JP6841111B2 - 画像形成装置および画像形成装置用プログラム - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6841111B2
JP6841111B2 JP2017054886A JP2017054886A JP6841111B2 JP 6841111 B2 JP6841111 B2 JP 6841111B2 JP 2017054886 A JP2017054886 A JP 2017054886A JP 2017054886 A JP2017054886 A JP 2017054886A JP 6841111 B2 JP6841111 B2 JP 6841111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
photoconductor
image forming
forming apparatus
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017054886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018156043A (ja
Inventor
豪郎 前
豪郎 前
竜利 山田
竜利 山田
敦 河合
敦 河合
英明 小宮山
英明 小宮山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2017054886A priority Critical patent/JP6841111B2/ja
Priority to US15/904,268 priority patent/US10108134B2/en
Publication of JP2018156043A publication Critical patent/JP2018156043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6841111B2 publication Critical patent/JP6841111B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0088Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge removing liquid developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0266Arrangements for controlling the amount of charge
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0275Arrangements for controlling the area of the photoconductor to be charged
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/065Arrangements for controlling the potential of the developing electrode
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0825Developers with toner particles characterised by their structure; characterised by non-homogenuous distribution of components

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は,トナーを用いて画像を形成する画像形成装置に関する。さらに詳細には,感光体と現像器とが別々に交換可能なユニット化されたものとなっている画像形成装置に関するものである。また,そのような画像形成装置を制御するプログラムをも対象とする。
従来から,トナーを用いる画像形成装置には,現像器が交換可能なユニット化されたものとなっているものがある。このような画像形成装置では,画像形成の実行により現像器の寿命を迎えることとなる。そのため,画像形成枚数等の指標値により現像器の寿命管理を行うようにしているものがある。一方で,近年の画像形成装置では,現像器ばかりでなく感光体もユニット化され,現像ユニットの交換とは別々に交換可能とされているものもある。
特許文献1に記載されている画像形成装置がその例である。同文献の画像形成装置では,潜像ユニット(感光体ユニットのこと)の寿命間近の告知は,潜像ユニットおよび現像ユニットがいずれも寿命間近である場合にのみ行われる。すなわち,潜像ユニットが寿命間近の状態に至っていても,そのことだけではその告知はなされない(同文献の[0017]および図3)。これは,同文献の装置では,潜像ユニットの「寿命間近」から「寿命到達」までに画像形成可能な枚数が,現像ユニットの「寿命間近」から「寿命到達」までに画像形成可能な枚数より多いためである(同文献の[0016])。
特開2012−008539号公報
しかしながら前記した従来の技術には,次のような問題点があった。同文献の装置では,潜像ユニットや現像ユニットの寿命自体は,基本的に感光体の回転時間,現像ローラーの回転時間によって定められるようになっている(同文献の[0016])。すなわち,潜像ユニットおよび現像ユニットについてそれぞれ単独で寿命が設定されている。そのため現像ユニットの寿命を,潜像ユニットの状態に関わらず画像品質が維持されるように設定する必要があった。このため状況によっては,まだ十分に高画質での画像形成が可能なのに現像ユニットの交換を強いられる場合があった。潜像ユニットがまだ新品に近い状態で現像ユニットが設定寿命に到達した場合がそうである。潜像ユニットの寿命についても同様の問題があった。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,現像ユニットおよび感光体ユニットについて,それらの双方の状況に応じて効率的に交換判定がなされるようにした画像形成装置および画像形成装置用プログラムを提供することにある。
本発明の一態様における画像形成装置は,回転する感光体と,感光体の表面を帯電させる帯電器と,感光体の表面であって帯電器により帯電させられた箇所に潜像を形成する露光器と,潜像上にトナーを付与してトナー像を形成する現像器とを有する画像形成装置であって,感光体は脱着可能な感光体ユニットに内蔵されており,現像器は脱着可能な現像ユニットに内蔵されており,帯電器の帯電バイアスおよび現像器の現像バイアスの最適化を非画像形成時に行う最適化制御部と,最適化制御部による最適化がなされたときの現像バイアスである最適化現像バイアスがあらかじめ定めた許容範囲を外れたときに,感光体ユニットおよび現像ユニットのいずれを交換すべきかを判定する交換判定部とを有し,交換判定部は,それまでの使用状況があらかじめ定めた現像器交換事象に該当する場合には,現像ユニットを交換すべきと判定し,現像ユニットを交換すべきと判定しない場合には,感光体ユニットを交換すべきと判定するように構成されたものである。
