JP2007240529A - 色測定ストライプを識別する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作員が補足の入力をしなくてすむ、色測定ストライプを識別する方法を提供する。
【解決手段】印刷製品8上の、複数の色測定区画を備える色測定ストライプ6を、スキャナ5によって色測定ストライプ6を走査して識別する。スキャナ5によって測定された色測定値がコンピュータ7に記憶され、測定された色測定値が各印刷色C,M,Y,Bに分類され、こうして形成された、コンピュータ7に記憶された印刷色C,M,Y,Bの配列が、コンピュータ7に記憶されている色測定ストライプ型式と比較され、記憶されている色測定ストライプ型式のうち、被印刷体8上の色測定ストライプ6と一致している確からしさが最大であるものが選択される。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷製品上の、色測定区画を備える色測定ストライプを、色測定装置によって色測定ストライプを走査して識別する方法に関するものである。
オフセット印刷で製作された製品の印刷品質を評価するのには、特に、色の正確さが決定的に重要である。この場合の色の正確さとは、印刷原稿が、色に関してできるだけ正確に再現されることを意味している。完成した印刷品における再現状態を検査できるようにするために、印刷機では、多くの場合、本来の印刷画像に加えて、様々な測定区画を含む管理用ストライプが上刷りされる。この管理用ストライプを、印刷機の内部または外部で、相応の測定装置によって読み取ることができる。こうして測定された測定値によって、印刷原稿から記憶されている測定値との正確な比較が可能となり、そのようにして、場合によってはあり得る原稿との誤差を認識することができる。突き止められた誤差を、印刷機のインキ装置での色調節を制御して誤差を軽減する制御ループに送ることができる。上刷りされる管理用ストライプは、多くの場合、使用される各印刷色の複数の色区画を有している。通常、少なくとも黄(イエロー)、赤(マゼンタ)、青(シアン)、および黒(ブラック)の色区画が設けられている。これに加えて、色測定ストライプはしばしばグレースケール区画も含んでおり、それによって、その階調も測定することができる。
欧州特許出願公開第0064024号明細書
測定台上に置かれた印刷枚葉紙をスキャナによってくまなく走査して、印刷枚葉紙上にある色測定ストライプを評価する自動式の測定装置がある。しかし、色測定ストライプの、信頼性の高い評価を可能にするためには、その都度使用される色測定ストライプが測定装置にとって既知でなければならない。色測定ストライプは数多くあり、色測定ストライプが利用者によって変更されることもある。使用する色測定ストライプを測定装置に認識させる可能な1つの方法は、その都度使用する色測定ストライプの型式を手動で入力することである。しかし、この場合、操作者は、最初に、色測定ストライプの全区画について測定装置の制御部に入力を行わなければならないので、これには非常に手間がかかる。したがって、今までに既に、使用されている色測定ストライプの型式をできるだけ自動的に検出できるようにする試みが行われている。特許文献1から、構成が走査装置に予め認識されていない色測定ストライプを走査する装置が知られている。そのために、最初に、いわゆる認識走査が行われ、その間に色測定ストライプが分析される。さらに、色測定ストライプ上での走査装置の個々の測定位置が記憶される。この際、測定位置としては、色濃度が変化する所定の領域が考慮される。個々の色測定区画の内部では色の変化がどちらかといえば緩やかであり、それに対して、個々の測定区画間の移行部には、比較的急激に変化している部分があることがわかっている。測定値は、分析すべき測定ストライプを、走査装置に認識されている測定ストライプと比較するのに利用される。しかし、測定ストライプが未知である場合、走査装置は、もちろん、存在している測定区画の型式について所定の情報を必要とし、このような情報は認識走査の前に入力されていなくてはならない。したがって、この装置は、測定ストライプの型式が未知である場合に、測定区画に関する入力を手動で行う必要があるという欠点を依然として有している。
本発明の目的は、操作員が補足の入力をしなくてすむ、色測定ストライプを識別する方法を提供することにある。
