JP6848774B2 - 燃料電池車両 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池車両に関する。
燃料電池車両では、一般に、燃料電池スタックはスタックケースに収納されて保護されると共に、燃料電池スタックを収納するスタックケースは、マウント部等を介して車体に固定される(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2015/049857号 特開2009−266537号公報 特開2015−035255号公報 特開2014−230468号公報
このような燃料電池車両において、車両の衝突時などに車体が荷重を受けると、スタックケースを介して車体に固定される燃料電池スタックもまた、荷重を受ける。車両の衝突時等、大きな荷重を受けるときには、例えば、スタックケース内に収納される燃料電池スタックでは、積層ずれが生じる可能性がある。燃料電池スタックで積層ずれが生じたときには、燃料電池スタックを交換する必要があるため、燃料電池スタックが受けた荷重を判定することは重要である。しかしながら、一般にスタックケースは剛性に優れた部材であるため、スタックケースの外観、すなわちスタックケースの損傷の程度から、内部の燃料電池スタックが受けた荷重の程度を判定することは困難である。そのため、スタックケース内の燃料電池スタックが受けた荷重の程度、具体的には荷重の大きさ及び方向を、簡便に精度良く判定できる技術が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、燃料電池車両が提供される。この燃料電池車両は、積層された複数の単セルを有する燃料電池スタックと;前記燃料電池スタックを収納するスタックケースと;前記燃料電池車両の車体に設けられ、前記スタックケースを配置するための土台部と;前記スタックケースを前記土台部に対して予め定められた初期固定位置に固定するための固定器具と;を備える。前記土台部には第1のマークが設けられると共に、前記スタックケースには第2のマークが設けられ、前記第1のマークおよび前記第2のマークは、前記初期固定位置においては、第1の位置関係となっている。前記スタックケースと前記土台部とは、前記スタックケースが、前記燃料電池スタックの積層方向に対して水平である第1の方向、および、前記積層方向に対して水平であって前記第1の方向と直交する第2の方向のうちの少なくともいずれか一方に移動した場合には、前記第1のマークおよび前記第2のマークの位置関係が、前記第1の位置関係とは異なる第2の位置関係となるように、前記固定器具によって固定されている。
この形態の燃料電池車両によれば、車両の衝突時等、燃料電池車両が大きな荷重を受けたときに、第1のマークと第2のマークとの間の位置関係の変化を調べる、すなわち外観観察するという簡便な方法により、スタックケース内に収納される燃料電池スタックが受けた荷重の大きさおよび方向を判定することができる。また、第1および第2のマークが、土台部におよびスタックケースに設けられているため、燃料電池スタックを移動させた荷重の大きさおよび方向を、精度良く判定することができる。
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、燃料電池スタックを収納するスタックケースを固定する固定部、燃料電池スタックにおける積層ずれの検出方法、および、燃料電池スタックの交換要否の判定方法等の態様で実現することができる。
燃料電池車両の概略構成を示す説明図である。 スタックケースの燃料電池車両への搭載の様子を示す斜視図である。 固定部の様子を表わす断面図である。 固定部の様子を表わす平面図である。 スタックケースが位置ずれした後の固定部の様子を表わす平面図である。 スタック交換要否判定に係る動作を表わすフローチャートである。 スタックケースが位置ずれしたときの様子を模式的に示す説明図である。 スタックケースが位置ずれしたときの様子を模式的に示す説明図である。 固定部の様子を表わす平面図である。
A.第1実施形態:
(A−1)燃料電池車両の概要:
図1は、本発明の第1実施形態としての燃料電池車両100の概略構成を示す説明図である。燃料電池車両100は、四隅に、左右の前輪FR、FLおよび左右の後輪RR、RLを備え、燃料電池スタック15を内部に収納するスタックケース20を搭載する。図1は、燃料電池車両100を上方から見たときの、スタックケース20の配置の一例を示す。スタックケース20を搭載する位置は、燃料電池車両100の床下や、フロントコンパートメント等、任意に設定することができる。燃料電池車両100において、複数のスタックケース20を搭載してもよく、また、スタックケース20内に、複数の燃料電池スタック15を収納してもよい。図中における「前後左右」の矢印は、燃料電池車両100を基準にして定めた向きである。以下、前側、後ろ側、右側、左側と呼ぶときは、「前後左右」の矢印に示す方向を意味する。
スタックケース20に収納される燃料電池スタック15は、複数の単セル17が積層された積層体であり、例えば、固体高分子形燃料電池とすることができる。図1では、スタックケース20内に収納される燃料電池スタック15を、破線で示している。本実施形態では、スタックケース20は、燃料電池スタック15の単セル17の積層方向が燃料電池車両100の前後方向と略一致するように配置されている。図1におけるスタックケース20の配置の向きは一例であり、異なる向きに配置してもよい。燃料電池スタック15には、発電のための反応ガスとして、水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化ガスとが供給されると共に、冷媒が供給されるが、これらの反応ガスや冷媒の供給および排出に係る構成については、図示を省略している。
スタックケース20は、金属(例えば、アルミニウムやアルミニウム合金)製の鋳造品である。スタックケース20には、スタックケース20を燃料電池車両100の車体に固定する固定部71〜74を構成するマウント部41〜44が設けられている。スタックケース20を車体に固定するための構成について、以下に説明する。
図2は、スタックケース20の燃料電池車両100への搭載の様子を示す斜視図である。スタックケース20は、略直方体形状に形成されて、スタックフレーム30上に固定される。スタックフレーム30は、金属製の剛性に優れたフレーム状の部材であり、車両のボディに固定されている。その結果、スタックケース20は車体に固定される。スタックフレーム30は、「土台部」とも呼ぶ。
スタックフレーム30に対するスタックケース20の固定は、本実施形態では、4つのマウント部41〜44(図2では、マウント部41,42のみが表わされている)においてなされる。各マウント部におけるスタックフレーム30に対する固定のための構造は共通しているため、以下では、主としてマウント部41における固定のための構造を説明する。
図2に示すように、マウント部41は、スタックケース20の下端から左側に突出する形状に形成されており、マウント部41を鉛直方向に貫通する孔部41hを備える。また、スタックフレーム30には、各々のマウント部に設けられた孔部に対応する位置に、ねじ穴(孔部41hに対しては、ねじ穴55)が設けられている。マウント部41の孔部41hとスタックフレーム30のねじ穴55とを重ねて締結ボルト45を挿入し、ねじ止めすることで、スタックケース20はスタックフレーム30に固定される。締結ボルト45は、「固定器具」とも呼ぶ。
図3は、マウント部41において、締結ボルト45によってスタックケース20とスタックフレーム30とが固定される固定部71の様子を表わす断面図である。本実施形態では、締結ボルト45とマウント部41との間には、さらにアタッチメント51aが配置されており、マウント部41とスタックフレーム30との間には、アタッチメント51bが配置されている。アタッチメント51a,51bは、締結ボルト45が貫通するための穴を中央部に有する円環状の部材であり、例えば、金属や樹脂によって形成することができる。アタッチメント51a,51bの材質や表面状態を変更することによって、スタックケース20がスタックフレーム30に対して移動する際の、マウント部41における摩擦係数を変更することができる。摩擦係数については、後述する。
図1に示すように、本実施形態では、マウント部を備える固定部を4箇所設けたが、異なる構成としてもよい。例えば、マウント部43,44に代えて、マウント部43,44の中間の位置に単一のマウント部を設け、全体として3箇所の固定部を設けることとしてもよい。あるいは、5箇所以上の固定部を設けてもよい。
(A−2)位置ずれ判定マークについて:
本実施形態の燃料電池車両100では、固定部71において、スタックケース20とスタックフレーム30との間の位置ずれを検知するためのマーク部60が設けられている。
