JP6846956B2 - アクティブフィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、高調波成分を打ち消す補償電流を生成するアクティブフィルタに関するものである。
交流電源から負荷へ負荷電流が流れると、一般的には負荷電流にいわゆる高調波成分が発生する。この高調波成分はいわゆる高調波障害の原因となるために、アクティブフィルタを用いた対策が行われている。アクティブフィルタは、交流電源に接続されている高調波発生負荷の電流を電流センサで検出し、検出された高調波成分を打ち消す補償電流を交流電源線に注入することで、交流電源に流れる電源電流の高調波成分を低減する。
アクティブフィルタの制御について、例えば、特許文献1は、補償対象となる機器の電流波形を記憶して、アクティブフィルタの電流指令に利用する。このとき記憶する波形は電源1/6周期分として、電流検出遅れや制御遅れを補償する。特許文献1は、記憶する波形を電源1/6周期分とすることでメモリの容量を節約できる、としている。
また、特許文献2は、補償対象となる機器の電流波形の位相を進相しアクティブフィルタの電流指令に利用する。これにより、特許文献2は、電流検出遅れや制御遅れを補償することができる、としている。
また、特許文献3は、補償対象となる機器の電流波形から計算されるアクティブフィルタの電流指令に対して、電流検出遅れや制御遅れによる無駄時間や出力フィルタを補償することを提案している。
特開2015−111995号公報 特開2014−121145号公報 特開平10−336897号公報
ところが、特許文献1は、容量を節約できるとしても、波形を記憶するためのメモリ手段が必要であることに変わりはない。また、特許文献1は、交流電源や負荷が不平衡である場合には、1/6周期ごとの波形がそれぞれ異なるために、補償性能が悪化するおそれがある。
また、特許文献2は、位相を進相するために、電源周期から進相分(電源周期−進相分)だけを除いた分だけ波形の遅延を行うが、これにはやはり波形を記録するメモリ手段が必要である。
さらに、特許文献3は、無駄時間を補償する具体的な手段について述べられていない。
以上より、本発明は、波形を記録するためのメモリ手段を必要とすることなく、補償電流を速やかに生成できるアクティブフィルタを提供することを目的とする。
本発明は、三相の交流電源に対して、負荷と並列に接続されるアクティブフィルタであって、このアクティブフィルタは、高調波成分を打ち消す補償電流を生成する主回路と、主回路の駆動を制御するコントローラと、を備える。
本発明におけるコントローラは、交流電源による系統電圧が転流したタイミングにおける電流波形を、二乗の放物線で近似した電流指令を求め、求められた電流指令に基づいて、主回路を駆動させる、ことを特徴とする。
本発明のアクティブフィルタにおけるコントローラは、電流波形から基本波成分を取り除いて、高調波成分を求め、求めた高調波成分から、電流のピーク値Iとピーク値Iを示すときの位相θを検出し、位相θが、系統電圧の相電圧が等しくなる位相〜θp(ピーク値Iを示すときの位相θ)の範囲よりも、制御遅れ分だけ進んでいる所定転流タイミングに当たるか当たらないかを判断する、ことができる。
本発明のアクティブフィルタにおけるコントローラは、高調波成分を打ち消す補償電流であるAF電流指令(CC1)を求める、ことができる。
また、本発明のアクティブフィルタにおけるコントローラは、所定転流タイミングに当たると判断すると、位相θpとピーク値Iに基づいて、位相θから制御遅れ分だけ進めたAF電流指令(CC2)を求め、AF電流指令(CC1)の値をAF電流指令(CC2)の値で置き換えて電流制御を行う、ことができる。
また、本発明のアクティブフィルタにおけるコントローラは、所定転流タイミングに当たらないと判断すると、AF電流指令(CC1)となるように電流制御を行う、ことができる。
本発明によれば、転流が終了するときの電流値とタイミングを測定するだけで足りるので、メモリ手段を必要とすることなく、補償電流を生成できる。
本発明の実施形態に係るインバータの構成を示す図である。 本発明の実施形態のインバータにおいて、R相からS相に転流するときのコンバータに流れる電流を示す図である。 (a)は本発明の実施形態に係る系統電圧の電圧波形を示し、(b)はコンバータの直流電流とR相電流の波形を示し、(c)はアクティブフィルタで生成されるR相電流指令の波形を示す。 (a)は、本発明の実施形態において、コンバータのR相電流(上段のグラフ)、アクティブフィルタのQ軸電流指令及びアクティブフィルタのP軸電流指令の波形(下段のグラフ)を対比して示す図であり、(b)は電圧不平衡状態となったときのコンバータのR相,S相,T相のそれぞれの電流波形を示す図である。 本実施形態の第一実施形態の制御手順を示すフローチャートである。 本実施形態の第二実施形態の制御手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る電源装置1は、交流電源3と負荷である例えば電動モータ5との間に配置されるインバータ10と、電源装置1とインバータ10の間に並列に接続されるアクティブフィルタ20と、を備える。
