JP6846322B2 - プレキャストセグメントの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プレキャストセグメントの製造方法に関し、特に、コンクリートからなる上床版及び下床版と、橋軸方向に互いに間隔を隔てて設けられ、前記上床版及び前記下床版を互いに連結する複数のウェブとを備えた橋桁の橋軸方向の一部を構成するプレキャストセグメントの製造方法に関する。
従来、コンクリート製の箱桁橋の架設に際し、予め工場又は現場ヤードで分割して製造したプレキャストセグメントを架橋地点で互いに一体化するプレキャストセグメント工法が広く用いられている。プレキャストセグメントをショートライン方式で製造する場合は、先に製造した既製造プレキャストセグメントの接合面をそれに隣接するプレキャストセグメントの接合面の型枠として用いることによって、互いに隣接するプレキャストセグメントの接合面を完全に一致させるマッチキャスト方式が一般的に採用されている。
また、箱桁として、コンクリートからなる上床版及び下床版と、橋軸方向に互いに間隔を隔てて設けられ、上床版及び下床版を互いに連結する複数のウェブとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の箱桁51は、図22に示すように、複数の橋脚52又は図示しない橋台間に架け渡されて連続する連続桁となっている。この箱桁51は、図23に示すように、略水平に配置されて路盤を構成する上床版53と、上床版53の下方に上床版53と略平行に配置される下床版54と、上床版53及び下床版54を互いに連結する一対のウェブ55とを備えており、橋軸方向に対して直交する方向の断面形状は箱状を呈している。上床版53及び下床版54はコンクリートから構成され、ウェブ55は鋼部材又はコンクリートから構成される。
ウェブ55は、図24に示すように、側面視において高さ方向の中位から上辺55a及び下辺55bに向けて橋軸方向長さが徐々に増大するバタフライ(蝶)形状を呈している。橋軸方向に互いに隣接するウェブ55は、橋軸方向に互いに所定間隔を隔てて設けられている。すなわち、橋軸方向に互いに隣接するウェブ55は、互いに接合していない。
特許第4005774号公報
特許文献1に記載の箱桁51のプレキャストセグメントをマッチキャスト方式を採用したショートライン方式で製造する場合、予め製作したウェブ55の上辺55a及び下辺55bを取り囲むようにして配置した上床版用型枠内及び下床版用型枠内にコンクリートを打設することにより、ウェブ55に一体化された上床版53及び下床版54を製作する。
具体的には、図25に示すように、上床版53及び下床版54の橋軸方向の一端面をそれぞれ形成するための上床版用妻型枠及び下床版用妻型枠をなす上床版用バルクヘッド61及び下床版用バルクヘッド62を、床面63に固定されたバルクヘッドフレーム64に設置された上床版用支持部材65及び下床版用支持部材66によりそれぞれ所定位置で支持する。次に、上床版53及び下床版54の橋軸方向の他端面を形成する妻型枠として用いるべく、先に製造した既製造プレキャストセグメント67を、上床版用バルクヘッド61及び下床版用バルクヘッド62から所定距離離間した位置に配置する。既製造プレキャストセグメント67は、レール68上を移動可能な第1の台車69上に載置する。次に、上床版用バルクヘッド61及び下床版用バルクヘッド62と既製造プレキャストセグメント67との間に、下床版用型枠70、ウェブ55、上床版用型枠71をその順に配置する。下床版用型枠70及びウェブ55は、レール68上を移動可能な第2の台車72上に載置する。そして、下床版用型枠70内及び上床版用型枠71内にコンクリートを打設して、下床版54及び上床版53を製作する。
しかしながら、上記のような従来のプレキャストセグメントの製造方法では、下床版用型枠70及び上床版用型枠71の2つの型枠を同時に使用するため、型枠の組立作業やコンクリートの打設作業に手間がかかるという問題があった。また、上床版用バルクヘッド61及び下床版用バルクヘッド62の2つのバルクヘッドを使用するため、製造設備のコストも高くつく。さらに、2つのバルクヘッドを強固に支持するために、バルクヘッドフレーム64は強固な構造にする必要がある。したがって、上記のような従来のプレキャストセグメントの製造方法では、製造コストが高くつくという問題があった。
