JP6842055B2 - 組立式揚力型垂直軸風車 - Google Patents

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Description

本発明は揚力型垂直軸風車に関する。さらに詳しくは、風車翼を運搬時は分割することができ、現場で組み立てが可能な組立式揚力型垂直軸風車に関する。
2011年3月11日に発生した東日本大震災およびそれによって引き起こされた福島第一原発事故以来、再生可能エネルギーが注目されている。その1つとして、風力発電にも大きな期待が寄せられている。再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)の導入によって太陽光発電は急速に導入が拡大したが、現在はその買取価格の減少などがあり、ポスト太陽光として、現状で最も高い買取価格(55円/kWh、平成28年度現在)が設定されている小形風力、特に風向に依存しない垂直軸風車の導入が期待されている。
風車は水平軸型と垂直軸型に大別されるほか、その主駆動力によっても抗力型と揚力型に大別されるが、特許文献1には、風力発電に向く高速回転が可能な揚力型の垂直軸風車に着目した、翼形状がシンプルで、翼を回転ハブに連結するアームが取り除かれた構造を有するバタフライ風車が開示されている。このバタフライ風車によれば、風車のコストを低下させることができる。
また、特許文献2には、強風状態における過回転を防止するため、遠心力を利用して、垂直軸風車の翼を機械的に傾斜させて、空気ブレーキとする方式の過回転抑制機構を有する風車が開示されている。この過回転抑制機構によって、通常は風車を止める必要のある強風状態においても、発電を持続させることが可能であり、稼働率の向上につなげて発電単価を減少させ得る。
また、非特許文献1には、アルミニウムの押出と曲げ加工によって安価に製作可能とした円形状のバタフライ翼を備えた直径3mの垂直軸風車に、過回転抑制機構を取付けた実証機の動作実験の結果が示されている。
特開2013−147940号公報 特開2016−17463号公報
原豊、奥谷将裕、三嶋一生、斎藤栄徳、塩谷啓介、塩崎明、西小野寛明、川端俊亮、吉田茂雄、「翼傾斜による垂直軸風車用過回転抑制機構の実証実験」、第37回風力エネルギー利用シンポジウム、2015年11月26日、27日、pp343−346
しかし、たとえば、非特許文献1に開示の実証機を、発電単価の安い実用的な風車システムとするには、小形風車の範疇(定格出力20kW未満)におけるスケールアップと、より風況の良い場所にできるだけ安価に設置することが必要である。風況の良い場所としては高層建物の屋上などがあるが、風車装置を屋上まで運搬する上で、コスト低減が課題である。より具体的には、たとえば、高層建物の屋上に風車を設置する場合、高層建物のエレベータには通常風車の翼が入らずに、重機やヘリコプターなどを用いて風車を設置する必要があり、運搬費用がかさみ、風車の導入費用が高くなってしまう。
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みて、風車の構成部品を風車の設置箇所まで、容易かつ低コストで運搬が可能な組立式の風車を提供することを目的とする。
本発明の組立式揚力型垂直軸風車は、発電部を有する基部と、前記基部に対して垂直軸まわりに回転する回転部と、前記回転部に接合される風車翼とを備えた、組立式揚力型垂直軸風車であって、前記風車翼は、内部が中空に形成され、互いに連結される複数の翼部材により構成されていることを特徴とする。
また、前記複数の翼部材のそれぞれは、前記翼部材の延在方向に対して垂直な断面において、互いに分離した複数の空隙を有するように形成され、前記複数の翼部材の断面における空隙数が、互いに連結される翼部材の間で異なっていることが好ましい。
また、前記風車翼は、前記垂直軸から離れるにつれて互いの間隔が広くなるように前記回転部から延びる一対の延在部と、風車翼の回転面における径方向外側において、前記風車翼の垂直軸に略平行な方向に沿って延びる外側部と、前記延在部と前記外側部とを湾曲して繋ぐ湾曲部とを有し、前記複数の翼部材は、延在部に設けられる一対の第1翼部材と、前記外側部に設けられる第2翼部材と、前記湾曲部に設けられる一対の第3翼部材とを備え、中空に形成された前記第3翼部材の内部の空隙数が、前記第1翼部材および第2翼部材の内部の空隙数よりも多くなるように構成されていることが好ましい。