図4は、固定部71の様子を鉛直方向上方から見た様子を表わす平面図である。固定部71に設けられたマーク部60は、位置ずれ判定マーク60a,60bを備える。各々の位置ずれ判定マーク60a,60bは、固定部71の表面において、アタッチメント51aからマウント部41を経由してスタックフレーム30まで真っ直ぐに伸びた線分として形成されている。位置ずれ判定マーク60aは、前後方向に平行に伸びる線分であり、位置ずれ判定マーク60bは、左右方向に平行に伸びる線分であり、両者を伸ばした直線が成す角度は、略直角となっている。このような位置ずれ判定マーク60a,60bは、それぞれ、スタックフレーム30に形成された第1のマーク61a,61bと、マウント部41に形成された第2のマーク62a,62bと、を備える。なお、図4では、図3に示した断面の位置を、3−3断面として示している。
位置ずれ判定マーク60a,60bは、固定部71において図3に示すように締結ボルト45を締結し、スタックフレーム30に対してスタックケース20を固定した後に、固定部71の表面に形成される。位置ずれ判定マーク60a,60bは、例えば、インクを用いて線分を描くことにより形成することができる。あるいは、アタッチメント51aからマウント部41を経由してスタックフレーム30まで伸びるように、線分状の溝を設けることにより形成してもよい。固定部71の表面において認識可能な状態で長く保持されるマークを形成可能であれば、マークの形成方法は,特に限定されない。
なお、固定器具である締結ボルト45を用いてスタックフレーム30に対してスタックケース20が固定された後の、図4に示す固定位置を、「初期固定位置」とも呼ぶ。また、図4に示す初期固定位置における、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの位置関係を、「第1の位置関係」とも呼ぶ。
図5は、スタックフレーム30に対してスタックケース20が位置ずれしたとき(スタックフレーム30に対してスタックケース20が移動したとき)の固定部71の様子を、図4と同様にして表わす平面図である。このような位置ずれは、例えば、燃料電池車両100の衝突時など、スタックケース20に対して大きな荷重が加えられたときに起こる。スタックフレーム30に対してスタックケース20が位置ずれするときのずれの大きさ、およびずれの向きは、スタックケース20が受けた荷重の大きさ、および荷重の向きによって定まる。そのため、位置ずれ判定マーク60a,60bによって検知したスタックケース20の位置ずれの大きさおよび向きに基づいて、スタックケース20が受けた荷重の大きさおよび向きを判定することができる。なお、スタックフレーム30に対してスタックケース20が位置ずれした後の、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの位置関係を、「第2の位置関係」とも呼ぶ。
荷重を受けてスタックケース20が位置ずれする(スタックフレーム30に対して移動する)際には、スタックケース20の接触面、具体的には、スタックケース20を固定する固定部71におけるマウント部41の接触面において、荷重に応じた摩擦力が働く。移動する物体の表面に働く摩擦力として、移動開始時に働く最大静止摩擦力は、静止摩擦係数と垂直抗力との積であることが知られており、移動中に働く動摩擦力は、動摩擦係数と垂直抗力との積であることが知られている。本実施形態では、静止摩擦係数および動摩擦係数(以下では、静止摩擦係数と動摩擦係数とを合わせて単に摩擦係数とも呼ぶ)は、マウント部41に接するアタッチメント51a,51bを適宜選択することにより調節している。また、垂直抗力は、固定部に係る重力と、締結ボルト45の締め付けによって鉛直方向下方に生じる力との和として理解することができるため、締結ボルト45を締結する際の締結力によって調節している。
既述した「初期固定位置」とは、上記のようにして摩擦係数および垂直抗力を予め定めた値に調節しつつ、締結ボルト45を締結したときの、スタックフレーム30に対するスタックケース20の固定位置を指す。なお、本実施形態では、締結ボルト45は、燃料電池車両100の通常の使用時に生じる振動等では締結状態が緩まない(第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係が変化しない)程度に、十分に大きな力で締結されている。
