JP6848031B1 - 擁壁の安定性照査装置、および擁壁の安定性照査プログラム - Google Patents

擁壁の安定性照査装置、および擁壁の安定性照査プログラム Download PDF

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【課題】擁壁の安定性照査を行う方法を提供する。【解決手段】擁壁の安定性照査装置100は、3次元道路モデル上で安定性照査対象とする擁壁の選択を受け付ける選択受付手段と、選択受付手段で選択を受け付けた安定性照査対象の擁壁を対象として、安定性の照査のための処理を実行する安定性照査手段と、安定性照査手段による安定性照査の結果に基づいて、3次元道路モデル上で安定性照査対象とした擁壁の色を変更する色変更手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、擁壁の安定性照査装置、および擁壁の安定性照査プログラムに関する。
次のような擁壁の安全性評価方法が知られている。この擁壁の安全性評価方法では、擁壁背面に発生するすべり形態を判定し、判定されたすべり形態に応じて土圧の計算方法を決定し、従来計算法(試行くさび法・改良試行くさび法)と異なるアプローチで、擁壁の背面から受ける土圧を演算して、その土圧を用いて、擁壁の安全性を評価する(例えば、特許文献1)。
特開2018−123544号公報
擁壁の安全性を評価した場合に、その評価結果をわかりやすく表示する方法が求められていた。しかしながら、従来の擁壁の安全性評価方法では、そのような方法については何ら検討されていなかった。
本発明による擁壁の安定性照査装置は、擁壁を含む3次元道路モデルを表示する表示手段と、3次元道路モデル上で安定性照査対象とする擁壁の選択を受け付ける選択受付手段と、選択受付手段で選択を受け付けた安定性照査対象の擁壁を対象として、安定性の照査のための処理を実行する安定性照査手段と、安定性照査手段による安定性照査の結果に基づいて、3次元道路モデル上で安定性照査対象とした擁壁の色を変更する色変更手段とを備えることを特徴とする。
本発明による擁壁の安定性照査プログラムは、擁壁を含む3次元道路モデルを表示する表示手順と、3次元道路モデル上で安定性照査対象とする擁壁の選択を受け付ける選択受付手順と、選択受付手順で選択を受け付けた安定性照査対象の擁壁を対象として、安定性の照査のための処理を実行する安定性照査手順と、安定性照査手順での安定性照査の結果に基づいて、3次元道路モデル上で安定性照査対象とした擁壁の色を変更する色変更手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、安定性照査の結果に基づいて3次元道路モデル上で安定性照査対象とした擁壁の色を変更するようにしたので、安定性照査の結果をわかりやすく表示することができ、ユーザは安定性照査の結果を視覚的に把握することができる。
擁壁の安定性照査装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 3次元道路モデルの一例を示す図である。 3次元道路モデル上で安定性照査対象の擁壁3aが選択された状態を模式的に示す図である。 安定性照査対象の擁壁における断面位置と配置基準線の一例を示す図である。 安定性照査対象の擁壁の断面線を示す図である。 3次元モデルの切断面を示す図である。 youheki.datファイルにおけるシステム初期値の一例を示す図である。 安定照査結果としてantei.datファイルに記載される照査結果の一例を示す図である。 擁壁の安定性照査装置100で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
図1は、本実施の形態における擁壁の安定性照査装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。擁壁の安定性照査装置100としては、例えば、サーバ装置やパソコン等が用いられ、図1は、擁壁の安定性照査装置100としてパソコンを用いた場合の一実施の形態の構成を示している。擁壁の安定性照査装置100は、操作部材101と、制御装置102と、記録装置103と、表示装置104とを備えている。
操作部材101は、擁壁の安定性照査装置100の操作者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。
制御装置102は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、擁壁の安定性照査装置100の全体を制御する。なお、制御装置102を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。
