JP6840309B2 - 同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナ - Google Patents

同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP6840309B2
JP6840309B2 JP2020570311A JP2020570311A JP6840309B2 JP 6840309 B2 JP6840309 B2 JP 6840309B2 JP 2020570311 A JP2020570311 A JP 2020570311A JP 2020570311 A JP2020570311 A JP 2020570311A JP 6840309 B2 JP6840309 B2 JP 6840309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
coaxial
narrow wall
metal structure
narrow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020570311A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020161885A1 (ja
Inventor
宇野 孝
孝 宇野
昂司 上坂
昂司 上坂
成洋 中本
成洋 中本
深沢 徹
徹 深沢
山本 剛司
剛司 山本
生也 柿元
生也 柿元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6840309B2 publication Critical patent/JP6840309B2/ja
Publication of JPWO2020161885A1 publication Critical patent/JPWO2020161885A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
    • H01P5/10Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced lines or devices with unbalanced lines or devices
    • H01P5/103Hollow-waveguide/coaxial-line transitions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
    • H01P5/10Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced lines or devices with unbalanced lines or devices
    • H01P5/107Hollow-waveguide/strip-line transitions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/20Non-resonant leaky-waveguide or transmission-line antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/22Longitudinal slot in boundary wall of waveguide or transmission line

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)