電源装置1は、交流電源3が出力する一定電圧及び一定周波数の三相交流電流をインバータ10で直流に変換した後に交流に逆変換することで、周波数と電圧の大きさが任意に調整された交流電流を電動モータ5に供給する。
電源装置1は、補償対象を直流電流平滑型のコンバータに限定することで、直流電流平滑型のコンバータの波形を予測して、アクティブフィルタ20の電流指令を求める。このように補償対象の電流を予測することで、波形を記録するためのメモリ手段を設ける必要がなくなる。
[インバータ10]
インバータ10は、交流電源3に接続されるコンバータ回路11と、コンバータ回路11の出力端に接続されるインバータ回路13と、を備える。コンバータ回路11が交流電源3からの交流電流を直流電流に変換し、コンバータ回路11から受ける直流電流をインバータ回路13が交流電流に変換する。インバータ回路13は半導体スイッチング素子を利用して電力変換を行うが、この電力変換の際に高調波を発生させる。
インバータ10は、コンバータ回路11の出力側に平滑回路15を備える。この平滑回路15は、直流リアクトルDCLとキャパシタC1を組み合わせたフィルタであり、抵抗負荷に加わる電圧を平滑化する。つまり、インバータ10は直流電流平滑型のコンバータ回路11を備える。
コンバータ回路11及びインバータ回路13はその機能を果たす限り具体的な内容は任意である。
例えば、コンバータ回路11については、単数又は複数のダイオードを備えることを前提とし、トランス方式とスイッチング方式が存在するが、いずれを用いることができる。
また、インバータ回路13については、電圧形インバータと電流型インバータが存在するが、いずれを用いることができる。ここで、電圧形インバータは、負荷と直流電源を半導体スイッチで切り替え、負荷に方形波の交流電流を供給する。また、電流型インバータは、直流側にリアクトルが挿入され、電流波形が方形波となる。なお、本実施形態は電圧形インバータを採用している。
[アクティブフィルタ20]
アクティブフィルタ20は、検出された高調波を打ち消し補償する電流を生成するとともに、生成した補償電流を交流電源3とインバータ10のコンバータ回路11とを接続する電線WR,,Wに注入する。アクティブフィルタ20は、交流電源3に対して、インバータ10と並列に接続されている。
アクティブフィルタ20は、アクティブフィルタ20の動作を司るコントローラ21と、コントローラ21の指示に従って高調波を打ち消して補償する電流を発生させる主回路23と、を備えている。
アクティブフィルタ20は、コントローラ21と主回路23が交流リアクトルACL及び高調波フィルタ25を介して、交流電源3に接続されている。主回路23はキャパシタC2と接続されている。高調波フィルタ25は、アクティブフィルタ20の主回路23を構成するスイッチング素子が行うパルス幅変調(Pulse Width Modulation)による高調波を除去する。
コントローラ21は、交流電源3の系統電圧(R相,S相,T相)及び交流電源3から電動モータ5に流れる三相交流電流(iR,iS,iT)を、第一検出回路DL1を介して検出する。また、コントローラ21は、交流リアクトルACLを流れる電流、つまり、高調波を補償する三相交流電流を第二検出回路DL2検出する。コントローラ21は、検出したこれらの情報に基づいて、高調波を補償する電流を生成するための制御演算を実施して、アクティブフィルタ20の主回路23を駆動制御する。
主回路23は、コントローラ21の指示に従って高調波を打ち消して補償する電流を生成する。主回路23は、スイッチング素子で構成されており、そのオン及びオフを制御することにより、パルス波のデューティー比を変化させるPWM変調により補償電流を生成させる。
主回路23で生成された補償電流は、交流リアクトルACL及び高調波フィルタ25を介して、交流電源3に供給される。
さて、特許文献1及び特許文献2は波形をメモリ手段に記録していたが、本実施形態はコンバータ回路11を直流電流平滑型に限定することで、コンバータの電流波形を近似により求める。
直流電流平滑型のコンバータの場合、相電流が転流するタイミングに合わせて、入力電流が急峻に変化する。コンバータ回路11の電流波形を図3(b)に示す。
