JP6840784B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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また、クライアントコンピュータ側で画像データを準備せず、ユーザが指定した宛先のみをファックス装置に通知し、ファックス装置側で原稿を読み取って生成した画像データを指定された宛先にファックス送信する機能も知られていた(特許文献1)。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について説明する。図1は、本実施形態における画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。情報処理装置の一例であるタブレット型端末101は、無線ネットワークルーター(無線アクセスポイント)102を介してMFP103と通信する。MFP103は、画像処理装置の一例である。タブレット型端末101と無線ネットワークルーター102とは無線LAN(Local Area Network)で接続されている。MFP103と無線ネットワークルーター102とは有線LANで接続されている。また、MFP103は、公衆回線網(PSTN)にも接続されている。なお、タブレット型端末101とMFP103との通信経路は上述したものに限らない。例えば、タブレット型端末101と無線ネットワークルーター102とが有線LANで接続されていても良い。また、MFP103と無線ネットワークルーター102とが無線LANで接続されていても良い。更に、タブレット型端末101とMFP103とが同一ネットワークに接続されていても良い。即ち、タブレット型端末101とMFP103とがネットワークを介して通信可能な構成であればどのような構成であっても良い。
RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。なお、MFP103は1つのCPU211が1つのメモリ(RAM213又はHDD214)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUや複数のRAM又はHDDを協働させてフローチャートに示す各処理を実行するようにすることもできる。
HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する。また、HDD214は、MFP103の各種設定データの記憶領域としても使用される。操作部I/F215は、操作部220と制御部210とを接続する。操作部220には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボード等が備えられており、ユーザによる操作、入力、指示を受け付ける受付部としての役割を担う。
スキャナI/F217は、スキャナ222と制御部210とを接続する。スキャナ222は、原稿を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。
モデムI/F218は、モデム223と制御部210とを接続する。モデム223は、PSTNに接続され、外部のファックス装置(図示せず)との間における画像データのファックス通信を実行する。ネットワークI/F219は、制御部210(MFP103)を有線LANに接続する。MFP103は、ネットワークI/F219を用いて外部装置と通信し、画像データや各種情報を送受信することができる。
本実施形態において、タブレット型端末101から送信される画像データは、Protocol Stack部304に保持されたネットワークプロトコルに従い、ネットワークI/F219を介して受信される。受信した画像データは、Image File部303によって格納される。Image File部303は、RAM213やHDD214に格納された画像データを管理するソフトウェアモジュールである。
OS(Operating System)部308は、各モジュールやタスクを調整し、MFP103のソフトウェア全体を管理する。OS部308には、Device Driver部307が組み合わされている。Device Driver部307は、スキャナ222やモデム223等のハードウェアデバイスを制御する。
Authentication部309は、ユーザ認証を制御するモジュールである。MFP103においてユーザ認証が有効にされている場合、ユーザは、操作部220を介してユーザ名及びパスワードから成る認証情報を入力するログイン操作を行う必要がある。Authentication部309は、入力された認証情報を予め登録された認証情報と照合して認証の可否を判定し、認証可となった場合に、ユーザはMFP103を使用することができる。なお、MFP103において、ユーザ認証が無効になっている場合、ログイン操作及びAuthentication部309による認証無しに、ユーザはMFP103を使用することができる。
操作部I/F413は、操作部420と制御部410とを接続する。操作部420には、タッチパネル機能を有する液晶表示部が備えられており、ユーザによる操作、入力、指示等を受け付ける受付部としての役割を担う。ネットワークI/F414は、制御部410(タブレット型端末101)を無線LANに接続する。タブレット型端末101は、ネットワークI/F414を用いて外部装置に画像データや情報を送信したり、各種情報を受信したりすることができる。