本発明によれば、この目的は請求項1によって達成される。本発明の特に有利な複数の実施態様を、特許請求の範囲および発明の詳細な説明から得ることができる。本発明の方法は、スキャナまたは複数の測定ヘッドによって印刷製品の表面の測定を行い、その際に常時、または短い間隔で測定を行い、そのようにして、印刷製品の表面の濃度測定または色測定を行うことができる、自動式の測定装置で用いるのに特に適している。このような測定装置を用いて、印刷画像と並んで設けられた色測定ストライプの測定も行うことができる。このようにして、色測定ストライプの個々の測定区画を突き止めることができ、そうして、それをコンピュータに伝えることができる。コンピュータでは、測定された色測定値が記憶され、測定された色測定値が各印刷色に分類される。オフセット印刷機に互いに異なる4種類の色が用いられている場合、測定された色測定値は、これら4種類の印刷色に正確に分類される。このことは、当然、印刷製品が原稿と大きく相違していればいるほど難しくなる。というのは、その場合、極端な場合には、個々の色測定値が、特定の印刷色へ一義的に分類することができない領域に位置している可能性があるからである。測定された色測定値を所定の印刷色に分類すると、印刷色の配列が生成され、これも同様にコンピュータに記憶される。このコンピュータを色測定装置に組み込むことができるが、あるいは、測定装置によって測定された色測定値を、最初に、別個のコンピュータに送り、または印刷機のコンピュータに送ることも可能であり、それらのコンピュータによって、印刷色への色測定値の分類が行われる。
さらに、コンピュータには既知の全ての色測定ストライプ型式が記憶されており、したがって、記憶されている印刷色の、求められた配列と、記憶されている色測定ストライプ型式との比較を行うことができる。求められた配列と、記憶されている色測定ストライプ型式とを比較すると、確からしさがもっとも高い1つまたは複数の色測定ストライプ型式が選択される。ただ1つの色測定ストライプ型式しか残っていなければ、それを自動的にコンピュータで選択し、正しいとコンピュータに認識させることができる。複数の色測定ストライプ型式の確からしさが等しいと認識された場合は、実際の色測定ストライプ型式の選択を利用者にゆだねることができる。しかし、いずれの場合にも、未知の色測定ストライプ型式を使用する時に従来技術で必要となるように、何らかの色測定ストライプ型式または測定区画を利用者が自分でコンピュータへ入力するという必要はない。
本発明の第1の実施態様では、色測定装置は印刷製品の支持台を有しており、色測定値が、モータによって駆動される可動のスキャナによる印刷製品の走査によって測定されることが意図される。この装置はコンピュータと接続されており、したがって、自動的に測定された色測定値を、コンピュータへ直接転送することができる。利用者は、完成した印刷製品を支持台上に配置し、キーまたは他の入力装置を介して測定工程を開始させるだけでよい。そうすれば、印刷製品上の複数の測定点にスキャナ自身が自動的に移動するので、利用者の助けは必要ない。色測定装置は、印刷画像も、側部に設けられた色測定ストライプも走査することができる。
本発明の別の実施態様では、測定された色測定値の、印刷色への分類は、色空間におけるベクトル計算によって行われることが意図される。本発明を機能させるためには、印刷機で使用されている印刷色への、測定された色測定値の正確な分類が不可欠である。印刷色への色測定区画の分類をできるだけ間違いなく行えるようにするために、測定された色測定値は、それに対応する色空間においてベクトルとして記述される。そのようにして、測定された色測定値のそれぞれによって、コンピュータに記憶される色ベクトルが生成される。この際、例えばCIE Lab色空間などのあらゆる色空間を利用することができる。測定された色測定値と、これに対応する色ベクトルは、色測定値の色ベクトルの、色空間を形成する色ベクトルに対する距離を算出することによって、色空間を形成する各ベクトルに分類される。色測定値のベクトルの、色空間の色ベクトルに対する個々の距離が計算された後、色測定値は、それに対する距離がもっとも近い印刷色に分類され、この際、色空間の色ベクトル上への色測定値の投影は、原理的に、当該色ベクトルそのものと同じ方向を向いている。結果として、用いられている色空間の、測定された色測定値にそれぞれ分類された印刷色の配列が生成される。これらの印刷色は、記憶されている色測定ストライプ型式においても突き止められる。
