JP2005061926A - 測色システム、測色方法、測色プログラム、記憶媒体 - Google Patents

測色システム、測色方法、測色プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 測色器を手動でスキャンさせることにより色パッチ列の測色を行う際のユーザによる確認作業を削減し、さらには誤った測色データが後段の処理で用いられることを防止した測色システム及び測色方法を提供する。
【解決手段】 測色対象の色パッチ列上を、測色器11を手動で移動させ、スキャンすることによって連続して色パッチ列の測色を行う。この操作を1つの色パッチ列について複数回行う。測色データ数確認部12で測色データの数とを確認した後、測色データ比較部13で1つの色パッチに対応する複数の測色データを比較し、この比較結果により測色データの正当性を測色ミス検出部14で判断する。測色データが正当でない場合、測色ミスを測色ミス通知部15からユーザに通知する。これによりユーザは測色結果を目視で確認する必要がなくなり、また誤った測色データが処理されるのを防げる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手動で測色手段を色パッチ列に沿ってスライドさせることによって、色パッチの測色を行うための技術に関するものである。
色パッチを測色する方法として、従来は自動的に測色を行う測色器が用いられてきた。しかし、自動的に測色を行う測色器は高価であり、大きな印刷会社で使用されるなど、その使用はごく限られていた。
近年、例えばGretagMacbeth社のi1(商品名)のように、手動で色パッチ上をスキャンすることによって測色可能な測色器が開発され、その利用が進んできている。例えば多数の色パッチが配列されているシート上で測色器を移動させてゆく。移動に従って測色器が測色を行い、その結果が出力される。この出力は、例えばコンピュータに渡され、測色した色をコンピュータの表示装置に表示して、ユーザが目視により測色結果を確認している。
このような手動でスキャンする測色器の場合には、ロボットのように一定かつ適切な速度で測色器を移動させるのは容易ではなく、測色器を移動させる速度がユーザによって、またスキャンする毎に、さらに1回のスキャンの間でも変化してしまう。そして、このように移動速度が異なる場合には、正しく色パッチを認識できなくなる可能性が高い。
例えば測色器の移動速度が速いと、配列されている色パッチの1ないし複数個が測色されずに通過してしまい、測色器から出力される測色データの数は色パッチの数よりも少なくなってしまう。また、例えばスキャンの途中で測色器の移動速度が遅くなり、あるいは一時的に停止してしまうことも考えられる。2つの色パッチの境界付近でそのようなことが発生すると、隣接する色パッチの色が混ざり合った色の新たな色パッチとして測色されてしまう。そのため、出力される測色データは色パッチの数よりも増加し、測色データと色パッチとが対応しなくなるという問題がある。
単純に色パッチの数と測色データの数が増加または減少するだけであれば、数を比較することによって測色のミスを検知することができる。しかしながら、発生する速度のむらによっては、ある部分で色パッチを多く認識して測色データが増加し、ある部分では色パッチを少なく認識して測色データが減少し、あるいはその逆の減少増加が発生し、その結果、測色のミスが発生しているにもかかわらず、測色データの数と色パッチの数が正しい場合がある。このような場合は、色パッチの数を調べるだけでは測色のミスを検出することができず、上述したように、測色した色をディスプレイなどに表示してユーザが目視で確認する必要があった。
また、上述のような手動でスライドさせて連続して測色する測色器を用いる場合、測色すべき色パッチの列を間違えたり、色パッチのシートが複数枚ある際に間違ったシートを測色した場合などでも、測色器からは通常と同様に測色データは出力される。そのため、従来は測色データに対応する色をディスプレイなどに表示して、ユーザが目視で確認する必要があった。また、これらの対策として、従来は測色すべき色パッチの列の番号などを表示する方法程度しかなされていなかった。
なお、自動的に測色を行う測色器における技術として、例えば特許文献1に記載されているように、1つの色パッチについて異なる位置でスキャンし、測色を行うことが考えられている。しかし、自動的に測色を行う測色器においては、上述のようなスキャン時の測色器の移動速度違いや移動途中での速度の変化などといった問題は発生せず、従って色パッチの数の増減や、部分的な増加と減少によって色パッチ数が一致してしまう測色ミスが生じることはない。
特開2000−283852号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、測色器を手動でスキャンさせることにより色パッチ列の測色を行う際のユーザによる確認作業を削減し、さらには誤った測色データが後段の処理で用いられることを防止した測色システム及び測色方法を提供することを目的とするものである。また、そのような測色方法をコンピュータに実行させる測色処理プログラムと、そのような測色処理プログラムを格納したコンピュータが読取可能な記憶媒体を提供することを目的とするものである。