本発明はこのような背景に鑑みなされたものであり、製造コストを抑制することができるマッチキャスト方式のプレキャストセグメントの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、コンクリートからなる上床版(12)及び下床版(13)と、橋軸方向に互いに間隔を隔てて設けられ、前記上床版及び前記下床版を互いに連結する複数のウェブ(11)とを備えた橋桁の橋軸方向の一部を構成するプレキャストセグメント(1)の製造方法であって、前記ウェブ及び前記下床版(113)を互いに一体化させたプレキャスト半製品部材(101)を製作するステップと、前記上床版の橋軸方向の一端面を形成する妻型枠(41)を支持手段(33、37)により所定位置で支持するステップと、前記上床版の橋軸方向の他端面を形成する妻型枠として用いるべく、先に製造した既製造プレキャストセグメント(1)を前記妻型枠から所定距離離間した位置に配置するステップと、前記プレキャスト半製品部材を、その下床版と前記既製造プレキャストセグメントの前記下床版(13)との間に隙間(L)が形成されるように、前記妻型枠と前記既製造プレキャストセグメントとの間に配置するステップと、前記妻型枠及び前記既製造プレキャストセグメントと共に前記上床版を製作する上床版用型枠(42)を、前記プレキャスト半製品部材の前記ウェブの上端部(11d)を取り囲む所定位置に組み立てるステップと、前記上床版用型枠の内部にコンクリートを打設して前記プレキャスト半製品部材に一体化された前記上床版を製作すると共に、前記隙間にコンクリート又はモルタル(M)を打設して前記プレキャスト半製品部材の前記下床版又は前記既製造プレキャストセグメントの前記下床版のいずれか一方に一体化させるステップとを含む構成とする。
この構成によれば、ウェブ及び下床版を互いに一体化させたプレキャスト半製品部材を予め製作するので、下床版の型枠組立作業及びコンクリート打設作業や、上床版の型枠の組立作業等の作業が容易になる。また、上床版の製作時に下床版用妻型枠及び下床版用支持部材が不要となり、支持手段の構成を簡素にすることができるので、製造設備のコストを抑制することができる。また、互いに隣接するプレキャストセグメントの上床版間の接合面を、既製造プレキャストセグメントを用いたマッチキャストにより完全に一致させることができる。さらに、プレキャスト半製品部材の下床版と既製造プレキャストセグメントの下床版との間に形成した隙間にコンクリート又はモルタルを打設することにより、一方の下床版に一体化したコンクリート又はモルタルの他方の下床版側の端面が他方の下床版の端面と完全に一致し、互いに隣接するプレキャストセグメントの下床版間の接合面を完全に一致させることができる。
また、本発明は、上記の構成において、前記プレキャスト半製品部材を製作するステップでは、前記下床版の橋軸方向の一方の端面(113a)に複数の係止部材(16)を前記端面から突出するように埋設し、各係止部材の前記端面からの突出寸法がその位置における前記隙間の幅以下である構成とすることができる。
この構成によれば、プレキャスト半製品部材の下床版と既製造プレキャストセグメントの下床版との間に形成した隙間に打設されたコンクリート又はモルタルは係止部材により係止され、プレキャスト半製品部材の下床版又は既製造プレキャストセグメントの下床版のいずれか一方に強固に一体化される。
また、本発明は、上記の構成において、前記プレキャスト半製品部材を製作するステップでは、前記下床版の橋軸方向の一方の端面における橋軸直角方向の異なる位置に複数の位置合わせ部材(17)を前記端面から突出するように埋設し、各位置合わせ部材の前記端面からの突出寸法がその位置における前記隙間の幅と同一であり、前記プレキャスト半製品部材を配置するステップでは、複数の前記位置合わせ部材を隣接する前記既製造プレキャストセグメント又は前記プレキャスト半製品部材の前記下床版に当接させる構成とすることができる。
この構成によれば、複数の位置合わせ部材を隣接する下床版に当接させることで、プレキャスト半製品部材と既製造プレキャストセグメントとを所定の平面線形及び縦断勾配を実現した位置に容易に配置することができる。
本発明によれば、製造コストを抑制することができるマッチキャスト方式のプレキャストセグメントの製造方法を提供することができる。