また、前記第1〜第3翼部材の空隙は、第1〜第3翼部材の一方の面と前記一方の面に対向する他方の面とを翼部材の内部で繋ぎ、前記風車翼のループの形成方向に沿って延びる複数のリブによって画定され、前記第3翼部材のリブの数が、前記第1および第2翼部材に設けられたリブの数よりも多いことが好ましい。
また、前記第2翼部材が、ループ状に形成された風車翼の内側に向かって凸状に湾曲して形成されていることが好ましい。
また、前記一対の第1翼部材のそれぞれは、前記回転部との取付箇所において開口を有し、前記風車翼のそれぞれは、前記複数の翼部材の空隙を通って前記風車翼の形状に沿って配索され、前記一対の第1翼部材の開口のそれぞれから端部が突出する索状体を備え、前記索状体の端部は係合部を有し、前記係合部は前記回転部に設けられた回転ハブに係合することが好ましい。
また、前記一対の第1翼部材のそれぞれは、前記回転部との取付箇所において開口を有し、前記風車翼のそれぞれは、前記複数の翼部材の空隙を通って前記風車翼の形状に沿って配索され、前記一対の第1翼部材の開口のそれぞれから端部が突出する索状体を備え、前記索状体の端部は係合部を有し、前記係合部は、隣接する他の風車翼に配索された他の索状体の端部に設けられた他の係合部に係合することが好ましい。
本発明の組立式揚力型垂直軸風車によれば、風車の構成部品を風車の設置箇所まで、容易かつ低コストで運搬が可能となる。
本発明の一実施形態の組立式揚力型垂直軸風車を示す概略図である。 本発明の一実施形態の組立式揚力型垂直軸風車の風車翼を示す斜視図である。 風車翼と固定部との間の固定箇所の拡大図である。 本発明の一実施形態の組立式揚力型垂直軸風車の風車翼を示す側面図である。 風車翼の一変形例を示す図である。 風車翼の他の変形例を示す図である。 図4のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図である。 翼部材に形成される空隙の他の形状を示す図である。 翼部材同士を連結する連結構造の一例を示す分解斜視図である。 連結構造により翼部材同士が連結された状態の一例を示す斜視図である。 図11のC−C線断面図である。 図2における1つの風車翼を二点鎖線で示し、二点鎖線で示された風車翼内に配索される索状体を示す図である。 翼部材内に挿入された索状体を示す図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の組立式揚力型垂直軸風車を詳細に説明する。以下、一実施形態を例にあげて本発明の組立式揚力型垂直軸風車を説明するが、本発明の組立式揚力型垂直軸風車は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1に示されるように、本実施形態の組立式揚力型垂直軸風車1(以下、単に風車1と呼ぶ)は、発電部(図示せず)を有する基部2と、基部2に対して垂直軸Xまわりに回転する回転部3と、回転部3に接合される風車翼4とを備えている。
本実施形態の風車1の設置位置は特に限定されないが、たとえば、風況の良い場所である、高層建物の屋上など、運搬が困難な場所に設置されることが想定されている。本実施形態の風車1の大きさや出力は特に限定されないが、たとえば、定格出力が20kW未満で、風車翼4を含む直径が10m以下(たとえば、直径が5〜10m)の小形風車に好適である。
基部2は、風車1の土台となる部分である。基部2は、たとえば高層建物の屋上などに設置される。基部2の構造は特に限定されないが、本実施形態では、図1に示されるように、風車1の風車翼4を設置面から所定の高さに位置させるために所定の高さに形成される脚部21と、図示しない発電部を収容する収容部22とを備えている。なお、脚部21は、本実施形態では、たとえば高さ方向の中央部で分割が可能であり、脚部21の運搬を容易にしている。
回転部3は、風車翼4が受風したときに基部2に対して回転する。本実施形態では、回転部3は、図1に示されるように、風車翼4が取り付けられて回転する回転ハブ31と、回転ハブ31の回転軸となり、基部2(収容部22)内に回転可能に支持される軸部32とを備えている。風車翼4が風を受けて、回転ハブ31および軸部32が垂直軸X周りに回転することにより発電が行なわれる。
