JP2020019206A - 情報処理装置、情報処理システムおよび故障診断方法 - Google Patents
情報処理装置、情報処理システムおよび故障診断方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の全体構成について説明する。
図2は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成について説明する。
図3は、実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図4は、実施形態に係る情報処理システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の機能ブロックの構成、および動作の概要について説明する。
図5は、実施形態に係る情報処理システムの故障診断処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6は、異常画像種限定画面の一例を示す図である。図5および図6(さらに、後述する図7〜図14)を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の故障診断処理の流れについて説明する。
まず、情報処理装置20は、画像形成装置10に対する故障診断について、異常の種類である異常画像種の限定の必要性の有無を選択するように促す。ユーザによる操作部212を介した操作により、異常画像種の限定を選択した場合(ステップS11:Yes)、ステップS12へ遷移し、限定を選択しない場合(ステップS11:No)、ステップS13へ移行する。
ユーザによる操作部212を介した操作により異常画像種の限定が選択された場合、情報処理装置20の表示制御部213は、例えば、図6に示すような異常画像種限定画面を、表示部214に表示させる。ユーザは、異常画像種限定画面を確認し、検知を所望する異常画像種を限定する操作を操作部212を介して行う。情報処理装置20の異常種設定部201は、ユーザによる操作部212を介した操作により限定選択された異常画像種を、ユーザが検知を所望する異常画像種として設定する。例えば、図6に示す異常画像種限定画面において、ユーザは、検知を所望する異常画像種のアイコンをクリックすることによって選択状態にし、「異常画像種を限定」ボタンを押下することによって、異常種設定部201は、選択された異常画像種を設定する。これによって、後述するチャート出力指令部202によって、設定された異常画像種に対応したテストチャートを出力させるための指令が送信され、異常特定部204によって、設定された異常画像種についての異常と目される部分(異常画像部)が特定されることになる。また、このように、ユーザにより異常画像種が限定されることによって、異常について提示する情報の煩雑さを低減することができ、ユーザが望む異常に関する情報のみを表示させることができる。また、異常画像種限定画面において、「異常画像種を限定しない」ボタンが押下された場合、異常種設定部201は、いずれの異常画像種も限定せず、すべての異常画像種を検知するものとして設定する。
情報処理装置20のチャート出力指令部202は、異常種設定部201により設定された異常画像種の異常を検知するためのテストチャートを出力(印刷)させるための指令を、通信部211を介して画像形成装置10へ送信する。画像形成装置10のチャート出力指令取得部101は、異常画像を検知するためのテストチャートを出力(印刷)するための指令を、情報処理装置20から通信部111を介して取得する。そして、画像形成装置10の画像形成部116は、チャート出力指令取得部101により取得された当該指令に従って、異常種設定部201により設定された異常画像種の異常を検知するためのテストチャートを印刷出力する。このように、異常画像種に応じたテストチャートを用いることによって、異常の検知(異常画像部の特定)がしやすくなる。なお、テストチャートは、異常画像種に対応したチャートであることに限定されるものではなく、固定のテストチャート(例えば、いずれの異常画像種にも対応したテストチャート)であってもよい。そして、ステップS14へ移行する。
画像形成装置10のスキャナ部117は、画像形成部116により印刷出力されたテストチャートを画像データ(スキャン画像データ)として読み取る(スキャンする)。具体的には、例えば、ユーザによって、画像形成部116により印刷出力されたテストチャートがコンタクトガラスに載置され、ユーザによる操作部112を介した操作によって、スキャナ部117がテストチャートの読取り動作を行うものとすればよい。または、情報処理装置20からのスキャン動作指令に従って、スキャナ部117による読取り動作が実行されるものとしてもよい。また、スキャナ部117は、画像形成部116によって印刷出力される用紙の搬送経路の後段に設置されるものとし、テストチャートが印刷出力された用紙を当該搬送経路上でそのまま読取り動作を行う構成であってもよい。そして、ステップS15へ移行する。
