JP6852517B2 - 測色チャート作成装置、測色チャート作成方法、プログラム - Google Patents

測色チャート作成装置、測色チャート作成方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、パッチの並び順によって所望の情報を表現する測色チャートを作成する測色チャート作成装置、およびその測色チャート作成方法、プログラムに関する。
印刷装置が印刷出力を行う際には、機器特性や経時変化等の様々な要因により、データ上で所望の色を出力したとしても、印刷物においては色再現性にズレ(色ズレ)が生じる。
そこで、測色チャートを適当なタイミングで印刷して色ズレが許容範囲内に収まっているかを確認したり、色ズレを補正する為に、測色チャートを印刷し、これを測色器で読み取って得た色の測定結果から、用紙上に形成された画像の色が許容値範囲に収まるような補正データを算出し、この補正データを用いて画像信号値を補正する、といったことが行われる。
ところで、印刷装置が複数台ある場合、測色チャートがどの印刷装置から出力されたか正しく認識した状態で測色を行う必要がある。しかし、各印刷装置から出力される測色チャートは同じ図柄のため、目視で識別することは難しく、ユーザが測色すべき測色チャートを間違える可能性がある。また、古い測色チャートを誤って測色器で読み取った場合には、現在の印刷装置での色再現性を誤って把握するという問題もある。
通常、上記問題への対策方法として、測色チャートが印刷された用紙の余白部分に、該測色チャートを印刷した印刷装置や、印刷日時等の情報を直接印字したり、それらの情報を示すバーコードを印字したりする方法が考えられる。
しかし、文字を印刷する場合には、ユーザが文字を読み間違える可能性があること、バーコードの場合には専用の読み取り装置が別途必要になること等を考えると、読み取り対象の測色チャートを印刷した印刷装置やその印刷日時等を示す情報を測色器の読み取りデータから判断できることが望ましい。
たとえば、下記特許文献1には、測色チャートを構成するパッチの並び順によって、印刷装置や印刷日時等の情報を表現し、測色器で読み込んだ測色値からそれらの情報を取得する方法が開示されている。
特開2016−158136号公報
特許文献1の方法では、埋め込む情報に応じて測色用チャートに配列するパッチの並び順が変更されるので、各場所にどの色のパッチが配列されているかは、測色器で読み取って得た測色値から判断することになる。しかし、色再現性の誤差範囲が重複するような近い色のパッチが複数使用されると、測色器で読み取った場合に、色ズレによりパッチの誤認識が発生し、印刷装置や印刷日時等の情報を正確に読み取れない可能性がある。以下に具体例を示す。
図25は、特許文献1に開示の方法で、印刷装置や印刷日時等の情報を表現する場合の例を示す。図25では、A〜Iの8種類の異なる色のパッチの並び順で、印刷装置および印刷日時を表現しており、左から3つのパッチの並び順が印刷装置の識別子を、4つ目以降のパッチの並び順が印刷日時を表現している。
図25では、(ABCDEFGHI)と(ACBDEFGHI)の並び順のパターンがあり、左3個のパッチがABCの場合は装置1で印刷されたことを示し、左3個のパッチがACBの場合は装置2で印刷されたこと示している。また左4個目から右端までのDEFGHIというパッチの並びは印刷された日時が2015年12月20日、14時40分であることを示している。
図26は、図25のA〜Iのパッチの示す各色の分布をLab色空間100上にて簡易的に示す図である。図26では、各パッチを示すアルファベットを囲む円の中心を該パッチが印刷しようとした本来の色を示す座標とする。そして、該円の範囲は、印刷してその印刷結果を測色した場合の測色値が取り得る色の範囲(以下、誤差範囲を記す)とする。
図26では、BとCは、互いに誤差範囲の一部が重なっている。よって、測色して得た測色値の示す色が、この重なっている範囲内の色である場合は、測色器が、BとCのうち、いずれのパッチを印刷したのか誤認識してしまう可能性がある。
たとえば、図26では、Bの誤差範囲の末端であって、Cの誤差範囲と重なる位置にある座標B1は、Bの座標(Bの円の中心)よりもC座標(Cの円の中心)の方が近い。よって、Bの印刷時に印刷結果としてB1が現れた場合、測色時にCのパッチであると誤認識してしまう可能性がある。また、Cの誤差範囲の末端であって、Bの誤差範囲と重なる位置にある座標C1は、Cの座標よりもB座標の方が近い。よって、Cの印刷時に印刷結果としてC1が現れた場合、測色時にBのパッチであると誤認識してしまう可能性がある。
図27は、印刷時におけるデータ上での、パッチの並びおよびそれらのLab値と、測色結果から認識したパッチの並びおよびそれらのLab値を示す。
データ上では、測色チャートのパッチは、ABCDEFGHIの並び順になっており、図25と同じく、装置1で2015年12月20日、14時40分に印刷されたことを示す。
しかし、印刷結果を測色して得た測色結果から認識したパッチの並びは、ACBDEFGHIの並び順になっており、色ズレが発生したBのパッチをCのパッチとして、色ズレが発生したCのパッチを、Bのパッチとして誤認識している。パッチの並びの誤認識により、装置2で2015年12月20日、14時40分に印刷されたものであると誤認識している。
よって、このような色ズレによる誤認識を防止する対策が望まれる。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、各種の色のパッチの並び順で情報を表現する場合に、色再現性の誤差によって測色時にパッチの誤認があっても情報を正しく表現する測色チャートを作成することのできる測色チャート作成装置、および、測色チャート作成方法、プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]測色チャートに配列する色の異なる複数のパッチを、色再現性の誤差範囲が重なるパッチ同士が同じグループに属するようにしてグループ分けするグルーピング部と、
前記グループの並び順で所望の情報が表現されるように前記複数のパッチの並び順を決定する並び順決定部と、
前記並び順決定部が決定した並び順で前記複数のパッチを配列した測色チャートの印刷データを作成するデータ作成部と、
を有する
ことを特徴とする測色チャート作成装置。
上記発明では、複数のパッチを並べて構成される測色チャートを作成する場合に、各パッチを、生じ得る色ズレの範囲(誤差範囲)が重なるパッチ同士が同じグループに属するようにグルーピングする。その後、各パッチの並び順を、該パッチの属するグループの並び順で所望の情報を表現するよう決定し、その決定した並び順の測色チャートを作成する。色ズレの発生時に誤認の生じ得るパッチ同士を同じグループとすることで、色ズレが発生した場合であっても、パッチの属するグループの並び順が表現する情報は同じになるので、色ズレが発生しても情報を正確に認識することができる。所望の情報はたとえば、測色チャートを印刷した装置の識別情報や、印刷日時、印刷時の設定情報などが挙げられる。