本発明は、手動で色パッチ列上をスライドさせることにより連続して色パッチ列の測色を行う測色手段を用いて色パッチの測色を行う測色システムであって、測色手段が色パッチ列上を複数回スライドされる間に測色手段から出力される測色データをもとに、1つの色パッチに対応する複数の測色データを測色データ比較手段で比較し、測色データ比較手段による比較結果により測色データの正当性を判断手段で判断することを特徴とするものである。一般に手動で測色手段をスライドさせる場合、そのときの速度や速度変動は毎回異なることが予想される。従って、ユーザが測色手段を複数回スライドさせることによって、1つの色パッチについて複数の測色データを取得することができる。この複数の測色データを比較することで、測色データの正当性を判断することができる。
例えば測色器を往復させて得た測色データについて、1つの色パッチに対応する往復の測色データの差が所定の閾値よりも大きいか否かを判断し、閾値以下であれば測色データは正しいものと判断し、大きければ測色ミスが発生した可能性があるものとして判断することができる。
例えば測色データの数が増減する場合には、その増減が発生した位置以降の色パッチについては、対応する複数の測色データのうち一部が異なる色を示すことになる。また、途中で測色データ数の増加減少と減少増加が発生して結果的には色パッチ数と一致する場合でも、途中の色パッチに対応する測色データについては一部が異なる色を示すことになる。従って、1つの色パッチに対応する複数の測色データのうち一部でも異なるものがある場合には、測色ミスの可能性があるものと判断することができ、ユーザは表示された色を目視により確認しなくても、自動的に測色ミスを検出することが可能となる。
また、測色データの比較の前に、各回の測色データの数について比較し、各回の測色データの数が一致しているときには測色データの比較処理以降の処理を実施し、不一致であればその時点で測色ミスと判断することもできる。
そして、測色ミスを検出した場合には、ユーザに対して測色ミス通知手段から測色が失敗した旨を通知するように構成すれば、ユーザは正しく測色できているか否かを目視で確認しなくても知ることができ、ユーザの作業を軽減することができる。また、後段の処理に移行しないように構成すれば、誤った測色データによる処理を防止することができる。
なお、測色データが正当であると判断された場合には、1つの色パッチに対応する複数の測色データを平均した結果を測色データ算出手段で算出し、出力すればよい。複数の測色データを用いているので、より正確に測色することができる。
また本発明は、測色すべき色パッチの代表的な測色値を代表測色値として代表測色値保持手段に予め保持しておく。そして、手動で色パッチ列上をスライドさせることにより連続して色パッチ列の測色を行う測色手段を用いて色パッチ列の測色を行い、得られた測色データと代表測色値保持手段に予め保持しておいた代表測色値とを測色データ比較手段で比較し、比較結果により測色データの正当性を検定手段で判断する。そして、測色データが正当でないと判断された場合には、通知手段からユーザに対して測色が失敗した旨を通知する。これによって、ユーザが正しく測色できているか否かを目視で確認する労力を軽減することができる。また、誤った測色データによる処理を防止することができる。
ここで、測色データと代表測色値との比較は、測色データと代表測色値との差が所定の閾値よりも大きいか否かを比較し、差が予め定められた閾値よりも大きい場合には、測色ミスが発生した可能性があるものと判定することができる。このとき、各色パッチに対応する測色データは、その色パッチを出力する実際のデバイス(インクジェットプリンタ、ゼログラフィプリンタ、印刷機など)によりかなり大きな幅を持つ。単純に測色値と代表測色値との差と比較する閾値を比較的大きめに取ることでも対応することは可能であるが、同じデバイス色信号の色相がデバイスによって180度逆になることは通常ありえないので、この点に着目し、測色データと代表測色値の色相角をそれぞれ算出し、その色相角の差を予め定めた閾値と比較して誤った色バッチの列を測色したか否かを判定するように構成することができる。これによって、さらに確実に誤った色パッチの列を測色したか否かを判定することができる。この際には、誤判定を避けるために極端に彩度の低い色パッチ(すなわち無彩色に近い色パッチ)については判定を行わないように構成したほうがよい。なお、このように無彩色に近い色パッチをスキップしても、色パッチの列の中に比較的彩度の高い色パッチが1つ以上含まれていれば、正常に判定を実施できる。
なお、比較に使用する代表測色値は、例えばユーザがパッチチャート選択手段から測色するパッチチャートを選択し、選択されたパッチチャートに関係付けられた各色パッチに対応する代表測色値を使用するように構成することができる。また、測色データと代表測色値との比較及び判定時に選択されたパッチチャートに関連づけられている色パッチの数と、測色データから得られる色パッチの数についても比較を行うように構成することができる。
