JP2001320592A - プリンタプロファイル作成装置とプリンタプロファイル作成方法 - Google Patents

プリンタプロファイル作成装置とプリンタプロファイル作成方法

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JP2001320592A
JP2001320592A JP2000135038A JP2000135038A JP2001320592A JP 2001320592 A JP2001320592 A JP 2001320592A JP 2000135038 A JP2000135038 A JP 2000135038A JP 2000135038 A JP2000135038 A JP 2000135038A JP 2001320592 A JP2001320592 A JP 2001320592A
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colorimetric
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JP2000135038A
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Kimitaka Murashita
君孝 村下
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタの印刷色特性のばらつきを低減するプ
リンタプロファイルを作成することを目的とする。 【解決手段】印刷色特性の測定用パッチと所定位置に配
置された複数の同色の補正用パッチとからなる色票デー
タを保持する色票データ保持手段と、プロファイル作成
対象のプリンタに色票データを出力する色票データ出力
手段と、出力された色票データの測色された結果を入力
する測色値入力手段と、入力された補正用パッチの測色
値のばらつき度合いを算出するばらつき算出手段と、算
出されたばらつき度合いに基き、測定用パッチの測色結
果を補正する測色値補正手段と、補正された測色値と色
票データのカラー値とを基にプリンタのプロファイルを
作成するプリンタプロファイル作成手段とを備えたこと
を特徴とするプリンタプロファイル作成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの印刷色
特性を定義するプロファイルを作成するプリンタプロフ
ァイル作成装置とプリンタプロファイル作成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高機能パソコンの普及やスキャナ、カラ
ープリンタなどの画像入出力機器の低価格化により、個
人でカラー画像を扱う機会が増えてきた。個人でカラー
画像を扱えるようになるにつれ、色の再現性が問題にな
る。原画像とディスプレイの表示画像、あるいはプリン
タの印刷画像など、それぞれの画像の色を同じように再
現できないという問題である。これは、異なる入出力機
器では、発色機構や色再現域などの色特性が異なるため
である。
【0003】図21にカラーマネージメントシステムの
説明図を示す。
【0004】カラーマネージメントシステム(以下、C
MSと呼ぶ)は、異なる入出力装置の色の見え方を合わ
せる技術である。CMSを用いることで、スキャナで読
み込んだ画像とディスプレイに表示した画像、さらにプ
リンタに出力した画像のそれぞれの見え方を一致させ、
画像に対する違和感をユーザに感じさせないシステムを
構築できる。
【0005】このため、例えばプリンタとディスプレイ
の色を合わせるためには、共通色信号L* a* b* を使
用する。
【0006】共通色信号L* a* b* は、CIE(国際
照明委員会)が推奨しているほぼ均等な色空間である。
【0007】L* 値は明るさを示し、a* b* 値は、色
相を表し、a* b* 値がともに0の場合には無彩色とな
り、a* がプラスの方向になるほど赤みが強くなり、マ
イナスの方向になるほど緑みが強くなる。またb* 値が
プラスの方向になるほど黄みが強くなり、マイナスの方
向になるほど青みが強くなる。
【0008】L* a* b* 値をもとに、各入出力機器の
特性を折りこんだ色変換表であるLUT(ルックアップ
テーブル−L* a* b* 値とRGB値との間を色変換す
るための対応表)を作成し、ICC(International Co
lor Consortium:国際色彩コンソーシアム)が定めてい
るプロファイル書式をもとに、プロファイルを作成す
る。
【0009】例えば、ディスプレイに表示しているデー
タのハードコピーをプリンタに印刷するときには、ま
ず、ディスプレイプロファイルを用いて、ディスプレイ
の画像データのR”G”B”値から、共通色信号のL*
a* b* 値に色変換する。
【0010】次に、プリンタプロファイルを用いて、L
* a* b* 値からR’G’B’値に色変換する。そし
て、プリンタドライバにより、R’G’B’値をCMY
(K)値に変換してプリンタに出力することで、ディス
プレイとプリンタの色の見え方を合わせることが出来
る。
【0011】図22に、従来のプリンタプロファイル作
成装置の構成図と処理の流れ図を示す。
【0012】プリンタプロファイル作成システムは、プ
リンタプロファイル作成装置1とプリンタ21と印刷色
を測定する測色器22とからなる。
【0013】プリンタプロファイル作成装置1は、測色
制御部2、色票データ保持部3、データ出力部4、測色
値入力部5、プロファイル処理部8、プロファイル保持
部9からなる。
【0014】まず、測色制御部2は、色票データ(例え
ば基準となる各カラーのRGB色を示す複数の矩形型の
測定用パッチから構成されるデータの集まり)を色票デ
ータ保持部3から取得し、データ出力部4を経由してプ
リンタ21に出力して印刷する(S111 ステッフ゜) 。
【0015】次に、印刷結果を測色器22で各測定用パ
ッチを測色する。
【0016】そして測色制御部2は、測色により得られ
た測色値(L* a* b* 値)を測色値入力部5から取得
し(S112 ステッフ゜) 、その値と色票データのデータ値(例
えばRGB値)をプロファイル処理部8に渡す。プロフ
ァイル処理部8は、それらの値からLUTを生成し、I
CCが定めているプロファイル書式を生成し、プロファ
イル保持部9に格納する(S113 ステッフ゜) 。
【0017】プロファイルを作成する際、RGB値から
L* a* b* 値への変換LUTと、L* a* b* 値から
RGB値への変換LUTの両方を生成している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリンタの印
刷色特性を測定する際には、プリンタの印刷結果のばら
つきの問題がある。
【0019】プリンタの印刷結果のばらつきとして、
面内ばらつき、面間ばらつき、経時変化などがあ
る。
【0020】同じプリンタであっても、常に同じ条件で
印刷されるわけではない。トナーのむら、定着器の温度
変化、気温、湿度など外的環境の変化、トナーや転写ド