Description

本発明は、断面が矩形の導波管を備える同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナに関する。
従来、方形の導波管では、導波管の幅狭面側からL字状に曲げられたプローブを挿入して、プローブの先端を幅広面側の内壁面に接続させてプローブを流れる電流と導波管内の高周波信号とを結合させている。このような導波管では、製造を容易にするため、プローブをL字状に加工せず、導波管の壁面から導波管内の一部を遮る金属構造物を突出させてプローブを流れる電流と導波管内の高周波信号との間に磁界結合が生じるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−263285号公報
しかし、特許文献1のような従来の導波管では、プローブの先端と金属構造物とを接近させて、プローブと金属構造物によりループ形状が形成されている。このループ形状と、鎖交する磁界と、プローブを流れる電流とは、磁界結合を利用して結合させられている。そのため、狭帯域で、プローブの寸法誤差に対する反射特性の劣化が大きいという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、広帯域でかつプローブの寸法誤差に対する反射特性の劣化を抑制することのできる同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナを得ることを目的とする。
本発明に係る同軸−導波管変換器は、一対の対向する第1狭壁及び第2狭壁、第1狭壁及び第2狭壁に接続された一対の対向する第1広壁及び第2広壁によって断面が矩形状に形成された導波管と、導波管内で第1狭壁から第2狭壁側に向かって設けられた第1金属構造物及び第2狭壁から第1狭壁側に向かって設けられた第2金属構造物と、第1狭壁及び第1金属構造物を貫通し、先端部分が導波管内に突出する信号線とを備え、第1金属構造物の第2狭壁側の端面である第1端面は、第1広壁側から第2広壁側に向かって傾斜しており、第2金属構造物の第1狭壁側の端面である第2端面は、第1端面と間隔を隔てて対向し、第1端面と同方向に傾斜しており、信号線の先端部分は、第1端面と第2端面との間において、第2端面に対向している。
本発明の同軸−導波管変換器によれば、広帯域でかつプローブの寸法誤差に対する反射特性の劣化を抑制することのできる同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナを得ることができる。
本発明の実施の形態1における同軸−導波管変換器を、壁の一部を除去して示した斜視図である。 図1の同軸−導波管変換器の面IIに沿う断面図である。 図2の同軸−導波管変換器のIII−III線に沿う断面図である。 図2の同軸−導波管変換器の信号線を流れる電流を示す図である。 図2の同軸−導波管変換器において金属構造物がない場合の電解分布を示す図である。 図2の同軸−導波管変換器における電解分布を示す図である。 本発明の実施の形態1における同軸−導波管変換器の電力入力部からみた反射特性を示す図である。 本発明の実施の形態1における同軸−導波管変換器の第1変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における同軸−導波管変換器の第2変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における同軸−導波管変換器の第3変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における同軸−導波管変換器の第4変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における同軸−導波管変換器を、壁の一部を除去して示した斜視図である。 図12の同軸−導波管変換器の面XIIIに沿う断面図である。 図13の同軸−導波管変換器のXIV−XIV線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態3における同軸−導波管変換器を、壁の一部を除去して示した斜視図である。 図15の同軸−導波管変換器の面XVIに沿う断面図である。 図16の同軸−導波管変換器のXVII−XVII線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態4における同軸−導波管変換器を、壁の一部を除去して示した斜視図である。 図18の同軸−導波管変換器の分解図である。 図19の同軸−導波管変換器における基板の表側を示す図である。 図20の基板の裏側を示す図である。 本発明の実施の形態5における導波管スロットアレーアンテナを、壁の一部を除去して示した斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における同軸−導波管変換器を、導波管の一部を除去して示した斜視図である。図2は、図1の同軸−導波管変換器の面IIに沿う断面図である。図3は、図2の同軸−導波管変換器のIII−III線に沿う断面図である。
同軸−導波管変換器は、導波管1、導波管1内に設けられた第1金属構造物41、第2金属構造物42及び信号線としてのプローブ5によって構成されている。プローブ5は、導波管1の外部に設けられた図示しない給電回路に接続されている。
図1及び図2に示すように、導波管1は、一対の対向する第1狭壁21及び第2狭壁22、第1狭壁21及び第2狭壁22に接続された一対の対向する第1広壁31及び第2広壁32によって断面が矩形状に形成されている。第1狭壁21及び第2狭壁22の幅は、第1広壁31及び第2広壁32の幅よりも小さい。
導波管1の内部には、第1狭壁21から第2狭壁22側に向かって第1金属構造物41が設けられ、第2狭壁22から第1狭壁21側に向かって第2金属構造物42が設けられている。第1金属構造物41及び第2金属構造物42は、各々板状である。第1金属構造物41及び第2金属構造物42は、第1広壁31及び第2広壁32間に亘って設けられている。第1金属構造物41は、第1狭壁21に対して垂直に、第2金属構造物42は第2狭壁22に対して垂直に設けられている。
