JP7094018B2 - マグナス式推力発生装置、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力回転装置、水力回転装置、潮力回転装置、及び、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力発電機、水力発電機、潮力発電機 - Google Patents

マグナス式推力発生装置、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力回転装置、水力回転装置、潮力回転装置、及び、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力発電機、水力発電機、潮力発電機 Download PDF

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Description

本発明は、流体中で回転する略円筒形状の円筒翼が発生するマグナス力を用いたマグナス式推力発生装置、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力回転装置、水力回転装置、潮力回転装置、及び、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力発電機、水力発電機、潮力発電機などの流体機械に関する。
従来から、流体中で回転する円筒翼が発生するマグナス力を利用する装置が存在する(特許文献1)。特許文献1に開示された推力発生装置は、円筒翼に発生するマグナス力によって効率的に回転力を得るための部材(整流板)を円筒翼の進行方向の背面側に設けたものである。
特許第6175594号公報
本発明は、円筒翼に発生するマグナス力によって効率的に回転力を得ることが可能なマグナス式推力発生装置、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力回転装置、水力回転装置、潮力回転装置、及び、前記マグナス式推力発生装置を用いた風力発電機、水力発電機、潮力発電機を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような問題を解決するものであって、本発明の一実施形態に係るマグナス式推力発生装置は、
支持筐体と、
前記支持筐体に対して第1の回転軸を中心として回転可能な回転部と、
前記第1の回転軸を中心として公転可能であって、前記第1の回転軸に対して平行な第2の回転軸を中心として自転可能な複数の円筒翼と、
前記複数の円筒翼とともに各組を構成し、前記各組の円筒翼の軸方向に沿って長手方向が配置される複数の整流板と、
前記回転部に固定されることで前記第1の回転軸を中心として回転可能であって、前記各組毎に、前記第1の回転軸を中心とする円周上に前記円筒翼を支持するとともに、前記円筒翼が公転するときの進行方向とは反対側に前記整流板を支持する支持部とを備え、
前記進行方向に対する前記整流板の前端縁部の少なくとも一部は、
前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸に垂直な平面上において、以下の条件(A1)乃至(A6)のいずれかを満たす領域に存在する。
30°≦θ1<40°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.6d/2 (A1)
40°≦θ1<50°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.5d/2 (A2)
50°≦θ1<60°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.4d/2 (A3)
60°≦θ1<70°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.3d/2 (A4)
70°≦θ1<80°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.2d/2 (A5)
80°≦θ1≦90°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.1d/2 (A6)
ただし、
dは、前記円筒翼の直径、
L1は、前記第2の回転軸から前記前端縁部までの距離、
θ1は、前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸を結ぶ線と、前記第2の回転軸及び前記前端縁部を結ぶ線との角度、
である。
また、本発明の一実施形態に係るマグナス式推力発生装置は、
前記進行方向に対する前記整流板の後端縁部の少なくとも一部は、
前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸に垂直な平面上において、以下の条件(B1)を満たす領域に存在する、
マグナス式推力発生装置。
35°≦θ2≦55°、かつ、1.1D/2≦L2≦1.4D/2 (B1)
ただし、
Dは、前記円筒翼の公転軌跡の外端円の直径、
L2は、前記第1の回転軸から前記後端縁部までの距離、
θ2は、前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸を結ぶ線と、前記第1の回転軸及び前記後端縁部を結ぶ線との角度、
である。
また、本発明の一実施形態に係る風力回転装置、水力回転装置又は潮力回転装置は、前記マグナス式推力発生装置を用いる。
また、本発明の一実施形態に係る風力発電機、水力発電機又は潮力発電機は、前記マグナス式推力発生装置を用いる。
本発明の一実施形態に係るマグナス式推力発生装置によれば、整流板の前端縁部又は後端縁部の位置が的確に配置されるので、円筒翼に発生するマグナス力によって効率的に回転力を得ることができる。