図3(b)のグラフにおいて、一例としてコンバータのR相電流は、コンバータ直流電流が急峻に変化する楕円で囲まれるタイミング以外のときは、コンバータの直流電流と等しいか0であるから、変化が小さい。
このコンバータ(R相)電流から基本波成分を除いたものがアクティブフィルタ20の電流指令、つまり補償電流となる。したがって、図3(c)のグラフに示すように、アクティブフィルタ20の電流指令も、楕円で囲まれる転流タイミングで急峻に変化する以外では変化が小さい。つまり、補償電流は、転流タイミング以外では素早い追従性を求められない。
このように、検出や制御の遅れを補償する必要があるのは転流タイミングのみであり、この転流するときの電流波形が判りさえすれば、全体としての遅れを補償できることになる。
転流は系統電圧の相電圧が等しくなったとき、具体的には、R相の電流の場合、R相電圧とT相電圧が等しくなったとき、R相電圧とS相電圧が等しくなったときに発生する。図3(a)に系統電圧の相電圧の一例を示すが、円で囲まれるタイミングでR相は転流している。
図2は、図3(a)に倣って、R相からS相に転流するときのコンバータ回路11に流れる電流を示している。転流前、転流中及び転流後は、以下の経過を辿る。
転流前:i = idc, i = 0
転流中:i+i = idc
転流後:iR = 0, i = idc
転流中は、コンバータ回路11のダイオードを通じて短絡するため、R相の受電電圧VとS相の受電電圧Vが等しくなり、系統インピーダンスZには系統電源電圧VRG,VSGの差分が負荷されることになる。
転流は極めて短時間で終了するので、抵抗成分を無視することができ、系統のインダクタンス成分Lのみが影響する。
RG,VSGの差分は線間電圧であり、正確には正弦波状であるが、転流は短時間であるため、線形に近似(vSG − vRG = kt)することができる。
このため、転流中のS相電流が0から変化する波形は、下記の式1として示される式のように二乗の放物線に近似することができる。
Figure 0006846956
前述したように、系統電圧の相電圧が等しくなったとき(線間電圧=0)に転流が開始されるので、系統電圧を測定することにより、転流の開始タイミングを知ることができる。
アクティブフィルタ20の電流指令として使用するコンバータ電流としては、転流開始タイミングと転流終了タイミングを検出し、制御遅れ分だけ進めておくことや指令電流の変化を予め電圧指令にフィードフォワードしておくことで、その遅れを補償できる。
この補償電流の生成には、転流が終了するときの電流値とタイミングを測定するだけで足りるので、メモリ手段を必要としない。一例として、この電流値は図3(b)の横方向の実線Hで示され、転流が終了するタイミングは図3(b)の縦方向の実線Vで示される。
本実施形態は、図4(a)に示すように、コンバータ電流からアクティブフィルタ20の電流指令のために基本波成分を除いた高調波を有効成分(P軸)と無効成分(Q軸)に変換することができる。そうすれば、転流による急峻な電流変化は交流電源周期の1/6周期毎にQ軸のみに現れる。
そして、転流が充分短い時間で終わるので、このQ軸電流の変化も二乗の放物線に近似できる。このとき転流の終了は、図4の下段のグラフにおいて円で囲まれるように極大値をとるので、判定がしやすくなる。
次に、本実施形態による電源装置1のアクティブフィルタ20により交流電源3に対して補償電流を流す手順を、図5を参照して説明する。この手順は、アクティブフィルタ20のコントローラ21が系統電圧、コンバータ電流などを取得して実行する。
[第1実施形態]
[系統電圧位相更新(図5 S101)]
アクティブフィルタ20のコントローラ21は、第一検出回路DL1を介して検出するアクティブフィルタ20の入力電圧の電圧波形から位相θを継続的に計算し、更新する。系統電圧の電圧波形は、図3(a)に例示した通りである。
[コンバータ電流高調波成分計算(図5 S103)]
次に、コントローラ21は、第一検出回路DL1を介して検出するコンバータ電流波形(R相,S相,T相)から基本波成分を取り除いて、コンバータ電流の高調波成分を求める。
[転流検出(図5 S105)]
次に、コントローラ21は、求めたコンバータ電流の高調波成分から、電流のピーク値Iとピーク値Iを示すときの位相θを検出する。なお、このときの位相θをθpとする。1電源周期中にθpは各相、つまりR相、S相及びT相毎に2回ずつ出現する。
[AF電流指令計算(図5 S107)]
コントローラ21は、コンバータ電流の高調波成分を打ち消す、アクティブフィルタ20の電流指令(AF電流指令)の波形を求める。このAF電流指令をAF電流指令(CC1)とする。
[転流タイミング判断(図5 S109)]