また,本発明の別の一態様における画像形成装置用プログラムは,回転する感光体と,感光体の表面を帯電させる帯電器と,感光体の表面であって帯電器により帯電させられた箇所に潜像を形成する露光器と,潜像上にトナーを付与してトナー像を形成する現像器とを有し,感光体は脱着可能な感光体ユニットに内蔵されており,現像器は脱着可能な現像ユニットに内蔵されている画像形成装置の内蔵コンピューターを制御するプログラムであって,帯電器の帯電バイアスおよび現像器の現像バイアスの最適化を非画像形成時に行う最適化制御手順と,最適化制御手順による最適化がなされたときの現像バイアスである最適化現像バイアスがあらかじめ定めた許容範囲を外れたときに,感光体ユニットおよび現像ユニットのいずれを交換すべきかを判定する交換判定手順とを行うとともに,交換判定手順では,それまでの使用状況があらかじめ定めた現像器交換事象に該当する場合には,現像ユニットを交換すべきと判定し,現像ユニットを交換すべきと判定しない場合には,感光体ユニットを交換すべきと判定する。
上記のいずれかの態様では,非画像形成時に適宜の間隔で,帯電器の帯電バイアスおよび現像器の現像バイアスの最適化が行われる。最適化がなされると,そのときの現像バイアスが最適化現像バイアスとされる。最適化現像バイアスについては,許容範囲があらかじめ定められている。最適化現像バイアスが許容範囲を外れたときには,感光体ユニットもしくは現像ユニットを交換すべきということである。このため,感光体ユニットと現像ユニットとのいずれを交換すべきかの判定がなされる。ここで,現像ユニットを交換すべきと判定するための現像器交換事象があらかじめ定められている。よって,それまでの使用状況が現像器交換事象に該当する場合には,現像ユニットを交換すべきと判定し,そうでない場合には,感光体ユニットを交換すべきと判定する。
上記のいずれかの態様では,交換判定における現像器交換事象に,最適化現像バイアスが許容範囲の上限を上回ったこと,が含まれることが望ましい。最適化現像バイアスが許容範囲の上限を上回るような状況は,感光体ユニットの劣化によって生じることはないからである。
上記のいずれかの態様ではまた,画像形成装置が,感光体ユニットおよび現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部を有し,交換判定における現像器交換事象に,現在の現像ユニットが装着されて以降における感光体ユニットの交換回数が,あらかじめ定めた基準回数以上であること,が含まれることが望ましい。ある程度多くの本数の感光体ユニットに対して1本の現像ユニットが使用され続けているということは,現像ユニットの劣化が進行してきている可能性が高いからである。
上記のいずれかの態様ではあるいは,画像形成装置が,最適化現像バイアスの履歴を記憶する現像バイアス履歴記憶部を有し,交換判定における現像器交換事象に,直近過去のあらかじめ定めた回数の最適化現像バイアスのばらつきが,あらかじめ定めた上限ばらつき以上であること,が含まれることが望ましい。最適化現像バイアスが最適化の実行の都度大きくばらつくということは,現像ユニットの劣化が進行してきている可能性が高いからである。
また,上記のいずれかの態様では,画像形成装置が,最適化現像バイアスの履歴を記憶する現像バイアス履歴記憶部と,印刷枚数および感光体の回転数のカウントアップ値を記憶するカウントアップ値記憶部と,感光体ユニットおよび現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部とを有し,交換判定で判定を行う際に,現像バイアス履歴記憶部およびカウントアップ値記憶部および交換履歴記憶部の記憶内容と,感光体ユニットおよび現像ユニットのそれぞれの単体価格とに基づいて,現像ユニットを交換する場合における,現在の現像ユニットおよびこれに対して使用した感光体ユニットの総価格を,現在の現像ユニットで印字した枚数で割った値である第1印字単価と,感光体ユニットを交換する場合における,現在の現像ユニットおよびこれに対して使用される感光体ユニットの総価格を,現在の現像ユニットで印字される枚数で割った値である第2印字単価とを算出し,交換判定における現像器交換事象に,第1印字単価が第2印字単価より低いこと,が含まれることもまた好ましい。要は,感光体ユニットと現像ユニットとのいずれを交換すべきかの選択は,どちらの場合に印字単価がより低くなるか,によって行えばよい,ということである。
第1印字単価および第2印字単価を用いるいずれかの態様ではさらに,交換判定において,第1印字単価の算出における分子を,現在の現像ユニットおよびこれに対してすでに使用し切った感光体ユニットの総価格に,現在の感光体ユニットの単体価格を,現在までの印字枚数と,現像ユニットの交換後に再び最適化現像バイアスが許容範囲を外れるまでに印字できる枚数と,に案分したときの前者の分,を加算した値とし,第2印字単価の算出における分子を,現在の現像ユニットおよびこれに対してすでに使用し切った感光体ユニットおよび現在の感光体ユニットの総価格に,新たに装着する感光体ユニットの単体価格を,装着後に再び最適化現像バイアスが許容範囲を外れるまでに印字できる枚数と,その後にさらに現像ユニットを交換した後に印字できる枚数と,に案分したときの前者の分,を加算した値とし,第2印字単価の算出における分母を,現在の現像ユニットで印字した枚数と,感光体ユニットの交換後に再び最適化現像バイアスが許容範囲を外れるまでに印字できる枚数との合計とする,ことが望ましい。これらの計算手法を用いることで,第1印字単価や第2印字単価を適切に算出できるからである。
上記のいずれかの態様ではあるいは,画像形成装置が,印刷枚数および感光体の回転数のカウントアップ値を記憶するカウントアップ値記憶部と,感光体ユニットおよび現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部とを有し,交換判定で判定を行う際に,カウントアップ値記憶部および交換履歴記憶部の記憶内容と,感光体ユニットおよび現像ユニットのそれぞれの単体価格とに基づいて,現在の現像ユニットの残余価値と現在の感光体ユニットの残余価値とのうち少なくとも前者を算出し,交換判定における現像器交換事象に,現在の現像ユニットの残余価値が,あらかじめ定めた比較対象より低いこと,が含まれることもまた好ましい。現像ユニットの残余価値がある程度高いうちは感光体ユニットを交換した方がコスト上有利であるし,現像ユニットの残余価値が下がってしまえば現像ユニットを交換した方がコスト上有利だからである。
現像ユニットの残余価値を用いるいずれかの態様ではさらに,現在の現像ユニットの残余価値と現在の感光体ユニットの残余価値との双方を算出し,あらかじめ定めた比較対象は,現在の感光体ユニットの残余価値であることが望ましい。これにより,交換により無駄になる残余価値をなるべく小さくできるからである。
本構成によれば,現像ユニットおよび感光体ユニットについて,それらの双方の状況に応じて効率的に交換判定がなされるようにした画像形成装置および画像形成装置用プログラムが提供されている。