[2]前記誤差範囲は、ユーザが設定可能である
ことを特徴とする[1]に記載の測色チャート作成装置。
上記発明では、生じ得る色ズレの範囲(誤差範囲)をユーザが任意に設定可能とする。
[3]前記測色チャートを測色器で測定して得た測色データに基づいて、前記誤差範囲を設定する誤差範囲設定部をさらに有する
ことを特徴とする[1]に記載の測色チャート作成装置。
上記発明では、測色チャートを測色器で測定して得た測色データに基づいて、誤差範囲を設定する。たとえば、印刷したい色と、印刷して測色して得た実測値との過去の履歴から、生じ得る色ズレの範囲を予測し、誤差範囲を設定する。
[4]前記グルーピング部は、3個以上のパッチが属する一のグループから一部のパッチをいずれのグループにも属さないパッチとなるように除外して、前記一のグループを複数のグループに細分化し、
前記並び順決定部は、前記除外したパッチが、前記所望の情報を表現するための前記測色チャート上の情報表現用領域に入らないように前記並び順を決定する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の測色チャート作成装置。
上記発明では、3つ以上のパッチが属する一のグループから、一部のパッチを、いずれのグループにも属さないよう除外することで、複数のグループに細分化する。除外対象となるパッチは、1つでも複数でもよい。除外されたパッチは、所望の情報の表現に使用しない。
[5]前記グルーピング部は、前記測色チャートに配列する前記複数のパッチに、他の全てのパッチと前記誤差範囲が重ならない新たなパッチを追加し、前記グループに該新たなパッチの属するグループを追加する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の測色チャート作成装置。
上記発明では、いずれかのグループに属する全てのパッチの誤差範囲と誤差範囲が重ならない新たなパッチを追加し、そのパッチの属する新たなグループを追加する。
[6]測色チャートに配列する色の異なる複数のパッチを、色再現性の誤差範囲が重なるパッチ同士が同じグループに属するようにしてグループ分けするグルーピングステップと、
前記グループの並び順で所望の情報が表現されるように前記複数のパッチの並び順を決定する並び順決定ステップと、
前記並び順決定ステップで決定した並び順で前記複数のパッチを配列した測色チャートの印刷データを作成するデータ作成ステップと、
を有する
ことを特徴とする測色チャート作成方法。
[7]前記誤差範囲は、ユーザが設定可能である
ことを特徴とする[6]に記載の測色チャート作成方法。
[8]前記測色チャートを測色器で測定して得た測色データに基づいて、前記誤差範囲を設定する誤差範囲設定ステップをさらに有する
ことを特徴とする[6]に記載の測色チャート作成方法。
[9]前記グルーピングステップでは、3個以上のパッチが属する一のグループから一部のパッチをいずれのグループにも属さないパッチとなるように除外して、前記一のグループを複数のグループに細分化し、
前記並び順決定ステップでは、前記除外したパッチが、前記所望の情報を表現するための前記測色チャート上の情報表現用領域に入らないように前記並び順を決定する
ことを特徴とする[6]乃至[8]のいずれか1つに記載の測色チャート作成方法。
[10]前記グルーピングステップは、前記測色チャートに配列する前記複数のパッチに、他の全てのパッチと前記誤差範囲が重ならない新たなパッチを追加し、前記グループに該新たなパッチの属するグループを追加する
ことを特徴とする[6]乃至[9]のいずれか1つに記載の測色チャート作成方法。
[11]情報処理装置に、請求項6乃至10のいずれか1つに記載の測色チャート作成方法を実行させる
ことを特徴とするプログラム。
本発明に係る測色チャート作成装置、測色チャート作成方法、プログラムによれば、各種の色のパッチの並び順で情報を表現する場合に、色再現性の誤差によって測色時にパッチの誤認があっても情報を正しく表現する測色チャートを作成することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を含んで構成される色再現性確認システムを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 データ上において、測色チャートを構成する各パッチのLab色空間上での分布を示す説明図である。 印刷された測色チャートを読み取って得た実測値と、データ上の色値を比べて、各パッチの誤差範囲の広さ(ΔE)を決定する様子を示す図である。 ユーザが、各パッチの誤差範囲の広さ(ΔE)を設定する様子を示す図である。 離れている2つのパッチが同じグループに属するか否かを判断する様子を示す図である。 寄り集まっている3つのパッチが、同グループに属するか否かについて判断する様子を示す図である。 グルーピングによって生じたグループの並び順で、所定の情報を表現する様子を示す図である。 2つのパッチの属するグループで2進数を表現し、印刷装置の識別子とする場合の例を示す図である。 グループ中央のパッチを除外して、該グループを細分化する様子を示す図である。 グループ中央のパッチを除外して、該グループを細分化する2つの例を示す図である。 重畳数が最も少ないパッチに重畳しているパッチから、重畳数が最も多いパッチを除外してグループを細分化する例を示す図である。 重畳数が最も少ないパッチに重畳しているパッチから、重畳数が最も多いパッチを除外してグループを細分化する、図12と異なる例を示す図である。 パッチを追加してグループ数を増加させる様子を示す図である。 グループの並び順が示す装置情報、およびグループを構成するパッチの情報をPC端末が記憶する様子を示す図である。 測色して得た実測値から、パッチの属するグループの並び順を識別する様子を示す図である。 グループの並び順から、測色した測色チャートを印刷した装置を特定する様子を示す図である。 PC端末が測色チャートを出力するまでに行う処理を示す流れ図である。 測色して得た実測値を受けたPC端末が行う処理を示す流れ図である。 パッチのグルーピングを行う処理を示す流れ図である。 グループ数を増加させる処理を示す流れ図である。 図21の処理の続きであって、グループの細分化処理を行うか否かを判断する場合の流れ図である。 重畳数が最も少ないパッチに重畳しているパッチから、重畳数の最も多いパッチを除外してグループを細分化する処理を示す流れ図である。 グループ中央のパッチを除外して、グループ数を増加させる処理を示す流れ図である。 印刷された装置の情報および印刷日時を示すパッチの並び順の例を示す図である。 Lab色空間上にて、色ズレによる誤差範囲が重畳するパッチがある場合の例を示す図である。 色ズレの発生により、パッチの並び順を誤認識してしまう場合の例を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の測色チャート作成装置としての役割を果たすPC端末40と、2台の画像形成装置10(10A、10B)、および測色器70を含んで構成される再現性確認システム7を示す。再現性確認システム7は、PC端末40が、他の装置と有線または無線で通信可能に接続されて構成されている。なお、画像形成装置10A、10Bを総称する、もしくは任意の1台を指す場合は、画像形成装置10と記すものとする。