上記のように、アタッチメント51a,51bにより変更可能な摩擦係数と、締結ボルト45の締結力によって変更可能な垂直抗力とを調節することにより、荷重に応じてスタックケース20が位置ずれする際の移動量を調節することができる。図5では、荷重を受けることにより、スタックケース20が右後ろ方向に位置ずれしており、右方向の移動量がXであり、後ろ方向の移動量がYであることが分かる。
(A−3)スタック交換判定方法について:
本実施形態では、位置ずれ判定マーク60a,60bによってスタックケース20の位置ずれを検出することにより、燃料電池スタック15の交換の要否を判定している。既述したように、スタックケース20の位置ずれは、燃料電池車両100の衝突時など、スタックケース20に対して大きな荷重が加えられたときに起こる。このように、スタックケース20が大きな荷重を受けると、スタックケース内に収納される燃料電池スタック15では、積層ずれ(積層された複数の単セル17を構成する部材間のずれ)が生じる可能性がある。燃料電池スタック15において積層ずれが生じると、燃料電池スタック15内に形成される流路のシール性が低下して、燃料電池スタック内を流通する反応ガスや冷媒の漏れが生じる可能性がある。そのため、本実施形態では、位置ずれ判定マーク60a,60bによって検出されるスタックケース20の位置ずれに基づいて、燃料電池スタック15における積層ずれの有無を判断し、燃料電池スタック15の交換の要否を判断する。
図6は、本実施形態の燃料電池車両100に関して実行される、スタック交換要否判定に係る動作を表わすフローチャートである。例えば燃料電池車両100が衝突して、スタックケース20に対して大きな荷重が加えられると(ステップS100)、燃料電池車両100の点検・修理が行なわれ、その際に、スタックケース20の位置ずれが検出される(ステップS110)。そして、検出されたスタックケース20の位置ずれに基づいて、燃料電池スタック15において積層ずれが発生しているか否かが判断される(ステップS120)。
スタックケース20の位置ずれは、図5に基づいて説明したように、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係の変化の量および向きの組み合わせから知ることができる。スタックケース20の位置ずれに基づいて、燃料電池スタックの積層ずれの有無を判断するための基準は、例えば、積層ずれが生じると判断するための基準となる荷重の大きさを予め定めて、このような荷重が種々の方向から加えられたときのスタックケース20の位置ずれの態様を、予め実験的に求めることにより、設定することができる。スタックケース20の位置ずれの量は、既述したように、摩擦係数と垂直抗力によって変化する。そのため、積層ずれが生じる大きさの荷重が加えられたときに、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係の変化の量が、検出し易い適切な量となるように、アタッチメント51a,51bを適宜選択すると共に、初期固定位置でスタックケース20を固定するための締結ボルト45の締結荷重を適宜設定しておけばよい。
スタックケース20の位置ずれに基づいて積層ずれの発生を判断する動作について,さらに詳しく説明する。図5では、スタックフレーム30に設けられた第1のマーク61a,61bを伸ばした直線の交点をP’、マウント部41に設けられた第2のマーク62a,62bを伸ばした直線の交点をPとして示している。交点P’は、荷重を受ける前の状態における位置ずれ判定マーク60a,60bを伸ばした直線の交点ということもできる。交点P’と交点Pとの距離は、スタックケース20が受けた荷重の大きさに応じて変化すると考えられるため、交点P’と交点Pとの距離が、予め定めた基準値以上であるときに、積層ずれが発生したと判断することができる。
あるいは、位置ずれ判定マーク60a,60bにおいて、左右方向のずれ量(移動量X)と、前後方向のずれ量(移動量Y)とのうちの大きい方が、予め定めた基準値以上のときに、積層ずれが発生していると判断することとしてもよい。また、加えられた荷重のうち、左右方向の成分と前後方向の成分との合計により積層ずれを判断する場合に、左右方向の成分と前後方向の成分とで、重み付けを異ならせて、積層ずれの有無を判断してもよい。例えば、燃料電池スタック15において、積層方向(前後方向)の荷重の方が、積層方向に垂直な方向(左右方向)の荷重よりも、積層ずれを起こしにくいことが分かっている場合には、荷重のうちの左右方向の成分を、より大きく評価する重み付けを行なって、積層ずれの有無を判断してもよい。
