JP6841007B2 - 画像処理システム、携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理システム、携帯端末装置及びプログラムに関し、特に画像処理システムにおいてエラーが発生した場合に携帯端末装置がユーザーに対してエラーを解除するための案内を行う技術に関する。
従来、MFP(Multifunction Peripherals)などの画像処理装置と、ユーザーが所持する携帯端末装置とが連携するシステムにおいて、画像処理装置に紙詰まりなどのエラーが発生した場合に、画像処理装置が携帯端末装置に対して音声案内と画像案内とを含む案内情報を送信し、携帯端末装置がユーザーに対してエラーを解除するための操作を音声と画像との双方で案内する技術が知られている(例えば特許文献1)。
また従来、画像処理装置において紙詰まりなどのエラーが発生した場合に、携帯端末装置の撮影機能を利用して紙詰まりした部分の画像を撮影し、エラーを解除するための案内画像を撮影画像に重ね合わせて表示させることにより、ユーザーに対してエラーを解除するための操作を案内する技術が知られている(例えば特許文献2)。
特開2016−139887号公報 特開2013−205425号公報
しかし、上記従来技術は、いずれもユーザーに対してエラーを解除するための操作を案内するだけであり、ユーザーが行おうとしている操作が誤っているか否かを判断して警告を発するものではない。
また画像処理装置の内部には、各種センサーが設けられており、ユーザーによって行われた操作が誤った操作であれば、各種センサーによって誤操作を検知することができる。しかし、各種センサーで検知可能な誤操作は、ユーザーによって既に行われた操作であり、ユーザーがこれから行おうとしている操作が誤っているか否かを検知し得るものではない。
例えば画像処理装置の内部に設けられる用紙搬送路の複数箇所で紙詰まりが発生した場合には、用紙を取り除く順序が予め定められていることがあり、その順序とは異なる順序で用紙を取り除こうとすると、用紙が千切れてしまい、その後の作業がより一層困難になることがある。このような事態を未然に防止するためには、ユーザーによって行われる操作が完了する前に、誤操作であるか否かを判別し、ユーザーに対して早期に誤操作であることを報知する必要がある。
そこで本発明は、上記のような従来の問題点を解決するためになされたものであり、ユーザーによる操作が完了する前にユーザーによって行われている操作が誤操作であるか否かを判別できるようにした画像処理システム、携帯端末装置及びプログラムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であること検知する操作検知手段と、を備え、前記案内手段は、前記操作検知手段によってユーザーの操作が誤操作であることが検知された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項2に係る発明は、画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、前記携帯端末装置で撮影された撮影画像を取得して解析することによりユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像を前記画像処理装置へ送信し、前記誤操作検知手段によって誤操作であることが検知された場合にユーザーの操作が誤操作であると判別する操作判別手段と、を備え、前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知し、前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の画像処理システムにおいて、前記エラー検知手段は、用紙搬送路における紙詰まりをエラーとして検知し、前記操作情報送信手段は、エラーを解除するための操作として、前記用紙搬送路において紙詰まりした用紙を所定方向に引き抜く操作を特定し、前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの手が用紙を掴んだことを検知した後、ユーザーの手の移動方向が前記所定方向と異なる方向であることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする構成である。
請求項4に係る発明は、請求項又はに記載の画像処理システムにおいて、前記エラー検知手段は、用紙搬送路における紙詰まりをエラーとして検知し、前記操作情報送信手段は、エラーを解除するための操作として、前記用紙搬送路に設けられるローラーを所定方向に回転させる操作を特定し、前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの手が前記ローラーを掴んだことを検知した後、ユーザーの手による前記ローラーの回転方向が前記所定方向と異なる方向であることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする構成である。
請求項5に係る発明は、請求項又はに記載の画像処理システムにおいて、前記エラー検知手段は、用紙搬送路における紙詰まりをエラーとして検知し、前記操作情報送信手段は、エラーを解除するための操作として、前記用紙搬送路に設けられるレバーを所定方向に移動させる操作を特定し、前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの手が前記レバーに触れたことを検知した後、ユーザーの手による前記レバーの移動方向が前記所定方向と異なる方向であることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする構成である。
請求項6に係る発明は、請求項3乃至5のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記操作情報送信手段は、前記用紙搬送路における複数箇所での紙詰まりがエラーとして検知された場合に、エラーを解除するための操作として、前記複数箇所から所定の順序で紙詰まりした用紙を取り除く操作を特定し、前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーによる紙詰まりした用紙の取り除き順序が前記所定の順序と異なることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする構成である。
請求項7に係る発明は、画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置における消耗品のエンプティ状態をエラーとして検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作として、前記消耗品を補給又は交換する操作を特定し、該特定した操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像から消耗品画像を抽出して解析することにより正しい消耗品であるか否かを判定し、正しい消耗品でないと判定した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、前記誤操作検知手段がユーザーの操作が誤操作であると判別する操作判別手段と、を備え、前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項8に係る発明は、画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置における消耗品のエンプティ状態をエラーとして検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作として、前記消耗品を補給又は交換する操作を特定し、該特定した操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、前記携帯端末装置で撮影された撮影画像を取得して解析することによりユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像を前記画像処理装置へ送信し、前記誤操作検知手段によって誤操作であることが検知された場合にユーザーの操作が誤操作であると判別する操作判別手段と、を備え、前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像から消耗品画像を抽出して解析することにより正しい消耗品であるか否かを判定し、正しい消耗品でないと判定した場合に、誤操作を検知し、前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とすることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、 ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、 前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知し、前記画像処理装置は、さらにエラーを解除する操作のために内部機構を開放可能な開閉部材と、前記開閉部材の内側に設けられ、前記携帯端末装置を保持するホルダーと、を備え、 前記ホルダーは、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときに前記撮像手段が前記内部機構を撮
影可能な状態に前記携帯端末装置を保持する、ことを特徴とする構成である。
請求項10に係る発明は、画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、前記操作判別手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像から所定の特徴点を抽出することができない場合に、ユーザーに対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促し、前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項11に係る発明は、画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、 ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、 