さらに、本発明では、印刷色の配列が、コンピュータに記憶されている色測定ストライプ型式との比較中に、1つの色区画分ずつ順次ずらされることが意図される。印刷枚葉紙に用いられる色測定ストライプは、複数の色測定ストライプから合成されていることが多く、あるいは、一方または他方の端で短縮が行われている。しかし、これによっては、各色測定ストライプ型式における測定区画の根本的な順序は変化しない。そこで、確からしさがもっとも高い色測定ストライプ型式を見つけ出せるようにするために、本発明では、印刷色からなる、求められた配列が、記憶されている色測定ストライプに対して常に1つの測定区画分ずつずらされ、この時、記憶されている色測定ストライプ型式の個々の色測定区画と、印刷色の、求められた配列の個々の色測定区画との間の一致数がその都度コンピュータに記憶される。n個の測定区画がある場合、印刷色の、求められた配列がn−1回だけずらされ、それによって、可能性のある全ての場合についての、記憶されている色測定ストライプ型式との一致数を記録することができる。記憶された一致数は、コンピュータによる比較工程の最後に一種の表に配置され、この表では、もっとも多い一致数が一番上にくる。理想的な場合、一致数が最も多い色測定ストライプ型式は1つだけあり、この色測定ストライプ型式をコンピュータによって自動的に選択することができる。
さらに、コンピュータによって求められた色測定ストライプ型式をスクリーンに表示するのが好ましい。この場合、コンピュータによって求められた結果を、印刷枚葉紙上にある色測定ストライプと自分の目で比較する機会が利用者に与えられる。そこで相違が認められれば、利用者はコンピュータの結果を退け、場合によっては、印刷色の、求められた配列との一致数がいくらか少ない、記憶されている別の色測定ストライプ型式を選択することができる。スクリーン上への表示は、特に、複数の色測定ストライプについて一致数が同数であることが判定された場合に有意義である。この場合、利用者は、印刷枚葉紙上に実際にある色測定ストライプを見て、これに対応する正しい型式を選択することができる。しかし、この場合にも、利用者は自分で色測定区画の入力をする必要はなく、ましてや、色測定ストライプ型式を作成する必要はない。利用者は、記憶されている色測定ストライプ型式の中から、簡単な選択をするだけでよい。
さらに、測定の時に色測定ストライプの1つの測定区画だけが検出された色測定区画だけを処理するのが好ましいことが判明している。印刷枚葉紙の表面を連続して走査し、したがって、1つの色測定区画からそれに隣接する色測定区画へ移る時にも測定値を測定する色測定装置がある。このような測定値は、2つの測定区域の色成分を必然的に含んでおり、したがって、このような測定値を1つの色測定区画へ一義的に分類するのは困難であり、または不可能である。このような測定値は結果の精度を低下させるので、その場合、印刷色への色測定値の分類を正しく行えない恐れが生じる。このような場合、完全に、走査されている色測定ストライプの1つの測定区画で測定が行われた時にのみ、その測定が有効であると認められる。印刷色へのこのような一義的な分類が困難または不可能である測定値は、コンピュータによって退けられて、処理されない。それによって、色測定値が印刷色に不正確に分類される恐れが大幅に減る。この時の基準として、前または後の走査との、色測定上の距離を利用することができ、この場合、色測定上の距離が、所定の有効な閾値よりも近ければ、測定は有効である。その場合、1つの測定区画内での測定値はこの所定の閾値を下回り、それに対して、各測定区画の境目での測定ではこの閾値が超過される。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、通信接続2を介して測定装置と接続された印刷機1を示している。この測定装置は、被印刷体8を支持する測定台3と、スクリーン4を備えるコンピュータ7に接続されたスキャナ5から構成されている。測定台3上に置かれた被印刷体8は、モータによって駆動されるスキャナ5によって色を測定され、その際に、枚葉紙8上の印刷画像の横に設けられた色測定ストライプ6の測定も行われる。測定された測定データは、スキャナ5のコンピュータか印刷機1のコンピュータかのいずれかにおいて処理されて記憶され、この目的のために、印刷機1と測定台3の間に通信接続2が設けられている。測定値を測定する時に、スキャナ5は色測定ストライプ6上を移動し、色測定ストライプ6の色測定区画での測定が順次行われる。スキャナ5のコンピュータ7に記憶されたソフトウェアによって、色測定区画の1つからその隣の色測定区画への移行部を求め、完全に1つの色測定区画内における測定値だけを処理するようにすることが可能である。色測定区画の境目で測定された測定値は、色測定ストライプ型式を判定する際に考慮されない。