本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す分解正面図である。 本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示すV-V線断面図である。 本発明の実施形態に係る整流板5及び整流板支持部61の一例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 本発明の実施形態に係る整流板5及び整流板支持部61の一例を示し、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図6(b)に示すVIII部の拡大側面図である。 図6(c)に示すIX部の拡大背面図である。 本発明の実施形態に係る各組の円筒翼4及び整流板5の配置関係を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る整流板5の前側縁部50cの配置例を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る整流板5の前端縁部50cの位置を変化させたときの出力係数Cpを示す分布図である。 本発明の実施形態に係る整流板5の前端縁部50cの位置を変化させたときの出力係数Cpを示すグラフである。 本発明の実施形態に係る整流板5の後側縁部50dの配置例を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る整流板5の後端縁部50dの位置を変化させたときの出力係数Cpを示す分布図である。 本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1における直径比率(D/d)毎に、風車周速比λmと、出力係数Cpとの間の関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1における直径比率(D/d)毎に、風車周速比λmと、出力係数Cp及び直径比率(D/d)の積算値(Cp×D/d)との間の関係を示すグラフである。
以下に、本発明の具体的な実施形態を示す。実施形態はあくまで一例であり、この例に限定されるものではない。なお、以下の実施形態では、マグナス式推力発生装置の適用例の1つとして、マグナス式推力発生装置を用いた垂直軸型マグナス式風力発電機1について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す正面図である。図3は、本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す正面図である。図4は、本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示す平面図である。図5は、本発明の実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1の一例を示すV-V線断面図である。
垂直軸型マグナス式風力発電機1は、設置面Sに対して設置される支持筐体2と、支持筐体2の内部に配置される発電機21及び増速機22と、増速機22を介して発電機21に連結されるとともに、設置面Sに対して垂直な第1の回転軸O1を中心として回転可能な回転部3と、第1の回転軸O1を中心として公転可能であって、第1の回転軸O1に対して平行な第2の回転軸O2を中心として自転可能な複数の円筒翼4と、複数の円筒翼4とともに各組を構成し、各組の円筒翼4の軸方向に沿って長手方向5Lが配置される複数の整流板5と、回転部3に固定されることで第1の回転軸O1を中心として回転可能であって、円筒翼4及び整流板5の各組毎に、第1の回転軸O1を中心とする円周C1上に円筒翼4を支持するとともに、円筒翼4が公転するときの進行方向とは反対側に整流板5を支持する支持部6とを備える。
なお、本実施形態の説明において、「平行」とは、完全に平行な場合だけでなく、垂直軸型マグナス式風力発電機1の機能が損なわれない程度のずれを許容した略平行な場合も含む。同様に、「垂直」とは、完全に垂直な場合だけでなく、垂直軸型マグナス式風力発電機1の機能が損なわれない程度のずれを許容した略垂直な場合も含む。また、本実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機1は、図1に示すように、2つの円筒翼4と、2つの整流板5とを備え、円筒翼4及び整流板5の組数は、2組であるものとして説明する。
支持筐体2は、第1の回転軸O1と同軸状に配置される円筒状の筐体である。支持筐体2の上部には、上部から回転部3の上部30を突設させるとともに、第1の回転軸O1が設置面Sに対して垂直となるように、回転部3を軸支する軸受けユニット20を備える。なお、支持筐体2は、トラス状の筐体としてもよい。
回転部3は、軸受けユニット20に軸支される回転シャフト等で構成されており、軸受けユニット20の上面に対して突設された上部30の周壁部分に支持部6が固定される。
発電機21は、増速機22を介して回転部3に連結されており、回転部3が回転する際の回転エネルギーを電気エネルギーに変換することで発電するように構成されている。なお、発電機21は、増速機22を介さずに直接回転部3に連結してもよい。
垂直軸型マグナス式風力発電機1の定格出力として、例えば、10kw程度を想定する場合には、円筒翼4の外寸は、長さ10m程度、直径1m程度であり、整流板5の外寸は、長さ10m程度、幅1.6m程度、厚さ0.5~3mm程度である。
複数の円筒翼4は、支持部6により円周C1上に支持されることで、図5に示すように、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、複数の第2の回転軸O2は、円周C1上で所定の間隔(円筒翼支持間隔)を空けるようにして円周C1上に配置される。本実施形態では、2つの円筒翼4に対する2つの第2の回転軸O2は、第1の回転軸O1を挟んで対向するようにして円周C1上に配置される。
円筒翼4は、円筒状に形成されており、第2の回転軸O2と平行な円筒翼4の軸方向に対する両端部として、上端部(一端部)40aと、下端部(他端部)40bとを備える。また、円筒翼4は、上端部40a及び下端部40bにそれぞれ配置されて、円筒翼4の直径よりも大きな円板状の翼端板41と、第2の回転軸O2を中心として円筒翼4を時計回りR2に回転(自転)させる円筒翼モータ42とを備える。
整流板5は、平板状に形成されており、整流板5の長手方向5Lに対する両端部として、上端部(一端部)50aと、下端部(他端部)50bとを備え、整流板5の幅方向5Wに対する両縁部として、円筒翼4側に配置される前端縁部50cと、前端縁部50cとは反対側の後端縁部50dとを備える。また、整流板5は、整流板5の板厚方向に対して垂直な表面として、第1の回転軸O1側に配置される内側表面50eと、内側表面50eとは反対側の外側表面50fとを備える。
整流板5は、支持部6により支持されることで、図5に示すように、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、円筒翼4の進行方向とは反対側に配置される。また、整流板5は、円筒翼4の進行方向とは反対側に伸びるように、前端縁部50c及び後端縁部50dが配置される。なお、整流板5の具体的構成は後述する。
支持部6は、円筒翼4及び整流板5の各組毎に、第1の回転軸O1を中心とする円周C1上に円筒翼4を配置するように、軸方向に対する円筒翼4の両端部40a、40bを軸支するとともに、円筒翼4が第1の回転軸O1を中心として時計回りR1に公転するときの進行方向とは反対側に整流板5を配置するように、長手方向5Lに対する整流板5の両端部50a、50bを支持する。