前記案内手段は、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば画像による案内を行い、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ音声による案内を行い、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項12に係る発明は、画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置であって、前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する操作情報受信手段と、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、を備え、前記案内手段は、前記誤操作検知手段によってユーザーの操作が誤操作であることが検知された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項13に係る発明は、画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置であって、前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する操作情報受信手段と、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、前記操作判別手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像から所定の特徴点を抽出することができない場合に、ユーザーに対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促し、前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項14に係る発明は、画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置であって、前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する操作情報受信手段と、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、前記案内手段は、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば画像による案内を行い、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ音声による案内を行い、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする構成である。
請求項15に係る発明は、画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置において実行されるプログラムであって、前記携帯端末装置に、前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する第1ステップと、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する第2ステップと、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する第3ステップと、前記第3ステップによって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する第4ステップと、前記第4ステップにおいてユーザーの操作が誤操作であることが検知された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知する第5ステップと、を実行させることを特徴とする構成である。
請求項16に係る発明は、画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置において実行されるプログラムであって、前記携帯端末装置に、前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する第1ステップと、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する第2ステップと、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する第3ステップと、前記第3ステップによって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する第4ステップと、前記第4ステップにおいてユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知する第5ステップと、を実行させ、前記第4ステップは、前記第3ステップによって得られる撮影画像から所定の特徴点を抽出することができない場合に、ユーザーに対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促すことを特徴とする構成である。
請求項17に係る発明は、画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置において実行されるプログラムであって、前記携帯端末装置に、前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する第1ステップと、前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する第2ステップと、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する第3ステップと、前記第3ステップによって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する第4ステップと、前記第4ステップにおいてユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知する第5ステップと、を実行させ、前記第2ステップは、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、画像撮影を行って得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば画像による案内を行い、前記撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ音声による案内を行うことを特徴とする構成である。
本発明によれば、ユーザーによって行われる操作を撮影し、その撮影画像に基づいて誤操作であるか否かをリアルタイムに判別するため、ユーザーによる操作が完了する前に誤操作を検知することができるようになる。
画像処理システムの構成例を示す図である。 エラーを解除するための扉を開放した状態の画像処理装置を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 携帯端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 画像処理装置及び携帯端末装置の機能構成を示すブロック図である。 エラー判別情報の一例を示す図である。 操作案内登録情報の一例を示す図である。 操作案内登録情報に登録される画像データの一例を示す図である。 操作案内登録情報に登録される音声データの一例を示す図である。 ユーザーの操作を撮影した撮影画像の一例を示す図である。 画像処理装置でエラーが発生した場合に画像処理装置及び携帯端末装置が互いに連携しながら行うプロセスの流れを示す図である。 画像処理装置において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。 携帯端末装置において行われる主たる処理手順の一例を示すフローチャートである。 誤操作判別処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態における画像処理システム1の構成例を示す図である。この画像処理システム1は、MFPなどで構成される画像処理装置2と、ユーザーが所持するスマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどで構成される携帯端末装置3とを備えている。そして画像処理装置2と携帯端末装置3は、互いに無線による近距離通信を行うことができるように構成される。
画像処理装置2は、スキャン機能やプリント機能、コピー機能などの複数の機能を備えており、ユーザーの指示に基づいてスキャンジョブやプリントジョブ、コピージョブなどを実行することができる。このような画像処理装置2は、内部において紙詰まりなどのエラーが発生することがある。また画像処理装置2は、トナーや用紙などの消耗品が無くなった場合にもその状態をエラーとして検知する。
画像処理装置2は、エラーを解除する操作のために内部機構を開放可能な複数の開閉部材4を備えている。複数の開閉部材4は、例えば画像処理装置2の側面に設けられた扉4a、画像処理装置2の正面上部に設けられた扉4b、画像処理装置2の正面下部に設けられた複数のトレー4c〜4fなどで構成される。
図2は、扉4a,4bを開放した状態の画像処理装置2を示す図である。画像処理装置2の側面に設けられた扉4aが開放されると、内部機構5aとして、用紙を搬送する用紙搬送路が開放される。そのため、用紙搬送路において紙詰まりが発生した場合には、ユーザーは扉4aを開放した後、用紙搬送路から紙詰まりした用紙を取り除く操作を行うことになる。このとき、ユーザーはローラーやレバーを操作しながら用紙を取り除く操作を行うことが必要な場合もある。また用紙搬送路の複数箇所で紙詰まりが発生した場合、ユーザーは、所定の順序で用紙を取り除いていく操作を行わなければならないこともある。
また画像処理装置2の正面上部に設けられた扉4bが開放されると、内部機構5bとして、消耗品であるトナーなどが装着された画像形成部が開放される。そのため、トナーエンプティがエラーとして検知されると、ユーザーは扉4bを開放した後、画像形成部から使用済みのトナーを抜き取り、新たなトナーを装着する操作を行うことになる。
また上記の他、画像処理装置2において用紙エンプティがエラーとして検知されると、ユーザーは複数のトレー4c〜4fのうちのいずれかを引き出して開放した後、そのトレーに対して新たな用紙を補給する操作を行うことになる。尚、複数のトレー4c〜4fのそれぞれには、異なるサイズの用紙を収容しておくこともできる。
画像処理装置2においてエラーが発生すると、画像処理装置2は、ユーザーが所持する携帯端末装置3と近距離通信を行うことにより、携帯端末装置3にエラー解除のための操作案内を行わせる。
携帯端末装置3には、画像処理装置2と連携するためのアプリケーションが予めインストールされている。携帯端末装置3は、そのアプリケーションを起動させることにより、画像処理装置2と近距離通信を行うことができる。そして画像処理装置2においてエラーが発生した状態でアプリケーションが起動することに伴い、携帯端末装置3は、画像処理装置2との近距離通信を開始し、画像処理装置2からの指示に基づいてエラーを解除するための操作をユーザーに案内する。
また携帯端末装置3は、後述するように、画像を撮影可能な撮像部を備えている。そのため、携帯端末装置3は、ユーザーがエラーを解除するための操作を行っているときに、その操作を撮影することができる。そして本実施形態の携帯端末装置3は、ユーザーがエラーを解除するための操作を行っているときにユーザーの操作を撮影し、その撮影画像に基づいてユーザーの行っている操作が誤操作であるか否かを判別すると共に、誤操作であれば、ユーザーに対して誤操作であることを報知するように構成される。