ステップS120において積層ずれが発生していないと判断される場合には、燃料電池スタック15を交換することなく、継続使用する(ステップS130)。ステップS120において積層ずれが発生していると判断される場合には、燃料電池スタック15を交換する(ステップS140)。
なお、積層ずれが発生していないと判断されて、燃料電池スタック15を継続使用する場合には、位置ずれ判定マーク60a,60bは、そのままの状態を維持することとしてもよく、新たにマークを付与し直すこととしてもよい。そのままの状態を維持する場合には、新たにマークを付与するという煩雑な動作を行なう必要が無く、荷重の付与が複数回繰り返されたときに、加えられた荷重の積算量に基づいて、スタック交換要否判定を行なうことができる。新たにマークを付与し直す場合には、加えられた個々の荷重について、積層ずれが発生したか否か、およびスタック交換の要否を判定することができる。
以上のように構成された本実施形態の燃料電池車両100によれば、固定部71にマーク部60を設けているため、スタックケース20が荷重を受けて、スタックフレーム30に対してスタックケース20が移動するときには、スタックケース20が受けた荷重に応じて、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係が、第1の位置関係から第2の位置関係へと変化する。そのため、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係の変化の検出という簡便な方法により、燃料電池スタック15が受けた荷重の大きさおよび方向を判定することができる。その結果、燃料電池スタック15における積層ずれの有無を判断し、燃料電池スタック15の交換の要否を判定することができる。
なお、燃料電池スタックにおける積層ずれを判定するための方法として、燃料電池スタックの表面に、燃料電池スタックにおいて積層ずれが起きたときに変形するマークを設けると共に、スタックケースの表面に、上記マークを視認可能にするための窓を設け、上記窓を、透明な部材で覆う構成も考えられる。しかしながら、このような方法では、例えば上記窓が結露したとき等には、マークの観察による積層ずれの判定ができなくなる場合がある。本実施形態では、固定部71の外観として観察可能なマーク部60を用いているため、マークの観察ができないことに起因して、積層ずれの判定ができなくなるという不都合が生じない。
また、燃料電池スタック15が受けた荷重を判定する方法として、燃料電池車両100が備える他の装置に含まれるセンサ、例えば、SRSエアバッグシステムが備える加速度センサの情報を用いる方法も考えられる。しかしながら、このような方法では、加速度センサが取り付けられている位置が燃料電池スタックから離間しているため、誤差が大きくなって、燃料電池スタック15が受けた荷重の検出精度が不十分になる場合がある。本実施形態では、スタックケース20をスタックフレーム30に固定する固定部71に、マーク部60を設けているため、荷重の検出精度を高めることができる。
また、燃料電池スタック15が受けた荷重を判定する方法として、燃料電池スタックに、専用の加速度センサを設ける方法も考えられる。しかしながら、このような方法では、燃料電池スタックが受けた荷重を検出するために特別にセンサを用意する必要が生じ、コストアップが引き起こされる。比較的コストが低いセンサを用いる場合には、荷重の検出精度が不十分になる可能性があり、十分な検出精度を確保できるセンサを採用する場合には、許容できない程度にコストが上昇する可能性がある。本実施形態では、固定部71におけるマークの付与という、比較的コストが低い方法により、精度良く荷重を検出することが可能になる。
なお、第1実施形態では、燃料電池スタック15に加えられた荷重を判定する際に、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係の変化のみに基づくこととしたが、異なる構成としてもよい。例えば、位置ずれ判定マーク60a,60bにおける、アタッチメント51aに形成された部分と、マウント部41に形成された第2のマーク62a,62bとの間の位置関係を、さらに考慮してもよい。例えば、位置ずれ判定マーク60a,60bにおける、アタッチメント51aに形成された部分と、第2のマーク62a,62bとの間の位置関係の変化量が大きいほど、スタックケース20に加えられた荷重が大きいものとして、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係の変化量から導かれる荷重の大きさを補正してもよい。