支持部6が、円周C1上に円筒翼4を支持する態様としては、支持部6が、図5に示すように、円筒翼4の中心である第2の回転軸O2と円周C1とが重なった状態で円筒翼4を支持する場合だけでなく、第2の回転軸O2と円周C1との間には、垂直軸型マグナス式風力発電機1の機能が損なわれない程度のずれが許容されるものであり、支持部6が、例えば、円筒翼4の円形状の断面と円周C1とが重なった状態で円筒翼4を支持する場合も含む。なお、支持部6の具体的構成は後述する。
垂直軸型マグナス式風力発電機1は、円筒翼モータ42により第2の回転軸O2を中心として円筒翼4を時計回りR2に回転(自転)させた状態において、所定の方向から風(空気流)を受けると、円筒翼4にマグナス力が発生する。そして、円筒翼4に発生したマグナス力は、第1の回転軸O1を中心として円筒翼4を時計回りR1に公転させる方向に作用する。
このとき、整流板5は、風向に対して円筒翼4が存在する位置に応じて、マグナス力の大きさを制御する。具体的には、円筒翼4が、風上側に存在する場合には、整流板5は、風向と円筒翼4の自転方向とが逆方向になる領域(流れ減速側)に存在する。そのため、整流板5は、流れ減速側における風の流れを阻害することになるが、円筒翼4に発生するマグナス力を大きく低下させることにはならないため、マグナス力は、円筒翼4を公転させる回転力として作用する。
一方、円筒翼4が、風下側に存在する場合には、整流板5は、風向と円筒翼4の自転方向とが一致する領域(流れ加速側)に存在する。そのため、整流板5は、流れ加速側における風の流れを阻害することにより、円筒翼4に発生するマグナス力を低下させるため、マグナス力が、円筒翼4を公転させる回転力を打ち消すように作用することを抑制する。
以上のように、円筒翼4が、整流板5により円筒翼4に発生するマグナス力が制御された状態で時計回りR1に公転することにより、回転部3を時計回りに回転させて、回転部3に連結された発電機21で発電する。
(整流板5及び支持部6の具体的構成)
支持部6は、整流板5に対して第1の回転軸O1側に配置されて、長手方向5Lに対する整流板5の両端部50a、50b間に亘って整流板5の長手方向5Lに沿うように整流板5を支持する整流板支持部61と、整流板支持部61の上端部(一端部)610aと回転部3とを連結する第1の連結アーム部62と、整流板支持部61の下端部(他端部)610bと回転部3とを連結する第2の連結アーム部63と、円筒翼4の上端部40aを軸支するとともに、第1の連結アーム部62に連結される第1の円筒翼支持部64と、円筒翼4の下端部40bを軸支するとともに、第2の連結アーム部63に連結される第2の円筒翼支持部65とを、円筒翼4及び整流板5の各組毎(本実施形態では2組)に備える。
整流板支持部61は、両端部50a、50b間に亘って整流板5の長手方向5Lに沿うように配置されて、整流板5を支持する整流板支持アーム部610と、整流板5の長手方向5Lに対して所定の間隔(補強間隔)で配置されるとともに、整流板5の幅方向5Wに対する整流板5の両縁部50c、50d間に亘って長手方向5Lに対して所定の角度(本実施形態では直角)を有するように配置されて、整流板5を支持する複数の整流板補強部材611とを備える。なお、整流板支持部61の上端部610a及び下端部610bは、整流板5の長手方向5Lに対する整流板支持アーム部610の一端部及び他端部に相当する。
第1の連結アーム部62は、回転部3に固定される回転部3側の固定端部620aと、整流板支持部61の上端部610aが連結される先端部620bと、固定端部620aと先端部620bとの間であって、先端部620b寄りに位置する屈曲部620cとを備える。
第2の連結アーム部63は、回転部3に固定される回転部3側の固定端部630aと、整流板支持部61の下端部610bが連結される先端部630bと、固定端部630aと先端部630bとの間であって、先端部630b寄りに位置する屈曲部630cとを備える。
第1の連結アーム部62及び第2の連結アーム部63は、固定端部620a、630aから離れるに従って離間するとともに、整流板5の長手方向5L外側を通過するように屈曲部620c、630cを介して屈曲して配置される。
本実施形態では、回転部3の上部30は、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2の軸方向において、円筒翼4の上端部40a及び下端部40bの中間に配置される。そのため、第1の連結アーム部62は、固定端部620aから屈曲部620cまで斜め上方向に配置されるとともに、屈曲部620cから先端部620bまで水平方向に配置される。また、第2の連結アーム部63は、固定端部630aから屈曲部630cまで斜め下方向に配置されるとともに、屈曲部630cから先端部630bまで水平方向に配置される。
第1の円筒翼支持部64は、円筒翼4の上端部40aを軸支する円筒翼軸支部640と、第1の連結アーム部62の先端部620bと円筒翼軸支部640とを連結する第1の円筒翼支持アーム部641と、第1の連結アーム部62の屈曲部620cと円筒翼軸支部640とを連結する第2の円筒翼支持アーム部642とを備える。円筒翼軸支部640は、その内部に、円筒翼4の上端部40aに設けられた回転軸を軸支する軸受け(不図示)等を備える。
第2の円筒翼支持部65は、円筒翼4の下端部40bを軸支する円筒翼軸支部650と、第2の連結アーム部63の先端部630bと円筒翼軸支部650とを連結する第1の円筒翼支持アーム部651と、第2の連結アーム部63の屈曲部630cと円筒翼軸支部650とを連結する第2の円筒翼支持アーム部652とを備える。円筒翼軸支部650は、その内部に、円筒翼4の下端部40bに設けられた回転軸を軸支する軸受け(不図示)等を備えるとともに、円筒翼モータ42の回転駆動力が、その円筒翼4の回転軸に伝達されるように、円筒翼モータ42を支持する。
また、支持部6は、整流板5の長手方向5Lに対する整流板支持アーム部610の中間部610cと、第1の連結アーム部62の回転部3側の固定端部620a及び第2の連結アーム部63の回転部3側の固定端部630aが隣接する隣接部661とを連結する第3の連結アーム部66を、円筒翼4及び整流板5の各組毎(本実施形態では2組)にさらに備える。
第3の連結アーム部66は、隣接部661に固定される固定端部660aと、整流板支持アーム部610の中間部610cに連結される連結端部660bとを備える。
