JP6839599B2 - 観察装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、対物レンズがカバーガラスに相当する部材に接触し多少押圧しても、当該部材が破損することがない観察装置を提供する。さらに、本発明は、培養環境の観察だけでなく、透過性試験のリアルタイムな観察にも使用することができる観察装置を提供する。
これによれば、段部により窪んだ部分に透過部材が備えられると共に、透過部材は可撓性のある接続部材によりプレートに取り付けられることで、仮に対物レンズが透過部材を押圧しても透過部材が破損することを防止する観察装置を提供することができる。
これによれば、透過部材の径が貫通孔の径以下であることで、対物レンズに対して接続部材の裏側に透過部材を備えることができ、対物レンズが透過部材に直接接触することがなくなり、透過部材が破損することを防止することができる。また、透過部材を接続部材の表側に備える場合でも、透過部材の径が貫通孔の径以下であることで、接続部材の可撓性を利用し、透過部材が破損することを防止することができる。
これによれば、接続部材が透過部材の外縁の両面と接着していることで、対物レンズが接続部材や透過部材を強く押圧しても、透過部材が接続部材から脱落することを防止することができる。
これによれば、倒立顕微鏡または正立顕微鏡のいずれであっても、透過部材が破損することを防止して培養環境の観察を行うことができる観察装置を提供することができる。
これによれば、倒立顕微鏡を使用し、透過部材が破損することを防止して透過性試験の観察を行うことができる観察装置を提供することができる。
これによれば、正確な透過性試験を行うことができる。
<第一実施例>
図1および図2を参照し、本実施例における観察装置100を説明する。観察装置100は、平板状のプレート10と、プレート10に取り付けられる2つの接続部材20と、それぞれの接続部材20に接続される透過部材30とを備える。プレート10は、顕微鏡のステージに取り付けし易い平板状の形態を有し、培養環境を含むことのできるチャンバを内部に備えることのできる厚みを適宜有する。
図3を参照し、本実施例の変形例における観察装置100’を説明する。なお、重複記載を避けるために、同じ構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。観察装置100’は、プレート10と、プレート10に取り付けられる2つの接続部材20’と、それぞれの接続部材20’に接続される透過部材30とを備える。接続部材20’は、透過部材30の外縁31の両面と接着している。
図4を参照し、本実施例における観察装置100Aを説明する。なお、重複記載を避けるために、同じ構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。観察装置100Aは、平板状のプレート10と、プレート10の貫通孔11の図示下側の端に取り付けられる1つの接続部材20と、接続部材20に接続される透過部材30と、接続部材20を支持していない図示上側の支持部12において、支持部12および貫通孔11に亘って配置された観察対象の透過膜MBを介して配置される封止部材40と、を備える。なお、透過膜MBは、透過性試験に使用され観察対象となる皮膚などの膜である。透過膜MBは、貫通孔11より直径の大きい支持部12に全体に亘って配置され、貫通孔11を上面から塞ぐように配置される。
図6を参照し、本実施例における観察装置100A’を説明する。なお、重複記載を避けるために、同じ構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。観察装置100A’は、平板状のプレート10と、プレート10の貫通孔11の図示下側の端に取り付けられる1つの接続部材20と、接続部材20に接続される透過部材30と、接続部材20を支持していない図示上側の支持部12において、支持部12および貫通孔11に亘って配置された観察対象の透過膜MBを介して配置される封止部材40と、封止部材40を支持部12に押さえつける押圧部材50と、押圧部材取付穴17に差し込まれて押圧部材50を固定する押圧部材取付棒18と、を備える。
10 プレート
11 貫通孔
12 支持部
13 段部
14 表面
15 導入路
16 排出路
17 押圧部材取付穴
18 押圧部材取付棒
R1 貫通孔の直径
BT 貫通孔の両端
H1 段部の高さ
C チャンバ
20 接続部材
21 周縁部
22 透過孔
23 挟持部
30 透過部材
31 外縁
40 封止部材
50 押圧部材
51 開口部
MB 膜
MC 倒立顕微鏡
FD 液体
Claims (6)
- 貫通孔と、前記貫通孔の両端に前記貫通孔の径より大きい径を有する支持部とを備えるプレートと、
少なくとも一方の前記支持部に周縁部を支持され、中央部に透過孔を有する可撓性のある接続部材と、
前記接続部材の前記透過孔の周囲で外縁を接着された透過部材と、
前記プレートの表面から前記支持部が窪むことで形成される段部と、
を備え、
前記段部の高さは、前記支持部からの前記接続部材と前記透過部材の一方または両方の高さより高い、
観察装置。 - 前記透過部材の径は、前記貫通孔の径以下であることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
- 前記接続部材は、前記透過部材の外縁の両面と接着していることを特徴とする請求項1または2に記載の観察装置。
- 前記支持部は、前記貫通孔の両端で前記接続部材を支持し、
前記貫通孔の内側面と前記接続部材および/または前記透過部材とで形成されるチャンバに液体を導入する導入路と該液体を排出する排出路が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の観察装置。 - 前記接続部材を支持していない支持部において、前記支持部に亘って配置された観察対象の膜を介して配置される封止部材と、
前記封止部材を前記支持部に押さえつける押圧部材と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の観察装置。 - 前記封止部材の外径は、前記支持部の外径と一致し、
前記封止部材の内径は、前記支持部の内径と一致することを特徴とする請求項5に記載の観察装置。
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JP2017085581A JP6839599B2 (ja) | 2017-04-24 | 2017-04-24 | 観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017085581A JP6839599B2 (ja) | 2017-04-24 | 2017-04-24 | 観察装置 |
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JP2018183070A JP2018183070A (ja) | 2018-11-22 |
JP6839599B2 true JP6839599B2 (ja) | 2021-03-10 |
Family
ID=64357201
Family Applications (1)
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JP2017085581A Active JP6839599B2 (ja) | 2017-04-24 | 2017-04-24 | 観察装置 |
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JP (1) | JP6839599B2 (ja) |
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-
2017
- 2017-04-24 JP JP2017085581A patent/JP6839599B2/ja active Active
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