ラムの経時劣化などの影響により、同じ紙に印刷された
色であっても印刷位置によって色が変わってしまったり
(面内ばらつき)、用紙間で色が変わってしまったりす
る(面間ばらつき)。
【0021】また、同じ画像を印刷したものであっても
印刷時期によって色が変わってしまう(経時変化)など
が生じる。
【0022】プリンタの印刷色特性を正確に、かつ効率
良く測定するためには、印刷結果のばらつきなどをでき
る限り低減させなければならない。
【0023】本発明は、プリンタの印刷結果のばらつき
を低減するプリンタプロファイルを作成することを目的
とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るプリンタ
プロファイル作成装置は、印刷色特性を測定するための
複数の測定用パッチと所定位置に配置された複数の同色
の補正用パッチとからなる色票データを保持する色票デ
ータ保持手段と、プロファイル作成対象のプリンタに色
票データを出力する色票データ出力手段と、出力された
色票データの測色された結果を入力する測色値入力手段
と、入力された補正用パッチの測色値のばらつき度合い
を算出するばらつき算出手段と、算出されたばらつき度
合いに基き、測定用パッチの測色結果を補正する測色値
補正手段と、補正された測色値と色票データのカラー値
とを基にプリンタのプロファイルを作成するプリンタプ
ロファイル作成手段とを備えている。
【0025】この構成により、補正用パッチの印刷結果
のばらつき(例えば、補正用パッチの測色値の平均値と
各補正パッチとの色差)から各測定用パッチの補正係数
を求める。補正係数は、例えば、測定用パッチと補正用
パッチとの距離を補正用パッチのばらつきで重みづけす
ることが求める。
【0026】そして、その補正係数を用いて、測定パッ
チの測色値を補正することで、測色結果が平均化し、印
刷結果のばらつきを低減できる。
【0027】又、請求項2に係るプリンタプロファイル
作成装置は、複数の領域に色構成が同一の複数の測定用
パッチが配置された色票データを保持する色票データ保
持手段と、プロファイル作成対象のプリンタに色票デー
タを出力する色票データ出力手段と、出力された色票デ
ータの測色された結果を入力する測色値入力手段と、入
力された複数の領域の同一色の測色値の平均を算出する
測色値算出手段と、算出された測色値と色票データのカ
ラー値とを基に、プリンタのプロファイルを作成するプ
リンタプロファイル作成手段とを備えている。
【0028】この構成により、色票データを複数の領域
に分け、各領域に同一の構成の測定パッチ群を配置する
ことで、同一色の各領域での測色値を得ることが出来
る。そして、印刷によりばらついた各領域の同一色の測
色値の平均化した測色値を得ることで、各色のばらつき
を低減することが出来る。
【0029】又、請求項3に係るプリンタプロファイル
作成装置の測色値算出手段は、複数の同一色の測定用パ
ッチの測色値の平均値を算出する平均値第1算出手段
と、算出した平均値と個々の測色値との差が予め定めた
閾値以上の測色値か否かを判定する測色値判定手段と、
判定した結果、差が予め定めた閾値以上の測色値を除い
て測色値の平均値を算出する平均値第2算出手段とを備
えている。
【0030】この構成により、測色値が閾値より大きい
ものは、印刷上のゴミと見るため、そのゴミのデータを
除去することで、印刷結果の色のばらつきを低減するこ
とが出来る。
【0031】また、請求項4記載のプリンタプロファイ
ル作成方法は、印刷色特性を測定するための複数の測定
用パッチと所定位置に配置された複数の同色の補正用パ
ッチとからなる色票データを保持する色票データ保持ス
テップと、プロファイル作成対象のプリンタに色票デー
タを出力する色票データ出力ステップと、出力された色
票データの測色された結果を入力する測色値入力ステッ
プと、入力された補正用パッチの測色値のばらつき度合
いを算出するばらつき算出ステップと、算出されたばら
つき度合いに基き、測定用パッチの測色結果を補正する
測色値補正ステップと、補正された測色値と色票データ
のカラー値とを基にプリンタのプロファイルを作成する
プリンタプロファイル作成ステップとを備えている。
【0032】また、請求項5記載のプリンタプロファイ
ル作成方法は、複数の領域に色構成が同一の複数の測定
用パッチが配置された色票データを保持する色票データ
保持ステップと、プロファイル作成対象のプリンタに色
票データを出力する色票データ出力ステップと、出力さ
れた色票データの測色された結果を入力する測色値入力
ステップと、入力された複数の領域の同一色の測色値の
平均を算出する測色値算出ステップと、算出された測色
値と色票データのカラー値とを基に、プリンタのプロフ
ァイルを作成するプリンタプロファイル作成ステップと
を備えている。
【0033】
【発明の実施の形態】図1に実施例のプリンタプロファ
イル作成装置とプリンタの構成図を示す。
【0034】プリンタプロファイル作成システムは、プ
リンタプロファイル作成装置1とプリンタ21と印刷色
を測定する測色器22とから構成される。
【0035】プリンタプロファイル作成装置1は、プロ
ファイル作成の全体的な制御を行う測色制御部2、色票
データを保存する色票データ保持部3、色票データをプ
リンタ21に出力するデータ出力部4、測色器22で測
色された結果を入力する測色値入力部5、測色値入力部
5で入力された測色値を保存する測色値保持部11、測
定ミスの有無をチェックする測定ミス確認処理部6、取
得した測色値の補正を行う測色補正部7、測色値からプ
ロファイルを生成するプロファイル処理部8、生成した
プロファイルを保存するプロファイル保持部9、測定ミ
スを操作者に通知する警告表示部10とからなる。
【0036】プリンタによっては、定着器の温度変化や
トナーのむらなどによって同じ色を印刷した場合でも、
印刷位置によって差が生じることがある。
【0037】図2にプリンタ印刷面の面内ばらつきを示
す。
【0038】これは、同一色を印刷したときの色の差
(色差)の例である。
【0039】このプリンタの場合、左から右へ移るにつ
れて色差がしだいに大きくなっている。このような面内
ばらつきによる測定誤差を除去する方法として色票デー
タ内にばらつきを補正するための補正用パッチを加えた
色票データを用いる。
【0040】図3に色票データの構成例の説明図を示
す。。
【0041】例えば、図3(1) に示すような色票データ
の中に色特性を測定するための測定用パッチとばらつき
を補正するための補正用パッチを配置した色票データを
印刷して測定する。
【0042】そして測定用パッチの測色値を補正用パッ
チの測色値で補正する。
【0043】例えば、図3(1) の5ケ所の補正用パッチ
の測色値の平均値と各補正用パッチとの差を求める。そ
して、その差が+3、一1、+2、0、+2であったと
き、図3(2) に示すように、例えば補正用パッチの周辺
の測定用パッチの測定値を両者の距離に重み係数として
補正することで面内ばらつきによる影響を除去した測定
値を得ることができる。なお、本方式は同じ紙に印刷し
た場合の面内ばらつきだけでなく、異なる紙に印刷した