タブレット型端末101でファックス送信アプリケーションを起動すると、図5に示す操作画面が表示される。設定欄501は、ファックス送信を実行させるMFPを選択設定する欄である。設定欄501にタッチすると、タブレット型端末101が周囲にあるMFPを検索し、見つかったMFPが一覧表示される。ユーザは、表示されたMFPからファックス送信を実行させるMFPを選択することができる。
設定欄502は、ファックス送信の宛先となる電話番号(ファックス番号)を設定する欄である。ユーザは、タブレット型端末101に表示されるソフトキーボードを用いて電話番号を入力しても良いし、タブレット型端末101に記憶されているアドレス帳を参照して電話番号を選択しても良い。
設定欄503は、MFP103のスキャナ222を用いて実行するスキャン処理(読取処理)の詳細設定を行う欄である。設定欄503をタッチすると、解像度や画質、原稿サイズ等の読取パラメータを指定するための画面が表示され、この画面を介してユーザからスキャン設定を受け付ける。なお、設定欄503により設定されたスキャン処理の詳細設定は、スキャン処理開始前であればMFP103の操作部220によりユーザが変更することができる。
ファックス送信キー504は、MFP103に対してファックス送信の実行を指示するためのキーである。設定欄501乃至503の設定が済んだ後にファックス送信キー504が押下されると、タブレット型端末101とMFP103との通信が開始される。
図6は、タブレット型端末101からMFP103に対してファックス送信の実行が指示された後で、MFP103にユーザがログインする場合の処理の一例を示すシーケンス図である。即ち、タブレット型端末101からの原稿読取送信ジョブの受信後にMFP103にユーザがログインする場合の処理について説明する。なお、原稿読取送信ジョブとは、スキャンコマンドを含むファックス送信ジョブのことである。S601では、タブレット型端末101が、図5のタブレット型端末101の操作画面を介してユーザからの設定を受け付ける。S602では、タブレット型端末101が、MFP103にジョブ生成のためのコマンドを送信する。このコマンドには、タブレット型端末101を操作しているユーザの認証情報が付加されているものとする。このコマンドを受けたMFP103は、S603でOKをタブレット型端末101に応答する。
S604では、タブレット型端末101が、MFP103にスキャンの実行を指示するスキャンコマンドを送信する。このコマンドを受けたMFP103は、S605でOKをタブレット型端末101に応答する。S606では、タブレット型端末101が、MFP103にジョブ終了のためのコマンドを送信する。このコマンドを受けたMFP103は、S607でOKをタブレット型端末101に応答する。MFP103は、S608でS602乃至S607で受信したジョブを原稿スキャン待ちファックス送信ジョブとして保存し、操作部220からユーザのログイン操作があるまで待機する。
S610において認証情報が一致する原稿スキャン待ちファックス送信ジョブが無い場合、S615でMFP103は、操作部420の表示部にMFP103のデフォルトの待機画面(例えばコピー機能画面)を表示する。なお、S615における処理は、待機画面表示処理の一例である。
S710では、MFP103が、MFP103のログインユーザの認証情報と前記指示されたファックス送信ジョブの認証情報とが一致するか否かを判定する。ここで、認証情報が一致する場合、S711でMFP103は、スキャナ222が使用可能になるのを待って、操作部220の表示部に前記ファックス送信ジョブに係るスキャン設定画面を表示し、ユーザの操作があるまで待機する。S712でユーザによるスキャン実行指示があると、S713乃至S714でMFP103は、原稿のスキャン及びファックス送信を実行するが、図6のS613乃至S614と同様の動作となるため説明は省略する。
以上のようにして、タブレット型端末101からスキャンコマンドを含むファックス送信ジョブが指示されると、当該ファックス送信ジョブの認証情報とMFP103のログインユーザの認証情報とが一致する場合に、MFP103の操作部220にスキャン設定画面が表示され、ユーザのスキャン実行指示に従って、MFP103で原稿をスキャンし、得られた画像データをファックス送信する処理が行われる。以下、MFP103で原稿をスキャンし、得られた画像データをファックス送信する処理を第1の送信処理と称する。第1の送信処理では、MFP103によるスキャンで得られた画像データをファックス送信する。これに対し、タブレット型端末101側で用意した画像データをMFP103からファックス送信する第2の送信処理を次に説明する。
図8の操作画面において、ユーザが操作キー801を押下すると、現在表示されている画像データに対して実行する機能を選択する画面が表示される。この画面には、メール送信アプリケーションや印刷アプリケーション等の他に、上述したファックス送信アプリケーションが選択候補として表示される。ユーザがファックス送信アプリケーションを選択すると、図9の操作画面に切り替わる。
