JP4479629B2 - 衝突検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、衝突検知システムに関し、詳しくは、側方からの衝突の検出を行うときに衝突の振動による誤差が生じない衝突検知システムに関する。
車両には、衝突時に乗員を保護する乗員保護システムが搭載されている。乗員保護システムとしては、例えば、エアバッグを展開させることにより乗員の頭部を保護するエアバッグ装置や、シートベルトの弛みを巻き取るプリテンショナがある。このような乗員保護システムにおいて、エアバッグ装置やプリテンショナは制御装置(ECU)に制御される。ECUは、車両にもうけられたセンサからの信号にもとづいて衝突の判定を行い、衝突と判定したときに動作させる。
車両の衝突を検知するセンサには、たとえば、衝突の衝撃の加速度変化として検出する加速度センサや、車両の外周部に配置され応力を検出するタッチセンサや、車両の外周部に形成された空間が衝突により変形したときに生じる空間内の圧力の変化を検出するための圧力センサ等のセンサがある。
近年の車両においては、車両の進行方向(前後方向)に対する衝突安全性だけでなく、車両の側方から(幅方向)の衝突(側面衝突)に対する安全性も求められている。側面衝突に対して乗員を保護するためのエアバッグ装置として、サイドエアバッグがある。サイドエアバッグを展開させるためのセンサには、車両のドアの内圧の変化を検出する圧力センサが広く用いられている。このようなサイドエアバッグ装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。
しかしながら、この圧力センサは車両のドアに設置されているため、衝突により生じる車両の振動の影響を受ける。具体的には、衝突が生じると、その衝撃が車体(ドア)を伝播する。そして、車体を伝播した衝撃は圧力センサに到達する。従来のサイドエアバッグに用いられていた圧力センサは、車両のドアの振動が車両ドア内の圧力に加算された検出信号を発していた。つまり、従来のサイドエアバッグの圧力センサは、検出結果に誤差が生じるという問題があった。
このような誤差を解消するために、衝突の判定を行うECU等において圧力センサの検出結果を補正する方法があるが、補正を行うことで時間がかかり、応答性が低下するという問題があった。
特開平2−249740号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、衝突を検知するときに誤差の生じない衝突検知システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明者らは衝突検知システムについて検討を重ねた結果、圧力検出部のセンサ素子の検出方向と衝突の衝撃の方向とが交差した状態でセンサ素子を組み付けた乗員検知システムとすることで上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、請求項1に記載の本発明の衝突検知システムは、車両の外周部に略閉鎖された空間を備えた車両が衝突したときに、空間の容積の変化により生じる空間内の圧力の変化から衝突を検知する衝突検知システムにおいて、衝突検知システムは、空間内の圧力を検出するセンサ素子を備えた圧力検出部を有し、センサ素子は、空間内の圧力を検出する圧力検出部材と、圧力検出部材と外部とを圧力導入孔で連通した状態で内部に圧力検出部材を収納するハウジングと、を有し、センサ素子の検出方向が衝突時に車両に加わる衝撃の方向と垂直な方向でありかつ鉛直方向である状態であるとともに、圧力導入孔の圧力検出部材側の一端は、開口部から鉛直下方に伸びた後に側方に伸び、圧力導入孔の他端は、ハウジングの側面に開口した状態で、センサ素子が組み付けられたことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明の衝突検知システムは、センサ素子の検出方向が衝突時の衝撃の方向に対して傾斜したことで、衝突の衝撃のすべてをセンサ素子が検出しなくなる。つまり、センサ素子が衝突の衝撃を検知したとしても、測定される衝撃が小さくなり、センサ素子の圧力の検知に大きな影響を及ぼさなくなる。この結果、本発明の衝突検知システムは、検知精度が向上する。