風車翼4は、風を受けて回転する部位である。本実施形態では、風車翼4は、ダリウス型の風車翼を改良したバタフライ型の風車翼である。風車翼4は、図2に示されるように、垂直軸X(以下、回転軸Xとも呼ぶ)周りに等間隔で複数(図2においては5枚)設けられている。なお、風車翼4の数は特に限定されない。風車翼4の材料は特に限定されないが、たとえば、アルミニウムなど、所定の強度を有し軽量な材料が好適に用いられる。
風車翼4は、回転部3に取り付けられて、回転部3とともに回転する。風車翼4は、本実施形態では、図1および図2に示されるように、回転部3から垂直軸Xに対して略垂直方向に張り出すように回転部3に取り付けられている。図3に示されるように、風車翼4は、風車1の回転軸Xに近い側が固定部材Fにより固定部3に固定されている。本実施形態では、固定部材Fは、図3に示されるように、風車翼4の回転軸X側の端部を挟持する一対の挟持部F1と、風車翼4の端部が挟み込まれた状態で挟持部F1を締結するボルト等の締結部材F2とを備えている。本実施形態では、固定部材Fを介して風車翼4は、回転ハブ31に固定されている。なお、風車翼4と回転ハブ31とは、回転ハブ31から径方向外側に延びるアーム部材(図示せず)により連結されていてもよい。なお、風車翼4は、強風状態における風車翼4の過回転を防止するために、強風時に風車翼4に加わる遠心力を利用して回転軸Xに対して垂直方向に延びる軸X2(水平軸。図1および図4参照)周りに旋回するように構成された過回転抑制機構を設けてもよい。
風車翼4の形状は、図示するものに限定されないが、本実施形態では、図2および図4に示されるように、風車翼4はバタフライ型として示され、回転部3から延びるループを形成している。より具体的には、水平軸X2に対して略対称に形成された、略三角形状に形成されている。なお、ここでいう略三角形状とは、風車翼4の全体形状が三角形に近い形状であることをいい、三角形の角部が湾曲したものや、三辺のいずれかが湾曲したものも含む。さらに具体的には、本実施形態では、風車翼4は、図2および図4に示されるように、垂直軸Xから離れるにつれて互いの間隔が広くなるように回転部3から延びる一対の延在部41a、41bと、風車翼4の回転面(垂直軸Xに垂直な面)における径方向外側において、風車翼4の垂直軸Xに略平行な方向に沿って延びる外側部42とを有している。また、風車翼4は、図2および図4に示されるように、延在部41a、41bと外側部42とを湾曲して繋ぐ湾曲部43a、43bを有している。なお、後述するように、風車翼4は、湾曲部43a、43bを有さずに、延在部41a、41bと外側部42とが接合されたものでもよい(図6参照)。
延在部41a、41bは、図4に示されるように回転部3から径方向外側に向かって互いの間隔が広くなるように水平軸X2に対して傾斜して延びている。本実施形態では、一対の延在部41a、41bは水平軸X2に対して対称となるように延びている。図4では、延在部41a、41bは直線状に延びているが、図5および図6に示すように湾曲していてもよい。
外側部42は、風車翼4のうち、風車1の径方向外側に垂直方向に延びる部位である。図4では、外側部42は、直線状に延びているが、図5および図6に示すように湾曲していてもよい。
湾曲部43a、43bは、延在部41a、41bと外側部42とを繋ぐ部位である。湾曲部43a、43bの曲率半径は特に限定されないが、延在部41a、41bと外側部42とがなす角が、たとえば、90°以下となるように、延在部41a、41bと外側部42とを繋いでいる。
図4に示される風車翼4は、延在部41a、41bが直線状に延び、外側部42が垂直方向に直線状に延びている。この場合、風車翼4の製造や運搬が容易となる。しかし、風車翼4の形状は図4に示すものに限定されず、たとえば、変形例として図5および図6に示される形状としてもよい。図5および図6に示される風車翼4はともに、延在部41a、41bが、ループ状に形成された風車翼4の外側に凸となるように湾曲して形成され、外側部42が、ループ状に形成された風車翼4の内側に向かって凸状に湾曲して形成されている。より具体的には、図5に示される風車翼4は、風車翼4の固定部3への固定箇所を起点として、風車1の径方向(水平軸X2の延び方向)および垂直軸X方向の2軸座標の軌跡として表示した場合に、以下のような軌跡をたどるように形成されている。