図9は、タブレット型端末101に表示されるファックス送信アプリケーションの操作画面の一例を示す図である。設定欄901、902、903は、それぞれ図5で説明した設定欄501、502、504と同様である。
S1005では、タブレット型端末101が、MFP103に画像コマンドを送信する。画像コマンドには、MFP103からファックス送信すべき画像データが含まれる。この画像データは、図8の操作画面に表示されていたものである。画像コマンドを受けたMFP103は、S1006でOKをタブレット型端末101に応答する。S1007では、タブレット型端末101が、MFP103にジョブ終了のためのコマンドを送信する。このコマンドを受けたMFP103は、S1008でOKをタブレット型端末101に応答する。S1009では、MFP103が、タブレット型端末101から受信した画像データをファックス送信する。このファックス送信の宛先は、設定欄902に設定された電話番号である。
以上のようにして、タブレット型端末101で設定された内容に従って、タブレット型端末101からMFP103に送信した画像データを、MFP103からファックス送信する処理(第2の送信処理)が行われる。第2の送信処理では、MFP103側でのスキャン処理が実行されない。このため、第1の送信処理とは異なり、ユーザによるMFP103の操作を待つ必要はなく、MFP103に対するユーザログインの有無に関わらずファックス送信処理が実行される。
図11は、MFP103がタブレット型端末101からファックス送信ジョブを受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。Job Controller部302は、S1101でファックス送信ジョブを受信すると、S1102で当該ファックス送信ジョブにおける指示内容を判定する。より具体的に説明すると、Job Controller部302は、画像コマンドを受信している場合は、タブレット型端末101から送信された画像データをファックス送信すること(第2の送信処理)が指示されたと判定し、S1109へ進む。そして、FAX部305が、タブレット型端末101から送信された画像データをファックス送信する。
一方、Job Controller部302は、スキャンコマンドを受信している場合は、MFP103によるスキャンで得られた画像データをファックス送信すること(第1の送信処理)が指示されたと判定し、S1103に進む。
S1105でスキャナ222が使用可能になると、UI部301は、S1106で操作部220の表示部に当該ファックス送信ジョブに係るスキャン設定画面を表示し、S1107でユーザの操作があるまで待機する。ここで、ユーザによるスキャン実行指示があると、Scan部306は、S1108でスキャナ222を用いた原稿のスキャン処理を行う。S1109では、Fax部305が、S1108で実行されたスキャンによって得られた画像データをファックス送信する。
S1204では、UI部301が、MFP103のログインユーザと認証情報が一致するスキャン待ちファックス送信ジョブに係るスキャン設定画面を操作部220の表示部に表示し、S1205でユーザの操作があるまで待機する。ここで、ユーザによるスキャン実行指示があると、Scan部306は、S1206でスキャナ222を用いた原稿のスキャン処理を行う。S1207では、Fax部305が、S1206で実行されたスキャンによって得られた画像データをファックス送信する。
画面1303は、MFP103のログインユーザと認証情報が一致するスキャン待ちファックス送信ジョブがある場合に表示されるスキャン設定画面であり、当該ファックス送信ジョブに係るスキャン設定の設定変更を行うことができる。画面1303が表示されている状態で、ユーザによりスキャン実行指示(例えば、操作部220のスタートキー押下)があると、MFP103は、スキャナ222を用いて原稿をスキャンし、得られた画像データをファックス送信する。なお、ユーザがMFP103にログインした後で、スキャンコマンドを含むファックス送信ジョブをMFP103が受信した場合、当該ジョブの認証情報がMFP103のログインユーザの認証情報と一致していれば、表示画面は画面1302から画面1303へ遷移し、同様にユーザによるスキャン実行指示が行える。
これにより、複数のユーザが画像処理装置を共有で使用する場合であっても、他のユーザによる画像処理システムの使用状況によらず確実に原稿読取送信ジョブを実行でき、かつ、ほぼ同時の複数のジョブ投入に起因する原稿の誤送信を防止できる。
次に、本発明の実施形態2について説明する。上述した実施形態1では、MFP103においてユーザ認証が有効になっている場合の実施形態について説明した。実施形態2では、MFP103においてユーザ認証が無効になっている、もしくは、MFP103がユーザ認証機能を有していない場合の実施形態について説明する。
図14は、実施形態2のタブレット型端末101とMFP103とにおける処理の一例を示すシーケンス図である。S1401乃至S1407ではタブレット型端末101からMFP103に対してスキャンコマンドを含むファックス送信の指示を行うが、上述した実施形態1の図6のS601乃至S607で説明したシーケンスと同様であるため説明は省略する。