場合の面間ばらつきの影響とをそれぞれ除去できる。
【0044】また、補正用パッチが色票データ内に多い
ほど、面内ばらつきによる影響を除去できる割合が多く
なる。面内ばらつきはプリンタに依存するため、面内ば
らつきが小さいプリンタでは、補正用パッチの数は少な
くて良いし、逆に、面内ばらつきが大きいプリンタは補
正用パッチを多く測定する必要である。
【0045】そのため、全体の測色前に補正用パッチを
いくつか測色し、その測色値のばらつき度合い(例えば
分散や標準偏差などの値)からプリンタの面内ばらつき
の程度を推定し、該プリンタの面内ばらつき低減に必要
な補正用パッチの測色数を決定する。
【0046】この結果、プリンタの面内ばらつきに応じ
た適切な測色数でプリンタ特性を把握することができ
る。
【0047】図4にプロファイル作成処理1の流れ図を
示す。
【0048】測色制御部2は、色票データ保持部3から
色票データを取得し、データ出力部4経由で、印刷色特
性を測定するプリンタ21に色票データを出力する(S1
1 ステップ)。
【0049】次に測色器22で、色票データ内の予め定
めたn個の補正用パッチの測色が行われるので、その結
果を測色制御部2が測色値入力部5を経由して取得する
(S12 ステップ)。
【0050】次に測色補正部7は、測色制御部2が取得
した測色値の分散を算出し(S13 ステップ)、分散の値
に応じて補正用パッチの測色数と位置を決定する(S14
ステップ)。
【0051】決定された補正用パッチと全測定用パッチ
が引き続き測色器22で測色されるので、その結果を測
色制御部2が測色値入力部5から取得する。(S15 ステ
ップ)。
【0052】次に測色補正部7は、補正用パッチの測色
結果から平均値をもとめ、平均値と各補正用パッチとの
差を算出し(S16 ステップ)、そして求めた補正用パッ
チの差を元に、色票データ内の全測定用パッチの測色値
を補正する補正係数を算出(S17 ステップ)する。
【0053】次に測色補正部7は、測定用パッチの測色
値を補正係数に従い補正する(S18ステップ)。
【0054】そしてプロファイル処理部8は、補正され
た測色値と入力の色票データのRGB値との対応関係の
LUTを作成し、そのLUTをもとに、ICCプロファ
イルを作成し、そのプロファイルをプロファイル保持部
9に保存する。(S19 ステップ)次に、補正用パッチの
周辺の測定用パッチの測定値を変換するアルゴリズムの
例について説明を行う。
【0055】例えば,補正パッチと測定パッチとの距離
を重み係数にして測定パッチの補正値を算出する。
【0056】図5に測定値変換処理の流れ図を示す。
【0057】まず、初期化して、全測定ハ゜ッチ の補正値S
[i,j]=0とする。(S21 ステッフ゜)。
【0058】次にまず補正ハ゜ッチ からの距離n=1 、k=補
正ハ゜ッチ の補正値とする(S22 ステッフ゜)。 そして補正ハ゜
ッチ からの距離nの測定ハ゜ッチ の補正値を算出する。
【0059】算出方法は、次のように行う。S[i,j]=0の
ときは、S[i,j]=kとする。S[i,j]とk が同一符号のとき
は、S[i,j]とk で絶対値の大きい値とする。S[i,j]とk
が異符号のとき、S[i,j]=S[i,j] +k とする(S23 ステッフ
゜)。次に、n=n+1とし、k>0 ならk=k −1 とし、k<0
ならk=k +1 とする(S24 ステッフ゜)。
【0060】次に、k=0か否かをチェックする。(S25
ステッフ゜) k=0 でなければ、S23 ステッフ゜に戻る。
【0061】k=0 なら、全補正パッチ終了か否かをチェ
ック(S26 ステッフ゜)し、未終了なら、次の補正パッチを決
め(S27 ステッフ゜)、S22 ステッフ゜に戻る。
【0062】図6に測定値変換処理の説明図1を示す。
【0063】図6(a) に初期化時の補正値(補正値s[i,
j]=0)を示す。初期化として,全測定用パッチの補正値
を0 にする。このとき、補正パッチの補正値はそのまま
とする。
【0064】図6(b) に第1補正パッチ(例えば左上の
+3のパッチ)の処理を示す。
【0065】補正パッチを用いて周囲パッチの補正値を
決定する。まず,補正パッチから距離n=1 にあるパッチ
をk=+3で補正する。今は全て"0" なので,s[i,j]=+3 を
割り当てる。このとき,斜め方向に位置するパッチであ
っても,距離n=1 とみなす。
【0066】図6(c) に第1補正パッチのn=2 の処理を
示す。
【0067】k=+2のため、補正パッチより距離n=2 の位
置のパッチの補正値としてs[i,j]=+2 を割り当てる。こ
のとき,中央の補正用パッチが補正する領域と重なるが
補正用パッチの補正値は変更しない。
【0068】図7に測定値変換処理の説明図2を示す。
【0069】図7(d) に第1補正パッチのn=3 の処理を
示す。
【0070】まず、k=+1としてs[i,j]=+1 を割り当て
る。次のn=4 ではk=0 となるため第1補正パッチによる
補正処理はここで終了する。
【0071】図7(e) に第2補正パッチ(右上の-1のパ
ッチ)のn=1 の処理を示す。第2の補正パッチから距離
n=1 のパッチの補正値をk=-1とする。s[i,j]=-1 とな
る。このとき,第1の補正パッチによる補正値+1が格納
されている領域がある。ここでは,格納値と補正値が異
符号であるため,加算処理を行う。
【0072】n=2 では、k<0 のため、k=-1+1=0となるた
め第2補正パッチによる補正処理はここで終了する。
【0073】図7(f) に第3補正パッチ(中央の+2のハ゜
ッチ )の処理を示す。n=1 では、s[i,j]=+2 とするが、
同じ符号のものは、絶対値の大きい方にする。n=2 で
は、k=+1のため、s[i,j]=+1 とするが、同じ符号のもの
は、絶対値の大き方にする。n=3 では、k=0 のため、終
了となる。
【0074】図8に測定値変換処理の説明図3を示す。
【0075】図8(g) に第4補正パッチ(左下の0 のハ゜
ッチ ) k=0 なので補正は無し。
【0076】図8(h) に第5補正パッチ(右下の+2のパ
ッチ) n=1 では、s[i,j]=+2 とするが、同じ符号のものは、絶
対値の大きい方にする。n=2 では、k=1 のため、s[i,j]
=+1 とするが、同じ符号のものは、絶対値の大きい方に
する。n=3 では、k=0 のため、終了となる。
【0077】これらの結果が、全補正結果となる。
【0078】次に、プロファイルの作成処理について、
説明を行う。
【0079】例えばR、G、Bそれぞれが0、255の
2階調のみの色テーブルである時、RGB値(0、0、
0)、(0、0、255)、(0、255、0)、
(0、255、255)、(255、0、0)、(25
5、0、255)、(255、255、0)、(25
5、255、255)に対する測色値を補正したL* a
* b* 値が格納される。L* a* b* 値は、L*値は0〜
100、a* 、b* 値は、−128〜127までの数値
範囲を持つ。
【0080】ICCでは、ICCプロファイルにL* a
* b* 値を8bit長で格納するときは、L*値を2.