第1金属構造物41の第2狭壁22側の端面である第1端面41aは、第1広壁31から第2広壁32に向かって傾斜している。一方、第2金属構造物42の第1狭壁21側の端面である第2端面42aは、第1金属構造物41の第1端面41aと間隔を隔てて対向している。また、第2端面42aは、第1端面41aと同方向に傾斜している。図2では、第1端面41aと第2端面42aとは平行になっている。しかし、第1端面41aと第2端面42aとは、同方向に傾斜していればよく、平行でなくてもよい。
図2に示すように、第1狭壁21には、第1狭壁21を貫通する穴である入力部21aが形成されている。図2及び図3に示すように、第1金属構造物41には、第1狭壁21に対して垂直に、第1狭壁21から第2狭壁22側に向かって貫通する貫通孔41bが形成されている。入力部21aは貫通孔41bと繋がっている。入力部21aには、導波管1の外部からプローブ5が挿入されている。プローブ5の先端部分は、貫通孔41bを貫通して導波管1の中央付近に突出している。プローブ5の先端部分は、第1端面41aと第2端面42aとの間において、第2端面42aに対向するように配置されている。プローブ5は、長尺物であり、図2の紙面に対して下方に向いて十分長いものとする。
ここで、図4から図6を用いて実施の形態1の同軸−導波管変換器において、プローブ5を流れる電流100によって導波管1が給電される原理を説明する。
図4はプローブ5上を流れる電流100の方向を示している。図5は、導波管1内に第1金属構造物41及び第2金属構造物42がない場合の電界200の分布を示している。
導波管1内の電界200が、プローブ5上を流れる電流100の方向と同一の成分を有する場合に、電流100と電界200は結合する。電流100と電界200が結合することによって、プローブ5から導波管1に給電がされる。従って、図5に示すように、電流100の流れる方向に直交する成分のみを有する電界200の中では、電流100と電界200が結合せず、プローブ5から導波管1に給電することができない。
図6は、実施の形態1の導波管1における電界200の分布を示す図である。実施の形態1の導波管1は、内部に第1金属構造物41と第2金属構造物42とを有している。このため、導波管1内の電界200の分布は、第1金属構造物41の第1端面41aから垂直に第2金属構造物42に向かうように生成される。よって、電界200は、プローブ5を流れる電流100の方向と同一の成分を有する。これにより、電流100と電界200とが結合し、プローブ5から導波管1に給電がされる。
図7は、実施の形態1における同軸−導波管変換器の入力部21aからみた電波の反射特性の周波数に対する特性を示す図である。図において、縦軸は電波の反射特性を示しており、横軸は周波数f/中心周波数fcを示している。また、図において、実線はプローブ5の長さが設計値の場合を示しており、破線はプローブ5の長さが設計値に対して0.3mm短い場合を示している。
プローブ5の長さが設計値の場合には、f/fcが1の中心周波数付近において反射特性が極小となっていることがわかる。また、プローブ5の長さが設計値よりも短い場合であっても、中心周波数付近の反射特性は−20dB以下となっている。これより、プローブ5の寸法誤差の影響を受けにくくなっていることがわかる。
このように、実施の形態1の同軸−導波管変換器によれば、導波管1内に第1金属構造物41と第2金属構造物42とを対向させて配置し、第1端面41aと第2端面42aとを同一の方向に傾斜させている。そして、電界200を第1端面41aから第2端面42aに向かう方向に発生させて、プローブ5を流れる電流100と電界200とを結合させている。これにより、同軸−導波管変換器の動作範囲を広帯域とすることができる。
さらに、実施の形態1の同軸−導波管変換器によれば、プローブ5の先端部分と第2端面42aとの距離による影響を受けにくいため、プローブ5の寸法誤差による反射特性の劣化を抑制することができる。
なお、実施の形態1の同軸−導波管変換器では、プローブ5は第1金属構造物41に形成された貫通孔41bから露出していた。しかし、貫通孔41bの態様は、これに限るものではない。プローブ5の先端部分が第1狭壁21及び第1金属構造物41を貫通して導波管1内に突出していればよい。例えば、図8に示す第1変形例の導波管1のように、プローブ5の周囲を誘電体6によって覆ってもよい。これにより、貫通孔41b内のプローブ5のインピーダンスを一定に保つことができる。さらに、プローブ5の振動を抑制することができる。
また、図9に示す第2変形例の導波管1のように、貫通孔41bの周囲に外導体壁41cを形成し、外導体壁41cに図示しないプローブ5の外導体を接続してもよい。
また、実施の形態1の同軸−導波管変換器では、第1金属構造物41の第1端面41a及び第2金属構造物42の第2端面42aは、平坦な傾斜面であった。しかし、第1端面41a及び第2端面42aの形状は、これに限るものではない。第1端面41aと第2端面42aとが同じ方向に傾斜していればよく、例えば、図9に示すように、曲面であってもよいし、図10に示す第3変形例の導波管1のように、第1端面41a及び第2端面42aを階段状にしてもよい。
また、実施の形態1の同軸−導波管変換器では、第1金属構造物41及び第2金属構造物42は、第1広壁31から第2広壁32に亘って形成されていた。しかし、第1金属構造物41及び第2金属構造物42は、図11に示す第4変形例のように、第1広壁31から第2広壁32に向かう途中までの間、または第2広壁32から第1広壁31に向かう途中までの間に形成されていてもよい。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2における同軸−導波管変換器を、導波管1の壁の一部を除去して示した斜視図である。図13は、図12の同軸−導波管変換器の面XIIIに沿う断面図である。図14は、図13の同軸−導波管変換器のXIV−XIV線に沿う断面図である。
実施の形態2の同軸−導波管変換器は、第1金属構造物41から突出するプローブ5が屈曲している点が、実施の形態1の同軸−導波管変換器とは異なる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2の同軸−導波管変換器は、プローブ5の先端部分が第2金属構造物42の第2端面42aに対して直交あるいはほぼ直交する方向にプローブ5を屈曲させている。これにより、プローブ5の先端部分を流れる電流100の方向と同一の方向となる電界200の成分を増加させることができる。よって、より効率的に、電流100と電界200とを結合させることができる。
実施の形態3.