第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法により製造されるプレキャストセグメントの正面図 (A)図1のプレキャストセグメント中のウェブを示す斜視図、(B)同プレキャストセグメントの側面図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略正面図であり、プレキャスト半製品部材の制作方法を示す図 プレキャスト半製品部材の側面図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法に用いられる製造設備を示す概略側面図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図 図9の破線円IX内の拡大図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図 第1実施形態のプレキャストセグメントの製造方法の変形例を示す図 第2実施形態のプレキャストセグメントの製造方法により製造されるプレキャストセグメントの正面図 (A)図13のプレキャストセグメント中のウェブを示す斜視図、(B)同プレキャストセグメントの側面図 第2実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略正面図であり、プレキャスト半製品部材の制作方法を示す図 プレキャスト半製品部材の側面図 第2実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図 第2実施形態のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図 図18の破線円XIX内の拡大図 図18中のXX矢視図 第2実施形態のプレキャストセグメントの製造方法の変形例を示す図 従来技術に係る橋桁の側面図 図22のXXIII−XXIII断面図 図22の破線円XXIV内の拡大図 従来のプレキャストセグメントの製造方法を説明するための概略側面図
以下、本発明によるプレキャストセグメント1の製造方法の実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1〜図12を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態によるプレキャストセグメント1の製造方法は、コンクリートからなる上床版及び下床版と、橋軸方向に互いに間隔を隔てて設けられ、上床版及び下床版を互いに連結する複数のウェブとを備えた橋桁の橋軸方向の一部を構成するプレキャストセグメント1を製造するための製造方法である。このプレキャストセグメント1を架橋地点で橋軸方向に複数連結することで、図22に示したような箱桁51を構成することができる。
プレキャストセグメント1は、図1に示すように、鉛直に延在する一対のウェブ11と、一対のウェブ11の上端を連結するように水平に延在し、箱桁51の上床版53(図22参照)の橋軸方向の一部を構成する上床版12と、一対のウェブ11の下端を連結するように水平に延在し、箱桁51の下床版54(図22参照)の橋軸方向の一部を構成する下床版13と有している。ウェブ11、上床版12及び下床版13は、例えば鋼繊維を用いて補強された高強度コンクリートから形成される。なお、ウェブ11、上床版12、及び下床版13は、鉄筋コンクリートから構成してもよい。また、ウェブ11は、鋼部材から構成してもよい。
ウェブ11は、図2(A)に示すように、側面視において高さ方向の中位から上辺11a及び下辺11bに向けて橋軸方向長さが徐々に増大するバタフライ(蝶)形状を呈している。なお、本実施形態ではウェブ11は側面視バタフライ形状を有しているが、ウェブ11の形状はこれに限定されるものではなく、互いに隣接するプレキャストセグメント1のウェブ11が橋軸方向に互いに間隔を隔てて設けられる限り、ウェブ11は任意の様々な形状を有することができる。
図1に示すように、上床版12及び下床版13は、略板状に形成されている。上床版12は各ウェブ11から側方へ張り出すように構築されている。上床版12のウェブ11との連結部分には、下方へ突出する増厚部12aが形成されている。同様に、下床版13のウェブ11との連結部分には、上方へ突出する増厚部13aが形成されている。上床版12の増厚部12a及び下床版13の増厚部13aにより、上床版12及び下床版13とウェブ11との接合強度が高められている。