図2は、コンピュータに記憶されている印刷色C,M,Y,Bへの、求められた色測定値の分類を示している。図2では、色空間が、一例として3つの軸だけによって形成されており、色がベクトルとして示されている。測定された色の、求められた測定値が第3象限に位置している。この求められた色値も、図2に色空間におけるベクトルとして示されており、コンピュータでは、求められた色ベクトルの、色値C,M,Yに対する距離がそれぞれ求められる。色距離が所定の許容限界t1,t2内にあれば、測定された色測定値は印刷色C,M,Yのいずれか1つに一義的に分類される。図2では、求められた色ベクトルはシアン色Cに一義的に分類される。測定された色ベクトルが許容限界t1,t2の範囲外にあり、印刷色C,M,Yのうちの2つの境目にある場合は、一義的な分類は不可能であり、この場合には、求められた色ベクトルは考慮されない。印刷色C,M,Yのうちの1つとの色距離dEは、許容可能な最大値を上回らない必要があり、許容範囲t1,t2の範囲内になければならない。そうしないと、印刷色C,M,Yへの一義的な分類ができないからである。さらに、印刷色C,M,Yへの色測定値の投影は正投影でなくてはならない。
図3において、色測定ストライプデータfmsと、C,M,Y,Bの4色の場合の印刷色データdnaとの対応関係を見ることができる。左半分では、色測定ストライプ6の色測定区画の典型的な記号表示を見ることができ、色C,M,Y,Bの色調値は必ずしも100%ではなく、60%、70%のような他の値の場合もあることがわかる。このような色調値も、本発明の方法では、印刷色C,M,Y,Bに一義的に分類することができなくてはならない。このことは、ある程度、黒の印刷色Bについても当てはまる。左半分に示されている色測定ストライプデータfmsは、図の下端に示す色測定ストライプ6に関するものである。100%の色調値は、印刷色C,M,Y,Bのいずれかに常に一義的に分類することができることがわかる。色調値が低い場合には、扱いが難しい。このような色調値は、概して、特に複数の印刷色の組み合わせの場合には黒の値Bに分類される。印刷色データdnaは、存在する印刷色C,M,Y,Bの配列からなっており、この際、色調値の差は付けられていないことがわかる。図2と図3の例は、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックBの4色が用いられる印刷機1に関するものである。これ以外の印刷色が用いられる時には、他の印刷色データdnaが付け加えられ、付け加えられた印刷色データdnaも、色測定ストライプデータfmsからコンピュータ7によって求められなくてはならない。
図3の左半分に示している色測定ストライプデータfmsは、コンピュータ7にデータ群として保存され、コンピュータ7によって印刷色データdnaに変換される。この変換によって、コンピュータ7では、印刷色データdnaの配列が生成される。色測定ストライプ6の測定ストライプ型式を判定するために、図4では、コンピュータ7において、記憶されている色測定ストライプ型式と測定結果が比較される。図4の一番上の行には、色測定ストライプ型式がfmsのデータ群として示されており、2番目の行には、色測定区画の位置がそれぞれ示されている。そして、5番目の行には、印刷色C,M,Y,Bへの色測定ストライプfmsの色測定区画の分類が、dnaのデータ群として示されている。そして、印刷色C,M,Y,Bからなるdnaのデータ群のこの配列が、図2において分類された、測定された色測定区画の印刷色C,M,Y,Bと比較される。そして、色測定区画の印刷色C,M,Y,Bの、求められた配列が、印刷色データdnaに対してステップ毎にずらされる。この時、記憶されている色測定ストライプと、印刷色C,M,Y,Bからなる求められた配列との間の一致の数がコンピュータ7に記憶され、この際、この一致は、印刷色C,M,Y,Bだけでなく、記憶されている色測定ストライプにおける印刷色の位置も、分析すべき色測定ストライプ6と合致している場合にのみ成立する。この一致は、図4では、四角で囲んだ区画として示されている。図4では、第1のステップで2つの一致が確認されている。第2のステップでも2つの一致が得られており、一方、第3のステップでは1つの一致しか成立していない。第4のステップで、コンピュータ7は10個の一致を確認しており、一方、第5および第6のステップでは、それぞれ1つと、2つの一致しか成立していない。比較工程の最後に、コンピュータ7は、他とかけ離れて最高の10個だけ一致している第4のステップが、相関が最も高いと判定する。したがって、コンピュータ7は、第4のステップで求められた色測定ストライプ型式が、実際に測定された色測定ストライプ6に相当しているものと判断する。