画像形成装置10の検知対象データ送信部102は、スキャナ部117によりテストチャートを読み取ったスキャン画像データ、および、画像形成装置10のコンディションデータを検知対象データとして、通信部111を介して情報処理装置20へ送信する。具体的な画像形成装置10と情報処理装置20との間での検知対象データの送受信の方法としては、スキャナ部117により読み取られた画像データを指定のアドレスに電子メールで送信する「スキャンtoメール」の機能に基づく方法、または、情報処理装置20側で有するアプリケーション(検知対象データ取得部203の機能を含む)の機能により、画像形成装置10側で読み取られた画像データを受信する方法、等が挙げられる。
図7は、実施形態に係る情報処理システムの故障診断処理のうち異常画像の検知処理(目視検視)の流れの一例を示すフローチャートである。図8は、実施形態に係る情報処理システムの故障診断処理のうち異常画像の検知処理(自動検知)の流れの一例を示すフローチャートである。図7および図8を参照しながら、上述の図5のステップS16での異常画像の検知処理の詳細について説明する。
情報処理装置20の異常特定部204は、表示部214に表示されたスキャン画像データにおいて、異常種設定部201により設定された異常画像種ごとに、ユーザによる操作部212を介した操作(ドラッグ操作等)により選択された領域を、異常画像部として特定する。異常特定部204は、特定した異常画像部の情報(スキャン画像データにおける座標情報等)を、記憶部215に記憶させる。そして、ステップS162へ移行する。
ユーザは、特定された異常画像部の情報(RGB画素値、縦横の幅等)を確認し、当該情報を基に、操作部212を介して特徴量を入力する。情報処理装置20の特徴量設定部205は、ユーザによる操作部212を介した操作により入力された特徴量を、異常画像部における特徴量として設定する。特徴量設定部205は、設定した特徴量を、異常画像部に関連付けて、記憶部215に記憶させる。そして、ステップS163へ移行する。
ユーザは、1つの異常画像部の選択および特徴量の入力を終了した後、他の異常画像部の選択および特徴量の入力を行う場合(ステップS163:No)、ステップS161へ戻り、すべての異常画像部の選択および特徴量の入力が終了した場合(ステップS163:Yes)、目視検知による異常画像の検知処理を終了する。
情報処理装置20の異常特定部204は、スキャン画像データにおいて、異常種設定部201により設定された異常画像種ごとに異常が発生していると目される部分を、異常画像部として自動で特定する。異常特定部204は、特定した異常画像部の情報(スキャン画像データにおける座標情報等)を、記憶部215に記憶させる。そして、ステップS162aへ移行する。
情報処理装置20の特徴量設定部205は、異常特定部204により特定された異常画像部の情報に基づいて特徴量を算出し、算出した特徴量を当該異常画像部における特徴量として設定する。特徴量設定部205は、設定した特徴量を、異常画像部に関連付けて、記憶部215に記憶させる。以上で、自動検知による異常画像の検知処理を終了する。
図9は、実施形態に係る情報処理システムの故障診断処理のうち限度見本比較処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10は、限度見本比較画面の一例を示す図である。図9および図10を参照しながら、上述の図5のステップS17での限度見本比較処理の詳細について説明する。
情報処理装置20の限度見本特定部206は、特徴量設定部205により設定された特徴量に対応する異常画像種を特定し、当該異常画像種に対応する、異常の度合いを段階的に示す限度見本の画像データを特定する。限度見本特定部206は、特定した限度見本の画像データ、および当該画像データの特徴量を記憶部215から読み出す。そして、表示制御部213は、図10に示すように、表示部214に表示した限度見本比較画面において、スキャン画像データを表示させると共に、限度見本特定部206により読み出された限度見本の画像データを表示させる。このように、実画像であるスキャン画像データと共に、限度見本の画像データを表示させ、さらに、異常の度合いを段階的に示す限度見本の画像データを表示させるにことによって、ユーザ(またはカスタマエンジニア)は、後述する異常画像部の許容の可否の判断を行いやすくなる。この場合、段階的な異常の度合いを示す限度見本の画像データのランクごとに、評価としてのOK/NGが割り当てられており、表示制御部213は、どの限度見本の画像データがOKなのかNGなのかが明確となるように表示する。図10に示す限度見本比較画面の例では、「あいうえお」という文字を含む限度見本画像データとして、ランク1〜5(No.1〜No.5)の異常の度合いを段階的に示す画像データが表示されている。また、段階的な異常の度合いを示す限度見本の画像データのうち、ランク1および2の画像データは、評価がNGであることが示され、ランク3〜5の画像データは、評価がOKであることが示されている。そして、ステップS173の終了に合わせて、ステップS174へ移行する。