記録装置103は、擁壁の安定性照査装置100が蓄える種々のデータや、制御装置102が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記憶媒体で構成される記録装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記録装置103に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、操作者が取得したプログラムのデータを記録装置103にインストールすることによって、制御装置102がプログラムを実行できるようになる。
表示装置104は、例えば液晶ディスプレイなどであって、制御装置102によって出力された表示用データを表示するための装置である。
本実施の形態における擁壁の安定性照査装置100は、道路の設計を支援するためソフトウェアを用いて作成された3次元道路モデル上に配置された擁壁の安定性を計算して評価するための処理を実行するために用いられる。本実施の形態で想定する3次元道路モデルを作成するためのソフトウェアは、地図上で道路中心線の通過点を指示するだけで3次元道路モデルを自動生成し、平面図、縦断図、横断図を作成する機能を備えている。また、該ソフトウェアは、3次元モデルを生成した道路を建設するために道路の片側または両側に切土や盛土が必要かどうかといった条件に基づいて擁壁を設置するかどうかを判定し、擁壁の設置が必要と判定した場合には、あらかじめ設定されているパラメータ及びアルゴリズムを用いて、3次元道路モデル上に擁壁を自動設置する機能を有している。
本実施の形態における安定性照査装置100では、記録装置103に上記の3次元道路モデルを作成するためのソフトウェアで作成された3次元道路モデルのデータが記録されている。そして、制御装置102は、記録装置103に記録されている3次元道路モデルのデータを読み出して、3次元道路モデル上に自動設置された擁壁の安定性を計算して評価するための処理を実行する。以下、制御装置102による処理の詳細について説明する。
本実施の形態における安定性照査装置100のユーザ、例えば、擁壁の安定性照査を実行する人物は、操作部材101を操作して、擁壁の安定性照査の開始を指示することができる。制御装置102は、擁壁の安定性照査の開始が指示された場合には、記録装置103に記録されている安定性照査のためのプログラムを起動する。これによって、表示装置104に擁壁の安定性照査を行うためのソフトウェアの画面が表示される。
ユーザは、画面上に擁壁が配置された道路の3次元道路モデルを表示させる。制御装置102は、操作者によって3次元道路モデルの表示が指示されると、記録装置103から該当する3次元道路モデルのデータを読み出して表示装置104に表示する。
ユーザは、操作部材101を操作して、表示装置104に表示された3次元道路モデル上で安定性照査を行いたい擁壁を安定性照査対象の擁壁として選択する。制御装置102は、3次元道路モデルからユーザによって選択された安定性照査対象の擁壁に関する情報を取得する。
本実施の形態では、例えば、図2に示すような幅7mの道路の道路沿いに配置された根入れ深さ1.0mの逆T式擁壁を安定性照査対象の擁壁として選択するものとする。図3は、ユーザによって逆T式擁壁が安定性照査対象の擁壁3aとして選択された状態を示している。なお、図3では、ユーザによって選択された擁壁3aを黒で塗りつぶして表示している。
制御装置102は、3次元道路モデルから安定性照査対象の擁壁3aに関する情報として、例えば以下のような擁壁情報を取得する。擁壁の種類:逆T式擁壁、全幅:3.0m、つま先版 張り出し長:1.0m、かかと版 張り出し長:1.5m、型枠しろ:0.0m、天端幅:0.5m、全高:3.5m、底版高さ:0.5m、テーパー高さ:0.0m、天端から前面の勾配変化点までの高さ:0.0m、天端から背面の勾配変化点までの高さ:0.0m、前面勾配:1:0.0、背面勾配:1:0.0。
ユーザは、図4に示すように、操作部材101を操作して安定性照査対象の擁壁3aに対して、照査対象となる断面位置4aを安定性照査対象の擁壁3aの配置基準線4b上に指定する。図4では、断面位置4a黒点で表し、配置基準線4bを破線で表している。
制御装置102は、図5に示すように、断面位置4aについて、安定性照査対象の擁壁3aの配置基準線4bの垂線を作成し、これを安定性照査対象の擁壁3aの断面線5aとする。図5に示すように、断面線5aは配置基準線4bに対して直角となる。そして、制御装置102は、断面線5aとxy平面上で交差する3次元モデルの切断面を生成する。生成される切断面は、図6に示すような図面として出力される。