本発明によれば、手動で色パッチ列上をスライドさせることにより連続して色パッチ列の測色を行う測色手段を用いて色パッチ列の測色を行う場合に発生する、測色器の移動速度の違いや移動途中での速度の変動などに起因する測色ミスや、測色する色パッチ列の間違い、測色対象の色パッチのシートの間違いなどを、自動的に、しかも確実に検出することができる。従って、従来はユーザが目視によって行っていた確認作業を削減することができる。また、誤った測色データが後段の処理で用いられることを防止することができるという効果がある。
図1は、本発明の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は、同じく測色器のスキャン操作方法の説明図である。図中、11は測色器、12は測色データ数確認部、13は測色データ比較部、14は測色ミス検出部、15は測色ミス通知部、21はパッチシート、22は色パッチである。なお、図2においては、図示の都合上、ハッチングを異ならせてそれぞれの色パッチ22の色を示している。
測色器11は、既存の手動によって色パッチ列上をスキャンさせることにより連続して測色を行うものである。例えば図2に示すようにパッチシート21には多数の色パッチ22が配列されており、その上を手動で測色器11を移動させてスキャンする。その間に、測色器11はそれぞれの色パッチ22の色を測定し、測色データとして出力する。特にこの第1の実施の形態では、ユーザが色パッチ22の列を測色器11で複数回スキャンする。図2では、矢印によって測色器11を往復させる例を示している。このとき、往路のスキャンと復路のスキャンの2回のスキャンが行われることになる。なお、図2では往路と復路の軌跡をずらして示しているが、これは図示の都合上だけのことであって、同じ軌跡を往復させればよい。測色器11からは、往路のスキャンに伴って各色パッチ22の測色データが出力され、その後、復路のスキャンに伴って各色パッチ22の測色データが出力されることになる。もちろん、同じ方向に複数回のスキャンを行ってもよい。
測色データ数確認部12は、測色器11から測色データを受け取る。そして、各スキャン時の測色データの数を確認する。ここでは、あらかじめ色パッチ22の数をセットしておき、各スキャン時の測色データの数と色パッチ22の数を比較し、一致しているか否かを判断する。例えば図2に示すように測色器11を往復させる場合には、対象の色パッチ列を各2回と、片側の紙白部分を1回測色しているので、測色データは([色パッチ数]×2+1)個が得られるはずである。従って、
[色パッチ数]=([測色データ数]−1)/2
となるか否かを判断すればよい。あるいは、各スキャンごとに測色データの数がわかる場合には、それぞれのスキャン時の測色データの数を比較し、一致しているか否かを判断してもよい。
比較した結果が一致していない場合、測色器11の移動速度が速すぎて測色できなかった色パッチが存在したり、例えば色パッチ22の間を別の色パッチとして認識し、測色データが増加していることが考えられる。あるいは、あらかじめ色パッチ22の数をセットする方式の場合には、パッチシートが異なっていることが考えられる。いずれの場合にも、測色ミスの可能性がある。従って、測色データの数が一致しない場合には、その時点で測色に失敗したものと判断することができる。この場合には、測色ミス通知部15の処理に移る。また、測色データの数が一致していれば、測色データ比較部13の処理に移る。
測色データ比較部13は、測色データ数確認部12から測色データを受け取り、同じ色パッチ22に対応する複数の測色データを比較する。具体的には、複数の測色データ間の差を算出する。例えば図2に示した例のように往復スキャンを行っている場合には、1つの色パッチ22について2回測色しているので、1つの色パッチにつき2つの測色データが得られている。1つの色パッチについて3回以上測色した場合には、任意の間の差を算出して、その最大の差を算出すればよい。
測色データの差は、例えば、測色データがCIELAB色空間の色データである場合は、公知の色差式を使用して算出することができる。また、測色データが濃度の場合は単純に差を求めればよい。さらに、分光反射率などの多次元データの場合は、各次元ごとの差や距離を使用することができる。
測色ミス検出部14は、測色データ比較部13による比較結果(及び測色データ)を受け取り、測色データの正当性を判断する。例えば上述のように測色データ比較部13で測色データ間の差を算出した場合、その差とあらかじめ定められた閾値と比較すればよい。なお、測色データ比較部13で多次元データを扱い、各次元ごとの差を求める場合には、各次元ごとに閾値を準備する必要がある。