支持部6が備える各アーム部(整流板支持アーム部610、第1の連結アーム部62、第2の連結アーム部63、第1の円筒翼支持アーム部641、651、第2の円筒翼支持アーム部642、652、及び、第3の連結アーム部66)は、例えば、スチール、ステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金等の金属材料や、炭素繊維強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂等の樹脂材料を用いて、例えば、円形、楕円形、多角形等の任意の断面形状を有する管状部材、例えば、L型、H型、I型等の任意の断面形状を有する板状部材、又は、ワイヤー部材として形成されている。管状部材又は板状部材として形成する場合には、長手方向に沿ってリブ等の補強部を設けるようにしてもよい。本実施形態では、支持部6が備える各アーム部は、円形の断面形状を有する管状部材により形成されている。
なお、支持部6が備える各アーム部は、各アーム部が配置される場所や各部が支持する荷重に応じて、各部の外形形状、断面形状、断面積、及び、材料等を変更するようにしてもよい。例えば、第1の連結アーム部62及び第2の連結アーム部63は、固定端部620a、630a側の直径が大きく、屈曲部620c、630c側の直径が小さいテーパー管状にすることで、固定端部620a、630a側の剛性を高めつつ、重量を低減することができる。
また、支持部6が備える各アーム部は、複数のアーム部が一体的に形成された複数の複合アーム部材により構成されており、各複合アーム部材間は、任意の接合方法(溶接、接着、ねじ固定、圧入、リベット、ピン結合、継手等)による接合部を介して接合される。
本実施形態では、例えば、第1の連結アーム部62、第2の連結アーム部63、第1の円筒翼支持アーム部641、651及び第2の円筒翼支持アーム部642、652が一体的に形成されることで、第1の複合アーム部材60Aを構成する。また、整流板支持アーム部610及び第3の連結アーム部66が一体的に形成されることで、第2の複合アーム部材60Bを構成する。そして、第1の複合アーム部材60Aは、接合部600A、600Bを介して回転部3に接合される。第2の複合アーム部材60Bは、接合部601A~601Cを介して第1の複合アーム部材60Aに接合される。
なお、支持部6が備える各アーム部を、複合アーム部材60A、60Bとして一体的に形成する方法について、第1の連結アーム部62及び第2の連結アーム部63を一体的に形成する場合を例にして説明すると、第1の連結アーム部62を形成する部材と、第2の連結アーム部63を形成する部材とが、上記の任意の接合方法により接合することで一体的に形成してもよいし、第1の連結アーム部62及び第2の連結アーム部63を形成する1つの部材の中間位置に対して曲げ加工を行うことで一体的に形成してもよいし、第1の連結アーム部62及び第2の連結アーム部63とは別のアーム連結部材に、第1の連結アーム部62を形成する部材と、第2の連結アーム部63を形成する部材とを、上記の任意の接合方法によりそれぞれ接合することで一体的に形成してもよい。
また、複合アーム部材60A、60Bは、両部材が工場等で事前に接合された状態で垂直軸型マグナス式風力発電機1の設置場所に輸送されるようにしてもよいし、両部材が分割された状態(両部材の各々がさらに細かく分割された場合も含む。)で垂直軸型マグナス式風力発電機1の設置場所に輸送され、設置場所にて接合されるようにしてもよい。
(整流板5及び整流板支持部61の具体的構成)
図6は、本発明の実施形態に係る整流板5及び整流板支持部61の一例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。図7は、本発明の実施形態に係る整流板5及び整流板支持部61の一例を示し、(a)は平面図、(b)は底面図である。図8は、図6(b)に示すVIII部の拡大側面図である。図9は、図6(c)に示すIX部の拡大背面図である。
整流板5は、整流板5の長手方向5Lに対して並べられて配置される複数の板材51により構成される。整流板5の長さが、例えば、10m程度である場合、複数の板材51の1枚当たりの長さは、例えば、1m~2m程度として、複数の板材51は、整流板5の長手方向5Lに対して所定の長さ分だけ重畳された重畳部510を形成した状態で隙間なく配置される。
板材51は、例えば、亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム板、ステンレス板等の金属材料を用いて、矩形の平板状に形成されている。なお、板材51には、表面に凹凸を付けるビード加工等の表面加工処理や、腐食を防止する塗装処理等が施されていてもよい。また、板材51は、波板状に形成されて、波板状の模様が整流板5の幅方向5Wに対して平行に配置されるようにしてもよい。さらに、板材51は、金属材料に代えて、炭素繊維強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂等の繊維強化樹脂材料、硬質なポリカーボネイトや塩化ビニル等の硬質樹脂材料、プラスチックフィルム等の薄膜材料、帆布やテント生地等の生地を用いてもよい。
なお、整流板5は、その形状として、図6に示すような矩形の平板状に代えて、例えば、上端部50a及び下端部50bに近付くにつれて幅が狭まるように形成されていてもよいし、端部50a及び下端部50bに、ウィングレットと呼ばれる折り曲げ部が形成されていてもよい。また、整流板5は、整流板5の長手方向5Lに対して弓形状に反るように形成されていてもよいし、整流板5の幅方向5Wに対して弓形状に反るように形成されていてもよい。
整流板支持部61は、上述したように、整流板支持アーム部610と、複数の整流板補強部材611とを備えるとともに、整流板5の長手方向5Lに対して整流板補強部材611の補強間隔と同じ間隔で配置されて、複数の整流板補強部材611の各々が取り付けられる複数の取付ブラケット612と、複数の整流板補強部材611の前端縁部50c側に取り付けられる複数のキャップ部材613とをさらに備える。整流板補強部材611、取付ブラケット612、及び、キャップ部材613は、整流板支持アーム部610や板材51と同様の金属材料や樹脂材料で形成されている。
整流板支持アーム部610は、図9に示すように、整流板5の幅方向5Wに対して整流板5の表面(内側表面50e又は外側表面50f)を、領域52a~52cのように3等分したとき、整流板5の幅方向5Wに対して中央の領域52bに配置されるのが好ましい。
整流板補強部材611は、整流板5の幅と同程度の長さを有し、整流板支持アーム部610に対して所定の角度(本実施形態では直角)を有するようにして配置される。すなわち、整流板補強部材611は、整流板5の幅方向5Wに対して平行に配置されて、整流板5の前端縁部50cと後端縁部50dとの間に亘って整流板5の幅方向5Wに沿うように整流板5を支持する。また、整流板補強部材611は、板材51と取付ブラケット612とを連結し、両者を取り付ける取付部材として機能する。
整流板補強部材611は、図8に示すように、例えば、コ字状の断面形状を有することにより、整流板5の内側表面50eに対して平行に配置される第1の補強板片611aと、第1の補強板片611aに対して垂直に配置される第2の補強板片611bと、第2の補強板片611bに対して垂直に配置される第3の補強板片611cとを備える。