風車翼4の固定部3への固定箇所から軌跡の垂直軸X方向座標値が、径方向外側に向かうに従って増加した後、最大座標値(図5における地点A1)をとる。その後垂直軸X方向座標値は減少に転じて、径方向座標値の第1の極大点(図5における地点A2)において軌跡の傾きが負の無限大となる。その後、軌跡の傾きの符合を正に転じ、径方向座標値の極小点(図5における地点A3)において軌跡の傾きを正の無限大とする。その後、軌跡の傾きの符合を負に転じ、径方向座標値の第2の極大点(図5における地点A4)において軌跡の傾きが負の無限大となる。その後、軌跡の傾きの符合を正に転じ、径方向座標値を減少させながら垂直軸X方向座標値が最小となる点(図5における地点A5)に至り、そこで該軌跡の傾きの符合を負に転じて、前記軸からの径方向座標値を減少させながら風車翼4の固定部3への固定箇所に至る。
また、図6に示される風車翼4は、風車翼4の固定部3への固定箇所を起点として、径方向及び垂直軸X方向の2軸座標の軌跡として表示した場合に、以下のような軌跡をたどるように形成されている。風車翼4の固定部3への固定箇所から軌跡の垂直軸X方向座標値が、径方向外側に向かうに従って増加した後、最大座標値(図6における地点B1)をとる。その後、垂直軸X方向座標値は減少に転じて、軌跡の傾きの符合を正に保ったまま、垂直軸Xに単調に近づき、垂直軸Xからの径方向座標値の極小点(図6における地点B2)において該軌跡の傾きを正の無限大とする。その後、軌跡の傾きの符合を負に転じ、垂直軸Xから単調に離れて、垂直軸X方向における座標値が最小となる点(図6における地点B3)に至り、半径方向座標値を減少させながら風車翼4の固定部3への固定箇所に至る。
図5および図6に示されるように、延在部41a、41bが、ループ状に形成された風車翼4の外側に凸となるように湾曲して形成され、外側部42が、ループ状に形成された風車翼4の内側に向かって凸状に湾曲して形成されている場合、風車翼4に発生する応力を減少させることができ、風車翼4の高速回転時に作用する高い応力による風車翼4の変形を軽減することができる。すなわち、風車翼4が高速回転した場合には、少なからず翼は変形し、場合によっては、材料の許容強度を超える可能性があるが、予め、予想される変形の方向(本実施形態では、外側部42の径方向外側への変形)と逆方向に変形させることにより、風車翼4の変形量の減少と最大発生応力の減少が可能となる。
また、本実施形態では、風車翼4は、互いに連結される複数の翼部材M1、M2、M3により構成されている。具体的には、本実施形態では、図4に示されるように、複数の翼部材は、延在部41a、41bに設けられる一対の第1翼部材M1と、外側部42に設けられる第2翼部材M2と、湾曲部43a、43bに設けられる一対の第3翼部材M3とを備えている。なお、本実施形態では、複数の翼部材M1、M2、M3は、延在部41a、41b、外側部42、湾曲部43a、43bに対応して5つ設けられているが、風車翼4の形状や求められる強度に応じて、図4に示される翼部材M1、M2、M3の配置や分割箇所、数とは異なっていてもよい。また、本実施形態では、複数の翼部材は3種類であるが、翼部材の種類は限定されず、2種類であっても、4種類以上であってもよい。
風車翼4が、互いに連結される複数の翼部材M1、M2、M3により構成されることにより、高層建物の屋上などの設置位置まで運搬する際に、風車翼4を複数の翼部材M1、M2、M3に分割して運搬することができる。小形風車の場合でも、1枚の風車翼(分割されていない場合)をエレベータに載せることができないことが多いが、風車翼4を複数の翼部材により構成することにより、短く分割した翼部材をエレベータに載せて高層建物の屋上などの設置位置まで容易に運搬することができる。したがって、重機やヘリコプターなど高額な運搬費用のかかる手段を用いる必要が無く、風車の導入コストを低減することができる。また、風車翼4の各翼部材は1枚の風車翼よりも軽量であるため、人力での運搬が可能となる。
