JP6847289B1 - 可燃物燃焼装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
可燃物を燃焼する可燃物燃焼装置において、外部から燃焼用空気を受ける給気部及び燃焼排ガスを排出する排気部が設けられた燃焼筒と、前記燃焼筒内に配置され、燃焼する可燃物を載置する載置面をもつ搬送体と、前記搬送体を揺動する駆動体とを有し、前記搬送体は、上下方向で見たときに同範囲に位置し上下方向で段をなす複数の搬送部材を有し、上下方向で隣接する2つの前記搬送部材は、水平面に対し互いに逆向きの傾斜角をなして上端部と下端部を有していて、前記上端部から前記下端部へ向く長手方向を可燃物の搬送方向とし、前記長手方向に対し直角な断面で前記載置面が凹状の樋型に形成され、前記長手方向に延びる軸線まわりで所定角だけ揺動可能に前記燃焼筒により支持されているとともに駆動体に接続されており、前記搬送体は、前記駆動体による揺動で、各搬送部材にて前記上端部から前記下端部へ可燃物を搬送し前記下端部から落下させることにより、最上段の前記搬送部材から次段の前記搬送部材へ可燃物を順次、以降段の前記搬送部材へ燃焼させながら搬送していき、最下段の前記搬送部材の前記下端部から燃焼後の灰分を排出することを特徴とする可燃物燃焼装置。
可燃物を燃焼する可燃物燃焼方法において、外部から燃焼用空気を受ける給気部及び燃焼排ガスを排出する排気部が設けられた燃焼筒内に、燃焼する可燃物を載置する載置面をもつ搬送体を配置し、前記搬送体は、上下方向で見たときに同範囲に位置し上下方向で段をなす複数の搬送部材を有し、上下方向で隣接する2つの前記搬送部材を、水平面に対し互いに逆向きの傾斜角をなして上端部と下端部を有するように配置し、前記上端部から前記下端部へ向く長手方向を可燃物の搬送方向とし、前記長手方向に対し直角な断面で前記載置面を凹状の樋型に形成し、前記搬送部材を駆動体により前記長手方向に延びる軸線まわりで所定角だけ揺動駆動し、各搬送部材にて前記上端部から前記下端部へ可燃物を搬送し前記下端部から落下させることにより、最上段の前記搬送部材から次段の前記搬送部材へ可燃物を順次、以降段の前記搬送部材へ燃焼させながら搬送していき、最下段の前記搬送部材の前記下端部から燃焼後の灰分を排出することを特徴とする可燃物燃焼装置による可燃物燃焼方法。
10 燃焼筒
11 内筒
12 外筒
13 環状空間
16 給気部
16A,16B ノズル
17 排気部
20 搬送体
21 上搬送部材
21−1 上端部
21−2 下端部
22 下搬送部材
22−1 上端部
22−2 下端部
30 駆動体
40 二次燃焼装置
Claims (7)
- 可燃物を燃焼する可燃物燃焼装置において、
外部から燃焼用空気を受ける給気部及び燃焼排ガスを排出する排気部が設けられた燃焼筒と、
前記燃焼筒内に配置され、燃焼する可燃物を載置する載置面をもつ搬送体と、
前記搬送体を揺動する駆動体とを有し、
前記搬送体は、上下方向で見たときに同範囲に位置し上下方向で段をなす上搬送部材及び下搬送部材を有し、前記上搬送部材及び前記下搬送部材は、水平面に対し互いに逆向きの傾斜角をなしてそれぞれ上端部と下端部を有していて、前記上端部から前記下端部へ向く長手方向を可燃物の搬送方向とし、前記長手方向に対し直角な断面で前記載置面が凹状の樋型に形成され、前記長手方向に延びる突起を少なくとも前記下搬送部材の載置面上に有しており、前記長手方向に延びる軸線まわりで所定角だけ揺動可能に前記燃焼筒により支持されているとともに駆動体に接続されており、
前記燃焼筒には、前記上搬送部材の載置面及び前記下搬送部材の載置面へ向けて延び該載置面に対し燃焼用空気を噴射するノズルが設けられており、
前記搬送体は、前記駆動体による揺動で、前記上搬送部材及び前記下搬送部材のそれぞれにて前記上端部から前記下端部へ可燃物を搬送し前記下端部から落下させることにより、前記上搬送部材から前記下搬送部材へ可燃物を燃焼させながら搬送していき、前記下搬送部材の前記下端部から燃焼後の灰分を排出することを特徴とする可燃物燃焼装置。 - 可燃物を燃焼する可燃物燃焼装置において、
外部から燃焼用空気を受ける給気部及び燃焼排ガスを排出する排気部が設けられた燃焼筒と、
前記燃焼筒内に配置され、燃焼する可燃物を載置する載置面をもつ搬送体と、
前記搬送体を揺動する駆動体とを有し、
前記搬送体は、上下方向で見たときに同範囲に位置し上下方向で段をなす上搬送部材及び下搬送部材を有し、前記上搬送部材及び前記下搬送部材は、水平面に対し互いに逆向きの傾斜角をなして上端部と下端部を有していて、前記上端部から前記下端部へ向く長手方向を可燃物の搬送方向とし、前記長手方向に対し直角な断面で前記載置面が凹状の樋型に形成され、前記長手方向に延びる軸線まわりで所定角だけ揺動可能に前記燃焼筒により支持されているとともに駆動体に接続されており、
前記搬送体は、前記駆動体による揺動で、前記上搬送部材及び前記下搬送部材のそれぞれにて前記上端部から前記下端部へ可燃物を搬送し前記下端部から落下させることにより、前記上搬送部材から前記下搬送部材へ可燃物を燃焼させながら搬送していき、前記下搬送部材の前記下端部から燃焼後の灰分を排出し、