請求項1に記載の本発明の衝突検知システムは、センサ素子の検出方向が衝突時に車両に加わる衝撃の方向と垂直な状態でセンサ素子が組み付けられたことが好ましい。検出方向と衝撃の方向が垂直となることで、センサ素子が衝突の衝撃の影響を受けなくなる。
請求項1に記載の本発明の衝突検知システムは、センサ素子の検出方向は、鉛直方向であることが好ましい。センサ素子の検出方向が鉛直方向を向くことで、側方からの衝撃を検出しなくなり、車両の衝突の検知に効果を発揮する。
請求項2に記載の本発明の衝突検知システムは、請求項1に記載の衝突検知システムにおいて、センサ素子は、圧力検出部材が回路基板上に設けられ、センサ素子の検出方向が、回路基板の広がる方向と平行となる状態でセンサ素子が組み付けられたことが好ましい。
請求項3に記載の本発明の衝突検知システムは、請求項1に記載の衝突検知システムにおいて、圧力検出部からの圧力信号から空間内の圧力を算出する演算手段をもつことが好ましい。演算手段をもつことで空間内の圧力を容易に算出できる。演算手段は、車両に搭載されたECUとすることもできる。
請求項4に記載の本発明の衝突検知システムは、請求項1に記載の衝突検知システムにおいて、車両の外周部の空間が、車両のドア内の空間であることが好ましい。車両のドアは、その内部に空間を有しており、車室内等に新たに空間を形成する必要がない。
請求項5に記載の本発明の衝突検知システムは、請求項1に記載の衝突検知システムにおいて、衝突時に乗員を保護する乗員保護システムの一部を構成することが好ましい。つまり、本発明の衝突検知システムは、乗員保護システムにおいて衝突を検知する装置として使用することができる。
本発明の衝突検知システムは、センサ素子をもつ圧力検出部が車両の外周部に位置する空間内の圧力変化を検出する。そして、センサ素子が衝突の衝撃の方向に対して傾斜した状態で組み付けられており、センサ素子が衝突の衝撃を検知しにくくなっている。これにより、本発明の衝突検知システムは、測定誤差が生じなくなった。
以下、具体的な実施例を用いて本発明を説明する。
(実施例1)
本実施例の衝突検知システムは、図1〜2にその構成が示されたように、車両のドアの内部の圧力を測定する圧力センサ1を備えている。また、本実施例の衝突検知システムは、乗員保護装置の一部を構成することができ、より具体的には、側面衝突時に乗員を保護するサイドエアバッグを展開する乗員保護装置の一部を構成する。
車両のドア2は、車両の外周面の一部を形成するアウターパネル20と、車両のドアの車室内側の表面を形成するインナーパネル21と、ウィンドガラス22と、を有する。そして、アウターパネル20とインナーパネル21との間には、略密閉された空間が形成されている。この略密閉された空間23は、ドア2の内部と外部とがわずかに連通して形成され、ドア2の外部の圧力が変化したときにはドア2の内部の空間23の圧力も変化するとともに、この空間23の内容積が急激に変化したときにはその内圧が上昇するように形成されている。この空間23が請求項の略閉鎖された空間に相当する。
圧力センサ1は、回路基板10と、回路基板10上に設けられた圧力検出部11と、回路基板10および圧力検出部11とを内部に収納するセンサハウジング12と、を備えている。ここで、本実施例においては、圧力検出部11の検出方向が回路基板10の表面の広がる方向に垂直となる状態で圧力検出部11が組み付けられている。