制御装置102は、生成した切断面の形状情報を取得する。切断面の形状情報としては、例えば、地表面形状指定方法:任意形状、地表面の始点から擁壁天端までの高さ:0.5m、地表面形状 座標(0):x=0.0 y=0.0、地表面形状 座標(1):x=15.0 y=15.0、底版下面から前面地表面までの高さ:1.0mが取得される。
制御装置102は、ユーザから安定性照査のための計算条件の入力を受け付ける。ここで、ユーザは、例えば次のような計算条件を入力する。地震の影響を考慮する:true、設計水平震度:0.25、裏込め土の種類:砂質土、切土法面を設定する:false、基礎地盤の種類:岩盤。
制御装置102は、擁壁の安定性照査のための設計条件を読み込む。設計条件はあらかじめ用意されており、例えば以下のような情報が読み込まれる。前面埋め戻し土の重量を考慮する:true、前面埋め戻し土の単位体積重量:24.5kN/m、土質条件の指定方法:true、土圧作用高さの指定スイッチ:false、土圧作用高さ:0m。
制御装置102は、あらかじめ用意されている設計条件入力モジュールに、上述した形状情報と計算条件と設計条件を入力する。設計条件入力モジュールは、入力された形状情報と計算条件と設計条件の値に基づいて、安定性計算のための条件を記載したデータファイルであるyouheki.datファイルを生成するためのモジュールである。なお、youheki.datファイルにおいて、設計条件入力モジュールに入力された値以外は、図7に示すように各項目に対するシステム初期値を使用する。
制御装置102は、あらかじめ用意されている設計計算モジュールを起動し、youheki.datファイルを入力する。設計計算モジュールは、youheki.datファイルに記載された情報に基づいて安定性照査を実行し、安定性照査対象の擁壁の安定性の照査結果を記載したデータファイルであるantei.datファイルを生成するためのモジュールである。安定照査結果としてantei.datファイルに記載される照査結果は、例えば、図8に示すような内容である。図8では、安定性照査の結果、安定性に問題がない項目はOKと評価され、安定性に問題がある項目はNGと評価されている。制御装置102は、生成したantei.datファイルを記録装置103に記録する。
制御装置102は、antei.datファイルに記載された安定照査結果に基づいて、図3に示した図において、安定性照査対象の擁壁3aの色を変更する。具体的には、制御装置102は、図3に示した3次元道路モデルを表示装置104に表示するとともに、図8に示した安定性の照査結果におけるOKの数に基づいて、3次元道路モデル内の安定性照査対象の擁壁3aに着色する。例えば、OKの数が0個である場合は擁壁色を#FF0000とし、OKの数が1個である場合は擁壁色を#FF1919とし、OKの数が2個である場合は擁壁色を#FF4747とする。また、OKの数が3個である場合は擁壁色を#FF7575とし、OKの数が4個である場合は擁壁色を#FFA3A3とし、OKの数が5個である場合は擁壁色を#FFD1D1とし、OKの数が6個である場合は擁壁色を#AAAAAAとする。これによって、ユーザは、3次元道路モデル上で擁壁の安定性を色により判別することができる。なお、上記の例では、色をカラーコードで表している。
図9は、本実施の形態における擁壁の安定性照査装置100で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は、ユーザによって擁壁の安定性照査の開始が指示されると起動するプログラムとして、制御装置102によって実行される。なお、図9においては、上述した擁壁の安定性照査のための設計条件、設計条件入力モジュール、および設計計算モジュールなどの処理に必要なデータは、あらかじめ記録装置103に記録されているものとする。
ステップS10において、制御装置102は、ユーザによって3次元道路モデルの表示が指示されたか否かを判断する。ステップS10で肯定判断した場合には、ステップS20へ進む。
ステップS20では、制御装置102は、記録装置103から該当する3次元道路モデルのデータを読み出して表示装置104に表示する。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置102は、ユーザによって、表示装置104に表示された3次元道路モデル上で安定性照査を行いたい擁壁が選択されたか否かを判断する。ステップS30で肯定判断した場合には、ステップS40へ進む。
ステップS40では、制御装置102は、3次元道路モデルからユーザによって選択された擁壁を安定性照査対象の擁壁として特定する。その後、ステップS50へ進む。
ステップS50では、制御装置102は、3次元道路モデルから、ユーザによって選択された安定性照査対象の擁壁に関する情報を取得する。その後、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御装置102は、ユーザによって、照査対象となる断面位置が安定性照査対象の擁壁の配置基準線上に指定されたか否かを判断する。ステップS60で肯定判断した場合には、ステップS70へ進む。
