JP6843026B2 - 紙送りロール - Google Patents

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本発明は、電子写真方式を採用する複写機、プリンター、ファクシミリなどの電子写真機器において好適に用いられる紙送りロールに関するものである。
紙送りロールは、例えばゴム架橋体などの弾性材料によって円筒状に形成され、その周面が用紙との接触面となる。紙送りロールの周面には、用紙から発生する紙粉が付着することがある。そして、用紙と繰り返し接触するうちに、紙送りロールの周面には紙粉が蓄積することがある。紙粉が蓄積すると、用紙に対する周面の接触面積が低下し、用紙に対する接触面の摩擦係数が低下する。その結果、用紙の搬送不良を生じることがある。
用紙の搬送不良を抑制するために、紙送りロールの周面に凹凸を形成したものが知られている(特許文献1)。例えば特許文献1には、紙送りロールの軸方向と平行に複数本の凸条および凹溝を形成したものが記載されている。
特開2017−65907号公報
従来の紙送りロールは、使用初期から長期にわたって、紙粉の発生を抑え、良好な摩擦係数を維持するという点で、未だ十分とはいえない。例えば特許文献1の紙送りロールは、凸条が山部で構成されており、凸条の先端における用紙との接触面積が小さくて応力が集中し、用紙に対する押圧力が高くなって紙粉の発生量が多くなりやすい。また、特許文献1の比較例3には、山部32の中央部に平坦な領域32aが設けられているが、山部32は山から谷に向かって下に凸となる裾広がりの形状となっているため、平坦な領域32aと下に凸の曲面とが交わる部分である肩部の曲率半径が小さく、その肩部に紙面がひっかかって紙粉の発生量が多くなりやすい。特に、近年使用されている用紙の中には低品質の用紙があり、低品質の用紙は紙粉が発生しやすく、比較的早期に用紙の搬送不良を生じやすい。
本発明が解決しようとする課題は、紙粉の発生を抑えることで長期にわたって用紙の搬送不良を抑えた紙送りロールを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明に係る紙送りロールは、軸体と、前記軸体の外周に形成された弾性体層と、を備え、前記弾性体層の周面には、凸部により凹凸が設けられており、前記凸部が、球台状の凸部であることを要旨とするものである。
前記凸部の上底は、研磨面であることが好ましい。前記凸部の上底は、平面であってもよい。前記凸部の上底は、前記凸部の球帯よりも曲率半径の大きい曲面であってもよい。前記凸部における上底の直径r1と下底の直径r2との比(r1/r2)は、0.50〜0.95の範囲内であることが好ましい。前記凸部の上底との交点における前記凸部の球帯の接面と、前記凸部の上底と、のなす角は、100〜150°の範囲内であることが好ましい。前記凸部の高さは、0.02〜0.40mmの範囲内であることが好ましい。
前記凸部は、前記弾性体層の周面に沿って軸方向と異なる方向に配列しており、軸方向と異なる方向の凸部の列とこれに平行な凸部の列の間が連続した凹部の溝になっており、前記溝の幅が、前記凸部の列内の凸部離間距離よりも大きいことが好ましい。この場合、前記凸部は、前記弾性体層の周面に沿ってらせん状に配列していてもよい。前記凸部は、前記弾性体層の周面に沿って周方向に対し±10°以内の角度の方向に配列していることが好ましい。
本発明に係る紙送りロールによれば、軸体と軸体の外周に形成された弾性体層とを備え、弾性体層の周面には凸部により凹凸が設けられており、凸部が球台状の凸部であることから、紙粉の発生が抑えられ、長期にわたって用紙の搬送不良が抑えられる。
そして、凸部の上底が研磨面であると、特に紙粉の発生が抑えられる。また、凸部における上底の直径r1と下底の直径r2との比(r1/r2)が0.50〜0.95の範囲内であると、特に紙粉の発生が抑えられ、長期にわたって用紙の搬送不良が抑えられる。また、凸部の上底との交点における凸部の球帯の接面と、凸部の上底と、のなす角が100〜150°の範囲内であると、特に紙粉の発生が抑えられ、長期にわたって用紙の搬送不良が抑えられる。