圧力検出部11は、樹脂よりなる略槽状のハウジング110と、略槽状の底面にもうけられた台座111と、台座111上に組み付けられたセンサ素子112と、を有する。圧力検出部11は、センサ素子112にはダイアフラム部113が形成され、かつダイアフラム部113の表面113a上に形成されたゲージ抵抗を測定する抵抗回路(図示せず)と、をもつ。つまり、圧力検出部11は、ダイアフラム型の圧力センサよりなる。ダイアフラム部113の厚さ方向に圧力が加えられると、ダイアフラム部113が厚さ方向に振動し、ダイアフラム部113の中央部には圧縮応力がはたらき、ダイアフラム部113の端縁部には引張応力がはたらく。これらの応力により、センサ素子112のゲージ抵抗が変化し、抵抗回路でこのゲージ抵抗を測定する。そして、このゲージ抵抗の変化からダイアフラム部113の変化量を求め、ダイアフラム部113の変化量から圧力を検出するセンサである。
センサハウジング12は、圧力検出部11のセンサ素子112の検出方向が垂直方向に向いた状態で、回路基板10および圧力検出部11とを内部に収納固定している。具体的には、センサ素子112のダイアフラム部113の表面113aが鉛直下方に対向した状態でありかつ水平方向に広がる状態で組み付けられている。
また、センサハウジング12は、圧力検出部11のセンサ素子112のダイアフラム部113がセンサハウジング12の外部と連通した状態で、回路基板10および圧力検出部11とを内部に収納固定している。具体的には、センサハウジング12は、略箱状のハウジング本体120と、ハウジング本体120の側面に一端が開口し他端がダイアフラム部113に対向して開口した圧力導入孔121と、を有する。圧力導入孔121は、他端側の開口部122から鉛直下方に延び、その後、側方に延びて側面に一端が開口して形成されている。そして、圧力導入孔121の他端の開口部122は、センサ素子112のダイアフラム部113の表面113aと近接した状態で開口している。この圧力導入孔121によりセンサハウジング12の外部の圧力がダイアフラム部113に加わる。なお、本実施例においては、圧力導入孔121の他端の開口部122とダイアフラム部113の表面113aとの間には、図示されないシール部材が配置されている。
本実施例の衝突検知システムは、圧力センサ1の出力信号である圧力信号が入力され、入力された圧力信号からドア2内の空間の圧力を算出する演算手段(図示せず)をもつ。本実施例においては、演算手段は、圧力センサ1に一体にもうけられた演算回路である。
本実施例の圧力センサ1は、図2に示したように、車両のドア2の内部の略密閉された空間23に対向したインナーパネル21の表面に、ダイアフラム部113を所定の向きとなるように取り付けられている。
本実施例の衝突検知システムによる車両のドア2への側面衝突の検知について説明する。
まず、車両のドア2に物体が衝突したときには、その物体はアウターパネル20と、接触し、アウターパネル20を車内方向に押圧する。この押圧によりアウターパネル20がインナーパネル21方向に凸となるように変形を生じる。インナーパネル21には、直接の衝突の応力が加わらないため、その形状が保持される。この結果、アウターパネル20が変形を生じると、ドア2内の空間23の容積が急激に減少する。空間23の容積が急激に減少すると、空間23内の圧力が上昇する。上記したように空間23は、ドア2の外部と連通しているが、内圧の急激な変化には追従しないように形成されていることから空間23内の圧力が上昇する。空間23内の圧力は、圧力センサ2で測定される。
また、車両のドア2に物体が衝突したときには、衝突の衝撃が車両のドア2から車両全体に伝達される。つまり、車両のドア2には、衝突の衝撃による振動が生じる。この振動は、車両のドア2のアウターパネル20およびインナーパネル21を振動させる。しかし、衝突の衝撃は水平方向に向く力であり、垂直方向に検出方向が向いた状態で組み付けられた圧力センサ1では検出されない。
圧力センサ1が測定した圧力信号は、演算手段に送信され、空間23内の圧力を算出する。これにより、ドア2内の空間23内の圧力変化を求めることができた。