55倍、a* 、b* 値+128して整数化し、L* a*
b*値は全てが0〜255の範囲になるように変換して
格納する。
【0081】補正後のL* a* b* 値に対応するプロフ
ァイル値を次に示す。
【0082】 RCB値 補正後のL* a* b* 値 プロファイルに格納される値 ( 0、 0 、 0) (20.1 、 0.18 、-0.58) ( 51、128 、128) ( 0、 0 、255) (42.5 、 42.8 、-51.2) (108、171 、 77) ( 0、255 、 0) (63.8 、-39.8 、 71.3) (163、 88 、199) ( 0、255 、255) (64.9 、-10.8 、-21.2) (165、117 、107) (255、 0 、 0) (52.7 、 63.8 、 51.4) (134、192 、179) (255、 0 、255) (48.2 、 72.3 、- 3.8) (123、200 、124) (255、255 、 0) (77.9 、 10.5 、 64.8) (199、138 、193) (255、255 、255) (83.9 、 1.23、-0.97) (214、129 、127) プロファイルに格納される値は上記になり、その結果プ
ロファイル内のLUT格納位置に上記24バイトを格納
する。そして、格納されたLUTをもとにプロファイル
を生成する。
【0083】また、図2のプリンタの面内ばらつきの例
にもあるように、面内ばらつきは一定のパターンにした
がって変化する場合がある。このようなプリンタの場合
では、同じ色のパッチを印刷位置を変えて複数回印刷す
ることで測色する。
【0084】具体的にはパッチの並び順が異なり同一の
構成からなる複数の領域からなる色票データを用いる。
また、複数回測色した結果を平均化する際、ばらつきが
大きい測色値を省くことで、印刷時のイレギュラーな動
作(例えばオイル漏れ、トナー落ちなど)による影響を
除いたプリンタの通常動作における測色値を得ることが
できる。具体的には、各測色値の平均値と各測色値との
差を求め、差が予め定めた閾値以上であれば、面内、面
間ばらつきなどの影響ではなくイレギュラーな動作によ
る色のずれとみなして、該測色値を用いずにそれ以外の
測色値の平均を再計算する。
【0085】図9にプロファイル作成処理2の説明図を
示す。
【0086】図9(1)に示すように2つの領域からな
る色票データの左の領域では同一色の変化が左から右、
異なる色の変化が上から下へとパッチが並んでいる。一
方、右の領域は同一色の変化が下から上、異なる色の変
化が右から左へとパッチが並んでいる。同じ色について
平均値を算出することで、該パッチについて面内ばらつ
きの影響を低減した測色値を得ることができる。
【0087】図9(2)に処理の流れ図を示す。
【0088】測色制御部2は、色票データ保持部3から
色票データを取得し、データ出力部4経由で、印刷色特
性を測定するプリンタ21に色票データを出力する(S3
1 ステップ)。
【0089】各領域の測定用パッチが測色器22で測色
されるので、測色制御部2は、測色値入力部経由で、測
色結果を取得する(S32 ステップ)。
【0090】次に測色制御部2は、全ての領域の色票デ
ータについて測色終了か否かの確認する(S33 ステッ
プ)。
【0091】終了していなければ、次の領域の色票デー
タが測色される。
【0092】次に、測色補正部7は、全ての領域の色票
データの測色が完了すると、同じ色からなるパッチの測
色値の平均を算出する(S34 ステップ)。
【0093】そして各測色値と平均値の差が閾値より大
きいか否かを判定する(S35 ステップ)。
【0094】判定結果が閾値より大きいときは、そのパ
ッチを除いて平均値を再度算出する(S36 ステップ)。
【0095】プロファイル処理部8は、判定結果が、閾
値より小さいときには、測色値の平均値を、判定結果が
閾値より大きいときには、閾値より大きいパッチを除い
た平均値の測色値を測色補正部7より受取ると、その値
を基に、ICCプロファイルを作成する(S37 ステッ
プ)。
【0096】また、パッチの並び順が異なる複数の領域
からなる色票データに補正用パッチを追加した色票デー
タを用いても良い。パッチの並び順が異なる複数の領域
からなる色票データは、パッチ数が多くなるため、1枚
の印刷で全てのパッチが印刷できない場合がある。この
ようなときは、色票データを複数の領域に分けて、それ
ぞれ印刷する必要がある。例えば、並び順が異なる領域
毎に印刷しても良い。異なる紙に印刷する場合、測色値
には面内ばらつきに加えて面間ばらつきの影響が生じ
る。面内ばらつき、面間ばらつきについて、並び順が異
なる複数のパッチ、および補正用パッチの両方を用いる
ことで、より厳密にこれらばらつきの影響を除去するこ
とができる。
【0097】図10に複数領域からなる色票データの測
色値の補正変換の説明図を示す。
【0098】図10(1) に示すようにR1という色のパ
ッチは、R1とR1' の2つの位置に印刷されているも
のとする。補正用パッチが無い場合、R1パッチの測色
値は、R1とR1' の測色値の結果から(R1+R1'
)/2で求めることができるが、補正用パッチがある
場合、補正用パッチの補正値で変換した値、例えば図6
(2) に示すように、R1では、−1、R1' では、+1
とした場合は、{(R1−1)+(R1' +1)}/2
が測色値となる。
【0099】これらのように、補正パッチで各領域の測
定パッチを補正後に、測定パッチを平均値を取得し、そ
の測色値を元に、プロファイルを作成することで、より
精度の高いプロファイルを作成することができる。
【0100】次に、プロファイルがすでに存在する場
合、再度プロファイルを作成するのではなく、すでにあ
るプロファイルを修正する方法について説明を行う。
【0101】プロファイル修正は定期的に行うことで、
経時変化による誤差を少なくすることができる。
【0102】一定間隔は、例えばプリンタプロファイル
作成装置内に時計を内蔵して一定時間経過後に実施して
も良いし、プリンタ21に出力する印刷データから枚数
を計数し、一定枚数出力後に実施しても良い。
【0103】さらには、プリンタが、所定の印刷枚数を
印刷したときや、プリンタのインクやトナー、ヘッドま
たはドラムなど、プリンタ部品を交換したときにプリン