そして、凸部が弾性体層の周面に沿って軸方向と異なる方向に配列しており、軸方向と異なる方向の凸部の列とこれに平行な凸部の列の間が連続した凹部の溝になっており、その溝の幅が凸部の列内の凸部離間距離よりも大きいと、長期にわたって紙粉の蓄積による用紙の搬送不良が抑えられる。これは、溝の幅が軸方向と異なる方向に配列する凸部の列内の凸部離間距離よりも大きいことで、紙送り時に用紙との接触面となる凸部で発生した紙粉をその凸部から隣りの溝に逃がしやすくなり、また、その溝が軸方向と異なる方向に連続したものであることで、ロールの回転に伴い紙粉が溝に滞留することなく溝からロール外に排出しやすくなっているためである。
この場合、凸部が弾性体層の周面に沿ってらせん状に配列していると、凸部で発生した紙粉をその凸部から隣りの溝に逃がしやすい。これにより、一層、紙粉の蓄積による用紙の搬送不良が抑えられる。また、凸部が弾性体層の周面に沿って周方向に対し±10°以内の角度の方向に配列していると、凸部で発生した紙粉をその凸部から隣りの溝に逃がしやすい。
本発明の一実施形態に係る紙送りロールの外観模式図である。 凸部の断面形状の一例であり、球台状の凸部である。 凸部の断面形状の一例であり、研磨面を有する球台状の凸部である。 本発明の他の実施形態に係る紙送りロールの外観模式図である。 図4に示す紙送りロールの周面の拡大模式図(a)と、そのA−A線断面図(b)である。 本発明の他の実施形態に係る紙送りロールの外観模式図である。 凸部の断面形状の一例である。(a)は裾広がり形状の凸部であり、(b)は半球状の凸部である。
本発明に係る紙送りロール(以下、単に紙送りロールということがある。)について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る紙送りロールの外観模式図である。図2は、凸部の断面形状の一例である。
本発明の一実施形態に係る紙送りロール10は、軸体12と、軸体12の外周に形成された弾性体層14と、を備える。弾性体層14は、紙送りロール10の表面に現れる層(最外層)となっている。弾性体層14は、チューブ状(円筒状)である。弾性体層14の周面には、凸部16が設けられている。凸部16は、弾性体層14の周面に、均一に分布・配置されている。凸部16と凸部16の間は凸部16よりも低い凹部となっており、凸部16により弾性体層14の周面には凹凸が設けられている。
図2に示すように、凸部16は、球台状の凸部である。球面が二つの平行な平面に交わるときに、これら二平面に挟まれた球面の部分が球帯であり、球帯とこれらの二平面で囲まれた立体が球台である。すなわち、球台状の凸部とは、球帯16aと二平面(上底16bおよび下底16c)で囲まれた立体からなる凸部16である。上底16bとは、外側に現れる面であり、用紙との接触面となる面である。下底16cとは、弾性体層14の周面に一体となっている面である。球面とは略球状のものの球面であり、曲面を有する球状に近い形状のものの球面であればよい。球状とは、例えば、真球状、楕円球状が含まれる。球台の二平面のうちの一方の平面は球の中心を通る面であってもよいし、球台の二平面の両方が球の中心を通らない面であってもよい。球台の二平面は、平面に近い面であればよく、例えば球帯よりも曲率半径の大きい曲面であってもよい。すなわち、球台状の凸部16の上底16bは、平面であってもよいし、球帯よりも曲率半径の大きい曲面であってもよい。また、図3に示すように、凸部16の上底16bは、研磨面kであってもよい。研磨面kは、凸部16の上底16bを研磨することにより形成することができる。
このような紙送りロール10によれば、弾性体層14の周面に設けられた凸部16が球台状の凸部であることから、紙粉の発生が抑えられ、長期にわたって用紙の搬送不良が抑えられる。これは、凸部16の球帯16aが上に凸の曲面であり、凸部16の上底16bとの交点16dにおける凸部16の球帯16aの接面lと凸部16の上底16bとのなす角αが鈍角で緩やかとなるため、凸部16の上底16bと球帯16aの交わる部分である肩部sに紙面がひっかかりにくく、これにより紙粉の発生量が抑えられるためである。また、平面あるいは球帯16aよりも曲率半径の大きい曲面の上底16bを凸部16が有することで、凸部16の先端における用紙との接触面積が大きくなり、応力が分散し、用紙に対する押圧力が低く抑えられ、これにより紙粉の発生量が抑えられるためである。凸部16の上底16bが研磨面kであると、特に紙粉の発生が抑えられる。