本実施例の衝突検知システムにおいて、車両のドア2に側面衝突が生じたときの圧力センサ1の測定結果を図3に示した。また、車両の側面衝突時に車両に伝達する衝突の衝撃の測定結果を図4に示した。本実施例のシステムは、圧力センサ1の検出方向が衝突の衝撃の方向(水平方向)に対して垂直な方向(鉛直方向)を向いていることで、圧力センサ1が衝突の衝撃を検出しない。つまり、圧力センサ1が空間23内の圧力の変化のみを検出している。本実施例の衝突検知システムは、ドア2の空間23の圧力変化を正確に測定でき、その結果として、高い衝突の検知精度を有する。
本実施例の衝突検知システムは、サイドエアバッグ等の乗員保護手段において衝突を検知する衝突検知手段として用いている。具体的には、演算手段において算出された空間23内の圧力をCPUを備えたエアバッグ用ECU(A/B ECU)に送信し、このECUにおいてエアバッグを制御する。これにより、乗員が保護される。本実施例の衝突検知システムが高い精度で衝突を検知できることから、本実施例のシステムを用いた乗員保護システムにおいても高い精度で乗員を保護することができる。
(実施例2)
本実施例は、図5に示した圧力センサ1を用いた以外は、実施例1と同様に形成された衝突検知システムである。なお、本実施例において、特に言及しない部材については、実施例1と同様の部材である。
本実施例に用いられた圧力センサ1は、圧力検出部11の検出方向が回路基板10の表面の広がる方向と平行な状態で圧力検出部11が組み付けられている。つまり、本実施例は、圧力センサ1の回路基板10と圧力検出部11との組付け方が異なる以外は実施例1と同様であり、実施例1と同様な効果を発揮する。
(比較例)
本比較例の衝突検知システムの構成を図6〜7に示した。なお、本比較例において、特に言及しない部材については、実施例1と同様の部材である。本比較例は、従来の衝突検知システムである。
本比較例の圧力センサ1は、回路基板10、圧力検出部11およびセンサハウジング12を備えている。ここで、本比較例においては、圧力検出部11の検出方向が回路基板10の表面の広がる方向に垂直となる状態で圧力検出部11が組み付けられている。
圧力検出部11は、略槽状のハウジング110、台座111およびセンサ素子112を有する。
センサハウジング12は、圧力検出部11のセンサ素子112の検出方向が水平方向に向いた状態で、回路基板10および圧力検出部11とを内部に収納固定している。具体的には、センサ素子112のダイアフラム部113の表面113aが水平方向に対向した状態でありかつ鉛直方向に広がる状態で組み付けられている。
また、センサハウジング12の圧力導入孔121は、他端側の開口部122から水平方向に延び、側面において一端の開口部が開口している。
そして、本比較例において、圧力センサ1は、圧力検出部11の検出方向が水平方向に向いた状態で車両のドア2に組み付けられる。
本比較例の圧力センサ1は、検出方向が、側面衝突時の衝撃の方向である水平方向に向いている。このため、実施例1の時と同様に、側面衝突時のドア2の空間23内の圧力を測定すると、図8に示したように圧力だけでなく衝突の衝撃も検知する。つまり、本比較例の衝突検知システムは、ドア2の空間23の圧力の測定の精度が低く、誤差が生じやすい。
参考例
本参考例は、図9に示した状態で圧力センサ1を車両のドア3に組み付けた以外は、比較例と同様な構成の衝突検知システムである。
本参考例は、ドア2のインナーパネル21に略L字状のステー3で圧力センサ1を組み付けている。ステー3を介して圧力センサ1をインナーパネル21に組み付けたことで、圧力センサ1の検出方向が鉛直方向を向いた。
本参考例の衝突検知システムは、圧力センサ1の検知方向が車両の側面衝突時に発生する衝撃の方向と垂直な方向である鉛直方向を向いていることで、圧力センサ1が衝突の衝撃を検出しなくなっている。つまり、本参考例の衝突検知システムは、実施例1の衝突検知システムと同様な効果を発揮する。
さらに、本参考例の衝突検知システムは、ステー3を用いて従来公知の圧力センサ1を組み付けていることから、新たに圧力センサを製造する必要がないため、低コストでシステムを構成できる効果を発揮する。
(その他の形態)