実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 実施の形態に係る画像形成装置における画像形成部の構成を示す断面図である。 実施の形態に係る画像形成装置の制御系の要部を示すブロック図である。 付着量調整制御で形成されるテストパターンを示す平面図である。 付着量調整制御での現像バイアスと付着量との関係を示すグラフである。 寿命判定プログラムの内容を示すフローチャートである。 現像バイアスの適正範囲を示すグラフである。 現像バイアスの一覧表である。 図8の内容をプロットしたグラフである。 コスト計算に用いるパラメーターの一覧表である。 今すぐ現像ユニットを交換する場合のコスト計算の仕組みを示す模式図である。 今は感光体ユニットを交換して次回に現像ユニットを交換する場合のコスト計算の仕組みを示す模式図である。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,図1に示す画像形成装置1に本発明を適用したものである。図1の画像形成装置1は,中間転写ベルト50と,4色(Y,M,C,K)それぞれの画像形成部10(10Y,10M,10C,10K)と,給紙カセット71とを有している。これにより,印刷用紙P上にトナーで画像を形成するようになっている。
もう少し詳細にいえば,各画像形成部10はそれぞれ,感光体21と,現像器30とを有している。画像形成装置1にはさらに,各感光体21に潜像を書き込む露光器11や,中間転写ベルト50から印刷用紙Pにトナー像を転写する転写ローラー60,印刷用紙P上のトナー像を定着する定着器80,中間転写ベルト50上のトナー像を検知するトナー像センサー40が設けられている。画像形成装置1にはまた,制御部76が設けられている。制御部76には,画像形成装置1の種々の動作を実行するための制御プログラムや制御データが内蔵されている。その制御プログラムの中には,後述する寿命判定プログラムが含まれている。また,寿命判定プログラムのため,画像形成による感光体21の回転時間や印刷枚数をカウントアップするようになっている。
画像形成部10について,図2の断面図によりさらに説明する。図2に示されるように画像形成部10の現像器30は,現像ローラー31を有している。本形態における現像器30は,トナーとキャリアとからなるいわゆる二成分系の現像剤を内蔵している。現像器30は,現像剤の層を現像ローラー31の表面上に形成し,この層から感光体21の潜像にトナーを付与するように構成されている。現像器30はまた,画像形成装置1に対して脱着可能なユニットである現像ユニット32に内蔵された形となっている。
図2にさらに示されるように感光体21の周囲には,クリーナー23,イレーサー24,帯電器22が設けられている。感光体21とこれらとは一体として画像形成装置1に対して脱着可能なユニットである感光体ユニット20を構成している。感光体ユニット20の脱着と現像ユニット32の脱着とは互いに独立して行うことができるようになっている。また,感光体ユニット20や現像ユニット32の新品への交換履歴が制御部76内に記録されるようになっている。なお,図1に示した現像器30および感光体ユニット20は,図2中におけるものよりやや簡略化して描いたものである。
また,露光器11からの書き込み光Lが,感光体ユニット20と現像ユニット32との間の隙間を通って感光体21に照射される配置となっている。さらに,感光体21から見て中間転写ベルト50の裏面側には,転写ローラー12が設けられている。これにより画像形成装置1では,感光体21の表面であって帯電器22で帯電させられた箇所に書き込み光Lで潜像が書き込まれ,その潜像上に現像器30によりトナー像が形成されるようになっている。こうしたトナー像が中間転写ベルト50上に重ね合わせられた上で印刷用紙P上に転写される。
本形態の画像形成装置1では通常の画像形成動作の他に,画像安定化制御が行われる。画像安定化制御は,通常の画像形成動作で形成されるトナー像の画質を最適化するために種々のプロセス条件を調整する制御であり,画像形成時以外のときに行われる。画像安定化制御が実行されるのは,電源投入直後や所定の印刷枚数ごとのタイミングである。環境条件に変化があったときにも画像安定化制御が行われる。画像安定化制御の一環として付着量調整制御がある。付着量調整制御は,形成されるトナー像のトナー付着量を最適化するために現像器30の現像バイアスを調整する制御である。
図3に,本形態の画像形成装置1の制御系の構成を示す。この制御系は,制御部76を中心に構成されている。制御部76により,現像ローラー31の現像バイアス,感光体21の回転,露光器11の発光動作,帯電器22の帯電バイアス,等が操作されるようになっている。また,トナー像センサー40から読取データが制御部76に提供されるようになっている。制御部76は,画像安定化制御を行うための安定化制御機能77と,寿命判定プログラムにより実行される寿命判定機能78とを有している。制御部76にはまた,種々のデータを記憶するメモリ79が内蔵されている。
付着量調整制御の内容を図4,図5により説明する。付着量調整制御では図4に示すように,中間転写ベルト50上に複数水準の現像バイアスにより各色のテストパターンを形成する。ここでは,Vdc1〜Vdc2の4水準の現像バイアスを用いた例を示している。そしてこれらのテストパターンの濃度(トナー付着量)がトナー像センサー40で読み取られる。読み取られたトナー付着量が,図5に示すように現像バイアスに対してプロットされる。このプロットにより近似直線Aを引く。そして近似直線Aを利用して,目標付着量M0を得るための現像バイアスVdc0を決定する。こうして決定された現像バイアスVdc0が,以後の画像形成に使用される。図5ではM色の例が示されているが他色についても同様のことが行われる。
本形態の画像形成装置1では,付着量調整制御に引き続き,現像ユニット32および感光体ユニット20の寿命判定プログラムを実行する。上記のように決定された現像バイアスVdc0が,現像ユニット32の残存寿命に関する情報を含んでいるからである。この寿命判定プログラムの実行により,必要に応じて適宜,現像ユニット32もしくは感光体ユニット20について新品への交換をユーザーに促す。実際に交換がなされると,その履歴が制御部76のメモリ79に記録される。本形態では現像ユニット32は感光体ユニット20よりも高価であるため,現像ユニット32の交換は必要最小限に抑えるようにする。寿命判定プログラムは,各色についてそれぞれ実行される。寿命判定プログラムの内容を図6に示す。
図6のフローではまず,前述の付着量調整制御を実施する(S1)。これにより各色について現像バイアスVdc0が決定される。そして,通常の画像形成動作に入る前に,S2以下の寿命判定を実施する。決定された現像バイアスVdc0は,その履歴とともに制御部76のメモリ79に記憶される。
寿命判定ではまず,S1で現像バイアスVdc0が,その適正範囲から外れているか否かを判定する(S2)。現像バイアスVdc0の適正範囲は,各色についてあらかじめ図7のように定められており,制御部76のメモリ79内に保存されている。決定された現像バイアスVdc0が適正範囲内であった場合には(S2:No),ユニット交換の必要はないとの決定をする(S3)。この場合には,現像ユニット32も感光体ユニット20も交換しない。また,あらかじめ定められている現像バイアスVdc0の適正範囲には,寿命が実際に到来したことを判定するための適正範囲と,その予告用の適正範囲との2水準があっても良い。