風車翼4は、本実施形態では、図7および図8に示されるように、流線形の涙滴状の断面を有し、内部が中空に形成されている。複数の翼部材M1、M2、M3のそれぞれは、図7および図8に示されるように、翼部材M1、M2、M3の延在方向に対して垂直な断面において、互いに分離した複数の空隙Cvを有するように形成されている。本実施形態では、図7および図8に示されるように、複数の翼部材M1、M2、M3の断面における空隙数が、互いに連結される翼部材の間で異なっている。なお、図7は第1翼部材M1の断面図であり、図8は第3翼部材M3の断面図であるが、第2翼部材M2の断面は第1翼部材M1の断面と同一とすることができる。本実施形態では、図7および図8に示されるように、第1〜第3翼部材M1、M2、M3の空隙Cvは、第1〜第3翼部材M1、M2、M3の一方の面S1と一方の面S1に対向する他方の面S2とを翼部材M1、M2、M3の内部で繋ぎ、風車翼4のループの形成方向に沿って延びる複数のリブRによって画定されている。翼部材M1、M2、M3が空隙CvおよびリブRを有することにより、翼部材M1、M2、M3を軽量化しつつ強度を高めることができる。なお、空隙Cvの形状は図示する形状に限定されず、図9に示されるように、風車翼4のループの形成方向に貫通して形成された孔によって形成される円形の空隙であってもよいし、他の形状の空隙であってもよい。
上述したように、本実施形態では、互いに連結される翼部材の間で空隙数を異ならせている。連結される翼部材の空隙数(またはリブRの数)が同じ場合、風車翼4の強度を高めようとすると、空隙数(またはリブRの数)が増えて、風車翼4の重量が増加してしまう。また、風車の形状によっては、風車翼4の断面において、必ずしも、同じ断面構造(同じ空隙数)を必要としない。そのため、空隙数(リブRの数)が同じである場合、基準となる断面構造に比較して強度が過剰となる部分が生じる。それに対して本実施形態のように、連結される翼部材M1、M2、M3の間で空隙数(またはリブRの数)を互いに異ならせることにより、上述した運搬の容易性に加えて、風車翼4のうち必要な箇所の強度を局所的に向上させることができ、強度が比較的要求されない箇所については、空隙数(またはリブRの数)を減らして軽量化することができる。
より具体的に説明すると、中空に形成された第3翼部材M3の内部の空隙数が、第1翼部材M1および第2翼部材M2の内部の空隙数よりも多くなるように構成されている。本実施形態では、図7および図8に示されるように、第3翼部材M3のリブRの数が、第1および第2翼部材M1、M2に設けられたリブRの数よりも多くなるように構成されている。この場合、特に湾曲部43a、43b(第3翼部材M3)がアルミニウム等の金属材料から形成され、湾曲部43a、43bの湾曲を形成する際に曲げ加工する場合に有利となる。具体的には、直線状の部材を所望の湾曲を有する湾曲部43a、43bへと曲げ加工する際に、空隙数(リブRの数)が少ないと断面形状が変形しやすくなり、所望の形状が得られにくくなる。本実施形態では、湾曲部43a、43bを構成する第3翼部材M3の空隙数(リブRの数)が、第1および第2翼部材M1、M2によりも多くなるように構成することにより、第3翼部材M3が潰れたりする、望ましくない変形が生じにくい。そのため、湾曲した第3翼部材M3の所望の断面形状を維持しやすく、製造が容易となる。一方、製造時に変形に対する影響の少ない第1および第2翼部材M1、M2は、空隙数(リブRの数)を減らすことにより、第1および第2翼部材M1、M2は軽量とすることができるため、風車翼4全体として軽量で、かつ、製造時の加工を容易にすることができる。
また、図5に示される風車翼4のように、ループ状に形成された風車翼4の内側に向かって、外側部42(第2翼部材M2)が凸状に湾曲して形成された構造において、さらに、連結される翼部材間で空隙数(リブRの数)を変化させる場合、製造の容易性に加えて、構造的強度を増加することが可能になり、風車の安全性を高められる。
また、第1翼部材M1と第2翼部材M2とが同じ断面形状(および断面積)を有する場合で、第1翼部材M1と第2翼部材M2とがともに直線であるか、または、第1翼部材M1の曲率半径と第2翼部材M2の曲率半径が略同一である場合は、第1翼部材M1と第2翼部材M2とで、部材を共通化することができ、製造コストが低減する。また第1翼部材M1と第2翼部材M2とが同じ長さとなるように構成した場合、延在部41a、41bと外側部42とで同じ翼部材を用いることができるため、さらに製造コストを低減させることができる。また、組立作業時に、第1翼部材M1と第2翼部材M2とを区別する必要がなく、組立作業が容易となる。