上記した各実施例は、圧力センサの検出方向が衝突の衝撃の方向(水平方向)に対して直交した鉛直方向に向いている。しかし、その他の形態として、圧力センサの検出方向を衝突の衝撃の方向(水平方向)に対して傾斜した(90°以下)状態としてもよい。
たとえば、圧力センサの検出方向が衝突の衝撃の方向(水平方向)に対して傾斜しているときには、衝突の衝撃のうち検出方向の成分の力が圧力センサ1の検出結果に加えて検出されるようになる。しかしながら、圧力センサ1に検出される衝突の衝撃のうち検出方向の成分の力が十分に小さければ、衝突検知システムの検知結果に影響を及ぼさない。
ここで、圧力センサの検出方向と衝突の衝撃の方向(水平方向)との角度は、車両の剛性や衝突の衝撃の大きさなどの条件により要求される検知特性が変わるため一概に決定できるものではない。
たとえば、衝突による衝撃が大きな場合(ドアの空間の圧力の変化が短時間で大きな場合)は、大事故であると判断できるためにすばやい衝突の検知が求められるため、衝突の衝撃が圧力センサ1で検知されないことが好ましい。
上記したように、各実施例の衝突検知システムは、ドア2の空間23の圧力変化を正確に測定でき、その結果として、高い衝突の検知精度を有する。
実施例1の圧力センサの構成を示した図である。 実施例1の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例1の圧力センサの側面衝突の測定結果を示した図である。 実施例1の圧力センサの側面衝突時の衝突の衝撃を示した図である。 実施例2の圧力センサの構成を示した図である。 比較例の圧力センサの構成を示した図である。 比較例の圧力センサを用いた衝突検知システムの構成を示した図である。 比較例の圧力センサの側面衝突の測定結果を示した図である。 参考例の圧力センサの構成を示した図である。
符号の説明
1:圧力センサ
10:回路基板
11:圧力検出部 110:ハウジング
111:台座 112:センサ素子
113:ダイアフラム部
12:センサハウジング 120:ハウジング本体
121:圧力導入孔 122:開口部
2:ドア 20:アウターパネル
21:インナーパネル 22:ウィンドガラス
23:空間
3:ステー

Claims (5)

  1. 車両の外周部に略閉鎖された空間(23)を備えた車両が衝突したときに、該空間(23)の容積の変化により生じる該空間(23)内の圧力の変化から衝突を検知する衝突検知システムにおいて、
    該衝突検知システムは、該空間(23)内の圧力を検出するセンサ素子(1)を備えた圧力検出部を有し、
    該センサ素子(1)は、該空間(23)内の圧力を検出する圧力検出部材(11)と、該圧力検出部材(11)と外部とを圧力導入孔(121)で連通した状態で内部に該圧力検出部材を収納するハウジング(12)と、を有し、
    該センサ素子(1)の検出方向が衝突時に該車両に加わる衝撃の方向と垂直な方向でありかつ鉛直方向である状態であるとともに、
    該圧力導入孔(121)の該圧力検出部材(1)側の一端は、開口部から鉛直下方に伸びた後に側方に伸び、該圧力導入孔の他端は、該ハウジング(12)の側面に開口した状態で、該センサ素子(1)が組み付けられたことを特徴とする衝突検知システム。
  2. 前記センサ素子(1)は、前記圧力検出部材(11)が回路基板(10)上に設けられ、
    該センサ素子(1)の前記検出方向が、該回路基板(10)の広がる方向と平行となる状態で該センサ素子(1)が組み付けられた請求項1記載の衝突検知システム。
  3. 前記圧力検出部からの圧力信号から前記空間(23)内の圧力を算出する演算手段をもつ請求項1記載の衝突検知システム。
  4. 前記空間が、前記車両のドア内の空間である請求項1記載の衝突検知システム。
  5. 衝突時に乗員を保護する乗員保護システムの一部を構成する請求項1記載の衝突検知システム。
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