S1408でMFP103は、スキャナ222が使用可能になるのを待って、操作部220の表示部に当該ファックス送信ジョブに係る原稿のスキャン処理を直ちに実行するか否かをユーザが選択するスキャン確認画面(選択画面)を表示する。そして、ユーザの操作があるまで待機する。なお、S1408における処理は、選択画面表示処理の一例である。ここで、S1409でユーザによる指示があると、スキャン処理を直ちに実行する旨が指示された場合、S1410でMFP103は、操作部220の表示部に前記ファックス送信ジョブに係るスキャン設定画面を表示し、ユーザの操作があるまで待機する。
以上のようにして、タブレット型端末101からユーザ認証機能が導入されていないMFP103に対してスキャンコマンドを含むファックス送信ジョブが指示されると、MFP103の操作部220に当該ファックス送信ジョブに係る原稿のスキャン処理を直ちに実行するか否かを選択するスキャン確認画面が表示される。そして、ユーザが直ちにスキャン処理を実行する旨を選択指示した場合に限って、MFP103で原稿をスキャンし、得られた画像データをファックス送信する処理が行われる。
実施形態2においても、タブレット型端末101側で用意した画像データをMFP103からファックス送信する第2の送信処理の実行が可能である。実施形態1で説明した通り、第2の送信処理では、ユーザによるMFP103の操作を必要とせずにファックス送信処理が実行され、タブレット型端末101とMFP103とにおける処理のシーケンスは実施形態1と同様となるため説明は省略する。
Job Controller部302は、S1501でファックス送信ジョブを受信すると、S1502で当該ファックス送信ジョブにおける指示内容を判定する。より具体的に説明すると、Job Controller部302は、画像コマンドを受信している場合は、タブレット型端末101から送信された画像データをファックス送信すること(第2の送信処理)が指示されたと判定し、S1510へ進む。そして、FAX部305が、タブレット型端末101から送信された画像データをファックス送信する。一方、Job Controller部302は、スキャンコマンドを受信している場合は、MFP103によるスキャンで得られた画像データをファックス送信すること(第1の送信処理)が指示されたと判定し、S1503に進む。
S1503では、スキャナ222が使用可能になるまで待機する。そして、UI部301は、スキャナ222が使用可能になるとS1504でMFP103の操作部220に当該ファックス送信ジョブに係る原稿のスキャン処理を直ちに実行するか否かを選択するスキャン確認画面を表示し、S1505でユーザの操作があるまで待機する。ここで、ユーザによる処理選択があると、S1506で前記選択指示内容を確認し、スキャン処理を直ちに実行する旨が指示された場合、S1507へ進み、スキャン処理を直ちに実行しない(後で処理する)旨が指示された場合、S1511へ進む。
S1511では、Job Controller部302が、当該ファックス送信ジョブをスキャン待ちファックス送信ジョブとして保存する。S1512では、UI部301が、当該ジョブに係るスキャン確認画面の再表示タイマーを開始する。以降、UI部301は、この再表示タイマーのタイムアップを契機に当該ジョブに係るスキャン確認画面を再表示する。即ち、スキャン確認画面を介してスキャン処理を直ちに実行しない(後で処理する)旨が指示されてからの経過時間を再表示タイマーを用いて計測し、所定時間経過した場合に、再度、スキャン確認画面を表示する。
まず、S1601では、Job Controller部302が、スキャン待ちファックス送信ジョブとして保存されたジョブがあるか否かを判定し、スキャン待ちファックス送信ジョブがある場合は、S1602へ進み、そうでない場合は、S1601へ戻る。S1602では、Job Controller部302が、当該スキャン待ちファックス送信ジョブに係るスキャン確認画面の再表示タイマーがタイムアップ(所定時間経過)しているか否かを判定する。ここで、再表示タイマーがタイムアップしていた場合は、S1603へ進み、そうでない場合は、S1601へ戻る。
S1607乃至S1610では、ユーザの操作に従い当該ジョブに係る原稿のスキャン処理及びファックス送信処理が実行されるが、図15のフローチャートを用いて説明したS1507乃至S1510と同様の処理となるため説明は省略する。
S1611では、UI部301が、再び当該ジョブに係るスキャン確認画面の再表示タイマーを開始し、S1601へ戻る。
ここで、画面1703はスキャン設定画面であり、当該ファックス送信ジョブに係るスキャン設定の設定変更を行うことができる。画面1703が表示されている状態で、ユーザによりスキャン実行指示(例えば、操作部220のスタートキー押下)があると、MFP103は、スキャナ222を用いて原稿をスキャンし、得られた画像データをファックス送信する。画面1704は画面1702を表示する直前に表示していた画面である。なお、画面1702でユーザによりスキャン処理を直ちに実行しない(後で処理する)旨が指示され、表示画面が画面1704へ遷移した場合、図16のフローチャートを用いて説明した通り、再表示タイマーのタイムアップを契機に表示画面は画面1702へ再び遷移し、同様の処理を繰り返す。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (8)
