JP5430999B2 - 防犯性能評価方法、防犯性能評価システム、および防犯性能評価プログラム - Google Patents
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Description
本発明にかかる防犯性能評価システムの他の代表的な構成は、建物の防犯性能を評価する防犯性能評価システムであって、評価の対象たる対象建物の少なくとも外壁並びに開口部の形状および位置を含む構造情報、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報、外構の形状および種別を含む外構情報、並びに敷地に接する道路の形状を含む接道情報が入力される情報入力部と、構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築するモデリング部と、3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を配置する視線光源配置部と、3次元モデルにおいて視線光源から少なくとも開口部に到達する光量を演算する光線追跡部と、光量に基づいて該開口部の明暗度を決定する明暗度決定部と、少なくとも開口部の明暗度に基づいて開口部の侵入危険度を判定する危険度判定部と、判定した開口部の侵入危険度を出力する出力部とを備えており、情報入力部には、屋外照明の位置及び強度を含む照明光源の情報を入力可能であって、光線追跡部は3次元モデルにおいて照明光源から到達する光の照度を演算して照明係数を設定し、明暗度決定部は視線光源による光量に照明光源による照明係数を乗算して求めた補正光量に基づいて明暗度を決定することを特徴とする。
本発明にかかる防犯性能評価方法、防犯性能評価システム、および防犯性能評価プログラムの第1実施形態について説明する。なお、以下の実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
まず、本実施形態にかかる防犯性能評価方法を実施する防犯性能評価システムについて説明する。以下に説明する防犯性能評価システムにおいて、構成要素たる各部は実際にはコンピュータ上で動作するプログラムとして実現される。プログラムはあらかじめコンピュータにインストールしてあっても良いし、記憶媒体に記憶させて配布しても良いし、ネットワークを通じて配布しても良い。
侵入危険度(総合判定)=明暗度(昼or夜)×居住環境評価×侵入対策評価×開口部対策評価
本発明にかかる防犯性能評価方法、防犯性能評価システム、および防犯性能評価プログラムの第2実施形態について説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明にかかる防犯性能評価方法、防犯性能評価システム、および防犯性能評価プログラムの第3実施形態について説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明にかかる防犯性能評価方法、防犯性能評価システム、および防犯性能評価プログラムの第4実施形態について説明する。
本発明にかかる防犯性能評価方法、防犯性能評価システム、および防犯性能評価プログラムの第5実施形態について説明する。
C=S−D×tan(π/2−θ)
Claims (24)
- コンピュータを使用した建物の防犯性能を評価する防犯性能評価方法であって、
コンピュータのモデリング部が、コンピュータ上に建物周囲の敷地を含む建物の3次元モデルを構築し、
コンピュータの視線光源配置部が、人の視線に見立てた仮想的な光源を不特定の人の存在が想定される前記3次元モデルにおける前記敷地に接する道路上に所定間隔で配置し、道路の通行量に応じて配置間隔または光源の強度を設定し、
コンピュータの光線追跡部が、前記仮想的な光源から前記敷地上の任意の空間に設定したグリッド状の仮想的な受光点に到達する光量を演算し、
コンピュータの出力部が、前記光量に基づいて決定した明暗度をグリッド状に表示することを特徴とする防犯性能評価方法。 - コンピュータを使用した建物の防犯性能を評価する防犯性能評価方法であって、
コンピュータの情報入力部が、コンピュータ上に少なくとも評価の対象たる対象建物の形状を含む構造情報と、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報と、外構の形状および種別を含む外構情報と、演算対象たる任意の評価演算面と、前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報とを入力し、
コンピュータのモデリング部が、前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築し、
コンピュータの視線光源配置部が、前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を所定間隔で配置し、道路の通行量に応じて配置間隔または光源の強度を設定し、
コンピュータの光線追跡部が、前記3次元モデルにおいて前記視線光源から前記評価演算面に到達する光量を演算し、
コンピュータの明暗度決定部が、前記光量に基づいて前記評価演算面の明暗度を決定し、
コンピュータの出力部が、決定した前記明暗度を前記3次元モデルとともに出力することを特徴とする防犯性能評価方法。 - コンピュータを使用した建物の防犯性能を評価する防犯性能評価方法であって、
コンピュータの情報入力部が、コンピュータ上に少なくとも評価の対象たる対象建物の外壁並びに開口部の形状および位置を含む構造情報と、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報と、外構の形状および種別を含む外構情報と、前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報とを入力し、
コンピュータのモデリング部が、前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築し、
コンピュータの視線光源配置部が、前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を所定間隔で配置し、道路の通行量に応じて配置間隔または光源の強度を設定し、
コンピュータの光線追跡部が、前記3次元モデルにおいて前記視線光源から少なくとも前記開口部に到達する光量を演算し、
コンピュータの明暗度決定部が、前記光量に基づいて該開口部の明暗度を決定し、
コンピュータの危険度判定部が、少なくとも開口部の明暗度に基づいて前記開口部の侵入危険度を判定し、
コンピュータの出力部が、判定した前記開口部の侵入危険度を出力することを特徴とする防犯性能評価方法。 - 建物の防犯性能を評価する防犯性能評価システムであって、