そして、差が閾値を超えていれば測色データは正当でないと判定し、測色ミス通知部15の処理へ移る。この測色ミス検出部14では、測色データ数確認部12で測色データの数と色パッチ22の数が一致している場合に測色データの正当性の判断を行うため、例えば色パッチ22のスキャン中に測色器11の移動速度が変動して一部で測色できなかった色パッチ22が発生して測色データが減少するとともに、一部で色パッチ22の間などを別の色パッチとして認識し、測色データが増加して、結果的に色パッチ22の数と測色データの数が一致してしまった場合の測色ミスを検出することができる。
また、差が閾値以内であれば測色データは正当であると判定し、例えば、1回目に測色した測色データを出力する。あるいは、1回目に測色した測色データをそのまま出力するのではなく、同じ色パッチ22を測色して得られた測色データを平均して求めた平均値を測色データとして出力するように構成することもできる。
測色ミス通知部15は、測色データ数確認部12で測色データの数が一致しない場合や、測色ミス検出部14で測色データが正当でないと判断された場合に、測色データが正当でない旨をユーザに通知する。また、ユーザに対して測色しなおすように通知してもよい。通知方法は任意であり、例えば表示装置にメッセージを表示するほか、発光素子の点灯や点滅、音や音声などによって通知するなど、種々の方法が考えられる。また、例えばネットワークなどを通じて他の装置へ通知することも可能である。
このように構成することで、自動的に測色ミスを検出することが可能になり、ユーザは目視で正しく測色できたか否かを確認する必要がなく、確認のための労力を削減することができる。また、例えば測色データを利用する後段の処理が存在する場合、誤った測色データに対して処理を行うのを防止することができる。さらに、測色ミス通知部15により、ユーザに同じ列を測色しなおすように促すことができる。
図3は、本発明の第2の実施の形態を示すブロック図、図4は、同じく測色器のスキャン操作方法の説明図である。図中、図1,図2と同様の部分には同じ符号を付して重複する説明を省略する。16は測色データ検定部、17は代表測色値保持部、18はパッチチャート選択部である。この第2の実施の形態では、測色器11から出力される測色データと、あらかじめ保持されている代表測色値とを比較して測色ミスを検出する例を示している。
代表測色値保持部17は、パッチチャート21に配列されている色パッチ22について、あらかじめ対応する代表測色値をパッチチャート21ごとに保持している。また、パッチチャート選択部18は、あらかじめユーザが行う測色対象となるパッチチャート21の選択を受け付け、測色データ検定部16に通知する。なお、パッチチャートが1つのみである場合や測色時の各種の条件から自動的にパッチチャート21が特定される場合には、パッチチャート選択部18は不要である。
この第2の実施の形態では、測色器11の手動によるスキャンは1回以上でよく、ここでは図4に太線で示すように1回の手動スキャンを行うものとする。測色器11は、測色データを出力し、測色データ数確認部12に渡す。
測色データ数確認部12は、上述の第1の実施の形態と同様であり、測色データの数と色パッチ22の数が一致するか否かを判定し、一致しなければ測色ミス通知部15でユーザに測色データが正当でない旨を通知する。一致する場合には、測色データ検定部16の処理を実行する。なお、パッチチャート選択部18でパッチチャート21を選択することにより色パッチ22の数についても決定することができ、測色データ数確認部12では、パッチチャート選択部18でパッチチャート21を選択することにより決定された色パッチ22の数を用いて測色データの数との一致を判定するように構成してもよい。
測色データ検定部16は、パッチチャート選択部18で選択されたパッチチャート21に関連づけられた代表測色値を代表測色値保持部17から読み出し、測色器11から出力される測色データと代表測色値とを比較して、測色データの正当性を判断する。例えば、測色データと代表測色値との比較は、両者の差を算出することによって行うことができる。このとき算出する差は、例えば、測色データがCIELAB色空間の色データである場合は、公知の色差式を使用して算出することができる。また、測色データが濃度の場合は単純に差を求めればよい。さらに、分光反射率などの多次元データの場合は各次元ごとの差を算出したり、あるいは距離を算出することができる。
また、閾値は共通の値を用いるほか、色パッチごと、あるいは色パッチのある特性ごとに準備しておくことができる。あるいは、分光反射率を測色可能な測色器の場合は、測色して得られた分光反射率から所望の測色データを得ることができるので、例えば、CIELAB色空間における測色データに対する閾値を準備しておき、どのような色空間の測色データであっても、比較用のCIELAB色空間の測色データを算出し、比較の際にはCIELAB色空間の測色データを使用するように構成することもできる。