PC端末40は、マウスやキーボード、ディスプレイ等の表示部と操作部を備える、所謂、デスクトップ型のPC端末である。PC端末40は、文書ファイルや画像ファイルの閲覧および編集、またそれらのデータファイルの内容を印刷するための印刷ジョブを画像形成装置10に送信することができる。本発明の実施の形態では、PC端末40は、複数のパッチを並べて構成される測色チャート50の印刷データを画像形成装置10に送信して画像形成させる(図中(1)に相当)。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PC端末40から送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。本発明の実施の形態では、PC端末40から送信された印刷データに基づいて、測色チャート50を印刷出力する(図中(2)に相当)。
測色器70は、画像形成装置10が印刷出力した測色チャート50を測色し、それによって得た実測値をPC端末40に送信する(図中の(3)に相当))。
PC端末40は、画像形成装置10が印刷した測色チャート50を測色して得た実測値を測色器70から受信する。その後、PC端末40上では、受信した実測値を、データ上における測色チャート50の各色と比較し、発生した色ズレが許容範囲であるか否かをチェックするという作業が行われる。
ところで、測色チャート50に、該測色チャートを印刷した装置のIDや印刷日時等の情報を埋め込む方法として、測色チャート50に配列するパッチの並び順で情報を表現する方法がある。しかし、たとえば、近い色のパッチAとパッチBを情報表現に使うと、色ズレのためにパッチAをパッチBと誤認してしまう等の認識ミスが生じて、誤った情報を取得することがある。そこで、本発明の実施の形態では、PC端末40は、測色チャート50を構成する各パッチを、生じ得る色ズレの誤差範囲が重なるパッチ同士が同じグループに属するようにグルーピングを行う。そして、測色チャート50を構成する各パッチの並び順を、該パッチの属するグループの並び順で、印刷を行った装置情報や印刷日時、印刷設定内容などの所望の情報を表現するよう決定し、その決定した並び順でパッチを配列した測色チャート50を作成する。
PC端末40は、測色器70から受信した測色チャート50の色の実測値から、各パッチの並び順を認識するとともに、該パッチの属するグループの並び順に基づいて、測色チャート50を印刷出力した装置や、その印刷日時等、該グループの並び順で表現される情報を認識する。
これにより、複数台の画像形成装置10のうち、測色した測定チャート50がいずれの装置で印刷されたものであるかを認識することができる。測色時に色ムラの発生により誤認識されやすい色のパッチ同士をグルーピングし、そのグループの並び順で情報を表現するので、色ズレの発生によってパッチを誤認した場合であっても、パッチの属するグループの並び順が表現する情報は同じになり、色ズレが発生しても情報を正確に認識することができる。たとえば、パッチAとパッチBが近い色で誤認の生じる関係にある場合、パッチAとパッチBを同じグループとし、パッチAとパッチBのいずれにもG1という値を紐付ける。測色時にはパッチAとパッチBのどちらを読み取ってもそのパッチに対応する値はG1なので、パッチAをパッチBと誤認してもこのパッチから認識する値を誤認することはない。
図2はPC端末40の概略構成を示している。PC端末40は、当該PC端末40の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)41と、このCPU41に接続されたROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、表示部46と、操作部47と、ネットワークI/F部48を備えて構成されている。
CPU41はOS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどが実行される。ROM42には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が処理を実行することでPC端末40の各機能が実現される。RAM43はCPU41がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
本発明の実施の形態では、CPU41は、本発明のグルーピング部51、並び順決定部52、データ作成部53、誤差範囲設定部54としての役割を果たす。
グルーピング部51は、測色チャート50に配列する色の異なる複数のパッチを、生じ得る色ズレの範囲(誤差範囲)が重なるパッチ同士が同じグループに属するようにしてグループ分けする役割を果たす。また、グルーピング部51は、グループ数が足りない場合に、グループの数を増加させる。増加方法については後述する。
並び順決定部52は、属するグループの並び順で所望の情報が表現されるように、前述した複数のパッチの並び順を決定する役割を果たす。
データ作成部53は、並び順決定部52が決定した並び順で前述した複数のパッチを配列した測色チャート50の印刷データを作成する役割を果たす。
誤差範囲設定部54は、誤差範囲の設定をユーザから受ける、もしくは、測色チャート50を測色器70で測定して得た測色データに基づいて誤差範囲を設定する役割を果たす。
不揮発メモリ44は、電源がオフにされても記憶が保持できる書き換え可能なメモリ(フラッシュメモリ)である。不揮発メモリ44には、装置固有の情報や各種の設定情報などが記憶される。ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、印刷データや画像データなどが保存される。本発明の実施の形態では、測色チャート50を構成するパッチのデータ、該パッチの属するグループの情報、グループの並び順で表現される情報、過去に印刷した測色チャート50を測色して得た実測値の履歴である測色履歴などが記憶される。