なお、複数の翼部材M1〜M3の連結方法は特に限定されず、公知の連結部材により連結することができる。本実施形態では、複数の翼部材M1〜M3は、図10〜図12に示されるように、連結構造CSにより連結されている。具体的には、連結される2つの翼部材M2、M3のうちの一方の翼部材M3の端部には、他方の翼部材M2のリブRが差し込まれるスリットSLが形成されている。なお、図10〜図12では第2翼部材M2および第3翼部材M3の連結構造CSについて示しているが、第1翼部材M1および第3翼部材M3の連結構造CSも同様である。スリットSLは、翼部材M3の端部から翼部材M3の延在方向に延び、一方の翼部材M3と他方の翼部材M2とは、リブRの数が異なり連結時にリブRがずれて配置されるように構成されている。また、一方の翼部材M3は、他方の翼部材M2よりも断面が一回り小さく形成されており、一方の翼部材M3を他方の翼部材M2の内側に差し込み可能となっている。これにより、一方の翼部材M3を他方の翼部材M2の内側に差し込むと同時にスリットSLにリブRが差し込まれて、ボルト等の締結部材F3により締結して2つの翼部材M2、M3が連結される。この場合、2つの翼部材M2、M3が連結される部位において、一方の翼部材M3と他方の翼部材M2とが重なることによって、風車翼4の厚さが連結部位において増し、連結部位における強度を向上することができる。延在部41a、41bと湾曲部43a、43bとの境界領域は、他の領域と比較して応力が高くなる傾向にあることがわかっているが、上記連結機構CSが設けられる場合、その応力が高い部位において強度を向上させることができ、風車1の耐久性を高めることができる。
また、本実施形態では、図3に示されるように、一対の第1翼部材M1のそれぞれは、回転部3との取付箇所において開口Opを有し、風車翼4のそれぞれは、図3、図13および図14に示されるように、複数の翼部材M1、M2、M3の空隙Cvを通って風車翼4の形状に沿って配索され、一対の第1翼部材M1の開口Opのそれぞれから端部が突出する索状体5を備えている。なお、図13は説明の便宜上、図2から1つの風車翼4を取り除いて二点鎖線で図示し、その二点鎖線で示された風車翼4内に配索される2つの索状体5を示している。
索状体5は、風車翼4が破損した場合に、破片等、風車翼4の一部が飛散することを防止するための部材である。索状体5は、たとえば、風車翼4のループの長さよりも長いロープが用いられる。索状体5の材料は、風車翼4内を湾曲して配索可能な所望の柔軟性を有し、風車翼4の一部が破損したときに風車翼4の一部により加わる外力に耐え得る所望の引張強度を有するものであれば特に限定されず、たとえば、ケブラー(登録商標)などの高強度のアラミド繊維などが用いられる。
図3に示されるように、本実施形態では、索状体5の端部は係合部51を有し、係合部51は回転部3に設けられた回転ハブ31に係合している。本実施形態では、図3に示されるように、端部が輪状に形成された係合部51を有し、回転ハブ31に設けられた連結部33に係合するように構成されている。なお、係合部51の構造は、回転ハブ31に係合することができれば、図示するものに限定されない。また、索状体5の本体とは異なる別部材により係合部51が構成されていてもよい。また、回転ハブ31に設けられた連結部33は、本実施形態では、回転ハブ31の周縁に固定されるシャックルが用いられているが、連結部33は、係合部51を固定することができれば、回転ハブ31に直接固定してもよい。回転ハブ31に索状体5が固定される場合、索状体5は張力がほとんどかからない状態で、ルーズに(緩く)取り付けられている。そのため、風車翼4の回転時に索状体5には通常引張力が加わらない。そのため、索状体5が劣化しにくく、風車翼4の破損時により確実に風車翼4の飛散を防止することができる。
