JP6840301B1 - 点火システム - Google Patents
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Abstract
Description
直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチを有するDC/AC変換器と、
一対の電極、及び前記一対の電極の間に配置された誘電体を有し、内燃機関の燃焼室に配置される点火プラグと、
前記DC/AC変換器と前記点火プラグとの間を接続し、前記DC/AC変換器から前記点火プラグまでの回路全体の共振周波数を変化させる周波数変更回路を有する周波数変更接続回路と、
前記DC/AC変換器のスイッチをオンオフ制御して、前記DC/AC変換器に交流周波数の交流電圧を出力させ、前記点火プラグに供給させる制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記周波数変更接続回路の前記周波数変更回路を制御して前記共振周波数を変化させ、前記交流周波数を変化させ、
前記共振周波数の変化に連動して、前記交流周波数を変化させ、前記交流周波数を、共振により前記DC/AC変換器の出力電圧に対して前記点火プラグの印加電圧が増幅される増幅周波数帯内に変化させるものである。
実施の形態1にかかる点火システムについて、図面を参照して説明する。図1は、実施の形態1の点火システムの概略回路図である。点火システムは、DC/AC変換器2、点火プラグ4、周波数変更接続回路3、及び制御回路6を備えている。
図2に示すように、内燃機関1は、シリンダ11内をピストン12が上下運動するレシプロ型のガソリンエンジンとされている。シリンダ11及びピストン12内の空間が燃焼室13とされており、シリンダ11の頂部に点火プラグ4が配置されている。また、シリンダ11の頂部に、吸気管14から燃焼室13内に吸入される吸入空気量を調節する吸気バルブ15と、燃焼室13から排気管16に排出される排気ガス量を調節する排気バルブ17と、が設けられている。本実施の形態では、シリンダ11の頂部に、燃料を燃焼室13内に噴射するインジェクタ18が備えられている。なお、吸気管14にインジェクタ18が備えられてもよい。後述するように、内燃機関1は、制御回路6により制御される。
点火プラグ4は、一対の電極(第1電極41及び第2電極42)、及び第1電極41と第2電極42の間に配置された誘電体43を有し、内燃機関1の燃焼室13に配置される。少なくとも一方の電極が誘電体43で覆われる。従来の火花点火プラグが、金属電極と金属電極の間に高電圧を印加してアーク放電を生じさせるのに対して、点火プラグ4は、第1電極41と第2電極42の間に誘電体43が配置されており、交流電圧を印加することにより、電極間で誘電体バリア放電(以下、バリア放電とも称す)を発生させる。バリア放電により、燃焼室13内の混合気を点火したり、燃焼を促進するための化学的活性種(ラジカル)を生成したりする。
DC/AC変換器2は、直流電源7から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチ21を有する電力変換器である。
周波数変更接続回路3は、DC/AC変換器2と点火プラグ4との間を接続し、DC/AC変換器2から点火プラグ4までの回路全体(負荷共振回路と称す)の共振周波数frを変化させる周波数変更回路32を有する接続回路である。
制御回路6は、DC/AC変換器2及び周波数変更接続回路3を制御する。本実施の形態では、制御回路6は、内燃機関1も制御する。制御回路6の各機能は、制御回路6が備えた処理回路により実現される。具体的には、制御回路6は、図4に示すように、処理回路として、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置60(コンピュータ)、演算処理装置60とデータのやり取りをする記憶装置61、演算処理装置60に外部の信号を入力する入力回路62、及び演算処理装置60から外部に信号を出力する出力回路63等を備えている。
制御回路6は、内燃機関1の制御を行う。制御回路6は、基本的な制御として、入力された各種センサの出力信号等に基づいて、クランク角度、燃焼サイクルの行程、回転速度、吸入空気量、充填効率、空燃比、冷却水温度、吸気温度、排気ガス再循環率(EGR率)、燃焼状態、燃焼の失火の有無等の各種の内燃機関の運転状態を検出する。制御回路6は、内燃機関の運転状態に基づいて、目標空燃比、燃料噴射量、燃料噴射時期、目標スロットル開度、目標EGR開度、目標吸排気VVT位相角等を算出し、インジェクタ、電動スロットルバルブ、電動EGRバルブ、吸排気VVT等の内燃機関の各種の電気負荷58を駆動制御する。