ところで、エラーを解除するためにユーザーが行うべき操作には様々な操作がある。例えばユーザーが片手で操作を行うことができる場合もあれば、ユーザーが両手で操作を行うことが必要な場合もある。片手操作でエラーを解除することができる場合には、ユーザーは一方の手に携帯端末装置3を持った状態で撮影を行いつつ、他方の手でエラーを解除するための操作を行うことができる。しかし、両手操作が必要な場合には、片手に携帯端末装置3を持ったままでエラーを解除する操作を行うことができない。そのため、画像処理装置2に設けられる開閉部材4の内側には、図2に示すように携帯端末装置3を保持するホルダー6が設けられる。このホルダー6は、携帯端末装置3がセットされると、携帯端末装置3の撮像部が内部機構5a,5bを撮影できる状態となるように携帯端末装置3を保持するものである。例えば扉4aに設けられるホルダー6aは、内部機構5aである用紙搬送部を撮影できるように携帯端末装置3を保持する。また扉4bに設けられるホルダー6bは、内部機構5bである画像形成部を撮影できるように携帯端末装置3を保持する。これらのホルダー6a,6bは、扉4a,4bが閉鎖されるときには内部機構5a,5bと干渉しないように折りたたみ可能な構成であっても良い。尚、図2では図示を省略しているが、複数のトレー4c〜4fの内側にも、携帯端末装置3を保持するホルダーが設けられる。
図3は、画像処理装置2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置2は、制御部10と、操作パネル11と、ネットワークインタフェース12と、記憶部13と、近距離通信インタフェース16と、スキャナ部20と、プリンタ部30とを備えている。
制御部10は、CPU10aとメモリ10bとを備え、各部の動作を制御する。CPU10aは、画像処理装置2に電源が投入されると、記憶部13からプログラム14を読み出して実行することにより、制御部10を様々な処理部として機能させる。メモリ10bは、CPU10aがプログラム14に基づく処理を実行する際に一時的なデータなどを記憶するためのものである。
操作パネル11は、ユーザーが画像処理装置2を操作する際のユーザーインタフェースとなるものである。操作パネル11は、ユーザーに対して各種情報を表示する表示部11aと、ユーザーによる操作を受け付ける操作部11bとを備えている。表示部11aは、例えばカラー液晶ディスプレイで構成される。操作部11bは、表示部11aの画面上に配置されるタッチパネルキーや表示部11aの画面周囲に配置される押しボタンキーなどで構成される。このような操作パネル11は、画像処理装置2の装置本体正面側の所定位置に固定されている。そのため、ユーザーは、画像処理装置2の正面側に立つことにより、表示部11aで表示される画像を視認し易く、また操作部11bに対する操作を行い易くなる。
ネットワークインタフェース12は、画像処理装置2がLAN(Local Area Network)などのネットワークを介してパーソナルコンピュータやその他のデバイスと通信を行うためのものである。
記憶部13は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などで構成される不揮発性の記憶手段である。記憶部13には、制御部10のCPU10aによって実行されるプログラム14が予め記憶されている。また記憶部13には、エラー判別情報15が予め記憶されている。このエラー判別情報15は、画像処理装置2において紙詰まりなどのエラーが発生した場合に、そのエラーの種類に応じて、エラーを解除するためにユーザーが行うべき解除操作を特定するために参照される情報である。
近距離通信インタフェース16は、ユーザーが所持する携帯端末装置3と近距離通信を行うためのインタフェースである。例えば近距離通信インタフェース16は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)などの規格に基づく無線通信を行うインタフェースである。
スキャナ部20は、ユーザーによってセットされる原稿を読み取って画像データを生成する。このスキャナ部20は、原稿搬送部21と画像読取部23とを備えている。原稿搬送部21は、ユーザーによってセットされる原稿を所定の搬送路に沿って1枚ずつ自動搬送するものである。画像読取部23は、原稿搬送部21によって搬送される原稿が所定の読み取り位置を通過する際に、その原稿の表面にある画像を光学的に読み取るものである。
このようなスキャナ部20では、原稿搬送部21が原稿の自動搬送を行っているときに、搬送路において紙詰まりが発生する可能性がある。そのため原稿搬送部21は、そのような紙詰まりを検知するための紙詰まりセンサー22を備えている。紙詰まりセンサー22は、原稿の紙詰まりをエラーとして検知するセンサーである。そして紙詰まりセンサー22による検知結果は、制御部10へ出力される。
プリンタ部30は、制御部10によって指定された画像データに基づいて印刷用紙に画像形成を行うことにより、印刷出力を行う。このプリンタ部30は、給紙部31と、用紙搬送部33と、画像形成部36とを備えている。
給紙部31は、複数のトレー4c〜4fのいずれか1つから印刷出力に適した用紙を1枚ずつ取り出して用紙搬送部33へ送り出す機能を有している。給紙部31には、複数のトレー4c〜4fのそれぞれにストックされている用紙が無くなったことを検知する用紙エンプティセンサー32が設けられている。用紙エンプティセンサー32は、用紙が無くなったことをエラーとして検知するセンサーである。そして用紙エンプティセンサー32による検知結果は、制御部10へ出力される。
用紙搬送部33は、給紙部31によって給紙される用紙を、所定の搬送路に沿って自動搬送するものである。用紙搬送部33が用紙の自動搬送を行っているときには、搬送路において紙詰まりが発生する可能性がある。そのため用紙搬送部33は、そのような紙詰まりを検知するために複数の紙詰まりセンサー34,35を備えている。複数の紙詰まりセンサー34,35はそれぞれ搬送路内の異なる箇所に設置される。そのため、搬送路内の任意の箇所で紙詰まりが発生すると、複数の紙詰まりセンサー34,35のいずれかがその紙詰まりをエラーとして検知することができる。そして紙詰まりセンサー34,35による検知結果は、制御部10へ出力される。
画像形成部36は、用紙搬送部33によって搬送される用紙が所定位置を通過する際に、用紙の表面にトナー像を転写し、更にトナー像を転写した用紙が別の所定位置を通過する際にトナー像を用紙に定着させることにより、用紙に対して画像形成を行うものである。この画像形成部36は、トナー残量センサー37を備えている。トナー残量センサー37は、画像形成部36に装着されているトナーの残量を検知すると共に、トナーエンプティを検知することが可能なセンサーである。トナー残量センサー37は、トナーエンプティをエラーとして検知することができる。そしてトナー残量センサー37の検知結果は、制御部10へ出力される。尚、画像形成部36にそれぞれ色の異なる複数のトナーが装着される場合、トナー残量センサー37は色ごとに設けられるものであっても構わない。
次に図4は、携帯端末装置3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。携帯端末装置3は、制御部40と、表示部41と、操作部42と、マイク43と、スピーカー44と、撮像部45と、記憶部46と、近距離通信インタフェース50とを備えている。
制御部40は、CPU40aとメモリ40bとを備え、各部の動作を制御する。CPU40aは、記憶部46に記憶されているプログラム47を読み出して実行することにより、画像処理装置2と連携するためのアプリケーションを起動し、制御部40を後述する各種の処理部として機能させる。メモリ40bは、CPU40aがプログラム47に基づく処理を実行する際に一時的なデータなどを記憶するためのものである。
表示部41は、ユーザーに対して各種の画像を表示する表示手段であり、例えばカラー液晶ディスプレイによって構成される。操作部42は、ユーザーによる操作を受け付けるためのものであり、例えば表示部41の画面上に配置されるタッチパネルキーや、表示部41の画面周囲に配置される押しボタンキーなどによって構成される。
マイク43は、周囲の音声を音声信号に変換して制御部40へ出力するものである。スピーカー44は、制御部40から入力する音声信号に基づいて周囲に音声を出力するものである。撮像部45は、例えば表示部41の表示画面の周囲所定位置に設けられ、表示部41の表示画面に対して法線方向にある物体を撮影することが可能な撮像手段である。この撮像部45は、ユーザーがエラーを解除するための操作を行うとき、その操作を動画像として撮影することが可能である。
記憶部46は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などによって構成される不揮発性の記憶手段である。この記憶部46には、上述したプログラム47が予め記憶されている。また記憶部46には、予め操作案内登録情報48が記憶されている。操作案内登録情報48は、制御部40において画像処理装置2と連携するアプリケーションが起動した場合に、そのアプリケーションによって参照される情報である。
近距離通信インタフェース50は、画像処理装置2と近距離通信を行うためのインタフェースである。例えば近距離通信インタフェース50は、画像処理装置2と同様に、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)などの規格に基づく無線通信を行うインタフェースである。尚、近距離通信は、必ずしもNFCやBluetooth(登録商標)に限られるものではなく、無線LANなどを介して行われるものであっても構わない。
上記構成を有する画像処理システム1は、画像処理装置2で紙詰まりなどのエラーが発生した状態において携帯端末装置3においてアプリケーションが起動すると、画像処理装置2と携帯端末装置3とが近距離通信を行い、携帯端末装置3がエラーを解除するための操作をユーザーに案内する。また携帯端末装置3のアプリケーションは、撮像部45を駆動し、ユーザーがエラーを解除するための操作を行っているときの画像を撮影し、その撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であると判断すれば、速やかに誤操作であることをユーザーに報知することにより、ユーザーによる誤操作が進行してしまうことを防止する。以下、このような画像処理システム1について更に詳しく説明する。
図5は、画像処理装置2及び携帯端末装置3の機能構成を示すブロック図である。尚、図5では、画像処理装置2においてエラーが発生した場合にそのエラーに関する処理を行うための機能だけを示しており、画像処理装置2が正常動作している場合の機能については図示を省略している。また図5に示すセンサー群19は、図3に示した紙詰まりセンサー22、用紙エンプティセンサー32、紙詰まりセンサー34,35、トナー残量センサー37などの各種センサーを含むものである。尚、カバーや扉、トレーなどの開閉部材4の開閉状態を検知するセンサーが設けられている場合には、センサー群19には、それらのセンサーも含まれる。
まず画像処理装置2の制御部10は、CPU10aがプログラム14を実行することにより、エラー検知部61、操作情報送信部62、通信制御部63及び誤操作検知部64として機能する。
エラー検知部61は、センサー群19に含まれる複数のセンサーのうち、いずれかのセンサーが異常を検知した場合に、その異常をエラーとして検知するものである。例えば紙詰まりセンサー22,34,35が紙詰まりを検知した場合、用紙エンプティセンサー32が用紙エンプティを検知した場合、或いは、トナー残量センサー37がトナーエンプティを柄検知した場合、エラー検知部61は、画像処理装置2においてエラーが発生したことを検知する。エラー検知部61は、エラーの発生を検知すると、エラー発生を示すアラートを発生させる。これにより、ユーザーは、画像処理装置2においてエラーが発生したことを把握することができる。またエラー検知部61は、エラーの発生を検知すると、操作情報送信部62を機能させる。