ステップS70では、制御装置102は、ユーザによって指定された断面位置について、安定性照査対象の擁壁の配置基準線の垂線を作成してこれを断面線とし、断面線とxy平面上で交差する3次元モデルの切断面を生成する。その後、ステップS80へ進む。
ステップS80では、制御装置102は、生成した切断面の形状情報を取得する。その後、ステップS90へ進む。
ステップS90では、制御装置102は、ユーザからの上述した計算条件の入力を受け付けたか否かを判断する。ステップS90で肯定判断した場合には、ステップS100へ進む。
ステップS100では、制御装置102は、あらかじめ用意された擁壁の安定性照査のための設計条件を読み込む。その後、ステップS110へ進む。
ステップS110では、制御装置102は、あらかじめ用意されている設計条件入力モジュールに、形状情報と計算条件と設計条件を入力して、安定性計算のための条件が記載されたyouheki.datファイルを得る。その後、ステップS120へ進む。
ステップS120では、制御装置102は、あらかじめ用意されている設計計算モジュールを起動してyouheki.datファイルを入力することにより、安定性照査対象の擁壁の安定性の照査結果を記載したantei.datファイルを得る。その後、ステップS130へ進む。
ステップS130では、制御装置102は、図3に示した3次元道路モデルを表示装置104に表示するとともに、antei.datファイルに記載された安定照査結果に基づいて安定性照査対象の擁壁に着色することにより、擁壁の色を変更する。その後、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置102は、3次元道路モデル上で安定性照査対象とする擁壁の選択を受け付け、選択を受け付けた安定性照査対象の擁壁を対象として安定性の照査のための処理を実行し、安定性照査の結果に基づいて、3次元道路モデル上で安定性照査対象とした擁壁の色を変更するようにした。これによって、ユーザは3次元道路モデル上での擁壁の色によって安定性の照査結果を視覚的に把握することができる。
(2)制御装置102は、安定性照査の結果、安定性がOKとされた項目の数に応じて、安定性照査対象の擁壁の色を変更するようにした。これによって、ユーザは、照査項目のうちの何項目でOKの結果が出たかを色で視覚的に把握することができる。
(3)制御装置102は、安定性照査対象の擁壁の切断面の形状情報、安定性計算の計算条件の情報、および擁壁の安定性照査のための設計条件の情報に基づいて安定性計算のための条件を記載したデータファイルであるyouheki.datファイルを生成し、生成したyouheki.datファイルに基づいて安定性照査対象の擁壁の安定性照査を実行するようにした。これによって、擁壁の安定性照査を行うための設計計算モジュールにyouheki.datファイルを入力することによって安定性照査のための計算を行うことができる。
(4)制御装置102は、安定性照査対象の擁壁の安定性の照査結果を記載したデータファイルであるantei.datファイルを生成し、生成したantei.datファイルを記録装置103に記録するようにした。これによって、安定性の照査結果を記載したデータファイルを得ることができる。
(5)制御装置102は、antei.datファイルに記載された安定照査結果に基づいて、安定性照査対象の擁壁の色を変更するようにした。これによって、antei.datファイルに基づいて安定性の照査結果を特定して、安定性の照査結果が視覚的に把握できるように3次元道路モデル上の擁壁に色付けすることができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の擁壁の安定性照査装置100は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、擁壁の安定性照査装置100としては、例えば、サーバ装置やパソコン等が用いられる例について説明した。しかしながら、上述した処理を実行することができる装置であれば、サーバ装置やパソコンには限定されない。