例えば図7(a)に示すように、山から谷に向かって下に凸となる裾広がりの形状の曲面26aを有する凸部26であってその中央に平坦な領域(上底26)を有する凸部26であると、凸部26の上底26bと曲面26aの交わる部分である肩部sに紙面がひっかかりやすく、これにより紙粉の発生量が多くなりやすい。また、図7(b)に示すように、弾性体層14の周面に設けられた凸部が半球状の凸部36であると、凸部36の先端における用紙との接触面積が小さくて応力が集中し、用紙に対する押圧力が高くなって紙粉の発生量が多くなりやすい。このため、紙粉の発生が抑えられにくい。
球台状の凸部16は、上底16bよりも下底16cの直径が大きいことが好ましい。また、上底16bの直径r1と下底16cの直径r2との比(r1/r2)は、0.50〜0.95の範囲内であることが好ましい。r1/r2が0.50以上であると、用紙に接触する上底16bの面積が大きくなり、応力が分散し、用紙に対する押圧力が低く抑えられて紙粉の発生量が少なく抑えられやすい。この観点から、r1/r2はより好ましくは0.55以上、さらに好ましくは0.60以上である。また、r1/r2が0.95以下であると、球帯16aと上底16bの交点16dにおける球帯16aの接面lと上底16bとのなす角αが大きく、球帯16aと上底16bの交わる部分である肩部sに紙面がひっかかりにくくなるので、紙粉の発生量が少なく抑えられやすい。この観点から、r1/r2はより好ましくは0.90以下、さらに好ましくは0.85以下である。
凸部16の上底16bとの交点16dにおける凸部16の球帯16aの接面lと凸部16の上底16bとのなす角αは、100〜150°の範囲内であることが好ましい。なす角αが100°以上であると、凸部16の上底16bと球帯16aの交わる部分である肩部sに紙面がひっかかりにくくなるので、紙粉の発生量が少なく抑えられやすい。この観点から、なす角αはより好ましくは110°以上、さらに好ましくは120°以上である。また、なす角αが150°以下であると、用紙に接触する上底16bの面積が大きくなり、応力が分散し、用紙に対する押圧力が低く抑えられて紙粉の発生量が少なく抑えられやすい。この観点から、なす角αはより好ましくは145°以下、さらに好ましくは140°以下である。
凸部16の高さhは、0.02〜0.40mmの範囲内であることが好ましい。凸部16の高さhが0.02mm以上であると、凸部16と凸部16の間の凹部の容積が大きくなり、発生した紙粉が凹部に詰まりにくい。この観点から、凸部16の高さhは、より好ましくは0.05mm以上である。また、凸部16の高さhが0.40mm以下であると、凸部16の下底16cの直径r2が適度に小さく抑えられるため、凸部16の分散性が向上し、用紙に対する圧力分散の効果が向上する。これにより、紙粉の発生が抑えられやすくなる。この観点から、凸部16の高さhは、より好ましくは0.30mm以下である。
凸部16の上底16bの直径r1は、0.095〜0.50mmの範囲内であることが好ましい。上底16bの直径r1が0.095mm以上であると、用紙に接触する上底16bの面積が大きく、応力が分散し、用紙に対する押圧力が低く抑えられて紙粉の発生量が少なく抑えられやすい。この観点から、上底16bの直径r1は、より好ましくは0.10mm以上、さらに好ましくは0.15mm以上である。また、上底16bの直径r1が0.50mm以下であると、凸部16の下底16cの直径r2が適度に小さく抑えられるため、凸部16の分散性が向上し、用紙に対する圧力分散の効果が向上する。これにより、紙粉の発生が抑えられやすくなる。この観点から、上底16bの直径r1は、より好ましくは0.40mm以下である。
凸部16の下底16cの直径r2は、0.10〜1.00mmの範囲内であることが好ましい。下底16cの直径r2が0.10mm以上であると、相対的に用紙に接触する上底16bの面積が大きくなり、応力が分散し、用紙に対する押圧力が低く抑えられて紙粉の発生量が少なく抑えられやすい。この観点から、下底16cの直径r2は、より好ましくは0.20mm以上である。また、下底16cの直径r2が1.00mm以下であると、凸部16の下底16cの直径r2が適度に小さく抑えられるため、凸部16の分散性が向上し、用紙に対する圧力分散の効果が向上する。これにより、紙粉の発生が抑えられやすくなる。この観点から、下底16cの直径r2は、より好ましくは0.80mm以下、さらに好ましくは0.60mm以下である。