なお、測色データと代表測色値との比較を行う際には、予め定められた閾値以上の彩度を持つ測色データあるいは代表測色値についてのみ、比較の処理を行うように構成し、比較する際には両者の色相角を比較することができる。上述のように、色パッチを出力する実際のデバイス(インクジェットプリンタ、ゼログラフィプリンタ、印刷機など)により、色パッチ22の色はかなり大きな幅を持つ。しかし、大きな幅を有するといっても、同じデバイス色信号の色相がデバイスによって180度逆になることは通常ありえない。この点に着目し、測色データと代表測色値の色相角をそれぞれ算出し、その色相角の差を予め定めた閾値と比較することによって、誤った色バッチの列を測色したか否かを判定することができる。このとき、低彩度の色では多少の色の違いや誤差などでも大きく色相角が変化してしまう。そのため、極端に彩度の低い色パッチ(すなわち無彩色に近い色パッチ)については判定を行わないように構成することによって、誤判定を避けることができる。なお、このように無彩色に近い色パッチについて判定を行わなくても、色パッチの列の中に比較的彩度の高い色パッチが1つ以上含まれていれば、正常に判定を実施できる。もちろんデバイスによる色再現の幅は、単純に測色データと代表測色値との差と比較する閾値を比較的大きめに取ることでも対応することは可能であるが、精度は低くなる。
そして、算出した差があらかじめ定められた閾値よりも大きい場合は、測色データは正当でないと判定し、測色ミス通知部15で測色ミスをユーザに通知する。また、差が閾値以下の場合は、測色データは正当であると判定して、測色データをそのまま出力する。
測色ミス通知部15は、測色データ数確認部12で測色データが正当でないと判断された場合には、単に測色しなおすようにユーザに通知し、測色データ検定部16で測色データが正当でないと判断された場合には、測色している色パッチ列が間違っていたり、パッチシート21そのものが間違っている可能性がある旨をユーザに通知することができる。このためには、測色データ数確認部12と測色データ検定部16から測色ミス通知部15へ測色データが正当でない旨を通知する際に、それぞれの種別ごとにユニークなメッセージコードを受け渡すことで実現することができる。なお、ユーザへの通知方法が任意であることは上述の第1の実施の形態と同様である。
このように、この第2の実施の形態では、測色器11を手動で移動させて色パッチをスキャンする際の移動速度の変動による測色データの増減について自動的に検出することができるとともに、測色している色パッチ列の間違えや測色対象としているパッチシートの間違え等についても、自動的に検出することができる。従って、従来のようにユーザは測色した色パッチ列が間違っていることを目視で確認する必要がなくなり、目視確認の労力を削減することができる。また、誤った測色データを用いて後段の処理が行われるといった事態も防止することができる。さらに、測色ミス通知部15により、ユーザに正しい色パッチ列やパッチシートを測色しなおすように促すことができる。
図5は、本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。図中の符号は、図1,図3と同様であり、重複する説明を省略する。この第3の実施の形態では、上述の第1及び第2の実施の形態を組み合わせて用いる例を示している。
この第3の実施の形態においても上述の第2の実施の形態と同様に、あらかじめパッチチャート21に配列されている色パッチ22について、対応する代表測色値をパッチチャート21ごとに代表測色値保持部17に保持させておく。また、パッチチャート選択部18は、あらかじめユーザが行う測色対象となるパッチチャート21の選択を受け付け、測色データ検定部16に通知する。なお、パッチチャートが1つのみである場合や測色時の各種の条件から自動的にパッチチャート21が特定される場合には、パッチチャート選択部18は不要である。
この第3の実施の形態では、上述の第1の実施の形態等同様に、測色器11の手動によるスキャンを複数回行う。例えば図2に示したように測色器11を往復させてスキャンすることができる。測色器11は、測色データを出力し、測色データ数確認部12に渡す。
測色データ数確認部12は、上述の第1の実施の形態と同様であり、測色データの数と色パッチ22の数を比較する。例えば図2に示すように往復スキャンを行う場合には、対象の色パッチを各2回と片側の紙白部分を1回測色しているので、
[色パッチ数]=([測色データ数]−1)/2
となるか否かを判定すればよい。測色データの数が正しければ測色データ比較部13の処理に進み、測色データの数が正しくなければ測色データは正当でないとして、その旨を測色ミス通知部15によりユーザに通知する。
測色データ比較部13は上述の第1の実施の形態と同様であり、同じ色パッチ22に対する複数の測色データを比較する。例えば図2に示すように往復スキャンを行っている場合、1つの色パッチに付き2回の測色を行っているので、1つの色パッチにつき2つの測色データが得られている。この2つの測色データ間の差を算出すればよい。1つの色パッチについて3回以上測色した場合には、任意の間の差を算出して、その最大の差を算出すればよい。測色データの差の求め方は上述の第1の実施の形態と同様の方法を適用することができる。