(2)上述した実施の形態では、制御装置102は、antei.datファイルに記載された安定照査結果におけるOKの数、すなわち安定性に問題がない項目の数に基づいて、7段階で安定性照査対象の擁壁3aの色を変更する例について説明した。しかしながら、色分けの方法はこれに限定されない。例えばOKの数が0〜2、3〜4、5〜6のように3段階で色分けをしてもよいし、2段階、4段階、5段階、6段階などの方法で色分けをしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、図8に示したように、安定照査結果としてantei.datファイルに記載される照査結果は、安定性に問題がない項目はOKと評価され、安定性に問題がある項目はNGと評価される例について説明した。しかしながら、照査結果の表示はOKとNGに限定されるものではない。例えば、評価結果は0と1で表すようにし、安定性に問題がない項目は0とし、安定性に問題がある項目は1とするようにしてもよい。また、制御装置102が安定性の問題の有無を判定できる値であれば、これ以外の値を用いて評価結果を表してもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 擁壁の安定性照査装置
101 操作部材
102 制御装置
103 記録装置
104 表示装置

Claims (10)

  1. 擁壁を含む3次元道路モデルを表示する表示手段と、
    前記3次元道路モデル上で安定性照査対象とする擁壁の選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた安定性照査対象の擁壁を対象として、安定性の照査のための処理を実行する安定性照査手段と、
    前記安定性照査手段による安定性照査の結果に基づいて、前記3次元道路モデル上で安定性照査対象とした擁壁の色を変更する色変更手段とを備えることを特徴とする擁壁の安定性照査装置。
  2. 請求項1に記載の擁壁の安定性照査装置において、
    前記色変更手段は、前記安定性照査手段による安定性照査の結果、安定性に問題がないと評価された項目の数に応じて、安定性照査対象の擁壁の色を変更することを特徴とする擁壁の安定性照査装置。
  3. 請求項1または2に記載の擁壁の安定性照査装置において、
    前記安定性照査手段は、安定性照査対象の擁壁の切断面の形状情報、安定性計算の計算条件の情報、および擁壁の安定性照査のための設計条件の情報に基づいて安定性計算のための条件を記載したデータファイルを生成し、生成したデータファイルに基づいて安定性照査対象の擁壁の安定性照査を実行することを特徴とする擁壁の安定性照査装置。
  4. 請求項3に記載の擁壁の安定性照査装置において、
    前記安定性照査手段は、安定性照査対象の擁壁の安定性の照査結果を記載したデータファイルを生成し、生成した安定性照査結果を示すデータファイルを記録装置に記録することを特徴とする擁壁の安定性照査装置。
  5. 請求項4に記載の擁壁の安定性照査装置において、
    前記色変更手段は、前記安定性照査結果を示すデータファイルに記載された安定照査結果に基づいて、安定性照査対象の擁壁の色を変更することを特徴とする擁壁の安定性照査装置。
  6. 擁壁を含む3次元道路モデルを表示する表示手順と、
    前記3次元道路モデル上で安定性照査対象とする擁壁の選択を受け付ける選択受付手順と、
    前記選択受付手順で選択を受け付けた安定性照査対象の擁壁を対象として、安定性の照査のための処理を実行する安定性照査手順と、
    前記安定性照査手順での安定性照査の結果に基づいて、前記3次元道路モデル上で安定性照査対象とした擁壁の色を変更する色変更手順とをコンピュータに実行させるための擁壁の安定性照査プログラム。
  7. 請求項6に記載の擁壁の安定性照査プログラムにおいて、
    前記色変更手順は、前記安定性照査手順での安定性照査の結果、安定性に問題がないと評価された項目の数に応じて、安定性照査対象の擁壁の色を変更することを特徴とする擁壁の安定性照査プログラム。
  8. 請求項6または7に記載の擁壁の安定性照査プログラムにおいて、
    前記安定性照査手順は、安定性照査対象の擁壁の切断面の形状情報、安定性計算の計算条件の情報、および擁壁の安定性照査のための設計条件の情報に基づいて安定性計算のための条件を記載したデータファイルを生成し、生成したデータファイルに基づいて安定性照査対象の擁壁の安定性照査を実行することを特徴とする擁壁の安定性照査プログラム。
  9. 請求項8に記載の擁壁の安定性照査プログラムにおいて、
    前記安定性照査手順は、安定性照査対象の擁壁の安定性の照査結果を記載したデータファイルを生成し、生成した安定性照査結果を示すデータファイルを記録装置に記録することを特徴とする擁壁の安定性照査プログラム。
  10. 請求項9に記載の擁壁の安定性照査プログラムにおいて、
    前記色変更手順は、前記安定性照査結果を示すデータファイルに記載された安定照査結果に基づいて、安定性照査対象の擁壁の色を変更することを特徴とする擁壁の安定性照査プログラム。
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