S1で決定された現像バイアスVdc0が適正範囲外であった場合には(S2:Yes),現像バイアスVdc0が適正範囲の下限(例えば270[V])を下回ったのか否かを判定する(S4)。下限を下回った訳ではない場合には(S4:No),適正範囲の上限(例えば550[V])を上回ったことになる。この場合にそのまま画像形成を行うと,かぶりが発生して低い画像品質しか得られない可能性が高い。そこでこの場合には,現像ユニット32について寿命到来と判定する(S5)。この現像バイアスVdc0の上昇という現象は,基本的に,現像ローラー31の劣化もしくは現像剤の劣化により生じることであり,感光体ユニット20に起因して生じるものではないからである。このため,現像ユニット32を交換せざるを得ない。したがって,画像形成を停止するとともに,現像ユニット32を新品に交換するよう促すメッセージをユーザーに向けて発する。もしくは,現像ユニット32の寿命到来が迫って来ている旨のメッセージをユーザーに向けて発する。
現像バイアスVdc0が適正範囲の下限を下回っていた場合には(S4:Yes),そのまま画像形成を行うと,画像濃度が低い画像しか得られない可能性が高い。ただしこの場合には,現像ユニット32の交換ではなく感光体ユニット20の交換により画像品質を回復できる可能性がある。そこで感光体ユニット20の交換回数をチェックする。すなわち,感光体ユニット20の交換回数をあらかじめ定められた基準回数と比較し,交換回数が基準回数以上であるか否かを判定する(S6)。ここで比較対象となる感光体ユニット20の交換回数とは,現像ユニット32が現在のものとなって以後における感光体ユニット20の交換回数である。この交換回数は,制御部76のメモリ79内に記録されている感光体ユニット20や現像ユニット32の新品への交換履歴から把握される。基準回数は制御部76のメモリ79内に保存されている。
感光体ユニット20の交換回数が基準回数以上であった場合には(S6:Yes),現在の現像ユニット32はすでに相当に古くなっているということである。そのためこの場合には,現像ユニット32について寿命到来と判定する(S5)。一方,交換回数が基準回数に達していない場合には(S6:No),現在の現像ユニット32はまだそれほど古くなってはいないということである。このため,さらに判定を行う。感光体ユニット20の交換により画像品質を回復できる可能性があるからである。
次の判定は,過去に決定された現像バイアスVdc0におけるばらつきの大きさについての判定である。このため,制御部76のメモリ79に保存されている現像バイアスVdcの履歴を参照する。そして,今回の最新の値を含めた,直近の所定の回数の現像バイアスVdc0のばらつきを算出する。所定の回数はあらかじめ定められている。このばらつきを,あらかじめ定めた上限ばらつきと比較し,算出されたばらつきが上限ばらつき以下であるか否かを判定する(S7)。
ばらつきが上限ばらつきを超えている場合には(S7:No),現在の現像ユニット32はすでに相当に劣化が進んでいるものであるということである。そのためこの場合には,現像ユニット32について寿命到来と判定する(S5)。一方,ばらつきが上限ばらつき以下である場合には(S7:Yes),現在の現像ユニット32はまだそれほど劣化していないということである。このため,さらに判定を行う。
次の判定は,現像ユニット32を交換した場合と感光体ユニット20を交換した場合とでの予想されるコストの比較による判定である。要は,現在使用中の現像ユニット32と感光体ユニット20とでどちらが残余価値が高いかということである。このためまず,感光体ユニット20を交換した場合に期待できる現像ユニット32の寿命の延長量を推定する(S8)。この推定は,次のようにして行う。
まず,制御部76のメモリ79に保存されている現像バイアスVdc0の履歴を参照して,図8のような一覧表を作成する。図8の表は,現在の現像ユニット32が装着されて以来の,感光体21の回転時間にして1000分ごとに決定された現像バイアスVdc0の変遷を示している。図8に示す同表は,現在の現像ユニット32として2本目の感光体ユニット20を装着して稼働していて現像バイアスVdc0が下限に至った時点を想定したものである。
同表中の「感光体本数」の「1本目」の欄は,現在の現像ユニット32としての1本目の感光体ユニット20を装着して稼働していたときにおける現像バイアスVdc0の変遷を示している。同欄では,最初に480[V]から始まり,現像バイアスVdc0が次第に低下していったことが分かる。なお,図8中の同欄は感光体21の回転時間7000分の300[V]までで記載を停止しているが,実際の1本目の感光体ユニット20はさらに,現像バイアスVdc0が270[V]を下回ってから交換されたものである。同表中の「2本目」の欄は,現在の現像ユニット32としての2本目,すなわち現在の感光体ユニット20を装着してからの現像バイアスVdc0の変遷を示している。感光体21の回転時間7000分の250[V]のところが現在の状況である。
同表中の「3本目」の欄は,過去の履歴ではなく,推定による今後の現像バイアスVdc0の変遷予測を示している。すなわち同欄の1段目の現像バイアス値は,「1本目」の欄および「2本目」の欄の1段目同士の現像バイアス差と,「2本目」の欄の1段目の現像バイアスVdc0とに基づく予測値である。同様に2段目以下についても「3本目」の欄の予測値が記入されている。これより,感光体ユニット20を3本目に交換して画像形成を続行した場合に,感光体21の回転時間5000分程度で,現像バイアスVdc0が270[V]を下回ると推定できる。
これをグラフ上にプロットしたのが図9である。図9中,「2本目」のグラフと「下限値」の水平線との交点Bが現在位置である。そして,「3本目」のグラフと「下限値」の水平線との交点Eの横軸位置を予測しようとしているのである。横軸(感光体21の回転時間)におけるゼロ点から交点Eまでの距離Fが,感光体ユニット20を「2本目」から「3本目」に変更することにより期待できる,現像ユニット32の寿命の延長量である。これを延長量の推定値とする。
「3本目」のグラフは次のように引けばよい。すなわち,「1本目」および「2本目」のグラフのスタート点G1,G2(「1本目」,「2本目」のグラフとゼロ点の垂直線との交点)に対して等間隔に,スタート点G3を置く。そして,スタート点G3を通り,「1本目」および「2本目」のグラフと平行となるように,「3本目」のグラフを引けばよい。もし,「1本目」と「2本目」とで傾斜が完全には一致していない場合には,それらの傾斜の平均を取ればよい。なお,「1本目」の感光体ユニット20の使用中に図6のフロー中のS8に至った場合には,過去の現像ユニット32の使用期間中の実績に基づいて新たなスタート点G2を定め,「1本目」のグラフと平行となるように「2本目」のグラフを引けばよい。過去の現像ユニット32の使用期間中の実績が存在しない場合には,スタート点G1,G2の間隔の標準値があらかじめ定められていればそれを使えばよい。ここまでが図6中のS8の説明である。
現像ユニット32の寿命の延長量の推定がなされたら次に,現像ユニット32の交換の場合と感光体ユニット20の交換の場合とでのコスト計算を行う(S9)。図10に,この計算のために必要なパラメーターの一覧表を示す。図10中,1段目の記号「N」は,現在の現像ユニット32に対してすでに使用し廃棄した感光体ユニット20の本数である。上記のS8の説明中での設例ではこの数値は「1」である。