表示部46は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作、設定に係る内容を表示する機能を果たす。操作部47は、マウスやキーボードなどで構成され、ユーザからの操作を受け付ける機能を果たす。
ネットワークI/F部48は、LANなどのネットワークを通じて接続されている他の外部装置などと通信を行う。
測色器70は、ユーザによって自装置にセットされた測色チャート50の色を測色する機能を果たす。ここでは赤、緑、青のLED(Light Emitting Diode)光源からの発射光をセンサで読み取り、センサ(フォトダイオード)の電圧をLab表色系に変換する。このデータについては、測色計との相関に基づき校正してある。
次に、測色チャート50を印刷して測色した場合に、各パッチおいて生じ得る色ズレの範囲(誤差範囲)について説明する。本発明の実施の形態では、Lab色空間100において、一のパッチのデータ上でのLab値をマッピングした場合に、その座標を中心に半径をΔEとする球体の範囲を、色ズレの発生時に生じ得る色の範囲(誤差範囲)として扱う。
図3は、A〜Eのパッチ、およびLab色空間100にそのA〜Eのパッチのデータ上でのLab値をマッピングした場合の各パッチおよび各パッチの誤差範囲の分布を簡易的に示す。
図3では、各パッチを示すアルファベットを囲む円の中心を該パッチのデータ上でのLab値に対応する座標とする。そして、該円の範囲を誤差範囲とする。
本発明の実施の形態では、誤差範囲の半径ΔEの値は、実測値とデータ上でのLab値との差に基づいて決定する。もしくはユーザが手動で設定する。パッチの色毎に誤差範囲は異なる。手動設定の場合は全てのパッチが同一の誤差範囲に設定されてもよい。
図4は、図3のA〜Eのパッチを例に、データ上のLab値と実測値の差に基づいてΔEの値を決定する様子を示す。まず、PC端末40が測色チャート50の印刷ジョブを画像形成装置10に投入したら、画像形成装置10が測色チャート50を印刷出力する。
測色器70は、印刷出力された測色チャート50を測定し、各パッチのLab値の実測値をPC端末40に送信する。
PC端末40は、Lab色空間100上における前述の実測値の示す座標とデータ上のLab値の示す座標の間の距離に基づいて、各パッチの誤差範囲のΔEの値を決定する。たとえば、データ上のLab値と、実測値のLab値の示す座標の距離に所定の値を足した値をΔEとして設定する。
なお、PC端末40は、測色器70から受信したこの実測値をデータ上でのLab値と紐付けて、測色履歴としてハードディスク装置15に記憶しておく。ΔEの値を決定する度に、測色チャート50を印刷させなくとも、該測色履歴を参照し、過去の実測値とLab値の履歴に基づいて、誤差範囲ΔEを算出するようにしてもよい。たとえば、実測値の示す座標とデータ上のLab値の示す座標の間の距離を平均化して、誤差範囲ΔEを決定してもよい。
図5は、図3のA〜Eのパッチを例に、ユーザが手動でΔEの値を設定する様子を示す。図5は、測色チャート50を構成する全てのパッチに係るΔEについて、共通の値を設定する場合の例を示すが、パッチ毎に異なるΔEの値を設定可能としてもよい。
PC端末40は、ΔEの値が決定したら(もしくは設定されたら)、測色チャート50を構成する各パッチを、誤差範囲が重なるものが同じグループに属するようにグルーピングする。
次に、グルーピングを行う方法について説明する。図6と図7は、図3のA〜Eのパッチについてグルーピングを行う様子を示す。PC端末40は、グルーピングを行う場合、2つのパッチの組み合わせごとに同じグループになるか否かを判定する。図6は、パッチAとパッチBについて、同じグループになるか否かを判定する様子を示す。
まず、Lab色空間100上において、パッチAの示すLab値の示す座標とパッチBの示すLab値の示す座標間の距離(距離ABと呼ぶ)を算出する。次に、パッチAのΔEの値(ΔE(A)とする)と、パッチBのΔEの値(ΔE(B)とする)の合計と比較する。
図6では、「距離AB>(ΔE(A)+ΔE(B))」が成立するので、パッチAとパッチBの誤差範囲は重なっていないと判断し、両者を別のグループに属するようにすると判定する。
図6では、画像形成装置10は、前述した方法でパッチA、パッチBの誤差範囲が、他のパッチ(パッチC〜E)の誤差範囲と重なっていないことを確認した後、パッチAをグループ1に、パッチBをグループ2にグルーピングしている。
図7は、パッチC、パッチD、パッチEについて、同じグループに属するか否かを判定する様子を示す。
まず、図6と同じように、Lab色空間100上において、パッチCとパッチDの間の距離(距離CD)、パッチCとパッチEの間の距離(距離CE)、パッチDとパッチEの間の距離(距離DE)を算出する。
次に、パッチCとパッチDのΔEの値(ΔE(C)、ΔE(D)とする)の合計、パッチCとパッチEのΔEの値(ΔE(C)、ΔE(E)とする)の合計、パッチDとパッチEのΔEの値(ΔE(D)、ΔE(E)とする)の合計を算出する。
図7では画像形成装置10は、「距離CD<(ΔE(C)+ΔE(D))」が成立するので、パッチCとパッチDの誤差範囲は重なっており、両者を同グループになるようグルーピングすると判定する。
また、「距離CE<(ΔE(C)+ΔE(E))」と「距離DE<(ΔE(D)+ΔE(E))」の双方も成立するので、パッチCとパッチEおよびパッチDとパッチEの誤差範囲は重なっていると判断し、よって、パッチCとパッチE、およびパッチDとパッチEを同グループになるようグルーピングすると判定する。
以上により、図7ではパッチC、パッチD、パッチEが全て同グループに属するようにグルーピングする。図7ではパッチC、パッチD、パッチEをグループ3にグルーピングしている。
次に、グループの並び順によって、装置情報などの所望の情報を表現する方法について説明する。図8は、図6および図7でグルーピングして生じた3つのグループの並び順によって、所定の情報を表現する様子を示す。以下、グループ(X)をG(X)とも記す。
たとえば、A〜Eの5つのパッチを全て使用して、一の項目に関する情報を表現する場合、G1のパッチ×1、G2のパッチ×1、G3のパッチ×3となるので、5つのパッチを並べる場合におけるグループの並び順は、5×4=20通りとなり、該項目について20種類の表現が可能となる。
図8では、5つのパッチの並びで、3台の画像形成装置10(図中では装置1〜装置3と記す。)の識別子を表現する例を示しており、装置1を「G1→G2→G3→G3→G3」、装置2を「G1→G3→G2→G3→G3」、装置3を「G1→G3→G3→G2→G3」の並び順で表現している。