なお、整流板補強部材611は、その断面形状として、図8に示すようなコ字状の断面形状に代えて、例えば、L字状、逆T字状、略Z字状等の断面形状を有するものでもよいし、角パイプ形状を有するものでもよい。また、整流板補強部材611は、例えば、整流板支持アーム部610に近付くにつれて断面積が大きくなるように形成されていてもよい。さらに、整流板補強部材611は、整流板5の幅方向5Wに対して分割された複数の部材で構成されていてもよく、例えば、整流板支持アーム部610を中心に分割された2つの部材を、幅方向5Wに対して並べて配置するようにしてもよい。また、整流板補強部材611は、整流板5の長手方向5L又は板厚方向5Tに対して分割された複数の部材で構成されていてもよく、例えば、L字状の断面形状の整流板補強部材611を、整流板5の長手方向5L又は板厚方向5Tに対して並べて配置し、逆T字状の形状になるように構成してもよい。
取付ブラケット612は、整流板支持アーム部610の径方向両側から径方向外側に向かって延設されるように、上記の任意の接合方法(本実施形態では、溶接)により整流板支持アーム部610に取り付けられる。取付ブラケット612は、図8に示すように、例えば、L字状の断面形状を有することにより、整流板5の内側表面50eに対して平行に配置される第1の取付板片612aと、第1の取付板片612aに対して垂直に配置される第2の取付板片612bとを備える。
キャップ部材613は、整流板補強部材611の端面を覆うようにして、第2の補強板片611bに取り付けられる。これにより、円筒翼4が、何らかの理由で整流板補強部材611の端面に接触した場合に損傷することを防止することができる。
整流板5及び整流板支持部61の組立方法の一例としては、まず、整流板支持アーム部610に取り付けられた複数の取付ブラケット612に対して、複数の整流板補強部材611をそれぞれ固定する。このとき、整流板補強部材611の第1の補強板片611aを、取付ブラケット612の第1の取付板片612aに面接触させて、複数の固定ボルト614Aにより第1の取付板片612aに固定する。また、整流板補強部材611の第2の補強板片611bを、取付ブラケット612の第2の取付板片612bに面接触させて、複数の固定ボルト614Bにより第2の取付板片612bに固定する。なお、上記固定ボルト614A、614Bによる固定に加えて又は代えて、接着剤や両面テープにより接着してもよいし、溶接してもよい。
そして、取付ブラケット612に固定された整流板補強部材611に対して、例えば、整流板5の下端部50b側から順に、板材51を1枚ずつ固定していくことにより、整流板5の長手方向5Lに対して複数の板材51を隙間なく並べて固定する。なお、本実施形態では、複数の整流板補強部材611は、1枚の板材51に対して4つの整流板補強部材611が割り当てられるような補強間隔で配置されている。
具体的には、板材51の表面を、複数の整流板補強部材611における第3の補強板片611cにそれぞれ面接触させて、複数のリベット615により第3の補強板片611cに固定する。そして、隣接する板材51の間の重畳部510では、図8に示すように、例えば、下端部50b側の板材51の上縁部に、上端部50a側の板材51の下縁部を重畳させた状態で、複数のリベット615により重畳部510の高さに配置される整流板補強部材611の第3の補強板片611cに共締めするように固定する。
上記のように、整流板5及び整流板支持部61が組み立てられることで、整流板支持アーム部610及び整流板補強部材611が、図6(c)、図9に示すように、魚骨形状の骨組となって、整流板5を補強した状態で支持する。このとき、整流板支持アーム部610は、整流板5の長手方向5Lに対する補強部材として機能する。また、整流板補強部材611は、整流板5の幅方向5Wに対する補強部材として機能するとともに、整流板5を整流板支持アーム部610に取り付けるための取付部材としても機能する。
(円筒翼4及び整流板5の配置関係)
図10は、本発明の実施形態に係る各組の円筒翼4及び整流板5の配置関係を示す概要図である。
整流板5は、図10に示すように、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、円筒翼4の進行方向とは反対側に配置されている。そして、整流板5は、前端縁部50cと後端縁部50dとの間を直線的又は曲線的に結ぶようにして、円筒翼4の進行方向とは反対側に細長く伸びる帯状の断面形状を有する。
図11は、本発明の実施形態に係る整流板5の前側縁部50cの配置例を示す概要図である。
整流板5の前端縁部50cは、図11に示すように、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、以下の条件(A1)乃至(A6)のいずれかを満たす領域ZA1に存在するように配置される。
30°≦θ1<40°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.6d/2 (A1)
40°≦θ1<50°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.5d/2 (A2)
50°≦θ1<60°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.4d/2 (A3)
60°≦θ1<70°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.3d/2 (A4)
70°≦θ1<80°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.2d/2 (A5)
80°≦θ1≦90°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.1d/2 (A6)
ただし、
dは、円筒翼4の直径(以下、「円筒直径」という。)、
L1は、第2の回転軸O2から前端縁部50cまでの距離、
θ1は、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2を結ぶ線と、第2の回転軸2及び前端縁部50cを結ぶ線との角度、
である。
また、整流板5の前端縁部50cは、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、以下の条件(A11)を満たす領域ZA2に存在するように配置されるのがより好ましい。
30°≦θ1≦40°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.4d/2 (A11)