コントローラ21は、位相θが転流タイミングより制御遅れ分だけ進んだ所定転流タイミングに当たるか当たらないかを判断する。なお、ここでいう転流タイミングとは、系統電圧の相電圧が等しくなる位相〜θpの範囲で特定される。θpは、高調波成分においてピーク値を示す位相θである。また、制御遅れはハード的な構成により決まるため、予め制御遅れの時間が設定される。
[AF電流指令補償(図5 S115)]
コントローラ21は、所定の転流タイミングにあたるものと判断する(図5 S109 Yes)と、ピーク値を示す位相θpとピーク値Iに基づいて、位相θから制御遅れ分だけ進めたAF電流指令(AF電流指令(CC2)とする)を求める。コントローラ21は、先に求めているAF電流指令(CC1)の値を求めたAF電流指令(CC2)の値で置き換えることで、制御遅れを補償する。
[AF電流制御(図5 S111)]
コントローラ21は、転流タイミングに当たらないと判断する(図5 S109 No)と、S107で求めたAF電流指令(CC1)となるように電流制御を行い、アクティブフィルタ20による電圧指令を計算により求める。
一方、コントローラ21は、転流タイミングに当たらないと判断し(図5 S109 No)、S115にてAF電流指令(CC2)を求めているのであれば、AF電流指令(CC2)となるように電流制御を行い、アクティブフィルタ20による電圧指令を計算により求める。
[duty出力(S113)]
コントローラ21は、計算で求めたAF電圧指令を、アクティブフィルタ20の主回路23を構成するスイッチング素子のスイッチングdutyに換算する。コントローラ21は換算したスイッチングdutyに基づいて主回路23を構成するスイッチング素子を駆動制御して、補償電流を出力する。
[第2実施形態]
図6に、高調波を有効成分(P軸)と無効成分(Q軸)に変換する場合の一連の手順を示す。
図6に示すように、3相(R相,S相,T相)を2相(P軸,Q軸)に変換する手順、及び、2相(P軸,Q軸)を3相(R相,S相,T相)に変換する手順が加わることを除いて、図5に示す手順と同じである。
[効 果]
以上説明したように、本実施形態によれば、転流が終了するときの電流値とタイミングを測定するだけで足りるので、メモリ手段を必要とすることなく、補償電流を生成できる。
以上、好ましい実施形態を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
1 電源装置
3 交流電源
5 電動モータ
10 インバータ
11 コンバータ回路
13 インバータ回路
15 平滑回路
20 アクティブフィルタ
21 コントローラ
23 主回路
25 高調波フィルタ
DCL 直流リアクトル
ACL 交流リアクトル
C1,C2 キャパシタ
DL1 第一検出回路
DL2 第二検出回路
R,,W 電線

Claims (5)

  1. 三相の交流電源に対して、負荷と並列に接続されるアクティブフィルタであって、
    前記アクティブフィルタは、
    高調波成分を打ち消す補償電流を生成する主回路と、
    前記主回路の駆動を制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記交流電源による系統電圧が転流したタイミングにおける電流波形を、二乗の放物線で近似した電流指令を求め、
    求められた前記電流指令に基づいて、前記主回路を駆動させる、
    ことを特徴とするアクティブフィルタ。
  2. 前記コントローラは、
    前記電流波形から基本波成分を取り除いて、前記高調波成分を求め、
    求めた前記高調波成分から、電流のピーク値Iとピーク値Iを示すときの位相θを検出し、
    前記位相θが、前記系統電圧の相電圧が等しくなる位相〜θp(ピーク値Iを示すときの前記位相θ)の範囲よりも、制御遅れ分だけ進んでいる所定転流タイミングに当たるか当たらないかを判断する、
    請求項1に記載のアクティブフィルタ。
  3. 前記コントローラは、
    前記高調波成分を打ち消す、前記補償電流であるAF電流指令(CC1)を求める、
    請求項2に記載のアクティブフィルタ。
  4. 前記コントローラは、
    前記所定転流タイミングに当たると判断すると、前記位相θpと前記ピーク値Iに基づいて、前記位相θから前記制御遅れ分だけ進めたAF電流指令(CC2)を求め、
    前記AF電流指令(CC1)の値を前記AF電流指令(CC2)の値で置き換えて電流制御を行う、
    請求項3に記載のアクティブフィルタ。
  5. 前記コントローラは、
    前記所定転流タイミングに当たらないと判断すると、前記AF電流指令(CC1)となるように電流制御を行う、
    請求項3に記載のアクティブフィルタ。
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