- 通信端末と通信可能な画像処理装置であって、
原稿を読み取り、画像データを生成する読取手段と、
前記画像データを送信する送信手段と、
前記画像処理装置のユーザをログインさせるログイン手段と、
認証情報とジョブを生成するためのコマンドとスキャンコマンドとを前記通信端末から受信する受信手段と、
前記受信手段が前記認証情報と前記ジョブを生成するためのコマンドと前記スキャンコマンドとを受信することによって、原稿読取送信ジョブが保存されている時に、前記画像処理装置にログインしたユーザの認証情報と一致する認証情報の原稿読取送信ジョブがある場合、当該ユーザが前記画像処理装置にログインしたことによって、ユーザによるスキャン設定画面の表示指示を受け付けることなく、前記原稿読取送信ジョブのスキャン設定画面を表示し、
前記受信手段が前記認証情報と前記ジョブを生成するためのコマンドと前記スキャンコマンドとを受信することによって、原稿読取送信ジョブが保存されている時に、前記画像処理装置にログインしたユーザの認証情報と一致する認証情報の原稿読取送信ジョブがない場合、当該ユーザが前記画像処理装置にログインしたことによって、ユーザによるスキャン設定画面の表示指示を受け付けることなく、前記スキャン設定画面ではない所定の画面を表示する表示手段と、
前記スキャン設定画面が表示されているときに読み取り指示を受け付ける受付手段と、
を有し、
前記読取手段は、前記受付手段が前記読み取り指示を受け付けることに従って原稿を読み取り、画像データを生成し、
前記送信手段は、前記生成された画像データを前記通信端末で設定された宛先に送信することを特徴とする画像処理装置。 - 前記受信手段が前記認証情報と前記ジョブを生成するためのコマンドと前記スキャンコマンドとを受信したタイミングにおいて、前記画像処理装置にユーザがログインしていない状態であることに従って、原稿読取送信ジョブを待機中のジョブとして記憶する記憶手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記通信端末で設定される宛先は、電話番号であり、前記送信手段は、前記電話番号で特定されるファクシミリ装置へファクシミリデータを送信することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記スキャン設定画面は、読み取り設定を受け付け可能な画面であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記受付手段は、前記通信端末で設定された前記読取手段が読み取る原稿のサイズに関する設定の変更を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記受信手段は、前記通信端末からHTTPに準拠する通信方式で情報を受信することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 通信端末と通信可能な画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
原稿を読み取り、画像データを生成する読取工程と、
前記画像データを送信する送信工程と、
前記画像処理装置のユーザをログインさせるログイン工程と、
認証情報とジョブを生成するためのコマンドとスキャンコマンドとを前記通信端末から受信する受信工程と、
前記受信工程で前記認証情報と前記ジョブを生成するためのコマンドと前記スキャンコマンドとを受信することによって、原稿読取送信ジョブが保存されている時に、前記画像処理装置にログインしたユーザの認証情報と一致する認証情報の原稿読取送信ジョブがある場合、当該ユーザが前記画像処理装置にログインしたことによって、ユーザによるスキャン設定画面の表示指示を受け付けることなく、スキャン設定画面を表示し、
前記受信工程で前記認証情報と前記ジョブを生成するためのコマンドと前記スキャンコマンドとを受信することによって、原稿読取送信ジョブが保存されている時に、前記画像処理装置にログインしたユーザの認証情報と一致する認証情報の原稿読取送信ジョブがない場合、当該ユーザが前記画像処理装置にログインしたことによって、ユーザによるスキャン設定画面の表示指示を受け付けることなく、前記スキャン設定画面ではない所定の画面を表示する表示工程と、
前記スキャン設定画面が表示されているときに読み取り指示を受け付ける受付工程と、
を含み、
前記読取工程では、前記受付工程により前記読み取り指示を受け付けることに従って原稿を読み取り、画像データを生成し、
前記送信工程では、前記生成された画像データを前記通信端末で設定された宛先に送信することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータに、請求項7に記載の画像処理方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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