JP6851875B2 - 撮像装置、及び画像監視システム - Google Patents

撮像装置、及び画像監視システム Download PDF

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Description

本発明は、照明手段を搭載したネットワークカメラを含む監視カメラ等の撮像装置に関する。
ネットワーク監視カメラ等では、暗所での撮影を可能とすべく、撮像ユニットを保護するドームカバーと撮像ユニットとの間に照明手段を内蔵したものがある。このような監視カメラでは、撮像ユニットと照明手段との間に遮光部材を設け、照明手段から被写体に向けて照射した照明光がドームカバーなどで反射して撮像ユニットのレンズに侵入し、撮影画像に映り込むのを防いでいる(特許文献1)。
一方、特に密閉構造を採用した監視カメラでは、カメラ内での空気の循環不足や低温環境下等でのカメラの内外の温度差により、ドームカバーの内外表面に結露や霜が発生し、撮影画像の鮮明度を低下させる原因になる。このため、カメラ内に透過膜や除湿素子を設けることで自然対流によりカメラ内の空気を循環させたり、送風ファン等で強制的に空気を循環させたりしてドームカバーの内外表面に発生する結露や霜を抑制する技術が提案されている(特許文献2)。
特開2005−136800号公報 特開2009−135723号公報
しかし、上記特許文献1では、円環状の遮光部材をドームカバーの内壁面に密着させて配置する構造となる。従って、透過膜や除湿素子或いは送風ファンによりカメラ内の空気を循環させた場合、遮光部材の内周側でレンズユニットの正面側の空間と遮光部材の外周側のドームカバー内の空間との間で空気の循環が起きにくい。このため、照明手段を搭載した監視カメラにおいて、ドームカバーの内外表面に発生する結露や霜を抑制することが難しい。
そこで、本発明は、照明手段を搭載した撮像装置において、遮光性を確保しつつ、装置内の空気の循環を改善してレンズユニットを保護するカバーに発生する結露や霜を抑制し、鮮明度の高い画像を取得することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の撮像装置は、レンズユニットと、記レンズユニットを保護するカバーと、前記レンズユニットの周囲に設けられ、明光を照射する照明手段と、前記レンズユニットと前記カバーとの間で前記カバーに密着した状態で設けられ、前記照明手段から照射された照明光が前記カバーで反射して前記レンズユニットに入り込まないように、前記照明光の反射光を遮光する環状の遮光部材と、を備え、前記遮光部材には、前記遮光部材の内周側の空間と前記遮光部材の外周側の空間との間で空気の循環を可能にする循環路が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、照明手段を搭載した撮像装置において、遮光性を確保しつつ、装置内の空気の循環を改善してレンズユニットを保護するカバーの内外表面に発生する結露や霜を抑制し、鮮明度の高い画像を取得することができる。
本発明の撮像装置の実施形態の一例であるネットワーク監視カメラの外観図及び分解斜視図である。 撮像ユニットの分解斜視図である。 ネットワーク監視カメラの概略断面図である。 遮光部材を説明する図である。 遮光部材の形状と照明手段の位置関係を示す図である。 溝部が支持部材側に形成された遮光部材を有する撮像ユニットの部分斜視図である。 穴部が形成された遮光部材を有する撮像ユニットの部分斜視図である。 穴部が形成された支持部材を有する撮像ユニットの部分斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明の撮像装置の実施形態の一例であるネットワーク監視カメラ(以下、監視カメラという)の外観図、図1(b)は図1(a)に示す監視カメラの分解斜視図である。なお、本実施形態では、外部の画像監視センター等のサーバ(監視装置)と無線又は有線により通信可能に接続されてサーバ側で撮像画像を監視する画像監視システムを構成する監視カメラを例示するが、本発明の適用先は監視カメラに限定されない。
本実施形態の監視カメラは、図1に示すように、上カバー103、下カバー102、及びドーム状のカバー101(以下、ドームカバー101という)によって形成される外装カバーの内部に撮像ユニット2が設けられている。ドームカバー101は、撮像ユニット2のレンズユニット201(図2参照)の撮影可能範囲の正面側(被写体側)に配置されてレンズユニット201を保護する略半球状の透明部材である。
外装カバー内には、撮像ユニット2の他に、不図示のプリント基板が設けられている。また、外装カバー内には、不図示のヒータ、マイク、スピーカ、LED、及びモータなどの電気部品が設けられ、各電気部品間は電気ケーブルやFPC、FFCなどで接続されている。なお、本実施形態では、密閉構造とするためにドームカバー101と下カバー102との間、及び下カバー102と上カバー103との間にそれぞれ不図示のシール材を介装させているが、密閉構造とするか否かは任意である。