タから経時変化情報の検出通知をもらったときでもよ
い。
【0104】経時変化の度合いは、プリンタの種類やプ
リンタが使用されている環境に依存するため、プロファ
イルの修正を行う間隔を、 経時変化の程度によって変更
しても良い。
【0105】図11にプロファイル作成処理3の流れ図
を示す。
【0106】まず、測色制御部2は、プリンタに出力す
る印刷枚数を計数し(S41 ステップ)、そして一定枚数
印刷したか否かを判断する(S42 ステップ)。
【0107】一定枚数の印刷をしたときは、測色制御部
2は、色票データ保持部3から経時変化修正用色票デー
タを取得し、データ出力部4経由で、プリンタ21に出
力する(S43 ステップ)。
【0108】次に、測色制御部2は、経時変化修正用色
票データの所定の一部が測色器22で測色されるので、
その結果を測色値入力部5経由で取得する(S44 ステッ
プ)。
【0109】このときの所定の一部の測色とは、色票デ
ータの中のいくつかの測定用パッチの測色でもよいし、
いくつかの補正用パッチの測色でもよい。
【0110】次にプロファイル保持部9より、プロファ
イルを取得し、今回の測色結果とプロファイル内のLU
Tとの色差の分散を求め、分散値が閾値以上か否かを判
定する(S45 ステップ)。
【0111】閾値以上であれば、プロファイル処理部8
は、LUTと今回の色差からプロファイル内のLUTを
補正する係数を決定する(S46 ステップ)。
【0112】次に、その値に基きプロファイル内のLU
Tを修正し、ICCプロファイルを作成し、プロファイ
ル保持部に保存する(S47 ステップ)。
【0113】プロファイル作成が完了したら、印刷枚数
の計数値を初期化(例えば0にリセット)する(S48 ス
テップ)。
【0114】分散が所定の閾値以下のときは、印刷枚数
閾値を増加(例えば10%追加)する(S49 ステッ
プ)。
【0115】また、分散を確認するときに、測色値とL
UTとの色差をチェックするのではなく、測色値保持部
11に保持している前回の測色値と今回の測色値から、
分散を求めてもよい。
【0116】LUTを修正する方法は、例えば、補正パ
ッチのRGB値がR1、G1、B1のとき、プロファイ
ル内のR1、G1、B1に対応するL1、a1、b1値
と、測色値L2、a2、b2値とからLUT補正係数を
決める。すなわち、Lの補正係数をL2−L1、aの補
正係数をa2−a1、bの補正係数をb2−b1とす
る。そしてこの補正係数をもとに、プロファイル全体の
修正を行う。
【0117】また、複数の補正パッチまたは測定パッチ
があるときには、複数の測色値の各補正係数をもとに周
辺のL*,a*,b* 値を図3(2) と同様に補正すること
で、LUT全体を補正する。
【0118】また、プロファイルの修正を行うのではな
く、プロファイルの選択を行っても良い。
【0119】予めトナーやドラム、インクなどプリンタ
の経時変化に応じたプロファイルを作成しておき、それ
を選択するようにしても良い。例えば、メーカ側で出荷
するプリンタの1〜50枚印刷時のプロファイル1、5
0〜100枚印刷時のプロファイル2、100〜150
枚印刷時のプロファイル3を作成しておき、プリンタド
ライバに3つのプロファイルを添付し、印刷枚数に応じ
て選択する。
【0120】図12にプロファイル作成処理4の説明図
を示す。
【0121】まず、予め印刷枚数に応じた複数のプロフ
ァイルをプロファイル保持部9に保持しておく。
【0122】そして、測色制御部2は、印刷枚数を計数
(S51 ステップ)し、印刷枚数がある閾値を超えたか否
かを判定する(S52 ステップ)。越えていた場合は、以
後の印刷では印刷枚数に応じたプロファイルを選択する
(S53 ステップ)。
【0123】次に、操作者の測定ミスを軽減する方法に
ついて説明をする。
【0124】複数枚に分割して印刷された色票データを
測定するとき、操作者は測定する色票データの順番や向
きや測定位置を間違えるミスを侵す可能性がある。ミス
を気づかないまま測色した場合、本来の測定値とは非常
に異なる値となってしまうため、機器の印刷特性を正し
く把握することは出来ないし、また、本来の色特性と異
なるプロファイルを作成してしまう。測定ミス確認処理
部6は、測色処理に入る前に、順序、向き、位置が異な
る色票データを測色していないかどうかのチェックを行
うことで、誤った測色によるプロファイル生成の危険を
除去する。
【0125】図13に順序判別用パッチを持った色票デ
ータの説明図を示す。
【0126】図13の色票データの例では、1枚目の色
票データ(図13(1) )には色票データの上1行に色票
判別用パッチを、2枚目の色票データ(図13(2) )に
は右端1列に色票判別用パッチを保持している。
【0127】測色器は、測定に先立ってまず色票判別用
パッチを測色する。1枚目の1行目を左から右に測定す
ると、X5→X4→X3→X4→X5の順に測色値を得
る。色票判別用パッチをグレーのパッチとして、RGB
値をX5(0、0、0)、X4(64、64、64)、
X3(128、128、128)とすると、測色値のL
* 値はX5→X4は増加、X4→X3は増加、X3→X
4は減少、X4→X5は減少となる。
【0128】一方、プロファイル作成用色票データはR
1→R5、G1→G5、B1→B5、W1→W5が均等
に変化している順に色票データを並べると、L* 値は常
に増加、あるいは減少する。したがって、直前の測色値
のL* の差が+、+、−、−、となるかどうかを検出す
ることで、1枚目の色票判別パッチの部分であるかどう
かを判定することが出来る。加えて、色票判別用パッチ
がグレーのとき、彩度は、下記の数式による。
【0129】
【数1】 この計算値は0 に近い値であるので予めある彩度値(例
えば" 5" など)を彩度判別用閾値として保持し、各測
色用パッチの彩度が閾値以下である事を確認すること
で、色票判別パッチの部分であるかどうかを判定するこ
とでさらに判別が確実となる。
【0130】一方、2枚目には1枚目と異なり色票デー
タの右端に縦にX1→X2→X3→X2→X1の順に並
んでいる。色票判別用パッチをグレーのパッチとして、
RGB値をX1(255、255、255)、X2(1
91、191、191)、X3(128、128、12
8)とすると、測色値のL* 値はX1→X2は減少、X
2→X3は減少、X3→X2は増加、X2→X1は増加
