (ja) | 2021-02-25 | 2021-02-25 | プレス機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021029314A JP6853613B1 (ja) | 2021-02-25 | 2021-02-25 | プレス機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6853613B1 true JP6853613B1 (ja) | 2021-03-31 |
JP2022130237A JP2022130237A (ja) | 2022-09-06 |
Family
ID=75158370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021029314A Active JP6853613B1 (ja) | 2021-02-25 | 2021-02-25 | プレス機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6853613B1 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4159676A (en) * | 1977-10-31 | 1979-07-03 | Gachman Steel Company | Stamping machine |
JPS5855866U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-15 | トヨタ自動車株式会社 | シ−ル体圧入装置 |
JPH03113726U (ja) * | 1990-03-05 | 1991-11-21 | ||
JP2000343284A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-12 | Sankyo Mfg Co Ltd | 機械式プレス装置 |
JP2017217678A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | いすゞ自動車株式会社 | かしめ機 |
-
2021
- 2021-02-25 JP JP2021029314A patent/JP6853613B1/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017217678A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | いすゞ自動車株式会社 | かしめ機 |
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