プリント基板には、映像処理エンジン、通信処理エンジン、メモリ、電源系ICなどが配設されている。また、プリント基板には、外部インターフェースとして、RJ45コネクタ、外部入力/出力コネクタ、電源接続コネクタ、音声入力/出力コネクタ、ビデオアウトコネクタ、SDカードなどの外部メモリコネクタなどが実装されている。
図2は、撮像ユニット2の分解斜視図である。図2に示すように、撮像ユニット2は、レンズユニット201、送風ファン202,207、プリント基板206、遮光部材203、支持部材204、メインベース212、パンベース211、固定部材209,210、及びチルトベース208を有する。
レンズユニット201は、不図示のレンズ群、レンズホルダ、プリント基板、撮像素子などを備える。送風ファン202,207は、駆動されることで、監視カメラの内部の空気の循環を増進させ、後述する結露、霜の発生を効果的に抑制する。なお、レンズユニット201の背面側に配置される送風ファン202の送風方向は、レンズユニット201の光軸方向の正面側又は背面側のどちらでもよい。
プリント基板206は、略円環状に形成され、レンズユニット201の周囲に配置されてチルトベース208に両面テープ、接着剤等により固定される。プリント基板206には、少なくとも1つの照明手段206aが設けられている。なお、照明手段206aによる照射光の照射方向は、通常、レンズユニット201の光軸方向であるが、それ以外の方向でもよい。また、プリント基板206の形状は、図2では略円環状としているが、略円環を任意の数に分割した形状や多角形状であってもよい。
遮光部材203は、略円環状に形成され、照明手段206aから被写体に向けて照射された照明光がドームカバー101で反射してレンズユニット201に入り込み、撮影画像に映り込むのを防ぐ部材である。遮光部材203のドームカバー101に対向する面には、ドームカバー101に密着した状態で接触する密着部203a(図4)が設けられている。また、遮光部材203のドームカバー101に対向する面には、ドームカバー101と密着しない、後述する螺旋状、クランク状、又は直線状などの溝部203bが形成されている。溝部203bは、ドームカバー101に密着する遮光部材203の内周側におけるレンズユニット201の正面側空間と遮光部材203の外周側のドームカバー101内の空間との間で空気の循環を可能にする循環路として機能する。
支持部材204は、筒状に形成され、レンズユニット201の周囲を覆うように配置される。支持部材204には、不図示の両面テープ、接着剤等により遮光部材203が固定される。また、支持部材204の外周部には、光軸方向に延びる凸部204aが設けられ、凸部204aは、チルトベース208の内周部に形成された溝部208aに対して光軸方向に移動可能に係合する。これにより、レンズユニット201に対して支持部材204が光軸方向に移動可能に支持されている。なお、レンズユニット201を光軸方向に移動可能に支持する手段は、これに限定されない。
また、支持部材204は、ばね部材205によりレンズユニット201の光軸方向に付勢される。なお、図2では、1つのばね部材205により支持部材204を付勢し、ばね部材205の中心とレンズユニット201の光軸中心が一致している場合を例示しているが、撮像ユニットの構成はこれに限定されない。すなわち、ばね部材205の中心とレンズユニット201の光軸中心は一致している必要はなく、ばね部材205の数も複数でよい。
メインベース212は、ビスなどにより上カバー103に固定される。パンベース211は、メインベース212に対してパン回転軸Pを中心にパン方向に回転可能に支持される。固定部材210は、パンベース211をメインベース212に対してパン方向に回転可能に固定する。パンベース211をメインベース212に回転可能に固定する構造としては、不図示のウェーブワッシャや板金等の弾性力を持った部品やビスで固定する構造、ギアを用いた噛み合い構造、さらにギアの回転をモータで電子制御する構造等がある。
チルトベース208は、パンベース211に対してレンズユニット201をチルト回転軸Tを中心にチルト方向に回転可能に支持する。レンズユニット201は、チルトベース208にビスなどにより固定される。固定部材209は、パンベース211に対してチルトベース208をチルト回転軸Tを中心にチルト方向に回転可能に固定する。チルトベース208をパンベース211に対して回転可能に固定する構造としては、ビス、平座金、ばね座金を使用して保持力を発揮する構造や弾性体を挟んで保持力を発揮する構造などがある。また、パン動作の構造と同様に、ギアを用いた噛み合い構造、さらにギアの回転をモータで電子制御する構造などもある。