図15は、本発明の実施の形態3における同軸−導波管変換器を、導波管1の壁の一部を除去して示した斜視図である。図16は、図15の同軸−導波管変換器の面XVIに沿う断面図である。図17は、図16の同軸−導波管変換器のXVII−XVII線に沿う断面図である。
実施の形態3の同軸−導波管変換器は、第1金属構造物41の貫通孔41bの形状が、実施の形態2の同軸−導波管変換器とは異なる。他の構成は、実施の形態2と同様である。
実施の形態2の同軸−導波管変換器では、プローブ5の先端部分を屈曲させていたため、プローブ5の先端部分を貫通孔41bに通す作業が困難であった。実施の形態3の同軸−導波管変換器では、第1金属構造物41に、貫通孔41bに繋がるスリット41dが設けられている。これにより、貫通孔41bにプローブ5の先端部分を通す作業を容易にすることができる。なお、第1金属構造物41にスリット41dを設けた場合に、スリット41dによって電流100が遮られることはない。
実施の形態4.
図18は、本発明の実施の形態4における同軸−導波管変換器を、壁の一部を除去して示した斜視図である。図19は、図18の同軸−導波管変換器の分解図である。図20は、図19の同軸−導波管変換器における基板の表側を示す図である。図21は、図20の基板の裏側を示す図である。
実施の形態4の同軸−導波管変換器は、導波管を分割している点と、第1金属構造物、第2金属構造物及びプローブと同じ機能を有する構造を基板7によって構成している点が、実施の形態1から3とは異なる。他の構成は、実施の形態1から3と同様である。
図18及び図19に示すように、実施の形態4の同軸−導波管変換器は、一組の導波管11と導波管12とによって構成されている。また、実施の形態4の同軸−導波管変換器は、実施の形態1から3の第1金属構造物41、第2金属構造物42及びプローブ5に代えて、基板7を有している。
基板7は、導波管11と導波管12とによって挟まれている。導波管11、導波管12及び基板7は、フランジ13によって固定されている。ここで、基板7の導波管11側を基板7の表側とし、基板7の導波管12側を基板7の裏側とする。
図20に示すように、基板7の表側には、導体パターン71、導体パターン72及びストリップ線路73が設けられている。
導体パターン71は、第1狭壁21側から第2狭壁22側に向かって設けられている。導体パターン71は2つに分割されている。分割された2つの導体パターン71は、第1広壁31側と第2広壁32側とに、同じ幅あるいはほぼ同じ幅に分割されている。2つの導体パターン71の間には、各導体パターン71と間隔を空けてストリップ線路73が第1狭壁21から第2狭壁22側に向かって設けられている。ストリップ線路73は、基板7の幅方向の中央に配置されている。2つの導体パターン71の端部である各第1端部71aは、第1広壁31側から第2広壁32側に向かって傾斜している。
導体パターン72は、第2狭壁22側から第1狭壁21側に向かって設けられている。導体パターン72の端部である第2端部72aは、2つの導体パターン71の各第1端部71aと間隔を空けて対向している。第2端部72aは、各第1端部71aと同一の方向に傾斜している。
ストリップ線路73は、2つの導体パターン71の間から導体パターン72に向かって突出している。ストリップ線路73は、信号線として機能する。ストリップ線路73の先端部分は、基板7の長手方向中央より第2端部72a側に位置している。ストリップ線路73の先端部分は、第2端部72aに対向している。ストリップ線路73は、実施の形態1から3のプローブ5と同様の機能を有する。ストリップ線路73は、導波管11及び導波管12の外部に設けられた図示しない給電回路に接続されている。
図21に示すように、基板7の裏側の表面には、基板7の表側と同様に、2つの導体パターン71及び導体パターン72が設けられている。基板7の裏側の2つの導体パターン71及び導体パターン72は、表側の2つの導体パターン71及び導体パターン72と同一位置に同一形状で設けられている。基板7の裏側には、ストリップ線路73は設けられていない。基板7の表側の各導体パターン71と裏側の各導体パターン71とは、第1のビア7aによって短絡されている。また、基板7の表側の導体パターン72と裏側の導体パターン72とは、第2のビア7bによって短絡されている。
このように、実施の形態4の同軸−導波管変換器によれば、実施の形態1から3で用いた第1金属構造物41、第2金属構造物42及びプローブ5と同じ機能を有する構造を、基板7に設けられた導体パターン71、導体パターン72及びストリップ線路73によって構成している。よって、第1金属構造物41及び第2金属構造物42が設けられた導波管1にプローブ5を組み付ける実施の形態1から3の同軸−導波管変換器よりも、加工精度の高い同軸−導波管変換器を得ることができる。なお、ストリップ線路73の先端部分は、第2端部72aに向かって屈曲させてもよい。
実施の形態5.
図22は、本発明の実施の形態5における導波管スロットアレーアンテナを、壁の一部を除去して示した斜視図である。
実施の形態5の導波管スロットアレーアンテナは、導波管1の第2狭壁22に複数のスロット1aを設けることによって形成されている。導波管スロットアレーアンテナの給電部は、実施の形態1から3のいずれかのプローブ5、あるいは実施の形態4のストリップ線路73によって構成されている。導波管1は、プローブ5に対して管軸方向の両側に長くなっている。
複数のスロット1aは、管内波長の1/2の間隔で配置されている。複数のスロット1aは、導波管1の管軸方向に対して傾斜して設けられている。複数のスロット1aの傾斜方向は、同位相で導波管1を励振するために互い違いになっている。
このように、実施の形態5の導波管スロットアレーアンテナによれば、簡易な加工工程で導波管スロットアレーアンテナを得ることができる。
1,11,12 導波管、1a スロット、5 プローブ(信号線)、6 誘電体、7 基板、7a 第1のビア、7b 第2のビア、13 フランジ、21 第1狭壁、21a 入力部、22 第2狭壁、31 第1広壁、32 第2広壁、41 第1金属構造物、41a 第1端面、41b 貫通孔、41c 外導体壁、41d スリット、42 第2金属構造物、42a 第2端面、71 導体パターン(第1導体パターン)、72 導体パターン(第2導体パターン)、71a 第1端部、72a 第2端部、73 ストリップ線路、100 電流、200 電界。