前記燃焼筒は、内筒と外筒を有する二重構造をなし、前記内筒と前記外筒の間に前記給気部からの燃焼用空気を受ける環状空間を形成し、前記内筒には前記環状空間内の燃焼用空気を前記上搬送部材の載置面及び前記下搬送部材の載置面に向け噴射するノズルが設けられ、
前記ノズルは、前記上搬送部材に対しては、前記上搬送部材の上端部から下端部に向かうにしたがいノズル同士の間隔が密となるように配置され、前記下搬送部材に対しては、前記下搬送部材の上端部から下端部に向かうにしたがいノズル同士の間隔が粗となるように配置されていることを特徴とする可燃物燃焼装置。 - 前記駆動体は、前記上搬送部材及び前記下搬送部材に対し個別にもしくは共通に設けられている請求項1又は請求項2に記載の可燃物燃焼装置。
- 前記駆動体は、揺動頻度、揺動幅、作動時期、作動期間の少なくとも1つが可変である請求項1ないし請求項3のうちの1つに記載の可燃物燃焼装置。
- さらに、二次燃焼装置を有し、前記燃焼筒の前記排気部が前記二次燃焼装置の二次燃焼室へ接続され、前記排気部からの排ガスが前記二次燃焼室で二次燃焼する請求項1又は請求項2に記載の可燃物燃焼装置。
- 可燃物を燃焼する可燃物燃焼方法において、
外部から燃焼用空気を受ける給気部及び燃焼排ガスを排出する排気部が設けられた燃焼筒内に、燃焼する可燃物を載置する載置面をもつ搬送体を配置し、
前記搬送体は、上下方向で見たときに同範囲に位置し上下方向で段をなす上搬送部材及び下搬送部材を有し、前記上搬送部材及び前記下搬送部材を、水平面に対し互いに逆向きの傾斜角をなして上端部と下端部を有するように配置し、前記上端部から前記下端部へ向く長手方向を可燃物の搬送方向とし、前記長手方向に対し直角な断面で前記載置面を凹状の樋型に形成し、前記長手方向に延びる突起を少なくとも前記下搬送部材の載置面上に設け、前記上搬送部材及び前記下搬送部材を駆動体により前記長手方向に延びる軸線まわりで所定角だけ揺動駆動し、前記燃焼筒に設けられ前記上搬送部材の載置面及び前記下搬送部材の載置面に向けて延びるノズルから、それぞれの前記載置面に対し燃焼用空気を噴射し、前記上搬送部材及び前記下搬送部材のそれぞれにて前記上端部から前記下端部へ可燃物を搬送し前記下端部から落下させることにより、前記上搬送部材から前記下搬送部材へ可燃物を燃焼させながら搬送していき、前記下搬送部材の前記下端部から燃焼後の灰分を排出することを特徴とする可燃物燃焼装置による可燃物燃焼方法。 - 可燃物を燃焼する可燃物燃焼方法において、
外部から燃焼用空気を受ける給気部及び燃焼排ガスを排出する排気部が設けられた燃焼筒内に、燃焼する可燃物を載置する載置面をもつ搬送体を配置し、
前記搬送体は、上下方向で見たときに同範囲に位置し上下方向で段をなす上搬送部材及び下搬送部材を有し、前記上搬送部材及び前記下搬送部材を、水平面に対し互いに逆向きの傾斜角をなして上端部と下端部を有するように配置し、前記上端部から前記下端部へ向く長手方向を可燃物の搬送方向とし、前記長手方向に対し直角な断面で前記載置面を凹状の樋型に形成し、前記上搬送部材及び前記下搬送部材を駆動体により前記長手方向に延びる軸線まわりで所定角だけ揺動駆動し、前記上搬送部材及び前記下搬送部材のそれぞれにて前記上端部から前記下端部へ可燃物を搬送し前記下端部から落下させることにより、前記上搬送部材から前記下搬送部材へ可燃物を燃焼させながら搬送していき、前記下搬送部材の前記下端部から燃焼後の灰分を排出し、
前記燃焼筒を、内筒と外筒を有する二重構造とし、前記内筒と前記外筒の間に前記給気部からの燃焼用空気を受ける環状空間を形成し、前記内筒に前記環状空間内の燃焼用空気を前記上搬送部材の載置面及び前記下搬送部材の載置面に向け噴射するノズルを設け、前記ノズルを、前記上搬送部材に対しては、前記上搬送部材の上端部から下端部に向かうにしたがいノズル同士の間隔が密となるように配置し、前記下搬送部材に対しては、前記下搬送部材の上端部から下端部に向かうにしたがいノズル同士の間隔が粗となるように配置することを特徴とする可燃物燃焼装置による可燃物燃焼方法。
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JP2020090380A JP6847289B1 (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 可燃物燃焼装置及び方法 |
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JP2020090380A Active JP6847289B1 (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 可燃物燃焼装置及び方法 |
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