また、特開2009−47029には、風車翼の飛散を防止するものとして、飛散防止用のロープの直径とほぼ同等な大きさのC形状リブ内に高強度のロープを貫通させる方法が開示されているが、この方法は分割された翼には適用が困難である。本実施形態では、索状体5を分割された複数の翼部材M1、M2、M3の空隙Cv内に貫通させるだけであるので、現場で索状体5を風車翼4に設けることが容易である。また、特開2009−47029では、C形状リブ内にロープを通す構造であるため、予めロープの端部を加工することはできない。したがって、ロープの端部の止め方は、複数の穴に順にロープを通して摩擦のみによって止めざるを得ない。しかし、その方法では、振動などによってロープが穴から抜け出る可能性もあるため、長期にわたって安全を保って使用することが難しい。一方、本実施形態では、風車1の振動などからの影響を索状体5が受けにくく、索状体5の端部に係合部51が設けられていても、容易に風車翼4内の空隙Cv内に挿通することができる。
なお、本実施形態では、係合部51は回転ハブ31に係合しているが、係合部51は、隣接する他の風車翼4に配索された他の索状体5の端部に設けられた他の係合部51に係合してもよく、回転ハブ31に係合させる場合と同様の効果を得ることができる。
1 組立式揚力型垂直軸風車
2 基部
21 脚部
22 収容部
3 回転部
31 回転ハブ
32 軸部
33 連結部
4 風車翼
41a、41b 延在部
42 外側部
43a、43b 湾曲部
5 索状体
51 係合部
Cv 空隙
CS 連結構造
F 固定部材
F1 挟持部
F2、F3 締結部材
M1 第1翼部材
M2 第2翼部材
M3 第3翼部材
Op 開口
R リブ
S1 一方の面
S2 他方の面
SL スリット
X 垂直軸(回転軸)
X2 回転軸に対して垂直方向に延びる軸(水平軸)

Claims (6)

  1. 発電部を有する基部と、前記基部に対して垂直軸まわりに回転する回転部と、前記回転部に接合される風車翼とを備えた、組立式揚力型垂直軸風車であって、
    前記風車翼は、内部が中空に形成され、互いに連結される複数の翼部材により構成され、前記複数の翼部材のそれぞれは、前記翼部材の延在方向に対して垂直な断面において、互いに分離した複数の空隙を有するように形成され、前記複数の翼部材の断面における空隙数が、互いに連結される翼部材の間で異なっている組立式揚力型垂直軸風車。
  2. 前記風車翼は、前記垂直軸から離れるにつれて互いの間隔が広くなるように前記回転部から延びる一対の延在部と、風車翼の回転面における径方向外側において、前記風車翼の垂直軸に略平行な方向に沿って延びる外側部と、前記延在部と前記外側部とを湾曲して繋ぐ湾曲部とを有し、
    前記複数の翼部材は、
    延在部に設けられる一対の第1翼部材と、前記外側部に設けられる第2翼部材と、前記湾曲部に設けられる一対の第3翼部材とを備え、
    中空に形成された前記第3翼部材の内部の空隙数が、前記第1翼部材および第2翼部材の内部の空隙数よりも多くなるように構成されている請求項記載の組立式揚力型垂直軸風車。
  3. 前記第1〜第3翼部材の空隙は、第1〜第3翼部材の一方の面と前記一方の面に対向する他方の面とを翼部材の内部で繋ぎ、前記風車翼のループの形成方向に沿って延びる複数のリブによって画定され、前記第3翼部材のリブの数が、前記第1および第2翼部材に設けられたリブの数よりも多い請求項記載の組立式揚力型垂直軸風車。
  4. 前記第2翼部材が、ループ状に形成された風車翼の内側に向かって凸状に湾曲して形成されている請求項または記載の組立式揚力型垂直軸風車。
  5. 前記一対の第1翼部材のそれぞれは、前記回転部との取付箇所において開口を有し、
    前記風車翼のそれぞれは、前記複数の翼部材の空隙を通って前記風車翼の形状に沿って配索され、前記一対の第1翼部材の開口のそれぞれから端部が突出する索状体を備え、
    前記索状体の端部は係合部を有し、前記係合部は前記回転部に設けられた回転ハブに係合する
    請求項のいずれか1項に記載の組立式揚力型垂直軸風車。
  6. 前記一対の第1翼部材のそれぞれは、前記回転部との取付箇所において開口を有し、
    前記風車翼のそれぞれは、前記複数の翼部材の空隙を通って前記風車翼の形状に沿って配索され、前記一対の第1翼部材の開口のそれぞれから端部が突出する索状体を備え、
    前記索状体の端部は係合部を有し、前記係合部は、隣接する他の風車翼に配索された他の索状体の端部に設けられた他の係合部に係合する
    請求項のいずれか1項に記載の組立式揚力型垂直軸風車。
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