図3は、監視カメラの概略断面図である。図3に示すように、遮光部材203は、ばね部材205の付勢力または遮光部材203自身の変形によりドームカバー101に密着する。遮光部材203がドームカバー101に密着することで、照明手段206aから照射される照射光206bがドームカバー101で反射してレンズユニット201に入り込むことを防ぐことができる。
なお、遮光部材203は、剛体でもよいが、ドームカバー101との密着性向上、ドームカバー101への傷防止、レンズユニット201への衝撃吸収力向上のため弾性体や発泡体が望ましい。また、照明手段206aから照射される照明光206bが撮影範囲に向けて照射されるように照明手段206aの照射方向に照明光206bの集光手段または拡散手段を設けてもよい。
支持部材204は、レンズユニット201やチルトベース208から正面側に外れないように支持部材204のフランジ部204bをレンズユニット201のフランジ部201aに係合させて可動範囲が規制され、ばね部材205により正面側に付勢されている。なお、フランジ部204b,201a以外にチルトベース208にフランジ部を設けて支持部材204の可動範囲を規制してもよい。また、本実施形態では、支持部材204とばね部材205により遮光部材203をドームカバー101に密着させているが、その他の構造で遮光部材203をドームカバー101に密着させてもよい。
ここで、前述したように、遮光部材203により、照明手段206aから照射される照射光206bの一部の照明光206cがドームカバー101の内外表面で反射して少ない反射回数でレンズユニット201に入り込むことを防いでいる。遮光部材203を設けないと、照明光206cの反射光206c1(図3で破線で示す)がレンズユニット201に入り込んで撮影画像に映り込んでしまう。
また、遮光部材203に溝部203bを形成することで、ドームカバー101に密着する遮光部材203の内周側のレンズユニット201の正面側空間と遮光部材203の外周側のドームカバー101内の空間との間で空気の循環を可能としている。そして、溝部203bを介した空気の循環により、低温環境下等でドームカバー101の内外表面に結露や霜が発生するのを抑制している。
次に、図4を参照して、遮光部材203について詳しく説明する。図4では、任意の位置や角度から遮光部材203に照明光206bの反射光206dが届く場合を想定している。図4(a)は、溝部203bの形状を螺旋状とした遮光部材203を示す図である。
図4(a)に示すように、照明手段206aから照射されてドームカバー101で反射した反射光206dは、直進性を持つ。図4(a)では、直進性を持つ反射光206dに対して溝部203bが円弧状に大きく湾曲した螺旋形状に形成されているため、反射光206dは、レンズユニット201に入光する前に遮光部材203に吸収、もしくは反射、減衰される。図示の矢印以外の反射光についても、同様である。
一方、空気は直進性を持たないため、螺旋状の溝部203bに沿って流れて循環可能である。つまり、図4(a)に示すように、螺旋状の溝部203bを有する遮光部材203は、通気性と遮光性を両立させることができる。なお、溝部203bの数、幅、曲率などの組み合わせは、図示した例以外にも多数存在する。また、溝部203bに通気性の高い材料を充填して、ドームカバー101と接触するようにしてもよく、溝部203bに光の反射を抑える表面処理や反射防止コート等を施してもよい。
図4(b)は、溝部203bの形状をクランク形状とした遮光部材203を示す図である。図4(b)の場合も図4(a)と同様に、直進性を持つ反射光206dに対して溝部203bがクランク状に屈曲しているため、反射光206dは、レンズユニット201に入光する前に遮光部材203に吸収、もしくは反射、減衰される。図示の矢印以外の反射光についても、同様である。
一方、空気は直進性を持たないため、クランク形状の溝部203bに沿って流れて循環可能である。つまり、図4(a)と同様に、クランク形状の溝部203bを有する遮光部材203は、通気性と遮光性を両立させることができる。なお、溝部203bの数、幅、クランク回数などの組み合わせは、図示した例以外にも多数存在する。このように、遮光部材203の外周部と内周部を接続する溝部203bを形成した遮光部材203は、通気性と遮光性を両立することができる。
図5は、遮光部材203の形状と照明手段206aの位置関係を示す図である。図4では、任意の位置や角度から遮光部材203に照明光206bの反射光206dが届く場合を想定したが、実際には、反射光206dは、様々な箇所で複数回反射した減衰されており、レンズユニット201に入り込む可能性が低い。
そこで、図5では、照明手段206aから照射された照明光206bの反射光206dがレンズユニット201へ直接入光して撮影画像に映り込む可能性が高い場合を想定して説明する。