球帯16aの曲率半径SRは、0.05〜0.50mmの範囲内であることが好ましい。曲率半径SRが0.05mm以上であると、球帯16aの曲面が比較的緩やかで、用紙に接触する上底16bの面積が大きくなりやすく、応力が分散し、用紙に対する押圧力が低く抑えられて紙粉の発生量が少なく抑えられやすい。この観点から、曲率半径SRは、より好ましくは0.10mm以上である。また、曲率半径SRが0.50mm以下であると、凸部16の下底16cの直径r2が適度に小さく抑えられるため、凸部16の分散性が向上し、用紙に対する圧力分散の効果が向上する。これにより、紙粉の発生が抑えられやすくなる。この観点から、曲率半径SRは、より好ましくは0.40mm以下である。
凸部16の上底16bの直径r1、下底16cの直径r2、球帯16aの曲率半径SR、高さh、なす角αなどは、弾性体層14の表面写真や断面写真を解析することにより求めることができる。
図1に示す紙送りロール10では、凸部16は、弾性体層14の軸方向および周方向の両方に均一配置されるように分布している。これは、用紙の紙面に対し凸部16を均一に接触させるためである。本発明に係る紙送りロールでは、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って特徴的に配置されたものであってもよい。
図4〜図6には、本発明の他の実施形態に係る紙送りロールを示している。図4は、本発明の他の実施形態に係る紙送りロールの外観模式図である。図5は、図4に示す紙送りロールの周面の拡大模式図(a)と、そのA−A線断面図(b)である。図6は、図4に示す紙送りロールとはさらに別の、本発明の他の実施形態に係る紙送りロールの外観模式図である。
図4に示すように、本発明の他の実施形態に係る紙送りロール20は、軸体12と、軸体12の外周に形成された弾性体層14と、を備える。弾性体層14は、紙送りロール20の表面に現れる層(最外層)となっている。弾性体層14は、チューブ状(円筒状)である。弾性体層14の周面には、凸部16が設けられている。凸部16と凸部16の間は凸部16よりも低い凹部となっており、凸部16により弾性体層14の周面には凹凸が設けられている。
図4に示す紙送りロール20において、凸部16の形状は、図1に示す紙送りロールと同様であり、その説明を省略する。図4に示す紙送りロール20は、図1に示す紙送りロールとは、凸部16の配置構成が異なる。したがって、その配置構成について説明する。
図5に示すように、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って軸方向Xと異なる方向に配列している。具体的には、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って周方向Yに対し所定の角度θの方向に沿って配列している。また、凸部16は、弾性体層14の周面に沿ってらせん状に配列している。なお、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って軸方向Xにも配列しているが、凸部16は軸方向Xに配列していなくてもよい。
軸方向Xと異なる方向の凸部16の列において、列内の凸部16と凸部16の間は所定の間隔aで離れている。軸方向Xと異なる方向の凸部16の列とこれに平行な凸部16の列の間は、連続した凹部の溝18になっている。この溝18の幅bが、凸部離間距離aよりも大きくなっている。溝18の幅bは、軸方向Xと異なる方向の凸部16の列とこれに平行な凸部16の列の軸方向Xにおける離間距離である。