2段目の記号「H」は,現在の現像ユニット32になってから現在に至るまでに行った画像形成の印字枚数である。この数値は画像形成の実行ごとにカウントされ制御部76のメモリ79に保存されている。3段目の記号「R」は,S8で算出した寿命の延長量を印字枚数に換算した値である。感光体21の回転時間と印字枚数との比例係数は既知であるから,この換算は容易である。4段目の記号「Udev」および5段目の記号「Upc」は,現像ユニット32,感光体ユニット20の購入価格である。これらの購入価格は,制御部76のメモリ79にあらかじめ格納されている。
6段目の記号「α」は,現在の感光体ユニット20の消耗率である。これは,感光体ユニット20の本来の回転可能時間に対して,現在の感光体ユニット20における今までの回転時間が占める割合である。図9の設例でいえば,長さDを長さQで割って100倍した値に相当すると考えてよい。これは,長さDに図8中の「現在」の回転時間を当てはめれば,
(7000min/7500min)×100
で93%となる。
図10の7段目の記号「β」は,感光体ユニット20を今新品に交換した場合に,新たな感光体ユニット20を使用して再び現像バイアスVdc0が下限値に至った時点での,その新たな感光体ユニット20の消耗率である。これは,現像ユニット32の消耗が進んで早期に現像バイアスVdc0が下限値に至る分,「α」よりも小さな値となる。図9の設例でいえば,長さFを長さQで割って100倍した値に相当すると考えてよい。図9中の長さFは4000minであるからこれは,
(4000min/7500min)×100
で53%となる。
上記のような図10の各パラメーターに基づいて,コスト計算を行う。ここで計算するのは,次の2通りのコストである。
1.現像ユニット32を今交換する場合における,交換される現在の現像ユニット32に対する画像形成1枚当たりのコスト(図11参照)
2.今は感光体ユニット20を交換して次回の現像バイアスVdc0下限到達時に現像ユニット32を交換する場合における,現在の現像ユニット32に対する画像形成1枚当たりのコスト(図12参照)
上記「1.」のコスト計算における分母は,図10中の「H」そのものである。分子は,次の3者の合計である。
(1)現在の現像ユニット32に対してすでに使用し廃棄した感光体ユニット20のコスト
(2)現在使用中の感光体ユニット20の全寿命のうちすでに消費した分のコスト
(3)現在の現像ユニット32のコスト
上記の(1)は,図10中の「N」と「Upc」との積である。(2)は,現在使用中の感光体ユニット20のコストを,現在までの印字枚数と,現像ユニット32の交換後に再び現像バイアスVdc0が下限に到達するまでに印字できる枚数と,に案分したときの前者の分である。これは,図10中の「Upc」と「α」(%)との積で与えられる。(3)は,図10中の「Udev」である。したがって「1.」のコストは,次式で与えられる。
Figure 0006841111
上記「2.」のコスト計算における分母は,図10中の「H」と「R」との合計である。分子は,次の3者の合計である。
(4)現在の現像ユニット32に対してすでに使用した感光体ユニット20のコスト
(5)新たに装着する感光体ユニット20の全寿命のうち,現像ユニット32の交換時までに消費する分のコスト
(6)現在の現像ユニット32のコスト
上記の(4)は,前述の(1)に対して,現在使用中の感光体ユニット20が加わるために1本分多い数値となる。よって,「N+1」と「Upc」との積である。(5)は,新たに装着する感光体ユニット20のコストを,装着後に再び現像バイアスVdc0が下限に到達するまでに印字できる枚数と,その後にさらに現像ユニット32を交換した後に印字できる枚数と,に案分したときの前者の分である。これは,図10中の「Upc」と「β」(%)との積で与えられる。(6)は,前述の(3)と同じである。したがって「2.」のコストは,次式で与えられる。
Figure 0006841111
こうして図6中のS9のコスト計算がなされたことになる。そのため続いて,コストの対比がなされる(図6中のS10)。「2.」のコストが「1.」のコストよりも安いならば,現像ユニット32を交換するよりも今は感光体ユニット20を交換した方がコスト面で有利であるということになる。そのためこの場合には(S10:Yes),感光体ユニット20を交換すべきと判定する(S11)。このため,画像形成を停止するとともに,感光体ユニット20を新品に交換するよう促すメッセージをユーザーに向けて発する。もしくは,感光体ユニット20の寿命到来が迫って来ている旨のメッセージをユーザーに向けて発する。
一方,むしろ「1.」のコストの方にコストメリットがある場合には(S10:No),現像ユニット32を交換すべきと判定する(S5)。よって前述のように,画像形成を停止するとともに,現像ユニット32を新品に交換するよう促すメッセージをユーザーに向けて発する。もしくは,現像ユニット32の寿命到来が迫って来ている旨のメッセージをユーザーに向けて発する。
なお,上記S9,S10のコスト計算およびその対比は,現在の現像ユニット32の寿命全体を通しての画像形成1枚当たりのコストを対比するものである。ただし別の手法によるコスト対比を用いてもよい。
別の手法のコスト対比としては,例えば次のような手法がある。すなわち,現像ユニット32と感光体ユニット20とのうち,交換されることにより無駄となる部分を対比する,という手法である。前述の設例のような状況で現像ユニット32を交換する(図11)とした場合には,現在使用中の現像ユニット32の残余寿命の部分(図12中の「X」の部分)が無駄になる訳である。一方,感光体ユニット20を交換する(図12)とした場合には,現在使用中の感光体ユニット20の残余寿命の部分(図12中の「Z」の部分)が無駄になる訳である。そこでこれらを対比し,無駄になる部分のコスト(残余価値)が小さい方を選ぶのである。「X」,「Z」の部分のコストは,次の二式で与えられる。
Figure 0006841111
さらに別の手法としては,単純に現像ユニット32の残余価値に対する閾値をあらかじめ設定しておく,という手法もありうる。現像ユニット32の残余価値が閾値より大きいうちは感光体ユニット20の交換を選択し,現像ユニット32の残余価値が閾値を下回ったら現像ユニット32の交換を選択する,という手法である。つまり,現像ユニット32の残余価値がある程度大きいうちは感光体ユニット20を交換し,現像ユニット32の残余価値が小さくなったら現像ユニット32を交換する,ということである。現像ユニット32の残余価値としては,前述の「X」または前述の「R」の値を使用できる。
以上詳細に説明したように本実施の形態によれば,感光体ユニット20と現像ユニット32とが互いに独立に脱着可能な画像形成装置1において,適宜の間隔で付着量調整制御を行う。そして,その際に決定された現像バイアスVdc0に基づいて,感光体ユニット20もしくは現像ユニット32を交換するか否か,また交換する場合にどちらを交換するかの判定を行うこととしている。ここで基本的には感光体ユニット20を交換することとしつつ,あらかじめ定めた現像器交換事象に該当する場合には,現像ユニット32を交換することとしている。これにより可能な限り,安価な感光体ユニット20の交換で済ませるようにしている。こうして,コスト負担を最小限に抑えつつ画像形成を実行できる画像形成装置1が提供されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,対象とする画像形成装置1は,モノクロ形式のものでもよいし,スキャナ機能や印字ジョブの対外送受信機能を併せ持つものでもよい。また,図6には種々の現像器交換事象を示したが,これらの順序は図示の通りでなくてもよい。また,図6中に示した現像器交換事象のうち一部のみを行うものであってもよい。なお,図10中の「R」について,現像ユニット32の限界印字可能枚数をあらかじめ定めておき,そのうちの残余分を「R」とする簡易法もありうる。