となる。したがって、直前の測色値のL* 差が−、−、
+、+となるかどうかを検出することで、2枚目の色票
判別パッチの部分であるかどうかを判定することが出来
る。
【0131】例えば2枚目の測色のときに、1枚目の色
票データの向きを右90度回転した形で2 枚目として間
違えてセットした場合(図9(3) )でも、色票判別パッ
チの位置は右端に並ぶが、L* の増減は差が+、+、
−、−なので、2枚目とは異なる色票データであること
を検出することが出来る。
【0132】図14に測色ミス確認処理1の流れ図を示
す。
【0133】測色制御部2は、色票データ保持部3から
色票データを取得し、データ出力部4経由で、印刷色特
性を測定するプリンタ21に色票データを出力する(S6
1 ステップ)。
【0134】色票データ内の予め定めた位置にある順序
判別用パッチが測色器22で測色され、その結果を測色
制御部2は測色値入力部5より取得する(S62 ステッ
プ)。測定ミス確認処理部6は、測色値をもとにL* 値
の差が予測した増減(例えば1枚目は+、+、−、−、
2枚目は−、−、+、+)であるか否か、さらに彩度値
が予測した範囲内かどうか(彩度<5)を判別する。
(S63 ステップ)。
【0135】いずれもクリアした場合、正しい色票デー
タと判断して、プロファイル作成用パッチの測色が行わ
れ、その結果が測色値入力部5より入力される(S64 ス
テップ)。
【0136】そしてプロファイル処理部8は、LUTを
生成することで、ICCプロファイルを作成し、プロフ
ァイル保持部9に保存する(S65 ステップ)。
【0137】測色制御部2は、条件を満足しなかった場
合、操作者に警告表示部10に警告メッセージを表示す
る(S66 ステップ)。そして色票データが間違っている
可能性があることを操作者に通知する。操作者は色票デ
ータを確認して再セットし、再度実行する。
【0138】また、操作者が侵しやすいミスとして、印
刷した色票データを測定する向きを間違えるというもの
がある。これは色票データの枚数に関わらず起こり得
る。
【0139】図15に向き判別用パッチを持った色票デ
ータの説明図を示す。
【0140】図15の色票データの例では、1枚目の色
票データ(図11(1) )には色票データの左端1列に向
き判別用パッチを、2枚目の色票データ(図11(2) )
には上1行に向き判別用パッチを保持している。ここで
は、例としてそれぞれ向き判別用パッチは同じ色からな
るパッチである。測色器は、測定に先立ってまず向き判
別用パッチを測色する。向き判別用パッチの測色値は、
面内ばらつきによる誤差はあるものの、ほぼ同じ値であ
る。したがって、向き判別用パッチの測色値を測り、そ
の測定値の差(例えばL* 値の差△L* =|L* −L*
|' )が予め定めた閾値(例えばLth= 5)以下である
かどうかを判定する。全ての測色値の差が閾値以下であ
ったとき、測色したのは向き判別用パッチであり、正し
い向きで色票データがセットされていることを確認でき
る。
【0141】図16に測色ミス確認処理2の流れ図を示
す。
【0142】測色制御部2は、色票データ保持部3から
色票データを取得し、データ出力部4経由で、印刷色特
性を測定するプリンタ21に色票データを出力する(S7
1 ステップ)。
【0143】予め定めた色票データ内の位置にある向き
判別用パッチが測色器22にて測色されので、測色制御
部2は、測定値入力部5より、その結果を取得する(S7
2 ステップ)。
【0144】測定ミス確認処理部6は、向き判別用パッ
チ間で直前に測定した測色値と今回の測色値との間のL
* 値の増減(△L* =|L* −L*'|< Lth)が閾値
(Lth= 5)以下かどうかを判別する(S73 ステッ
ブ)。
【0145】全ての隣接する向き判別用パッチ間の測色
値の増減が閾値以下であったとき、正しい向きにセット
されていないと判断してプロファイル作成用パッチの測
色処理が行われ、その結果が入力される。(S74 ステッ
ブ)。
【0146】そしてプロファイル処理部8は、LUTを
生成することで、ICCプロファイルを作成し、プロフ
ァイル保持部9に保存する(S75 ステップ)。
【0147】条件を満足しなかった場合、警告メッセー
ジを警告表示部10に表示して(S76 ステップ)、色票
データの向きが間違っている可能性があることを操作者
に通知する。操作者は色票データを確認して再セット
し、再度実行する。
【0148】なお、これらの順序判別用パッチ、向き判
別用パッチは、1枚の色票データの両方とも格納し、測
色前に両方を確認することで、操作者が測色時に侵しや
すい2つのミス、色票データの順序を間違う、色票デー
タの向きを間違うといったミスを回避することも出来
る。
【0149】また、正しい色票データをセットした場合
でも、測色中に測色ミスをしてしまう場合がある。
【0150】図17に測色位置のずれの説明図を示す。
例えば、手動で測定を行う場合、どこまで測色したのか
混乱してしまい、別の位置のパッチを測色することがあ
る。また、パッチ内から測色器のセンサがずれてしま
い、隣接したパッチとの境界を測ってしまう場合もあ
る。これは、手動で測定する場合だけでなく、自動テー
ブルで測定する場合でもありうる。測定テーブルの位置
精度が1mmであったとしても、パッチの幅が例えば1
0.1mmだった場合、1パッチ測定する毎に0.1m
mづつ誤差が累積してしまう。縦方向に30個、横方向
に40個のパッチがあったとき、最後のパッチの測色の
ときは、センサは縦方向に3mm、横方向に4mmずれ
てしまう。パッチサイズが10.01mm四方であるな
らば、図17に示すように3mmと4mmのずれによっ
てセンサがパッチ内に収まりきれなくなってしまうこと
もある。測定テーブルの位置精度とパッチ幅の誤差によ
って生じる測色位置の誤差は、パッチ数が多くなるほど
累積誤差が多くなり、また、パッチのサイズも小さくな
るのでセンサがパッチ内に収まりきれなくなる危険性が
上昇する。
【0151】また測色するパッチの測色値を予め予測
し、予測値と実際の測色値との誤差が一定範囲に収まっ
ているか否かを判定することにより、正しくパッチを測
色できているかを判定する。例えば、パッチが黒からだ
んだん色鮮やかになる順番(例えば青の場合、RGB値
で(0、0、0)(0、0、64)(0、0、128)
(0、0、191)(0、0、255)の順番)である