B.第2実施形態:
第1実施形態では、マーク部60を固定部71に設けることとしたが、異なる構成としてもよい。固定部71以外のいずれかの固定部にマーク部60を設けることとしてもよく、固定部71〜74から選択される複数の固定部に、マーク部60を設けることとしてもよい。以下では、複数の固定部にマーク部60を設ける一例として、固定部71および固定部74にマーク部60を設ける構成を、第2実施形態として示す。第2実施形態の燃料電池車両は、マーク部60を設ける固定部の数が異なること以外は第1実施形態と同様の構成を有するため、共通する部分には同じ参照番号を付して詳しい説明を省略する。
図7は、第2実施形態のスタックケース20がスタックフレーム30に対して位置ずれしたときの様子を模式的に示す説明図である。図7では、スタックケース20全体が、一方向に平行移動した様子を示す。このような場合には、第2のマーク62a,62bが形成されたマウント部41,44は、同じ方向に同じ距離移動する。そのため、固定部71,74の各々に設けた位置ずれ判定マーク60a,60bでは、第1のマーク61a,61bと第2のマーク62a,62bとの間の位置関係の変化量および向きは、同じになる。
図8は、第2実施形態のスタックケース20がスタックフレーム30に対して位置ずれしたときの他の様子を模式的に示す説明図であるが、図7とは異なり、スタックケース20が、固定部71を中心として回転移動した様子を示す。この場合には、マウント部41のスタックフレーム30に対する位置は、ほとんど変化せず、マウント部44のスタックフレーム30に対する位置は、より大きく変化する。
以上説明した第2実施形態のように、複数の固定部においてマーク部60を設ける場合には、スタックケース20の位置ずれの検出精度を、より向上させることができる。すなわち、1箇所の固定部のみにマーク部60を設ける場合には、例えば、スタックケース20に加えられた荷重がスタックケース20を回転移動させる成分を含むと、スタックケース20の位置ずれを十分な精度で検出できない可能性がある。本実施形態のように、複数の固定部においてマーク部60を設ける場合には、各々のマーク部60で検出されるずれ量を総合して、スタックケース20全体の位置ずれの量および向きを、より精度良く知ることができる。
C.他の実施形態:
第1および第2実施形態では、マーク部60を設けた固定部において、アタッチメント51a,51bを用いることとしたが、アタッチメントを用いないこととしてもよい。このような場合であっても、マウント部とスタックフレームとの間の摩擦係数と、締結ボルトにおける締結力と、に応じて、スタックフレームに形成した第1のマーク61a,61bと、マウント部に形成した第2のマーク62a,62bと、の間の位置関係の変化を評価することにより、スタックケース20の位置ずれ量を精度良く検出することが可能になる。なお、アタッチメントを設けない場合であっても、例えば、マウント部とスタックフレームとの間の接触面の状態(表面粗さ等)によって、摩擦係数を調節することができる。
第1および第2実施形態では、締結ボルト45を締結する際の締結力によって、既述した垂直抗力を調節し、スタックケース20に加えられた荷重に対するスタックケース20の位置ずれ量を調節しているが、異なる構成としてもよい。例えば、スタックケース20における、マーク部60を設けた固定部の近傍に錘を取り付けて、固定部に作用する重力を変更することによって、既述した垂直抗力をさらに調節してもよい。
第1および第2実施形態では、スタックケース20の位置ずれを検出するために固定部に設けたマーク部60は、位置ずれ判定マーク60a,60bを備えて、図4に示す形状を有することとしたが、異なる構成としてもよい。例えば、線分状の2本の位置ずれ判定マーク60a,60bを設ける場合に、位置ずれ判定マーク60a,60bが成す角度は、直角以外の角度であってもよい。このような場合であっても、鉛直方向に垂直な種々の方向にスタックケース20が移動したとき、具体的には、燃料電池スタック15の積層方向(例えば前後方向)である第1の方向、および、積層方向に対して水平であって第1の方向と直交する方向(例えば左右方向)である第2の方向、のうちの少なくともいずれか一方にスタックケース20が移動した場合には、位置ずれの検出が可能になる。