測色ミス検出部14も上述の第1の実施の形態と同様であり、測色データ比較部13による比較結果をもとに測色データが正当であるか否かを判断する。例えば測色データ比較部13で測色データ間の差を求めている場合、その差とあらかじめ定められた閾値と比較して、閾値を超えていれば測色データは正当でないと判定し、その旨を測色ミス通知部15からユーザに通知する。また、差が閾値以内であれば測色データは正当なものであると判定し、例えば、1回目に測色した測色データを測色データ検定工程へ渡す。また、1回目に測色した測色データをそのまま渡すのではなく、同じパッチを測色して得られた測色データを平均して求めた平均値を測色データとして渡すように構成することもできる。
測色データ検定部16は、上述の第2の実施の形態と同様のものであり、パッチチャート選択部18で選択されたパッチチャート21に関連づけられている代表測色値を代表測色値保持部17から読み出し、測色ミス検出部14から渡される測色データと比較し、測色データの正当性を判断する。例えば測色データと代表測色値とを比較した結果、その差があらかじめ定められた閾値よりも大きい場合は、測色した色パッチの列あるいはパッチチャートが誤っていると判定し、その旨を測色ミス通知部15からユーザへ通知する。また、測色データと代表測色値との差が閾値以下の場合は測色データは正当であると判定して、測色ミス検出部14から渡された測色データを出力する。なお、測色データと代表測色値との比較処理は、上述の第2の実施の形態と同様である。
測色ミス通知部15は、測色データ数確認部12、測色ミス検出部14、測色データ検定部16のいずれかで測色データが正当でないと判断された場合に、それぞれの判断に応じた内容をユーザに通知する。例えば測色データ数確認部12及び測色ミス検出部14で測色データが正当でないと判断された場合には、ユーザに対して測色しなおすように通知することができる。また、測色データ検定部16で測色データが正当でないと判断された場合には、測色している色パッチ列あるいはパッチシートが間違っている可能性がある旨をユーザに通知することができる。このためには、各部において測色データが正当でないと判断したときの判断種別をユニークなメッセージコードとして受け渡すことで実現することができる。
このように構成することで、測色器11を手動で移動して色パッチ列をスキャンしたときの移動速度の変動に起因した測色データの増減や、スキャン中に測色データの増加と減少がともに発生することによって測色データの数は同じでも測色データが正当でない場合について、自動的に測色ミスを検出することができる。それとともに、異なる色パッチ列をスキャンしていたり、異なるパッチシートの測色を行っているような場合でも、自動的に検出することができる。従って、従来のようにユーザが目視で正しく測色できたか否か、そして、正しい色パッチ列を測色したか否かを確認する必要がなく、ユーザの負担を格段に軽減することができる。また、誤った測色データにより後続の処理が行われるのを防止することができる。さらに、測色ミスをユーザに通知することによって、ユーザに同じ色パッチ列を測色しなおすように促したり、正しい色パッチ列やパッチシートを測色するように促すことができる。
図6は、本発明の測色システム及び測色方法の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体の一例の説明図である。図中、31はプログラム、32はコンピュータ、41は光磁気ディスク、42は光ディスク、43は磁気ディスク、44はメモリ、51は光磁気ディスク装置、52は光ディスク装置、53は磁気ディスク装置である。
上述の測色システム及び測色方法で説明した測色器を除く各機能について、その一部または全部を、コンピュータにより実行可能なプログラム31によって実現することが可能である。その場合、そのプログラム31およびそのプログラムが用いるデータなどは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶することも可能である。記憶媒体とは、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取装置に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取装置にプログラムの記述内容を伝達できるものである。例えば、光磁気ディスク41,光ディスク42(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク43,メモリ44(ICカード、メモリカードなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものではない。
これらの記憶媒体にプログラム31を格納しておき、例えばコンピュータ32の光磁気ディスク装置51,光ディスク装置52,磁気ディスク装置53,あるいは図示しないメモリスロットにこれらの記憶媒体を装着することによって、コンピュータからプログラム31を読み出し、本発明の測色システム及び測色方法を実行することができる。あるいは、あらかじめ記憶媒体をコンピュータ32に装着しておき、例えばネットワークなどを介してプログラム31をコンピュータ32に転送し、記憶媒体にプログラム31を格納して実行させてもよい。