このような紙送りロール10によれば、弾性体層14の周面に沿って軸方向Xと異なる方向に配列する凸部16の列とこれに平行な凸部16の列により弾性体層14の周面に沿って軸方向Xと異なる方向に連続した凹部の溝18が形成されており、その溝18の幅が軸方向Xと異なる方向に配列する凸部16の列内の凸部離間距離aよりも大きいことから、長期にわたって紙粉の蓄積による用紙の搬送不良が抑えられる。これは、溝18の幅が軸方向Xと異なる方向に配列する凸部16の列内の凸部離間距離aよりも大きいことで、紙送り時に用紙との接触面となる凸部16で発生した紙粉をその凸部16から隣りの溝18に逃がしやすくなり、また、その溝18が軸方向Xと異なる方向に連続したものであることで、ロールの回転に伴い紙粉が溝18に滞留することなく溝18からロール外に排出しやすくなっているためである。そして、紙送りロール10において、連続した凹部の溝18は、周方向Yに対し所定の角度θの方向に形成されているので、凸部16で発生した紙粉をその凸部16から隣りの溝18により逃がしやすくなっている。
軸方向Xと異なる方向の凸部16の列において、角度θは、周方向Yに対し±10°以内であることが好ましい。すなわち、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って周方向Yに対し±10°以内の角度の方向に配列していることが好ましい。上述するように、連続した凹部の溝18は、周方向Yに対し所定の角度θの方向に形成されているほうが、凸部16で発生した紙粉をその凸部16から隣りの溝18により逃がしやすい。その一方で、角度θが大きすぎると、溝18に移動した紙粉が溝18の隅に蓄積しやすくなる。したがって、溝18から紙粉をロール外に排出しやすいなどの観点から、角度θは、周方向Yに対し±10°以内の角度であることが好ましい。
凸部離間距離aは、0〜0.6mmの範囲内であることが好ましい。凸部離間距離aが0.6mm以下であると、凸部16の列内の隙間に紙粉が滞留しにくく、隣の溝18に紙粉が移動しやすくなり、紙粉を溝18に排出しやすい。また、凸部16の列の方向の凸部16の数が多くなるので、用紙との接触面積が大きくなり、用紙への負荷が小さく抑えられて、紙粉の発生が抑えられやすい。この観点から、凸部離間距離aは、より好ましくは0.5mm以下、さらに好ましくは0.4mm以下である。
溝18の幅bは、0.01〜2.0mmの範囲内であることが好ましい。溝18の幅bが0.01mm以上であると、溝18に移動した紙粉が溝18で詰まりにくく、溝18からロール外に排出しやすい。この観点から、溝18の幅bは、より好ましくは0.05mm以上、さらに好ましくは0.1mm以上である。また、溝18の幅bが2.0mm以下であると、軸方向Xの凸部16の数が多くなるので、用紙との接触面積が大きくなり、用紙への負荷が小さく抑えられて、紙粉の発生が抑えられやすい。この観点から、溝18の幅bは、より好ましくは1.8mm以下、さらに好ましくは1.5mm以下である。
凸部16の高さhは、0.02〜0.4mmの範囲内であることが好ましい。凸部16の高さhが0.02mm以上であると、溝18の容積が大きくなり、溝18に移動した紙粉が溝18で詰まりにくく、溝18からロール外に排出しやすい。この観点から、凸部16の高さhは、より好ましくは0.05mm以上である。また、凸部16の高さhが0.4mm以下であると、凸部16の下底16cの直径r2が適度に小さく抑えられるため、溝18までの紙粉の移動距離が短く抑えられ、紙粉を溝18に排出しやすい。この観点から、凸部16の高さhは、より好ましくは0.3mm以下である。
溝18のピッチpは、凸部16の下底16cの直径r2と溝18の幅bによって決定される。溝18のピッチpは、これらによって適宜定めればよい。溝18のピッチpは、0.1〜2.0mmの範囲内であることが好ましい。溝18のピッチpが0.1mm以上であると、溝18の幅が大きくなるので、溝18に移動した紙粉が溝18で詰まりにくく、溝18からロール外に排出しやすい。この観点から、溝18のピッチpは、より好ましくは0.3mm以上である。また、溝18のピッチpが2.0mm以下であると、凸部16の下底16cの直径r2が適度に小さく抑えられるため、溝18までの紙粉の移動距離が短く抑えられ、紙粉を溝18に排出しやすい。この観点から、溝18のピッチpは、より好ましくは1.8mm以下である。
凸部16の配列角度θ、凸部離間距離a、溝18の幅b、溝18のピッチpは、弾性体層14の表面写真や軸方向断面写真を解析することにより求めることができる。