なお、情報の表現方法についてはこれに限らない。たとえば、グループの並び順をそのまま使用するのではなく、グループの並びを2進数で表現し、その2進数で情報を表現するようにしてもよい。
図9は、4つのグループ(グループ1〜4)がある場合に、2進数で、複数台の画像形成装置10(図中では装置1〜4と記す。)の識別子を表現する例を示す。図9では、G1→G4、G1→G3、G2→G1、G1→G2のグループの並びを、00、01、10、11として、装置1〜4の識別子を表現している。
グルーピングによって生じたグループの並び順によって表現可能な情報数が、表現すべき情報数に満たない場合がある。たとえば、グル―プの並び順で表現可能な情報数が20種では、30以上の情報を表現したいときは、その全てを表現することができない。そこで、画像形成装置10は、表現可能な情報数が、表現すべき情報数に満たない場合は、グループ数を増やして表現可能な情報数を増やす。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10は、既存のグループを細分化する方法、もしくはパッチの追加によって新規グループを追加する方法のいずれかによって、グループ数を増やす。以下、両者の方法について具体例を挙げて説明する。
まず、既存グループを細分化する場合について説明する。図10は、5つのパッチ(パッチC〜G)が1つのグループに属している場合に、それらを2つのグループに分断する様子を示す。
図10では、パッチC、パッチD、パッチEの誤差範囲は、それぞれが重なりあうように重なっている。また、パッチDの誤差範囲に対してパッチFの誤差範囲が、パッチFの誤差範囲に対してパッチG誤差範囲が連なるように重なっている。
ここで、パッチF(パッチFのLab値)を、いずれのグループにも属さないよう除外すると、パッチGの誤差範囲は、他のパッチの誤差範囲と重ならなくなるので、パッチC〜DとパッチGを異なるグループにグルーピング可能となる。図10では、パッチC〜Dをグループ5に、パッチGをグループ6に再グルーピングしている。
このように3つ以上のパッチが属するグループであって、全てのパッチの誤差範囲が重複している部分が無い場合は、その内の1以上のパッチを、いずれのグループにも属さないよう除外することで、グループの細分化が可能となる。いずれのグループにも属さないように除外したパッチFは、測色チャート50の中に配列しない、もしくは、測色チャート50のうちの一部の領域(情報表現用領域)に配列されるパッチで所望の情報を表現する場合には、該情報表現用領域以外の領域に配列する。
除外対象となるパッチ(Lab値)の決定方法としては、たとえば、以下に説明する2つの除外対象決定方法がある。
第1の除外対象決定方法は、グループ内を構成する各パッチの位置を調べ、該グループの中心位置に最も近いパッチを除外する方法である。
図11は、第1の除外対象決定方法で決定したパッチを除外し、再グルーピングする場合の例を示す。図11(1)は、5つのパッチ(パッチH〜L)の誤差範囲が順番に連なるようにして重なっている1つのグループを示す。
図11(1)のグループでは、グループの中心位置に最も近いパッチJを除外すると、パッチHとパッチI、パッチKとパッチLの2つのグループに分断することができる。図11(1)では、パッチHとパッチIをグループ7、パッチKとパッチLをグループ8に再グルーピングしている。
図11(2)は、9つのパッチ(パッチO〜W)で構成された1つのグループを示す。まず、図11(2)では、グループの中心位置に最も近いパッチQを除外する。パッチQの除外だけでは、グループを分断することができないので、もう一度、残ったパッチ群の中で中心位置に最も近いパッチを除外する。図11(2)では、パッチUとパッチVの双方が中心から最も近いので、いずれか1つ(図中ではパッチU)を除外する。
図11(2)では、パッチQとパッチUを除外した後は、パッチO、パッチP、パッチTをグループ9、パッチR、パッチS、パッチV、パッチWをグループ10に再グルーピングしている。
このように、グループの中心に最も近いパッチを順番に除外していき、細分化が可能になったところで、再グルーピングを行う。
第2の除外対象パッチ決定方法は、グループ内で、誤差範囲の重畳数が最も少ない一のパッチを特定するとともに、その特定したパッチと誤差範囲が重畳しているパッチのうち、他の誤差範囲との重畳数が最も多いものから、該グループの細分化が可能になるまで順番に除外する方法である。
図12は、第2の除外対象決定方法で決定したパッチを除外し、再グルーピングする場合の例を示す。図12は、5つのパッチ(パッチH〜L)の誤差範囲が順番に連なるようにして重なっている1つのグループを示す。
まず、図12のグループにて、誤差範囲の重畳数が最も少ない一のパッチを特定する。図12では、パッチHとパッチLの双方が誤差範囲の重畳数が最も少ないパッチなので、いずれかを1つ(図中ではパッチL)を選択する。
次に、パッチLと誤差範囲が重なっているパッチのうち、他のパッチと誤差範囲の重畳数が最も多いパッチを除外する。図12では、パッチLと誤差範囲が重なっているパッチはパッチKのみなのでこれを除外する。これにより、パッチH、パッチI、パッチJと、パッチLを2つのグループに分断することができる。図12では、パッチH、パッチI、パッチJをグループ11、パッチLをグループ12に再グルーピングしている。
なお、図12では、グループ11をさらに細分化している。具体的には、グループ11にて誤差範囲の重畳数が最も少ない一のパッチを特定する。グループ11では、パッチHとパッチJの双方が誤差範囲の重畳数が最も少ないパッチなので、いずれかを1つ(図中ではパッチJ)を選択する。
次に、パッチJと誤差範囲が重なっているパッチのうち、他のパッチと誤差範囲の重畳数が最も多いパッチを除外する。図12では、パッチJと誤差範囲が重なっているパッチはパッチIのみなのでこれを除外する。これにより、パッチHとパッチJを2つのグループに分断することができる。図12では、パッチHをグループ14、パッチJをグループ13に再グルーピングしている。
このように再グルーピングによって生じたグル―プをさらに細分化可能であれば、そのグループについて更なる細分化を行ってもよい。
図13は、第2の除外対象決定方法で決定したパッチが複数ある場合に、それらを除外し、再グルーピングする場合の例を示す。
図13は、9つのパッチ(パッチO〜W)で構成された1つのグループを示す。まず、図13では、誤差範囲の重畳数が最も少ない一のパッチを特定する。図13では、パッチOとパッチSの双方が誤差範囲の重畳数が最も少ないパッチなので、いずれかを1つ(図中ではパッチS)を選択する。
次に、パッチSと誤差範囲が重なっているパッチであるパッチRとパッチWのうち、他のパッチと誤差範囲の重畳数が最も多いパッチを除外する。図13では、他のパッチとの誤差範囲の重畳数は、パッチRが5パッチWは3なのでパッチRを除外する。
