JP6839098B2 - ケーブルを割ケーブル内に取り付けるための装置 - Google Patents
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Description
本願は、2015年6月25日に出願された「ケーブルを割ケーブル内に取り付けるための装置」と題する米国特許出願第14/750,335号の利得を主張するものであり、その開示内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする。
[実施形態]
[実施形態1]
ケーブルを割スリーブ内に取り付けるための工具であって、
第1及び第2のガイド部分と、
前記第1のガイド部分から延在し,その半径方向外方に位置する第3の円弧状ガイド部分であって、前記第1及び第3のガイド部分は、それらの間に第1のガイド長孔を形成している、第3の円弧状ガイド部分と、
前記第2のガイド部分から延在し、その半径方向外方に位置する第4の円弧状ガイド部分であって、前記第2及び第4のガイド部分は、それらの間に第2のガイド長孔を形成している、第4の円弧状ガイド部分と、
を備える、工具。
[実施形態2]
前記第3及び第4のガイド部分は、それぞれの第1の端において互いに接合されており、
前記第3及び第4のガイド部分は,前記第1の端の反対側にそれぞれの第2の端を備えており、該第2の端は、互いに離間しており、
前記第2の端は、前記第1及び第2のガイド部分の互いに離間したそれぞれの第3の端と協働して、ケーブル長孔を画定している、
実施形態1に記載の工具。
[実施形態3]
前記第3及び第4のガイド部分は、それぞれの第1の端において互いに離間しており、
前記第3及び第4のガイド部分は、前記第1の端の反対側にそれぞれの第2の端を備えており、該第2の端は、互いに離間しており、
前記第2の端は、前記第1及び第2のガイド部分のそれぞれの第3の端と協働して、ケーブル長孔を画定している、
実施形態1に記載の工具。
[実施形態4]
ケーブルを割スリーブ内に取り付けるための工具であって、
第1及び第2の円弧状横方向延長部を有する中心部分と、
前記第1の横方向延長部から延在し,その半径方向外方に位置する第1の円弧状ガイド部分であって、前記第1のガイド部分及び前記第1の横方向延長部は、それらの間に第1のガイド長孔を形成している、第1の円弧状ガイド部分と、
前記第2の横方向延長部から延在し,その半径方向外方に位置する第2の円弧状ガイド部分であって、前記第2のガイド部分及び前記第2の横方向延長部は、それらの間に第2のガイド長孔を形成している、第2の円弧状ガイド部分と、
を備える、工具。
[実施形態5]
前記第1及び第2の横方向延長部及び前記第1及び第2のガイド部分は、各々、円弧区分を画定している、実施形態4に記載の工具。
[実施形態6]
前記第1のガイド部分は、第1の接続部分によって前記第1の横方向延長部に接続されており、前記第2のガイド部分は、第2の接続部分によって前記第2の横方向延長部に接続されている、実施形態4に記載の工具。
[実施形態7]
1つ又は複数のケーブルを受容するためのケーブル長孔を形成するために、前記第1及び第2の接続部分は、互いに離間している、実施形態6に記載の工具。
[実施形態8]
前記第1の接続部分又は前記第2の接続部分の少なくとも一方から離れる方に延在する少なくとも1つの弾性フラップ
をさらに備える、実施形態7に記載の工具。
[実施形態9]
前記少なくとも1つの弾性フラップは、前記ケーブル長孔に向う方又は前記ケーブル長孔から離れる方に撓むように構成されている、実施形態8に記載の工具。
[実施形態10]
前記少なくとも1つの弾性フラップは、前記第1の接続部分から前記第2の接続部分に向かって延在する第1の弾性フラップと、前記第2の接続部分から前記第1の接続部分に向かって延在する第2の弾性フラップとを含んでおり、前記第1及び第2の弾性フラップは、前記ケーブル長孔内において互いに連結されないようになっている、実施形態8に記載の工具。
[実施形態11]
前記第1のガイド部分の終端、前記第2のガイド部分の終端、及び前記中心部分の底は、単一平面に位置している、実施形態4に記載の工具。
[実施形態12]
前記第1のガイド長孔は、片側において前記第1の接続部分によって封鎖されており、前記第2のガイド長孔は、片側において前記第2の接続部分によって封鎖されている、実施形態6に記載の工具。
[実施形態13]
前記第1の横方向延長部の半径方向外方に位置する第3の円弧状ガイド部分であって、前記第1及び第3のガイド部分は、前記第1の横方向延長部分と協働して、前記第1のガイド長孔を形成している、第3の円弧状ガイド部分と、
前記第2の横方向延長部の半径方向外方に位置する第4の円弧状ガイド部分であって、前記第2及び第4のガイド部分は、前記第2の横方向延長部と協働して、前記第2のガイド長孔を形成している、第4の円弧状ガイド部分と、
をさらに備える、実施形態4に記載の工具。
[実施形態14]
前記第1及び第3のガイド部分は、互いに離間しており、それらの間に第1のスリーブ長孔を形成しており、前記第2及び第4のガイド部分は、互いに離間しており、それらの間に第2のスリーブ長孔を形成している、実施形態13に記載の工具。
[実施形態15]