図4に示す紙送りロール20では、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って周方向Yに対し所定の角度θの方向にらせん状に配列しているが、らせん状ではなく、弾性体層14の周面に沿って周方向Yに対し所定の角度θの方向に周回した列が複数列並んでいるものであってもよい。
また、本発明に係る紙送りロールは、図6に示す紙送りロール30のように構成してもよい。図6に示す紙送りロール30は、図4に示す紙送りロール20と比較して、凸部16の配列に違いがある。これ以外については、図4に示す紙送りロール20と同様であり、その説明を省略する。
図6に示す紙送りロール30において、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って軸方向Xと異なる方向に配列している。具体的には、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って周方向Yに配列している。なお、凸部16は、弾性体層14の周面に沿って軸方向Xにも配列しているが、凸部16は軸方向Xに配列していなくてもよい。
周方向Yの凸部16の列において、列内の凸部16と凸部16の間は所定の間隔で離れている。周方向Yの凸部16の列とこれに平行な凸部16の列の間は、連続した凹部の溝18になっている。この溝18の幅が、凸部16離間距離よりも大きくなっている。溝18の幅は、周方向Yの凸部16の列とこれに平行な凸部16の列の軸方向Xにおける離間距離である。
このような紙送りロール30によれば、弾性体層14の周面に沿って周方向Yに配列する凸部16の列とこれに平行な凸部16の列により弾性体層14の周面に沿って周方向Yに連続した凹部の溝18が形成されており、その溝18の幅が周方向Yに配列する凸部16の列内の凸部離間距離よりも大きいことから、長期にわたって紙粉の蓄積による用紙の搬送不良が抑えられる。これは、溝18の幅が周方向Yに配列する凸部16の列内の凸部離間距離よりも大きいことで、紙送り時に用紙との接触面となる凸部16で発生した紙粉をその凸部16から隣りの溝18に逃がしやすくなり、また、その溝18が周方向Yに連続したものであることで、ロールの回転に伴い紙粉が溝18に滞留することなく溝18からロール外に排出しやすくなっているためである。
図6に示す紙送りロール30においても、図4に示す紙送りロール20の凸部離間距離a、溝18の幅b、凸部16の高さh、溝18のピッチpと同様に、凸部離間距離、溝18の幅、凸部16の高さ、溝18のピッチなどを設定すればよい。
次に、本発明に係る紙送りロールの材料構成について説明する。
軸体12としては、金属製の中実体からなる芯金や、内部を中空にくり抜いた金属製の円筒体などが用いられる。そして、その材料としては、ステンレス、アルミニウム、鉄にメッキを施したものなどが挙げられる。なお、必要に応じて、軸体12上に接着剤、プライマー等を塗布してもよく、また上記接着剤、プライマー等は必要に応じて導電化してもよい。
弾性体層14は、ゴムの架橋物などの弾性材料によって形成される。ゴム状の弾性材料であればその材料は特に限定されるものではない。例えば、ウレタンゴム、ヒドリンゴム、シリコーンゴムなどの公知のゴム材料を用いることができる。
弾性体層14は、導電性あるいは半導電性を有するものであることが好ましい。具体的には、弾性体層14の体積抵抗率は、10〜1010Ω・cm、10〜10Ω・cm、10〜10Ω・cmの範囲であることが好ましい。弾性体層14が導電性あるいは半導電性を有するものであると、弾性体層14の表面残留電荷を低く抑えて紙粉の付着を抑えやすい。
弾性体層14は、低電気抵抗化の観点から、導電剤を含んでいてもよい。導電剤としては、電子導電剤、イオン導電剤が挙げられる。電子導電剤としては、カーボンブラック、グラファイト、c−TiO、c−ZnO、c−SnO(c−は、導電性を意味する。)などが挙げられる。イオン導電剤としては、4級アンモニウム塩、ホウ酸塩、界面活性剤などが挙げられる。
弾性体層14は、必要に応じて、各種添加剤を適宜添加しても良い。添加剤としては、滑剤、加硫促進剤、老化防止剤、光安定剤、粘度調整剤、加工助剤、難燃剤、可塑剤、充填剤、分散剤、消泡剤、顔料、離型剤などを挙げることができる。