操作情報送信部62は、エラー検知部61によってエラーが検知されると、記憶部13からエラー判別情報15を読み出して参照することにより、そのエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、操作情報を生成する。
図6は、エラー判別情報15の一例を示す図である。例えばエラー判別情報15は、エラーを検知するセンサーごとに、エラーのタイプを複数のタイプに区別した情報である。またエラー判別情報15には、図5に示すように、エラーを検知するセンサーごとに、そのエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作(解除操作)が定義されている。ユーザーが行うべき操作は、例えば複数のステップからなり、各ステップの操作を順に行っていくことによりエラーを適切に解除することができるようになっている。例えばスキャナ部20の原稿搬送部21に設けられた紙詰まりセンサー22が紙詰まりのエラーを検知した場合の解除操作として、第1ステップ、第2ステップ及び第3ステップの3つのステップが定められており、第1ステップでは、ユーザーが原稿搬送部21のカバーを開放する操作を行い、第2ステップでは、ユーザーがジャム状態の紙を抜き取る操作を行い、第3ステップでは、ユーザーがカバーを閉鎖する操作を行うことが定義されている。また例えばプリンタ部30の用紙搬送部33に設けられている一つの紙詰まりセンサー34が紙詰まりエラーを検知した場合の解除操作として、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ及び第4ステップの4つのステップが定められており、第1ステップでは、ユーザーが扉を開放する操作を行い、第2ステップでは、ユーザーがレバーを持ち上げる操作を行い、第3ステップでは、ユーザーがレバーを持ち上げたままで用紙を抜き取る操作を行い、第4ステップでは、ユーザーが扉を閉鎖する操作を行うことが定義されている。また例えばプリンタ部30の用紙搬送部33に設けられている別の紙詰まりセンサー35が紙詰まりエラーを検知した場合の解除操作として、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ及び第4ステップの4つのステップが定められており、第1ステップでは、ユーザーが扉を開放する操作を行い、第2ステップでは、ユーザーがローラーを所定方向に回転させる操作を行い、第3ステップでは、ユーザーが用紙を抜き取る操作を行い、第4ステップでは、ユーザーが扉を閉鎖する操作を行うことが定義されている。そして図6に示すエラー判別情報15では、ユーザーが行うべき解除操作のそれぞれに対してユニークな識別情報である操作情報が付与されている。
操作情報送信部62は、上記のようなエラー判別情報15を参照することにより、エラーを検出したセンサーに対応する解除操作を、ユーザーが行うべき操作として特定し、その特定した操作に定められている操作情報を読み出すことにより、操作情報を生成する。そして操作情報送信部62は、エラーを検出したセンサーに対応する解除操作を特定した操作情報を通信制御部63へ出力する。
またエラー検知部61は、例えば用紙搬送部33における複数箇所での紙詰まりをエラーとして検知することもある。そのような場合、操作情報送信部62は、エラーを解除する操作として、複数箇所から所定の順序で紙詰まりした用紙を取り除く操作を特定する。そしてユーザーが行うべき操作順序を定義した操作情報を通信制御部63へ出力する。
通信制御部63は、エラー検知部61によってエラーが検知されると、近距離通信インタフェース16を介して携帯端末装置3と通信可能な状態であるかを監視する。携帯端末装置3と通信可能な状態である場合、通信制御部63は、その携帯端末装置3に対し、画像処理装置2と連携するアプリケーションが起動しているか否かを問い合わせる。携帯端末装置3においてアプリケーションが起動していれば、通信制御部63は、その問い合わせに対する適切な応答を携帯端末装置3のアプリケーションから受信する。これにより、通信制御部63は、通信可能な携帯端末装置3においてアプリケーションが起動していることを把握することができる。通信制御部63は、携帯端末装置3においてアプリケーションが起動していることを検知すると、操作情報送信部62から出力される操作情報を携帯端末装置3へ送信する。
これに対し、通信制御部63は、通信可能な携帯端末装置3においてアプリケーションが起動していないと判断した場合、携帯端末装置3においてアプリケーションが起動するまで待機する。ただし、これに限られるものではなく、通信制御部63は、携帯端末装置3に対してアプリケーションの起動命令を送信するようにしても良い。これにより、携帯端末装置3においてアプリケーションが自動的に起動される。そして通信制御部63は、携帯端末装置3においてアプリケーションが起動したことを確認した後、操作情報送信部62から出力される操作情報を携帯端末装置3へ送信する。
誤操作検知部64は、エラーを解除するためにユーザーによって行われる操作が誤操作である場合にそれを検知する処理部である。例えば、誤操作検知部64は、センサー群19から出力される開閉部材4の開閉状態の検知結果に基づき、ユーザーがエラーを解除するために開放することが必要な開閉部材4とは異なる開閉部材4を開放した場合に誤操作を検知する。また誤操作検知部64は、後述するように携帯端末装置3から撮影画像を取得する場合には、その撮影画像を解析することにより、ユーザーの操作が誤操作であることを検知するようにしても良い。ただし、本実施形態では、主として、携帯端末装置3において撮影画像の解析が行われる場合を例示する。
通信制御部63は、誤操作検知部64によって誤操作が検知された場合、誤操作情報を携帯端末装置3へ送信する。また通信制御部63は、エラー検知部61によってエラーが解除されたことが検知された場合にエラー解除通知を携帯端末装置3に送信する。
次に携帯端末装置3は、CPU40aがプログラム47を実行することにより制御部40において画像処理装置2と連携するアプリケーションを起動させると、制御部40が通信制御部71、案内方法判別部72、操作判別部73及び操作案内部75として機能する。尚、制御部40のCPU40aは、ユーザーによる起動指示に基づいてプログラム47を実行するものであっても良いし、画像処理装置2から送信されるアプリケーションの起動命令に基づいてプログラム47を自動的に実行するものであっても良い。例えば画像処理装置2においてエラーの発生が検知されると、画像処理装置2からアラートが発せられる。そのため、ユーザーは、画像処理装置2から発せられるアラートによってエラーの発生を把握することができ、アプリケーションを手動で起動させることもできる。
通信制御部71は、近距離通信インタフェース50を介して画像処理装置2と通信を行うものである。まずアプリケーションが起動すると、通信制御部71は、画像処理装置2に対してアプリケーションの起動を通知する。これにより、画像処理装置2は、携帯端末装置3においてアプリケーションが起動したことを把握することができる。その後、通信制御部71は、画像処理装置2から送信される操作情報を受信する。通信制御部71は、エラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を受信すると、その操作情報を案内方法判別部72へ出力する。また通信制御部71は、画像処理装置2から誤操作情報やエラー解除通知を受信した場合にも、それらを案内方法判別部72へ出力する。
案内方法判別部72は、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、音声による案内と、画像による案内とのいずれの方法で案内を行うかを判別する処理部である。案内方法判別部72は、通信制御部71が操作情報を受信すると、まず操作案内登録情報48を参照し、ユーザーが行うべき操作の種類を判別する。
図7は、操作案内登録情報48の一例を示す図である。図7に示すように、操作案内登録情報48は、画像処理装置2から受信する操作情報と、エラーを解除するためにユーザーが行うべき操作(解除操作)と、ユーザーが解除操作を行う際に両手操作が必要であるか否かを示す両手操作情報とが互いに対応付けられた情報である。そのため、この操作案内登録情報48を参照すれば、エラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定することができると共に、ユーザーが解除操作を行う際には両手操作が必要であるか否かを特定することができる。また操作案内登録情報48に登録されている解除操作には、ユーザーが操作すべき方向として、用紙の抜き取り方向や、レバーを移動させる際の移動方向、ローラーを回転させる際の回転方向なども予め登録される。そのため、ユーザーが実際に行っている操作方向が、操作案内登録情報48に登録されている操作方向と異なる場合には、ユーザーの操作を誤操作として検知することができるようになる。
また図7に示すように、ユーザー行うべき操作には、各ステップに対して画像データと音声データとが対応付けられている。そのため、この操作案内登録情報48を参照すれば、ユーザーに対して解除操作を案内するための画像データや音声データをステップごとに読み出すことができる。
図8は、操作案内登録情報48に登録される画像データの一例を示す図である。尚、図8では、用紙エンプティセンサー32(図6に示す「用紙エンプティセンサー1」)がエラーを検知した場合の各ステップの画像データを例示している。図8(a)は第1ステップの操作をユーザーに画像で案内するときの画像データを示している。第1ステップにおいてユーザーが行うべき操作は、トレー1を開放する操作であるため、図8(a)に示すように第1ステップに対応する画像データにはトレー1を開放する動画が記録されている。図8(b)は第2ステップの操作をユーザーに画像で案内するときの画像データを示している。第2ステップにおいてユーザーが行うべき操作は、A4サイズの用紙をトレー1に補給する操作であるため、図8(b)に示すように第2ステップに対応する画像データにはA4サイズの用紙を補給する動画が記録されている。図8(c)は第3ステップの操作をユーザーに画像で案内するときの画像データを示している。第3ステップにおいてユーザーが行うべき操作は、トレー1を閉鎖する操作であるため、図8(c)に示すように第3ステップに対応する画像データにはトレー1を閉鎖する動画が記録されている。尚、このような動画は、音声と共に記録されていても良い。