1つ又は複数のケーブルを固定するためのシステムであって、
第1の終端から第2の終端に長手方向に延在すると共に第1の側部から第2の側部に横方向に延在する割スリーブであって、外部付加力が作用しない時、前記第1の側部が前記第2の側部に少なくとも部分的に重なる形態に付勢されている、割スリーブと、
前記割スリーブに組み込まれるように構成された工具であって、
第1及び第2の円弧状横方向延長部を有する中心部分と、
前記第1の横方向延長部の半径方向外方に位置する第1の円弧状ガイド部分であって、前記第1のガイド部分及び前記第1の横方向延長部は、それらの間に第1のガイド長孔を形成している、第1の円弧状ガイド部分と
前記第2の横方向延長部の半径方向外方に位置する第2の円弧状ガイド部分であって、前記第2のガイド部分及び前記第2の横方向延長部は、それらの間に第2のガイド長孔を形成している、第2の円弧状ガイド部分と、
を備える、工具と、
を備え、
前記割スリーブが前記工具に組み込まれた時、前記第1のガイド長孔は、前記割スリーブの前記第1の側部に沿って摺動するように構成されており、前記第2のガイド長孔は、前記割スリーブの前記第2の側部に沿って摺動するように構成されている、システム。
[実施形態16]
前記第1のガイド部分は、第1の接続部分によって前記第1の横方向延長部に接続されており、前記第2のガイド部分は、第2の接続部分によって前記第2の横方向延長部に接続されている、実施形態15に記載のシステム。
[実施形態17]
前記工具が前記割スリーブに組み込まれた時、前記割スリーブの前記第1の側部の一部は、前記第1の接続部分に隣接して位置し、前記割スリーブの前記第2の側部の一部は、前記第2の接続部分に隣接して位置するようになっている、実施形態16に記載のシステム。
[実施形態18]
前記工具が前記割スリーブに組み込まれた時、前記割スリーブの前記第1及び第2の側部間の部分は、片側のみが前記工具によって拘束されるようになっている、実施形態17に記載のシステム。
[実施形態19]
前記工具が前記割スリーブに組み込まれた時、ケーブル長孔が、前記第1及び第2の接続部分間に画定され、前記割スリーブの前記第1及び第2の側部の前記一部間に延び、1つ又は複数のケーブを受容するようになっている、実施形態17に記載のシステム。
[実施形態20]
第1の接続部分又は第2の接続部分の少なくとも一方から離れる方に延在する少なくとも1つの弾性フラップをさらに備える、実施形態19に記載のシステム。
[実施形態21]
前記少なくとも1つの弾性フラップは、前記ケーブル長孔に向う方又は前記ケーブル長孔から離れる方に撓むように構成されている、実施形態20に記載のシステム。
[実施形態22]
前記少なくとも1つの弾性フラップは、前記第1の接続部分から前記第2の接続部分に向かって延在する第1の弾性フラップと、前記第2の接続部分から前記第1の接続部分に向かって延在する前記第2の弾性フラップから延在する第2の弾性フラップとを含んでおり、前記第1及び第2の弾性フラップは、前記ケーブル長孔内において互いに連結されないようになっている、実施形態20に記載のシステム。
[実施形態23]
前記割スリーブの前記第1の終端は、第1の厚みを有しており、前記割スリーブの前記第2の終端は、第2の厚みを有しており、前記割スリーブの前記第1及び第2の終端間の中央部分は、第3の厚みを有しており、前記第1及び第2の厚みは、前記第3の厚みよりも大きくなっている、実施形態15に記載のシステム。
[実施形態24]
前記第1及び第2のガイド長孔は、各々、前記第3の厚みよりも大きく前記第1及び第2の厚みよりも小さい幅を有している、実施形態23に記載のシステム。
Claims (15)
- 一つまたは複数のケーブルを固定するためのシステムであって、
第1の終端から第2の終端に長手方向に延在すると共に第1の側部(14a)から第2の側部(14b)に横方向に延在する割スリーブ(10)であって、外部付加力が作用しない時、前記第1の側部(14a)が前記第2の側部(14b)に少なくとも部分的に重なる形態に付勢されている、割スリーブ(10)と、
前記割スリーブ(10)に組み込まれるように構成され、及び組み込まれた状態で維持されるように構成された専用の工具であって、
一端において互いに接合された第1及び第2の円弧状横方向延長部(110a,110b)を有する開管の形態の中心部分(110)と、
前記第1の円弧状横方向延長部(110a)から延在し,その半径方向外方に位置する第1の円弧状ガイド部分(120a)であって、前記第1の円弧状ガイド部分(120a)及び前記第1の円弧状横方向延長部(110a)は、それらの間に第1のガイド長孔(160a)を形成している、第1の円弧状ガイド部分(120a)と、
前記第2の円弧状横方向延長部(110b)から延在し,その半径方向外方に位置する第2の円弧状ガイド部分(120b)であって、前記第2の円弧状ガイド部分(120b)及び前記第2の円弧状横方向延長部(110b)は、それらの間に第2のガイド長孔(160b)を形成している、第2の円弧状ガイド部分(120b)と、
を備える専用の工具とを備え、