1 画像形成装置
11 露光器
20 感光体ユニット
21 感光体
22 帯電器
30 現像器
32 現像ユニット
40 トナー像センサー
76 制御部

Claims (16)

  1. 回転する感光体と,前記感光体の表面を帯電させる帯電器と,前記感光体の表面であって前記帯電器により帯電させられた箇所に潜像を形成する露光器と,前記潜像上にトナーを付与してトナー像を形成する現像器とを有する画像形成装置であって,
    前記感光体は脱着可能な感光体ユニットに内蔵されており,
    前記現像器は脱着可能な現像ユニットに内蔵されており,
    前記帯電器の帯電バイアスおよび前記現像器の現像バイアスの最適化を非画像形成時に行う最適化制御部と,
    前記最適化制御部による最適化がなされたときの現像バイアスである最適化現像バイアスがあらかじめ定めた許容範囲を外れたときに,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットのいずれを交換すべきかを判定する交換判定部とを有し,
    前記交換判定部は,
    それまでの使用状況があらかじめ定めた現像器交換事象に該当する場合には,前記現像ユニットを交換すべきと判定し,
    前記現像ユニットを交換すべきと判定しない場合には,前記感光体ユニットを交換すべきと判定するように構成されたものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって,
    前記交換判定部での判定における前記現像器交換事象に,前記最適化現像バイアスが前記許容範囲の上限を上回ったこと,が含まれることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって,
    前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部を有し,
    前記交換判定部での判定における前記現像器交換事象に,現在の前記現像ユニットが装着されて以降における前記感光体ユニットの交換回数が,あらかじめ定めた基準回数以上であること,が含まれることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって,
    前記最適化現像バイアスの履歴を記憶する現像バイアス履歴記憶部を有し,
    前記交換判定部での判定における前記現像器交換事象に,直近過去のあらかじめ定めた回数の最適化現像バイアスのばらつきが,あらかじめ定めた上限ばらつき以上であること,が含まれることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって,
    前記最適化現像バイアスの履歴を記憶する現像バイアス履歴記憶部と,
    印刷枚数および前記感光体の回転数のカウントアップ値を記憶するカウントアップ値記憶部と,
    前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部とを有し,
    前記交換判定部は,前記判定を行う際に,前記現像バイアス履歴記憶部および前記カウントアップ値記憶部および前記交換履歴記憶部の記憶内容と,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットのそれぞれの単体価格とに基づいて,
    前記現像ユニットを交換する場合における,現在の前記現像ユニットおよびこれに対して使用した前記感光体ユニットの総価格を,現在の前記現像ユニットで印字した枚数で割った値である第1印字単価と,
    前記感光体ユニットを交換する場合における,現在の前記現像ユニットおよびこれに対して使用される前記感光体ユニットの総価格を,現在の前記現像ユニットで印字される枚数で割った値である第2印字単価とを算出するものであり,
    前記交換判定部での判定における前記現像器交換事象に,前記第1印字単価が前記第2印字単価より低いこと,が含まれることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって,前記交換判定部は,
    前記第1印字単価の算出における分子を,
    現在の前記現像ユニットおよびこれに対してすでに使用し切った前記感光体ユニットの総価格に,
    現在の前記感光体ユニットの単体価格を,現在までの印字枚数と,前記現像ユニットの交換後に再び前記最適化現像バイアスが前記許容範囲を外れるまでに印字できる枚数と,に案分したときの前者の分,を加算した値とし,
    前記第2印字単価の算出における分子を,
    現在の前記現像ユニットおよびこれに対してすでに使用し切った前記感光体ユニットおよび現在の前記感光体ユニットの総価格に,
    新たに装着する前記感光体ユニットの単体価格を,装着後に再び前記最適化現像バイアスが前記許容範囲を外れるまでに印字できる枚数と,その後にさらに前記現像ユニットを交換した後に印字できる枚数と,に案分したときの前者の分,を加算した値とし,
    前記第2印字単価の算出における分母を,
    現在の前記現像ユニットで印字した枚数と,
    前記感光体ユニットの交換後に再び前記最適化現像バイアスが前記許容範囲を外れるまでに印字できる枚数との合計とする,ものであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって,
    印刷枚数および前記感光体の回転数のカウントアップ値を記憶するカウントアップ値記憶部と,
    前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部と, 前記カウントアップ値記憶部および前記交換履歴記憶部の記憶内容と,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットのそれぞれの単体価格とに基づいて,現在の前記現像ユニットの残余価値と現在の前記感光体ユニットの残余価値とのうち少なくとも前者を算出する残余価値算出部とを有し,
    前記交換判定部での判定における前記現像器交換事象に,現在の前記現像ユニットの残余価値が,あらかじめ定めた比較対象より低いこと,が含まれることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって,
    前記残余価値算出部は,現在の前記現像ユニットの残余価値と現在の前記感光体ユニットの残余価値との双方を算出するものであり,
