JP6852377B2 - 原子発振器および電子機器 - Google Patents
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Description
以下に、本発明の実施の形態1に係る原子発振器について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る原子発振器100の構成を説明するための概略図である。図1(a)は、パッケージ50に収められた基板10,20を、光検出器3が設けられた基板20側から見た平面図である。図1(b)は、図1(a)のA−A線矢印方向から見た断面図である。図1(c)は、図1(a)のB−B線矢印方向から見た断面図である。
パッケージ50と基板10,20との位置関係は、図1(a)の構成に限定されるものではない。図3は、本発明の実施の形態1に係る原子発振器のパッケージの種類を説明するための概略図である。図3(a)に示す原子発振器100は、図1(a)の構成と同じく、パッケージ50の外形に沿って内部空間53が形成され、当該内部空間53に基板10および基板20を配置してある。そのため、基板10の長辺方向とパッケージ50の外形の一辺とが平行になり、基板20の長辺方向とパッケージ50の外形の別の一辺とが平行になっている。
さらに、図1に示す原子発振器100では、構成される基板が基板10と基板20との2つであったが、これに限定されない。図4は、本発明の実施の形態1の変形例に係る原子発振器の構成を説明するための概略図である。図4(a)は、パッケージ50に収められた基板10,20,30を、光検出器3が設けられた基板20側から見た平面図である。図4(b)は、図4(a)の断面図である。なお、図4に示す原子発振器101において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
さらに、図4に示す原子発振器101では、構成される基板が基板10、基板20および基板30の3つであったが、これに限定されない。図5は、本発明の実施の形態1の別の変形例に係る原子発振器の構成を説明するための概略図である。図5(a)は、パッケージ50に収められた基板10,20,30,40を、光検出器3が設けられた基板20側から見た平面図である。図5(b)は、図5(a)の断面図である。なお、図5に示す原子発振器102において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係る原子発振器100では、パッケージの底側に光源1を配置する構成であった。しかし、この構成に限定されず、パッケージの底側に光検出器を配置する構成であってもよい。図6は、本発明の実施の形態2に係る原子発振器200の構成を説明するための概略図である。図6(a)は、パッケージ50に収められた基板10,20を、光検出器3が設けられた基板20側から見た平面図である。図6(b)は、図6(a)のA−A線矢印方向から見た断面図である。図6(c)は、図6(a)のB−B線矢印方向から見た断面図である。なお、図6に示す原子発振器200において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
原子発振器200では、図6(b)に示すように基板20に光検出器3が設けられた構成であったが、これに限定されず光検出器をパッケージの底に配置してもよい。図7は、本発明の実施の形態2の変形例に係る原子発振器201の構成を説明するための概略図である。図7(a)は、X方向から見た断面図である。図7(b)は、Y方向から見た断面図である。なお、図7に示す原子発振器201において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
さらに、原子発振器では、ガスセルの位置決めのためにスペーサを配置する場合がある。以下の変形例では、スペーサを設けた原子発振器について説明する。図8は、本発明の実施の形態2の別の変形例に係る原子発振器の構成を説明するための概略図である。図8(a)は、光検出器3が設けられた基板20にスペーサ60を設けた原子発振器202の構成を図示している。原子発振器202では、基板20にスペーサ60を設けることで、ガスセル2の位置決めが容易になるだけでなく、基板20に加わる応力を緩和することができる。そのため、原子発振器202では、基板20のたわみが小さくなるので光源1と光検出器3との距離のばらつきが少なくなって光軸合せが容易になるとともに、良好なEIT信号が得られる。なお、図8(a)に示す原子発振器202において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態3に係る原子発振器では、光源を加熱するヒータおよびガスセルを加熱するヒータの具体的な構成について説明する。図10は、本発明の実施の形態3に係る原子発振器300の構成を説明するための概略図である。図10(a)は、パッケージ50に収められた基板10,20を、光検出器3が設けられた基板20側から見た平面図である。図10(b)は、図10(a)のA−A線矢印方向から見た断面図である。図10(c)は、図10(a)のB−B線矢印方向から見た断面図である。なお、図10に示す原子発振器300において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態4に係る原子発振器では、基板を台座で支持する構成につて説明する。図11は、本発明の実施の形態4に係る原子発振器400の構成を説明するための概略図である。図11(a)は、パッケージ50に収められた基板10,20を、光検出器3が設けられた基板20側から見た平面図である。図11(b)は、図11(a)のB−B線矢印方向から見た断面図である。なお、図11に示す原子発振器400において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
さらに、本発明の実施の形態4に係る原子発振器では、ガスセルの位置決めのためにスペーサを配置する場合がある。以下の変形例では、スペーサを設けた原子発振器について説明する。図12は、本発明の実施の形態4の変形例に係る原子発振器401の構成を説明するための概略図である。図12(a)は、パッケージ50に収められた基板10,20を、光検出器3が設けられた基板20側から見た平面図である。図12(b)は、図11(a)のB−B線矢印方向から見た断面図である。なお、図12に示す原子発振器401において、図1に示す原子発振器100と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
前述の実施の形態に係る原子発振器では、量子干渉効果(CPT)を利用して共鳴周波数を得る構成について説明したが、これに限られない。原子発振器の動作原理には、光とマイクロ波を利用した二重共鳴法と呼ばれる方法があり、前述の実施の形態に係る原子発振器は、二重共鳴法にも同様に適用することができる。
Claims (8)
- 光源と、
アルカリ金属原子が封入された内部空間を有するガスセルと、
前記光源から出射され、前記ガスセルを透過した光を検出する光検出部と、
前記光源、前記ガスセルおよび前記光検出部を内包するパッケージとを備え、
前記パッケージは、前記光源を設けた第1基板と、前記光検出部を設けた第2基板とを少なくとも含む複数の基板を内包し、
前記第1基板および前記第2基板は、少なくとも基板の一辺または基板の対向する二辺に、少なくとも1つの端子をそれぞれ有し、
前記光源から前記光検出部に至る光源方向から見て、前記複数の基板のうちの少なくとも2つの基板の端子が重ならない位置となるように基板を配置してある、原子発振器。 - 前記複数の基板は、前記光源方向に対してそれぞれ水平方向に配置し、
前記複数の基板のうちの少なくとも2つの基板は、前記光源方向に対する回転角度が異なる位置に配置してある、請求項1に記載の原子発振器。 - 前記複数の基板は、それぞれの基板を前記光源方向に対する回転角度が均等になるように配置してある、請求項2に記載の原子発振器。
- 前記第1基板と前記第2基板とは、前記光源方向に対する回転角度が90度異なるように配置してある、請求項2に記載の原子発振器。
- 前記パッケージは、底面側に電極を有し、
前記光検出部を前記パッケージの前記底面側に配置してある、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の原子発振器。 - 前記複数の基板は、端子を有していない辺を少なくとも1つ以上の台座で支持してある、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の原子発振器。
- 前記複数の基板は、耐熱性を有する断熱性材料であり、それぞれの基板の厚みが100μm以下である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の原子発振器。
- 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の前記原子発振器を備える電子機器。
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