上床版12の下面には、橋軸方向の適所に(図1の例では、各セグメントの橋軸方向の中央に)横梁14が形成されている。また、図2に示すように、上床版12の橋軸方向の一方の端面12b及び他方の端面12cには、橋桁のせん断力耐性を高めるためのせん断キーを構成する凸部15A及び凹部15Bが形成されている。凸部15A及び凹部15Bは互いに補完的な形状に形成されている。所望であれば、下床版13の端面12bの適所に、図示しないせん断キーを形成してもよい。また、図示しないが、上床版12及び下床版13の適所に、架設用のPCケーブルを通すための貫通孔が、橋軸方向に貫通して形成されている。
下床版13の橋軸方向の一方の端面13bには、後述する複数の係止部材16が埋設されている。係止部材16は、所定厚さの高強度モルタルMによって覆われている。本実施形態では、4つの係止部材16が、下床版13の左右の増厚部13aのそれぞれに鉛直方向に2段に並べて埋設されている。
本実施形態によるプレキャストセグメント1の製造方法は、次のステップを含んでいる。
(A)一対のウェブ11及び下床版113を互いに一体化させたプレキャスト半製品部材101を製作するステップ
(B)上床版12の橋軸方向の前記他方の端面12cを形成する上床版用バルクヘッド41を支持手段により所定位置で支持するステップ
(C)上床版12の橋軸方向の前記一方の端面12bを形成する妻型枠として用いるべく、先に製造したプレキャストセグメント(以降、「既製造プレキャストセグメント」と称する)1を上床版用バルクヘッド41から所定距離離間した位置に配置するステップ
(D)プレキャスト半製品部材101を、その下床版113と既製造プレキャストセグメント1の下床版13との間に隙間Lが形成されるように、上床版用バルクヘッド41と既製造プレキャストセグメント1との間に配置するステップ
(E)上床版用バルクヘッド41及び既製造プレキャストセグメント1と共に上床版12を製作する上床版用型枠42を、プレキャスト半製品部材101のウェブ11の上端部11dを取り囲む所定位置に組み立てるステップ
(F)上床版用型枠42内にコンクリートを打設してプレキャスト半製品部材101に一体化された上床版12を製作すると共に、隙間Lに高強度モルタルMを打設してプレキャスト半製品部材101の下床版113に一体化させるステップ
まず、(A)一対のウェブ11及び下床版113を互いに一体化させたプレキャスト半製品部材101を製作するステップについて、図3及び図4を参照して説明する。
ウェブ11は、予め製作されたプレキャストコンクリート部材を用いる。ウェブ11の引張荷重が加わる部位には、PC鋼材を用いてプレテンションを導入しておく。なお、上述したように、ウェブ11は鋼部材から構成してもよい。
図3(A)に示すように、下床版113を製作するための下床版用型枠21を組み、下床版用型枠21上の所定位置に一対のウェブ11を立設する。そして、下床版用型枠21内に、一対のウェブ11の下端部11cが埋まるようにコンクリートを打設して下床版113を製作する。これにより、図3(B)に示すように、一対のウェブ11と下床版113とを互いに一体化させたプレキャスト半製品部材101を製作することができる。
そして、図4に示すように、製作されたプレキャスト半製品部材101の下床版113の橋軸方向の一方の端面113aに、先端に係止突起を有する係止部材16を、下床版113の前記一方の端面113aから隙間Lの幅W(図9参照)以下の突出寸法をもって突出するように埋設する。突出寸法は10mm程度であることが好ましい。係止部材16としては、例えば、六角ボルト、L形ボルト、J形ボルト等を用いることができる。なお、係止部材16の個数及び埋設位置は適宜変更可能である。例えば、係止部材16は、下床版13の橋軸方向の他方の端面113bに埋設してもよい。なお、係止部材16は、コンクリートの打設前に下床版用型枠21に組み付け、コンクリート打設により下床版13に一体化させてもよい。