また、第1のマークおよび第2のマークを備える線分状の位置ずれ判定マークを設ける際に、1つの固定部に形成する位置ずれ判定マークの数は、3以上であってもよい。位置ずれ判定マークの数を1とすることも可能であるが、鉛直方向に垂直なあらゆる方向から加えられる荷重に対応するためには、2以上とすることが望ましい。
また、固定部に設けるマーク部は、線分状の位置ずれ判定マーク以外のマークによって構成してもよい。以下に、第1および第2実施形態のマーク部60とは異なる形状のマーク部を備える構成の一例を、他の実施形態として示す。
図9は、他の実施形態としてのマーク部60が設けられた固定部71の様子を表わす平面図である。図9のマーク部60は、スタックフレーム30に形成された第1のマーク61cと、マウント部41に形成された第2のマーク62cと、を備える。第1のマーク61cは、スタックフレーム30において、マウント部41の外周に沿って形成されており、本実施形態では、左側に凸である円弧状に形成されている。第2のマーク62cは、三角形状のマークであり、本実施形態では3つ設けられている。個々の第2のマーク62cは、三角形の頂点の一つが、第1のマーク61cに接するように形成されている。これら第1のマーク61cおよび第2のマーク62cは、第1および第2実施形態と同様に、例えば、インクを用い固定部71の表面に描かれていてもよく、固定部71の表面に設けた溝によって構成されていてもよい。
スタックケース20が荷重を受けて、スタックケース20がスタックフレーム30に対して移動するときには、個々の第2のマーク62cにおける上記頂点が、第1のマーク61cから離間する。このようにスタックケース20が荷重を受けた際には、例えば、離間した第2のマーク62cと第1のマーク61cとの距離が、予め定めた基準値以上の場合には、燃料電池スタック15において、積層ずれが生じていると判定すればよい。このように、固定部に設けたマーク部が、車体に設けられたスタックフレーム(土台部)に形成された第1のマークと、マウント部に形成された第2のマークとを備え、スタックケースが荷重を受けてスタックフレームに対して移動するときに、スタックケースが受けた荷重に応じて、第1のマークと第2のマークとの間の位置関係が変化すればよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
15…燃料電池スタック
17…単セル
20…スタックケース
30…スタックフレーム
41〜44…マウント部
41h…孔部
45…締結ボルト
51a,51b…アタッチメント
55…ねじ穴
60…マーク部
60a,60b…位置ずれ判定マーク
61a〜61c…第1のマーク
62a〜62c…第2のマーク
71〜74…固定部
100…燃料電池車両

Claims (1)

  1. 燃料電池車両であって、
    積層された複数の単セルを有する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックを収納するスタックケースと、
    前記燃料電池車両の車体に設けられ、前記スタックケースを配置するための土台部と、
    前記スタックケースを前記土台部に対して予め定められた初期固定位置に固定するための固定器具と、
    を備え、
    前記土台部には第1のマークが設けられると共に、前記スタックケースには第2のマークが設けられ、
    前記第1のマークおよび前記第2のマークは、前記初期固定位置においては、第1の位置関係となっており、
    前記スタックケースと前記土台部とは、前記スタックケースが、前記燃料電池スタックの積層方向に対して水平である第1の方向、および、前記積層方向に対して水平であって前記第1の方向と直交する第2の方向のうちの少なくともいずれか一方に移動した場合には、前記第1のマークおよび前記第2のマークの位置関係が、前記第1の位置関係とは異なる第2の位置関係となるように、前記固定器具によって固定されている
    燃料電池車両。
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