JP6838919B2 - ドア開閉装置 - Google Patents
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Description
センタセンサ26、サイドセンサ30A,30B、LED34、及びコントローラ38は、ケーシング12に収容され、車体2の後バンパ3に配置されている。照合手段22とドア駆動部24は、ケーシング12に収容されることなく、車両1に直接配置されている。なお、ケーシング12は、図3に示すように後バンパ3の中央下部に配置することが好ましいが、後バンパ3の一側に偏った位置の下部に配置してもよい。
使用者は、ドア4を開閉するためにドア4に近づく場合と、ドア4前を横切ることを目的としてドア4に近づく場合とがある。後者の場合でも、障害物を避ける等によって、使用者の動きが設定された動きと一致する可能性がある。そこで、本実施形態では、使用者の認証後には、センタセンサ26の検出結果により使用者の動きを判断し、サイドセンサ30A,30Bの検出結果により使用者の横切る動きを判断するようにしている。このような判断を実現するために、センタセンサ26の第1検出範囲Rと、サイドセンサ30A,30Bの第2検出範囲r1,r2とは、以下のようにしている。
操作区画sは、センタセンサ26からの距離によって2以上の操作検出区域に区分けされている。本実施形態では、車体2に近いトリガ区域z1と、車体2から離れたスタート区域z2とが設けられている。トリガ区域z1は、センタセンサ26によって使用者が車体2に近づいたことを判断し、ドア4を駆動させる制御を開始するための部分である。スタート区域z2は、トリガ区域z1よりも車体2から離れた部分に設定されており、開閉させたドア4が使用者に概ね衝突しない位置である。本実施形態のスタート区域z2は、車体2に近い第1部分z2aと車体2から離れた第2部分z2bとに、更に区分けされている。
コントローラ38は、照合手段22による認証後に、サイドセンサ30A,30Bが使用者を検出すると、検出前の使用者の動きの判断を無効にし、ドア4を開閉制御するための判断をやり直す。検出前の判断を無効にする方法は、記憶部38aに記憶された距離情報Dを消去することである。これにより、センタセンサ26による検出結果(測定結果M)を比較することができないため、使用者の移動は判断できない。なお、記憶部38aの記憶情報Dは、コントローラ38によってドア4の開駆動又は閉駆動が完了した場合にも、消去される。
カウンタNa:アプローチ領域a内での被検出物の検出回数
カウンタNb:スマートエントリ認証が一致しない回数
カウンタNc:スタート区域z2で使用者を検出できない回数
カウンタNd:トリガ区域z1で使用者を検出できない回数
カウンタNe:使用者の後退を検出できない回数
カウンタNf:使用者の後退を検出できない回数
カウンタNg:使用者の再後退を検出できない回数
図6Aに示すように、コントローラ38は、車両1のエンジンが停止されると、ステップS1で自身の初期化を行い、ステップS2でセンタセンサ26及びサイドセンサ30A,30Bによる検出時間になるまで待機する。ここで、検出時間の計測は、コントローラ38の内蔵タイマにより行う。検出時間は、アプローチ領域a内に被検出物が存在する場合と存在しない場合とで異なり、存在する場合の方を存在しない場合の方よりも短く設定している。例えば、被検出物が存在しない場合には0.5秒毎に検出を行い、被検出物が存在する場合には0.05秒毎に検出を行う。
図7に示すように、ステップS9のアプローチモードでコントローラ38は、ステップS9−1で、アプローチ領域a内に被検出物が進入しているか否かを判断する。そして、アプローチ領域a内に被検出物が進入していない場合には、ステップS9−2に進み、アプローチモードをクリアし、また、被検出物の検出回数であるカウンタNaをクリアして、メインフローに進む。また、アプローチ領域a内に被検出物が進入している場合にはステップS9−3に進む。
図8に示すように、ステップS11のスタートモードでコントローラ38は、ステップS11−1で、スマートエントリ認証が正常に行われたか否かを、照合手段22からの受信によって確認する。そして、正常に認証され、アプローチ領域aに使用者が存在する場合にはステップS11−2に進み、正常に認証されず、アプローチ領域aに使用者が存在しない場合にはステップS11−3に進む。
図9に示すように、ステップS13のトリガモードでコントローラ38は、ステップS13−1で、サイドセンサ30A,30Bの検出結果によって、使用者が操作区画sから出たか否かを判断する。そして、使用者が操作区画sから出た場合にはステップS13−2に進み、使用者が操作区画s内に残っている場合にはステップS13−4に進む。
図10に示すように、ステップS15のバックモードでコントローラ38は、ステップS15−1で、LED34を点滅させた後、ステップS15−2で、現在のドア4の開閉状態からドア4を開制御するのか閉制御するのかを確認する。そして、ドア4を閉制御する場合にはステップS15−3に進み、バックモードをクリアし、閉バック第1モードに設定してメインフローに進む。また、ドア4を開制御する場合にはステップS15−4に進む。
図11に示すように、閉バック第1モードでコントローラ38は、ステップS17−1で、サイドセンサ30A,30Bの検出結果によって、使用者が操作区画sから出たか否かを判断する。そして、使用者が操作区画sから出た場合にはステップS17−2に進み、使用者が操作区画s内に残っている場合にはステップS17−4に進む。