弾性体層14の厚みは、特に限定されるものではなく、0.1〜10mmの範囲内などで適宜設定すればよい。
弾性体層14は、ゴム組成物を用い、成形金型による成形などによって形成することができる。例えば、軸体12をロール成形金型の中空部に同軸的に設置し、未架橋のゴム組成物を注入して、加熱・硬化(架橋)させた後、脱型するなどにより、軸体12の外周に弾性体層14を形成することができる。成形金型は、その内周面に凸部16に対応する形状の凹部が形成されたものを用いることができる。弾性体層14の凸部16は、例えば、成形金型による型転写によって形成することができる。
以下、実施例および比較例を用いて本発明を詳細に説明する。
(実施例1〜9)
内周面に所定の凹部を有する筒状成形金型を用い、芯材(φ6、SUS304製)の外周にウレタンゴム組成物の弾性体層(厚み3mm)を形成した。これにより、図1に示すような凸部の配置構成および図2に示すような凸部形状を有する紙送りロールを得た。すなわち、弾性体層の周面には、球台状の凸部により凹凸が設けられている。凸部は、弾性体層の周面に均一に分布している。次いで、球台状の凸部の上底の表面を研磨し、図3に示すような研磨面を形成した。各紙送りロールにおいて、球台状の凸部における、球帯の曲率半径(SR)、上底の直径r1、下底の直径r2、凸部の高さ、肩角度α(凸部の上底との交点における凸部の球帯の接面lと凸部の上底とのなす角α)、r1/r2比は、表1のように設定されている。
(実施例10)
実施例1〜9と異なり、上底の表面を研磨しなかった以外は実施例1と同様にして、紙送りロールを得た。すなわち、球台状の凸部の上底は平面で構成されている。
(実施例11)
図1に示す凸部の配置構成に代えて、図4に示す凸部の配置構成とした以外は実施例1と同様にして、紙送りロールを得た。球台状の凸部の上底は研磨面で構成されている。球台状の凸部は、弾性体層の周面に沿ってらせん状に配列している。そして、凸部の列とこれに平行な凸部の列により弾性体層の周面に沿って連続した凹部の溝が形成されている。図5に示す各寸法については、以下の通りである。
凸部離間距離a:0.3mm、溝の幅b:1.0mm、凸部の配列角度θ:5°
(実施例12)
図1に示す凸部の配置構成に代えて、図4に示す凸部の配置構成とした以外は実施例10と同様にして、紙送りロールを得た。球台状の凸部の上底は平面で構成されている。球台状の凸部は、弾性体層の周面に沿ってらせん状に配列している。そして、凸部の列とこれに平行な凸部の列により弾性体層の周面に沿って連続した凹部の溝が形成されている。図5に示す各寸法については、以下の通りである。
凸部離間距離a:0.3mm、溝の幅b:1.0mm、凸部の配列角度θ:5°
(比較例1)
弾性体層の周面に形成する凸部を図7(a)に示す形状の凸部とした以外は、実施例1と同様にして紙送りロールを得た。すなわち、凸部は山から谷に向かって下に凸となる裾広がりの形状の曲面を有する凸部であって、その中央に平坦な領域(上底)を有する凸部からなる。凸部の上底は研磨面で構成されている。上底の直径r1、下底の直径r2、凸部の高さh、r1/r2比は、表1のように設定されている。
(比較例2)
弾性体層の周面に形成する凸部を図7(b)に示す形状の凸部とした以外は、実施例1と同様にして紙送りロールを得た。すなわち、凸部は半球状の凸部からなる。球面の曲率半径(SR)、下底の直径r2、凸部の高さhは、表1のように設定されている。
(比較例3)
比較例1と異なり、上底の表面を研磨しなかった以外は比較例1と同様にして、紙送りロールを得た。すなわち、凸部の上底は平面で構成されている。
作製した紙送りロールを用い、紙粉の発生量の測定と耐久性の評価をした。その結果を凸部の構成とともに表1に示す。
(紙粉発生量)
FRR方式の給紙システムを持った市販の複写機に紙送りロールを組み込み、市販のPPC用紙を用いて1万枚通紙を行った後、所定面積のテープをロール表面に貼り付けてロール表面の紙粉をテープに転写し、転写前後のテープ重量差を測定した。各紙送りロールの紙粉発生量を、実施例1の紙粉発生量を1としたときの相対比率で表した。その比率が1.0未満の場合を「◎」、その比率が1.0以上1.2未満の場合を「○」、その比率が1.2以上2.0未満の場合を「△」、その比率が2.0以上の場合を「×」とした。
