JP6844973B2 - 接合用の導電性ペースト - Google Patents
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Description
導電層を含む基板を準備する工程と、
導電層の上に導電性ペーストを塗布する工程であって、導電性ペーストが、金属粉および溶媒を含む、接合用の導電性ペーストであり、溶媒が、第1溶媒および第2溶媒を含み、第1溶媒の沸点が100〜280℃であり、第2溶媒の沸点が285〜500℃である、工程と、
塗布された導電性ペーストの上に電子部品を搭載する工程と、
導電性ペーストを加熱して、導電層と電子部品とを接合する工程とを含む、電子デバイスの製造方法、である。
ある実施態様において、金属粉は、銀、銅、金、パラジウム、プラチナ、ロジウム、ニッケル、アルミニウム、それらの合金、および、それらの組合せからなる群から選択される。別の実施態様において、金属粉は、銀、銅、ニッケル、それらの合金、および、それらの組合せからなる群から選択される。別の実施態様において、金属粉は、銀である。
金属粉は、溶媒に分散して導電性ペースト105を構成する。溶媒は、導電性ペースト105を基板101あるいは導電層103の上に塗布しやすいように粘度を調節するためにも使える。溶媒の全てもしくは多くは、乾燥工程もしくは加熱工程において、導電性ペースト105から蒸発する。
任意で、導電性ペースト105は、ポリマーを含む。ポリマーは、溶媒に可溶性である。ポリマーは、1,000以上の分子量(Mw)をもつ。ポリマーの分子量は、ある実施態様においては5,000〜900,000、別の実施態様においては8,000〜780,000、別の実施態様では10,000〜610,000、別の実施態様では18,000〜480,000、別の実施態様では25,000〜350,000、別の実施態様では32,000〜200,000、である。なお、本願における分子量(Mw)は、重量平均分子量を意味する。分子量は、高速液体クロマトグラフィー(Alliance 2695、日本ウォーターズ株式会社)等で測定されうる。
導電性ペースト105の所望する特性に合わせて、界面活性剤、分散剤、乳化剤、安定剤、可塑剤などの添加剤をさらに含めることができる。ある実施態様において、導電性ペースト105は、ガラスフリットを含まない。ある実施態様において、導電性ペースト105は、硬化剤または架橋材を含まない。
101 基板
103 導電層
105 導電性ペースト
107 電子部品
Claims (13)
- 導電層を含む基板を準備する工程と、
導電層の上に導電性ペーストを塗布する工程であって、導電性ペーストが、金属粉および溶媒を含む、接合用の導電性ペーストであり、溶媒が、第1溶媒および第2溶媒を含み、第1溶媒の沸点が100〜280℃であり、第2溶媒の沸点が285〜500℃である、工程と、
塗布された導電性ペーストの上に電子部品を搭載する工程と、
導電性ペーストを加熱して、導電層と電子部品とを接合する工程とを含み、
第2溶媒が、フタル酸ジブチル、イソステアリルアルコール、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジイソノニルエステル、イソステアリン酸、および、それらの混合物からなる群から選択される、電子デバイスの製造方法。 - 第1溶媒が、ブチルカルビトール、テキサノール、1−フェノキシ−2−プロパノール、ターピネオール、ブチルカルビトールアセテート、エチレングリコール、ジブチルカルビトール、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレンレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテルアセテート、エチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールn−プロピルエーテル、エチレングリコールジアセテート、プロピレングリコール、エチレングリコールフェニルエーテル、2,2,4−トリメチル1,3−ペンタジオールモノイソブチレート、ジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート、および、それらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の製造方法。
- 第1溶媒および第2溶媒の重量比(第1溶媒:第2溶媒)が、0.1:1〜10:1である、請求項1または2に記載の製造方法。
- 第2溶媒の沸点が、第1溶媒の沸点よりも50℃以上大きい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
- 第1溶媒がブチルカルビトールおよびテキサノールの混合物であり、ブチルカルビトールおよびテキサノールの重量比が、1:1〜1:20である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 電子部品が、半導体チップである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
- 電子部品が、ニッケル、金、およびそれらの合金からなる群から選択されるメッキ層を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
- 導電層の上に導電性ペーストを塗布した後、塗布された導電性ペーストの上に電子部品を搭載する前に、40〜150℃で乾燥する工程を更に含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
- 金属粉および溶媒を含み、基板の導電層と電子部品とを接合するための導電性ペーストであって、溶媒が、第1溶媒および第2溶媒を含み、第1溶媒の沸点が100〜280℃であり、第2溶媒の沸点が285〜500℃であり、
第2溶媒が、フタル酸ジブチル、イソステアリルアルコール、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジイソノニルエステル、イソステアリン酸、および、それらの混合物からなる群から選択される、導電性ペースト。 - 第1溶媒が、ブチルカルビトール、テキサノール、1−フェノキシ−2−プロパノール、ターピネオール、ブチルカルビトールアセテート、エチレングリコール、ジブチルカルビトール、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレンレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテルアセテート、エチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールn−プロピルエーテル、エチレングリコールジアセテート、プロピレングリコール、エチレングリコールフェニルエーテル、2,2,4−トリメチル1,3−ペンタジオールモノイソブチレート、ジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート、および、それらの混合物からなる群から選択される、請求項9に記載の導電性ペースト。
- 第1溶媒および第2溶媒の重量比(第1溶媒:第2溶媒)が、0.1:1〜10:1である、請求項9または10に記載の導電性ペースト。
- 第2溶媒の沸点が、第1溶媒の沸点よりも50℃以上大きい、請求項9〜11のいずれか1項に記載の導電性ペースト。
- 第1溶媒がブチルカルビトールおよびテキサノールの混合物であり、ブチルカルビトールおよびテキサノールの重量比が、1:1〜1:20である、請求項9〜12のいずれか1項に記載の導電性ペースト。
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