図12に示すように、閉バック第2モードでコントローラ38は、ステップS19−1で、サイドセンサ30A,30Bの検出結果によって、使用者が操作区画sから出たか否かを判断する。そして、使用者が操作区画sから出た場合にはステップS19−2に進み、使用者が操作区画s内に残っている場合にはステップS19−4に進む。
2…車体
3…後バンパ
4…ドア
10…ドア開閉装置
12…ケーシング
13…カバー
14…固定部
15a〜15c…センサ取付部
16…開口部
18…制御基板
19…コネクタ
20…コネクタ
22…照合手段
24…ドア駆動部
26…センタセンサ(第1検出手段)
27…送信部
28…受信部
30A,30B…サイドセンサ(第2検出手段)
31A,31B…送信部
32A,32B…受信部
34…LED(光表示手段)
35…レンズ取付部
36…レンズ
38…コントローラ(制御手段)
38a…記憶部(第1検出手段,第2検出手段)
38b…測定部
38c…表示制御部
G…地面
R…第1検出範囲
C…第1出力中心(検出中心軸)
r1,r2…第2検出範囲
c1,c2…第2出力中心(検出中心軸)
o1,o2…外端
i1,i2…内端
a…アプローチ領域
s…操作区画
z1…トリガ区域
z2…スタート区域
z2a…第1部分
z2b…第2部分
z3…中間区域
z4…小物を検出できない区域
P…表示位置
Claims (10)
- 車体に対してドアを開閉可能なドア駆動部と、
前記ドア周辺の設定された第1検出範囲に存在する被検出物を検出するための第1検出手段と、
前記ドア周辺の設定された第2検出範囲に存在する被検出物を検出するための一対の第2検出手段と、
前記第1検出手段と前記一対の第2検出手段の検出結果に基づいて、前記被検出物が設定された動きを行ったと判断すると、前記ドアを駆動させる信号を前記ドア駆動部に出力する制御手段とを備え、
前記一対の第2検出手段のうち、一方の前記第2検出範囲が前記第1検出範囲の横方向の一側に配置され、他方の前記第2検出範囲が前記第1検出範囲の横方向の他側に配置され、
前記一対の第2検出手段のうち、一方の第2検出範囲の横方向の内端から他方の第2検出範囲の横方向の内端までの領域が操作区画として設定されており、
前記制御手段は、前記第1検出手段の検出結果に基づいて、前記操作区画内で前記被検出物が前記設定された動きを行ったか否かを判断する、ドア開閉装置。 - 前記操作区画内に設定され、前記制御手段によって所定の制御を開始させるためのトリガ区域と、
光学的な表示を行う光表示手段と、
前記操作区画で前記被検出物が検出されると、前記トリガ区域に向けて前記被検出物を誘導するように前記光表示手段を制御する表示制御部と
を備える、請求項1に記載のドア開閉装置。 - 前記第1検出手段の前記第1検出範囲は、前記第2検出手段の前記第2検出範囲よりも広い、請求項1又は2に記載のドア開閉装置。
- 前記第1検出手段は超音波センサであり、前記第2検出手段は赤外線センサである、請求項3に記載のドア開閉装置。
- 前記第1検出手段の第1検出中心軸よりも、前記第2検出手段の第2検出中心軸の方が、上向きに傾斜している、請求項1から4のいずれか1項に記載のドア開閉装置。
- 車体に対してドアを開閉可能なドア駆動部と、
前記ドア周辺の設定された第1検出範囲に存在する被検出物を検出するための第1検出手段と、
前記ドア周辺の設定された第2検出範囲に存在する被検出物を検出するための一対の第2検出手段と、
前記第1検出手段と前記一対の第2検出手段の検出結果に基づいて、前記被検出物が設定された動きを行ったと判断すると、前記ドアを駆動させる信号を前記ドア駆動部に出力する制御手段とを備え、
前記一対の第2検出手段のうち、一方の前記第2検出範囲が前記第1検出範囲の横方向の一側に配置され、他方の前記第2検出範囲が前記第1検出範囲の横方向の他側に配置されており、
前記第1検出手段の第1検出中心軸よりも、前記第2検出手段の第2検出中心軸の方が、上向きに傾斜している、ドア開閉装置。 - 前記第1検出手段の検出結果を距離情報として記憶する記憶部を備え、
前記制御手段は、前記第1検出手段の検出結果と前記記憶部の前記距離情報の変化量によって、前記被検出物が前記設定された動きを行ったか否かを判断する、請求項1から6のいずれか1項に記載のドア開閉装置。 - 前記第1検出手段と前記一対の第2検出手段の検出結果に基づいて、前記第1検出範囲と前記一対の第2検出範囲からなるアプローチ領域内に被検出物が進入したと前記制御手段が判断すると、無線通信によって電子キーのキー認証を行う照合手段を備え、
前記制御手段は、前記照合手段によるキー認証後に前記第2検出手段が前記被検出物を検出すると、前記第2検出手段による前記被検出物の検出前の判断を無効にする、請求項1から7のいずれか1項に記載のドア開閉装置。 - 前記第1検出手段と前記一対の第2検出手段の検出結果に基づいて、前記第1検出範囲と前記一対の第2検出範囲からなるアプローチ領域内に被検出物が進入したと前記制御手段が判断すると、無線通信によって電子キーのキー認証を行う照合手段を備え、
前記制御手段は、前記照合手段によるキー認証後に前記第2検出手段が前記被検出物を検出すると、前記記憶部の前記距離情報を消去することで、前記第2検出手段による前記被検出物の検出前の判断を無効にする、請求項7に記載のドア開閉装置。 - 前記設定された動きは、前記ドアに近づく向きへ前進する第1の動作と、前記ドアから離れる向きへ後退する第2の動作とを組み合わせたものである、請求項1から9のいずれか1項に記載のドア開閉装置。
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