    前記あらかじめ定めた比較対象は,現在の前記感光体ユニットの残余価値であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 回転する感光体と,前記感光体の表面を帯電させる帯電器と,前記感光体の表面であって前記帯電器により帯電させられた箇所に潜像を形成する露光器と,前記潜像上にトナーを付与してトナー像を形成する現像器とを有し,前記感光体は脱着可能な感光体ユニットに内蔵されており,前記現像器は脱着可能な現像ユニットに内蔵されている画像形成装置を制御する画像形成装置用プログラムであって,
    前記帯電器の帯電バイアスおよび前記現像器の現像バイアスの最適化を非画像形成時に行う最適化制御手順と,
    前記最適化制御手順による最適化がなされたときの現像バイアスである最適化現像バイアスがあらかじめ定めた許容範囲を外れたときに,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットのいずれを交換すべきかを判定する交換判定手順とを行うとともに,
    前記交換判定手順では,
    それまでの使用状況があらかじめ定めた現像器交換事象に該当する場合には,前記現像ユニットを交換すべきと判定し,
    前記現像ユニットを交換すべきと判定しない場合には,前記感光体ユニットを交換すべきと判定することを特徴とする画像形成装置用プログラム。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置用プログラムであって,
    前記交換判定手順での判定における前記現像器交換事象に,前記最適化現像バイアスが前記許容範囲の上限を上回ったこと,が含まれることを特徴とする画像形成装置用プログラム。
  11. 請求項9または請求項10に記載の画像形成装置用プログラムであって,
    前記画像形成装置として,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部を有するものを対象とし,
    前記交換判定手順での判定における前記現像器交換事象に,現在の前記現像ユニットが装着されて以降における前記感光体ユニットの交換回数が,あらかじめ定めた基準回数以上であること,が含まれることを特徴とする画像形成装置用プログラム。
  12. 請求項9から請求項11までのいずれか1つに記載の画像形成装置用プログラムであって,
    前記画像形成装置として,前記最適化現像バイアスの履歴を記憶する現像バイアス履歴記憶部を有するものを対象とし,
    前記交換判定手順での判定における前記現像器交換事象に,直近過去のあらかじめ定めた回数の最適化現像バイアスのばらつきが,あらかじめ定めた上限ばらつき以上であること,が含まれることを特徴とする画像形成装置用プログラム。
  13. 請求項9から請求項12までのいずれか1つに記載の画像形成装置用プログラムであって,
    前記画像形成装置として,前記最適化現像バイアスの履歴を記憶する現像バイアス履歴記憶部と,印刷枚数および前記感光体の回転数のカウントアップ値を記憶するカウントアップ値記憶部と,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部とを有するものを対象とし,
    前記交換判定手順では,前記判定を行う際に,前記現像バイアス履歴記憶部および前記カウントアップ値記憶部および前記交換履歴記憶部の記憶内容と,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットのそれぞれの単体価格とに基づいて,
    前記現像ユニットを交換する場合における,現在の前記現像ユニットおよびこれに対して使用した前記感光体ユニットの総価格を,現在の前記現像ユニットで印字した枚数で割った値である第1印字単価と,
    前記感光体ユニットを交換する場合における,現在の前記現像ユニットおよびこれに対して使用される前記感光体ユニットの総価格を,現在の前記現像ユニットで印字される枚数で割った値である第2印字単価とを算出するステップを行い,
    前記交換判定手順での判定における前記現像器交換事象に,前記第1印字単価が前記第2印字単価より低いこと,が含まれることを特徴とする画像形成装置用プログラム。
  14. 請求項13に記載の画像形成装置用プログラムであって,前記交換判定手順では,
    前記第1印字単価の算出における分子を,
    現在の前記現像ユニットおよびこれに対してすでに使用し切った前記感光体ユニットの総価格に,
    現在の前記感光体ユニットの単体価格を,現在までの印字枚数と,前記現像ユニットの交換後に再び前記最適化現像バイアスが前記許容範囲を外れるまでに印字できる枚数と,に案分したときの前者の分,を加算した値とし,
    前記第2印字単価の算出における分子を,
    現在の前記現像ユニットおよびこれに対してすでに使用し切った前記感光体ユニットおよび現在の前記感光体ユニットの総価格に,
    新たに装着する前記感光体ユニットの単体価格を,装着後に再び前記最適化現像バイアスが前記許容範囲を外れるまでに印字できる枚数と,その後にさらに前記現像ユニットを交換した後に印字できる枚数と,に案分したときの前者の分,を加算した値とし,
    前記第2印字単価の算出における分母を,
    現在の前記現像ユニットで印字した枚数と,
    前記感光体ユニットの交換後に再び前記最適化現像バイアスが前記許容範囲を外れるまでに印字できる枚数との合計とする,ものであることを特徴とする画像形成装置用プログラム。
  15. 請求項9から請求項12までのいずれか1つに記載の画像形成装置用プログラムであって,
    前記画像形成装置として,印刷枚数および前記感光体の回転数のカウントアップ値を記憶するカウントアップ値記憶部と,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットの交換履歴を記憶する交換履歴記憶部とを有するものを対象とし,
    前記交換判定手順では,判定を行う際に,前記カウントアップ値記憶部および前記交換履歴記憶部の記憶内容と,前記感光体ユニットおよび前記現像ユニットのそれぞれの単体価格とに基づいて,現在の前記現像ユニットの残余価値と現在の前記感光体ユニットの残余価値とのうち少なくとも前者を算出する残余価値算出手順を行い,
    前記交換判定手順での判定における前記現像器交換事象に,現在の前記現像ユニットの残余価値が,あらかじめ定めた比較対象より低いこと,が含まれることを特徴とする画像形成装置用プログラム。
  16. 請求項15に記載の画像形成装置用プログラムであって,
    前記残余価値算出手順では,現在の前記現像ユニットの残余価値と現在の前記感光体ユニットの残余価値との双方を算出し,
    前記あらかじめ定めた比較対象は,現在の前記感光体ユニットの残余価値であることを特徴とする画像形成装置用プログラム。
JP2017054886A 2017-03-21 2017-03-21 画像形成装置および画像形成装置用プログラム Active JP6841111B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017054886A JP6841111B2 (ja) 2017-03-21 2017-03-21 画像形成装置および画像形成装置用プログラム