Claims (9)

  1. 一対の対向する第1狭壁及び第2狭壁、前記第1狭壁及び前記第2狭壁に接続された一対の対向する第1広壁及び第2広壁によって断面が矩形状に形成された導波管と、
    前記導波管内で前記第1狭壁から前記第2狭壁側に向かって設けられた第1金属構造物及び前記第2狭壁から前記第1狭壁側に向かって設けられた第2金属構造物と、
    前記第1狭壁及び前記第1金属構造物を貫通し、先端部分が前記導波管内に突出する信号線と
    を備え、
    前記第1金属構造物の前記第2狭壁側の端面である第1端面は、前記第1広壁側から前記第2広壁側に向かって傾斜しており、
    前記第2金属構造物の前記第1狭壁側の端面である第2端面は、前記第1端面と間隔を隔てて対向し、前記第1端面と同方向に傾斜しており、
    前記信号線の前記先端部分は、前記第1端面と前記第2端面との間において、前記第2端面に対向している同軸−導波管変換器。
  2. 前記第1端面と前記第2端面とは、平行に形成されている請求項1に記載の同軸−導波管変換器。
  3. 前記信号線は、誘電体で覆われている請求項1または請求項2に記載の同軸−導波管変換器。
  4. 前記第1金属構造物には、前記信号線の外導体を接続する外導体壁が設けられている請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の同軸−導波管変換器。
  5. 前記信号線の前記先端部分は、前記第2端面に対して直交する方向に屈曲している請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の同軸−導波管変換器。
  6. 前記第1狭壁及び前記第1金属構造物には、前記信号線を貫通させた位置に繋げて形成されたスリットが設けられている請求項5に記載の同軸−導波管変換器。
  7. 一対の対向する第1狭壁及び第2狭壁、前記第1狭壁及び前記第2狭壁に接続された一対の対向する第1広壁及び第2広壁によって断面が矩形状に形成された一組の導波管と、
    一組の前記導波管によって挟まれている基板とを備え、
    前記基板の一側の表面には、
    前記第1狭壁側の端部から前記第2狭壁側に向かう分割された2つの第1導体パターンと、
    前記第2狭壁側の端部から前記第1狭壁側に向かう第2導体パターンと
    分割された前記2つの第1導体パターンの間に前記2つの第1導体パターンと間隔を空けて配置されたストリップ線路とが設けられ、
    前記ストリップ線路は、
    隣合う前記2つの第1導体パターンよりも前記第2狭壁側に向かって突出する信号線であり、
    前記2つの第1導体パターンの前記第2狭壁側の端部である第1端部は、それぞれ前記第1広壁側から前記第2広壁側に向かって同一の方向に傾斜しており、
    前記第2導体パターンの前記第1狭壁側の端部である第2端部は、各前記第1端部と間隔を隔てて配置され、各前記第1端部と同方向に傾斜しており、
    前記ストリップ線路の先端部分は、前記第1端部と前記第2端部との間において、前記第2端部に対向している同軸−導波管変換器。
  8. 前記基板の他側の表面には、前記基板の前記一側の表面に設けられた前記2つの第1導体パターン及び前記第2導体パターンと同一の2つの第1導体パターン及び第2導体パターンが設けられており、
    前記基板の一側の表面の前記2つの第1導体パターンと前記他側の表面の前記2つの第1導体パターンとは、第1のビアによって短絡されており、
    前記基板の一側の表面の前記第2導体パターンと前記他側の表面の前記第2導体パターンとは、第2のビアによって短絡されている請求項7に記載の同軸−導波管変換器。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載された同軸−導波管変換器と、
    前記第2狭壁に設けられた複数個のスロットと、
    により形成された導波管スロットアレーアンテナ。
JP2020570311A 2019-02-08 2019-02-08 同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナ Active JP6840309B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/004624 WO2020161885A1 (ja) 2019-02-08 2019-02-08 同軸-導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6840309B2 true JP6840309B2 (ja) 2021-03-10
JPWO2020161885A1 JPWO2020161885A1 (ja) 2021-04-08