図5(a)は、溝部203bの形状を直線状とした遮光部材203の例を示す図である。図5(a)に示す溝部203bは、照明手段206aとレンズユニット201の光軸中心とを結ぶ直線を避けた位置でレンズユニット201の径方向に沿って直線状に形成されている。図5(a)に示すように、ドームカバー101で反射した直進性を持つ反射光206dに対して、密着部203aが反射光206dの入射方向、つまり、レンズユニット201の光軸中心と照明手段206aとを結ぶ直線上に存在する。このため、反射光206dは、遮光部材203に吸収/反射される。
一方、空気は直進性を持たないため、このような直線状の溝部203bに沿って流れて循環可能である。つまり、図5(a)に示す直線状の溝部203bを持つ遮光部材203は、通気性と遮光性を両立することができる。なお、溝部203bの数、幅などの組み合わせは、図示した例以外にも多数存在する。
図5(b)は、溝部203bの形状を直線状とした遮光部材203の他の例を示す図である。図5(b)に示す溝部203bは、レンズユニット201の径方向と交差する方向に沿って直線状に形成されている。図5(b)に示す直線状の溝部203bを持つ遮光部材203も、図5(a)の場合と同様に、通気性と遮光性を両立することができる。なお、溝部203bの数、幅、角度などの組み合わせは、図示した例以外にも多数存在する。
このように、密着部203aが照明手段206aとレンズユニット201の光軸中心とを結ぶ直線上に存在する遮光部材203は、通気性と遮光性を両立することができる。なお、図4及び図5で示す遮光部材203の溝部203bの表面に微細な凹凸を形成することで、反射光206dの反射を抑えて遮光性をより高めることができる。
図6は、溝部203cが支持部材204側に形成された遮光部材203を有する撮像ユニット2の部分斜視図である。
溝部203cは、遮光部材203の外周部と内周部を繋ぐように形成される。溝部203cの形状は、図4、図5の溝部203bと同様に、螺旋状、クランク状、直線状など様々な組み合わせで構成することが可能である。遮光部材203のドームカバー101に対向する面に設けられた密着部203aは、略円環状に遮光部材203の全周に亘って形成される。これにより、ドームカバー101からの反射光を良好に遮ることが可能となる。また、支持部材204側に溝部203cを形成することにより、遮光部材203は通気性と遮光性を両立することができる。
図7は、穴部203dが形成された遮光部材203を有する撮像ユニット2の部分斜視図である。
穴部203dは、遮光部材203の外周部と内周部を繋ぐように形成される。穴部203dの形状は、図4、図5の溝部203bと同様に、螺旋状、クランク状、直線状など様々な組み合わせで構成することが可能である。また、穴部203dの断面形状は、一定断面である必要はなく、送風ファン202、207等によって生じる空気の循環において本発明の目的を達成する限りにおいて可変断面としてもよい。遮光部材203のドームカバー101に対向する面に設けられた密着部203aは、略円環状に遮光部材203の全周に亘って形成される。これにより、ドームカバー101からの反射光を良好に遮ることが可能となる。また、遮光部材203の外周部と内周部を繋ぐ穴部203dを形成することにより、遮光部材203は通気性と遮光性を両立することができる。
図8は、穴部204cが形成された支持部材204を有する撮像ユニット2の部分斜視図である。
穴部204cは、支持部材204の外周部と内周部を繋ぐように支持部材204に形成される。穴部204cの形状は、図4、図5の溝部203bと同様に、螺旋状、クランク状、直線状など様々な組み合わせで構成することが可能である。このように、支持部材204の外周部と内周部を繋ぐ穴部204cを形成することにより、支持部材204は通気性と遮光性を両立することができる。
なお、穴部204cを支持部材204に形成する場合、当該穴部204cがレンズユニット201によって塞がれないように、穴部204cをレンズユニット201と対向しない位置に形成する必要がある。したがって、穴部204cを形成するために支持部材204を光軸方向に長くし、レンズユニット201と対向しない位置である支持部材204の上部において穴部204cを形成する。この場合、支持部材204は、穴部204cを設けた分だけ光軸方向に長くなるため、遮光部材203に溝部203c又は穴部203dを形成する場合と比較すると、ドームカバー101内のスペースを拡大する必要がある。これに対応し、穴部204cは、レンズユニット201の形状を考慮して設けるようにしてもよい。一例として、レンズユニット201が、その外周部の一部が切り欠かれているいわゆるDカット形状を有している場合には、Dカット部分へ対向するように支持部材204へ穴部204cを形成してもよい。レンズユニット201のDカット部分は穴部204cを塞ぐことがないため、穴部204cを支持部材204の光軸方向においてどの位置に形成しても通気性確保することができる。