評価の対象たる対象建物の形状を含む構造情報、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報、外構の形状および種別を含む外構情報、演算対象たる任意の評価演算面、並びに前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報が入力される情報入力部と、
前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築するモデリング部と、
前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を所定間隔で配置し、道路の通行量に応じて配置間隔または光源の強度を設定する視線光源配置部と、
前記3次元モデルにおいて前記視線光源から前記評価演算面に到達する光量を演算する光線追跡部と、
前記光量に基づいて前記評価演算面の明暗度を決定する明暗度決定部と、
決定した前記明暗度を前記3次元モデルとともに表示する出力部とを備えたことを特徴とする防犯性能評価システム。 - 前記構造情報には対象建物の少なくとも外壁並びに開口部の形状および位置を含み、
前記評価演算面について決定した明暗度に基づいて前記開口部の侵入危険度を判定する危険度判定部とを備え、
前記出力部は、判定した前記開口部の侵入危険度を出力することを特徴とする請求項4に記載の防犯性能評価システム。 - 建物の防犯性能を評価する防犯性能評価システムであって、
評価の対象たる対象建物の少なくとも外壁並びに開口部の形状および位置を含む構造情報、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報、外構の形状および種別を含む外構情報、並びに前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報が入力される情報入力部と、
前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築するモデリング部と、
前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を所定間隔で配置し、道路の通行量に応じて配置間隔または光源の強度を設定する視線光源配置部と、
前記3次元モデルにおいて前記視線光源から少なくとも前記開口部に到達する光量を演算する光線追跡部と、
前記光量に基づいて該開口部の明暗度を決定する明暗度決定部と、
少なくとも開口部の明暗度に基づいて前記開口部の侵入危険度を判定する危険度判定部と、
判定した前記開口部の侵入危険度を出力する出力部とを備えたことを特徴とする防犯性能評価システム。 - 当該防犯性能評価システムは、さらに前記明暗度決定部が決定した開口部の明暗度と侵入危険度とを関連づけて格納した判定基準データベースを備え、
前記危険度判定部は、前記判定基準データベースを参照して少なくとも開口部の明暗度に基づいて前記開口部の侵入危険度を判定することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の防犯性能評価システム。 - 前記情報入力部には、実際に被害にあった建物の構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報に加えて、被害にあった開口部を特定する被害情報を入力可能であって、
当該防犯性能評価システムは、さらに、前記明暗度決定部が決定した開口部の明暗度と侵入危険度とを関連づけて格納した判定基準データベースを備え、
被害にあった開口部につき、少なくとも明暗度に対する侵入頻度の統計を取ることにより侵入危険度を演算し、前記判定基準データベースに少なくとも明暗度と侵入危険度とを関連づけて格納する実被害統計部を備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の防犯性能評価システム。 - 前記光線追跡部はさらに前記外壁に到達する光量を演算し、
前記明暗度決定部は、前記外壁の光量の分布を離散化して前記外壁について複数の領域に区分された明暗度を決定し、かつ当該領域と対向する敷地に複数の領域に区分された明暗度を決定し、
当該防犯性能評価システムは、さらに、前記明暗度決定部が決定した開口部の明暗度と侵入危険度とを関連づけて格納した判定基準データベースを備え、
前記判定基準データベースには敷地の少なくとも明暗度と侵入危険度を関連付けて格納してあり、
前記危険度判定部は前記判定基準データベースを参照して前記敷地の領域ごとの侵入危険度を判定し、
前記出力部は判定した前記敷地の領域の侵入危険度を出力することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の防犯性能評価システム。 - 前記モデリング部は前記敷地内かつ評価の対象たる対象建物の開口部と対向する位置に円柱モデルを設置し、
前記光線追跡部は前記視線光源から前記円柱モデルに到達する光量を演算し、
前記明暗度決定部は前記円柱モデルの光量から対向する開口部の明暗度を決定することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。 - 前記モデリング部は前記敷地上空間の任意点に立体モデルを配置し、
前記光線追跡部は前記視線光源から前記立体モデルに到達する光量を演算し、
前記明暗度決定部は前記立体モデルの光量から、該立体モデルから垂下される位置の敷地の明暗度を決定することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。 - 前記光線追跡部は、前記外構の種別に応じて、前記外構のモデルに透過度を設定することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。
- 前記光線追跡部は、前記外構の形状と、該外構を通過する光線の角度に基づいて視線開口を演算し、該視線開口に基づいて前記外構のモデルに透過度を設定することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。
- 前記光線追跡部は前記視線光源から放射される光に所定の減衰率を設定することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。
- 前記光線追跡部は前記視線光源から放射される光に所定位置または所定距離において段階的に減衰する非線形の減衰率を設定することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。