ステップS171の処理と並列して、情報処理装置20の判定部207は、実画像であるスキャン画像データが、異常画像部の特徴量に基づいて、限度見本特定部206により特定された、異常の度合いを段階的に示す限度見本の画像データのうちどの段階(ランク)の画像データに近いかを判定する。そして、表示制御部213は、図10に示すように、表示部214に表示した限度見本比較画面において、限度見本画像データと比較がしやすいように実画像であるスキャン画像データを表示させると共に、当該スキャン画像データがどのランクの限度見本の画像データに近いかを示す情報を表示させる。図10に示す限度見本比較画面の例では、表示制御部213は、スキャン画像データがどのランクの限度見本の画像データに近いかを示す情報として「最も近い限度見本:3」と表示させている。
ステップS171における限度見本の画像データの表示、およびステップS172におけるスキャン画像データに近いランクの表示等によって、ユーザは、スキャン画像データの異常画像部の印刷状態について許容できるか否かを判断することになる。この判断のための補助的な情報を表示するために、判定部207は、さらに、スキャン画像データの異常画像部が許容されることを推奨するか、許容されないことを推奨するかの判定を行う。具体的には、判定部207は、スキャン画像データが、評価がOKの限度見本の画像データに近い場合、許容されることを推奨するものと判定し、評価がNGの限度見本の画像データに近い場合、許容されないことを推奨するものと判定する。そして、表示制御部213は、判定部207の判定結果に基づいて、上述の補助的な情報として、スキャン画像データの異常画像部が許容されるべきか、または、許容されないべきかを推奨する表示を行う。図10に示す限度見本比較画面の例では、判定部207によりスキャン画像データが許容されることを推奨すると判定された場合を示し、表示制御部213により「許容できる」ボタンにオーバーラップして「推奨」マークが表示されている。これによって、ユーザ(またはカスタマエンジニア)は、推奨の表示を参考にすることができるので、画像評価に慣れていない場合においても、画像異常部の許容の可否の判断がしやすくなる。そして、ステップS171の終了に合わせて、ステップS174へ移行する。
ユーザは、ステップS171〜S173で表示された内容に基づいて、スキャン画像データの異常画像部の印刷状態について許容できるか否かを選択する。具体的には、ユーザは、限度見本比較画面において、スキャン画像データの異常画像部の印刷状態が許容できるものと判断した場合、「許容できる」ボタンを押下する。この場合、当該異常画像部について対処する作業はないものとされる。一方、ユーザは、スキャン画像データの異常画像部の印刷状態が許容できないものと判断した場合、「許容できない」ボタンを押下する。この場合、ユーザは、当該異常画像部について、異常の原因およびその対象方法を確認し、実際の対処を行うことになる。情報処理装置20の許容確認部208は、ユーザによる操作部212を介した許容の可否の選択操作の結果により、実画像であるスキャン画像データの異常画像部の印刷状態が許容できるか否かを確認する。許容確認部208は、記憶部215に記憶されている異常画像部の情報に関連付けて、当該異常画像部の許容の可否の情報を記憶させる。そして、ステップS175へ移行する。なお、ボタンの表記は「許容できる」、「許容できない」に限定されず、同趣旨の表記であればいずれでもよい。例えば、「対処しない」、「対処する」、または、「OK」、「NG」等の表記であってもよい。
限度見本比較画面において、ユーザにより「許容できる」ボタン、または「許容できない」ボタンが押下された場合、表示制御部213は、図10に示すように、他の異常画像部の比較を行うためのボタン、および、比較を終了するかを選択するためのボタンを表示させる。ユーザにより、続けて他の異常画像部の比較を行うために「次の異常画像の比較へ」ボタンが押下された場合(ステップS175:No)、ステップS171およびステップS172へ戻る。一方、ユーザにより、すべての異常画像部の限度見本との比較を終了するため「確認を終了する」ボタンが押下された場合(ステップS175:Yes)、限度見本比較処理を終了する。
ステップS17において、許容確認部208によりすべての異常画像部について印刷状態が許容できると確認されている場合(ステップS18:Yes)、故障診断処理を終了し、いずれかの異常画像部について印刷状態が許容できないことが確認されている場合(ステップS18:No)、ステップS19へ移行する。
図11は、実施形態に係る情報処理システムの故障診断処理のうち診断結果表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12は、判断結果表示画面の一例を示す図である。図13は、原因部の詳細表示のダイアログボックスの一例を示す図である。図14は、対処方法の詳細表示のダイアログボックスの一例を示す図である。図11〜図14を参照しながら、上述の図5のステップS19での診断結果表示処理の詳細について説明する。
情報処理装置20の色分け制御部209は、許容確認部208により許容されないものとして確認されたスキャン画像データにおける異常画像部を、原因部別にマーカ等で色分け表示するように、表示制御部213に指示する。表示制御部213は、色分け制御部209からの指示を受けて、表示部214に表示された診断結果表示画面において、スキャン画像データ上において、異常画像部ごとに、原因部別にマーカ等で色分け表示させる。