US15/904,268 US10108134B2 (en) 2017-03-21 2018-02-23 Image forming apparatus and program for image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017054886A JP6841111B2 (ja) 2017-03-21 2017-03-21 画像形成装置および画像形成装置用プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018156043A JP2018156043A (ja) 2018-10-04
JP6841111B2 true JP6841111B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=63582466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017054886A Active JP6841111B2 (ja) 2017-03-21 2017-03-21 画像形成装置および画像形成装置用プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10108134B2 (ja)
JP (1) JP6841111B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020160385A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3009179B2 (ja) * 1990-04-16 2000-02-14 株式会社日立製作所 静電記録装置及び静電潜像測定装置
JPH1097110A (ja) * 1996-09-24 1998-04-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000347550A (ja) * 1999-06-02 2000-12-15 Sharp Corp 画像形成装置
JP2001209278A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Sharp Corp 画像形成装置
JP2001265177A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
KR20060132403A (ko) * 2005-06-18 2006-12-21 삼성전자주식회사 감광매체의 교체시기 통지장치, 이를 구비한 전자사진방식화상형성장치, 및 감광매체의 교체시기 통지방법
JP4389961B2 (ja) * 2007-04-25 2009-12-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2009198610A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、そのプロセス制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2012008539A (ja) 2010-05-26 2012-01-12 Canon Inc 画像形成装置
JP2013037262A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Seiko Epson Corp 消耗品管理システム、消耗品管理装置、消耗品情報提供方法、プログラム
KR101992769B1 (ko) * 2012-10-30 2019-09-30 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 화상 형성 장치 및 그 제어 방법
JP6165482B2 (ja) * 2013-03-26 2017-07-19 株式会社富士通エフサス 保守管理装置、保守管理方法および保守管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018156043A (ja) 2018-10-04
US10108134B2 (en) 2018-10-23
US20180275598A1 (en) 2018-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6926552B2 (ja) 画像形成装置、膜厚差推定方法および管理システム
JP2008076819A (ja) トナー消費量算出装置、画像形成装置及びトナー消費量算出方法
US7113711B2 (en) Device and method of managing life of toner cartridge, and image forming apparatus using the same
JP2018004821A (ja) 画像形成装置
JP2014119662A (ja) 画像形成装置
JP2016065889A (ja) 寿命予測装置、画像形成装置、情報処理装置、寿命予測システム
JP6261203B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP6365094B2 (ja) 情報処理装置及び寿命管理システム
JP2004354666A (ja) トナー消費量演算装置および方法と画像形成装置
JP6841111B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置用プログラム
JP2010145481A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2016161618A (ja) 画像形成装置およびこれに用いられるプロセスカートリッジ
JP4948100B2 (ja) トナー消費予測量算出方法、トナー消費予測量算出装置、および画像形成装置
JP4363083B2 (ja) トナーカートリッジ寿命管理装置及び画像形成装置
JP5297956B2 (ja) 画像形成装置
JP7254510B2 (ja) 画像形成装置
US7058321B2 (en) Device and method of calculating toner consumption, and image forming apparatus using the same
JP2009258742A (ja) トナーカートリッジ寿命管理装置、画像形成装置及びトナーカートリッジ寿命管理方法
JP2018189787A (ja) 画像形成装置及びキャリア状態判断方法
JP7433858B2 (ja) 画像形成装置
JP2014041204A (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP4362693B2 (ja) トナーカートリッジ寿命管理装置
JP2005010584A (ja) 画像形成装置および該装置の制御方法
JP6900159B2 (ja) 画像形成装置
JP2004347934A (ja) トナーカートリッジ寿命管理装置および方法と画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6841111

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150