したがって、支持部材204を光軸方向に長くする必要もない。これにより、光軸方向に長くなった支持部材204を収容するためにドームカバー101内のスペースを拡大する必要がなく、監視カメラの小型化を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態では、照明手段206aを搭載した監視カメラにおいて、遮光性を確保しつつ、カメラ内の空気の循環を改善することができるので、ドームカバー101の内外表面に発生する結露や霜を抑制することができる。これにより、鮮明度の高い画像を取得することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
101 ドームカバー
201 レンズユニット
203 遮光部材
203a 密着部
203b 溝部
206 プリント基板
206a 照明手段

Claims (14)

  1. レンズユニットと、
    前記レンズユニットを保護するカバーと、
    前記レンズユニットの周囲に設けられ、明光を照射する照明手段と、
    前記レンズユニットと前記カバーとの間で前記カバーに密着した状態で設けられ、前記照明手段から照射された照明光が前記カバーで反射して前記レンズユニットに入り込まないように、前記照明光の反射光を遮光する環状の遮光部材と、を備え、
    前記遮光部材には、前記遮光部材の内周側の空間と前記遮光部材の外周側の空間との間で空気の循環を可能にする循環路が設けられていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記循環路は、前記遮光部材の前記カバーに密着する側の面に形成された溝部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記循環路は、前記遮光部材の前記カバーに密着する側の面と対向する面に形成された溝部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記循環路は、前記遮光部材の外周部と内周部を繋ぐように形成された穴部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記カバーは、ドーム状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記遮光部材の前記カバーに密着する密着部は、前記遮光部材の前記レンズユニットの光軸中心と前記照明手段とを結ぶ直線上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記遮光部材は、発泡体または弾性体で形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記循環路には、微細な凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記カバーの内部の空気を循環させる送風手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記レンズユニットを光軸方向に移動可能に支持する支持部材を備え、
    前記支持部材には、前記遮光部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の撮像装置。
  11. 前記レンズユニットは、パン方向及びチルト方向に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の撮像装置。
  12. レンズユニットと、
    前記レンズユニットを保護するカバーと、
    前記レンズユニットと前記カバーとの間で前記カバーに密着した状態で設けられ、照明光が前記カバーで反射して前記レンズユニットに入り込まないように、前記照明光の反射光を遮光する環状の遮光部材と、を備え、
    前記遮光部材には、前記遮光部材の内周側の空間と前記遮光部材の外周側の空間との間で空気の循環を可能にする循環路が設けられていることを特徴とする撮像装置。
  13. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の撮像装置と、前記撮像装置と通信手段を介して通信可能に接続された監視装置と、を備え、
    前記監視装置は、少なくとも前記撮像装置により撮像された画像を前記通信手段を介して取得することを特徴とする画像監視システム。
  14. 請求項12に記載の撮像装置と、前記撮像装置と通信手段を介して通信可能に接続された監視装置と、を備え、
    前記監視装置は、少なくとも前記撮像装置により撮像された画像を前記通信手段を介して取得することを特徴とする画像監視システム。
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