図9は、操作案内登録情報48に登録される音声データの一例を示す図である。尚、図9では、図8と同様に、用紙エンプティセンサー32(図6に示す「用紙エンプティセンサー1」)がエラーを検知した場合の各ステップの音声データを例示している。図9(a)は第1ステップの操作をユーザーに画像で案内するときの音声データを示している。第1ステップにおいてユーザーが行うべき操作は、トレー1を開放する操作であるため、図9(a)に示すように第1ステップに対応する音声データが再生されると、携帯端末装置3から「トレー1を開放してください」という音声が出力される。図9(b)は第2ステップの操作をユーザーに画像で案内するときの音声データを示している。第2ステップにおいてユーザーが行うべき操作は、A4サイズの用紙をトレー1に補給する操作であるため、図9(b)に示すように第2ステップに対応する音声データが再生されると、携帯端末装置3から「A4用紙を補給してください」という音声が出力される。図9(c)は第3ステップの操作をユーザーに画像で案内するときの音声データを示している。第3ステップにおいてユーザーが行うべき操作は、トレー1を閉鎖する操作であるため、図9(c)に示すように第3ステップに対応する音声データが再生されると、携帯端末装置3から「トレー1を閉じてください」という音声が出力される。ただし、このような音声による案内は、画像による案内に比べて、トレー1の位置をユーザーが正確に把握することが難しい案内となる。このように操作案内登録情報48には、ユーザーが行うべき操作のステップごとに、画像による案内を行うための画像データと、音声による案内を行うための音声データとが予め登録されている。
案内方法判別部72は、上記のような操作案内登録情報48を参照することにより、画像処理装置2から受信した操作情報に対応する解除操作を特定し、その解除操作においてユーザーが両手操作を行う必要があるか否かを判別する。エラーを解除するために両手操作を行うことが必要な場合、ユーザーは携帯端末装置3を片手に持った状態で操作を行うことができない。そのため、携帯端末装置3の表示部41に画像による案内を表示したとしても、ユーザーは、画像による案内を見ることができない。そこで案内方法判別部72は、両手操作を行うことが必要な場合、音声による案内を行うことを決定する。
これに対し、片手で解除操作を行うことが可能な場合、ユーザーは携帯端末装置3を一方の手に持った状態で他方の手で解除操作を行うことができる。つまり、片手で解除操作を行うことが可能な場合、ユーザーは、画像による案内を見ながら操作を進めることができる。そこで案内方法判別部72は、画像処理装置2から受信した操作情報に対応する解除操作をユーザーが片手で行うことが可能な場合、画像による案内を行うことを決定する。
また案内方法判別部72は、案内方法を決定するとき、撮像部45を駆動して撮像部45から撮影画像を取得する。そして案内方法判別部72は、その撮影画像を解析し、撮影画像にユーザーの顔画像が含まれているか否かを判別する。撮影画像にユーザーの顔画像が含まれている場合、ユーザーが表示部41を視認していると推定することができる。これに対し、撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていない場合、ユーザーが表示部41を視認していないと推定することができる。そのため、案内方法判別部72は、撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば、画像による案内を行うことを決定する。すなわち、案内方法判別部72は、ユーザーが行うべき解除操作が両手で行うことの必要な操作であっても、画像による案内を行うことを決定するのである。また案内方法判別部72は、撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ、音声による案内を行うことを決定する。すなわち、案内方法判別部72は、ユーザーが行うべき解除操作が片手で行うことの可能な操作であっても、音声による案内を行うことを決定するのである。
また操作案内部75は、ユーザーによる操作に基づいて案内方法を画像による案内から音声による案内へ、又は、音声による案内を画像による案内へ切り替えることも可能である。これにより、音声による案内では操作内容が良く判らなかった場合に、ユーザーは手動操作で案内方法を画像による案内へ切り替えることにより、操作内容を正確に把握することができるようになる。
操作案内部75は、案内方法判別部72によって決定される案内方法に基づき、ユーザーが行うべき操作の案内処理を行うものである。この操作案内部75は、音声案内部76と、画像案内部77とを備えており、案内方法判別部72の決定結果に基づき音声案内部76及び画像案内部77を択一的に動作させる。
音声案内部76は、音声による案内を行う処理部であり、画像処理装置2から受信した操作情報に対応する音声データを読み出し、その音声データに基づいてスピーカー44を駆動することにより、スピーカー44から音声による案内を出力させる。すなわち、音声案内部76は、ステップごとの音声データに基づく音声再生処理をCPU40aに行わせることにより、音声に基づく案内をスピーカー44から出力させるのである。また音声案内部76は、案内方法判別部72から音声による案内の一時停止や再生が指示された場合には、案内方法判別部72からの指示に基づいて音声による案内を一時停止させたり、再生したりする。音声案内部76によって音声による案内が行われているとき、操作案内部75は、表示部41に供給する電源をオフにしても良い。これにより、携帯端末装置3において消費される電力を抑えることができるようになる。
画像案内部77は、画像による案内を行う処理部であり、画像処理装置2から受信した操作情報に対応する画像データを読み出し、その画像データに基づいて表示部41に動画像を表示させる。すなわち、画像案内部77は、ステップごとの画像データに基づく動画再生処理をCPU40aに行わせることにより、画像に基づく案内を表示部41に表示させるのである。また画像案内部77は、案内方法判別部72から画像による案内の一時停止や再生が指示された場合には、案内方法判別部72からの指示に基づいて画像による案内を一時停止させたり、再生したりする。
また案内方法判別部72は、画像処理装置2から誤操作情報を受信した場合、操作案内部75に対して誤操作を報知するように指示をする。これにより、操作案内部75は、ユーザーによって行われている操作が誤操作であることを報知する。この報知はスピーカー44から出力される音声によって行われることが好ましい。音声による報知は、ユーザーが表示部41を視認していなくてもユーザーに認識させることができるからである。
また案内方法判別部72は、画像処理装置2から誤操作情報を受信した場合、操作案内部75に対して再び画像又は音声による案内を行うように指示をする。これにより、操作案内部75は、再び画像又は音声による案内を行うため、ユーザーに対して正しい操作内容を容易に把握させることができるようになる。
操作判別部73は、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われているときに、そのユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する処理部である。操作判別部73は、撮像部45を駆動し、ユーザーの操作を動画像として撮影した撮影画像を取得する。そして操作判別部73は、その撮影画像を利用してユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する。より詳しく説明すると、操作判別部73は、誤操作検知部74を備えている。誤操作検知部74は、撮像部45がユーザーの操作を撮影した撮影画像に基づき、ユーザーの操作が誤操作であればそれを検知する。操作判別部73は、誤操作検知部74によって誤操作が検知された場合に、ユーザーによって行われている操作が誤操作であると判別する。
図10は、ユーザーの操作を撮影した撮影画像G1の一例を示す図である。尚、図10は、画像処理装置2の側面に設けられた扉4aの内側にあるホルダー6aに携帯端末装置3がセットされた状態で撮影された撮影画像G1の例を示している。誤操作検知部74は、図10に示すような撮影画像G1を取得すると、その撮影画像G1から紙詰まりした用紙9を検出する。撮影画像G1に写っている内部機構5aは、概ね黒色で統一されており、用紙9は白色などの内部機構5aとは異なる色である。そのため、誤操作検知部74は、内部機構5aの色とは異なる白色などの画像部分を紙詰まりした用紙9として検出し、用紙9の画像部分を用紙9の特徴点として抽出する。また画像処理装置2の内部機構5aにユーザーが操作可能なローラーやレバーなどの操作部材が含まれる場合、それらの操作部材は例えば緑色などの所定色で着色されている。そのため、誤操作検知部74は、撮影画像G1に対して所定色の画像部分が含まれているか否かを解析し、所定色の画像部分が含まれていればその画像部分をローラーやレバーなどの操作部材の特徴点として抽出する。
また図10に示すように撮影画像G1にユーザーの手8が含まれている場合、誤操作検知部74は、その手8を検出する。すなわち、ユーザーの手8は、特徴的な形状を有し、また画像処理装置2の内部機構5aとは異なる色である。そのため、誤操作検知部74は、撮影画像G1を取得すると、その撮影画像G1に含まれる画像成分の形状及び色を解析することによってユーザーの手8を検出し、ユーザーの手8が写っている画像部分をユーザーの手8の特徴点として抽出する。
撮像部45によって撮影される画像は動画像であるため、誤操作検知部74は、上記のような特徴点を抽出する処理を繰り返し実行し、ユーザーの手8の特徴点の移動軌跡を導出することにより、ユーザーによって行われている操作を検出する。例えば、ユーザーが行うべき操作が用紙9を所定方向に引き抜く操作である場合、誤操作検知部74は、手8の特徴点が用紙9の特徴点と重なった状態になれば、ユーザーの手8が紙詰まりした用紙9を掴んだことを検知する。そして誤操作検知部74は、ユーザーの手8が用紙9を掴んだことを検知した後、ユーザーの手8が用紙9を正しく引き抜く際の所定方向とは異なる方向に移動したことを検知すると、ユーザーによって行われている操作が誤操作であることを検知する。したがって、誤操作検知部74は、ユーザーによる用紙9の引き抜き操作が行われている状態のときに誤操作を検知することができる。
またユーザーが行うべき操作がローラーを所定方向に回転させる操作である場合、誤操作検知部74は、手8の特徴点がローラーの特徴点と重なった状態になれば、ユーザーの手8がローラーを掴んだことを検知する。そして誤操作検知部74は、ユーザーの手8がローラーを掴んだことを検知した後、ユーザーの手8によるローラーの回転方向が所定方向とは異なる方向であることを検知すると、ユーザーによって行われている操作が誤操作であることを検知する。したがって、誤操作検知部74は、ユーザーによるローラーの回転操作が行われている状態のときに誤操作を検知することができる。
またユーザーが行うべき操作がレバーを所定方向に移動させる操作である場合、誤操作検知部74は、手8の特徴点がレバーの特徴点と重なった状態になれば、ユーザーの手8がレバーに触れたことを検知する。そして誤操作検知部74は、ユーザーの手8がレバーに触れたことを検知した後、ユーザーによるレバーの移動方向が所定方向とは異なる方向であることを検知すると、ユーザーによって行われている操作が誤操作であることを検知する。したがって、誤操作検知部74は、ユーザーによるレバーの移動操作が行われている状態のときに誤操作を検知することができる。
また誤操作検知部74は、撮影画像G1においてユーザーの手8を検出した後、そのユーザーの手8の特徴点が用紙やローラー、レバーなどの位置する操作位置とは異なる方向に移動していることを検知した場合にも誤操作であることを検知する。したがって、誤操作検知部74は、ユーザーによってエラーを解除するための操作が行われようとしているときにユーザーの手8が間違った方向へ移動していれば、それを誤操作として検知することができる。