情報処理装置20の診断結果制御部210は、検知対象データ取得部203により取得されたコンディションデータ、および、特徴量設定部205により設定された特徴量等に基づいて、異常画像部ごと(異常画像種および異常の原因部分(原因部)ごと)に対応する対処方法をリスト表示するように、表示制御部213に指示する。表示制御部213は、診断結果制御部210からの指示を受けて、表示部214に表示された診断結果表示画面において、上述の対処方法のリスト表示を行う。これによって、異常画像部が視覚的に分かりやすく、異常の原因および対処方法との関連付けがしやすくなる。また、コンディションデータおよび特徴量等から異常画像部の対処方法を導出しているので、異常画像部に対する対処として精度の高い方法を選択することができる。
ユーザは、診断結果表示画面に表示されている異常画像部と、対処方法のリストとを確認し、異常画像部の原因部、またはその対処方法の詳細情報の表示の要否を判断する。原因部または対処方法の詳細情報の表示を行う場合(ステップS193:Yes)、ステップS194へ移行し、詳細情報の表示を行わない場合(ステップS193:No)、診断結果表示処理を終了する。
ユーザは、診断結果表示画面において異常画像部を確認し、着目した異常画像部の原因部の詳細を確認したい場合、当該原因部の表示近傍に配置された「詳細」ボタンを、操作部212を介してクリック操作する。診断結果制御部210は、クリック操作された「詳細」ボタンに対応する原因部の詳細情報を示す画面を表示するように、表示制御部213に指示する。表示制御部213は、診断結果制御部210からの指示を受けて、当該原因部の詳細情報を示す画面を表示部214に表示させる。
ユーザ(またはカスタマーエンジニア)は、表示された異常画像部に対応する原因部の原因の対処方法の詳細情報(診断結果)に従って、対処(処置)を行う。以上により、情報処理システム1の故障診断処理を終了する。
2 ネットワーク
10、10a、10b 画像形成装置
20 情報処理装置
30 サーバ
101 チャート出力指令取得部
102 検知対象データ送信部
111 通信部
112 操作部
113 表示制御部
114 表示部
115 記憶部
116 画像形成部
117 スキャナ部
201 異常種設定部
202 チャート出力指令部
203 検知対象データ取得部
204 異常特定部
205 特徴量設定部
206 限度見本特定部
207 判定部
208 許容確認部
209 色分け制御部
210 診断結果制御部
211 通信部
212 操作部
213 表示制御部
214 表示部
215 記憶部
501 コントローラ
501a CPU
501b メモリ
502 操作表示部
503 スキャナ部
504 画像処理部
505 プリンタ部
506 ファックスI/F
507 通信I/F
601 CPU
602 主記憶装置
603 入力装置
604 出力装置
605 補助記憶装置
606 通信I/F
609 バス
Claims (17)
- 画像形成装置で画像形成された画像形成物を画像読取装置で読み込んだ画像データである対象画像データの異常部分である1以上の異常画像部を特定する異常特定部と、
前記異常画像部の異常の種類である異常画像種に対応した限度見本の画像データを特定する限度見本特定部と、
前記対象画像データを、前記限度見本特定部により特定された前記限度見本の画像データと共に表示部に表示させる表示制御部と、
操作部に対する操作入力に従って、前記異常画像部が許容されるか否かをそれぞれ確認する許容確認部と、
前記許容確認部により許容されないと確認された前記異常画像部と、該異常画像部の異常に対する対処方法と、を前記表示部に表示させる結果表示制御部と、
を備えた情報処理装置。 - 前記異常特定部により特定された前記異常画像部の情報に基づいて特徴量を算出して設定する特徴量設定部を、さらに備えた請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記異常特定部は、前記操作部に対する操作入力により選択された前記対象画像データ上の領域を前記異常画像部として特定し、
前記操作部に対する操作入力によって前記異常画像部の特徴量として入力されたものを該異常画像部の特徴量として設定する特徴量設定部を、さらに備えた請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記限度見本特定部は、異常の度合いを段階的にランク分けをした態様で前記限度見本の画像データを特定し、
前記表示制御部は、前記ランク分けをした前記限度見本の画像データをそれぞれ前記表示部に表示させる請求項2または3に記載の情報処理装置。 - 前記対象画像データが、前記異常画像部の前記特徴量に基づいて、どのランクの前記限度見本の画像データに近いのかについての判定、または、どのランクとどのランクの前記限度見本の画像データの間に相当するのかについての判定のうち少なくともいずれかの判定を行う判定部を、さらに備え、
前記表示制御部は、前記判定部の結果を前記表示部に表示させる請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記対象画像データの前記異常画像部が許容されるべきか、または、許容されないべきかを推奨する旨を前記表示部に表示させる請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記結果表示制御部は、