もちろん、一部の機能についてハードウェアによって構成することもできるし、すべてをハードウェアで構成してもよい。あるいは、他のソフトウェアの一部として組み込むことも可能である。
本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における測色器のスキャン操作方法の説明図である。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における測色器のスキャン操作方法の説明図である。 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。 本発明の測色システム及び測色方法の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体の一例の説明図である。
符号の説明
11…測色器、12…測色データ数確認部、13…測色データ比較部、14…測色ミス検出部、15…測色ミス通知部、16…測色データ検定部、17…代表測色値保持部、18…パッチチャート選択部、21…パッチシート、22…色パッチ、31…プログラム、32…コンピュータ、41…光磁気ディスク、42…光ディスク、43…磁気ディスク、44…メモリ、51…光磁気ディスク装置、52…光ディスク装置、53…磁気ディスク装置。

Claims (26)

  1. 手動で色パッチ列上をスライドさせることにより連続して前記色パッチ列の測色を行う測色手段と、前記測色手段が前記色パッチ列上を複数回スライドされる間に前記測色手段から出力される測色データをもとに1つの色パッチに対応する複数の測色データを比較する測色データ比較手段と、前記測色データ比較手段による比較結果により測色データの正当性を判断する判断手段を有することを特徴とする測色システム。
  2. 前記複数回のスライドは、前記色パッチ列上を往復するものであることを特徴とする請求項1に記載の測色システム。
  3. 前記測色データ比較手段は、前記複数の測色データの差が所定の閾値よりも大きいか否かを判断するものであり、前記判断手段は、前記複数の測色データの差が所定の閾値より大きいときに測色データが正当でないと判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測色システム。
  4. さらに、各回の測色データの数について比較する測色データ数確認手段を有し、各回の測色データの数が一致しているときに前記測色データ比較手段による比較と前記判断手段による測色データの正当性の判断を行い、測色データの数が一致していない場合には前記測色データは正当でないと判断することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測色システム。
  5. さらに、測色データが正当でないと判断された場合にユーザに対して測色が失敗した旨を通知する測色ミス通知手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測色システム。
  6. さらに、前記判断手段によって測色データが正当であると判断された場合に1つの色パッチに対応する複数の測色データを平均した結果を算出する測色データ算出手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の測色システム。
  7. 手動で色パッチ列上をスライドさせることにより連続して前記色パッチ列の測色を行う測色手段と、各色パッチに対応する代表測色値を保持する代表測色値保持手段と、前記測色手段から出力される測色データと前記代表測色値保持手段に保持されている各色パッチに対応する前記代表測色値とを比較することにより前記測色データの正当性を判断する検定手段を有することを特徴とする測色システム。
  8. 前記検定手段は、前記測色データと前記代表測色値との差が所定の閾値よりも大きいか否かを比較し、前記測色データと前記代表測色値との差が所定の閾値以下のときに前記測色データが正当であると判断することを特徴とする請求項7に記載の測色システム。
  9. さらに、前記検定手段によって測色データが正当でないと判断された場合にユーザに対して測色が失敗した旨を通知する測色ミス通知手段を有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の測色システム。
  10. 前記検定手段は、前記測色手段から出力される測色データと前記代表測色値保持手段に保持されている各色パッチに対応する前記代表測色値とを比較する際に、予め定められた閾値以上の彩度を持つ前記測色データあるいは前記代表測色値についてのみ比較を行い、比較する際には両者の色相角を比較することを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の測色システム。