次に、プレキャスト半製品部材101を用いてプレキャストセグメント1を製造する工程に用いられる製造設備31について、図5を参照して説明する。図5に示すように、製造設備31は、床面32に固定されたバルクヘッドフレーム33と、床面32に敷設されたレール34上を移動可能な第1の台車35及び第2の台車36を備えている。バルクヘッドフレーム33には、上床版12の一端面を製作するための妻型枠をなす上床版用バルクヘッド41(図6参照)を支持するための上床版用支持部材37が設置されている。第1の台車35及び第2の台車36上には、複数の油圧ジャッキ38と、既製造プレキャストセグメント1又はプレキャスト半製品部材101を載置するための載置台39とがそれぞれ設置されている。載置台39は複数の油圧ジャッキ38により支持されており、載置台39の高さ及び傾斜角度は、各油圧ジャッキ38により調節可能である。
次に、図5に示した製造設備31を用いてプレキャストセグメント1を製造するステップ(B)〜(F)について、図6〜図11を参照して説明する。
まず、図6に示すように、上床版12の橋軸方向の一端面を形成するための上床版用バルクヘッド41を上床版用支持部材37により所定位置で支持する。
次に、図7に示すように、第1の台車35上で先に製造された既製造プレキャストセグメント1を上床版用バルクヘッド41から所定距離(約1セグメント分の距離)離間した位置に配置する。既製造プレキャストセグメント1は、その下床版(以降、「既製造下床版」と称する)13に埋設された係止部材16が、上床版用バルクヘッド41の反対側に位置するように配置する。これにより、既製造プレキャストセグメント1の上床版(以降、「既製造上床版」と称する)12のプレキャスト半製品部材101側の端面12cを、上床版12の橋軸方向の他端面を形成するためのマッチキャスト妻型枠として用いることができる。なお、既製造プレキャストセグメント1の高さ及び傾斜角度は、油圧ジャッキ38により適宜調節される。
続いて、図8に示すように、第2の台車36上に載置したプレキャスト半製品部材101を、その下床版113と既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13との間に隙間L(図9参照)が形成されるように、上床版用バルクヘッド41と既製造プレキャストセグメント1との間に配置する。ここでは、隙間Lが左右方向のどの位置でも一定の幅Wを有するものとして説明する。この場合、隙間Lの幅Wは20mm程度にすることが好ましい。図9に示すように、隙間L内では、プレキャスト半製品部材101の下床版113の前記一方の端面113aから係止部材16が、幅W以下の所定の突出寸法をもって突出している。
次に、図10に示すように、上床版用バルクヘッド41及び既製造プレキャストセグメント1の既製造上床版12の端面12cと共に上床版12を製作する上床版用型枠42を、プレキャスト半製品部材101のウェブ11の上端部11dを取り囲む所定位置に組み立てる。
そして、上床版用型枠42の内部にコンクリートを打設して、上床版12を製作する。上床版12の既製造プレキャストセグメント1側の端面は、既製造プレキャストセグメント1の既製造上床版12の端面12cをマッチキャスト妻型枠として用いて形成されるので、既製造プレキャストセグメント1の既製造上床版12の端面12cと完全に一致する。
また、上床版用型枠42内へのコンクリートの打設と共に、図11に示すように、隙間Lに高強度モルタルMを打設する。なお、高強度モルタルMの代わりにコンクリートを打設してもよい。隙間Lに打設された高強度モルタルMは、プレキャスト半製品部材101の下床版113の前記一方の端面113aに埋設された係止部材16により係止され、プレキャスト半製品部材101に強固に一体化される。プレキャスト半製品部材101の下床版113に一体化された高強度モルタルMの既製造プレキャストセグメント1側の端面Maは、既製造下床版13のプレキャスト半製品部材101側の端面13cと完全に一致するので、これにより、互いに隣接するプレキャストセグメント1の下床版13間の接合面を完全に一致させることができる。
なお、本実施形態では隙間Lに打設した高強度モルタルMをプレキャスト半製品部材101の下床版113に一体化させるようにしたが、係止部材16がプレキャスト半製品部材101の下床版113の前記他方の端面113b(図4参照)に埋設された場合、すなわち、図12に示すように、係止部材16が既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13のプレキャスト半製品部材101側の端面13cに設けられた場合は、隙間Lに打設した高強度モルタルMは、既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13に一体化される。この場合も、既製造下床版13に一体化された高強度モルタルMのプレキャスト半製品部材101側の端面Mbは、プレキャスト半製品部材101の下床版113の既製造プレキャストセグメント1側の端面113aと完全に一致するので、これにより、互いに隣接するプレキャストセグメント1の下床版13間の接合面を完全に一致させることができる。