図12は、本発明の実施形態に係る整流板5の前端縁部50cの位置を変化させたときの出力係数Cpを示す分布図である。図13は、本発明の実施形態に係る整流板5の前端縁部50cの位置を変化させたときの出力係数Cpを示すグラフである。
出力係数Cpは、以下のように定義する。
Cp=P/(0.5×ρ×U×D)
ただし、
Pは、垂直軸型マグナス式風力発電機1の高さ方向の単位幅あたりの出力、
ρは、空気密度、
Uは、風速、
Dは、円筒翼4の公転軌跡の外端円43の直径、
である。
図12及び図13では、整流板5の後端縁部50dが、角度θ2=40°、距離L2=1.2d/2に配置された場合において、前端縁部50cの位置を変化させたときの出力係数Cpを、ρ=1.2kg/m、U=10m/s、d=1m、D=5mという条件下で計算したものである。
図12に示すように、前端縁部50cが、色の濃い部分に位置する場合には、出力係数Cpが大きく、色の薄い部分に位置する場合には、出力係数Cpが小さいことを示す。出力係数Cpが0.32を超える条件としては、角度θ1の範囲が30°~40°の場合には、距離L1の範囲は1.02d/2~1.6d/2であるが、角度θ1が大きくなるほど、距離L1の範囲の上限は小さくなる。
したがって、前端縁部50cが、条件(A1)乃至(A6)のいずれかを満たす領域ZA1に存在する場合、出力係数Cpが大きく、特に、条件(A11)を満たす領域ZA2に存在する場合、出力係数Cpが安定的に大きくなることが分かった。
図14は、本発明の実施形態に係る整流板5の後側縁部50dの配置例を示す概要図である。
整流板5の後端縁部50dは、図14に示すように、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、以下の条件(B1)を満たす領域ZB1に存在するように配置される。
35°≦θ2≦55°、かつ、1.1D/2≦L2≦1.4D/2 (B1)
ただし、
Dは、円筒翼4の公転軌跡の外端円43の直径(以下、「風車直径」という。)、
L2は、第1の回転軸O1から後端縁部50dまでの距離、
θ2は、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2を結ぶ線と、第1の回転軸O1及び後端縁部50dを結ぶ線との角度、
である。
また、整流板5の後端縁部50dは、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、以下の条件(B11)を満たす領域ZB2に存在するように配置されるのがより好ましい。
40°≦θ2≦50°、かつ、1.1D/2≦L2≦1.3D/2 (B11)
図15は、本発明の実施形態に係る整流板5の後端縁部50dの位置を変化させたときの出力係数Cpを示す分布図である。
図15では、整流板5の前端縁部50cが、角度θ1=30°、距離L1=1.1d/2に配置された場合において、整流板5の後端縁部50dの位置を変化させたときの出力係数Cpを、上記と同様の条件下で計算したものである。
図15に示すように、後端縁部50dが、色の濃い部分に位置する場合には、出力係数Cpが大きく、色の薄い部分に位置する場合には、出力係数Cpが小さいことを示す。したがって、整流板5の後端縁部50dが、条件(B1)を満たす領域ZB1に存在する場合、出力係数Cpが大きく、特に、条件(B11)を満たす領域ZB2に存在する場合、出力係数Cpが安定的に大きくなることが分かった。
なお、前端縁部50c及び後端縁部50dは、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、1点である必要はなく、所定の範囲の領域でもよい。例えば、前端縁部50c及び後端縁部50dが面取りされている場合、面取りされた領域又は面取り後の表面部分を前端縁部50c及び後端縁部50dとしてもよい。そして、第1の回転軸O1及び第2の回転軸O2に垂直な平面上において、前端縁部50c及び後端縁部50dの少なくとも一部が、上記の領域ZA1、ZA2、ZB1、ZB2に存在すればよい。
また、前端縁部50cは、整流板5の長手方向5Lに対して異なる位置に配置されていてもよい。
上記のように、前端縁部50cを異なる位置に配置する第1の実施例として、例えば、整流板5の長手方向5Lに対する中間部50gにおける前端縁部50cは、角度θ1=30°、距離L1=1.4d/2に配置されるとともに、上端部50a及び下端部50b側に近くなるほど距離L1を短くすることにより、上端部50a及び下端部50bにおける前端縁部50cは、角度θ1=30°、距離L1=1.02d/2に配置されるようにしてもよい。このように、整流板5の長手方向5Lに対する中間部50gにおける前端縁部50cと円筒翼4との間の距離(=0.4d/2)を、上端部50a及び下端部50bにおける前端縁部50cと円筒翼4との間の距離(=0.02d/2)よりも遠くすることにより、円筒翼4の中間部が整流板5側に撓んだ場合でも、整流板5に接触することを抑制することができる。
上記のように、前端縁部50cを異なる位置に配置する第2の実施例として、例えば、整流板5が図11のように配置されている場合において、整流板5の長手方向5Lに対する中間部50gにおける前端縁部50cは、角度θ1=40°、距離L1=1.2d/2に配置されるとともに、上端部50a及び下端部50b側に近くなるほど角度θ1を小さく、かつ、距離L1を短くすることにより、上端部50a及び下端部50bにおける前端縁部50cは、角度θ1=30°、距離L1=1.1d/2に配置されるようにしてもよい。このように、整流板5の長手方向5Lに対する中間部50gにおける前端縁部50cと円筒翼4との間の距離(=0.2d/2)を、上端部50a及び下端部50bにおける前端縁部50cと円筒翼4との間の距離(=0.1d/2)よりも遠くするとともに、中間部50gにおける角度θ1(=40°)を、上端部50a及び下端部50bにおける角度θ1(=30°)よりも大きくすることにより、円筒翼4の中間部が整流板5側に撓んだ場合でも、整流板5に接触することを抑制することができる。
さらに、後端縁部50dは、前端縁部50cと同様に、整流板5の長手方向5Lに対して異なる位置に配置されていてもよい。例えば、整流板5の長手方向5Lに対する中間部50gにおける後端縁部50dの角度θ2を、上端部50a及び下端部50bにおける後端縁部50dの角度θ2と異なるようにしてもよいし、中間部50gにおける後端縁部50dの距離L2を、上端部50a及び下端部50bにおける後端縁部50dの距離L2と異なるようにしてもよい。
(風車直径Dと円筒直径dとの間の関係)
風車直径Dと円筒直径dとの間の関係について、両者の比率である直径比率(=D/d)に基づいて説明する。
図16は、直径比率(D/d)毎に、風車周速比λmと、出力係数Cpとの間の関係を示すグラフである。図16では、横軸を風車周速比λm、縦軸を出力係数Cpとし、円筒直径dを一定にした状態で風車直径Dを変化させたときの直径比率が、D/d=4、5、6、7という4つのケースを示すものである。