前記対象画像データにおける前記各異常画像部を、原因部ごと、原因ごと、前記異常画像部ごと、または、異常の種類ごとの少なくともいずれかによって色分け表示する色分け制御部と、
前記異常画像部ごとに対応する前記対処方法をリスト表示する診断結果制御部と、
を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記画像形成装置のコンディションデータを取得する取得部を、さらに備え、
前記診断結果制御部は、前記コンディションデータ、および、前記異常画像部の特徴量に基づいて、前記異常画像部ごとに、少なくとも異常の原因部、および前記対処方法をリスト表示する請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記診断結果制御部は、前記対処方法として、対応する前記異常画像部の原因部について部品情報、対処時間、および対処手順を表示する請求項7または8に記載の情報処理装置。
- 前記診断結果制御部は、表示する前記対処方法のリストに、該対処方法に対応する前記異常画像部について前記色分け制御部により色分け表示された色の情報を含ませる請求項7〜9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記異常特定部が前記対象画像データにおいて特定するための前記異常画像部の異常の種類である異常画像種を、前記操作部に対する操作入力に従って設定する異常種設定部を、さらに備え、
前記異常特定部は、前記対象画像データにおいて前記異常画像種ごとに前記異常画像部を特定する請求項7〜10のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記異常種設定部は、前記異常画像種を設定すると共に、該異常画像種ごとの優先順位を設定し、
前記診断結果制御部は、前記優先順位に従って、前記異常画像部ごとに対応する前記対処方法をリスト表示する請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記診断結果制御部は、前記異常画像部の前記原因部について前回異常が発生してからの時間、前記画像形成装置のコンディションデータ、および、前記原因部の部品の寿命のうち少なくともいずれか1つに基づく重要度の順に、前記異常画像部ごとに対応する前記対処方法をリスト表示する請求項7〜10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記異常特定部は、特定の異常画像種に対応した前記画像形成物に基づく前記対象画像データから、該異常画像種に対応する前記異常画像部を特定する請求項1〜13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記画像形成装置により実現される請求項1〜14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 画像形成を行う画像形成装置と、前記画像形成装置の故障診断を行う情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、
前記画像形成装置は、
所定のチャートを画像形成して画像形成物を出力する画像形成部と、
前記画像形成物を画像読取装置で読み込んだ画像データである対象画像データを前記情報処理装置に送信する送信部と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記送信部から受け取った前記対象画像データの異常部分である1以上の異常画像部を特定する異常特定部と、
前記異常画像部の異常の種類である異常画像種に対応した限度見本の画像データを特定する限度見本特定部と、
前記対象画像データを、前記限度見本特定部により特定された前記限度見本の画像データと共に表示部に表示させる表示制御部と、
操作部に対する操作入力に従って、前記異常画像部が許容されるか否かをそれぞれ確認する許容確認部と、
前記許容確認部により許容されないと確認された前記異常画像部と、該異常画像部の異常に対する対処方法と、を前記表示部に表示させる結果表示制御部と、
を備えた情報処理システム。 - 画像形成装置で画像形成された画像形成物を画像読取装置で読み込んだ画像データである対象画像データの異常部分である1以上の異常画像部を特定する異常特定ステップと、
前記異常画像部の異常の種類である異常画像種に対応した限度見本の画像データを特定する限度見本特定ステップと、
前記対象画像データを、特定した前記限度見本の画像データと共に表示部に表示させる表示制御ステップと、
操作部に対する操作入力に従って、前記異常画像部が許容されるか否かをそれぞれ確認する許容確認ステップと、
許容されないと確認した前記異常画像部と、該異常画像部の異常に対する対処方法と、を前記表示部に表示させる結果表示制御ステップと、
を有する故障診断方法。
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