Family

ID=71947777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020570311A Active JP6840309B2 (ja) 2019-02-08 2019-02-08 同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6840309B2 (ja)
WO (1) WO2020161885A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258906A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Asahi Chem Ind Co Ltd 導波管スロットアレーアンテナ
JPH04121106U (ja) * 1991-04-12 1992-10-29 株式会社東芝 同軸/導波管変換器
US7170366B2 (en) * 2005-02-11 2007-01-30 Andrew Corporation Waveguide to microstrip transition with a 90° bend probe for use in a circularly polarized feed
US7515013B2 (en) * 2006-12-07 2009-04-07 The Boeing Company Rectangular waveguide cavity launch
JP2010263285A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Mitsubishi Electric Corp 導波管電力分配器、および導波管スロットアレーアンテナ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020161885A1 (ja) 2020-08-13
JPWO2020161885A1 (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102307953B1 (ko) 단일 층 pcb 상의 광대역 도파로 론칭 설계
US10164307B2 (en) Waveguide bend formed in a metal block and coupled to a board unit to form a wireless device
JP6470930B2 (ja) 分配器及び平面アンテナ
JP5566169B2 (ja) アンテナ装置
JP6752394B2 (ja) 導波管スロットアレーアンテナ
JP5089766B2 (ja) 導波管電力分配器及びその製造方法
US20090224857A1 (en) High frequency device equipped with rectangular waveguide
JPWO2007013354A1 (ja) 誘電体漏れ波アンテナ
JP2006191428A (ja) マイクロストリップ線路導波管変換器
JP6687303B2 (ja) 変換器およびアンテナ装置
JP4753981B2 (ja) 導波管・ストリップ線路変換器
JP2012213146A (ja) 高周波変換回路
JP6840309B2 (ja) 同軸−導波管変換器及び導波管スロットアレーアンテナ
WO2019224949A1 (ja) アンテナ装置およびアレーアンテナ
JP6219324B2 (ja) 平面伝送線路導波管変換器
JP2010074794A (ja) カプラ及び通信装置
JP6184802B2 (ja) スロットアンテナ
JP6529542B2 (ja) 導波管スロットアンテナ
JP5043134B2 (ja) 導波管接続方法
JP7162540B2 (ja) 導波管-伝送線路変換器、導波管スロットアンテナ、および導波管スロットアレーアンテナ
JP5377070B2 (ja) 導波管/マイクロストリップ線路変換器
JP2006081160A (ja) 伝送路変換器
JP6556406B2 (ja) アンテナ装置
JP2010263285A (ja) 導波管電力分配器、および導波管スロットアレーアンテナ
JP2010118857A (ja) 集積導波管を用いた伝送線路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201218

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201218

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6840309

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250