D/d=4のケースでは、風車周速比λmが、0.45~0.90程度の範囲であるとき、出力係数Cpが、0.3を超えることが分かった。D/d=5のケースでは、風車周速比λmが、0.73~0.92程度の範囲であるとき、出力係数Cpが、0.3を超えることが分かった。一方、D/d=6及びD/d=7のケースでは、風車周速比λmの全範囲において、出力係数Cpが、0.3を超えないことが分かった。
図17は、直径比率(D/d)毎に、風車周速比λmと、出力係数Cp及び直径比率(D/d)の積算値(Cp×D/d)との間の関係を示すグラフである。図16におけるD/d=4、5、6、7という4つのケースは、円筒直径dを一定にした状態で風車直径Dを変化させたものであるから、D/dが大きいほど実発電量は大きくなる。そのため、図17では、その影響を考慮するため、出力係数Cpと直径比率(D/d)とを積算した積算値(Cp×D/d)を縦軸とすることで、出力係数Cpを補正したものである。図17におけるその他の条件は、図16と同様である。
D/d=4のケースでは、風車直径Dが小さいため、積算値(Cp×D/d)は、風車周速比λmが、0.5~0.8程度の範囲において相対的に高くなるが、積算値(Cp×D/d)のピークは、D/d=5のケースと比較して低いことが分かった。
D/d=6のケースでは、風車直径Dが大きいため、積算値(Cp×D/d)は、風車周速比λmが、0.9よりも高い範囲において相対的に高くなるが、風車周速比λmが、0.8よりも低い範囲においてD/d=4、5のケースと比較して低いことが分かった。
D/d=5のケースでは、積算値(Cp×D/d)は、風車周速比λmが、0.6~0.9程度の範囲において相対的に高くなり、積算値(Cp×D/d)のピークは、他のケースと比較して最も高いことが分かった。
したがって、直径比率(=D/d)の適切な範囲としては、以下の条件(C1)を満たすことが好ましい。
4≦D/d≦6 (C1)
ただし、
dは、円筒翼4の直径(円筒直径)、
Dは、円筒翼4の公転軌跡の外端円43の直径(風車直径)、
である。そして、出力係数Cpと、実発電量の両方を勘案すると、D/d=5を満たすことがより好ましい。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、円筒翼4が、第1の回転軸O1を中心として時計回りR1に公転するものとして説明したが、反時計回りに公転するようにしてもよい。その場合には、円筒翼4が自転する方向を時計回りR2から反時計回りに変更するとともに、それに合わせて整流板5の配置を変更すればよい。
また、上記実施形態では、円筒翼4及び整流板5の組数は、2組であるものとして説明したが、円筒翼4及び整流板5の組数は適宜変更してもよく、垂直軸型マグナス式風力発電機1は、3組以上の円筒翼4及び整流板5を備えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、整流板5は、整流板補強部材611及び取付ブラケット612を介して整流板支持アーム部610に取り付けられるものとして説明したが、整流板5を整流板支持アーム部610に取り付ける取付部材の構造、形状、部品点数等は適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、複数の板材51は、整流板5の長手方向5Lに対して並べられて配置されるものとして説明したが、板材51のサイズや形状等は適宜変更してもよく、例えば、整流板5の長手方向5Lだけでなく、整流板5の幅方向5Wに対しても並べられて配置されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、整流板支持部61は、1つの整流板支持アーム部610を備えるものとして説明したが、複数の整流板支持アーム部610を備えるようにしてもよい。その場合には、複数の整流板支持アーム部610は、整流板5の幅方向5Wに対して所定の間隔で並べられて配置されるようにし、中央の領域52bだけでなく、両側の領域52a、52cに配置されるようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、整流板支持アーム部610は、直線状に形成されたものとして説明したが、整流板支持アーム部610は、湾曲状に形成されたものでもよい。
また、上記実施形態では、整流板支持部61は、整流板5に対して第1の回転軸O1側に配置されて、整流板5の内側表面50eを支持するものとして説明したが、整流板支持部61は、整流板5に対して第1の回転軸O1側とは反対に配置されて、整流板5の外側表面50fを支持するようにしてもよいし、整流板5の内側表面50e及び外側表面50fの両側を支持するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、整流板補強部材611は、長手方向5Lに対する所定の角度として、長手方向5Lに対して垂直な幅方向5Wに沿うように配置されるものとして説明したが、所定の角度は適宜変更してもよく、例えば、長手方向5Lに対して斜めに配置されるようにしてもよい。さらに、整流板補強部材611は、例えば、格子状のように、複数の方向(例えば、長手方向5L及び幅方向5Wの両方)に沿うように配置されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第3の連結アーム部66は、整流板支持アーム部610の中間部610cと隣接部661とを連結するものとして説明したが、第3の連結アーム部66が連結される部分は適宜変更してもよいし、複数の第3の連結アーム部66により連結されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、マグナス式推力発生装置の適用例の1つとして、マグナス式推力発生装置を用いた垂直軸型マグナス式風力発電機1について説明したが、回転部3を発電機21に連結することに代えて、回転部3をポンプ等の回転機械に連結することにより、マグナス式推力発生装置を用いた風力回転装置としてもよい。
また、上記実施形態では、マグナス式推力発生装置の適用例の1つとして、マグナス式推力発生装置を用いた垂直軸型マグナス式風力発電機1について説明したが、エネルギー源として、風(空気流)を用いることに代えて、水流、波、潮流等を用いることにより、マグナス式推力発生装置を用いた水力発電機又は潮力発電機としてもよいし、さらに回転部3を発電機21に連結することに代えて、回転部3をポンプ等の回転機械に連結することにより、マグナス式推力発生装置を用いた水力回転装置又は潮力回転装置としてもよい。