パッチRの除外後、グループの細分化が可能か否かを判断する。パッチRの除外後、グループの細分化は不可能なので、パッチRの次に他のパッチとの誤差範囲の重畳数が多かったパッチWをさらに除外する。
これにより、パッチSと、それ以外の残ったパッチが2つのグループに分断可能となる。図13では、パッチ(O〜Q、T〜V)をグループ15、パッチSをグループ16に再グルーピングしている。
このように、誤差範囲の最も少ないパッチに、誤差範囲が重畳しているパッチが複数ある場合は、その複数のパッチのうち、他のパッチとの誤差範囲の重畳数が多いものから順番に、グループの細分化が可能になるまで除外していく。
なお、図13では、グループ15をさらに細分化している。具体的には、グループ15にて誤差範囲の重畳数が最も少ない一のパッチを特定する。グループ15では、パッチOとパッチVの双方が誤差範囲の重畳数が最も少ないパッチなので、いずれかを1つ(図中ではパッチO)を選択する。
次に、パッチOと誤差範囲が重なっているパッチであるパッチPとパッチTのうち、他のパッチと誤差範囲の重畳数が最も多いパッチを除外する。図13では、他のパッチとの誤差範囲の重畳数は、パッチPが5パッチTは3なのでパッチPを除外する。
パッチPの除外後、グループの細分化が可能か否かを判断する。パッチPの除外後、グループの細分化は不可能なので、パッチPの次に他のパッチとの誤差範囲の重畳数が多かったパッチTをさらに除外する。これにより、パッチOとそれ以外のパッチを2つのグループに分断することができる。図13では、パッチOをグループ18、パッチ(Q、U、V)をグループ17に再グルーピングしている。
なお、除外対象とするパッチの決定方法は、前述した第1、第2の除外対象決定方法に限らない。
次に、パッチの追加によって新規グループを追加する場合について説明する。図14は、Lab色空間100上におけるA〜Eのパッチの位置を示す。パッチA〜Eはそれぞれ、パッチAはグループ1、パッチBはグループ2、パッチC〜Eはグループ3にグルーピングされている。グループ1〜3は、これ以上細分化することができない状態である。
そこで、PC端末40は、グループ1〜3に属する全てのパッチと誤差範囲が重ならない新たなパッチを追加し、該パッチを新たなグループとしてグルーピングする。図14では、パッチA〜Eのいずれとも誤差範囲が重ならないパッチFを追加し、該パッチFをグループ4としてグルーピングしている。
本発明の実施の形態では、追加するパッチ(Lab値)を決定する方法として、Lab色空間100を4つの象限に分けた場合に、存在するグループの数が最も少ない象限内でランダムに追加するパッチ(Lab値)を決定する方法を採用するものとする。最小数の象限が複数ある場合には、それらの中から一の象限をランダムに選択する。他の方法で追加するパッチを決定してもよい。
次に、再現性確認システム7にて、PC端末40が、画像形成装置10に印刷させた画像の色再現性について確認を行う場合の流れについて説明する。
まず、PC端末40が前述のグルーピングを行い、グループの並び順とその並び順が表現する情報、および各グループに属するパッチ(Lab値)を記憶する。図15は、PC端末40が、グループの並び順とその並び順が表現する情報、および各グループに属するパッチ(Lab値)を表にして記憶する様子を示す。
図15では、グループの並び順ごとに、複数台の画像形成装置10(図中では装置A〜Cと記す。)が紐付けられて登録されている表110と、グループごとに、該グループに属するパッチ(Lab値)と、該パッチの誤差範囲の半径(ΔE)が登録された表120を記憶している。
次に、PC端末40は画像形成装置10に測色チャート50を印刷させる。測色器70は、印刷された測色チャート50を測色し、該測色によって得た実測値をPC端末40に送信する。PC端末40は、測色器70から得た実測値を、図15の表120と照らし合わせて、グループの並び順を識別する。図16は、PC端末40がグループの並び順を識別する様子を示す。
次に、PC端末40は、その識別したグループの並び順を、図15の表110と照らし合わせて、該グループの並び順の示す情報(図中では画像形成装置10の識別子(装置A〜Cのいずれであるか))を認識する。図17は、PC端末40が、グループの並び順が示す情報を認識する様子を示す。
PC端末40は、このようにして測色器70が測色した測色チャート50が、いずれの画像形成装置10で印刷されたのかを認識する。なお、PC端末40は、測色器70から取得した、測色チャート50を測色して得た実測値を、測色履歴としてハードディスク装置15に蓄積しておき、次回にグルーピングを行う場合は、この測色履歴に基づいて各パッチの誤差範囲を示すΔEの値を決定する。
次に、再現性確認システム7で行われる処理について図18〜24に示すフローに基づいて説明する。
図18はPC端末40が画像形成装置10に測色チャート50を印刷させるまでに行う処理のフローを示す。
まず、PC端末40が、測色チャート50を構成する各パッチのLab値のデータを取得する(ステップS101)。以前に印刷出力した測色チャート50を測色したときの実測値のデータが測色履歴として残っている場合は(ステップS102Yes)、その測色履歴を使用して各パッチのΔEの値を決定するか否かの選択を受け付ける(ステップS104)。
測色履歴を使用してΔEを決定する選択を受けた場合は(ステップS104;Yes)。該測色履歴に基づいて各パッチのΔEの値を決定し(ステップS105)、ステップS106に進む。
測色履歴を使用しない選択を受けた場合(ステップS104;No)、もしくは測色履歴自体が無い場合(ステップS102;No)は、ユーザから各パッチのΔEの値の設定を受け(ステップS103)、その後、各パッチのグルーピング処理を実行する(ステップS106)。
グルーピングが完了したら、グループの並び順で表現を要する情報の数(N1)を算出する(ステップS107)。たとえば、自装置と同じネットワークに接続されている画像形成装置10の数が7台であれば、画像形成装置10の識別には7通りの並び順が必要であると判断する。
次に、ステップS106のグルーピングにより生じたグループの数で表現可能な情報の数(S1)を算出したら(ステップS108)、「N1−S1>0」が成立しているか否かを調べる(ステップS109)。
成立している場合は(ステップS109;Yes)、グループ数の増加処理を行い(ステップS110)、ステップS111に進む。成立していない場合は(ステップS109;No)、印刷を行う装置等の表現したい所定の情報と、グループの並び順を紐付け(ステップS111)、それらを、該グループに属するパッチとともに記憶する(ステップS112)。