またユーザーが行うべき操作が用紙やトレーなどの消耗品を補給又は交換する操作である場合、誤操作検知部74は、撮影画像G1に消耗品画像が含まれるか否かを判断し、消耗品画像が含まれる場合には、その消耗品画像を抽出して画像解析を行うことにより、補給又は交換対象となる正しい消耗品であるか否かを判定する。例えばトナーの交換である場合、トナーの筐体にはトナー色と同じ色のシールなどが貼付されているため、誤操作検知部74は、筐体に貼付されているシールの色を判別することにより、交換対象となる正しい消耗品であるか否かを判定する。また用紙の補給である場合、誤操作検知部74は、撮影画像G1に写っている用紙画像のサイズから正しいサイズの用紙であるか否かを判定する。したがって、誤操作検知部74は、ユーザーによって誤った消耗品が補給又は交換されようとしている場合にも、誤操作を検知することができる。
また用紙搬送部33の複数箇所で紙詰まりが発生している場合、誤操作検知部74は、操作情報において定義された操作順序と異なる順序で紙詰まりした用紙が取り除かれようとしていることを検知すると、そのようなユーザーの操作を誤操作として検知する。したがって、誤操作検知部74は、ユーザーによって誤った順序で用紙が取り除かれてしまう前に、誤操作を検知することができる。
誤操作検知部74は、上記のようにして撮像部45から得られる撮影画像G1を解析することにより、ユーザーの操作が誤操作であるか否かを検知する。このような検知方法の場合、撮影画像G1からユーザーの手8や用紙9、ローラー、レバーなどの特徴点を抽出することができなければ、誤操作であるか否かを判定することができなくなる。そのため、誤操作検知部74において誤操作を判定するための特徴点を抽出することができなかった場合、操作判別部73は、操作案内部75に対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促すことを指示する。この指示に基づき、操作案内部75は、音声案内部76を駆動し、ユーザーに対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促す音声メッセージをスピーカー44から出力させる。この音声メッセージにより、ユーザーは、操作箇所を撮影する必要があることを把握し、携帯端末装置3の撮像部45を操作箇所に向けて撮影可能な状態にすることができる。
操作判別部73は、誤操作検知部74によって誤操作が検知されると、操作案内部75に対して誤操作を報知するように指示をする。これにより、操作案内部75は、ユーザーによって行われている操作が誤操作であることを報知する。この報知はスピーカー44から出力される音声によって行われることが好ましい。音声による報知は、ユーザーが表示部41を視認していなくてもユーザーに認識させることができるからである。
また操作判別部73は、誤操作検知部74によって誤操作が検知されると、操作案内部75に対して再び画像又は音声による案内を行うように指示をする。これにより、操作案内部75は、再び画像又は音声による案内を行うため、ユーザーに対して正しい操作内容を容易に把握させることができるようになる。
次に図11は、画像処理装置2でエラーが発生した場合に画像処理装置2及び携帯端末装置3が互いに連携しながら行うプロセスの流れを示す図である。図11に示すように、画像処理装置2は、エラーを検知すると(プロセスP1)、まずエラーが発生したことを報知する(プロセスP2)これにより、画像処理装置2の近傍に居るユーザーは、画像処理装置2においてエラーが発生したことを把握することができる。そして携帯端末装置3は、ユーザーによるアプリケーションの起動指示に基づいてアプリケーションを起動させる(プロセスP3)。ただし、これに限らず、携帯端末装置3は、画像処理装置2からの命令に基づいてアプリケーションを自動起動させるものであっても構わない。
画像処理装置2は、エラーを報知すると、そのエラーを解除するためにユーザーが行うべき解除操作を特定する(ステップS4)。そして画像処理装置2は、その解除操作に対応する操作情報D10を生成し、その操作情報D10を携帯端末装置3へ送信する(プロセスP5)。
携帯端末装置3は、画像処理装置2から送信される操作情報D10を受信すると(プロセスP6)、ユーザーに対する解除操作の案内方法を判別する(プロセスP7)。このとき、携帯端末装置3は、画像処理装置2から受信した操作情報D10に対応する解除操作が両手操作の必要な操作であるか否か、又は、撮像部45によって撮影された撮影画像にユーザーの顔画像が含まれているか否かに応じて、音声による案内と画像による案内とのいずれか一方を決定する。そして携帯端末装置3は、プロセスP7における判別結果に基づき、音声による案内と画像による案内とのいずれか一方でエラーを解除するための操作を案内する(プロセスP8)。
携帯端末装置3は、画像又は音声による案内を開始することに伴い、撮像部45によるユーザー操作の撮影を開始する(プロセスP9)。これにより、操作判別部73による誤操作の判別処理が開始される。つまり、ユーザーによってエラーを解除するための操作が開始されると、携帯端末装置3はその操作を逐次撮影し、誤操作であるか否かをリアルタイムで判別するのである。そして携帯端末装置3は、ユーザーの操作が誤操作であることが検知すると(プロセスP10)、ユーザーに対して誤操作であることを報知し、音声又は画像で正しい操作を案内する(プロセスP11)。以後、携帯端末装置3は、誤操作を検知する度に、プロセスP11,P12の処理を繰り返す。
一方、画像処理装置2は、エラーが解除されたことを検知すると(プロセスP12)、携帯端末装置3に対してエラー解除通知D11を送信する(プロセスP13)。そして携帯端末装置3は、画像処理装置2からエラー解除通知D11を受信すると、ユーザーの操作の撮影動作を終了させる。また携帯端末装置3は、撮影動作を終了させることに伴い、アプリケーションの起動を終了させるようにしても良い。
次に画像処理装置2において行われる処理について説明する。図12は、画像処理装置2において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、画像処理装置2においてエラーが検知されることに伴って開始される。画像処理装置2は、この処理を開始すると、まずエラーを検知したセンサーを特定する(ステップS10)。センサーを特定することができると、画像処理装置2は、エラー判別情報15を参照し(ステップS11)、ユーザーが行うべき解除操作を特定する(ステップS12)。そして画像処理装置2は、特定した解除操作に対応する操作情報を読み出して携帯端末装置3へ送信する(ステップS13)。
その後、画像処理装置2は、エラーが解除されたことを検知するまで待機し(ステップS14でNO)、エラーが解除されたことを検知すると(ステップS14でYES)、エラー解除通知を携帯端末装置3へ送信する(ステップS15)。以上で、画像処理装置2における処理が終了する。
次に携帯端末装置3において行われる処理について説明する。図13は、携帯端末装置3において行われる主たる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、携帯端末装置3において画像処理装置2と連携するアプリケーションが起動することによって開始される。携帯端末装置3は、この処理を開始すると、まず操作案内登録情報48を読み出す(ステップS20)。そして携帯端末装置3は、画像処理装置2から操作情報を受信するまで待機する状態となる(ステップS21)。
画像処理装置2から操作情報を受信すると(ステップS21でYES)、携帯端末装置3は、操作案内登録情報48を参照し(ステップS22)、ユーザーに対して解除操作を案内する際の案内方法を決定する(ステップS23)。このとき、携帯端末装置3は、ユーザーが行うべき操作が両手で行うことが必要な操作であるか否かを判別するだけでなく、撮像部45で撮影した撮影画像に基づきユーザーが表示部41を視認しているか否かについても判別し、案内方法を、画像よる案内と音声による案内とのいずれか一方に決定する。そして携帯端末装置3は、ステップS23で決定した案内方法に基づき、ユーザーが行うべき操作を案内する。
続いて携帯端末装置3は、撮像部45を駆動し、ユーザー操作の撮影を開始する(ステップS25)。そして携帯端末装置3は、撮像部45から逐次得られる撮影画像に基づき、誤操作判別処理を行う(ステップS26)。この誤操作判別処理では、ユーザーの操作が誤操作であるか否かが逐次判別される。尚、誤操作判別処理の詳細については後述する。
そして携帯端末装置3は、誤操作判別処理において誤操作が検知されたか否かを判別し(ステップS27)、誤操作が検知された場合(ステップS27でYES)、ユーザーに対して誤操作であることを報知する(ステップS28)。このとき、携帯端末装置3は、スピーカー44から出力する音声で誤操作であることを報知することにより、表示部41を視認していないユーザーに対しても誤操作であることを認識させることができる。また携帯端末装置3は、ユーザーに対して正しい操作を再び案内する処理を行う(ステップS29)。このとき、携帯端末装置3は、画像による案内を行うことにより、音声よる案内よりも分かり易い態様でユーザーに正しい操作を案内することができる。尚、誤操作判別処理において誤操作が検知されていない場合(ステップS27でNO)、ステップS28,S29の処理はスキップする。
続いて携帯端末装置3は、画像処理装置2からエラー解除通知を受信したか否かを判断する(ステップS30)。その結果、エラー解除通知を受信していない場合(ステップS30でNO)、携帯端末装置3による処理はステップS26へ戻り、誤操作判別処理以降の上述した処理を繰り返す。これに対し、画像処理装置2からエラー解除通知を受信した場合(ステップS30でYES)、携帯端末装置3で起動しているアプリケーションの処理が終了する。
図14は、誤操作判別処理(ステップS26)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。携帯端末装置3は、この処理を開始すると、ユーザーが行うべき操作が消耗品の補給又は交換であるか否かを判断する(ステップS40)。その結果、消耗品の補給又は交換であった場合(ステップS40でYES)、携帯端末装置3は、撮像部45から得られる撮影画像G1から消耗品画像を抽出し(ステップS41)、その消耗品画像を解析することにより正しい消耗品であるか否かを判断する(ステップS42)。その結果、撮影画像G1に写っている消耗品が間違った消耗品であった場合(ステップS42でNO)、携帯端末装置3は、ユーザーによる操作が誤操作であることを検知する(ステップS43)。これに対し、撮影画像G1に写っている消耗品が正しい消耗品であった場合(ステップS42でYES)、携帯端末装置3による処理はステップS44へ進む。またユーザーが行うべき操作が消耗品の補給又は交換でなかった場合も(ステップS40でNO)、ステップS44へ進む。尚、携帯端末装置3は、ステップS41において消耗品画像を抽出することができなかった場合には、ユーザーに消耗品の撮影を促すようにしても良い。