  11. さらに、ユーザが測色するパッチチャートを選択するパッチチャート選択手段を有し、前記検定手段は、前記パッチチャート選択手段で選択されたパッチチャートに関係付けられた各色パッチに対応する前記代表測色値を使用することを特徴とする請求項7ないし請求項10のいずれか1項に記載の測色システム。
  12. 前記検定手段は、前記パッチチャート選択手段で選択されたパッチチャートに関連づけられている色パッチの数と前記測色手段から出力される測色データから得られる色パッチの数についても比較を行うことを特徴とする請求項11に記載の測色システム。
  13. 手動で測色手段を色パッチ列に沿ってスライドさせることにより連続して前記色パッチ列の測色を行う測色方法において、前記測色手段が前記色パッチ列上を複数回スライドされる間に前記測色手段から出力される測色データを取得し、該測色データをもとに1つの色パッチに対応する複数の測色データを比較し、該比較結果により前記測色データの正当性を判断することを特徴とする測色方法。
  14. 前記複数回のスライドは、前記色パッチ列上を往復するものであることを特徴とする請求項13に記載の測色方法。
  15. 前記測色データの比較処理は、前記複数の測色データの差が所定の閾値よりも大きいか否かを判断するものであり、前記複数の測色データの差が所定の閾値より大きいときに測色データは正当でないと判断することを特徴とする請求項13または請求項14に記載の測色方法。
  16. さらに、測色データの比較処理の前に、各回の測色データの数について比較し、各回の測色データの数が一致しているときに前記測色データの比較処理以降の処理を行い、測色データの数が一致していない場合には前記測色データは正当でないと判断することを特徴とする請求項13ないし請求項15のいずれか1項に記載の測色方法。
  17. さらに、前記測色データが正当でないと判断された場合にユーザに対して測色が失敗した旨を通知することを特徴とする請求項13ないし請求項15のいずれか1項に記載の測色方法。
  18. さらに、前記測色データが正当であると判断された場合に、1つの色パッチに対応する複数の測色データを平均した結果を算出することを特徴とする請求項13ないし請求項17のいずれか1項に記載の測色方法。
  19. 手動で測色手段を色パッチ列に沿ってスライドさせることにより連続して前記色パッチ列の測色を行う測色方法において、予め各色パッチに対応する代表測色値を代表測色値保持手段に保持しておき、前記測色手段から出力される測色データと前記代表測色値保持手段に保持されている各色パッチに対応する代表測色値とを比較し、比較結果により測色データの正当性を判断することを特徴とする測色方法。
  20. 前記測色データの比較処理は、前記測色データと前記代表測色値との差が所定の閾値よりも大きいか否かを比較するものであり、前記測色データと前記代表測色値との差が所定の閾値以下のときに測色データが正当であると判断することを特徴とする請求項19に記載の測色方法。
  21. さらに、前記測色データが正当でないと判断された場合に、ユーザに対して測色が失敗した旨を通知することを特徴とする請求項19または請求項20に記載の測色方法。
  22. 前記測色データと前記代表測色値とを比較する際に、予め定められた閾値以上の彩度を持つ前記測色データあるいは前記代表測色値についてのみ比較を行い、比較する際には両者の色相角を比較することを特徴とする請求項19ないし請求項21のいずれか1項に記載の測色方法。
  23. さらに、複数のパッチチャートを記憶しておき、ユーザから測色するパッチチャートの選択を受け付け、選択されたパッチチャートに関係付けられた各色パッチに対応する前記代表測色値を使用することを特徴とする請求項19ないし請求項22のいずれか1項に記載の測色方法。
  24. 選択された前記パッチチャートに関連づけられている色パッチの数と前記測色手段から出力される測色データから得られる色パッチの数についても比較を行うことを特徴とする請求項23に記載の測色方法。
  25. 手動で測色手段を色パッチ列に沿ってスライドさせることにより連続して前記色パッチ列の測色を行う測色処理をコンピュータに実行させる測色処理プログラムにおいて、請求項13ないし請求項24のいずれか1項に記載の測色方法をコンピュータに実行させることを特徴とする測色処理プログラム。
  26. 手動で測色手段を色パッチ列に沿ってスライドさせることにより連続して前記色パッチ列の測色を行う測色処理をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータが読取可能な記憶媒体において、請求項13ないし請求項24のいずれか1項に記載の測色方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読取可能な記憶媒体。
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