望まれる場合には、操作員が結果を見ることができるように、コンピュータ7によって求められた結果を、最初にスクリーン4に表示させることができる。確認キー、または相応に構成された他の操作部材を用いて操作員が確認した後に、求められた色測定ストライプ型式が正しいと判定される。このようにして、色測定ストライプ6の測定区画がスキャナ5によって自動的に求められ、コンピュータ7において、記憶されている色測定ストライプと関連付けられるので、測定された色測定ストライプ6に関して操作員が自分で入力をする必要はない。これによって、操作員が測定装置を使用するのが大幅に容易になる。色測定ストライプ6が自動的に認識された後、色測定ストライプ6の個々の測定区画を色測定または濃度測定によって評価し、印刷機1における色制御の調節に利用することができる。
色調節をするために印刷機に接続されたコンピュータを備える色測定装置を示す図である。 測定された色測定値を、色ベクトルとして、所定の印刷色へ分類しているのを示す図である。 印刷色データへの色測定ストライプデータの分類を示す図である。 印刷色の、求められた配列と、コンピュータに記憶されている色測定ストライプ型式との一致の判定を示す図である。
符号の説明
1 印刷機
2 通信接続
3 測定台
4 スクリーン
5 スキャナ
6 色測定ストライプ
7 コンピュータ
8 枚葉紙
C シアン
M マゼンタ
Y イエロー
B ブラック
t1,t2 許容範囲
fms 色測定ストライプデータ
dma 印刷色データ

Claims (10)

  1. 印刷製品(8)上の、複数の色測定区画を備える色測定ストライプ(6)を、色測定装置(5)によって前記色測定ストライプ(6)を走査して識別する方法において、
    前記色測定装置(5)によって測定された色測定値がコンピュータ(7)に記憶され、前記測定された色測定値が各印刷色(C,M,Y,B)に分類され、こうして形成された、前記コンピュータ(7)に記憶された前記印刷色(C,M,Y,B)の配列が、前記コンピュータ(7)に記憶されている複数の色測定ストライプ型式と比較され、記憶されている前記色測定ストライプ型式のうち、確からしさが最大であるものが選択されることを特徴とする、色測定ストライプを識別する方法。
  2. 前記色測定装置(5)は前記印刷製品(8)の支持台(3)を有しており、前記色測定値は、モータによって駆動される可動のスキャナ(5)による前記印刷製品(8)の走査によって求められる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定された色測定値の、前記印刷色(C,M,Y,B)への分類は、色空間におけるベクトル計算によって行われる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記印刷色(C,M,Y,B)からなる前記配列が、前記コンピュータ(7)に記憶されている前記色測定ストライプ型式との比較中に、1つの前記色測定区画分ずつ順次ずらされる、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 記憶されている前記色測定ストライプ型式の、個々の前記色測定区画(C,M,Y,B)と、前記印刷色(C,M,Y,B)の、求められた前記配列との間の一致数が前記コンピュータ(7)に記憶される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記コンピュータ(7)に記憶されている前記色測定ストライプ型式のうち、前記印刷色(C,M,Y,B)からなる前記配列との一致数が最も多いものが選択される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記印刷色(C,M,Y,B)への、前記測定された色測定値の分類は、色分解像の走査によって行われ、実際色位置が、これに対応する理想色位置に投影され、色測定上の距離(dE)が最も近い分解色が選択される、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 測定時に前記色測定ストライプ(6)の前記色測定区画の1つのみが検出された前記色測定値だけが処理される、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記コンピュータ(7)によって求められた前記色測定ストライプ型式がスクリーン(4)に表示される、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 認識された前記色測定ストライプ型式を色測定に利用することが、利用者の入力によって確認される、請求項9に記載の方法。
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