上床版用型枠42内に打設した高強度コンクリート及び隙間Lに打設した高強度モルタルMが硬化した後、新たに製作されたプレキャストセグメント1から既製造プレキャストセグメント1を分離し仮置場へ運搬する。そして、新たに製作されたプレキャストセグメント1を既製造プレキャストセグメント1として用いて、次のプレキャストセグメント1を製造する。以上の工程の繰り返しにより、順次、プレキャストセグメント1が製作される。
以上のように、本実施形態によるプレキャストセグメント1の製造方法では、ウェブ11及び下床版13を互いに一体化させたプレキャスト半製品部材101を予め製作するので、下床版13の型枠組立作業及びコンクリート打設作業や、上床版12の型枠の組立作業等の作業が容易になる。また、上床版12の製作時に下床版用バルクヘッド62(図25)及び下床版用支持部材66(図25)が不要となり、支持手段の構成を簡素にすることができるので、製造設備31のコストを抑制することができる。また、互いに隣接するプレキャストセグメント1の上床版12間の接合面を、既製造プレキャストセグメント1を用いたマッチキャストにより完全に一致させることができる。さらに、プレキャスト半製品部材101の下床版113と既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13との間に形成した隙間Lに高強度モルタルM又はコンクリートを打設することにより、一方の下床版13(113)に一体化した高強度モルタルM又はコンクリートの他方の下床版13(113)側の端面が他方の下床版13(113)の端面と完全に一致し、互いに隣接するプレキャストセグメント1の下床版13(113)間の接合面を完全に一致させることができる。
また、プレキャスト半製品部材101の下床版113と既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13との間に形成した隙間Lに打設された高強度モルタルM又はコンクリートは係止部材16により係止され、プレキャスト半製品部材101の下床版113又は既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13のいずれか一方に強固に一体化される。
次に、図13〜図21を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図13及び図14に示すように、下床版13の橋軸方向の一方の端面13bには、複数の係止部材16が埋設されると共に、複数の位置合わせ部材17が埋設されている。位置合わせ部材17は、コンクリートブロックやモルタルブロック、鋼材等であってよい。係止部材16が所定厚さの高強度モルタルMによって覆われている一方、位置合わせ部材17は高強度モルタルMの橋軸方向の一方の端面13bに露出している。本実施形態では、2つの位置合わせ部材17が、下床版13の左右の増厚部13aのそれぞれに、すなわち橋軸直角方向の異なる位置に埋設されている。係止部材16は、橋軸直角方向の7箇所に1列に設けられると共に、左右の増厚部13aにおいて位置合わせ部材17を取り囲むように、さらに4箇所に設けられている。
本実施形態によるプレキャストセグメント1の製造方法では、上記実施形態の(D)プレキャスト半製品部材101を配置するステップにおいて、複数の位置合わせ部材17を既製造プレキャストセグメント1の下床版13に当接させる。ここで、隙間Lの幅Wは、橋軸直角方向において一定であるものに限定されない。平面視において、箱桁51が湾曲する線形を有する場合、湾曲部に配置されるプレキャストセグメント1の左側の長さ(橋軸方向長さ)と右側の長さとを互いに異ならせる必要がある。このような場合、プレキャスト半製品部材101の下床版113が一定の寸法をもって製造されることから、隙間Lの幅Wを左右で異ならせることにより、プレキャストセグメント1の左右の長さを互いに異ならせる。
