JP6844772B2 - 研削装置及び、研削方法 - Google Patents
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Description
前記ワークの最終目標形状を表すデータとして目標プロファイルを記憶し、さらに前記ワークの最終目標形状の一部の特定部を始点と終点で指定されると、前記最終目標形状の指定された範囲外においては前記最終目標形状の外側を迂回する軌道をトレースする迂回部と最終目標形状の前記特定部とを有する外形形状データとして補正プロファイルを記憶する記憶部と、
まず前記目標プロファイルに基づき前記ワークの研削を行い、その後前記補正プロファイルに基づき研削を行う、若しくは前記補正プロファイルに基づく研削の後に前記目標プロファイルに基づき研削を行うように制御する数値制御部とを有することを特徴とする。
前記ワークの最終目標形状を表すデータとして目標プロファイルを記憶し、
さらにワークの最終目標形状の一部の特定部を始点と終点で指定されると、前記最終目標形状の指定された範囲外においては前記最終目標形状の外側を迂回する軌道をトレースする迂回部と前記特定部とを有する外形形状データとして補正プロファイルを記憶し、
まず前記目標プロファイルに基づき前記ワークの研削を行い、その後前記補正プロファイルに基づき研削を行う、若しくは前記補正プロファイルに基づく研削の後に前記目標プロファイルに基づき研削を行うことを特徴とする。
角丸長方形のワークwを研削することが選択されると、図3Aにおいて、数値制御部200は、目標プロファイルをモニタ13に表示して、オペレータに対して直線部の始点と終点を設定するように促す(ステップs1、s2、図3B)。ワークwは、2つの直線部L1、L3を有しているため、オペレータは入力部12を用いて、夫々の直線部L1、L3の始点(c1,c2)と終点(t1,t2)を入力する。始点(c1,c2)と終点(t1,t2)により、直線部L1、L3の長さ、傾きが数値制御部200により把握される。
(目標プロファイルと補正プロファイルを用いた研削手順)
次に、目標プロファイルと補正プロファイルを用いた研削手順を説明する。研削手順は、実施例1から3において共通である。
また、粗研削において、目標プロファイルを用いた研削を行い、次に補正プロファイルを用いた研削を行う、若しくは補正プロファイルを用いた研削の次に目標プロファイルを用いた研削の順番で行っても良い。
直径4mmの丸棒から、縦横3×1mmの角丸長方形を目標プロファイルとして研削を行った。粗研削の後、まず、目標プロファイルに基づき仕上げ研削を行った。目標プロファイルによる仕上げ研削終了の時点での直線部L1、L3における誤差は、17.3μmであった。これ以上、研削を進めるならば、目標形状を若干縮小した目標プロファイルを新たに作らなければならない状態である。実験では、目標プロファイルによる仕上げ形状よりも直線部を長く設定した補正プロファイルを回転砥石9の研削部がトレースするようにC-X制御を行った。これにより、回転砥石9が曲線部L2、L4を移動中は回転砥石9とワークwが非接触となり、直線部L1、L3に移行する時から接触する(切込む)ようにした。
結果、形状誤差が6.7μmとなり、加工精度が向上した。
3 Z軸モータ
4 主軸
5 C軸モータ
7 砥石台
8 X軸モータ
9 回転砥石
10 駆動モータ
11 砥石軸
12 入力部
13 モニタ
15 記憶部
15a 制御プログラム
16 CPU
100 研削装置
200 数値制御部
w ワーク
Claims (5)
- 主軸に固定されたワークに対してオーバル形状を最終目標形状として回転砥石による研削を行う研削装置において、
前記ワークの最終目標形状を表すデータとして目標プロファイルを記憶し、さらに前記ワークの最終目標形状の一部の特定部を始点と終点で指定されると、前記最終目標形状の指定された範囲外においては前記最終目標形状の外側を迂回する軌道をトレースする迂回部と最終目標形状の前記特定部とを有する外形形状データとして補正プロファイルを記憶する記憶部と、
まず前記目標プロファイルに基づき前記ワークの研削を行い、その後前記補正プロファイルに基づき研削を行う、若しくは前記補正プロファイルに基づく研削の後に前記目標プロファイルに基づき研削を行うように制御する数値制御部とを有することを特徴とする研削装置。
- 請求項1の研削装置において、前記数値制御部は、前記ワークの前記最終目標形状が直線部と曲線部からなる外周を有するオーバル形状であると選択されると、前記直線部の始点と終点を指定するようにオペレータに促すことを有することを特徴とする研削装置。
- 請求項1の研削装置において、前記ワークの最大径と最小径の比若しくは差から、前記数値制御部は補正プロファイルを作成する研削を行うか否かを判定することを特徴とする研削装置。
- 主軸に固定されたワークに対してオーバル形状を最終目標形状として回転砥石による研削を行う研削方法において、
前記ワークの最終目標形状を表すデータとして目標プロファイルを記憶し、
さらにワークの最終目標形状の一部の特定部を始点と終点で指定されると、前記最終目標形状の指定された範囲外においては前記最終目標形状の外側を迂回する軌道をトレースする迂回部と前記特定部とを有する外形形状データとして補正プロファイルを記憶し、
まず前記目標プロファイルに基づき前記ワークの研削を行い、その後前記補正プロファイルに基づき研削を行う、若しくは前記補正プロファイルに基づく研削の後に前記目標プロファイルに基づき研削を行うことを特徴とする研削方法。
- 主軸に固定されたワークに対して、縦方向に平行な直線部を持つ角丸長方形を最終目標形状として回転砥石による研削を行う研削方法において、
前記ワークの最終目標形状を表すデータとして目標プロファイルを記憶し、
さらに前記最終目標形状を横方向には1倍、縦方向には上下にN倍(1よりも大きい)した前記補正プロファイルを記憶し、
まず前記目標プロファイルに基づき前記ワークの研削を行い、その後前記補正プロファイルに基づき研削を行うことを特徴とする研削方法。
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JP2017036276A JP6844772B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 研削装置及び、研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017036276A JP6844772B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 研削装置及び、研削方法 |
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JP2018140466A JP2018140466A (ja) | 2018-09-13 |
JP6844772B2 true JP6844772B2 (ja) | 2021-03-17 |
Family
ID=63527276
Family Applications (1)
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JP2017036276A Active JP6844772B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 研削装置及び、研削方法 |
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Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3529099A1 (de) * | 1985-08-14 | 1987-02-19 | Fortuna Werke Maschf Ag | Verfahren und vorrichtung zum spanabhebenden bearbeiten einer oberflaeche von profilen mit einer von einer kreisform abweichenden kontur, insbesondere nockenwellen |
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