図5の放電開始信号S1は、放電開始時期を示す信号である。制御回路6は、内燃機関の運転状態に基づいて、各燃焼サイクルの放電開始時期(点火クランク角度)を決定し、放電開始信号S1を生成する。内燃機関の運転状態として、例えば、内燃機関の回転速度、燃焼室内の圧力情報(例えば、充填効率又は気筒内の圧力)、燃焼室の圧縮比(可変圧縮比機構が設けられる場合)、空燃比、及び排気ガス再循環率(EGR率)の少なくとも1つ以上が用いられる。
放電期間信号S2は、DC/AC変換器2に交流電力を出力させる期間を示す信号である。制御回路6は、内燃機関の運転状態、及び後述する共振周波数fr及び交流周波数fswに基づいて、放電時間を決定する。制御回路6は、放電開始時期後、放電時間が経過するまでの期間を放電期間に設定する。制御回路6は、放電期間では、放電期間信号S2をハイ(1)にし、放電期間以外では、放電期間信号S2をロー(0)にする。内燃機関の運転状態として、例えば、内燃機関の回転速度、燃焼室内の圧力情報(例えば、充填効率又は気筒内の圧力)、燃焼室の圧縮比(可変圧縮比機構が設けられる場合)、空燃比、及び排気ガス再循環率(EGR率)の少なくとも1つ以上が用いられる。この構成によれば、共振周波数fr及び交流周波数fswにより、単位時間当たりの放電エネルギーである放電の瞬時電力がわかるため、内燃機関の運転状態に適した放電エネルギー総量になるように、放電時間を決定することができる。よって、放電エネルギー不足による燃焼状態の悪化を抑制し、放電エネルギー過多による不要な消費電力の増大を抑制することができ、燃焼状態の向上及び消費電力の低減を行うことができる。
制御回路6は、周波数変更接続回路3の周波数変更回路32を制御して共振周波数frを変化させる。本実施の形態では、制御回路6は、周波数変更回路32としての第1スイッチ回路321(2つのスイッチ32a、32b)をオン又はオンにして、共振周波数frを変化させる。なお、共振周波数frの変化については後述する。
制御回路6は、共振周波数frの変化に連動して、交流周波数fswを変化させる。図6に、周波数の連動変化の概念図を示す。横軸は周波数を示し、縦軸は、DC/AC変換器2から出力される交流電圧の振幅に対する点火プラグ4に印加される交流電圧の振幅のゲイン(比)を示す。増幅ゲインが1より大きい場合に、負荷共振回路により増幅されていることを示す。図6の曲線Aは、負荷共振回路が第1の共振周波数fr1に変化されているときの、各周波数と負荷共振回路の増幅ゲインとの特性であり、曲線Bは、負荷共振回路が第2の共振周波数fr2に変化されているときの、各周波数と負荷共振回路の増幅ゲインとの特性である。
点火プラグ4の電極間に印加される交流電圧Vは、共振現象で増幅されるため、実際の印加電圧の振幅Vpは、DC/AC変換器2の交流電力の出力開始後に、徐々に増大していき、出力終了後は、徐々に減少していく。ここで、点火プラグ4の印加電圧Vの振幅Vpは、直流電源7の出力電圧の振幅を、トランスの巻き数比倍したもの以上になっており、例えば1kV以上の高電圧である。点火プラグ4の印加電圧Vの振幅Vpは、点火プラグ4の電極間の絶縁破壊電圧以上、すなわち誘電体バリア放電を発生させることができる電圧以上になるように設定される。
制御回路6は、内燃機関の運転状態に基づいて、交流周波数fsw及び共振周波数frを変化させる。この構成によれば、内燃機関の運転状態に適した放電エネルギー密度になるように、適切に交流周波数fsw及び共振周波数frを変化させて、燃焼状態の向上又は消費電力の低減を行うことができる。
制御回路6は、DC/AC変換器2の交流電圧の出力中に、共振周波数fr及び交流周波数fswを増加させる際に、交流周波数fswを増加させた後、共振周波数frを増加させる。
次に、図5のタイミングチャートを用いて、制御挙動について説明する。初期状態として、制御回路6は、周波数切換信号S_flagをロー(0)に設定しており、スイッチ駆動信号S3をロー(0)に設定し、第1スイッチ回路321をオフにし、共振周波数frを第1の共振周波数fr1に変化させている。また、制御回路6は、交流周波数fswを第1の交流周波数fsw1に設定している。
次に、実施の形態2に係る点火システムについて図面を参照して説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態に係る点火システムの基本的な構成及び処理は実施の形態1と同様である。実施の形態1では、周波数変更接続回路3は、2段階に共振周波数frを変化させたが、本実施の形態では、周波数変更接続回路3は、3段階以上に共振周波数frを変化させる点が実施の形態1と異なる。