(A)一対のウェブ11及び下床版113を互いに一体化させたプレキャスト半製品部材101を製作するステップでは、図15(A)に示すように、下床版113を製作するための下床版用型枠21を組み、一方の端面113aを形成する下床版用型枠21を貫通するように位置合わせ部材17を所定の位置に配置しておく。位置合わせ部材17は、一方の端面113aから、その位置における隙間Lの幅Wと同一の突出寸法をもって突出するように配置し、ずれないように固定する。コンクリートを打設して下床版113製作することにより、図15(B)に示すように、一対のウェブ11と下床版113とを互いに一体化させたプレキャスト半製品部材101を製作する。
そして、図16に示すように、製作されたプレキャスト半製品部材101の下床版113の橋軸方向の一方の端面113aに、先端に係止突起を有する係止部材16を、下床版113の前記一方の端面113aから、その位置における隙間Lの幅W以下の突出寸法をもって突出するように埋設する。
次に、プレキャストセグメント1を製造するステップのうち、ステップ(C)〜(D)について、図17〜図20を参照して説明する。なお、ステップ(B)、(E)〜(F)は第1実施形態と同様である。
既製造プレキャストセグメント1を配置するステップ(C)では、図17に示すように、第1の台車35上で先に製造された既製造プレキャストセグメント1を上床版用バルクヘッド41から所定距離(約1セグメント分の距離)だけ離間した位置に配置する。既製造プレキャストセグメント1は、既製造下床版13に埋設された係止部材16及び位置合わせ部材17が、上床版用バルクヘッド41の反対側に位置するように配置する。
続いて、プレキャスト半製品部材101を配置するステップ(D)では、図18に示すように、第2の台車36上に載置したプレキャスト半製品部材101を、2つの位置合わせ部材17が既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13の他方の端面13cに当接するように、上床版用バルクヘッド41と既製造プレキャストセグメント1との間に配置する。この際、プレキャスト半製品部材101は、上床版用バルクヘッド41を基準とする一定の位置に配置する必要があるため、既製造プレキャストセグメント1の位置を調整する。また、既製造プレキャストセグメント1の高さ及び傾斜角度は、油圧ジャッキ38により適宜調節される。
これにより、プレキャスト半製品部材101の下床版113と既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13との間に隙間Lが形成される。図19及び図20に示すように、隙間L内では、プレキャスト半製品部材101の下床版113の前記一方の端面113aから位置合わせ部材17が、その位置における隙間Lの幅Wと同一の突出寸法をもって突出し、既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13の他方の端面13cに当接している。一方、係止部材16は、プレキャスト半製品部材101の下床版113の前記一方の端面113aから、その位置における隙間Lの幅W以下の所定の突出寸法をもって突出している。
なお、本実施形態では隙間Lに打設した高強度モルタルMがプレキャスト半製品部材101の下床版113に一体化させる。他方、係止部材16及び位置合わせ部材17がプレキャスト半製品部材101の下床版113の前記他方の端面113b(図16参照)に埋設されてもよい。すなわち、図21に示すように、係止部材16及び位置合わせ部材17が既製造プレキャストセグメント1の既製造下床版13のプレキャスト半製品部材101側の端面13cに設けられてもよい。この場合も、2つの位置合わせ部材17がプレキャスト半製品部材101の下床版113の前記一方の端面113aに当接するように、既製造プレキャストセグメント1の位置を調整する。
以上のように、本実施形態によるプレキャストセグメント1の製造方法では、第1実施形態の作用効果に加え、複数の位置合わせ部材17を隣接する下床版113又は下床版13に当接させることで、プレキャスト半製品部材101と既製造プレキャストセグメント1とを所定の平面線形及び縦断勾配を実現した位置に容易に配置することができる。