その後、表現したい情報を示すグループの並び順となるようにパッチを配置した測色チャート50の印刷データを作成し、画像形成装置10に送信して該測色チャート50を印刷させ(ステップS113)、本処理を終了する。
図19は、測色して得た実測値を受信したPC端末40が行う処理のフローを示す。まず、画像形成装置10が印刷した測色チャート50を測色した測色器70から、その測色結果を受信する(ステップS114)。
測色結果の示す各パッチの示すLab値を、図15の表120を参照して、該パッチの所属するグループを識別する(ステップS115)。その後、グループの並び順を図18のステップS112で記憶した内容と照らし合わせ(ステップS116)、該グループの並び順が示す所定の情報を取得し(ステップS117)、本処理を終了する。
図20は、図18のステップS106で行われるグルーピング処理のフローを示す。まず、測色チャート50に使用する各パッチ(Lab値)から、任意の2つのパッチの組み合わせを選択し、その2つのパッチの誤差範囲が重畳しているか否かを、図6、図7で説明した方法で調べる(ステップS201)。
重畳していると判断した場合(ステップS201;Yes)、その2つのパッチを同グループになるようグルーピングし(ステップS203)、ステップS204に進む。
重畳していない場合は(ステップS201;No)、該2つのパッチを放置し(ステップS202)、ステップS204に進む。
ステップS204では、2つのパッチの組み合わせの全てについて誤差範囲が重畳しているか否かをチェック済みか調べる(ステップS204)。
2つのパッチの組み合わせの全てについて誤差範囲が重畳しているか否かをチェック済みでなければ(ステップS204;No)、ステップS201に戻って処理を継続する。
なお、ステップS204からステップS201に戻った場合、ステップS201では、まだチェックしていない組み合わせを選択するものとする。
2つのパッチの組み合わせの全てについて誤差範囲が重畳しているか否かをチェック済みであれば(ステップS204;Yes)、その時点でグルーピングされていないパッチ(他のパッチと誤差範囲が重畳しないパッチ)があれば、それらをそれぞれ独立したグループにグルーピングし(ステップS205)、本処理を終了する。
図21は、図18のステップS110で行われるグループ増加処理のフローを示す。
まず、3つ以上のパッチが属するグループがあるか否かを調べる(ステップS301)。3つ以上のパッチが属するグループが無い場合は(ステップS301;No)、Lab色空間100を4つの象限に分け、各象限が内包するグループ数を算出する(ステップS302)。
内包するグループ数が最も少ない象限が1つのみの場合は(ステップS303;Yes)、その象限を、新たなパッチを追加する象限として設定し(ステップS304)、ステップS306に進む。
内包するグループ数が最も少ない象限が2つ以上ある場合は(ステップS303;No)、その中の1つからランダムに選択した象限を、新たなパッチを追加する象限として設定し(ステップS305)、ステップS306に進む。
ステップS306では、直前に設定された象限内でランダムに一のパッチ(Lab値)を取得する。取得したパッチの誤差範囲が他のパッチの誤差範囲と重畳する場合は(ステップS307;Yes)、ステップS306に戻って、一のパッチを再度取得する。
取得したパッチの誤差範囲が他のパッチの誤差範囲と重畳しない場合は(ステップS307;No)、そのパッチを、測色チャート50として印刷するパッチ(情報表現用のパッチ)に追加するとともに(ステップS308)、該パッチを一の新たなグループにグルーピングする(ステップS309)。
その後、図18のステップS108と同じく、もう一度、現在のグループの数で表現可能な情報の数(S2)を算出し(ステップS310)、「N1−S2≧0」が成立しているか否かを調べる(ステップS311)。
成立している場合は(ステップS311;Yes)、ステップS301に戻って処理を継続する。成立していない場合は(ステップS311;No)、本処理を終了する。
3つ以上のパッチが属するグループがある場合は(ステップS301;Yes)、図22のステップS312に進む。
図22のステップS312では、図21のステップS301で発見した3つ以上のパッチが属するグループにおいて、全てのパッチの誤差範囲が重畳している部分があるか否かを調べる。
全てのパッチの誤差範囲が重畳している部分がある場合は(ステップS312;Yes)、そのグループの細分化が不可能であると判断し、該グループを細分化の対象から外して(ステップS313)、図21のステップS310に戻って処理を継続する。この細分化の対象から外されたグループは、その後、図21のステップS301では、3つ以上のパッチが属するグループとして認識しないようにする。
全てのパッチの誤差範囲が重畳している部分が無い場合は(ステップS312;No)、該グル―プの細分化が可能であると判断し、グループの細分化処理を行い(ステップS314)、図21のステップS310に戻って処理を継続する。
図22のステップS314で行われるグループの細分化処理は2種類あり、そのうちのいずれかが採用される。1つは、図11で説明したグループ中央のパッチを除外する方法でグループを細分化する処理、もう1つは、図12および図13で説明した、重畳する誤差範囲の数が最も少ない誤差範囲に、誤差範囲が重畳しているパッチを除外する方法でグループを細分化する処理である。
図23は、図11で説明した方法で、グループを細分化する処理のフローを示す。まず、図21のステップS301で発見した3つ以上のパッチが属するグループを構成する各パッチにおいて、重畳している誤差範囲の数が最も少ないパッチの1つを特定し、Lab値(Min)として設定する(ステップS401)。
重畳している誤差範囲の数が最も少ないパッチが複数ある場合は、その中の1つのパッチを選択して、Lab値(Min)として設定する。
その後、Lab値(Min)として設定されたパッチと、誤差範囲が重畳するパッチ(Lab値)の中から、他のパッチとの誤差範囲の重畳数が最大のものをいずれのグループにも属さないように、該グループから除外する(ステップS402)。なお、図18のステップ111〜113では、いずれのグループにも属さないように除外されたパッチは情報表現用の領域以外の領域に配列されて測色チャート50が作成する。
グループを2つに細分化することが不可能であれば(ステップS403;No)、ステップS402に戻って処理を継続する。グループを2つに細分化することが可能であれば(ステップS403;Yes)、残ったパッチで再グルーピングを行い(ステップS404)、本処理を終了する。