(耐久性の評価)
紙送りロールをFRR方式の給紙システムを持った市販の複写機に組み込み、紙送り性の評価を行った。用紙には市販のPPC用紙を用い、10万枚通紙を行い、紙粉による紙詰まりの発生回数を測定した。紙詰まりが発生しなかったものを「◎」、紙詰まりの発生回数が1回以上3回以下のものを「○」、紙詰まりの発生回数が4回以上9回以下のものを「△」、紙詰まりの発生回数が10回以上のものを「×」とした。
Figure 0006843026
実施例および比較例によれば、弾性体層の周面に形成された凸部が球台状であることで、紙粉の発生が抑えられ、耐久性が向上することがわかる。凸部が球台状ではなく図7(a)のように裾広がりの形状(裾状)であると、比較例1のように、紙粉の発生が抑えられず、耐久性が低下する。また、凸部が球台状ではなく図7(b)のように半球状であると、比較例2のように、紙粉の発生が抑えられず、耐久性が低下する。
また、実施例10から、球台状の凸部の上底に研磨面が設けられているもののほうが、紙粉の発生が抑えられることがわかる。また、実施例12から、球台状の凸部が、弾性体層の周面に沿ってらせん状に配列し、凸部の列とこれに平行な凸部の列により弾性体層の周面に沿って連続した凹部の溝が形成されていると、耐久性が向上することがわかる。
以上、本発明の実施形態・実施例について説明したが、本発明は上記実施形態・実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能である。
10 紙送りロール
12 軸体
14 弾性体層
16 凸部
16a 球帯
16b 上底
16c 下底
16d 交点
18 溝
h 凸部の高さ
r1 上底の直径
r2 下底の直径
SR 球帯の曲率半径
s 肩部
θ 凸部の配列角度
p 溝のピッチ
X 軸方向
Y 周方向

Claims (9)

  1. 軸体と、前記軸体の外周に形成された弾性体層と、を備え、
    前記弾性体層の周面には、凸部により凹凸が設けられており、
    前記凸部が、球台状の凸部であり、
    前記凸部は、前記弾性体層の周面に沿って軸方向と異なる方向に配列しており、前記軸方向と異なる方向の凸部の列とこれに平行な凸部の列の間が連続した凹部の溝になっており、
    前記溝の幅が、前記凸部の列内の凸部離間距離よりも大きいことを特徴とする紙送りロール。
  2. 前記凸部の上底が、研磨面であることを特徴とする請求項1に記載の紙送りロール。
  3. 前記凸部の上底が、平面であることを特徴とする請求項1に記載の紙送りロール。
  4. 前記凸部の上底が、前記凸部の球帯よりも曲率半径の大きい曲面であることを特徴とする請求項1に記載の紙送りロール。
  5. 前記凸部における上底の直径r1と下底の直径r2との比(r1/r2)が、0.50〜0.95の範囲内であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の紙送りロール。
  6. 前記凸部の上底との交点における前記凸部の球帯の接面と、前記凸部の上底と、のなす角が、100〜150°の範囲内であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の紙送りロール。
  7. 前記凸部の高さが、0.02〜0.40mmの範囲内であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の紙送りロール。
  8. 前記凸部は、前記弾性体層の周面に沿ってらせん状に配列していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の紙送りロール。
  9. 前記凸部は、前記弾性体層の周面に沿って周方向に対し±10°以内の角度の方向に配列していることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の紙送りロール。
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