以上で具体的実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、橋桁を単一箱桁橋として構成したが、箱形断面部を2つ以上有する多主桁箱桁橋、箱形断面部が連続する多重箱桁橋等として構成してもよい。
また上記実施形態では、一対のウェブ11が下床版13の上面から概ね鉛直に延在し、上床版12が一対のウェブ11から側方へ張り出すように橋桁の断面形状を設定しているが、一対のウェブ11が下床版13の上面又は側縁から上方へ向けて開くように若干の傾斜角度をもって上床版12に至るような断面形状としたり、上床版12が一対のウェブ11から側方へ張り出さない断面形状としたりすることも可能である。また、上床版12が、一対のウェブ11の上側だけに位置するようにしてもよい。
この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量、形状、素材等、及び手順は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した構造及び手順の各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、適宜選択してもよい。
1 プレキャストセグメント(既製造プレキャストセグメント)
11 ウェブ
11d 上端部
12 上床版(既製造上床版)
13 下床版(既製造下床版)
16 係止部材
17 位置合わせ部材
33 バルクヘッドフレーム
37 上床版用支持部材
41 上床版用バルクヘッド(妻型枠)
42 上床版用型枠
101 プレキャスト半製品部材
113 床版
113a 一方の端面
L 隙間
M 高強度モルタル
W 幅

Claims (3)

  1. コンクリートからなる上床版及び下床版と、橋軸方向に互いに間隔を隔てて設けられ、前記上床版及び前記下床版を互いに連結する複数のウェブとを備えた橋桁の橋軸方向の一部を構成するプレキャストセグメントの製造方法であって、
    前記ウェブ及び前記下床版を互いに一体化させたプレキャスト半製品部材を製作するステップと、
    前記上床版の橋軸方向の一端面を形成する妻型枠を支持手段により所定位置で支持するステップと、
    前記上床版の橋軸方向の他端面を形成する妻型枠として用いるべく、先に製造した既製造プレキャストセグメントを前記妻型枠から所定距離離間した位置に配置するステップと、
    前記プレキャスト半製品部材を、その下床版と前記既製造プレキャストセグメントの前記下床版との間に隙間が形成されるように、前記妻型枠と前記既製造プレキャストセグメントとの間に配置するステップと、
    前記妻型枠及び前記既製造プレキャストセグメントと共に前記上床版を製作する上床版用型枠を、前記プレキャスト半製品部材の前記ウェブの上端部を取り囲む所定位置に組み立てるステップと、
    前記上床版用型枠の内部にコンクリートを打設して前記プレキャスト半製品部材に一体化された前記上床版を製作すると共に、前記隙間にコンクリート又はモルタルを打設して前記プレキャスト半製品部材の前記下床版又は前記既製造プレキャストセグメントの前記下床版のいずれか一方に一体化させるステップと
    を含むことを特徴とするプレキャストセグメントの製造方法。
  2. 前記プレキャスト半製品部材を製作するステップでは、前記下床版の橋軸方向の一方の端面に複数の係止部材を前記端面から突出するように埋設し、各係止部材の前記端面からの突出寸法がその位置における前記隙間の幅以下であることを特徴とする請求項1に記載のプレキャストセグメントの製造方法。
  3. 前記プレキャスト半製品部材を製作するステップでは、前記下床版の橋軸方向の一方の端面における橋軸直角方向の異なる位置に複数の位置合わせ部材を前記端面から突出するように埋設し、各位置合わせ部材の前記端面からの突出寸法がその位置における前記隙間の幅と同一であり、
    前記プレキャスト半製品部材を配置するステップでは、複数の前記位置合わせ部材を隣接する前記既製造プレキャストセグメント又は前記プレキャスト半製品部材の前記下床版に当接させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプレキャストセグメントの製造方法。
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