- 前記視線光源配置部は前記3次元モデルにおける道路の両側の沿道に交互に前記視線光源を配置することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。
- 建物の防犯性能を評価する防犯性能評価システムであって、
評価の対象たる対象建物の形状を含む構造情報、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報、外構の形状および種別を含む外構情報、演算対象たる任意の評価演算面、並びに前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報が入力される情報入力部と、
前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築するモデリング部と、
前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を配置する視線光源配置部と、
前記3次元モデルにおいて前記視線光源から前記評価演算面に到達する光量を演算する光線追跡部と、
前記光量に基づいて前記評価演算面の明暗度を決定する明暗度決定部と、
決定した前記明暗度を前記3次元モデルとともに表示する出力部とを備えており、
前記情報入力部には、屋外照明の位置及び強度を含む照明光源の情報を入力可能であって、
前記光線追跡部は前記3次元モデルにおいて前記照明光源から到達する光の照度を演算して照明係数を設定し、
前記明暗度決定部は前記視線光源による光量に照明光源による照明係数を乗算して求めた補正光量に基づいて前記明暗度を決定することを特徴とする防犯性能評価システム。 - 建物の防犯性能を評価する防犯性能評価システムであって、
評価の対象たる対象建物の少なくとも外壁並びに開口部の形状および位置を含む構造情報、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報、外構の形状および種別を含む外構情報、並びに前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報が入力される情報入力部と、
前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築するモデリング部と、
前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を配置する視線光源配置部と、
前記3次元モデルにおいて前記視線光源から少なくとも前記開口部に到達する光量を演算する光線追跡部と、
前記光量に基づいて該開口部の明暗度を決定する明暗度決定部と、
少なくとも開口部の明暗度に基づいて前記開口部の侵入危険度を判定する危険度判定部と、
判定した前記開口部の侵入危険度を出力する出力部とを備えており、
前記情報入力部には、屋外照明の位置及び強度を含む照明光源の情報を入力可能であって、
前記光線追跡部は前記3次元モデルにおいて前記照明光源から到達する光の照度を演算して照明係数を設定し、
前記明暗度決定部は前記視線光源による光量に照明光源による照明係数を乗算して求めた補正光量に基づいて前記明暗度を決定することを特徴とする防犯性能評価システム。 - 前記光線追跡部は、
前記視線光源から放射される光に所定位置または所定距離において段階的に減衰する非線形の減衰率を設定し、
屋外照明の位置及び強度を含む照明光源から放射される光に距離の2乗に反比例する減衰率を設定することを特徴とする請求項15に記載の防犯性能評価システム。 - 当該防犯性能評価システムは、さらに、演算対象たる任意の評価演算面について決定した明暗度に基づいて評価の対象たる対象建物の開口部の侵入危険度を判定する危険度判定部を備え、
前記出力部は、前記危険度判定部が判定した前記開口部または前記敷地の領域の侵入危険度を、建物または敷地の画像とあわせて出力することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。 - 前記明暗度決定部は、前記光線追跡部が演算した光量に対し、所定の閾値である充分視線量以下の光量に基づいて前記明暗度を決定することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の防犯性能評価システム。
- コンピュータを、
少なくとも評価の対象たる対象建物の形状を含む構造情報、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報、外構の形状および種別を含む外構情報、演算対象たる任意の評価演算面、並びに前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報が入力される情報入力部と、
前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築するモデリング部と、
前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を所定間隔で配置し、道路の通行量に応じて配置間隔または光源の強度を設定する視線光源配置部と、
前記3次元モデルにおいて前記視線光源から前記評価演算面に到達する光量を演算する光線追跡部と、
前記光量に基づいて前記評価演算面の明暗度を決定する明暗度決定部と、
決定した前記明暗度を前記3次元モデルとともに出力する出力部として動作させることを特徴とする防犯性能評価プログラム。 - コンピュータを、
少なくとも評価の対象たる対象建物の外壁並びに開口部の形状および位置を含む構造情報、対象建物の周囲の敷地の形状を含む敷地情報、外構の形状および種別を含む外構情報、並びに前記敷地に接する道路の形状を含む接道情報が入力される情報入力部と、
前記構造情報、敷地情報、外構情報、および接道情報から3次元モデルを構築するモデリング部と、
前記3次元モデルにおいて道路上に通行人の視線を模擬した視線光源を所定間隔で配置し、道路の通行量に応じて配置間隔または光源の強度を設定する視線光源配置部と、
前記3次元モデルにおいて前記視線光源から少なくとも前記開口部に到達する光量を演算する光線追跡部と、
前記光量に基づいて該開口部の明暗度を決定する明暗度決定部と、
少なくとも開口部の明暗度に基づいて前記開口部の侵入危険度を判定する危険度判定部と、
判定した前記開口部の侵入危険度を出力する出力部として動作させることを特徴とする防犯性能評価プログラム。 - 前記出力部は、前記明暗度および前記3次元モデルを表現する画像を出力するとともに、前記画像上の任意の位置において当該位置の明暗度の数値の表示または非表示を切り替えることが可能であることを特徴とする請求項22または請求項23に記載の防犯性能評価プログラム。
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