ステップS44に進むと、携帯端末装置3は、撮影画像G1から各種の特徴点を抽出する処理を行う。すなわち、携帯端末装置3は、撮影画像G1に写っている用紙9、ユーザーの手8、ユーザーが操作可能なローラーやレバーなどの操作部材の特徴点を抽出する処理を行う。ただし、撮影画像G1に、用紙9や手8、ローラーやレバーなどが写っていなければそれらの特徴点を抽出することができない。そのため、携帯端末装置3は、特徴点の抽出に成功したか否かを判断し(ステップS45)、特徴点の抽出に失敗した場合には(ステップS45でNO)、ユーザーに対して撮影案内を行う(ステップS46)。この撮影案内では、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を行うことを案内すると共に、必要に応じてホルダー6に携帯端末装置3をセットすべきことを案内する。
一方、特徴点の抽出に成功している場合(ステップS45でYES)、携帯端末装置3は、その特徴点の移動軌跡に基づいて特徴点の追跡を開始する(ステップS47)。そして携帯端末装置3は、ユーザーの手8の特徴点が用紙9や操作部材などの対象物の特徴点と重なった状態となった否かを判別することにより、ユーザーの手8が対象物を掴んだか否かを判断する(ステップS48)。その結果、ユーザーの手8が対象物を掴んでいない場合(ステップS48でNO)、携帯端末装置3は、ユーザーの手8の特徴点の移動軌跡に基づいてユーザーの手8の移動方向を検知する(ステップS49)。そしてユーザーの手8の移動方向が用紙9や操作部材などの対象物に向かう方向であるか否かを判断し(ステップS50)、ユーザーの手8が対象物に向かっていれば(ステップS50でYES)、ユーザーが正しい操作を行っていることになるため、誤操作判別処理が終了する。これに対し、ユーザーの手8が対象物とは異なる方向に移動している場合(ステップS50でNO)、携帯端末装置3は、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する(ステップS51)。
またユーザーの手8が対象物を掴んでいることを検知した場合(ステップS48でYES)、携帯端末装置3は、対象物の特徴点の移動軌跡に基づいて対象物の移動方向を検知する(ステップS52)。そして対象物がエラーを解除するための正しい方向に移動しているか否かを判断する(ステップS53)。その結果、対象物が正しい方向に移動していれば(ステップS53でYES)、ユーザーが正しい操作を行っていることになるため、誤操作判別処理が終了する。これに対し、対象物が正しい方向とは異なる方向に移動している場合(ステップS53でNO)、携帯端末装置3は、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する(ステップS51)。
以上のようの誤操作判別処理(ステップS26)が繰り返し行われることにより、ユーザーが間違った操作を行おうとしたときに誤操作を速やかに検知することができるようになり、ユーザーの操作が完了する前に、ユーザーに対して誤操作であることを報知すると共に、正しい操作を案内することができるようになる。
以上のように、本実施形態の画像処理システム1は、画像処理装置2と携帯端末装置3とが近距離通信を行うことが可能であり、画像処理装置2においてエラーが発生すると、画像処理装置2から携帯端末装置3に対してエラーを解除するための操作情報を送信する。また携帯端末装置3は、画像処理装置2から操作情報を受信すると、その操作情報に基づいてエラーを解除するための操作を案内すると共に、ユーザーによって行われる操作を撮影し、その撮影画像に基づいてユーザーによって行われている操作が誤操作であるか否かをリアルタイムに判別する。そしてユーザーによって行われている操作が誤操作であると判別すると、携帯端末装置3は、直ぐにユーザーに対して誤操作であることを報知し、ユーザーに対して正しい操作を案内する。したがって、本実施形態の画像処理システム1は、ユーザーによって行われている操作が誤操作であれば、その操作が完了してしまう前に、ユーザーに対して誤操作であることを認識させることが可能であり、速やかに誤操作を中断させて正しい操作を行わせることが可能である。
また画像処理装置2は、エラーを解除する操作のために内部機構を開放可能な開閉部材4を備えており、その開閉部材4の内側に携帯端末装置3を保持するホルダー6が設けられている。そのため、ユーザーは、ホルダー6に携帯端末装置3をセットした状態でエラーを解除するための操作を行えば、その操作が携帯端末装置3によって撮影されるようになる。したがって、携帯端末装置3は、ユーザーによって行われる操作を適切に撮影することができるようになる。
また携帯端末装置3は、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、撮像部45によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば画像による案内を行い、撮像部45によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ音声による案内を行う。つまり、ユーザーが表示部41を見ていないときには音声のみによる案内を行い、表示部41に画像による案内を表示させないため、携帯端末装置3において消費される電力を抑えることができる。
以上、本発明に関する一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
例えば上記実施形態において説明した画像処理装置2のエラーは、単なる一例である。したがって、画像処理装置2において発生するエラーには、上述したエラー以外のものが含まれていても構わない。
また上記実施形態では、携帯端末装置3において撮影画像G1を解析し、ユーザーによって行われている操作が間違っていれば誤操作を検知する場合を例示した。しかし、これに限られるものではなく、誤操作を検知する処理を画像処理装置2において行うようにしても良い。この場合の動作は例えば次のようなものになる。携帯端末装置3における操作判別部73が撮像部45から撮影画像G1を取得すると、その撮影画像G1を画像処理装置2へ送信する。画像処理装置2は、携帯端末装置3から撮影画像G1を取得すると、誤操作検知部64を機能させる。そして誤操作検知部64は、携帯端末装置3から取得した撮影画像G1を解析することにより、ユーザーによって行われている操作が誤操作であるか否かを判定する。誤操作検知部64は、誤操作を検知すると、携帯端末装置3に対して誤操作情報を送信する。そして携帯端末装置3の操作判別部73は、画像処理装置2から誤操作情報を受信した場合に、ユーザーによって行われている操作が誤操作であると判別する。その後の処理は、上記実施形態で説明したものと同様である。
また上記実施形態では、携帯端末装置3がユーザーによって占有的に所持されるスマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどで構成される場合を例示した。しかし、携帯端末装置3は、必ずしもユーザーによって占有的に所持される装置でなくても構わない。例えば、画像処理装置2の操作パネル11が、画像処理装置2の装置本体に対して着脱可能な場合には、画像処理装置2の装置本体から取り外した操作パネル11が上述した携帯端末装置3として機能するものであっても構わない。
1 画像処理システム
2 画像処理装置
3 携帯端末装置
45 撮像部(撮像手段)
61 エラー検知部(エラー検知手段)
62 操作情報送信部(操作情報送信手段)
64 誤操作検知部(誤操作検知手段)
73 操作判別部(操作判別手段)
74 誤操作検知部(誤操作検知手段)
75 操作案内部(案内手段)

Claims (17)

  1. 画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、を備え、
    前記案内手段は、前記誤操作検知手段によってユーザーの操作が誤操作であることが検知された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする画像処理システム。
  2. 画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、
    前記携帯端末装置で撮影された撮影画像を取得して解析することによりユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像を前記画像処理装置へ送信し、前記誤操作検知手段によって誤操作であることが検知された場合にユーザーの操作が誤操作であると判別する操作判別手段と、を備え、
    前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知し、
    前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする画像処理システム。
  3. 前記エラー検知手段は、用紙搬送路における紙詰まりをエラーとして検知し、
    前記操作情報送信手段は、エラーを解除するための操作として、前記用紙搬送路において紙詰まりした用紙を所定方向に引き抜く操作を特定し、
    前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの手が用紙を掴んだことを検知した後、ユーザーの手の移動方向が前記所定方向と異なる方向であることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  4. 前記エラー検知手段は、用紙搬送路における紙詰まりをエラーとして検知し、
    前記操作情報送信手段は、エラーを解除するための操作として、前記用紙搬送路に設けられるローラーを所定方向に回転させる操作を特定し、
    前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの手が前記ローラーを掴んだことを検知した後、ユーザーの手による前記ローラーの回転方向が前記所定方向と異なる方向であることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  5. 前記エラー検知手段は、用紙搬送路における紙詰まりをエラーとして検知し、
    前記操作情報送信手段は、エラーを解除するための操作として、前記用紙搬送路に設けられるレバーを所定方向に移動させる操作を特定し、
    前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの手が前記レバーに触れたことを検知した後、ユーザーの手による前記レバーの移動方向が前記所定方向と異なる方向であることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  6. 前記操作情報送信手段は、前記用紙搬送路における複数箇所での紙詰まりがエラーとして検知された場合に、エラーを解除するための操作として、前記複数箇所から所定の順序で紙詰まりした用紙を取り除く操作を特定し、
    前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーによる紙詰まりした用紙の取り除き順序が前記所定の順序と異なることを検知した場合に、誤操作を検知することを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の画像処理システム。