次に、実施の形態3に係る点火システムについて図面を参照して説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態に係る点火システムの基本的な構成及び処理は実施の形態1と同様である。実施の形態1では、制御回路6は、点火のための誘電体バリア放電を発生させたが、本実施の形態では、制御回路6は、化学的活性種(ラジカル)を発生させるための誘電体バリア放電も発生させる点が実施の形態1と異なる。
Claims (13)
- 直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチを有するDC/AC変換器と、
一対の電極、及び前記一対の電極の間に配置された誘電体を有し、内燃機関の燃焼室に配置される点火プラグと、
前記DC/AC変換器と前記点火プラグとの間を接続し、前記DC/AC変換器から前記点火プラグまでの回路全体の共振周波数を変化させる周波数変更回路を有する周波数変更接続回路と、
前記DC/AC変換器のスイッチをオンオフ制御して、前記DC/AC変換器に交流周波数の交流電圧を出力させ、前記点火プラグに供給させる制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記周波数変更接続回路の前記周波数変更回路を制御して前記共振周波数を変化させ、
前記共振周波数の変化に連動して、前記交流周波数を変化させ、前記交流周波数を、共振により前記DC/AC変換器の出力電圧に対して前記点火プラグの印加電圧が増幅される増幅周波数帯内に変化させる点火システム。 - 直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチを有するDC/AC変換器と、
一対の電極、及び前記一対の電極の間に配置された誘電体を有し、内燃機関の燃焼室に配置される点火プラグと、
前記DC/AC変換器と前記点火プラグとの間を接続し、前記DC/AC変換器から前記点火プラグまでの回路全体の共振周波数を変化させる周波数変更回路を有する周波数変更接続回路と、
前記DC/AC変換器のスイッチをオンオフ制御して、前記DC/AC変換器に交流周波数の交流電圧を出力させ、前記点火プラグに供給させる制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記周波数変更接続回路の前記周波数変更回路を制御して前記共振周波数を変化させ、前記交流周波数を変化させ、
前記内燃機関の失火を検知した場合に、前記交流周波数及び前記共振周波数を、失火を検出していない場合よりも高くする点火システム。 - 直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチを有するDC/AC変換器と、
一対の電極、及び前記一対の電極の間に配置された誘電体を有し、内燃機関の燃焼室に配置される点火プラグと、
前記DC/AC変換器と前記点火プラグとの間を接続し、前記DC/AC変換器から前記点火プラグまでの回路全体の共振周波数を変化させる周波数変更回路を有する周波数変更接続回路と、
前記DC/AC変換器のスイッチをオンオフ制御して、前記DC/AC変換器に交流周波数の交流電圧を出力させ、前記点火プラグに供給させる制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記周波数変更接続回路の前記周波数変更回路を制御して前記共振周波数を変化させ、前記交流周波数を変化させ、
前記内燃機関の運転状態に基づいて、着火しにくい状態であるか否かを判定し、着火しにくい状態であると判定した場合に、前記交流周波数及び前記共振周波数を、着火しにくい状態でないと判定している場合よりも高くする点火システム。 - 直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチを有するDC/AC変換器と、
一対の電極、及び前記一対の電極の間に配置された誘電体を有し、内燃機関の燃焼室に配置される点火プラグと、
前記DC/AC変換器と前記点火プラグとの間を接続し、前記DC/AC変換器から前記点火プラグまでの回路全体の共振周波数を変化させる周波数変更回路を有する周波数変更接続回路と、
前記DC/AC変換器のスイッチをオンオフ制御して、前記DC/AC変換器に交流周波数の交流電圧を出力させ、前記点火プラグに供給させる制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記周波数変更接続回路の前記周波数変更回路を制御して前記共振周波数を変化させ、前記交流周波数を変化させ、