前記割スリーブ(10)が前記専用の工具に組み込まれた時、前記第1のガイド長孔(160a)は、前記割スリーブ(10)の前記第1の側部(14a)に沿って摺動するように構成されており、前記第2のガイド長孔(160b)は、前記割スリーブ(10)の前記第2の側部(14b)に沿って摺動するように構成されている、システム。 - 前記第1及び第2の円弧状横方向延長部(110a,110b)及び前記第1及び第2の円弧状ガイド部分(120a,120b)は、各々、円弧区分を画定している、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の円弧状ガイド部分(120a)は、第1の接続部分によって前記第1の円弧状横方向延長部(110a)に接続されており、前記第2の円弧状ガイド部分(120b)は、第2の接続部分によって前記第2の円弧状横方向延長部(110b)に接続されている、請求項1に記載のシステム。
- 1つ又は複数のケーブルを受容するためのケーブル長孔(140)を形成するために、前記第1及び第2の接続部分(150a、150b)は、互いに離間している、請求項3に記載のシステム。
- 前記第1の接続部分(150a’)又は前記第2の接続部分(150b’)の少なくとも一方から離れる方に延在する少なくとも1つの弾性フラップ(170a’、170b’)
をさらに備える、請求項4に記載のシステム。 - 前記少なくとも1つの弾性フラップ(170a’、170b’)は、前記ケーブル長孔(140)に向う方又は前記ケーブル長孔(140)から離れる方に撓むように構成されている、請求項5に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つの弾性フラップ(170a’、170b’)は、前記第1の接続部分(150a’)から前記第2の接続部分(150b’)に向かって延在する第1の弾性フラップ(170a’)と、前記第2の接続部分(150b’)から前記第1の接続部分(150a’)に向かって延在する第2の弾性フラップ(170b’)とを含んでおり、前記第1及び第2の弾性フラップ(170a’、170b’)は、前記ケーブル長孔(140)内において互いに連結されないようになっている、請求項5に記載のシステム。
- 前記第1の円弧状ガイド部分(120a)の終端、前記第2の円弧状ガイド部分(120b)の終端、及び前記中心部分(110)の底は、単一平面に位置している、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1のガイド長孔(160a)は、片側において前記第1の接続部分によって封鎖されており、前記第2のガイド長孔(160b)は、片側において前記第2の接続部分によって封鎖されている、請求項3に記載のシステム。
- 前記第1の円弧状横方向延長部(110a)の半径方向外方に位置する第3の円弧状ガイド部分であって、前記第1及び第3の円弧状ガイド部分は、前記第1の円弧状横方向延長部(110a)と協働して、前記第1のガイド長孔(160a)を形成している、第3の円弧状ガイド部分と、
前記第2の円弧状横方向延長部(110b)の半径方向外方に位置する第4の円弧状ガイド部分であって、前記第2及び第4の円弧状ガイド部分は、前記第2の円弧状横方向延長部(110b)と協働して、前記第2のガイド長孔(160b)を形成している、第4の円弧状ガイド部分と、
をさらに備える、請求項1に記載のシステム。 - 前記第1及び第3の円弧状ガイド部分は、互いに離間しており、それらの間に第1のスリーブ長孔を形成しており、前記第2及び第4の円弧状ガイド部分は、互いに離間しており、それらの間に第2のスリーブ長孔を形成している、請求項10に記載のシステム。
- 前記割スリーブ(10)の前記第1の終端は、第1の厚みを有しており、前記割スリーブ(10)の前記第2の終端は、第2の厚みを有しており、前記割スリーブ(10)の前記第1及び第2の終端間の中央部分は、第3の厚みを有しており、前記第1及び第2の厚みは、前記第3の厚みよりも大きくなっており、前記第1及び第2の厚みは、前記割スリーブ(10)に組み込まれた前記専用の工具(100)が前記割スリーブ(10)の前記第1又は第2の終端の端から離脱しないように設定されている、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1及び第2のガイド長孔は、各々、前記第3の厚みよりも大きく前記第1及び第2の厚みよりも小さい幅を有している、請求項12に記載のシステム。
- 前記専用の工具(100)は、引っ張る力を加えることで、ケーブルを前記割スリーブに挿入するための開口を前記割スリーブ(10)に形成するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
- 前記専用の工具は、前記第1及び第2の円弧状ガイド部分(120a,120b)にそれぞれ形成された第1及び第2の長孔(480a,480b)をさらに備え、前記割スリーブ(10)の前記第1及び第2の側部(14a,14b)が、それぞれ、前記専用の工具を包み込み、前記第1及び第2の長孔(480a,480b)に引き込まれた時、前記第1及び第2の長孔(480a,480b)は、前記専用の工具を前記割スリーブ(10)に係止させるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
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