  7. 画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置における消耗品のエンプティ状態をエラーとして検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作として、前記消耗品を補給又は交換する操作を特定し、該特定した操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像から消耗品画像を抽出して解析することにより正しい消耗品であるか否かを判定し、正しい消耗品でないと判定した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、
    前記誤操作検知手段がユーザーの操作が誤操作であると判別する操作判別手段と、を備え、
    前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする画像処理システム。
  8. 画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置における消耗品のエンプティ状態をエラーとして検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作として、前記消耗品を補給又は交換する操作を特定し、該特定した操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、
    前記携帯端末装置で撮影された撮影画像を取得して解析することによりユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像を前記画像処理装置へ送信し、前記誤操作検知手段によって誤操作であることが検知された場合にユーザーの操作が誤操作であると判別する操作判別手段と、を備え、
    前記誤操作検知手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像から消耗品画像を抽出して解析することにより正しい消耗品であるか否かを判定し、正しい消耗品でないと判定した場合に、誤操作を検知し、前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする画像処理システム。
  9. 画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、
    を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、
    前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知し、
    前記画像処理装置は、さらにエラーを解除する操作のために内部機構を開放可能な開閉部材と、
    前記開閉部材の内側に設けられ、前記携帯端末装置を保持するホルダーと、を備え、
    前記ホルダーは、ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときに前記撮像手段が前記内部機構を撮影可能な状態に前記携帯端末装置を保持する、ことを特徴とする画像処理システム。
  10. 画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、
    前記操作判別手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像から所定の特徴点を抽出することができない場合に、ユーザーに対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促し、
    前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする画像処理システム。
  11. 画像処理装置と携帯端末装置とが近距離通信を行うことが可能な画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置においてエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によって検知されるエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作を特定し、該操作に関する操作情報を前記携帯端末装置へ送信する操作情報送信手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、
    前記案内手段は、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば画像による案内を行い、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ音声による案内を行い、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする画像処理システム。
  12. 画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置であって、
    前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する操作情報受信手段と、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する誤操作検知手段と、を備え、
    前記案内手段は、前記誤操作検知手段によってユーザーの操作が誤操作であることが検知された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする携帯端末装置。
  13. 画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置であって、
    前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する操作情報受信手段と、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、
    前記操作判別手段は、前記撮像手段によって得られる撮影画像から所定の特徴点を抽出することができない場合に、ユーザーに対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促し、
    前記案内手段は、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする携帯端末装置。
  14. 画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置であって、
    前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する操作情報受信手段と、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する案内手段と、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する操作判別手段と、を備え、
    前記案内手段は、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば画像による案内を行い、前記撮像手段によって得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ音声による案内を行い、前記操作判別手段によってユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知することを特徴とする携帯端末装置。
  15. 画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置において実行されるプログラムであって、前記携帯端末装置に、
    前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する第1ステップと、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する第2ステップと、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する第3ステップと、
    前記第3ステップによって得られる撮影画像に基づいて、ユーザーの手がエラーを解除するための操作位置とは異なる方向へ移動していることを検知した場合に、ユーザーの操作が誤操作であることを検知する第4ステップと、
    前記第4ステップにおいてユーザーの操作が誤操作であることが検知された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知する第5ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置において実行されるプログラムであって、前記携帯端末装置に、
    前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する第1ステップと、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する第2ステップと、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する第3ステップと、
    前記第3ステップによって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する第4ステップと、
    前記第4ステップにおいてユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知する第5ステップと、を実行させ、
    前記第4ステップは、前記第3ステップによって得られる撮影画像から所定の特徴点を抽出することができない場合に、ユーザーに対し、エラーを解除する操作を行う箇所の撮影を促すことを特徴とするプログラム。
  17. 画像処理装置と近距離通信を行うことが可能な携帯端末装置において実行されるプログラムであって、前記携帯端末装置に、
    前記画像処理装置のエラーを解除するためにユーザーが行うべき操作に関する操作情報を、前記画像処理装置から受信する第1ステップと、
    前記操作情報に基づいてユーザーが行うべき操作を案内する第2ステップと、
    ユーザーによってエラーを解除する操作が行われるときの画像を撮影する第3ステップと、
    前記第3ステップによって得られる撮影画像に基づいてユーザーの操作が誤操作であるか否かを判別する第4ステップと、
    前記第4ステップにおいてユーザーの操作が誤操作であると判別された場合にユーザーに対して誤操作であることを報知する第5ステップと、を実行させ、
    前記第2ステップは、ユーザーが行うべき操作を案内するとき、画像撮影を行って得られる撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていれば画像による案内を行い、前記撮影画像にユーザーの顔画像が含まれていなければ音声による案内を行うことを特徴とするプログラム。
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