以上のように、上記実施形態に係る垂直軸型マグナス式風力発電機(マグナス式推力発生装置)1によれば、整流板4の前端縁部40cが、条件(A1)乃至(A6)のいずれかを満たす領域ZA1、特に、条件(A11)を満たす領域ZA2に存在することにより、前端縁部40cの位置が的確に配置されるので、円筒翼4に発生するマグナス力によって効率的に回転力を得ることができる。
また、整流板4の後端縁部40dが、条件(B1)を満たす領域ZB1、特に、条件(B11)を満たす領域ZB2に存在することにより、後端縁部40dの位置が的確に配置されるので、円筒翼4に発生するマグナス力によって効率的に回転力を得ることができる。
本発明のマグナス式推力発生装置は、整流板支持部61が、整流板5の長手方向5Lに沿うように整流板5を支持することによって、整流板5の軽量化及び簡素化を可能とし、風力回転装置、水力回転装置及び潮力回転装置並びに風力発電機、水力発電機及び潮力発電機としても利用できる。
1…垂直軸型マグナス式風力発電機(マグナス式推力発生装置)、
2…支持筐体、
20…軸受けユニット、21…発電機、22…増速機、
3…回転部、30…上部、
4…円筒翼、
40a…上端部(一端部)、40b…下端部(他端部)、
41…翼端板、42…円筒翼モータ、43…外端円、44…法線、
5…整流板、
5L…長手方向、5W…幅方向、5T…板厚方向、
50a…上端部(一端部)、50b…下端部(他端部)、
50c…前端縁部、50d…後端縁部、
50e…内側表面、50f…外側表面、50g…中間部、
51…板材、510…重畳部、52a~52c…領域、
6…支持部、
60A…第1の複合アーム部材、60B…第2の複合アーム部材、
600A、600B…接合部、601A~601C…接合部、
61…整流板支持部、
610…整流板支持アーム部、
610a…上端部(一端部)、610b…下端部(他端部)、610c…中間部、
611…整流板補強部材、
611a…第1の補強板片、611b…第2の補強板片、
611c…第3の補強板片、
612…取付ブラケット、612a…第1の取付板片、612b…第2の取付板片、
613…キャップ部材、614A、614B…固定ボルト、615…リベット、
62…第1の連結アーム部、
620a…固定端部、620b…先端部、620c…屈曲部、
63…第2の連結アーム部、
630a…固定端部、630b…先端部、630c…屈曲部、
64…第1の円筒翼支持部、
640…円筒翼軸支部、
641…第1の円筒翼支持アーム部、642…第2の円筒翼支持アーム部、
65…第2の円筒翼支持部、
650…円筒翼軸支部、
651…第1の円筒翼支持アーム部、652…第2の円筒翼支持アーム部、
66…第3の連結アーム部、
660a…固定端部、660b…連結端部、661…隣接部、
O1…第1の回転軸、O2…第2の回転軸、S…設置面、
ZA1、ZA2、ZB1、ZB2…領域

Claims (5)

  1. 支持筐体と、
    前記支持筐体に対して第1の回転軸を中心として回転可能な回転部と、
    前記第1の回転軸を中心として公転可能であって、前記第1の回転軸に対して平行な第2の回転軸を中心として自転可能な複数の円筒翼と、
    前記複数の円筒翼とともに各組を構成し、前記各組の円筒翼の軸方向に沿って長手方向が配置される複数の整流板と、
    前記回転部に固定されることで前記第1の回転軸を中心として回転可能であって、前記各組毎に、前記第1の回転軸を中心とする円周上に前記円筒翼を支持するとともに、前記円筒翼が公転するときの進行方向とは反対側に前記整流板を支持する支持部とを備え、
    前記進行方向に対する前記整流板の前端縁部の少なくとも一部は、
    前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸に垂直な平面上において、以下の条件(A11)を満たす領域に存在し、
    前記進行方向に対する前記整流板の後端縁部の少なくとも一部は、
    前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸に垂直な平面上において、以下の条件(B11)を満たす領域に存在する、
    マグナス式推力発生装置。
    30°≦θ1≦40°、かつ、1.02d/2≦L1≦1.4d/2 (A11)
    ただし、
    dは、前記円筒翼の直径、
    L1は、前記第2の回転軸から前記前端縁部までの距離、
    θ1は、前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸を結ぶ線と、前記第2の回転軸及び前記前端縁部を結ぶ線との角度、
    である。
    40°≦θ2≦50°、かつ、1.1D/2≦L2≦1.3D/2 (B11)
    ただし、
    Dは、前記円筒翼の公転軌跡の外端円の直径、
    L2は、前記第1の回転軸から前記後端縁部までの距離、
    θ2は、前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸を結ぶ線と、前記第1の回転軸及び前記後端縁部を結ぶ線との角度、
    である。
  2. 前記長手方向に対する前記整流板の中間部における前記前端縁部と前記円筒翼との間の距離は、
    前記長手方向に対する前記整流板の両端部における前記距離よりも遠い、
    請求項1に記載のマグナス式推力発生装置。
  3. 支持筐体と、
    前記支持筐体に対して第1の回転軸を中心として回転可能な回転部と、
    前記第1の回転軸を中心として公転可能であって、前記第1の回転軸に対して平行な第2の回転軸を中心として自転可能な複数の円筒翼と、
    前記複数の円筒翼とともに各組を構成し、前記各組の円筒翼の軸方向に沿って長手方向が配置される複数の整流板と、
    前記回転部に固定されることで前記第1の回転軸を中心として回転可能であって、前記各組毎に、前記第1の回転軸を中心とする円周上に前記円筒翼を支持するとともに、前記円筒翼が公転するときの進行方向とは反対側に前記整流板を支持する支持部とを備え、
    前記長手方向に対する前記整流板の中間部における、前記進行方向に対する前記整流板の前端縁部と前記円筒翼との間の距離は、
    前記長手方向に対する前記整流板の両端部における前記距離よりも遠い、
    マグナス式推力発生装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のマグナス式推力発生装置を用いた、
    風力回転装置、水力回転装置又は潮力回転装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のマグナス式推力発生装置を用いた、
    風力発電機、水力発電機又は潮力発電機。
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