前記内燃機関の運転状態に基づいて、着火しやすい状態であるか否かを判定し、着火しやすい状態であると判定したときに、前記交流周波数及び前記共振周波数を、着火しやすい状態でないと判定している場合よりも低くする点火システム。 - 直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチを有するDC/AC変換器と、
一対の電極、及び前記一対の電極の間に配置された誘電体を有し、内燃機関の燃焼室に配置される点火プラグと、
前記DC/AC変換器と前記点火プラグとの間を接続し、前記DC/AC変換器から前記点火プラグまでの回路全体の共振周波数を変化させる周波数変更回路を有する周波数変更接続回路と、
前記DC/AC変換器のスイッチをオンオフ制御して、前記DC/AC変換器に交流周波数の交流電圧を出力させ、前記点火プラグに供給させる制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記周波数変更接続回路の前記周波数変更回路を制御して前記共振周波数を変化させ、前記交流周波数を変化させ、
前記DC/AC変換器の交流電圧の出力中に、前記共振周波数及び前記交流周波数を増加させる際に、前記交流周波数を増加させた後、前記共振周波数を増加させる点火システム。 - 直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換する、スイッチを有するDC/AC変換器と、
一対の電極、及び前記一対の電極の間に配置された誘電体を有し、内燃機関の燃焼室に配置される点火プラグと、
前記DC/AC変換器と前記点火プラグとの間を接続し、前記DC/AC変換器から前記点火プラグまでの回路全体の共振周波数を変化させる周波数変更回路を有する周波数変更接続回路と、
前記DC/AC変換器のスイッチをオンオフ制御して、前記DC/AC変換器に交流周波数の交流電圧を出力させ、前記点火プラグに供給させる制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記周波数変更接続回路の前記周波数変更回路を制御して前記共振周波数を変化させ、前記交流周波数を変化させ、
前記燃焼室内への空気の流入が開始してから、点火を開始するまでの期間に点火前期間と、点火を行う点火期間とにおいて、前記DC/AC変換器に交流電力を出力させ、前記点火前期間の前記交流周波数及び前記共振周波数と、前記点火期間の前記交流周波数及び前記共振周波数と、を変化させ、
前記点火期間の前記交流周波数及び前記共振周波数を、前記点火前期間の前記交流周波数及び前記共振周波数よりも高くする点火システム。 - 前記周波数変更接続回路は、2つ以上のインダクタと、前記周波数変更回路として、前記回路全体に対する前記インダクタの接続関係を変化させる1つ以上のスイッチと、を有し、前記周波数変更接続回路のスイッチのオン又はオフにより、前記回路全体のインダクタンスが変化し、前記共振周波数が変化する請求項1から6のいずれか一項に記載の点火システム。
- 前記制御回路は、前記交流周波数を、前記増幅周波数帯内であって、前記共振周波数以上の周波数に変化させる請求項1に記載の点火システム。
- 前記制御回路は、前記内燃機関の運転状態に基づいて、前記交流周波数及び前記共振周波数を変化させる請求項1から8のいずれか一項に記載の点火システム。
- 前記制御回路は、前記内燃機関の運転状態として、前記内燃機関の回転速度と、前記燃焼室内の圧力情報と、燃焼室の圧縮比と、空燃比と、排気ガス再循環率と、失火の有無とのうち少なくとも1つ以上を用いる請求項9に記載の点火システム。
- 前記制御回路は、前記DC/AC変換器の交流電圧の出力中に、前記共振周波数及び前記交流周波数を低下させる際に、前記共振周波数を低下させた後、前記交流周波数を低下させる請求項1から10のいずれか一項に記載の点火システム。
- 前記制御回路は、前記交流周波数及び前記共振周波数を変化させる際に、前記DC/AC変換器の交流電圧の出力を停止し、交流電圧の出力停止中に、前記共振周波数を変化させ、交流電圧の出力再開時に、前記交流周波数を変化させる請求項1から4、及び6のいずれか一項に記載の点火システム。
- 前記周波数変更接続回路は、全てのスイッチがオフになった状態でも、前記DC/AC変換器から出力された交流電力を前記点火プラグに供給する請求項1から12のいずれか一項に記載の点火システム。
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