とき、L*値はプラスに、a*値はプラスに、b*値は
マイナスに増加する。したがって、直前のパッチとの測
色値の差△L、△a、△bは、RGB値のB値が増加し
た場合は△L>0、△a>0、△b<0となる。RGB
値のR値、G値、B値が増加するときは、それぞれ 増減するRGB L*値増減 a*の増減 b*の増減 Rが増加 + + + Gが増加 + − + Bが増加 + + − Rが減少 − − − Gが減少 − + − Bが減少 − − + となる。
【0152】したがって、次のパッチのRGB値の増減
から次の測色値のL*a*b*値の増減が予測できる。
例えば、RGB値でBが増加しているのに、a*が−に
なっていれば、測色ミスとみなすことができる。
【0153】図18に測色ミス確認処理3の流れ図を示
す。
【0154】測色制御部2は、色票データ保持部3から
色票データを取得し、データ出力部4経由で、印刷色特
性を測定するプリンタ21に色票データを出力する(S8
1 ステップ)。
【0155】まず、パッチが測色器22で測色されるの
で、測色制御部2は、その結果を測色値入力部5から取
得する(S82 ステップ)。
【0156】測定ミス確認処理部6は、次のパッチのR
GB値の増減から測色値の増減を予測する(S83 ステッ
プ)。
【0157】次のパッチを測色(S84 スナッブ)し、第
1 のパッチと今回のパッチの測色値との増減の差を算出
する(S85 ステップ)。次に増減があらかじめ予測した
増減と同一か否かを判別する(S86 ステップ)。増減が
同一のときは、測色は正しいとみなす。
【0158】測色制御部2は、全てのパッチの測色値を
取得したときには、処理を終了し、未だ測色が残ってい
るときは次のパッチの測色処理のため、S82 ステップに
戻る(S87 ステップ)。
【0159】そしてプロファイル処理部8は、測色制御
部2からの測色結果を受け取るとLUTを生成し、IC
Cプロファイルを作成し、プロファイル保持部9に保存
する(S88 ステップ)。
【0160】測定ミス確認処理部6は、増減が異なると
きは、測色時に何らかのミスがあったとみなし、警告表
示部10に警告メッセージを表示することで、操作者に
測定ミスを通知する(S89 ステップ)。
【0161】操作者は警告メッセージによって測定ミス
があったことを知り、色票データの確認を行ったのち、
測色を継続する。
【0162】また、測色が正しいか否かを判別するため
の予測値は、パッチのRGB値の増減から予測するので
はなく、なんらかの基準となる基準測色値を用いても良
い。例えば、測定開始時に基準測色値(例えば前回測定
した測色値)を保存したファイルを読み込み、測色値と
基準測色値とを比較して差が予め定めた閾値以下かどう
かを判別することで、測色ミスを検出できる。
【0163】図19に測色ミス確認処理4の流れ図を示
す。
【0164】まず、測色制御部2は基準値が格納された
ファイルを読み込む(S91 ステップ)。次に測色制御部
2は、色票データ保持部3から色票データを取得し、デ
ータ出力部4経由で、印刷色特性を測定するプリンタ2
1に色票データを出力する(S92 ステップ)。
【0165】次に色票データが測色器22にて測色され
るので、測色された結果を測色値入力部5経由で取得す
る(S93 ステップ)。
【0166】測色ミス確認処理部6は、基準値ファイル
内の該パッチの基準値と測色値との色差を求め(S94 ス
テップ)、色差が予め定めた閾値より大きいか否かを判
別する(S95 ステップ)。
【0167】誤差が閾値以下であった場合、測色は正し
いとみなす。
【0168】測色制御部2は、全てのパッチの測色が終
了したとき処理を終了し、未だ測色が残っているときは
次のパッチの測色処理のため、S92 ステップに戻る(S9
6 ステップ)。
【0169】そして測色が完了すると、プロファイル処
理部8は、LUTを生成することで、ICCプロファイ
ルを作成し、プロファイル保持部9に保存する(S97 ス
テップ)。
【0170】測色ミス確認処理部6は、誤差が閾値以上
であったときは、測色時に何らかのミスがあったとみな
し、操作者に警告表示部10に警告メッセージを表示す
ることで通知する(S98 ステップ)。
【0171】操作者は警告メッセージによって測定ミス
があったことを知り、色票データの確認を行ったのち、
測色を継続する。
【0172】操作者に通知する手段は、警告表示部10
に表示する方法以外に、測色器がアラームを鳴らしても
良い。
【0173】また、図示はしていないが、測色器22が
自動の場合は、プリンタプロファイル作成装置1の指示
により、測色器22の測定部を測色するパッチの位置ま
で移動させて自動的に測色する。そしてその結果をプリ
ンタプロファイル作成装置が取得して、測定位置の確認
を行い、異常のときは、位置補正の指示を送ることもで
きる。
【0174】図20に警告メッセージの説明図を示す。
この例では、前記色票データの順序判別、色票データの
向き判別、色票データの位置判別で正しい色票データで
無いと判別されたときに表示される。
【0175】操作者は、「継続」か「測定中止」かを選
択できる。「継続」を選択した場合、正しい色票データ
で無いと判別でないと判別された結果を無視して色票デ
ータの測定を行う。これは、例えば面内ばらつきが予想
したL* 値のばらつき閾値Lthよりも大きかったとき、
色票データは正しいにも関わらず、不正な色票データと
みなされ、色票データの測色が行われなくなることを強
制的に解除するものである。
【0176】「測定中止」は異なった色票データあるい
は間違った向きで色票データを測色したため、一旦測色
を中止し、正しい種類、あるいは向きにセットしなおし
て、再度測色を行うためのボタンである。
【0177】また、プリンタプロファイルを修正すると
きに、プリンタ21側で、経時変化を検出することも出
来る。
【0178】例えばプリンタ21側で印刷枚数の計数、
時間の計測、定期保守時などに経時変化を検出する。そ
して、経時変化を検出したときに、色票データを印刷し
たり、プロファイルを切替えたりする。
【0179】また、経時変化を検出したとき、経時変化
による色差の結果をプリンタプロファイル作成装置1か
らもらい、印刷枚数を増減して、最適の印刷枚数に変更
することも出来る。
【0180】また、プリンタ21は、予め複数のプロフ
ァイルを持ち、印刷枚数に応じて、プロファイルの選択