図24は、図12および図13で説明した方法で、グループを細分化する処理のフローを示す。まず、図21のステップS301で発見した3つ以上のパッチが属するグループを構成する各パッチの、Lab色空間100上での位置を把握したら、該グループの中心部分に最も近いパッチを、Lab値(Cen)として特定する(ステップS501)。
次に、そのLab値(Cen)として特定したパッチを除外したら、残ったパッチで再グルーピングした場合にグループ数が増加するか否かを調べる(ステップS503)。
グループ数が増えない場合は(ステップS503;No)、ステップS501に戻って処理を継続する。ステップS501に戻った場合、残ったパッチで構成されるグループの中心部分に最も近いパッチを、Lab値(Cen)として再度特定する。
グループ数が増える場合は(ステップS503;Yes)、残ったパッチで再グルーピングを行い(ステップS504)、本処理を終了する。
このように、本発明では、測色チャート50を構成する各パッチを、生じ得る色ズレの範囲(誤差範囲)が重なるパッチが同じグループになるようにグルーピングするとともに、属するグループの並び順が印刷を行う装置や印刷日時等の所望の情報を表現するようにパッチの並び順を決定する。そしてその決定した並び順でパッチを並べた測色チャート50を作成する。
測色チャート50を読み取って得た実測値から測色チャート50に埋め込まれた情報を判断する時には、パッチの所属するグループの並び順を認識して、該測色チャート50を印刷した画像形成装置10や、印刷日時等の埋め込まれた情報を特定する。これにより、色ズレによってパッチを誤認識した場合であっても、該パッチの属するグループについては誤認識されないので、パッチの並び順で表現される情報を正確に特定することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、測色器70と画像形成装置10、PC端末40は、それぞれ別体の装置であったが、そのうちから2種類以上を組み合わせた一体の装置であってもよい。
本発明の実施の形態では、誤差範囲は、球体であったが、球体以外の形状の範囲であってもよい。また、本発明の実施の形態では、誤差範囲はユーザが設定可能であったが、例えばΔEの値が固定値であるなど、誤差範囲は予め決められた範囲であってもよい。
7…再現性確認システム
10…画像形成装置
40…PC端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…表示部
47…操作部
48…ネットワークI/F部
50…測色チャート
51…グルーピング部
52…並び順決定部
53…誤差範囲設定部
54…データ作成部
70…測色器
100…Lab色空間
110…表
120…表

Claims (11)

  1. 測色チャートに配列する色の異なる複数のパッチを、色再現性の誤差範囲が重なるパッチ同士が同じグループに属するようにしてグループ分けするグルーピング部と、
    前記グループの並び順で所望の情報が表現されるように前記複数のパッチの並び順を決定する並び順決定部と、
    前記並び順決定部が決定した並び順で前記複数のパッチを配列した測色チャートの印刷データを作成するデータ作成部と、
    を有する
    ことを特徴とする測色チャート作成装置。
  2. 前記誤差範囲は、ユーザが設定可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の測色チャート作成装置。
  3. 前記測色チャートを測色器で測定して得た測色データに基づいて、前記誤差範囲を設定する誤差範囲設定部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の測色チャート作成装置。
  4. 前記グルーピング部は、3個以上のパッチが属する一のグループから一部のパッチをいずれのグループにも属さないパッチとなるように除外して、前記一のグループを複数のグループに細分化し、
    前記並び順決定部は、前記除外したパッチが、前記所望の情報を表現するための前記測色チャート上の情報表現用領域に入らないように前記並び順を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の測色チャート作成装置。
  5. 前記グルーピング部は、前記測色チャートに配列する前記複数のパッチに、他の全てのパッチと前記誤差範囲が重ならない新たなパッチを追加し、前記グループに該新たなパッチの属するグループを追加する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の測色チャート作成装置。
  6. 測色チャートに配列する色の異なる複数のパッチを、色再現性の誤差範囲が重なるパッチ同士が同じグループに属するようにしてグループ分けするグルーピングステップと、
    前記グループの並び順で所望の情報が表現されるように前記複数のパッチの並び順を決定する並び順決定ステップと、
    前記並び順決定ステップで決定した並び順で前記複数のパッチを配列した測色チャートの印刷データを作成するデータ作成ステップと、
    を有する
    ことを特徴とする測色チャート作成方法。
  7. 前記誤差範囲は、ユーザが設定可能である
    ことを特徴とする請求項6に記載の測色チャート作成方法。
  8. 前記測色チャートを測色器で測定して得た測色データに基づいて、前記誤差範囲を設定する誤差範囲設定ステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の測色チャート作成方法。
  9. 前記グルーピングステップでは、3個以上のパッチが属する一のグループから一部のパッチをいずれのグループにも属さないパッチとなるように除外して、前記一のグループを複数のグループに細分化し、
    前記並び順決定ステップでは、前記除外したパッチが、前記所望の情報を表現するための前記測色チャート上の情報表現用領域に入らないように前記並び順を決定する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1つに記載の測色チャート作成方法。
  10. 前記グルーピングステップは、前記測色チャートに配列する前記複数のパッチに、他の全てのパッチと前記誤差範囲が重ならない新たなパッチを追加し、前記グループに該新たなパッチの属するグループを追加する
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1つに記載の測色チャート作成方法。
  11. 情報処理装置に、請求項6乃至10のいずれか1つに記載の測色チャート作成方法を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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