をプリンタ21自体で行い、それに従い印刷を行うこと
も出来る。
【0181】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリンタの印刷結果のばらつきに関して、ばらつきの影
響を低減させた印刷機器の印刷特性を得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のプリンタプロファイル装置の構成
【図2】 プリンタ内の面内ばらつき例の説明図
【図3】 色票データの構成例の説明図
【図4】 プロファイル作成処理1の流れ図
【図5】 測定値変換処理の流れ図
【図6】 測定値変換処理の説明図1
【図7】 測定値変換処理の説明図2
【図8】 測定値変換処理の説明図3
【図9】 プロファイル作成処理2の説明図
【図10】 複数領域からなる色票データの測色値の補
正変換の説明図
【図11】 プロファイル作成処理3の流れ図
【図12】 プロファイル作成処理4の流れ図
【図13】 順序判別用パッチを持った色票データの説
明図
【図14】 測色ミス確認処理1の流れ図
【図15】 向き判別用パッチを持った色票データの説
明図
【図16】 測色ミス確認処理2の流れ図
【図17】 測色位置ずれの説明図
【図18】 測色ミス確認処理3の流れ図
【図19】 測色ミス確認処理4の流れ図
【図20】 警告メッセージの説明図
【図21】 カラーマネージメントシステムの説明図
【図22】 従来例のプリンタプロファイル作成装置の
構成図と処理の流れ図
【符号の説明】
1 プリンタプロファイル作成装置 2 測色制御部 3 色票データ保持部 4 データ出力部 5 測色値入力部 6 測色ミス確認処理部 7 測色補正部 8 プロファイル処理部 9 プロファイル保持部 10 警告表示部 11 測色値保持部 21 プリンタ 22 測色器
フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AB11 AC02 AC04 BA09 BB03 BC10 FA13 GA02 5C062 AA05 AB05 AB17 AB22 AB23 AB43 AC58 AE03 5C077 LL12 LL19 MM27 MP08 NP07 PP32 PP36 PP37 PP46 PP47 PQ12 PQ20 PQ22 PQ23 SS01 TT02 5C079 HA18 HB01 HB08 HB11 LA02 LB01 MA01 MA05 MA10 MA11 NA21 PA03 5L096 AA02 AA06 BA03 DA02 DA03 FA32 FA33 FA69 GA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷色特性を測定するための複数の測定
    用パッチと所定位置に配置された複数の同色の補正用パ
    ッチとからなる色票データを保持する色票データ保持手
    段と、 プロファイル作成対象のプリンタに色票データを出力す
    る色票データ出力手段と、 出力された色票データの測色された結果を入力する測色
    値入力手段と、 入力された補正用パッチの測色値のばらつき度合いを算
    出するばらつき算出手段と、 算出されたばらつき度合いに基き、測定用パッチの測色
    結果を補正する測色値補正手段と、 補正された測色値と色票データのカラー値とを基にプリ
    ンタのプロファイルを作成するプリンタプロファイル作
    成手段とを備えたことを特徴とするプリンタプロファイ
    ル作成装置。
  2. 【請求項2】 複数の領域に色構成が同一の複数の測定
    用パッチが配置された色票データを保持する色票データ
    保持手段と、 プロファイル作成対象のプリンタに色票データを出力す
    る色票データ出力手段と、 出力された色票データの測色された結果を入力する測色
    値入力手段と、 入力された複数の領域の同一色の測色値の平均を算出す
    る測色値算出手段と、 算出された測色値と色票データのカラー値とを基に、プ
    リンタのプロファイルを作成するプリンタプロファイル
    作成手段とを備えたことを特徴とするプリンタプロファ
    イル作成装置。
  3. 【請求項3】 測色値算出手段は、複数の同一色の測定
    用パッチの測色値の平均値を算出する平均値第1算出手
    段と、 算出した平均値と個々の測色値との差が予め定めた閾値
    以上の測色値か否かを判定する測色値判定手段と、 判定した結果、差が予め定めた閾値以上の測色値を除い
    て測色値の平均値を算出する平均値第2算出手段とを備
    えたことを特徴とする請求項2項記載のプリンタプロフ
    ァイル作成装置。
  4. 【請求項4】 印刷色特性を測定するための複数の測定
    用パッチと所定位置に配置された複数の同色の補正用パ
    ッチとからなる色票データを保持する色票データ保持ス
    テップと、 プロファイル作成対象のプリンタに色票データを出力す
    る色票データ出力ステップと、 出力された色票データの測色された結果を入力する測色
    値入力ステップと、 入力された補正用パッチの測色値のばらつき度合いを算
    出するばらつき算出ステップと、 算出されたばらつき度合いに基き、測定用パッチの測色
    結果を補正する測色値補正ステップと、 補正された測色値と色票データのカラー値とを基にプリ
    ンタのプロファイルを作成するプリンタプロファイル作
    成ステップとを備えたことを特徴とするプリンタプロフ
    ァイル作成方法。
  5. 【請求項5】 複数の領域に色構成が同一の複数の測定
    用パッチが配置された色票データを保持する色票データ
    保持ステップと、 プロファイル作成対象のプリンタに色票データを出力す
    る色票データ出力ステップと、 出力された色票データの測色された結果を入力する測色
    値入力ステップと、 入力された複数の領域の同一色の測色値の平均を算出す
    る測色値算出ステップと、 算出された測色値と色票データのカラー値とを基に、プ
    リンタのプロファイルを作成するプリンタプロファイル
    作成ステップとを備えたことを特徴とするプリンタプロ
    ファイル作成方法。
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